JP2016125972A - センサ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動の共振周波数を微調整することができるセンサ装置を提供すること。
【解決手段】センサ装置1は、先端21cが測定対象物に押し当てられる検出針21と、検出針21の後端が挿入されて保持されるホルダー22と、測定対象物の振動が、検出針21およびホルダー22を順に介し圧力変動として作用する圧電素子25,26と、検出針21のホルダー22による保持位置から先端21cまでの出代Lを調整する出代調整機構とを備える。出代調整機構は、検出針21の後端側の外周面に形成された雄ねじ部21dと、ホルダー22に形成され、雄ねじ部21dが螺合して検出針21の後端が保持されるねじ孔24dとを有し、雄ねじ部21dとねじ孔24dとの螺合度合いを変更することにより出代Lを調整するように構成されている。
【選択図】図3

Description

本願は、測定対象物に押し当てて測定対象物の振動を検出するセンサ装置に関するものである。
例えば特許文献1に開示されているように、検出針を測定対象物に押し当てて振動を検出するセンサ装置が知られている。このセンサ装置は、筒状のケーシングと、該ケーシングに収容される振動検出機構とを備えている。振動検出機構は、検出針の後端側に、圧電素子、電極板およびウエイト等が順に挿入されてナットで固定されている。また、ケーシングには、振動検出機構を後方から付勢して検出針の先端をケーシングから突出させるバネ(スプリング)が収容されている。このセンサ装置では、検出針の先端を測定対象物に当ててバネの付勢力に抗して押し込むことにより、測定対象物の機械的振動が検出針を通して圧力変動として圧電素子に作用する。これにより、圧電素子では電圧変動が生じ、その電圧変動に関する電気的信号が電極板から信号処理回路に送られて測定対象物の振動が検出される。
実開平7−8732号公報
ところで、上述したようなセンサ装置では、バネの付勢力を調整することにより、振動の共振周波数(共振点)の調整が行われる。しかしながら、このような調整方式では、共振周波数の微小な調整が困難であるという問題があった。
本願に開示の技術は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、振動の共振周波数を微調整することができるセンサ装置を提供することにある。
本願のセンサ装置は、検出針と、ホルダーと、圧電素子と、出代調整機構とを備えている。上記検出針は、先端が測定対象物に押し当てられるものである。上記ホルダーは、上記検出針の後端が挿入されて保持されるものである。上記圧電素子は、上記測定対象物の振動が、上記検出針および上記ホルダーを順に介し圧力変動として作用するものである。上記出代調整機構は、上記検出針の上記ホルダーによる保持位置から上記先端までの出代を調整するものである。
本願のセンサ装置によれば、出代調整機構によって、検出針のホルダーによる保持位置から先端までの出代が調整されるので、測定対象物の振動が伝わる検出針(振動体)の長さが変更される。これにより、振動の共振周波数(共振点)を調整することができる。しかも、上述したバネの付勢力に比べて、検出針の出代は微小な調整を行うことができる。したがって、共振周波数(共振点)について微調整を行うことができる。
図1は、実施形態に係るセンサ装置の概略構成を示す正面図である。 図2は、実施形態に係るセンサ本体の概略構成を示す断面図である。 図3は、実施形態に係るセンサ本体の要部を拡大して示す断面図である。 図4は、実施形態の変形例に係るセンサ本体の要部を拡大して示す断面図である。
以下、本願の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本願に開示の技術、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
図1に示す本実施形態のセンサ装置1は、図示しない固定器具に連結して測定対象物(例えば、スチームトラップ)に固定し、該測定対象物の振動および温度の2つを検出する、いわゆる固定タイプのセンサである。センサ装置1は、例えば上下方向に延びる状態で測定対象物に固定される。
