JP6954808B2 - 製氷機の除氷制御方法 - Google Patents
製氷機の除氷制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6954808B2 JP6954808B2 JP2017216274A JP2017216274A JP6954808B2 JP 6954808 B2 JP6954808 B2 JP 6954808B2 JP 2017216274 A JP2017216274 A JP 2017216274A JP 2017216274 A JP2017216274 A JP 2017216274A JP 6954808 B2 JP6954808 B2 JP 6954808B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ice
- ice making
- making
- temperature
- refrigerant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)
Description
冷凍回路からの冷媒を膨張手段を介して製氷部の蒸発器へ供給すると共に、製氷水タンクのポンプモータを駆動して製氷水を前記製氷部へ供給して製氷を行う製氷工程と、
前記製氷水タンクに併設したフロートスイッチが該製氷水タンクにおける製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路のホットガス弁を開放して圧縮機からの熱冷媒を前記蒸発器に供給すると共に、外部水道系の給水弁を開放して前記製氷部に除氷水を供給して該製氷部から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
前記除氷工程中に、前記蒸発器の出口側に設けた冷媒温度センサが所定の上昇温度を検出した時点から第1時間を経過した時点で前記冷媒温度センサの検出温度を確認し、
その検出温度が所定の第1温度よりも高ければ、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
前記冷媒温度センサが確認した検出温度が前記第1温度より低く且つ所定の第2温度よりも高ければ、当該除氷工程を第2時間だけ延長してから次の製氷工程に移行し、
前記冷媒温度センサが確認した検出温度が前記第2温度よりも低ければ、当該除氷工程を再度行ってから次の製氷工程に移行するようにしたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、正常に製氷工程を経て除氷工程に移行し、ホットガス弁を開放して熱冷媒を製氷部の蒸発器に供給すると共に、給水弁を開放して常温の除氷水を製氷部に供給することで、蒸発器の冷媒出口側に設けた冷媒の温度が上昇するので、この温度上昇を冷媒温度センサにより監視している。前記冷媒温度センサが所定の上昇温度を検知してから第1時間を経過した時点で、該冷媒温度センサにより確認した温度に依存して以下の状態を見込み判断する。
(1)製氷部から氷が完全に脱落して詰まっていない状態
(2)製氷部から氷が脱落しても一部が詰まっていると思われる状態
(3)製氷部から脱落した氷が詰まってしまっている状態
そして前記判断の結果に応じて、(1)除氷工程を終了して製氷工程へ移行する、(2)除氷工程を念の為に追加して製氷部に詰まっていると思われる氷を融解除去する、および(3)除氷工程を再度実施して、製氷部に詰まっている氷を融解除去する、の何れかを選択することで、二重製氷になる事態を未然に防止し得る。すなわち多重製氷を生ずることがなくなり、製氷部や周辺部品の故障・破損が有効に防止される。
冷凍回路からの冷媒を膨張手段を介して製氷部の蒸発器へ供給すると共に、製氷水タンクのポンプモータを駆動して製氷水を前記製氷部へ供給して製氷を行う製氷工程と、
前記製氷水タンクに併設したフロートスイッチが該製氷水タンクにおける製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路のホットガス弁を開放して圧縮機からの熱冷媒を前記蒸発器に供給すると共に、外部水道系の給水弁を開放して前記製氷部に除氷水を供給して該製氷部から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
前記除氷工程中に、前記蒸発器の出口側に設けた冷媒温度センサが所定の上昇温度を検出した時点から所定時間を経過した時点からN秒毎に前記冷媒温度センサの検出温度を確認し、
