JP2016125645A - 防振装置 - Google Patents

防振装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016125645A
JP2016125645A JP2015002442A JP2015002442A JP2016125645A JP 2016125645 A JP2016125645 A JP 2016125645A JP 2015002442 A JP2015002442 A JP 2015002442A JP 2015002442 A JP2015002442 A JP 2015002442A JP 2016125645 A JP2016125645 A JP 2016125645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic member
mounting member
axial direction
main body
covering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015002442A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6489833B2 (ja
Inventor
義夫 平井
Yoshio Hirai
義夫 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2015002442A priority Critical patent/JP6489833B2/ja
Publication of JP2016125645A publication Critical patent/JP2016125645A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6489833B2 publication Critical patent/JP6489833B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

【課題】コストの増大を抑制しつつ、外側取付部材の軸線方向の端面と相手部材との干渉音を低減させ得る、防振装置を提供する。【解決手段】この発明の防振装置は、振動発生部及び振動受け部のうちのいずれか一方に取り付けられる筒状の外側取付部材10と、振動発生部及び振動受け部のうちの他方に取り付けられる内側取付部材21、及び、内側取付部材の外周面に固定された本体弾性部材22を有し、外側取付部材の内周側に挿入されている、本体部材20と、本体弾性部材と一体に形成され、外側取付部材の軸線方向の端面の少なくとも一部を覆う、覆い弾性部材30と、を備え、本体弾性部材は、内側取付部材の外周面の周りに固定された固定部200と、固定部から外周側へ延在して外側取付部材の内周面にまで至る脚部201と、を有し、軸線方向の投影面内において、覆い弾性部材は、脚部と重ならないように配置されている。【選択図】図1

