JP2016125798A - 自動製氷機の運転方法 - Google Patents
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下向きに開口する製氷室を画成した製氷部と、前記製氷室を閉成する閉成位置および該製氷室を開放する開放位置との間を傾動する水皿とを備え、前記水皿を閉成位置に保持した状態で製氷室に氷塊を生成する製氷運転を行い、運転切替手段が製氷運転完了を検知すると、前記水皿を閉成位置から開放位置に傾動させて製氷室から氷塊を離脱させる除氷運転を行うと共に、前記水皿の表面に給水機構から水を供給して水皿表面に付着する氷を除去する自動製氷機において、
前記運転切替手段の製氷運転完了の検知により給水機構からの水の供給を開始して、前記製氷室から氷塊が離脱する時間より短い第1供給時間の経過により該給水機構からの水の供給を停止し、前記製氷部からの氷塊の離脱後に第2供給時間に亘って給水機構から水を水皿表面に供給するようにしたことを要旨とする。
前記給水機構から供給される水の温度が判定基準温度より低い場合は、前記運転切替手段の製氷運転完了の検知により給水機構からの水の供給を開始して、前記第1供給時間の経過により該給水機構からの水の供給を停止し、前記製氷部からの氷塊の離脱後に前記第2供給時間に亘って給水機構から水を水皿表面に供給するようにしたことを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、給水機構から供給される水の温度の高低によって水皿表面の氷を除去する水の供給制御を切替えるので、水温の変化によって水皿表面の氷が除去されなかったり、過剰に水が供給されるのを防ぐことができる。また、判定基準温度より水温が低い場合は、製氷部から氷塊が離脱するタイミングを挟む前後に分けて水皿表面に水を供給するので、製氷部から離脱した氷塊に水が付着してブロッキングやアーチング等の弊害が発生するのを防止し得る。
請求項3に係る発明によれば、水皿から水が供給される製氷部の温度に基づいて給水機構から水皿表面に供給される水の温度を取得するので、水温を検知するための温度検知手段を設ける必要がなく、製造コストを抑えることができる。また、水温を自動製氷機の運転中に取得するので、自動製氷機の運転を自動製氷機の実状に応じて制御することができる。
請求項4に係る発明によれば、製氷室の温度変化量から得られる氷塊の離脱タイミングに基づいて取得した時間を、次回の除氷運転における第1供給時間として用いるようにしたので、自動製氷機の運転を自動製氷機の実状に応じて制御することができる。
実施例の自動製氷機では、前記除氷運転において、給水機構26から水皿14の表面に常温の水(以後、融氷水と指称する場合もある)を供給することで、水皿14の表面に付着した氷片(氷)を融解して除去するよう構成されている。また、実施例の自動製氷機では、融氷水の温度を直接または間接的に検知(取得)し、前記制御手段46は、融氷水の温度と予め設定された判定基準温度とを比較して、除氷運転における冷凍機構30,開閉機構22,給水機構26等の各機構の動作条件を決定する制御モードを設定するようになっている。具体的には、融氷水温度が判定基準温度より高い場合(実施例では判定基準温度以上の場合)であれば、制御手段46は、融氷水が高温であると判定して高温モードで冷凍機構30,開閉機構22,給水機構26等の各機構を制御(図4参照)し、融氷水温度が判定基準温度より低い場合(実施例では判定基準温度未満の場合)であれば、制御手段46が、融氷水が低温であると判定して低温モードで冷凍機構30,開閉機構22,給水機構26等の各機構を制御(図5参照)するよう構成される。なお、実施例では、融氷水の温度を間接的に検知(測定)するよう構成されているが、該温度の測定方法については後述する。
前記融氷水の温度が、前記判定基準温度以上の場合に行われる高温モードの制御では、図4に示す如く、除氷運転が開始されてから前記待機時間が経過すると、制御手段46は、前記給水機構26の給水弁WVを開放制御(ON)して融氷水の供給を開始させる。そして、予め設定された高温時供給時間(例えば、30秒)が経過すると、制御手段46は、給水弁WVを閉成制御(OFF)して融氷水の供給を停止させる。すなわち、融氷水の温度が判定基準温度以上の高温の場合には、高温時供給時間の間は連続して融氷水が水皿表面に供給される。この高温時供給時間は、判定基準温度以上の高温の融氷水を水皿表面に供給した場合に、前記製氷室12から氷塊Iが離脱(最初の氷塊Iが離脱)する前に水皿表面の氷片を除去し得る時間(除氷運転の開始から氷塊Iが離脱し始めるまでの時間より短い時間)であって、該高温時供給時間は実験により求められる。すなわち、実験により求めた時間が、制御手段46に高温時供給時間として設定記憶される。また、高温モードでは、高温時供給時間の経過後に、製氷室12から全ての氷塊Iが離脱して前記運転切替手段40が除氷完了温度を検知することで、制御手段46は、除氷運転を終了して製氷運転を開始するように各機構を制御するよう設定されている。
前記融氷水の温度が、前記判定基準温度未満の場合に行われる低温モードの制御では、図5に示す如く、除氷運転が開始されてから前記待機時間が経過すると、制御手段46は、前記給水機構26の給水弁WVを開放制御(ON)して融氷水の供給を開始させる。そして、予め設定された第1低温時供給時間(第1供給時間であって、例えば、40秒)が経過すると、制御手段46は、給水弁WVを閉成制御(OFF)して融氷水の供給を一時的に停止させる。その後、除氷運転が進行して前記運転切替手段40が、前記供給再開温度を検知すると、制御手段46は、給水弁WVを開放制御(ON)して融氷水の供給を再開し、予め設定された第2低温時供給時間(第2供給時間であって、例えば、55秒)が経過すると、制御手段46は、給水弁WVを閉成制御(OFF)して融氷水の供給を停止させる。そして、低温モードでは、第2低温時供給時間の経過後に運転切替手段40が除氷完了温度(除氷完了温度以上の温度)を検知していれば、制御手段46は、除氷運転を終了して製氷運転を開始するように各機構を制御するよう設定されている。
実施例の自動製氷機では、融氷水の温度を間接的に検知(測定)するよう構成されており、該温度の測定方法について説明する。自動製氷機では、除氷運転に際して前記給水機構26から供給されて製氷水タンク18に貯留された常温の水を、次回の製氷運転の製氷水として用いるよう構成されており、製氷運転の開始時(初期段階)に製氷室12に供給される常温の製氷水と熱交換する該製氷室12の温度を測定することで、融氷水(常温の水)の温度を間接的に知り得ることができる。そこで、製氷運転において前記ポンプモータ20の運転開始から所定の水温測定時間(例えば、30秒)が経過した後の、前記運転切替手段40による検知温度(測定温度)を融氷水の温度として制御手段46が記憶し、該制御手段46は、記憶した融氷水温度(測定温度)と判定基準温度とを比較して水温の高低を判定し、該判定結果に基づいて次回の除氷運転での制御モードを設定するようになっている。具体的に、融氷水の測定温度は、ポンプモータ20の運転開始から水温測定時間の経過後の運転切替手段40の検知温度と、融氷水の実際の温度との関係を予め実験により取得して、該関係をテーブル化したデータを予め制御手段46に記憶させる。そして、自動製氷機の実際の運転時においては、制御手段46に予め記憶されているデータに基づいて、制御手段46が運転切替手段40の検知温度から融氷水の測定温度を取得するようにしている。融氷水の温度は、製氷運転毎に測定しており、実施例では除氷運転毎に制御モードを高温モードにするか低温モードにするかを判定(以後、モード判定と指称する場合もある)している。なお、融氷水の温度やモード判定は、各運転サイクル毎に行うことなく、運転サイクルをカウントするカウンタを設け、該カウンタが設定された設定数(例えば、数100)をカウントしたときの運転サイクルにおいて行って、測定温度や設定した制御モードを更新するようにしてもよい。また、デイリータイマを用いて、測定温度や設定した制御モードの更新を1ケ月に1回とすることもできる。
前記ステップS12が否定の場合、制御手段46は、除氷運転を図4に示す高温モードで制御する。すなわち、ステップS13で給水弁WVを開放制御することで、前記水皿14の表面への融氷水の供給が開始される。高温モードでは、給水弁WVの開放制御によって計時を開始した計時手段42が高温時供給時間を計時(ステップS14)すると、制御手段46は給水弁WVを閉成制御し(ステップS15)、水皿表面への融氷水の供給は停止する。
前記ステップS12が肯定の場合、制御手段46は、除氷運転を図5に示す低温モードで制御する。すなわち、ステップS25で給水弁WVを開放制御することで、前記水皿14の表面への融氷水の供給が開始される。低温モードでは、給水弁WVの開放制御によって計時を開始した計時手段42が第1低温時供給時間を計時(ステップS26)すると、制御手段46は給水弁WVを閉成制御し(ステップS27)、水皿表面への融氷水の供給を一旦停止(中断)する。除氷運転が進行して、前記運転切替手段40が供給再開温度を検知すると(ステップS28で肯定)、制御手段46は、再び給水弁WVを開放制御(ステップS29)して水皿表面への融氷水の供給を再開する。
次に、別実施例に係る自動製氷機の運転方法について説明する。別実施例では、前記製氷室12から氷塊Iが離脱し始めるタイミング(時間)を取得する離氷判定処理を自動製氷機の運転中に行い、該取得したタイミング(時間)に基づいて次回の低温モードでの第1低温時供給時間を設定するよう構成されている。なお、別実施例の運転方法については、実施例と異なる部分について主に説明するものとする。
別実施例の離氷判定処理では、低温モードにおいて、除氷運転の開始から前記待機時間が経過すると同時(給水機構26からの融氷水の供給開始と同時)に前記計時手段42での計時を開始する。また、前記運転切替手段40による製氷室12の単位時間当りの温度変化量を監視し、該温度変化量が判定変化量以上となった場合に、製氷室12から氷塊Iが離脱し始めたと見做し、製氷室12の温度変化量が判定変化量以上となるまでの前記計時手段42の計時時間を、制御手段46が第1低温時供給時間として記憶する。具体的には、水皿表面への融氷水の供給が開始されると、制御手段46は、運転切替手段40の検知温度T1を取得すると共に、単位時間後(例えば、2秒後)に運転切替手段40の検知温度T2を再び取得する。そして、制御手段46は、T2−T1の温度変化量(温度勾配)が判定変化量t以上であるか否かを判定し、製氷室12の温度変化量が判定変化量t以上となるまで単位時間当りの温度変化量と判定変化量tとを比較する処理を繰り返し、製氷室12の温度変化量が判定変化量t以上となったときの前記計時手段42の計時時間を、離氷時間βとして記憶する。なお、計測された離氷時間βは、後述するように次回の除氷運転におけるモード判定において第1低温時供給時間として用いられるものであって、該離氷時間βは、融氷水の供給開始から氷塊Iが離脱するまでの時間よりも短くなるように、計測された離氷時間βから所定の補正値(例えば、2秒)を引いた値として記憶するようにしてもよい。なお、該補正値は、実験等によって適切な値を求めるようにすればよい。
前記ステップC13が否定の場合、制御手段46は除氷運転を高温モードで制御する。すなわち、ステップC14で給水弁WVを開放制御することで、前記水皿14の表面への融氷水の供給が開始される。高温モードでは、給水弁WVの開放制御によって計時を開始した計時手段42が高温時供給時間を計時(ステップC15)すると、制御手段46は給水弁WVを閉成制御し(ステップC16)、水皿表面への融氷水の供給は停止する。また、制御手段46は、第1低温時供給時間γの値を、γ=0として記憶する(ステップC17)。すなわち、高温モードでは、第1低温時供給時間γは更新されない。なお、高温モードで制御される前に低温モードでの制御が行われ、第1低温時供給時間γの値がγ≠0となっている場合は、γ=0と書き換えられる。そして、前記運転切替手段40が除氷完了温度を検知(ステップC18で肯定)すると、制御手段46は、ステップC19に移行して製氷運転を開始する。なお、製氷運転での各機構の制御は前述した実施例と同じである。
前記ステップC13が肯定の場合、制御手段46は除氷運転を低温モードで制御する。低温モードでは、ステップC20において、第1低温時供給時間γの値が、γ=0であるか否かを判定し、該ステップC20が肯定である場合は、ステップC21に移行して第1の低温モードで除氷運転が制御される。これに対し、前記ステップC20が否定の場合は、ステップC26に移行して第2の低温モードで除氷運転が制御される。
