JP7133120B1 - センサ装置 - Google Patents

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Abstract

センサ装置は、筒状のケーシング(10)と、ケーシング(10)に挿入され、測定対象物に接することで測定対象物の振動が伝わる検出針(21)と、ケーシング(10)内に設けられ、検出針(21)から振動が伝わる圧電素子(23)とを備える。検出針(21)は、ケーシング(10)に挿入され、圧電素子(23)が固定される軸部(211)と、軸部(211)の端部に設けられ、ケーシング(10)の先端の開口(12)を閉塞する閉塞部(215)とを有し、閉塞部(215)が測定対象物に接する。

Description

本開示の技術は、センサ装置に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、検出針を測定対象物に押し当てて振動を検出するセンサ装置が知られている。このセンサ装置では、検出針が筒状のケーシングに挿入されており、検出針の基端側と接触する圧電素子等がケーシング内に設けられている。このセンサ装置では、検出針の先端を測定対象物に当てて検出針を押し込むことにより、測定対象物の振動が検出針を介して圧電素子に伝わって検出される。
特許第6194139号公報
ところで、上述したようなセンサ装置では、圧電素子等の取付構造が複雑化していた。即ち、ケーシング先端の開口と検出針との隙間から蒸気や水分がケーシング内に入り込む虞があり、圧電素子を蒸気等から保護する観点から、圧電素子等をホルダーに収容して検出針の基端に接触させるようにしている。
本開示の技術は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、圧電素子の取付構造を簡素化することができるセンサ装置を提供することにある。
本開示の技術は、筒状のケーシングと、前記ケーシングに挿入され、測定対象物に接することで測定対象物の振動が伝わる検出針と、前記ケーシング内に設けられ、前記検出針から振動が伝わる圧電素子とを備えるセンサ装置である。前記検出針は、前記ケーシングに挿入され、前記圧電素子が固定される軸部と、前記軸部の端部に設けられ、前記ケーシングの先端の開口を閉塞する閉塞部とを有し、前記閉塞部が測定対象物に接する。
本開示の技術によれば、圧電素子の取付構造を簡素化することができる。
図1は、実施形態に係るセンサ装置の概略構成を示す正面図である。 図2は、センサ本体の概略構成を示す断面図である。 図3は、図2のセンサ本体を下方から視て示す図である。 図4は、閉塞部を拡大して示す断面図である。 図5は、その他の実施形態に係るセンサ本体の要部を示す断面図である。
以下、本願の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本願に開示の技術、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
図1は、実施形態に係るセンサ装置1の概略構成を示す正面図である。本実施形態のセンサ装置1は、図示しない固定器具に連結して測定対象物(例えば、スチームトラップ)に固定し、該測定対象物の振動および温度の2つを検出する、いわゆる固定タイプのセンサである。本実施形態では、一例として、センサ装置1が上下方向に延びる状態で測定対象物に固定される。
センサ装置1は、センサ本体2およびアンテナ3を備えている。センサ本体2は、上下方向に延びる筒状のケーシング10を備えている。アンテナ3は、センサ本体2のケーシング10の上端に連結されている。ケーシング10の先端部(下端部)には、雄ねじ部11が形成されており、雄ねじ部11にはナット5(例えば、ロックナット)が装着されている。
センサ装置1は、センサ本体2のケーシング10の雄ねじ部11が上述した固定器具に螺合しナット5で締め付けられることにより、測定対象物に固定される。アンテナ3は、図示しないが、信号処理回路や発信部が内蔵されており、センサ本体2によって検出された測定対象物の振動および温度に関する信号がセンサ本体2から送られる。なお、センサ本体2の上部には、アンテナ3のための遮熱板4が設けられている。