Description

この発明は、例えば自動車等に用いられる防振装置に関するものである。
従来の防振装置として、振動発生部及び振動受け部のうちのいずれか一方(例えば、エンジン)に取り付けられる筒状の外側取付部材(例えば、ブラケット)と、振動発生部及び振動受け部のうちの他方(例えば、車体)に取り付けられる内側取付部材、及び、内側取付部材の周りに固着された弾性部材を有し、外側取付部材の内周側に挿入されている、本体部材と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2011-89630号公報
上記のような防振装置において、軸線方向の荷重が入力されると、内側取付部材が取り付けられた、振動発生部及び振動受け部のうちの他方側の金属製の取付部材(以下、「相手部材」という。)が、金属製の外側取付部材の軸線方向の端面に干渉する場合があり、干渉時の金属干渉音は、騒音となるので、抑制されることが望ましい。そのような干渉音を低減させるための手法としては、例えば、外側取付部材の軸線方向の端面のうちの、相手部材との接触が予想される部分を、予め弾性体部品で覆うことが考えられる。しかしながら、その場合、弾性体部品の追加に伴い、部品点数の増加ひいてはコストの増大に繋がる、という問題があった。
この発明は、上述した課題を解決するためのものであり、コストの増大を抑制しつつ、外側取付部材の軸線方向の端面と相手部材との干渉音を低減させ得る、防振装置を提供することを目的とするものである。
この発明の防振装置は、振動発生部及び振動受け部のうちのいずれか一方に取り付けられる筒状の外側取付部材と、前記振動発生部及び前記振動受け部のうちの他方に取り付けられる内側取付部材、及び、前記内側取付部材の外周面に固定された本体弾性部材を有し、前記外側取付部材の内周側に挿入されている、本体部材と、前記本体弾性部材と一体に形成され、前記外側取付部材の軸線方向の端面の少なくとも一部を覆う、覆い弾性部材と、を備え、前記本体弾性部材は、前記内側取付部材の外周面の周りに固定された固定部と、前記固定部から外周側へ延在して前記外側取付部材の内周面にまで至る脚部と、を有し、軸線方向の投影面内において、前記覆い弾性部材は、前記脚部と重ならないように配置されていることを特徴とする。
この発明の防振装置によれば、コストの増大を抑制しつつ、外側取付部材の軸線方向の端面と相手部材との干渉音を低減させることができる。
この発明の防振装置において、前記本体弾性部材は、前記脚部を複数有しており、前記覆い弾性部材は、前記内側取付部材の中心軸線を含む所定の仮想平面に対して、前記複数の脚部とは反対側に配置されていると、好適である。これにより、防振装置の製造時における、外側取付部材の内周側への本体部材の挿入を、容易に行うことができる。
この発明の防振装置において、前記覆い弾性部材は、前記本体弾性部材の軸線方向両側にそれぞれ設けられて、それぞれ軸線方向に対して垂直な方向に沿って延在しており、これにより、前記外側取付部材の軸線方向両側の端面それぞれの少なくとも一部が、前記覆い弾性部材により覆われていると、好適である。これにより、外側取付部材の軸線方向両側の端面において、効果的に相手部材との干渉音を低減させることができる。
この発明によれば、コストの増大を抑制しつつ、外側取付部材の軸線方向の端面と相手部材との干渉音を低減させ得る、防振装置を提供できる。
この発明の防振装置の一実施形態を、その使用状態で示す、斜視図である。 図1の本体部材及び覆い弾性部材を示す斜視図である。 図1の本体部材を外側取付部材の内周側に挿入する工程の一例を説明するための図である。 図4(a)〜図4(c)は、それぞれ弾性覆い部材の異なる変形例を説明するための要部拡大斜視図である。
以下に、図面を参照しつつ、この発明に係る防振装置の実施形態を例示説明する。
図1〜図3は、本発明の一実施形態に係る防振装置1を示している。図1に示すように、本実施形態の防振装置1は、振動発生部(例えば、エンジン)に取り付けられる筒状の外側取付部材10と、外側取付部材10の内周側に挿入されている本体部材20と、外側取付部材10の軸線方向両側の端面10bの少なくとも一部(図の例では、一部のみ)をそれぞれ覆う、例えばゴム製の2つの覆い弾性部材30と、を備えている。本体部材20は、振動受け部(例えば、車体)に取り付けられる内側取付部材21と、内側取付部材21の外周面に固定された、例えばゴム製の本体弾性部材22と、を有している。覆い弾性部材30は、例えば金型成形により、本体弾性部材22と一体に形成される。
本明細書において、「軸線方向」とは、内側取付部材21の中心軸線(図1及び図2の一点鎖線)に沿う方向を指している。本明細書では、説明の便宜上、軸線方向を図のX軸方向とし、軸線方向に対して垂直な平面内において互いに直交する第1軸直方向及び第2軸直方向を、それぞれ図のY軸方向及びZ軸方向(図1の上下方向)とする。
また、本明細書において、覆い弾性部材30が外側取付部材10の軸線方向の端面10bの少なくとも一部を「覆う」とは、覆い弾性部材30が、外側取付部材10の軸線方向の外側にあって、外側取付部材10の軸線方向の端面10bの少なくとも一部と、接触している、又は、軸線方向に近接対向していることを指す。
本例では、外側取付部材10は、金属製のブラケットとして構成されており、その軸線方向の端面10bは、軸線方向に対して垂直な平面(YZ平面)と略平行である。
内側取付部材21は、本例では中実のロッド状に形成されているが、筒状に形成されていてもよい。
なお、外側取付部材10を振動受け部に取り付けて、内側取付部材21を振動発生部に取り付けるようにしてもよい。
