JP6954808B2 - 製氷機の除氷制御方法 - Google Patents

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Description

この発明は、製氷機の除氷制御方法に関するものであって、除氷工程の終期に、何等かの原因で氷が製氷部から完全に脱落せず詰まった場合に、そのまま次の製氷工程に移行して多重製氷を生ずる弊害を未然に防止し得る除氷制御方法に関するものである。
大量の氷塊を自動的に製造する製氷機が、レストランや喫茶店等の各種施設で広く使用されている。この製氷機は、求められる氷塊を作る製氷構造の差に応じて、例えばクローズドセル式、オープンセル式、流下式等の機種が存在する。本発明は、製氷工程と除氷工程とを反復して製氷部に氷を成長させる所謂バッチ式製氷機の除氷制御方法に関するものであるので、先ずバッチ式の例として流下式製氷機を挙げて、その概略構成を説明する。
図24に示す流下式製氷機10は、氷を製造する製氷ユニット14と、この製氷ユニット14を冷却する冷凍回路30とを備え、この製氷ユニット14から落下した氷塊17が貯氷庫12に貯留されるようになっている。製氷ユニット14は、垂直姿勢で対向配置した一対の製氷板(製氷部)16,16と、両製氷板16,16の下方に設けられて、両製氷板16,16から流下する製氷水(除氷水)を回収貯留する製氷水タンク18とを備えている。また、製氷ユニット14には、冷凍回路30の一部を構成する蒸発器EPが両製氷板16,16の間に配設されている。製氷ユニット14は、製氷水タンク18からの製氷水を各製氷板16の表面(製氷面)16aに供給する散水部(製氷水供給手段)20と、製氷板16における製氷面16aと反対側の面(裏面)に除氷水を供給する除氷水供給手段24とを備えている。
前記製氷水タンク18は、図24に示すように、上部が開口した箱状に形成されている。製氷水タンク18の上部開口は、両製氷板16,16の直下に位置し、両製氷板16,16から流下する未氷結の製氷水および除氷水を回収して、製氷運転で使用する製氷水として貯留する。また、製氷水タンク18の上部には、除氷運転に際して両製氷板16,16から離脱した氷を受けて前記貯氷庫12に案内する氷案内部28が配置されている。氷案内部28の各傾斜面には、スリット(図示せず)が開設されており、未氷結の製氷水および除氷水と氷とが前記氷案内部28で分離され、前記スリットを通過して製氷水だけが製氷水タンク18に回収される。
前記散水部20は、一対の製氷板16,16の上方に設けられ、製氷面16aに製氷水を散水し得る製氷水散水器22と、供給管21を介して該製氷水散水器22に製氷水タンク18から製氷水を圧送する製氷水ポンプPMとから構成される。散水部20は、製氷運転において製氷水ポンプPMが駆動されると製氷水散水器22から製氷板16の製氷面16aに製氷水を供給する一方、除氷運転に際しては製氷水ポンプPMを停止して製氷板16への製氷水の供給を停止する。除氷水供給手段24は、製氷水散水器22の下方に位置して両製氷板16,16の間における上部に設置され、製氷板16の裏面に除氷水を散水し得る除氷水散水器26と、水道等の外部水源に接続する給水管25に介挿された給水弁WVとから構成される。除氷水供給手段24は、除氷運転において給水弁WVを開放することで、除氷水散水器26から除氷水を製氷板16の裏面に供給する一方、製氷運転時は給水弁WVが閉じられて製氷板16への除氷水の供給が停止される。
図24に示す前記冷凍回路30は、圧縮機CM、凝縮器CDおよび減圧手段としての膨張弁EVと、前記製氷板16に配設された蒸発器EPとからなる。この冷凍回路30の回路は、圧縮機CM、凝縮器CD、膨張弁EVおよび蒸発器EPの順番で冷媒が循環するよう冷媒配管31で連通接続されている。また、冷凍回路30は、圧縮機CMから蒸発器EPに冷媒を直接導くバイパス管32と、このバイパス管32に介挿されたホットガス弁HVとからなるバイパス回路を備えている。冷凍回路30は、製氷運転において、ホットガス弁HVを閉じると共にファンFMを駆動して凝縮器CDを冷却したもとで圧縮機CMを駆動することで、蒸発器EPにより製氷板16を冷却する。冷凍回路30は、除氷運転において、圧縮機CMを駆動したままファンFMを停止してホットガス弁HVを開放することで、蒸発器EPに供給されたホットガスにより製氷板16を加熱する。
図24における製氷ユニット14に関して、前記製氷水タンク18には連通管原理を応用した水位検出装置38が併設されている。すなわち水位検出装置38は、製氷水タンク18の底部に連通管40を介して連通する水位検出箱42と、該水位検出箱42に収納したフロートスイッチFSとからなり、前記製氷水タンク18における製氷水の水位を該フロートスイッチFSにより検出して、制御回路(図示せず)へ水位情報を入力するようになっている。また、図24に示す前記蒸発器EPにおいて、該蒸発器EPの冷媒出口側には、冷媒の温度を検出するための温度センサTh1(例えばサーミスタ)が配設されて、該温度センサTh1が検出した温度情報を前記制御回路へ入力するようになっている。前記製氷水タンク18の内部には、ここに貯留される製氷水の温度を検知する温度センサTh2(例えばサーミスタの如き感温素子)が配置されて、該温度センサTh2が検出した温度情報を前記制御回路へ入力するようになっている。更に、前記製氷水タンク18の底部には排水管34が連結され、該排水管34には排水弁DVが連通接続されている。この排水弁DVは、前記制御回路からの指令により弁の開閉が行われ、該排水弁DVを開放することで製氷水タンク18の製氷水を排出し得るようになっている。
図25は、図24に示した流下式製氷機10で実行される製氷工程および除氷工程を示すタイムチャートである。製氷工程に際しては、図24のポンプモータPMを駆動して製氷水タンク18の製氷水を製氷水散水器22へ圧送し、該製氷水散水器22から製氷水を製氷部16へ散布する。なお、前記圧縮機CMから膨張手段EVを介して冷媒が製氷部16へ供給され、該製氷部16は氷点下にまで冷却されている。このため、図25のタイムチャートにおける製氷工程で製氷部16の製氷面16aには、製氷水が凍結して次第に氷が成長する。また、蒸発器EPの冷媒出口側に設けた冷媒温度センサTh1の検出温度は徐々に低下する。
そして、前記製氷水タンク18の製氷水が製氷部16へ供給されて該製氷部16に氷結し始めると、該製氷水タンク18の製氷水の水位は徐々に低下する。この製氷水の低下は前記フロートスイッチFSが常時検知しているため、前記製氷水タンク18の水位が下限水位(予め設定されている)に低下したことを該フロートスイッチFSが検出すると、前記製氷部16に氷が所定の大きさに成長したものと判断して、図25に示すように製氷工程から除氷工程に切り換わる。すなわち、図24に示す前記ホットガス弁HVが開放して圧縮機CMからの熱冷媒を前記蒸発器EPに供給することで、前記製氷部16を加温し該製氷部16に氷結した氷の剥離を開始する。また、除氷工程への切り替えと同時に図24に示す前記給水弁WVを開放して、除氷水供給手段24からの除氷水(常温)を除氷水散水器26を介して前記製氷部16に散布する。
