JPH07286891A - 振動計 - Google Patents
振動計Info
- Publication number
- JPH07286891A JPH07286891A JP10223294A JP10223294A JPH07286891A JP H07286891 A JPH07286891 A JP H07286891A JP 10223294 A JP10223294 A JP 10223294A JP 10223294 A JP10223294 A JP 10223294A JP H07286891 A JPH07286891 A JP H07286891A
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- JP
- Japan
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- cylindrical magnet
- casing
- vibration
- fixed
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被検出物以外の振動がケ―シングから検出針
に伝わらないようにして、被検出物の振動を高精度に検
出できる振動計を提供することを目的とする。 【構成】 筒１と先端部材２と後端部材３でケ―シング
を形成する。ケ―シング内に検出針４を配置する。検出
針の先端が突出するようにコイルスプリング１３で付勢
する。検出針の他端に圧電素子７を取り付ける。先端部
材２内周に円筒状磁石１４を固定する。円筒状磁石１４
の孔径よりも外径が小径の円筒状磁石１５を検出針の外
周に固定し、円筒状磁石１４の中に配置する。先端部材
内周と検出針外周の間に隙間１６を設ける。
に伝わらないようにして、被検出物の振動を高精度に検
出できる振動計を提供することを目的とする。 【構成】 筒１と先端部材２と後端部材３でケ―シング
を形成する。ケ―シング内に検出針４を配置する。検出
針の先端が突出するようにコイルスプリング１３で付勢
する。検出針の他端に圧電素子７を取り付ける。先端部
材２内周に円筒状磁石１４を固定する。円筒状磁石１４
の孔径よりも外径が小径の円筒状磁石１５を検出針の外
周に固定し、円筒状磁石１４の中に配置する。先端部材
内周と検出針外周の間に隙間１６を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スチ―ムトラップ等の
弁の作動に伴う振動や回転軸の振動を検出して、作動の
良否を確認するときに用いる振動計に関し、特に検出針
が一定の押圧力で被検出物に押し当てられるようにした
ものに関する。
弁の作動に伴う振動や回転軸の振動を検出して、作動の
良否を確認するときに用いる振動計に関し、特に検出針
が一定の押圧力で被検出物に押し当てられるようにした
ものに関する。
【０００２】
【従来の技術】検出針が一定の押圧力で被検出物に押し
当てられるようにした従来の振動計としては、実開平４
−１０４５３７号公報に開示されたものがある。これ
は、検出針を軸方向に摺動自在にケ―シングに取り付
け、スプリングで検出針を付勢して検出針の被検出物に
押し当てる先端をケ―シングから突出せしめ、この検出
針の先端を押し込んでスプリングを一定量圧縮せしめる
ことにより、被検出物に一定の押圧力で押し当て可能な
ものである。
当てられるようにした従来の振動計としては、実開平４
−１０４５３７号公報に開示されたものがある。これ
は、検出針を軸方向に摺動自在にケ―シングに取り付
け、スプリングで検出針を付勢して検出針の被検出物に
押し当てる先端をケ―シングから突出せしめ、この検出
針の先端を押し込んでスプリングを一定量圧縮せしめる
ことにより、被検出物に一定の押圧力で押し当て可能な
ものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の振動計は、
検出針がケ―シングを摺動するものであり、検出針とケ
―シングが接触しているものである。従って、この従来
技術の振動計では、被検出物以外の振動がケ―シングに
伝わると、検出針を通して圧電素子に伝わることとな
り、振動の測定精度が低下してしまうという問題点があ
った。
検出針がケ―シングを摺動するものであり、検出針とケ
―シングが接触しているものである。従って、この従来
技術の振動計では、被検出物以外の振動がケ―シングに
伝わると、検出針を通して圧電素子に伝わることとな
り、振動の測定精度が低下してしまうという問題点があ
った。
【０００４】本発明は、従来技術の上記した問題点に注
目し、被検出物以外の振動が検出針に伝わらないように
して、被検出物の振動を高精度に検出できる振動計を提
供することを目的とする。
目し、被検出物以外の振動が検出針に伝わらないように
して、被検出物の振動を高精度に検出できる振動計を提
供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための技術的手段】本発明の特徴は、
スプリングで検出針を付勢して検出針の被検出物に押し
当てる先端をケ―シングから突出せしめ、この検出針の
先端を押し込むことによりスプリングを一定量圧縮せし
めるようになっており、検出針を伝わる被検出物の機械
的振動を電気的信号に変換する圧電素子を検出針の他端
に固定したものにおいて、ケ―シング内周に円筒状磁石
を固定し、円筒状磁石の孔径よりも外径が小径の円筒状
磁石を検出針の外周に固定して、ケ―シングの円筒状磁
石の中に検出針の円筒状磁石を配置し、円筒状磁石を有
するケ―シング内周と円筒状磁石を有する検出針外周の
間に隙間を設けた振動計にある。
スプリングで検出針を付勢して検出針の被検出物に押し
当てる先端をケ―シングから突出せしめ、この検出針の
先端を押し込むことによりスプリングを一定量圧縮せし
めるようになっており、検出針を伝わる被検出物の機械
的振動を電気的信号に変換する圧電素子を検出針の他端
に固定したものにおいて、ケ―シング内周に円筒状磁石
を固定し、円筒状磁石の孔径よりも外径が小径の円筒状
磁石を検出針の外周に固定して、ケ―シングの円筒状磁
石の中に検出針の円筒状磁石を配置し、円筒状磁石を有
するケ―シング内周と円筒状磁石を有する検出針外周の
間に隙間を設けた振動計にある。
【０００６】
【作用】本発明の振動計は、検出針がその外周とケ―シ
ング内周の間に隙間を有し、また自身に固定した円筒状
磁石とケ―シングに固定した円筒状磁石の磁力によっ
て、ケ―シングに接触することなく中心軸上を変位する
ことができる。従って、検出針がケ―シングに接触しな
いので、被検出物の振動検出精度が向上する。
ング内周の間に隙間を有し、また自身に固定した円筒状
磁石とケ―シングに固定した円筒状磁石の磁力によっ
て、ケ―シングに接触することなく中心軸上を変位する
ことができる。従って、検出針がケ―シングに接触しな
いので、被検出物の振動検出精度が向上する。
【０００７】
【実施例】以下さらに本発明の具体的実施例について説
明する。図１は本発明の具体的実施例の振動計の断面図
である。図１において、振動計のケ―シングは筒１の両
端に先端部材２と後端部材３を堅く嵌め合わせて形成す
る。ケ―シング内に検出針４を配置する。検出針４の後
端には、振動伝達板５をねじ結合すると共に、電極板６
と圧電素子７と電極板８とウエイト９と防振ゴム１０を
挿入してナット１１で固定する。防振ゴム１０と筒１に
形成したストッパ１２の間にコイルスプリング１３を配
置する。コイルスプリング１３の付勢力によって検出針
の先端が先端部材２の上面から突出している。
明する。図１は本発明の具体的実施例の振動計の断面図
である。図１において、振動計のケ―シングは筒１の両
端に先端部材２と後端部材３を堅く嵌め合わせて形成す
る。ケ―シング内に検出針４を配置する。検出針４の後
端には、振動伝達板５をねじ結合すると共に、電極板６
と圧電素子７と電極板８とウエイト９と防振ゴム１０を
挿入してナット１１で固定する。防振ゴム１０と筒１に
形成したストッパ１２の間にコイルスプリング１３を配
置する。コイルスプリング１３の付勢力によって検出針
の先端が先端部材２の上面から突出している。
【０００８】先端部材２の内周に円筒状磁石１４を固定
する。検出針４の外周に円筒状磁石１５を固定する。検
出針４の円筒状磁石１５は、外径が円筒状磁石１４の孔
径よりも小さく、円筒状磁石１４の中に位置する。円筒
状磁石１５を固定した検出針４の外周と円筒状磁石１４
を固定した先端部材２の内周の間には環状の隙間１６が
形成されている。
する。検出針４の外周に円筒状磁石１５を固定する。検
出針４の円筒状磁石１５は、外径が円筒状磁石１４の孔
径よりも小さく、円筒状磁石１４の中に位置する。円筒
状磁石１５を固定した検出針４の外周と円筒状磁石１４
を固定した先端部材２の内周の間には環状の隙間１６が
形成されている。
【０００９】筒１内に増幅回路やアナログ／デジタル変
換回路等により構成する信号処理回路１７を取り付け
る。電極板６，８の導線（図示せず）をストッパ１２に
開けた孔１８，１９を通して信号処理回路１７に結線す
る。
換回路等により構成する信号処理回路１７を取り付け
る。電極板６，８の導線（図示せず）をストッパ１２に
開けた孔１８，１９を通して信号処理回路１７に結線す
る。
【００１０】次に本実施例の振動計の作用について説明
する。筒１を手で握って、検出針４の先端を被検出物に
押し当てる。コイルスプリング１３に抗して検出針４の
先端が先端部材２の上面まで押し込まれる。このとき、
検出針４は円筒状磁石１４，１５の磁力によって、ケ―
シング内周に接触することなく中心軸上を移動する。被
検出物の振動が検出針４を通して振動伝達板５に伝わ
り、圧力変動として圧電素子７に作用し電圧変動が生じ
る。この電圧変動が電極板６，８から信号処理回路１７
に送られて信号処理される。
する。筒１を手で握って、検出針４の先端を被検出物に
押し当てる。コイルスプリング１３に抗して検出針４の
先端が先端部材２の上面まで押し込まれる。このとき、
検出針４は円筒状磁石１４，１５の磁力によって、ケ―
シング内周に接触することなく中心軸上を移動する。被
検出物の振動が検出針４を通して振動伝達板５に伝わ
り、圧力変動として圧電素子７に作用し電圧変動が生じ
る。この電圧変動が電極板６，８から信号処理回路１７
に送られて信号処理される。
【００１１】
【発明の効果】本発明の振動計では、検出針がケ―シン
グに接触しないので、被検出物以外の振動を拾うことが
なく、被検出物の振動検出精度が高い優れた効果があ
る。
グに接触しないので、被検出物以外の振動を拾うことが
なく、被検出物の振動検出精度が高い優れた効果があ
る。
【図１】本発明の具体的実施例の振動計の断面図であ
る。
る。
１ 筒 ２ 先端部材 ３ 後端部材 ４ 検出針 ７ 圧電素子 １３ コイルスプリング １４，１５ 円筒状磁石 １６ 隙間
Claims (1)
- 【請求項１】 スプリングで検出針を付勢して検出針の
被検出物に押し当てる先端をケ―シングから突出せし
め、この検出針の先端を押し込むことによりスプリング
を一定量圧縮せしめるようになっており、検出針を伝わ
る被検出物の機械的振動を電気的信号に変換する圧電素
子を検出針の他端に固定したものにおいて、ケ―シング
内周に円筒状磁石を固定し、円筒状磁石の孔径よりも外
径が小径の円筒状磁石を検出針の外周に固定して、ケ―
シングの円筒状磁石の中に検出針の円筒状磁石を配置
し、円筒状磁石を有するケ―シング内周と円筒状磁石を
有する検出針外周の間に隙間を設けたことを特徴とする
振動計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10223294A JP3273343B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 振動計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10223294A JP3273343B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 振動計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07286891A true JPH07286891A (ja) | 1995-10-31 |
| JP3273343B2 JP3273343B2 (ja) | 2002-04-08 |
Family
ID=14321906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10223294A Expired - Fee Related JP3273343B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 振動計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3273343B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008096350A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Tlv Co Ltd | 振動計 |
| JP2008096351A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Tlv Co Ltd | 振動計 |
| JP7133120B1 (ja) * | 2021-03-25 | 2022-09-07 | 株式会社テイエルブイ | センサ装置 |
| WO2022201871A1 (ja) * | 2021-03-25 | 2022-09-29 | 株式会社テイエルブイ | センサ装置 |
-
1994
- 1994-04-15 JP JP10223294A patent/JP3273343B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008096350A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Tlv Co Ltd | 振動計 |
| JP2008096351A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Tlv Co Ltd | 振動計 |
| JP7133120B1 (ja) * | 2021-03-25 | 2022-09-07 | 株式会社テイエルブイ | センサ装置 |
| WO2022201871A1 (ja) * | 2021-03-25 | 2022-09-29 | 株式会社テイエルブイ | センサ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3273343B2 (ja) | 2002-04-08 |
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Legal Events
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