図1に示す例では、内側取付部材21の軸線方向両側の端部が、それぞれ、外側取付部材10よりも軸線方向外側へ突出している。そして、内側取付部材21の各突出部分は、それぞれ、第2軸直方向(Z軸方向)に延在する締結部材40を介して、内側取付部材21に対して第2軸直方向の一方側(図1の下側)にある、振動受け部側の取付部材である相手部材41に、取り付けられている。
また、図1の例において、各覆い弾性部材30は、それぞれ、外側取付部材10の軸線方向のそれぞれ対応する側の端面10bのうちの、内側取付部材21よりも第2軸直方向の一方側(図1の下側)の部分を覆うように配置されている。これにより、覆い弾性部材30が、軸線方向において、外側取付部材10の軸線方向の端面10bと相手部材41との間に介在するようにされている。
覆い弾性部材30を設けることにより、軸線方向の荷重の入力に応じて相手部材41が外側取付部材10に向かって相対変位した場合に、相手部材41が覆い弾性部材30を介してのみ外側取付部材10の軸線方向の端面10bに干渉し得るようにすることができる。これにより、相手部材41が外側取付部材10の軸線方向の端面10bに直接的に干渉(接触)して金属干渉音が発生するのを防いで、干渉時の干渉音を低減することができる。
本体弾性部材22は、内側取付部材21の外周面の周りに例えば加硫接着により固定された固定部200と、固定部200からそれぞれ外周側へ延在して外側取付部材10の内周面にまで至る2つの脚部201と、を有している。
本例では、固定部200は、内側取付部材21の外周面の周りに全周にわたって延在し、すなわち環状をなしており、外側取付部材10の内周面から内周側に離間されている。
また、本例では、脚部201は、それぞれ、その外周側の先端部分において外側取付部材10の内周面に形成された窪み部10a内に圧入されて該窪み部10aと嵌合されている嵌合部201bと、嵌合部201bと固定部200との間を略径方向に延在して、嵌合部201b及び固定部200どうしを連結する、橋部201aと、を有している。脚部201の嵌合部201bが外側取付部材10の窪み部10a内に圧入されて該窪み部10aと嵌合されていることにより、嵌合部201bが窪み部10a内でしっかりと固定されて、荷重の入力があっても嵌合部201bが窪み部10aに対して軸線方向及び軸直方向のいずれにおいても移動しないようにされている。
脚部201は、1つのみ設けられてもよいし、3つ以上設けられてもよい。
本例において、覆い弾性部材30は、それぞれ、略板状に形成されており、本体弾性部材22の固定部200の軸線方向のそれぞれ対応する側の端部から、軸線方向に対して垂直な方向(軸直方向。図のYZ平面方向。)に沿って、外側取付部材10の軸線方向の端面10bと略平行に、延在している。より具体的に、本例の覆い弾性部材30は、固定部200の軸線方向端部における、第1軸直方向(Y軸方向)の両端部からそれぞれ第2軸直方向(Z軸方向)の一方側(図1の下側)に向けて延在する、2つの略柱状の連結部31と、固定部200の外径とほぼ同じ幅をもって、2つの連結部31からさらに第2軸直方向の一方側に向けて延在する、平板部32と、を有している。そして、固定部200、2つの連結部31、及び平板部32によって、覆い弾性部材30の開口30aを区画している。覆い弾性部材30が開口30aを有することにより、覆い弾性部材30は、開口30aの位置を基点とする、YZ平面からXY平面への曲げ変形(すなわち軸線方向外側に向けた曲げ変形)が容易にされている。
図1に示す例では、軸線方向の投影面内(すなわちYZ平面への投影面内)において、覆い弾性部材30の第2軸直方向の一方側の端部(図1の下端部)は、外側取付部材10の軸線方向の端面10bよりも、第2軸直方向の一方側(図1の下側)に位置している。
上述のような構成からなる本例の防振装置1の製造時において、本体部材20を外側取付部材10の内周側に挿入する工程の一例について、図3を参照して説明する。図3は、本体部材20が外側取付部材10内へ挿入される際の防振装置1の各構成要素を、内側取付部材21の中心軸線を含むXZ平面方向の断面で示している。まず、予め、軸線方向両側の2つの覆い弾性部材30のうち、外側取付部材10側を向いたほうの覆い弾性部材30を、開口30aの位置で軸線方向外側へ略90度折り曲げて、軸線方向と略平行にする。覆い弾性部材30の折り曲げ作業は、手作業で行ってもよいし、冶具を用いて行ってもよい。また、覆い弾性部材30の折り曲げは、軸線方向内側に向けて行ってもよい。
そして、覆い弾性部材30を折り曲げた状態を維持しながら、本体部材20を軸線方向一方側(図3の左側)から外側取付部材10の内周側に挿入し、その間、2つの脚部201を径方向で圧縮変形させながら、各嵌合部201bを外側取付部材10の窪み部10a(図1参照。)内へそれぞれ圧入する。本体部材20の挿入作業は、例えば冶具を用いて行う。その後、挿入方向前側(図3の右側)のほうの覆い弾性部材30が外側取付部材10よりも軸線方向他方側(図3の右側)に出ると、本体部材20の外側取付部材10に対する軸線方向の相対変位を止めるとともに、挿入方向前側のほうの覆い弾性部材30への折り曲げ作用を解消し、これにより、この覆い弾性部材30を再び軸直方向(YZ平面方向)に沿って延在させる。このとき、軸線方向両側の覆い弾性部材30は、図1に示すように、それぞれ、外側取付部材10の軸線方向のそれぞれ対応する側の端面10bの一部を覆うこととなる。