前記ホットガス弁HVから供給された熱冷媒により前記蒸発器EPは温度上昇し前記冷媒温度センサTh1の検出温度は、図25に示すように次第に上昇する。そして冷媒温度センサTh1の検出温度が、例えば9℃に到達してから、例えば10秒後に給水弁WVを閉成して製氷部16への除氷水の供給を停止すると共に、図24に示すポンプモータPMを駆動して製氷水タンク18の製氷水を製氷水散水器22を介して該製氷部16に散水する。また、前記給水弁WVを閉成した時点から例えば50秒経過した時点で、製氷部16に氷結していた氷は全て剥離落下したものと判断して、ホットガス弁HVを閉成して熱冷媒の供給を停止して除氷工程を完了し、次の製氷工程へ移行する。このように、製氷工程と除氷工程とをバッチ式に反復することで一連の製氷サイクルが達成される。
特開2011−158210号公報
図25のタイムチャートで説明したように、前記流下式製氷機では、製氷工程と除氷工程とを反復することにより、製氷部に氷が生成され、また該製氷部から氷が剥離されて貯氷庫へ氷が回収される。しかし、製氷機における各部位のバラツキや、製氷部における想定外の傾き、その他湿気の過剰取り込みで水分過多になる等の諸原因によって、製氷部の氷が大きく成長し過ぎてしまう場合がある。このように氷が成長し過ぎると、図24において製氷部16で上下に隣接し合う氷が縦に連結してしまい、除氷工程で該製氷部16から離脱しても円滑に落下せず、製氷部16と氷案内部28との間に残留して氷落下口を塞いでしまうことがある。このような状態のままで製氷サイクルに移行すると、次の除氷工程で落下した氷が既に残留している氷に重なってしまう。従って、製氷サイクルが反復されるにつれて、貯氷庫12へ回収されなかった製氷部16の下方が氷で埋まってしまい、遂には該製氷部16を破損させる等の問題を生じてしまう。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため請求項1に記載の発明は、
冷凍回路からの冷媒を膨張手段を介して製氷部の蒸発器へ供給すると共に、製氷水タンクのポンプモータを駆動して製氷水を前記製氷部へ供給して製氷を行う製氷工程と、
前記製氷水タンクに併設したフロートスイッチが該製氷水タンクにおける製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路のホットガス弁を開放して圧縮機からの熱冷媒を前記蒸発器に供給すると共に、外部水道系の給水弁を開放して前記製氷部に除氷水を供給して該製氷部から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
前記除氷工程中に、前記蒸発器の出口側に設けた冷媒温度センサが所定の上昇温度を検出した時点から第1時間を経過した時点で前記冷媒温度センサの検出温度を確認し、
その検出温度が所定の第1温度よりも高ければ、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
前記冷媒温度センサが確認した検出温度が前記第1温度より低く且つ所定の第2温度よりも高ければ、当該除氷工程を第2時間だけ延長してから次の製氷工程に移行し、
前記冷媒温度センサが確認した検出温度が前記第2温度よりも低ければ、当該除氷工程を再度行ってから次の製氷工程に移行するようにしたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、正常に製氷工程を経て除氷工程に移行し、ホットガス弁を開放して熱冷媒を製氷部の蒸発器に供給すると共に、給水弁を開放して常温の除氷水を製氷部に供給することで、蒸発器の冷媒出口側に設けた冷媒の温度が上昇するので、この温度上昇を冷媒温度センサにより監視している。前記冷媒温度センサが所定の上昇温度を検知してから第1時間を経過した時点で、該冷媒温度センサにより確認した温度に依存して以下の状態を見込み判断する。
(1)製氷部から氷が完全に脱落して詰まっていない状態
(2)製氷部から氷が脱落しても一部が詰まっていると思われる状態
(3)製氷部から脱落した氷が詰まってしまっている状態
そして前記判断の結果に応じて、(1)除氷工程を終了して製氷工程へ移行する、(2)除氷工程を念の為に追加して製氷部に詰まっていると思われる氷を融解除去する、および(3)除氷工程を再度実施して、製氷部に詰まっている氷を融解除去する、の何れかを選択することで、二重製氷になる事態を未然に防止し得る。すなわち多重製氷を生ずることがなくなり、製氷部や周辺部品の故障・破損が有効に防止される。
請求項2に記載の発明では、前記再度行われる除氷工程を複数回反復するようにしたことを要旨とする。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため請求項3に記載の発明は、
冷凍回路からの冷媒を膨張手段を介して製氷部の蒸発器へ供給すると共に、製氷水タンクのポンプモータを駆動して製氷水を前記製氷部へ供給して製氷を行う製氷工程と、
前記製氷水タンクに併設したフロートスイッチが該製氷水タンクにおける製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路のホットガス弁を開放して圧縮機からの熱冷媒を前記蒸発器に供給すると共に、外部水道系の給水弁を開放して前記製氷部に除氷水を供給して該製氷部から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
前記除氷工程中に、前記蒸発器の出口側に設けた冷媒温度センサが所定の上昇温度を検出した時点から所定時間を経過した時点からN秒毎に前記冷媒温度センサの検出温度を確認し、
前記冷媒温度センサが確認した検出温度が上昇を続けているか、または該検出温度が1℃以上で安定していれば、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
前記冷媒温度センサが確認した検出温度が下降し続けているか、または1℃未満で安定していれば、当該除氷工程を所定時間だけ延長してから次の製氷工程に移行し、
前記冷媒温度センサが確認した検出温度が予め設定した時間だけ下降し続けているか、または1℃未満で安定していれば、当該除氷工程を所定時間だけ延長してから、当該除氷工程を再度行うようにしたことを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、正常に製氷工程を経て除氷工程に移行し、ホットガス弁を開放して熱冷媒を製氷部の蒸発器に供給すると共に、給水弁を開放して常温の除氷水を製氷部に供給することで、蒸発器の冷媒出口側に設けた冷媒の温度が上昇するので、この温度上昇を冷媒温度センサにより監視している。前記冷媒温度センサが所定の上昇温度を検知してから所定時間を経過した時点からN秒毎に、該冷媒温度センサにより確認した冷媒の温度に依存して以下の状態を見込み判断する。