図2は、センサ本体2の概略構成を示す断面図である。センサ本体2は、ケーシング10と、振動検出機構20と、温度検出機構30とを備えている。なお、図2では、上述したナット5の図示を省略している。
ケーシング10は、筒状に形成されており、より詳しくは円筒状に形成されている。上述したように、ケーシング10の先端部(即ち、下端部)には、固定器具と螺合する雄ねじ部11が形成されている。
振動検出機構20は、測定対象物の振動を検出(測定)するものである。振動検出機構20は、検出針21と、伝達板22と、圧電素子23と、ウエイト26と、防振ゴム27と、ナット28とを備えている。
検出針21は、ケーシング10に挿入され、測定対象物に接することで測定対象物の振動および熱が伝わる。検出針21は、ケーシング10と同軸に設けられている。具体的には、検出針21は、軸部211と、閉塞部215とを有し、閉塞部215が測定対象物に接する。
軸部211は、ケーシング10に挿入され、圧電素子23が固定される部分である。より詳しくは、軸部211は、細長い棒状の部材であり、ケーシング10と同軸である。軸部211では、後方側から順に、小径部213、大径部212および螺合部214(図4参照)が形成されている。小径部213、大径部212および螺合部214は、互いに一体に形成されている。
小径部213は、大径部212よりも外径が小さい。また、本実施形態では、小径部213の長さは、大径部212の長さよりも短い。小径部213には、伝達板22、圧電素子23、ウエイト26、防振ゴム27およびナット28が取り付けられている。螺合部214は、後述する閉塞部215と螺合する部分である。
閉塞部215は、軸部211の端部(即ち、前方側の端部)に設けられ、ケーシング10の先端(即ち、前方側の端部)の開口12を閉塞する部分である。つまり、検出針21において、閉塞部215は、測定対象物に接する機能と、ケーシング10の先端の開口12を閉塞する機能とを有する。
図3は、図2のセンサ本体2を下方(即ち、前方)から視て示す図である。図4は、閉塞部215を拡大して示す断面図である。より詳しくは、閉塞部215は、螺合部216と、接触部217とを有している。
螺合部216は、軸部211の端部と接続され、外周面が開口12の内周面と螺合する円柱状の部分である。螺合部216の外径は、軸部211の外径よりも大きい。螺合部216は、軸部211の螺合部214と同軸に接続されている。
図4に示すように、螺合部216には、後方側の端面に2つの凹部(第1凹部216b、第2凹部216c)が形成されている。第1凹部216bは、軸部211の螺合部214と螺合する有底のねじ孔である。第1凹部216bは、螺合部216の軸心に設けられている。第2凹部216cは、非ねじ孔(即ち、雌ねじが形成されていない孔)であり、後述する温度検出機構30が設けられている。螺合部216の外周面には、雄ねじが形成されている。ケーシング10の開口12の内周面には、螺合部216の外周面と螺合する雌ねじが形成されている。
接触部217は、ケーシング10の外部に位置すると共に螺合部216の端部に設けられ、測定対象物に接する部分である。接触部217は、螺合部216の前方側の端部に一体形成されている。接触部217は、螺合部216よりも大径の円板状に形成されている。接触部217は、螺合部216と同軸に形成されている。また、接触部217は、外径が開口12の開口径よりも大きい。
接触部217では、前方側の端面が、測定対象物に接する接触面217aとなっている。つまり、本実施形態では、閉塞部215における測定対象物に接する接触面217aは平面である。接触部217は、螺合部216が開口12の内周面と螺合した状態において、ケーシング10の先端の端面13と接している。
こうして、螺合部216と開口12の内周面とが螺合することにより、閉塞部215はケーシング10の先端の開口12を閉塞する。これにより、ケーシング10の先端の開口12から蒸気や水分がケーシング10の内部空間16に入り込むことを防止することができる。
また、図3に示すように、接触部217は、周方向の一部が切除されて成る2つの平面217bを有している。2つの平面217bは、互いに対向している。この2つの平面217bは、螺合部216を開口12の内周面と螺合させる際、工具によって把持する部分である。つまり、工具で接触部217を回転させることにより、閉塞部215がケーシング10の開口12に取り付けられる。