本実施形態によれば、外側取付部材10の軸線方向の端面10bの少なくとも一部を覆うように構成された覆い弾性部材30を、本体弾性部材22と一体に形成したので、仮に外側取付部材10の軸線方向の端面10bの少なくとも一部を覆うための弾性体部品を本体弾性部材22とは別部材として設けた場合に比べて、部品点数の低減ひいては製造コストの低減が可能となる。したがって、本実施形態によれば、コストの増大を抑制しつつ、外側取付部材10の軸線方向の端面10bと相手部材41との干渉音を低減させることができる。
また、本実施形態では、軸線方向の投影面内において、覆い弾性部材30が、それぞれ、いずれの脚部201とも重ならないように配置されている。これにより、覆い弾性部材30が、本体部材20の外側取付部材10内への挿入作業の妨げとなりにくく、挿入作業を容易に行うことができる。
また、本例では、覆い弾性部材30が、内側取付部材21の中心軸線を含む所定の仮想平面(図の例では、内側取付部材21の中心軸線を含む、XY平面方向の仮想平面)に対して、2つの脚部201とは反対側に配置されている。より具体的に、図の例では、覆い弾性部材30が内側取付部材21の中心軸線を含む、XY平面方向の仮想平面に対してZ軸方向一方側(図1の下側)に配置されており、2つの脚部201が、該仮想平面に対してZ軸方向他方側(図1の上側)に配置されている。このように、覆い弾性部材30を、2つの脚部201から離して配置することで、本体部材20の外側取付部材10内への挿入作業をより容易にすることができる。
さらに、この場合、本例のように、内側取付部材21の中心軸線を含むとともに2つの脚部201の周方向の中央位置を通る仮想平面(図の例では、内側取付部材21の中心軸線を含む、図のXZ平面方向の仮想平面)が、覆い弾性部材30の周方向の中央位置を通るように、2つの脚部201及び覆い弾性部材30を配置すると、より好適である。これにより、本体部材20の外側取付部材10内への挿入作業をさらに容易にすることができる。
なお、同様の観点から、脚部201が3つ以上設けられる場合も、覆い弾性部材30が、内側取付部材21の中心軸線を含む所定の仮想平面に対して、全ての脚部201とは反対側に配置されるのが好ましい。さらに、この場合、内側取付部材21の中心軸線を含むとともに全ての脚部201における周方向の中央位置を通る仮想平面が、覆い弾性部材30の周方向の中央位置を通るようにされると、より好適である。
また、同様の観点から、脚部201が1つのみ設けられる場合は、内側取付部材21の中心軸線を含むとともに脚部201の周方向の中央位置を通る仮想平面が、覆い弾性部材30の周方向の中央位置を通るようにされると、より好適である。
本例では、覆い弾性部材30を本体弾性部材22の軸線方向両側にそれぞれ設けて、それぞれを軸直方向に沿って延在させ、これにより、外側取付部材10の軸線方向両側の端面10bそれぞれの少なくとも一部を、覆い弾性部材30により覆うようにしているので、本例のように、相手部材41が、外側取付部材10の軸線方向両側の端面10bにそれぞれ対向して配置される場合に、それぞれの端面10bにおいて相手部材41との干渉音を低減できる点で、特に有利である。
ただし、覆い弾性部材30を本体弾性部材22の軸線方向一方側のみに設けてもよい。
また、本例では、覆い弾性部材30に開口30aを設けたので、覆い弾性部材30を開口30aの位置で軸線方向外側に向けて容易に折り曲げ変形を可能にして、本体部材20の外側取付部材10内への挿入を容易にすることができる。さらに、開口30aの存在により、覆い弾性部材30を開口30aの位置で折り曲げても、その折り曲げ箇所において覆い弾性部材30の厚みが肥大しないので、本体部材20を外側取付部材10内へ挿入する際に、覆い弾性部材30が外側取付部材10の内周面に擦れて摩耗することが抑制される。
なお、本発明の防振装置は、上述したものに限られず、様々な変形例が可能である。
例えば、覆い弾性部材30は、開口30aを有さずに、その全体にわたって厚みが略均一にされた板状に形成されてもよい。
あるいは、図4(a)に示す変形例のように、覆い弾性部材30は、開口30aを有する代わりに、その一部分に、板厚が薄くされた薄肉部分30bを有することにより、薄肉部分30bの位置で軸線方向外側に向けた折り曲げ変形が容易となるようにされてもよい。
または、図4(b)に示す変形例のように、覆い弾性部材30は、第1軸直方向(Y軸方向)に互いに略等間隔に配列されるとともに、本体弾性部材22の固定部200からそれぞれ第2軸直方向(Z軸方向)に沿って延在する、複数の分割片30cからなるものでもよい。
または、図4(c)に示す変形例のように、覆い弾性部材30は、本体弾性部材22の固定部200から第2軸直方向(Z軸方向)に沿って延在する、幅の狭い略ピン状部材として形成されてもよい。図4(b)や図4(c)の場合でも、覆い弾性部材30は、軸線方向外側に向けて容易に折り曲げ可能である。
上述した例の防振装置1は、外側取付部材10がブラケットとして構成されており、本体部材20が外筒を介さずに直接ブラケットに圧入(挿入)される、外筒レスタイプの防振装置として構成されている。ただし、これに限られず、防振装置1は、本体部材20が外筒に挿入され、その後、本体部材20及び外筒がブラケットに圧入されるようなタイプの防振装置として構成されてもよく、その場合、外側取付部材10は外筒及びブラケットからなるものとする。
1:防振装置、 10:外側取付部材、 10a:窪み部、 10b:軸線方向の端面、 20:本体部材、 21:内側取付部材、 22:本体弾性部材、 30:覆い弾性部材、 30a:開口部、 30b:薄肉部分、 30c:分割片、 31:連結部、 32:平板部、 30a:開口、 40:締結部材、 41:相手部材、 200:固定部、 201:脚部、 201a:橋部、 201b:嵌合部