(1)製氷部から氷が完全に脱落して詰まっていない状態
(2)製氷部から氷が脱落しても一部が詰まっていると思われる状態
(3)製氷部から脱落した氷が詰まってしまっている状態
そして前記判断の結果に応じて、(1)除氷工程を終了して製氷工程へ移行する、(2)除氷工程を念の為に追加して製氷部に詰まっていると思われる氷を融解除去する、および(3)除氷工程を再度実施して、製氷部に詰まっている氷を融解除去する、の何れかを選択することで、二重製氷になる事態を未然に防止し得る。すなわち多重製氷を生ずることがなくなり、製氷部や周辺部品の故障・破損が有効に防止される。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため請求項4に記載の発明は、
冷凍回路からの冷媒を膨張手段を介して製氷部の蒸発器へ供給すると共に、製氷水タンクのポンプモータを駆動して製氷水を前記製氷部へ供給して製氷を行う製氷工程と、
前記製氷水タンクに併設したフロートスイッチが該製氷水タンクにおける製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路のホットガス弁を開放して圧縮機からの熱冷媒を前記蒸発器に供給すると共に、外部水道系の給水弁を開放して前記製氷部に除氷水を供給して該製氷部から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
前記除氷工程中に、前記蒸発器の出口側に設けた冷媒温度センサが所定の上昇温度を検出した時点から第1時間を経過した時点で前記冷媒温度センサの検出温度を確認し、
その検出温度が所定温度よりも高ければ、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
前記冷媒温度センサが確認した検出温度が前記所定の温度より低ければ、前記製氷水タンクに連通する排水弁を開放して製氷水を排出した後に、当該除氷工程を再度行うようにしたことを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、正常に製氷工程を経て除氷工程に移行し、ホットガス弁を開放して熱冷媒を製氷部の蒸発器に供給すると共に、給水弁を開放して常温の除氷水を製氷部に供給することで、蒸発器の冷媒出口側に設けた冷媒の温度が上昇するので、この温度上昇を冷媒温度センサにより監視している。前記冷媒温度センサが所定の上昇温度を検知してから第1時間を経過した時点で、該冷媒温度センサにより確認した温度が所定の温度よりも高くなっているか、低くなっているかに依存して以下の状態を見込み判断する。
(1)製氷部から氷が完全に脱落して詰まっていない状態
(2)製氷部から氷が脱落しても一部が詰まっていると思われる状態
(3)製氷部から脱落した氷が詰まってしまっている状態
そして前記判断の結果に応じて、(1)除氷工程を終了して製氷工程へ移行する、(2)除氷工程を念の為に追加して製氷部に詰まっていると思われる氷を融解除去する、および(3)除氷工程を再度実施して、製氷部に詰まっている氷を融解除去する、の何れかを選択することで、二重製氷になる事態を未然に防止し得る。すなわち多重製氷を生ずることがなくなり、製氷部や周辺部品の故障・破損が有効に防止される。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため請求項5に記載の発明は、
冷凍回路からの冷媒を膨張手段を介して製氷部の蒸発器へ供給すると共に、製氷水タンクのポンプモータを駆動して製氷水を前記製氷部へ供給して製氷を行う製氷工程と、
前記製氷水タンクに併設したフロートスイッチが該製氷水タンクにおける製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路のホットガス弁を開放して圧縮機からの熱冷媒を前記蒸発器に供給すると共に、外部水道系の給水弁を開放して前記製氷部に除氷水を供給して該製氷部から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
前記除氷工程中に、前記蒸発器の出口側に設けた冷媒温度センサが所定の上昇温度を検出した時点から第1時間を経過した時点で前記製氷水タンクに配置した製氷水温度センサの検出温度を確認し、
その検出温度が所定の第1温度よりも高ければ、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
前記製氷水温度センサが確認した検出温度が前記第1温度より低く且つ所定の第2温度よりも高ければ、当該除氷工程を第2時間だけ延長してから次の製氷工程に移行し、
前記製氷水温度センサが確認した検出温度が前記第2温度よりも低ければ、当該除氷工程を再度行ってから次の製氷工程に移行するようにしたことを要旨とする。
請求項5に係る発明によれば、正常に製氷工程を経て除氷工程に移行し、ホットガス弁を開放して熱冷媒を製氷部の蒸発器に供給すると共に、給水弁を開放して常温の除氷水を製氷部に供給することで、蒸発器の冷媒出口側に設けた冷媒の温度が上昇するので、この温度上昇を冷媒温度センサにより監視している。前記冷媒温度センサが所定の上昇温度を検知してから第1時間を経過した時点で、製氷水タンクに設けた製氷水温度センサにより確認した製氷水の温度に依存して以下の状態を見込み判断する。
(1)製氷部から氷が完全に脱落して詰まっていない状態
(2)製氷部から氷が脱落しても一部が詰まっていると思われる状態
(3)製氷部から脱落した氷が詰まってしまっている状態
そして前記判断の結果に応じて、(1)除氷工程を終了して製氷工程へ移行する、(2)除氷工程を念の為に追加して製氷部に詰まっていると思われる氷を融解除去する、および(3)除氷工程を再度実施して、製氷部に詰まっている氷を融解除去する、の何れかを選択することで、二重製氷になる事態を未然に防止し得る。すなわち多重製氷を生ずることがなくなり、製氷部や周辺部品の故障・破損が有効に防止される。
請求項6に記載の発明では、前記再度行われる除氷工程を複数回反復するようにしたことを要旨とする。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため請求項7に記載の発明は、
冷凍回路からの冷媒を膨張手段を介して製氷部の蒸発器へ供給すると共に、製氷水タンクのポンプモータを駆動して製氷水を前記製氷部へ供給して製氷を行う製氷工程と、
前記製氷水タンクに併設したフロートスイッチが該製氷水タンクにおける製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路のホットガス弁を開放して圧縮機からの熱冷媒を前記蒸発器に供給すると共に、外部水道系の給水弁を開放して前記製氷部に除氷水を供給して該製氷部から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