センサ装置1は、センサ本体2と、アンテナ3と、接続軸4とを備えている。接続軸4は、中空軸であり、両端がナット5,6によってセンサ本体2とアンテナ3に連結されている。アンテナ3は、図示しないが、信号処理回路や発信部が内蔵されており、センサ本体2によって検出された測定対象物の振動および温度に関する信号が送られる。
図2に示すように、センサ本体2は、ケーシング10と、振動検出機構20と、温度検出機構40とを備えている。
ケーシング10は、略円筒状に形成され、大径部11、中径部12および小径部13を有する。大径部11の外周面には、上述したナット5が締結される雄ねじ部11aが形成されている。小径部13の外周面には、上述した固定器具に締結される雄ねじ部13aが形成されている。
振動検出機構20は、検出針21と、ホルダー22と、圧電素子25,26と、電極板27,28と、ウエイト29と、皿バネ31と、キャップ32とを備え、ケーシング10に挿入されて測定対象物の振動を検出(測定)するものである。
検出針21は、細長い略円柱状の部材であり、後方側から順に、大径部21aおよび小径部21bが形成されている。検出針21は、ケーシング10と同軸に配置されると共に、先端21cがケーシング10から突出する状態で配置されている。
ホルダー22は、内側の金属製ホルダー23と、該金属製ホルダー23を収容保持する外側の樹脂製ホルダー24とで構成されている。金属製ホルダー23および樹脂製ホルダー24は、何れも、有底の円筒状に形成されており、ケーシング10と同軸に配置されている。
金属製ホルダー23は、筒状壁の径が異なる大径部23aおよび小径部23bが後方側から順に形成されると共に、底壁23cに挿入孔23dが形成されている。この底壁23cの挿入孔23dは、後述するが、検出針21の後端が挿入可能となっている。
金属製ホルダー23の小径部23bには、2つの圧電素子25,26および2つの電極板27,28が収容されている。具体的に、検出針21の大径部21aの後方には、前方側から順に、第1圧電素子25、第1電極板27、第2圧電素子26および第2電極板28が互いに接した状態で配置されている。第1圧電素子25は、金属製ホルダー23の底壁23cの内面に接した状態で配置されている。なお、金属製ホルダー23の小径部23bの内面には、圧電素子25,26および電極板27,28の外周を保持するガイド部23eが形成されている。また、2つの電極板27,28は、図示しないが、それぞれ信号線によってアンテナ3の信号処理回路に接続されている。つまり、信号線はセンサ本体2から接続軸4内を通ってアンテナ3内まで配線されている。
ウエイト29、皿バネ31およびキャップ32は、金属製ホルダー23内に収容されて保持されている。本実施形態において、ウエイト29、皿バネ31およびキャップ32は、圧電素子25,26および電極板27,28をその後方から金属製ホルダー23の底壁23cに押し付ける押付け部材を構成している。
ウエイト29は、金属製ホルダー23において第2電極板28の後方に配置されており、金属製ホルダー23の大径部23aと小径部23bとに跨って収容されている。ウエイト29は、一体形成された頭部29aと軸部29bとで構成され、頭部29aが金属製ホルダー23の大径部23aに位置し、軸部29bが金属製ホルダー23の小径部23bに位置して第2電極板28に接している。ウエイト29は、自身の重力によって圧電素子25,26等を金属製ホルダー23の底壁23cに押し付ける。皿バネ31は、金属製ホルダー23の大径部23aにおいてウエイト29の後方に配置されている。皿バネ31は、ウエイト29を前方へ付勢することによって圧電素子25,26等を金属製ホルダー23の底壁23cに押し付ける。キャップ32は、金属製ホルダー23の大径部23aにおいて皿バネ31の後方に2つ配置されている。キャップ32は、外周面に雄ネジが形成された円板状の部材であり、金属製ホルダー23の大径部23aの内面と螺合することで金属製ホルダー23に固定される。キャップ32は、その締め付け力によって皿バネ31およびウエイト29を介して圧電素子25,26等を金属製ホルダー23の底壁23cに押し付ける。このように、ウエイト29、皿バネ31およびキャップ32は、互いに密接して圧電素子25,26等を金属製ホルダー23の底壁23cに押し付けている。