上述したように、伝達板22、圧電素子23、ウエイト26、防振ゴム27およびナット28は、軸部211の小径部213に取り付けられている。つまり、これら伝達板22や圧電素子23等には、小径部213(軸部211)が挿入されている。小径部213では、前方側から順に、伝達板22、圧電素子23、ウエイト26、防振ゴム27およびナット28が取り付けられている。
具体的に、伝達板22は、金属製の部材であり、軸部211において圧電素子23よりも閉塞部215側(即ち、前方側)に位置している。伝達板22は、小径部213と螺合することによって小径部213に固定されている。伝達板22は、小径部213と大径部212との段差212aに接した状態で固定されている。伝達板22は、測定対象物から検出針21に伝わった振動を圧電素子23に伝える。つまり、伝達板22は、軸部211の振動を圧電素子23に伝える。
圧電素子23は、伝達板22と接した状態で小径部213に取り付けられている。圧電素子23には、軸部211(検出針21)の振動が伝達板22を介して伝わる。圧電素子23は、2つの電極板24,25を有している。2つの電極板24,25は、図示しないが、それぞれ信号線によってアンテナ3の信号処理回路に接続されている。つまり、信号線はケーシング10内を通ってアンテナ3内に配線されている。
ウエイト26、防振ゴム27およびナット28は、それぞれ、押し付け部材の一例である。押し付け部材は、圧電素子23をその後方から伝達板22に押し付ける。これら押し付け部材は、軸部211において圧電素子23よりも伝達板22と反対側(即ち、後方側)に位置している。
具体的に、ウエイト26は、金属製の部材であり、電極板25と接した状態で小径部213に取り付けられている。ウエイト26は、自身の重力によって圧電素子23を伝達板22に押し付ける。防振ゴム27は、ウエイト26と接した状態で小径部213に取り付けられている。防振ゴム27は、ウエイト26を前方へ付勢することによって圧電素子23を伝達板22に押し付ける。ナット28は、防振ゴム27と接した状態で小径部213に取り付けられている(螺合している)。つまり、ナット28が小径部213に螺合されることにより、伝達板22、圧電素子23、ウエイト26および防振ゴム27が互いに密接する。また、ナット28は、その締め付け力によって圧電素子23を伝達板22に押し付ける。
こうして、圧電素子23が押し付け部材(ウエイト26、防振ゴム27およびナット28)によって伝達板22に所定の力(初期押付け力)で押し付けられる。これにより、測定対象物以外の振動や力が外乱として圧電素子23に作用しても、その外乱を吸収することができ、外乱による影響を受けずにすむ。
また、ケーシング10の内部空間16への蒸気等の入り込みを考慮しなくてもよいため、圧電素子23等を従来のようにホルダー等で収容することなく内部空間16に露出した状態で軸部211に取り付けることができる。そのため、圧電素子23等の取付構造が簡素化される。
図4に示すように、温度検出機構30は、検出針21の閉塞部215と、一対の熱電対線31,32とを備え、測定対象物の温度を検出(測定)するものである。つまり、検出針21の閉塞部215は、振動検出機構20および温度検出機構30の共通の構成部材である。
一対の熱電対線31,32は、ケーシング10内に設けられ、閉塞部215に接続されている。より詳しくは、一対の熱電対線31,32は、閉塞部215の第2凹部216cの底面に例えば溶接によって接続されている。一対の熱電対線31,32は、測定対象物の熱が閉塞部215を介して伝わる。図示しないが、熱電対線31,32は、ケーシング10の内部空間16を通って、アンテナ3の信号処理回路に接続されている。一対の熱電対線31,32は、例えば、一方がアルメル線で、他方がクロメル線である。
上述したセンサ装置1では、検出針21の閉塞部215の接触面217aを測定対象物に当てることによって、測定対象物の機械的振動が検出針21に伝わり、圧力変動として圧電素子23に作用する。これに応じて圧電素子23に電圧変動が生じ、この電圧変動に関する信号が電極板24,25から信号線を介してアンテナ3の信号処理回路に送られる。こうして、測定対象物の振動が検出(測定)される。