前記除氷工程中に、前記蒸発器の出口側に設けた冷媒温度センサが所定の上昇温度を検出した時点から所定時間を経過した時点からN秒毎に前記製氷水タンクに配置した製氷水温度センサの検出温度を確認し、
前記製氷水温度センサが確認した検出温度が上昇を続けているか、または該検出温度が1℃以上で安定していれば、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
前記製氷水温度センサが確認した検出温度が下降し続けているか、または1℃未満で安定していれば、当該除氷工程を所定時間だけ延長してから次の製氷工程に移行し、
前記製氷水温度センサが確認した検出温度が予め設定した時間だけ下降し続けているか、または1℃未満で安定していれば、当該除氷工程を所定時間だけ延長してから、当該除氷工程を再度行うようにしたことを要旨とする。
請求項7に係る発明によれば、正常に製氷工程を経て除氷工程に移行し、ホットガス弁を開放して熱冷媒を製氷部の蒸発器に供給すると共に、給水弁を開放して常温の除氷水を製氷部に供給することで、蒸発器の冷媒出口側に設けた冷媒の温度が上昇するので、この温度上昇を冷媒温度センサにより監視している。前記冷媒温度センサが所定の上昇温度を検知してから所定時間を経過した時点からN秒毎に、製氷水タンクに設けた製氷水温度センサにより確認した製氷水の温度に依存して以下の状態を見込み判断する。
(1)製氷部から氷が完全に脱落して詰まっていない状態
(2)製氷部から氷が脱落しても一部が詰まっていると思われる状態
(3)製氷部から脱落した氷が詰まってしまっている状態
そして前記判断の結果に応じて、(1)除氷工程を終了して製氷工程へ移行する、(2)除氷工程を念の為に追加して製氷部に詰まっていると思われる氷を融解除去する、および(3)除氷工程を再度実施して、製氷部に詰まっている氷を融解除去する、の何れかを選択することで、二重製氷になる事態を未然に防止し得る。すなわち多重製氷を生ずることがなくなり、製氷部や周辺部品の故障・破損が有効に防止される。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため請求項8に記載の発明は、
冷凍回路からの冷媒を膨張手段を介して製氷部の蒸発器へ供給すると共に、製氷水タンクのポンプモータを駆動して製氷水を前記製氷部へ供給して製氷を行う製氷工程と、
前記製氷水タンクに併設したフロートスイッチが該製氷水タンクにおける製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路のホットガス弁を開放して圧縮機からの熱冷媒を前記蒸発器に供給すると共に、外部水道系の給水弁を開放して前記製氷部に除氷水を供給して該製氷部から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
前記除氷工程中に、前記蒸発器の出口側に設けた冷媒温度センサが所定の上昇温度を検出した時点から第1時間を経過した時点で前記製氷水タンクに配置した製氷水温度センサの検出温度を確認し、
その検出温度が所定温度よりも高ければ、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
前記製氷水温度センサが確認した検出温度が前記所定の温度より低ければ、前記製氷水タンクに連通する排水弁を開放して製氷水を排出した後に、当該除氷工程を再度行うようにしたことを要旨とする。
請求項8に係る発明によれば、正常に製氷工程を経て除氷工程に移行し、ホットガス弁を開放して熱冷媒を製氷部の蒸発器に供給すると共に、給水弁を開放して常温の除氷水を製氷部に供給することで、蒸発器の冷媒出口側に設けた冷媒の温度が上昇するので、この温度上昇を冷媒温度センサにより監視している。前記冷媒温度センサが所定の上昇温度を検知してから第1時間を経過した時点で、製氷水タンクに設けた製氷水温度センサにより確認した製氷水の温度が所定の温度よりも高くなっているか、低くなっているかに依存して以下の状態を見込み判断する。
(1)製氷部から氷が完全に脱落して詰まっていない状態
(2)製氷部から氷が脱落しても一部が詰まっていると思われる状態
(3)製氷部から脱落した氷が詰まってしまっている状態
そして前記判断の結果に応じて、(1)除氷工程を終了して製氷工程へ移行する、(2)除氷工程を念の為に追加して製氷部に詰まっていると思われる氷を融解除去する、および(3)除氷工程を再度実施して、製氷部に詰まっている氷を融解除去する、の何れかを選択することで、二重製氷になる事態を未然に防止し得る。すなわち多重製氷を生ずることがなくなり、製氷部や周辺部品の故障・破損が有効に防止される。
本発明によれば、製氷工程から移行した除氷工程の終期に、何等かの原因で氷が製氷部から完全に脱落せず、該製氷部の下方に残留して詰まった場合に、そのまま次の製氷工程更には除氷工程へ移行することで生ずる多重製氷の弊害を未然に防止することができる。
本発明の実施例1に係る除氷制御方法における前半の工程を示すタイムチャートである。 実施例1の除氷制御方法において、冷媒温度センサの検出温度が第1温度より高い場合の挙動を示すタイムチャートである。 実施例1の除氷制御方法において、冷媒温度センサの検出温度が第2温度より高く、且つ第1温度より低い場合の挙動を示すタイムチャートである。 実施例1の除氷制御方法において、冷媒温度センサの検出温度が第2温度より低い場合の挙動を示すタイムチャートである。 図4に示す除氷工程を連続して3回まで反復することを示すタイムチャートである。 実施例2の除氷制御方法において、冷媒温度センサの検出温度が上昇し続けている場合の挙動を示すタイムチャートである。 実施例2の除氷制御方法において、冷媒温度センサの検出温度が1℃以上で安定する場合の挙動を示すタイムチャートである。 実施例2の除氷制御方法において、冷媒温度センサの検出温度が下降を続けているか、または1℃未満で安定している場合の挙動を示すタイムチャートである。 実施例2の除氷制御方法において、冷媒温度センサの検出温度が予め設定した時間だけ下降を続けているか、または1℃未満で安定している場合の挙動を示すタイムチャートである。 実施例3の除氷制御方法において、冷媒温度センサの検出温度が所定温度より高い場合の挙動を示すタイムチャートである。 実施例3の除氷制御方法において、冷媒温度センサの検出温度が所定温度より低い場合の挙動を示すタイムチャートである。 本発明の実施例4に係る除氷制御方法において、製氷工程および除氷工程が反復されている製氷サイクルのタイムチャートである。 実施例4に係る除氷制御方法における前半の工程を示すタイムチャートである。 実施例4の除氷制御方法において、製氷水温度センサの検出温度が第1温度より高い場合の挙動を示すタイムチャートである。 実施例4の除氷制御方法において、製氷水温度センサの検出温度が第2温度より高く、且つ第1温度より低い場合の挙動を示すタイムチャートである。 