前記冷媒温度センサが確認した検出温度が上昇を続けているか、または該検出温度が1℃以上で安定していれば、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
前記冷媒温度センサが確認した検出温度が下降し続けているか、または1℃未満で安定していれば、当該除氷工程を所定時間だけ延長してから次の製氷工程に移行し、
前記冷媒温度センサが確認した検出温度が予め設定した時間だけ下降し続けているか、または1℃未満で安定していれば、当該除氷工程を所定時間だけ延長してから、当該除氷工程を再度行うようにしたことを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、正常に製氷工程を経て除氷工程に移行し、ホットガス弁を開放して熱冷媒を製氷部の蒸発器に供給すると共に、給水弁を開放して常温の除氷水を製氷部に供給することで、蒸発器の冷媒出口側に設けた冷媒の温度が上昇するので、この温度上昇を冷媒温度センサにより監視している。前記冷媒温度センサが所定の上昇温度を検知してから所定時間を経過した時点からN秒毎に、該冷媒温度センサにより確認した冷媒の温度に依存して以下の状態を見込み判断する。
(1)製氷部から氷が完全に脱落して詰まっていない状態
(2)製氷部から氷が脱落しても一部が詰まっていると思われる状態
(3)製氷部から脱落した氷が詰まってしまっている状態
そして前記判断の結果に応じて、(1)除氷工程を終了して製氷工程へ移行する、(2)除氷工程を念の為に追加して製氷部に詰まっていると思われる氷を融解除去する、および(3)除氷工程を再度実施して、製氷部に詰まっている氷を融解除去する、の何れかを選択することで、二重製氷になる事態を未然に防止し得る。すなわち多重製氷を生ずることがなくなり、製氷部や周辺部品の故障・破損が有効に防止される。
冷凍回路からの冷媒を膨張手段を介して製氷部の蒸発器へ供給すると共に、製氷水タンクのポンプモータを駆動して製氷水を前記製氷部へ供給して製氷を行う製氷工程と、
前記製氷水タンクに併設したフロートスイッチが該製氷水タンクにおける製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路のホットガス弁を開放して圧縮機からの熱冷媒を前記蒸発器に供給すると共に、外部水道系の給水弁を開放して前記製氷部に除氷水を供給して該製氷部から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
前記除氷工程中に、前記蒸発器の出口側に設けた冷媒温度センサが所定の上昇温度を検出した時点から第1時間を経過した時点で前記冷媒温度センサの検出温度を確認し、
その検出温度が所定温度よりも高ければ、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
前記冷媒温度センサが確認した検出温度が前記所定の温度より低ければ、前記製氷水タンクに連通する排水弁を開放して製氷水を排出した後に、当該除氷工程を再度行うようにしたことを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、正常に製氷工程を経て除氷工程に移行し、ホットガス弁を開放して熱冷媒を製氷部の蒸発器に供給すると共に、給水弁を開放して常温の除氷水を製氷部に供給することで、蒸発器の冷媒出口側に設けた冷媒の温度が上昇するので、この温度上昇を冷媒温度センサにより監視している。前記冷媒温度センサが所定の上昇温度を検知してから第1時間を経過した時点で、該冷媒温度センサにより確認した温度が所定の温度よりも高くなっているか、低くなっているかに依存して以下の状態を見込み判断する。
(1)製氷部から氷が完全に脱落して詰まっていない状態
(2)製氷部から氷が脱落しても一部が詰まっていると思われる状態
(3)製氷部から脱落した氷が詰まってしまっている状態
そして前記判断の結果に応じて、(1)除氷工程を終了して製氷工程へ移行する、(2)除氷工程を念の為に追加して製氷部に詰まっていると思われる氷を融解除去する、および(3)除氷工程を再度実施して、製氷部に詰まっている氷を融解除去する、の何れかを選択することで、二重製氷になる事態を未然に防止し得る。すなわち多重製氷を生ずることがなくなり、製氷部や周辺部品の故障・破損が有効に防止される。
冷凍回路からの冷媒を膨張手段を介して製氷部の蒸発器へ供給すると共に、製氷水タンクのポンプモータを駆動して製氷水を前記製氷部へ供給して製氷を行う製氷工程と、