また、上述したセンサ装置1では、検出針21の閉塞部215の接触面217aを測定対象物に当てることによって、測定対象物の熱が閉塞部215に伝わり、一対の熱電対線31,32において電位差が生じる。そして、この電位差に関する信号がアンテナ3の信号処理回路に送られる。こうして、測定対象物の温度が検出(測定)される。以上のようにして検出された測定対象物の振動および温度の数値は、アンテナ3の発信部から別の受信部(図示省略)へ無線送信される。
以上のように、上記実施形態のセンサ装置1は、筒状のケーシング10と、ケーシング10に挿入され、測定対象物に接することで測定対象物の振動が伝わる検出針21と、ケーシング10内に設けられ、検出針21から振動が伝わる圧電素子23とを備えている。そして、検出針21は、ケーシング10に挿入され、圧電素子23が固定される軸部211と、軸部211の端部に設けられ、ケーシング10の先端の開口12を閉塞する閉塞部215とを有し、閉塞部215が測定対象物に接する。
上記の構成によれば、ケーシング10の開口12が検出針21の閉塞部215によって閉塞されるので、開口12からケーシング10の内部空間16に蒸気や水分が入り込むことを防止することができる。そのため、従来のように圧電素子を蒸気等から保護するためにホルダー内に収容する構成を採用しなくてもよく、圧電素子23等を内部空間16に露出した状態で軸部211に取り付けることができる。したがって、圧電素子23等の取付構造を簡素化することができる。
また、上記実施形態のセンサ装置1において、閉塞部215は、軸部211の端部と接続され、外周面が開口12の内周面と螺合する円柱状の螺合部216と、ケーシング10の外部に位置すると共に螺合部216の端部に設けられ、測定対象物に接する接触部217とを有している。
上記の構成によれば、閉塞部215では、螺合部216が開口12の内周面と螺合することにより、開口12が閉塞される。そのため、簡易な構成で開口12を閉塞することができる。
また、上記実施形態のセンサ装置1において、接触部217は、螺合部216よりも大径の円板状に形成されており、ケーシング10の先端の端面13と接している。
上記の構成によれば、閉塞部215では、螺合部216を開口12の内周面と螺合させることにより、接触部217をケーシング10の先端の端面13に強く接触させることができる。そのため、開口12をより確実に閉塞することができる。
また、上記実施形態のセンサ装置1において、検出針21は、測定対象物に接することで測定対象物の振動および熱が伝わるものである。そして、センサ装置1は、ケーシング10内に設けられ、閉塞部215に接続される熱電対線31,32をさらに備えている。
上記の構成によれは、閉塞部215を介して測定対象物の振動だけでなく温度も検出することができる。また、開口12からケーシング10の内部空間16に蒸気や水分が入り込むことを防止することができるので、熱電対線31,32と閉塞部215との接続部が腐食することを防止することができる。したがって、腐食による熱電対線31,32の断線を防止することができる。
また、上記実施形態のセンサ装置1において、検出針21の閉塞部215は、振動検出機構20および温度検出機構30の共通の構成部材である。そのため、部品点数を削減することができる。
また、上記実施形態のセンサ装置1において、圧電素子23には、軸部211が挿入されている。そして、センサ装置1は、伝達板22と、押し付け部材(ウエイト26、防振ゴム27およびナット28)とをさらに備えている。伝達板22は、軸部211において圧電素子23よりも閉塞部215側(即ち、前方側)に位置するように軸部211が挿入され、軸部211の振動を圧電素子23に伝える。押し付け部材は、軸部211において圧電素子23よりも伝達板22と反対側(即ち、後方側)に位置するように軸部211が挿入され、圧電素子23を伝達板22に押し付ける。
上記の構成によれば、押し付け部材(ウエイト26、防振ゴム27およびナット28)によって圧電素子23を伝達板22に所定の力(初期押付け力)で押し付けることができる。そのため、測定対象物以外の振動や力が外乱として圧電素子23に作用しても、その外乱を吸収することができ、外乱による影響を受けずにすむ。そして、このような押し付け部材を含めた圧電素子23の取付構造を簡素化することができる。
(その他の実施形態)
なお、本願に開示の技術は、上記実施形態において以下のような構成としてもよい。
例えば、上記実施形態のセンサ装置1において、検出針21の閉塞部215を図5に示すような構成としてもよい。図5は、その他の実施形態に係るセンサ本体2の要部を示す断面図である。つまり、この変形例では、閉塞部215における測定対象物に接する接触面217aは、外方に突出する湾曲状に形成されている。例えば、接触面217aは球面状に形成されている。この構成によれば、センサ本体2が測定対象物に対して傾いて設置された場合でも、閉塞部215の接触面217aと測定対象物との適切な接触度合いを確保し易くなる。
また、上記実施形態では、閉塞部215をケーシング10の先端に螺合接合することによって開口12を閉塞するようにしたが、これに限らず、閉塞部をケーシング10の先端に溶接接合することによって開口12を閉塞するようにしてもよい。また、閉塞部を開口12に圧入することにより、開口12を閉塞するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、温度検出機構30を省略するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、測定対象物に固定して振動等を測定するセンサ装置1について説明したが、本願に開示の技術は、作業者が手で持って測定対象物に押し当てて測定するハンディタイプのセンサ装置についても同様の作用効果を奏する。
本願に開示の技術は、測定対象物に接触させて測定対象物の振動および温度を検出するセンサ装置について有用である。
1 センサ装置
10 ケーシング
12 開口
13 端面
21 検出針
22 伝達板
23 圧電素子
26 ウエイト(押し付け部材)
27 防振ゴム(押し付け部材)
28 ナット(押し付け部材)
31,32 熱電対線
211 軸部
215 閉塞部
216 螺合部
217 接触部
217a 接触面

Claims (5)

  1. 筒状のケーシング筒状のケーシングと、
    前記ケーシングに挿入され、測定対象物に接することで測定対象物の振動が伝わる検出針と、
    前記ケーシング内に設けられ、前記検出針から振動が伝わる圧電素子とを備え、
    前記検出針は、前記ケーシングに挿入され、前記圧電素子が固定される軸部と、前記軸部の端部に設けられ、前記ケーシングの先端の開口を閉塞する閉塞部とを有し、前記閉塞部が測定対象物に接し、
    前記閉塞部は、前記軸部の端部と接続され、外周面が前記開口の内周面と螺合する円柱状の螺合部と、前記ケーシングの外部に位置すると共に前記螺合部の端部に設けられ、測定対象物に接する接触部とを有し、
    前記軸部の端部は、前記螺合部の端面に形成された有底のねじ孔である第1凹部に螺合することで前記螺合部と接続されている
    ことを特徴とするセンサ装置。
  2. 請求項1に記載のセンサ装置において、
    前記検出針は、測定対象物に接することで測定対象物の振動および熱が伝わるものであり、
    前記ケーシング内に設けられ、前記螺合部の端面に形成された第2凹部の底面に接続される熱電対線をさらに備えている
    ことを特徴とするセンサ装置。
  3. 請求項に記載のセンサ装置において、
    前記接触部は、前記螺合部よりも大径の円板状に形成されており、前記ケーシングの先端の端面と接している
    ことを特徴とするセンサ装置。
  4. 請求項1に記載のセンサ装置において、
    前記閉塞部における測定対象物に接する接触面は、外方に突出する湾曲状に形成されている
    ことを特徴とするセンサ装置。
  5. 請求項1乃至の何れか1項に記載のセンサ装置において、
    前記圧電素子には、前記軸部が挿入されており、
    前記軸部において前記圧電素子よりも前記閉塞部側に位置するように前記軸部が挿入され、前記軸部の振動を前記圧電素子に伝える伝達板と、
    前記軸部において前記圧電素子よりも前記伝達板と反対側に位置するように前記軸部が挿入され、前記圧電素子を前記伝達板に押し付ける押し付け部材とをさらに備えている
    ことを特徴とするセンサ装置。
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