実施例4の除氷制御方法において、製氷水温度センサの検出温度が第2温度より低い場合の挙動を示すタイムチャートである。 図16に示す除氷工程を連続して3回まで反復することを示すタイムチャートである。 実施例5の除氷制御方法において、製氷水温度センサの検出温度が上昇し続けている場合の挙動を示すタイムチャートである。 実施例5の除氷制御方法において、製氷水温度センサの検出温度が1℃以上で安定する場合の挙動を示すタイムチャートである。 実施例5の除氷制御方法において、製氷水温度センサの検出温度が下降を続けているか、または1℃未満で安定している場合の挙動を示すタイムチャートである。 実施例5の除氷制御方法において、製氷水温度センサの検出温度が予め設定した時間だけ下降を続けているか、または1℃未満で安定している場合の挙動を示すタイムチャートである。 実施例6の除氷制御方法において、製氷水温度センサの検出温度が所定温度より高い場合の挙動を示すタイムチャートである。 実施例6の除氷制御方法において、製氷水温度センサの検出温度が所定温度より低い場合の挙動を示すタイムチャートである。 製氷工程と除氷工程とを反復して製氷を行う流下式製氷機の概略構造を示す説明図である。 図24に示す流下式製氷機における製氷工程および除氷工程が反復される製氷サイクルのタイムチャートである。
次に、本発明に係る製氷機の除氷制御方法について、流下式製氷機の製氷サイクルを例に挙げて、添付図面を参照しながら説明する。ここで例示する流下式製氷機は、図24に関して説明した機構のものであり、該製氷機の基本的な製氷サイクルは、図25のタイムチャートに示した通りである。
また、本発明の実施例は実施例1〜実施例6に分かたれ、前半の実施例1〜実施例3は蒸発器の冷媒出口側に設けた冷媒温度センサの検出温度を主たる指標とし、後半の実施例4〜実施例6は製氷水タンクにおける製氷水温度センサの検出温度を主たる指標としている。そして、実施例4は実施例1に、実施例5は実施例2に、更に実施例6は実施例3に対応していて、検出指標は異なるが基本的な挙動を同一にしている。
実施例1に係る除氷制御方法によれば、図1〜図5に示す制御を実行することで多重製氷を未然に防止することができる。すなわち図1において、製氷工程が終了に近づくにつれて、前記蒸発器EPの冷媒出口付近に設けた冷媒温度センサTh1の検出温度は低下し続けるが、前記フロートスイッチFSが製氷水タンク18の製氷水における所定の水位低下を検出すると、除氷工程に移行して前記ホットガス弁HVが開放し熱冷媒が該蒸発器EPに供給される。このため前記冷媒温度センサTh1の検出温度は、除氷が進むにつれて上昇し始め、図1において例えば9℃を検出した時点からタイマ(図示せず)が計時を開始し、例えば10秒経過した時点で前記供給弁WVを閉成する。また、前記ポンプモータPMの駆動を開始して、製氷水タンク18の製氷水を前記製氷部16へ散布供給する。
そして、冷媒温度センサTh1が前記所定の上昇温度(9℃)を検出した時点から第1時間T1(例えば60秒)を経過した時点で、該冷媒温度センサTh1による冷媒の検出温度を制御部(図示せず)で確認する。そして、このときの冷媒温度センサTh1の検出温度に対応して、以下の何れかの除氷制御を行う。
(1)すなわち、冷媒温度センサTh1の検出温度が、予め定めておいた第1温度TM1(例えば5℃)よりも高ければ、前記製氷部16から氷が離脱し、かつ氷詰まりも生じていないと判断して、図2に示すように当該除氷工程を終了して次の製氷工程へ移行する。これは、仮に製氷部16から氷が離脱しても、該製氷部16に氷が部分的に残留している場合は、冷媒温度センサTh1の検出温度は下降し続けるからである。
(2)また、図3に示すように、冷媒温度センサTh1が検出した冷媒の温度が前記第1温度TM1(5℃)よりも低く、且つ予め設定した所定の第2温度TM2(例えば3.5℃)よりも高い場合は、前記製氷部16から離脱した氷の一部が該製氷部16の下方に残留して詰まっている畏れがあることになる。そこで、この場合は現在進行中の除氷工程を延長する。すなわち、前記蒸発器EPへの熱冷媒の供給を第2時間T2(例えば50秒)だけ延長して、製氷部16に残留している疑いのある氷を温度が上昇している該蒸発器EPからの伝熱で融解させて脱落させ、次の製氷工程へ移行する。
(3)冷媒温度センサTh1により検出した冷媒の温度が、前記の所定温度TM2(3.5℃)よりも低くなっている場合は、前記製氷部16で離脱した氷の一部が該製氷部16の下方に詰まって残留していると判断される。従って、図4に示すように、現在進行中の除氷工程が終了しても、引き続き除氷工程を再度行うことにより、前記製氷部16に残留していた氷の離脱落下を促進させる。そして再度の除氷工程が終了したら、次の製氷工程に移行する。
なお、図5に示すように、図4における除氷工程の再実行は、例えば連続して3回までとし、この回数を繰り返した後は、製氷部16から氷は完全に脱落したものと見込んで次の製氷工程に移行する。勿論、除氷工程の再実行を3回までとするのは例示であって、現場の具体的な状況に応じて再実行の回数は増減するのが適切である。
図6〜図9のタイムチャートは、本発明に係る除氷制御方法の実施例2を示すものである。すなわち図6において、通常のルーティンである製氷工程を実施した後に除氷工程に移行する。この除氷工程では、図1に関して先に説明したように、蒸発器EPの冷媒出口側の前記冷媒温度センサTh1が所定の上昇温度(9℃)を検出した時点から所定時間T(例えば10秒)を経過した時点から、N秒(例えば5秒)毎に該冷媒温度センサTh1により検出した冷媒の温度を制御部(図示せず)で確認する。そして、冷媒温度センサTh1により検出された冷媒温度に応じて、以下の何れかの除氷制御を行う。
(1)すなわち、冷媒温度センサTh1の検出温度をN秒(5秒)毎に確認した結果として、図6に示すように前記検出温度が上昇をし続けている場合は、製氷部16から氷が完全に脱落したものとの見込み判断し、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行する。また、同じく冷媒温度センサTh1におけるN秒(5秒)毎の検出温度が、図7に示すように、1℃以上で安定していれば、この場合も製氷部16から氷が完全に脱落したものとして除氷工程を終了し、次の製氷工程に移行する。
(2)また、冷媒温度センサTh1による検出温度をN秒(5秒)毎に確認した結果として、図8に示すように、当該検出温度が下降し続けているか、または1℃未満で安定している場合は、製氷部16から離脱した氷の一部が該製氷部16の下部に残留して詰まっている畏れがあることになる。このときは、当該の除氷工程を延長する。すなわち、前記蒸発器EPへホットガス弁HVからの熱冷媒の供給を第2時間T2(例えば50秒)だけ延長して、製氷部16を蒸発器EPにより更に加温をし続けて、製氷部16の下方に残留している氷を融解させ、第2時間T2がタイムアップすると延長した除氷工程を終了して、次の製氷工程へ移行する。