前記製氷水タンクに併設したフロートスイッチが該製氷水タンクにおける製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路のホットガス弁を開放して圧縮機からの熱冷媒を前記蒸発器に供給すると共に、外部水道系の給水弁を開放して前記製氷部に除氷水を供給して該製氷部から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
前記除氷工程中に、前記蒸発器の出口側に設けた冷媒温度センサが所定の上昇温度を検出した時点から第1時間を経過した時点で前記製氷水タンクに配置した製氷水温度センサの検出温度を確認し、
その検出温度が所定の第1温度よりも高ければ、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
前記製氷水温度センサが確認した検出温度が前記第1温度より低く且つ所定の第2温度よりも高ければ、当該除氷工程を第2時間だけ延長してから次の製氷工程に移行し、
前記製氷水温度センサが確認した検出温度が前記第2温度よりも低ければ、当該除氷工程を再度行ってから次の製氷工程に移行するようにしたことを要旨とする。
請求項5に係る発明によれば、正常に製氷工程を経て除氷工程に移行し、ホットガス弁を開放して熱冷媒を製氷部の蒸発器に供給すると共に、給水弁を開放して常温の除氷水を製氷部に供給することで、蒸発器の冷媒出口側に設けた冷媒の温度が上昇するので、この温度上昇を冷媒温度センサにより監視している。前記冷媒温度センサが所定の上昇温度を検知してから第1時間を経過した時点で、製氷水タンクに設けた製氷水温度センサにより確認した製氷水の温度に依存して以下の状態を見込み判断する。
(1)製氷部から氷が完全に脱落して詰まっていない状態
(2)製氷部から氷が脱落しても一部が詰まっていると思われる状態
(3)製氷部から脱落した氷が詰まってしまっている状態
そして前記判断の結果に応じて、(1)除氷工程を終了して製氷工程へ移行する、(2)除氷工程を念の為に追加して製氷部に詰まっていると思われる氷を融解除去する、および(3)除氷工程を再度実施して、製氷部に詰まっている氷を融解除去する、の何れかを選択することで、二重製氷になる事態を未然に防止し得る。すなわち多重製氷を生ずることがなくなり、製氷部や周辺部品の故障・破損が有効に防止される。
冷凍回路からの冷媒を膨張手段を介して製氷部の蒸発器へ供給すると共に、製氷水タンクのポンプモータを駆動して製氷水を前記製氷部へ供給して製氷を行う製氷工程と、
前記製氷水タンクに併設したフロートスイッチが該製氷水タンクにおける製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路のホットガス弁を開放して圧縮機からの熱冷媒を前記蒸発器に供給すると共に、外部水道系の給水弁を開放して前記製氷部に除氷水を供給して該製氷部から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
前記除氷工程中に、前記蒸発器の出口側に設けた冷媒温度センサが所定の上昇温度を検出した時点から所定時間を経過した時点からN秒毎に前記製氷水タンクに配置した製氷水温度センサの検出温度を確認し、
前記製氷水温度センサが確認した検出温度が上昇を続けているか、または該検出温度が1℃以上で安定していれば、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
前記製氷水温度センサが確認した検出温度が下降し続けているか、または1℃未満で安定していれば、当該除氷工程を所定時間だけ延長してから次の製氷工程に移行し、
前記製氷水温度センサが確認した検出温度が予め設定した時間だけ下降し続けているか、または1℃未満で安定していれば、当該除氷工程を所定時間だけ延長してから、当該除氷工程を再度行うようにしたことを要旨とする。
請求項7に係る発明によれば、正常に製氷工程を経て除氷工程に移行し、ホットガス弁を開放して熱冷媒を製氷部の蒸発器に供給すると共に、給水弁を開放して常温の除氷水を製氷部に供給することで、蒸発器の冷媒出口側に設けた冷媒の温度が上昇するので、この温度上昇を冷媒温度センサにより監視している。前記冷媒温度センサが所定の上昇温度を検知してから所定時間を経過した時点からN秒毎に、製氷水タンクに設けた製氷水温度センサにより確認した製氷水の温度に依存して以下の状態を見込み判断する。
(1)製氷部から氷が完全に脱落して詰まっていない状態
(2)製氷部から氷が脱落しても一部が詰まっていると思われる状態
(3)製氷部から脱落した氷が詰まってしまっている状態
そして前記判断の結果に応じて、(1)除氷工程を終了して製氷工程へ移行する、(2)除氷工程を念の為に追加して製氷部に詰まっていると思われる氷を融解除去する、および(3)除氷工程を再度実施して、製氷部に詰まっている氷を融解除去する、の何れかを選択することで、二重製氷になる事態を未然に防止し得る。すなわち多重製氷を生ずることがなくなり、製氷部や周辺部品の故障・破損が有効に防止される。