こうして、圧電素子25,26が押付け部材(ウエイト29、皿バネ31およびキャップ32)によって金属製ホルダー23の底壁23cに所定の力(初期押付け力)で押し付けられる。これにより、測定対象物以外の振動や力が外乱として圧電素子25,26に作用しても、その外乱を吸収することができ、外乱による影響を受けずにすむ。
樹脂製ホルダー24は、金属製ホルダー23の前方側に配置され、金属製ホルダー23の小径部23bと大径部23aの過半部を収容している。本実施形態では、金属製ホルダー23はその小径部23bが樹脂製ホルダー24に圧入されることにより固定されている。検出針21は、その後端が樹脂製ホルダー24の底壁24cに保持(支持)されている。つまり、ホルダー22は検出針21の後端を保持している。この樹脂製ホルダー24(ホルダー22)における検出針21の保持態様については後で詳述する。
センサ本体2は、振動検出機構20を前方へ付勢するコイルバネ35(バネ)を備えている。振動検出機構20は、ケーシング10の軸方向(即ち、前後方向)に変位可能にケーシング10に挿入されている。コイルバネ35は、ケーシング10の大径部11に収容され、振動検出機構20の後方側に配置されている。コイルバネ35は、その軸がケーシング10の軸と略同軸となる状態で配置されている。コイルバネ35の一端(後方側端部)は、スナップリング36に支持されている。スナップリング36は、ケーシング10の大径部11の内面に形成された溝11bに嵌め込まれており、コイルバネ35の一端を受けている。コイルバネ35の他端(前方側端部)は、樹脂製ホルダー24(ホルダー22)に接している。そして、コイルバネ35は、樹脂製ホルダー24(ホルダー22)を前方へ付勢することで振動検出機構20を前方へ付勢し、検出針21の先端21cをケーシング10から突出させるように構成されている。
樹脂製ホルダー24は、側壁24aの端部(後方端)に厚肉のバネ受け部24bが形成されている。つまり、バネ受け部24bは、ホルダー22の軸方向途中の筒状壁から外方へ突出して形成されている。なお、バネ受け部24bの外周面はケーシング10の大径部11の内面に接している。コイルバネ35の他端は、樹脂製ホルダー24のバネ受け部24bの後方側の面に接している。こうして、コイルバネ35は樹脂製ホルダー24を前方へ付勢することにより振動検出機構20を前方へ付勢する。
温度検出ユニット40は、接触板41(伝熱板)と、保持部材42とを備え、測定対象物の温度を検出(測定)するものである。接触板41は、略環状の板部材である。保持部材42は、検出針21の小径部21bと接触板41を保持するものである。保持部材42は、略円筒状に形成され、ケーシング10の小径部13の先端側に収容(挿入)されている。接触板41は、保持部材42の先端に保持されている。
保持部材42には、それぞれ軸方向に延びる、1つの検出針用孔43と、2つの熱電対線用孔44,45とが形成されている。検出針用孔43は、保持部材42の中央に形成された貫通孔であり、検出針21の小径部21bが挿入されている。2つの熱電対線用孔44,45は、検出針用孔43を間に置いて180°ずれた位置に形成された貫通孔であり、2本の熱電対線(図示省略)が挿通されている。この2本の熱電対線は、一端が接触板41に接続され、他端がアンテナ3の信号処理回路に接続されている。また、ケーシング10内には保持部材42をケーシング10の先端側へ付勢するコイルバネ48が設けられている。
樹脂製ホルダー24(ホルダー22)における検出針21の保持態様について、図3も参照しながら詳しく説明する。検出針21は、後端が樹脂製ホルダー24(ホルダー22)に挿入されて保持されている。検出針21の大径部21a(後端側)の外周面には、雄ねじ部21dが形成されている。樹脂製ホルダー24の底壁24cには、ねじ孔24dが貫通して形成されている。ねじ孔24dは、検出針21の雄ねじ部21dが螺合して検出針21の後端が保持される孔である。