(3)冷媒温度センサTh1によりN秒(5秒)毎に確認した冷媒温度が予め設定した時間(例えば20分)だけ下降し続けているか、または1℃未満で安定していれば、製氷部16に氷が残留して詰まっているものと見込み判断される。このときは、図9に示すように、所定時間だけ当該除氷工程を延長した後、再度除氷工程を行う。
図10〜図11のタイムチャートは、本発明に係る除氷制御方法の実施例3を示すものである。すなわち図10において、通常の製氷工程を実施した後に除氷工程に移行する。この除氷工程では、図1に関して説明したように、前記冷媒温度センサTh1が所定の上昇温度(9℃)を検出した時点から第1時間T1(例えば60秒)を経過した時点で、該冷媒温度センサTh1の検出温度を確認する。そして、このときの冷媒温度センサTh1により確認された冷媒の検出温度に応じて、以下の何れかの除氷制御を行う。
(1)冷媒温度センサTh1により確認した冷媒の検出温度が、所定温度TM(例えば3.5℃)より高くなっていれば、製氷部16から氷が完全に脱落したものと見込み判断して、図10に示すように、当該除氷工程を終了し、次の製氷工程に移行する。ちなみに前記の所定温度TMは、図2における制御で使用した第1温度TM1(5℃)よりも低い温度が選定され、例えば3.5℃とするのが好適である。
(2)また、冷媒温度センサTh1により確認した冷媒の検出温度が、前記所定の温度TM(例えば3.5℃)よりも低ければ、製氷部16に氷が残留して詰まっていると見込み判断し得る。そこでこのときは、図11に示すように、前記製氷水タンク18に連通している排水管34の前記排水弁DVを開放して、該製氷水タンク18の製氷水を排出する。この製氷水タンク18における製氷水を排出した後に、除氷工程を再度行うことにより、前記給水弁WVから常温の除氷水が製氷部16に散布供給されるので、前記蒸発器EPへ引き続き供給される熱冷媒と相俟って該製氷部16に残留していた氷の除去が促進される。
以下の実施例4〜実施例6のグループは、先に述べたように、実施例1〜実施例3のグループとは、各グループにおける除氷制御の指標を製氷水温度センサTh2により検出される製氷水の温度(前者)とするか、冷媒温度センサTh1により検出される冷媒の温度(後者)とするか、が相違するだけで他の基本的な制御の挙動は同じである。
実施例4に係る除氷制御方法によれば、図12〜図17に示す制御を実行することで多重製氷を未然に防止することができる。すなわち図12において、製氷工程が終了に近づくにつれて、前記蒸発器EPの冷媒温度センサTh1の検出温度は低下し続け、除氷工程に移行すると前記ホットガス弁HVが開放し熱冷媒が該蒸発器EPに供給される。このため前記冷媒温度センサTh1の検出温度は、除氷が進むにつれて上昇し始め、図12および図13において、例えば9℃を検出した時点からタイマが計時を開始し、例えば10秒経過した時点で前記供給弁WVを閉成する。また、前記ポンプモータPMの駆動を開始して、製氷水タンク18の製氷水を前記製氷部16へ散布供給する。
また、図24に示すように、製氷水タンク18に設けた製氷水温度センサTh2による製氷水の検出温度は、製氷工程では製氷部16からの未氷結水(冷却されている)が該製氷水タンク18に帰還するため徐々に低下する。次いで除氷工程に移行すると、図13に示すように、前記給水弁WVから製氷部16へ供給される常温の除氷水が製氷水タンク18へ回収されるので、該製氷水タンク18における製氷水の温度は徐々に上昇する。しかし、前記の如くタイマの計時が10秒を経過した時点で給水弁WVは閉成し、ポンプモータPMが駆動して製氷水タンク18の製氷水を循環させるため、製氷水温度センサTh2による製氷水の検出温度は下降に転じた後、安定してフラットになる。
そして、前記冷媒温度センサTh1が前記所定の上昇温度(9℃)を検出した時点から第1時間T1(例えば60秒)を経過した時点で、前記製氷水温度センサTh2による製氷水の検出温度を制御部(図示せず)で確認する。そして、このときの製氷水温度センサTh2の検出温度に対応して、以下の何れかの除氷制御を行う。
(1)すなわち、製氷水温度センサTh2の検出温度が、予め定めておいた第1温度TM1(例えば5℃)よりも高くなっていれば、前記製氷部16から氷が離脱し、かつ氷詰まりも生じていないと判断して、図14に示すように当該除氷工程を終了して次の製氷工程へ移行する。これは、仮に製氷部16から氷が離脱しても、該製氷部16に氷が部分的に残留している場合は、前記冷媒温度センサTh1の検出温度は下降し続けるからである。
(2)また、図15に示すように、製氷水温度センサTh2が検出した製氷水の温度が前記第1温度TM1(5℃)よりも低く、且つ予め設定した所定の第2温度TM2(例えば3.5℃)よりも高い場合は、前記製氷部16から離脱した氷の一部が該製氷部16の下方に残留して詰まっている畏れがあることになる。そこで、この場合は現在進行中の除氷工程を延長する(除氷工程の部分追加)。すなわち、前記蒸発器EPへの熱冷媒の供給を第2時間T2(例えば50秒)だけ延長して、製氷部16に残留している疑いのある氷を、温度上昇している該蒸発器EPからの伝熱により融解して脱落させ、次の製氷工程へ移行する。
(3)製氷水温度センサTh2により検出した製氷水の温度が、前記の所定温度TM2(3.5℃)よりも低くなっている場合は、前記製氷部16で離脱した氷の一部が該製氷部16の下方に詰まって残留していると判断される。従って、図16に示すように、現在進行中の除氷工程に引き続いて再度除氷工程を行うことにより、前記製氷部16に残留していた氷の離脱落下を促進させる。そして再度の除氷工程が終了したら、次の製氷工程に移行する。
なお、図17に示すように、図16における除氷工程の再実行は、例えば連続して3回までとし、この回数を繰り返した後は、製氷部16から氷は完全に脱落したものと見込んで次の製氷工程に移行する。
図18〜図21のタイムチャートは、本発明に係る除氷制御方法の実施例5を示すものである。すなわち図18において、通常のルーティンである製氷工程を実施した後に除氷工程に移行する。この除氷工程では、図12に関して先に説明したように、蒸発器EPの冷媒出口側の前記冷媒温度センサTh1が所定の上昇温度(9℃)を検出した時点から所定時間T(例えば10秒)を経過した時点から、N秒(例えば5秒)毎に製氷水温度センサTh2により検出した製氷水の温度を制御部(図示せず)で確認する。そして、製氷水温度センサTh2により検出された製氷水温度に応じて、以下の何れかの除氷制御を行う。
(1)すなわち、製氷水温度センサTh2の検出温度をN秒(5秒)毎に確認した結果として、図18に示すように前記検出温度が上昇をし続けている場合は、製氷部16から氷が完全に脱落したものとの見込み判断し、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行する。また、同じく製氷水温度センサTh2におけるN秒(5秒)毎の検出温度が、図19に示すように、1℃以上で安定していれば、この場合も製氷部16から氷が完全に脱落したものとして除氷工程を終了し、次の製氷工程に移行する。