冷凍回路からの冷媒を膨張手段を介して製氷部の蒸発器へ供給すると共に、製氷水タンクのポンプモータを駆動して製氷水を前記製氷部へ供給して製氷を行う製氷工程と、
前記製氷水タンクに併設したフロートスイッチが該製氷水タンクにおける製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路のホットガス弁を開放して圧縮機からの熱冷媒を前記蒸発器に供給すると共に、外部水道系の給水弁を開放して前記製氷部に除氷水を供給して該製氷部から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
前記除氷工程中に、前記蒸発器の出口側に設けた冷媒温度センサが所定の上昇温度を検出した時点から第1時間を経過した時点で前記製氷水タンクに配置した製氷水温度センサの検出温度を確認し、
その検出温度が所定温度よりも高ければ、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
前記製氷水温度センサが確認した検出温度が前記所定の温度より低ければ、前記製氷水タンクに連通する排水弁を開放して製氷水を排出した後に、当該除氷工程を再度行うようにしたことを要旨とする。
請求項8に係る発明によれば、正常に製氷工程を経て除氷工程に移行し、ホットガス弁を開放して熱冷媒を製氷部の蒸発器に供給すると共に、給水弁を開放して常温の除氷水を製氷部に供給することで、蒸発器の冷媒出口側に設けた冷媒の温度が上昇するので、この温度上昇を冷媒温度センサにより監視している。前記冷媒温度センサが所定の上昇温度を検知してから第1時間を経過した時点で、製氷水タンクに設けた製氷水温度センサにより確認した製氷水の温度が所定の温度よりも高くなっているか、低くなっているかに依存して以下の状態を見込み判断する。
(1)製氷部から氷が完全に脱落して詰まっていない状態
(2)製氷部から氷が脱落しても一部が詰まっていると思われる状態
(3)製氷部から脱落した氷が詰まってしまっている状態
そして前記判断の結果に応じて、(1)除氷工程を終了して製氷工程へ移行する、(2)除氷工程を念の為に追加して製氷部に詰まっていると思われる氷を融解除去する、および(3)除氷工程を再度実施して、製氷部に詰まっている氷を融解除去する、の何れかを選択することで、二重製氷になる事態を未然に防止し得る。すなわち多重製氷を生ずることがなくなり、製氷部や周辺部品の故障・破損が有効に防止される。
DV 排水弁,EP 蒸発器,EV 膨張手段,FS フロートスイッチ,
HV ホットガス弁,PM ポンプモータ,T 所定時間,
T1 第1時間,T2 第2時間,Th1 冷媒温度センサ,
Th2 製氷水温度センサ,TM 所定温度,TM1 第1温度,
TM2 第2温度,WV 給水弁
Claims (8)
- 冷凍回路(30)からの冷媒を膨張手段(EV)を介して製氷部(16)の蒸発器(EP)へ供給すると共に、製氷水タンク(18)のポンプモータ(PM)を駆動して製氷水を前記製氷部(16)へ供給して製氷を行う製氷工程と、
前記製氷水タンク(18)に併設したフロートスイッチ(FS)が該製氷水タンク(18)における製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路(30)のホットガス弁(HV)を開放して圧縮機(CM)からの熱冷媒を前記蒸発器(EP)に供給すると共に、外部水道系の給水弁(WV)を開放して前記製氷部(16)に除氷水を供給して該製氷部(16)から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
前記除氷工程中に、前記蒸発器(EP)の出口側に設けた冷媒温度センサ(Th1)が所定の上昇温度を検出した時点から第1時間(T1)を経過した時点で前記冷媒温度センサ(Th1)の検出温度を確認し、
その検出温度が所定の第1温度(TM1)よりも高ければ、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
前記冷媒温度センサ(Th1)が確認した検出温度が前記第1温度(TM1)より低く且つ所定の第2温度(TM2)よりも高ければ、当該除氷工程を第2時間(T2)だけ延長してから次の製氷工程に移行し、
前記冷媒温度センサ(Th1)が確認した検出温度が前記第2温度(TM2)よりも低ければ、当該除氷工程を再度行ってから次の製氷工程に移行するようにした