本実施形態の振動検出機構20では、上述した樹脂製ホルダー24のねじ孔24dおよび検出針21の雄ねじ部21dが、本願の請求項に係る出代調整機構である。振動検出機構20では、検出針21の雄ねじ部21dと樹脂製ホルダー24のねじ孔24dとの螺合度合いを変更することにより検出針21の出代Lが調整される。具体的に、振動検出機構20では、ねじ孔24dへの雄ねじ部21dのねじ込み長さL1(挿入長さ)を変更することにより検出針21の出代Lが調整される。例えば、検出針21をその先端21c側(図3において右側)へ移動させて雄ねじ部21dのねじ込み長さL1を短くすると、検出針21の出代Lが長くなる。逆に、検出針21をその後端側(図3において左側)へ移動させて雄ねじ部21dのねじ込み長さL1を長くすると、検出針21の出代Lが短くなる。図3に示すように、検出針21の出代Lは、検出針21の樹脂製ホルダー24(ホルダー22)による保持位置から先端21cまでの長さである。検出針21の雄ねじ部21dのねじ込み長さL1は、検出針21の樹脂製ホルダー24(ホルダー22)による保持位置から後端までの長さである。つまり、振動検出機構20では、樹脂製ホルダー24(ホルダー22)に対して検出針21がその軸方向(図3に示す矢印方向)に変位可能となっている。図3に示すように、雄ねじ部21dのねじ込み長さL1がねじ孔24dの長さを超える場合、検出針21の後端は金属製ホルダー23の挿入孔23d(非ねじ孔)に挿入される。なお、本実施形態では、金属製ホルダー23の挿入孔23dもねじ孔としてもよいし、樹脂製ホルダー24のねじ孔24dを非ねじ孔とし、金属製ホルダー23の挿入孔23dをねじ孔としてもよい。
上述したセンサ装置1では、検出針21の先端21cを測定対象物に押し当てて検出針21を押し込むことによって、測定対象物の機械的振動が、検出針21、樹脂製ホルダー24および金属製ホルダー23を順に伝わり、圧力変動として圧電素子25,26に作用する。そして、この圧電素子25,26に作用する圧力変動に基づいて、測定対象物の振動が検出される。つまり、圧力変動に応じて圧電素子25,26に電圧変動が生じ、この電圧変動に関する信号が電極板27,28から信号線を介してアンテナ3の信号処理回路に送られて測定対象物の振動が検出(測定)される。また、上述したセンサ装置1では、検出針21が押し込まれることによって接触板41が測定対象物に接する。そうすると、測定対象物の熱が接触板41に伝わり、2本の熱電対線46,47において電位差が生じる。そして、この電位差に関する信号がアンテナ3の信号処理回路に送られて測定対象物の温度が検出(測定)される。以上のようにして検出された測定対象物の振動および温度の数値は、アンテナ3の発信部から別の受信部(図示省略)へ無線送信される。
また、上述したセンサ装置1では、振動の共振周波数(共振点)の微調整が出代調整機構によって容易に行われる。例えば、共振周波数を低くしたい場合、検出針21の雄ねじ部21dのねじ込み長さL1を短くして検出針21の出代Lを長くする。また、共振周波数を高くしたい場合、検出針21の雄ねじ部21dのねじ込み長さL1を長くして検出針21の出代Lを短くする。
以上のように、上記実施形態のセンサ装置1によれば、出代調整機構によって、検出針21の樹脂製ホルダー24(ホルダー22)による保持位置から先端までの出代Lが調整されるので、測定対象物の振動が伝わる検出針21(振動体)の長さが変更される。これにより、振動の共振周波数(共振点)を調整することができる。しかも、上述したバネの付勢力に比べて、検出針21の出代Lは微小な調整を行うことができる。したがって、共振周波数(共振点)について微調整を行うことができる。
特に、上記実施形態の出代調整機構によれば、検出針21の雄ねじ部21dを樹脂製ホルダー24のねじ孔24dに螺合し、その雄ねじ部21dとねじ孔24dとの螺合度合い(雄ねじ部21dのねじ込み長さL1)を変更することによって検出針21の出代Lを調整するようにした。そのため、容易に検出針21の出代Lを微調整することができる。また、雄ねじ部21dおよびねじ孔24dのねじピッチを小さくすれば、一層細かい微調整を行うことができる。
(実施形態の変形例)
上記実施形態の変形例について図4を参照しながら説明する。本変形例は、上記実施形態の出代調整機構の構成を変更したものである。
検出針21は、上記実施形態と同様、後端が樹脂製ホルダー24(ホルダー22)に挿入されて保持されている。樹脂製ホルダー24の底壁24cには、挿入孔24eが貫通して形成されている。挿入孔24eは、検出針21がその軸方向(図4に示す矢印方向)に摺動自在に検出針21の大径部21a(後端)が挿入される。つまり、挿入孔24eの内面と検出針21の外周面とは接している。なお、本変形例において、検出針21の大径部21aの外周面には雄ねじ部は形成されていない。
樹脂製ホルダー24の底壁24cには、固定ねじ24fが装着されている。固定ねじ24fは、底壁24cにおいて外周面から挿入孔24eへ向かってねじ込まれている。固定ねじ24fは、ねじ込まれることにより先端が検出針21の大径部21aの外周面に接して検出針21の軸方向位置を固定するようになっている。本変形例の振動検出機構20では、上述した樹脂製ホルダー24の挿入孔24eと固定ねじ24fが出代調整機構となる。つまり、本変形例では、検出針21をその軸方向に移動させて固定ねじ24fで固定することにより、検出針21の出代Lを任意の長さに微調整することができる。さらに言い換えれば、挿入孔24eへの検出針21の挿入長さL1を変更することにより、検出針21の出代Lを微調整することができる。図4に示すように、検出針21の挿入長さL1は、検出針21の樹脂製ホルダー24(ホルダー22)による保持位置から後端までの長さである。固定ねじ24fとしては、例えば、ホーローセット(イモネジ)等が用いられる。その他の構成、作用および効果は上記実施形態と同様である。
なお、上記変形例の固定ネジ24fは、図3に示す上記実施形態の振動検出機構20に適用するようにしてもよい。
また、上記実施形態および変形例では、測定対象物に固定して振動等を測定するセンサ装置1について説明したが、本願のセンサ装置1は、作業者が手で持って測定対象物に押し当てて測定するハンディタイプのものについても同様の作用効果を得ることができる。
また、本願のセンサ装置1は、温度検出機構40を省略して、測定対象物の振動のみを検出(測定)するものであってもよい。
本願に開示の技術は、測定対象物に押し当てて測定対象物の振動を検出するセンサ装置について有用である。
1 センサ装置
21 検出針
21c 先端
21d 雄ねじ部(出代調整機構)
22 ホルダー
24d ねじ孔(出代調整機構)
25,26 圧電素子
L 出代

Claims (3)

  1. 先端が測定対象物に押し当てられる検出針と、
    上記検出針の後端が挿入されて保持されるホルダーと、
    上記測定対象物の振動が、上記検出針および上記ホルダーを順に介し圧力変動として作用する圧電素子と、
    上記検出針の上記ホルダーによる保持位置から上記先端までの出代を調整する出代調整機構とを備えている
    ことを特徴とするセンサ装置。
  2. 請求項1に記載のセンサ装置において、
    上記検出針は、略円柱状に形成され、
    上記出代調整機構は、上記検出針の後端側の外周面に形成された雄ねじ部と、上記ホルダーに形成され、上記雄ねじ部が螺合して上記検出針の後端が保持されるねじ孔とを有し、上記雄ねじ部と上記ねじ孔との螺合度合いを変更することにより上記出代を調整する
    ことを特徴とするセンサ装置。
  3. 請求項1に記載のセンサ装置において、
    上記出代調整機構は、上記ホルダーに形成され、上記検出針がその軸方向に摺動自在に上記検出針の後端が挿入される挿入孔と、上記ホルダーにねじ込まれ、先端が上記検出針の外周面に接して上記検出針の軸方向位置を固定する固定ねじとを有している
    ことを特徴とするセンサ装置。
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