(2)また、製氷水温度センサTh2による検出温度をN秒(5秒)毎に確認した結果として、図20に示すように、当該検出温度が下降し続けているか、または1℃未満で安定している場合は、製氷部16から離脱した氷の一部が該製氷部16の下部に残留して詰まっている畏れがあることになる。このときは、当該の除氷工程を延長する。すなわち、前記蒸発器EPへホットガス弁HVからの熱冷媒の供給を第2時間T2(例えば50秒)だけ延長して、製氷部16を蒸発器EPにより更に加温をし続けて、製氷部16の下方に残留している氷を融解させ、第2時間T2がタイムアップすると延長した除氷工程を終了して、次の製氷工程へ移行する。
(3)製氷水温度センサTh2によりN秒(5秒)毎に確認した冷媒温度が予め設定した時間(例えば20分)だけ下降し続けているか、または1℃未満で安定していれば、製氷部16に氷が残留して詰まっているものと見込み判断される。このときは、図21に示すように、所定時間だけ当該除氷工程を延長した後、再度除氷工程を行う。
図22〜図23のタイムチャートは、本発明に係る除氷制御方法の実施例6を示すものである。すなわち図22において、通常の製氷工程を実施した後に除氷工程に移行する。この除氷工程では、図12に関して説明したように、製氷水温度センサTh2が所定の上昇温度(9℃)を検出した時点から第1時間T1(例えば60秒)を経過した時点で、当該製氷水温度センサTh2の検出温度を確認する。そして、このときの製氷水温度センサTh2により確認された製氷水の検出温度に応じて、以下の何れかの除氷制御を行う。
(1)製氷水温度センサTh2により確認した製氷水の検出温度が、所定温度TM(例えば3.5℃)より高くなっていれば、製氷部16から氷が完全に脱落したものと見込み判断して、図22に示すように、当該除氷工程を終了し、次の製氷工程に移行する。ちなみに前記の所定温度TMは、図2における制御で使用した第1温度TM1(5℃)よりも低い温度が選定され、例えば3.5℃とするのが好適である。
(2)また、製氷水温度センサTh2により確認した製氷水の検出温度が、前記所定の温度TM(例えば3.5℃)よりも低ければ、製氷部16に氷が残留して詰まっていると見込み判断し得る。そこでこのときは、図23に示すように、前記製氷水タンク18に連通している排水管34の前記排水弁DVを開放して、該製氷水タンク18の製氷水を排出する。この製氷水タンク18における製氷水を排出した後に、除氷工程を再度行うことにより、前記給水弁WVから常温の除氷水が製氷部16に散布供給されるので、前記蒸発器EPへ引き続き供給される熱冷媒と相俟って該製氷部16に残留していた氷の除去が促進される。
16 製氷部,18 製氷水タンク,30 冷凍回路,CM 圧縮機,
DV 排水弁,EP 蒸発器,EV 膨張手段,FS フロートスイッチ,
HV ホットガス弁,PM ポンプモータ,T 所定時間,
T1 第1時間,T2 第2時間,Th1 冷媒温度センサ,
Th2 製氷水温度センサ,TM 所定温度,TM1 第1温度,
TM2 第2温度,WV 給水弁

Claims (8)

  1. 冷凍回路(30)からの冷媒を膨張手段(EV)を介して製氷部(16)の蒸発器(EP)へ供給すると共に、製氷水タンク(18)のポンプモータ(PM)を駆動して製氷水を前記製氷部(16)へ供給して製氷を行う製氷工程と、
    前記製氷水タンク(18)に併設したフロートスイッチ(FS)が該製氷水タンク(18)における製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路(30)のホットガス弁(HV)を開放して圧縮機(CM)からの熱冷媒を前記蒸発器(EP)に供給すると共に、外部水道系の給水弁(WV)を開放して前記製氷部(16)に除氷水を供給して該製氷部(16)から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
    前記除氷工程中に、前記蒸発器(EP)の出口側に設けた冷媒温度センサ(Th1)が所定の上昇温度を検出した時点から第1時間(T1)を経過した時点で前記冷媒温度センサ(Th1)の検出温度を確認し、
    その検出温度が所定の第1温度(TM1)よりも高ければ、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
    前記冷媒温度センサ(Th1)が確認した検出温度が前記第1温度(TM1)より低く且つ所定の第2温度(TM2)よりも高ければ、当該除氷工程を第2時間(T2)だけ延長してから次の製氷工程に移行し、
    前記冷媒温度センサ(Th1)が確認した検出温度が前記第2温度(TM2)よりも低ければ、当該除氷工程を再度行ってから次の製氷工程に移行するようにした
    ことを特徴とする製氷機の除氷制御方法。
  2. 前記再度行われる除氷工程を複数回反復するようにした請求項1記載の製氷機の除氷制御方法。
  3. 冷凍回路(30)からの冷媒を膨張手段(EV)を介して製氷部(16)の蒸発器(EP)へ供給すると共に、製氷水タンク(18)のポンプモータ(PM)を駆動して製氷水を前記製氷部(16)へ供給して製氷を行う製氷工程と、
    前記製氷水タンク(18)に併設したフロートスイッチ(FS)が該製氷水タンク(18)における製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路(30)のホットガス弁(HV)を開放して圧縮機(CM)からの熱冷媒を前記蒸発器(EP)に供給すると共に、外部水道系の給水弁(WV)を開放して前記製氷部(16)に除氷水を供給して該製氷部(16)から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
    前記除氷工程中に、前記蒸発器(EP)の出口側に設けた冷媒温度センサ(Th1)が所定の上昇温度を検出した時点から所定時間(T)を経過した時点からN秒毎に前記冷媒温度センサ(Th1)の検出温度を確認し、
    前記冷媒温度センサ(Th1)が確認した検出温度が上昇を続けているか、または該検出温度が1℃以上で安定していれば、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
    前記冷媒温度センサ(Th1)が確認した検出温度が下降し続けているか、または1℃未満で安定していれば、当該除氷工程を所定時間だけ延長してから次の製氷工程に移行し、
    前記冷媒温度センサ(Th1)が確認した検出温度が予め設定した時間だけ下降し続けているか、または1℃未満で安定していれば、当該除氷工程を所定時間だけ延長してから、当該除氷工程を再度行うようにした
    ことを特徴とする製氷機の除氷制御方法。