Claims (3)

  1. 振動発生部及び振動受け部のうちのいずれか一方に取り付けられる筒状の外側取付部材と、
    前記振動発生部及び前記振動受け部のうちの他方に取り付けられる内側取付部材、及び、前記内側取付部材の外周面に固定された本体弾性部材を有し、前記外側取付部材の内周側に挿入されている、本体部材と、
    前記本体弾性部材と一体に形成され、前記外側取付部材の軸線方向の端面の少なくとも一部を覆う、覆い弾性部材と、
    を備え、
    前記本体弾性部材は、
    前記内側取付部材の外周面の周りに固定された固定部と、
    前記固定部から外周側へ延在して前記外側取付部材の内周面にまで至る脚部と、
    を有し、
    軸線方向の投影面内において、前記覆い弾性部材は、前記脚部と重ならないように配置されていることを特徴とする、防振装置。
  2. 前記本体弾性部材は、前記脚部を複数有しており、
    前記覆い弾性部材は、前記内側取付部材の中心軸線を含む所定の仮想平面に対して、前記複数の脚部とは反対側に配置されている、請求項1に記載の防振装置。
  3. 前記覆い弾性部材は、前記本体弾性部材の軸線方向両側にそれぞれ設けられて、それぞれ軸線方向に対して垂直な方向に沿って延在しており、これにより、前記外側取付部材の軸線方向両側の端面それぞれの少なくとも一部が、前記覆い弾性部材により覆われている、請求項1又は2に記載の防振装置。
JP2015002442A 2015-01-08 2015-01-08 防振装置 Active JP6489833B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015002442A JP6489833B2 (ja) 2015-01-08 2015-01-08 防振装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015002442A JP6489833B2 (ja) 2015-01-08 2015-01-08 防振装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016125645A true JP2016125645A (ja) 2016-07-11
JP6489833B2 JP6489833B2 (ja) 2019-03-27

Family

ID=56357746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015002442A Active JP6489833B2 (ja) 2015-01-08 2015-01-08 防振装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6489833B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0783269A (ja) * 1993-09-17 1995-03-28 Mitsubishi Motors Corp 弾性連結装置
JP2000329193A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Tokai Rubber Ind Ltd 防振装置
JP2005249062A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Tokai Rubber Ind Ltd 筒形エンジンマウント

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0783269A (ja) * 1993-09-17 1995-03-28 Mitsubishi Motors Corp 弾性連結装置
JP2000329193A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Tokai Rubber Ind Ltd 防振装置
JP2005249062A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Tokai Rubber Ind Ltd 筒形エンジンマウント

Also Published As

Publication number Publication date
JP6489833B2 (ja) 2019-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5924239B2 (ja) 防振ブッシュ及び電子装置
US9010716B2 (en) Vibration-damping device
US20160169314A1 (en) Dynamic damper
JP6710140B2 (ja) 防振装置
CN107850124B (zh) 衬套轴承以及具有该衬套轴承的轴承机构
JP2003343625A (ja) 防振ブッシュ
JP6740087B2 (ja) 防振装置
JP2016225173A (ja) プレスフィット端子、電子装置、及びプレスフィット端子の圧入方法
JP6489833B2 (ja) 防振装置
JP2008185193A (ja) 防振装置
JP2010054017A (ja) 防振装置
JPWO2016181420A1 (ja) アクセサリギアボックスのマウント機構
WO2014185220A1 (ja) 防振装置
JP2014077519A (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP7219150B2 (ja) 防振装置取付構造
EP3306130A1 (en) Vibration-damping device
JP6963943B2 (ja) 防振装置及び取付部材
JP5774333B2 (ja) 防振連結ロッド
JP7044469B2 (ja) 防振装置
JP2020193655A (ja) ガスケット
JP2016128715A (ja) 防振装置
WO2012169495A1 (ja) コントロールケーブルの端末支持装置
JP2014008856A (ja) スタビライザブッシュ
JP6552153B2 (ja) 防振装置
JP2023135328A (ja) 筒形防振装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181030

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20181225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6489833

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250