ことを特徴とする製氷機の除氷制御方法。 - 前記再度行われる除氷工程を複数回反復するようにした請求項1記載の製氷機の除氷制御方法。
- 冷凍回路(30)からの冷媒を膨張手段(EV)を介して製氷部(16)の蒸発器(EP)へ供給すると共に、製氷水タンク(18)のポンプモータ(PM)を駆動して製氷水を前記製氷部(16)へ供給して製氷を行う製氷工程と、
前記製氷水タンク(18)に併設したフロートスイッチ(FS)が該製氷水タンク(18)における製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路(30)のホットガス弁(HV)を開放して圧縮機(CM)からの熱冷媒を前記蒸発器(EP)に供給すると共に、外部水道系の給水弁(WV)を開放して前記製氷部(16)に除氷水を供給して該製氷部(16)から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
前記除氷工程中に、前記蒸発器(EP)の出口側に設けた冷媒温度センサ(Th1)が所定の上昇温度を検出した時点から所定時間(T)を経過した時点からN秒毎に前記冷媒温度センサ(Th1)の検出温度を確認し、
前記冷媒温度センサ(Th1)が確認した検出温度が上昇を続けているか、または該検出温度が1℃以上で安定していれば、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
前記冷媒温度センサ(Th1)が確認した検出温度が下降し続けているか、または1℃未満で安定していれば、当該除氷工程を所定時間だけ延長してから次の製氷工程に移行し、
前記冷媒温度センサ(Th1)が確認した検出温度が予め設定した時間だけ下降し続けているか、または1℃未満で安定していれば、当該除氷工程を所定時間だけ延長してから、当該除氷工程を再度行うようにした
ことを特徴とする製氷機の除氷制御方法。 - 冷凍回路(30)からの冷媒を膨張手段(EV)を介して製氷部(16)の蒸発器(EP)へ供給すると共に、製氷水タンク(18)のポンプモータ(PM)を駆動して製氷水を前記製氷部(16)へ供給して製氷を行う製氷工程と、
前記製氷水タンク(18)に併設したフロートスイッチ(FS)が該製氷水タンク(18)における製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路(30)のホットガス弁(HV)を開放して圧縮機(CM)からの熱冷媒を前記蒸発器(EP)に供給すると共に、外部水道系の給水弁(WV)を開放して前記製氷部(16)に除氷水を供給して該製氷部(16)から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
前記除氷工程中に、前記蒸発器(EP)の出口側に設けた冷媒温度センサ(Th1)が所定の上昇温度を検出した時点から第1時間(T1)を経過した時点で前記冷媒温度センサ(Th1)の検出温度を確認し、
その検出温度が所定温度(TM)よりも高ければ、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
前記冷媒温度センサ(Th1)が確認した検出温度が前記所定の温度(TM)より低ければ、前記製氷水タンク(18)に連通する排水弁(DV)を開放して製氷水を排出した後に、当該除氷工程を再度行うようにした
ことを特徴とする製氷機の除氷制御方法。 - 冷凍回路(30)からの冷媒を膨張手段(EV)を介して製氷部(16)の蒸発器(EP)へ供給すると共に、製氷水タンク(18)のポンプモータ(PM)を駆動して製氷水を前記製氷部(16)へ供給して製氷を行う製氷工程と、
前記製氷水タンク(18)に併設したフロートスイッチ(FS)が該製氷水タンク(18)における製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路(30)のホットガス弁(HV)を開放して圧縮機(CM)からの熱冷媒を前記蒸発器(EP)に供給すると共に、外部水道系の給水弁(WV)を開放して前記製氷部(16)に除氷水を供給して該製氷部(16)から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
前記除氷工程中に、前記蒸発器(EP)の出口側に設けた冷媒温度センサ(Th1)が所定の上昇温度を検出した時点から第1時間(T1)を経過した時点で前記製氷水タンク(18)に配置した製氷水温度センサ(Th2)の検出温度を確認し、
その検出温度が所定の第1温度(TM1)よりも高ければ、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