  4. 冷凍回路(30)からの冷媒を膨張手段(EV)を介して製氷部(16)の蒸発器(EP)へ供給すると共に、製氷水タンク(18)のポンプモータ(PM)を駆動して製氷水を前記製氷部(16)へ供給して製氷を行う製氷工程と、
    前記製氷水タンク(18)に併設したフロートスイッチ(FS)が該製氷水タンク(18)における製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路(30)のホットガス弁(HV)を開放して圧縮機(CM)からの熱冷媒を前記蒸発器(EP)に供給すると共に、外部水道系の給水弁(WV)を開放して前記製氷部(16)に除氷水を供給して該製氷部(16)から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
    前記除氷工程中に、前記蒸発器(EP)の出口側に設けた冷媒温度センサ(Th1)が所定の上昇温度を検出した時点から第1時間(T1)を経過した時点で前記冷媒温度センサ(Th1)の検出温度を確認し、
    その検出温度が所定温度(TM)よりも高ければ、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
    前記冷媒温度センサ(Th1)が確認した検出温度が前記所定の温度(TM)より低ければ、前記製氷水タンク(18)に連通する排水弁(DV)を開放して製氷水を排出した後に、当該除氷工程を再度行うようにした
    ことを特徴とする製氷機の除氷制御方法。
  5. 冷凍回路(30)からの冷媒を膨張手段(EV)を介して製氷部(16)の蒸発器(EP)へ供給すると共に、製氷水タンク(18)のポンプモータ(PM)を駆動して製氷水を前記製氷部(16)へ供給して製氷を行う製氷工程と、
    前記製氷水タンク(18)に併設したフロートスイッチ(FS)が該製氷水タンク(18)における製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路(30)のホットガス弁(HV)を開放して圧縮機(CM)からの熱冷媒を前記蒸発器(EP)に供給すると共に、外部水道系の給水弁(WV)を開放して前記製氷部(16)に除氷水を供給して該製氷部(16)から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
    前記除氷工程中に、前記蒸発器(EP)の出口側に設けた冷媒温度センサ(Th1)が所定の上昇温度を検出した時点から第1時間(T1)を経過した時点で前記製氷水タンク(18)に配置した製氷水温度センサ(Th2)の検出温度を確認し、
    その検出温度が所定の第1温度(TM1)よりも高ければ、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
    前記製氷水温度センサ(Th2)が確認した検出温度が前記第1温度(TM1)より低く且つ所定の第2温度(TM2)よりも高ければ、当該除氷工程を第2時間(T2)だけ延長してから次の製氷工程に移行し、
    前記製氷水温度センサ(Th2)が確認した検出温度が前記第2温度(TM2)よりも低ければ、当該除氷工程を再度行ってから次の製氷工程に移行するようにした
    ことを特徴とする製氷機の除氷制御方法。
  6. 前記再度行われる除氷工程を複数回反復するようにした請求項5記載の製氷機の除氷制御方法。
  7. 冷凍回路(30)からの冷媒を膨張手段(EV)を介して製氷部(16)の蒸発器(EP)へ供給すると共に、製氷水タンク(18)のポンプモータ(PM)を駆動して製氷水を前記製氷部(16)へ供給して製氷を行う製氷工程と、
    前記製氷水タンク(18)に併設したフロートスイッチ(FS)が該製氷水タンク(18)における製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路(30)のホットガス弁(HV)を開放して圧縮機(CM)からの熱冷媒を前記蒸発器(EP)に供給すると共に、外部水道系の給水弁(WV)を開放して前記製氷部(16)に除氷水を供給して該製氷部(16)から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
    前記除氷工程中に、前記蒸発器(EP)の出口側に設けた冷媒温度センサ(Th1)が所定の上昇温度を検出した時点から所定時間(T)を経過した時点からN秒毎に前記製氷水タンク(18)に配置した製氷水温度センサ(Th2)の検出温度を確認し、
    前記製氷水温度センサ(Th2)が確認した検出温度が上昇を続けているか、または該検出温度が1℃以上で安定していれば、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
    前記製氷水温度センサ(Th2)が確認した検出温度が下降し続けているか、または1℃未満で安定していれば、当該除氷工程を所定時間だけ延長してから次の製氷工程に移行し、
    前記製氷水温度センサ(Th2)が確認した検出温度が予め設定した時間だけ下降し続けているか、または1℃未満で安定していれば、当該除氷工程を所定時間だけ延長してから、当該除氷工程を再度行うようにした
    ことを特徴とする製氷機の除氷制御方法。
  8. 冷凍回路(30)からの冷媒を膨張手段(EV)を介して製氷部(16)の蒸発器(EP)へ供給すると共に、製氷水タンク(18)のポンプモータ(PM)を駆動して製氷水を前記製氷部(16)へ供給して製氷を行う製氷工程と、
    前記製氷水タンク(18)に併設したフロートスイッチ(FS)が該製氷水タンク(18)における製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路(30)のホットガス弁(HV)を開放して圧縮機(CM)からの熱冷媒を前記蒸発器(EP)に供給すると共に、外部水道系の給水弁(WV)を開放して前記製氷部(16)に除氷水を供給して該製氷部(16)から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
    前記除氷工程中に、前記蒸発器(EP)の出口側に設けた冷媒温度センサ(Th1)が所定の上昇温度を検出した時点から第1時間(T1)を経過した時点で前記製氷水タンク(18)に配置した製氷水温度センサ(Th2)の検出温度を確認し、
    その検出温度が所定温度(TM)よりも高ければ、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
    前記製氷水温度センサ(Th2)が確認した検出温度が前記所定の温度(TM)より低ければ、前記製氷水タンク(18)に連通する排水弁(DV)を開放して製氷水を排出した後に、当該除氷工程を再度行うようにした
    ことを特徴とする製氷機の除氷制御方法。
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