ここで、第1の低温モードおよび第2の低温モードで制御される除氷運転において並行して実行される離氷判定処理について、図7を参照して説明する。該離氷判定処理では、各低温モードにおいて、後述する水皿表面への融氷水の供給が開始されると、制御手段46は、運転切替手段40の検知温度T1を取得すると共に、単位時間が経過すると再び運転切替手段40の検知温度T2を取得する(ステップD10〜D12)。そして、制御手段46は、ステップD13において、T2−T1の温度変化量が判定変化量t以上であるか否かを判定する。ステップD13が否定の場合は、ステップD10〜ステップD13を繰り返す。そして、ステップD13が肯定されると、制御手段46は、融氷水の供給開始(給水弁WVの開放)により計時を開始した前記計時手段42の、温度変化量が判定変化量t以上であると判定した時点での計時時間を、離氷時間βとして記憶する(ステップD14)。
第1の低温モードでは、制御手段46は、ステップC21で給水弁WVを開放制御して前記水皿14の表面への融氷水の供給を開始させる。そして、制御手段46は、給水弁WVの開放制御によって計時を開始した計時手段42が低温時総合供給時間Rを計時(ステップC22)すると給水弁WVを閉成制御し(ステップC23)、水皿表面への融氷水の供給を停止する。また、制御手段46は、前記離氷判定処理において記憶した離氷時間βを、第1低温時供給時間γの値(γ=β)として記憶する(書き換える)(ステップC24)。そして、除氷運転が進行して、前記運転切替手段40が除氷完了温度を検知すると(ステップC25で肯定)、制御手段46は、ステップC19に移行して製氷運転を開始する。
次に、前記ステップC20が否定の場合、すなわち前回の除氷運転に際して離氷判定処理によって計測された離氷時間βに第1低温時供給時間γの値が書き換えられている場合(γ=βの場合)、制御手段46は、ステップC26に移行して第2の低温モードで除氷運転を制御する。制御手段46は、ステップC26で給水弁WVを開放制御して、前記水皿14の表面への融氷水の供給を開始させる。そして、ステップC26での給水弁WVの開放制御によって計時を開始した計時手段42が、制御手段46に記憶されている前回の離氷判定処理により計測された離氷時間である第1低温時供給時間γ(=β)を計時(ステップC27)すると、制御手段46は給水弁WVを閉成制御し(ステップC28)、水皿表面への融氷水の供給を一旦停止(中断)する。除氷運転が進行して、前記運転切替手段40が除氷完了温度を検知すると(ステップC29で肯定)、制御手段46は、再び給水弁WVを開放制御(ステップC32)して水皿表面への融氷水の供給を再開する。また、第2の低温モードにおいても、除氷運転と並行して実行される前記離氷判定処理において、ステップC26での融氷水の供給開始(給水弁WVの開放)により計時を開始した前記計時手段42の、製氷室12の単位時間当りの温度変化量が判定変化量t以上であると判定された時点での計時時間を、新たな離氷時間βとして制御手段46が記憶する(ステップD14)。
本発明は、前述の実施例に限定されず、以下の如く変更することも可能である。
(1) 実施例では、運転切替手段の検知温度から融氷水の温度を取得したが、凝縮器の温度を検知するセンサや外気温を検知するセンサでの検知温度から融氷水の温度を取得するようにしてもよい。また、融氷水の温度を、他のファクターの温度から取得するのではなく、該融氷水の温度を温度センサで直接検知するようにしてもよい。
(2) 低温モードにおいて、除氷運転の開始を契機として第1低温時供給時間だけ融氷水を供給した後、運転切替手段が除氷完了温度を検知するまで融氷水の供給を停止し、除氷完了温度となった後に第2低温時供給時間だけ融氷水を供給するようにしてもよい。
(3) 製氷室から最初の氷塊が離脱してから最後の氷塊が離脱するまでに要する離脱時間を実験により求め、低温モードでは、除氷運転の開始を契機として第1低温時供給時間だけ融氷水を供給した後、離脱時間の間は融氷水の供給を停止し、該離脱時間の経過により第2低温時供給時間だけ融氷水を供給するようにしてもよい。
(5) 高温モードにおける高温時供給時間については、融氷水の温度と水皿表面から氷片を融解除去し得る時間との関係を予め実験により取得して、該関係をテーブル化したデータを予め制御手段46に記憶し、融氷水の温度に応じて高温時供給時間の長さを変えるようにしてもよい。
(6) 融氷水の温度は、周囲温度に影響されると共に、該周囲温度の高低によって除氷運転において除氷開始から氷塊が離脱し始めるまでの時間も異なる場合がある。そこで、低温モードにおける第1低温時供給時間について、周囲温度(融氷水の温度)と除氷開始から氷塊が離脱し始めるまでの時間との関係を予め実験により取得して、該関係をテーブル化したデータを予め制御手段46に記憶し、周囲温度(融氷水の温度)に応じて第1低温時供給時間の長さを変えるようにしてもよい。
(7) 実施例では、運転切替手段によって製氷室(製氷部)の温度を検知して製氷運転と除氷運転とを切替えるようにしたが、運転切替手段はタイマ等の計時手段を用いることができる。すなわち、予め設定された製氷完了時間や除氷完了時を計時手段(運転切替手段)が計時することで製氷運転と除氷運転とを切替えるようにすることができる。
(8) 実施例では、運転切替手段が製氷運転完了を検知(製氷完了温度の検知)してから待機時間が経過してから融氷水の供給を開始するようにしたが、運転切替手段の製氷運転完了の検知と同時に融氷水の供給を開始するようにしてもよい。
14 水皿
26 給水機構
40 運転切替手段(温度測定手段)
I 氷塊
Claims (4)
- 下向きに開口する製氷室(12)を画成した製氷部(12)と、前記製氷室(12)を閉成する閉成位置および該製氷室(12)を開放する開放位置との間を傾動する水皿(14)とを備え、前記水皿(14)を閉成位置に保持した状態で製氷室(12)に氷塊(I)を生成する製氷運転を行い、運転切替手段(40)が製氷運転完了を検知すると、前記水皿(14)を閉成位置から開放位置に傾動させて製氷室(12)から氷塊(I)を離脱させる除氷運転を行うと共に、前記水皿(14)の表面に給水機構(26)から水を供給して水皿表面に付着する氷を除去する自動製氷機において、
前記運転切替手段(40)の製氷運転完了の検知により給水機構(26)からの水の供給を開始して、前記製氷室(12)から氷塊(I)が離脱する時間より短い第1供給時間の経過により該給水機構(26)からの水の供給を停止し、前記製氷部(12)からの氷塊(I)の離脱後に第2供給時間に亘って給水機構(26)から水を水皿表面に供給するようにした
ことを特徴とする自動製氷機の運転方法。 - 前記給水機構(26)から供給される水の温度が判定基準温度より高い場合は、前記運転切替手段(40)の製氷運転完了の検知により給水機構(26)からの水の供給を開始して、前記製氷室(12)から氷塊(I)が離脱する時間より短い高温時供給時間の経過により該給水機構(26)からの水の供給を停止し、
前記給水機構(26)から供給される水の温度が判定基準温度より低い場合は、前記運転切替手段(40)の製氷運転完了の検知により給水機構(26)からの水の供給を開始して、前記第1供給時間の経過により該給水機構(26)からの水の供給を停止し、前記製氷部(12)からの氷塊(I)の離脱後に前記第2供給時間に亘って給水機構(26)から水を水皿表面に供給するようにした請求項1記載の自動製氷機の運転方法。 - 前記製氷運転の初期段階において、前記水皿(14)から水が供給される前記製氷部(12)の温度を温度測定手段(40)により測定することで、前記給水機構(26)から供給される水の温度を間接的に取得し、この取得した水温を前記判定基準温度と比較して水温の高低を判定するようにした請求項2記載の自動製氷機の運転方法。
- 前記除氷運転において、前記製氷部(12)の温度を測定する温度測定手段(40)による単位時間当りの温度変化量が判定変化量以上となった場合に、前記製氷室(12)から氷塊が離脱したと見做して、前記給水機構(26)からの水の供給開始から氷塊(I)が離脱したと見做されたまでの時間を、次回の除氷運転における前記第1供給時間として用いるようにした請求項1〜3の何れか一項に記載の自動製氷機の運転方法。
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