前記製氷水温度センサ(Th2)が確認した検出温度が前記第1温度(TM1)より低く且つ所定の第2温度(TM2)よりも高ければ、当該除氷工程を第2時間(T2)だけ延長してから次の製氷工程に移行し、
前記製氷水温度センサ(Th2)が確認した検出温度が前記第2温度(TM2)よりも低ければ、当該除氷工程を再度行ってから次の製氷工程に移行するようにした
ことを特徴とする製氷機の除氷制御方法。 - 前記再度行われる除氷工程を複数回反復するようにした請求項5記載の製氷機の除氷制御方法。
- 冷凍回路(30)からの冷媒を膨張手段(EV)を介して製氷部(16)の蒸発器(EP)へ供給すると共に、製氷水タンク(18)のポンプモータ(PM)を駆動して製氷水を前記製氷部(16)へ供給して製氷を行う製氷工程と、
前記製氷水タンク(18)に併設したフロートスイッチ(FS)が該製氷水タンク(18)における製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路(30)のホットガス弁(HV)を開放して圧縮機(CM)からの熱冷媒を前記蒸発器(EP)に供給すると共に、外部水道系の給水弁(WV)を開放して前記製氷部(16)に除氷水を供給して該製氷部(16)から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
前記除氷工程中に、前記蒸発器(EP)の出口側に設けた冷媒温度センサ(Th1)が所定の上昇温度を検出した時点から所定時間(T)を経過した時点からN秒毎に前記製氷水タンク(18)に配置した製氷水温度センサ(Th2)の検出温度を確認し、
前記製氷水温度センサ(Th2)が確認した検出温度が上昇を続けているか、または該検出温度が1℃以上で安定していれば、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
前記製氷水温度センサ(Th2)が確認した検出温度が下降し続けているか、または1℃未満で安定していれば、当該除氷工程を所定時間だけ延長してから次の製氷工程に移行し、
前記製氷水温度センサ(Th2)が確認した検出温度が予め設定した時間だけ下降し続けているか、または1℃未満で安定していれば、当該除氷工程を所定時間だけ延長してから、当該除氷工程を再度行うようにした
ことを特徴とする製氷機の除氷制御方法。 - 冷凍回路(30)からの冷媒を膨張手段(EV)を介して製氷部(16)の蒸発器(EP)へ供給すると共に、製氷水タンク(18)のポンプモータ(PM)を駆動して製氷水を前記製氷部(16)へ供給して製氷を行う製氷工程と、
前記製氷水タンク(18)に併設したフロートスイッチ(FS)が該製氷水タンク(18)における製氷水の所定の水位低下を検知すると、前記冷凍回路(30)のホットガス弁(HV)を開放して圧縮機(CM)からの熱冷媒を前記蒸発器(EP)に供給すると共に、外部水道系の給水弁(WV)を開放して前記製氷部(16)に除氷水を供給して該製氷部(16)から氷を除去する除氷工程とを反復する製氷機の除氷制御方法において、
前記除氷工程中に、前記蒸発器(EP)の出口側に設けた冷媒温度センサ(Th1)が所定の上昇温度を検出した時点から第1時間(T1)を経過した時点で前記製氷水タンク(18)に配置した製氷水温度センサ(Th2)の検出温度を確認し、
その検出温度が所定温度(TM)よりも高ければ、当該除氷工程を終了して次の製氷工程に移行し、
前記製氷水温度センサ(Th2)が確認した検出温度が前記所定の温度(TM)より低ければ、前記製氷水タンク(18)に連通する排水弁(DV)を開放して製氷水を排出した後に、当該除氷工程を再度行うようにした
ことを特徴とする製氷機の除氷制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017216274A JP6954808B2 (ja) | 2017-11-09 | 2017-11-09 | 製氷機の除氷制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017216274A JP6954808B2 (ja) | 2017-11-09 | 2017-11-09 | 製氷機の除氷制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019086250A JP2019086250A (ja) | 2019-06-06 |
JP6954808B2 true JP6954808B2 (ja) | 2021-10-27 |
Family
ID=66762690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017216274A Active JP6954808B2 (ja) | 2017-11-09 | 2017-11-09 | 製氷機の除氷制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6954808B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10170112A (ja) * | 1996-12-04 | 1998-06-26 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 製氷装置 |
JP2011038706A (ja) * | 2009-08-11 | 2011-02-24 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 流下式製氷機の製氷ユニット |
JP5591552B2 (ja) * | 2010-02-02 | 2014-09-17 | ホシザキ電機株式会社 | 製氷機 |
-
2017
- 2017-11-09 JP JP2017216274A patent/JP6954808B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019086250A (ja) | 2019-06-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5097459B2 (ja) | 製氷機の運転方法 | |
JP5008675B2 (ja) | 自動製氷機およびその運転方法 | |
EP1555496B1 (en) | Method of operation of an automatic ice-making machine when an abnormal accumulation of ice is detected | |
US20080216490A1 (en) | Operation method for automatic ice maker | |
JP2009121768A (ja) | 自動製氷機およびその制御方法 | |
JP2008256246A (ja) | 自動製氷機の運転方法 | |
JP5052240B2 (ja) | 製氷機の運転方法 | |
JP6954808B2 (ja) | 製氷機の除氷制御方法 | |
JP6934326B2 (ja) | 製氷機 | |
JP5052201B2 (ja) | 自動製氷機および自動製氷機の運転方法 | |
US6988373B2 (en) | Method for operating automatic ice-making machine | |
JP4532201B2 (ja) | 自動製氷機の運転方法 | |
JP2002098453A (ja) | 自動製氷機の異常対処方法 | |
JP4518875B2 (ja) | 自動製氷機の除氷運転方法 | |
JP7161946B2 (ja) | 自動製氷機 | |
JP6397767B2 (ja) | 自動製氷機の運転方法 | |
JP4846547B2 (ja) | 自動製氷機の運転方法 | |
JP6887835B2 (ja) | 流下式製氷機の運転方法 | |
JP3412677B2 (ja) | 自動製氷機の運転方法 | |
JP2020133908A (ja) | 自動製氷機 | |
JP2020118322A (ja) | 製氷機の除氷完了検知方法 | |
JP2024054948A (ja) | 製氷機 | |
JPS5813250Y2 (ja) | 自動製氷機 | |
JP5552390B2 (ja) | 製氷機 | |
JP2000329433A (ja) | 製氷機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201015 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210909 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210921 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210930 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6954808 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |