JP2020193655A - ガスケット - Google Patents

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JP2020193655A
JP2020193655A JP2019099044A JP2019099044A JP2020193655A JP 2020193655 A JP2020193655 A JP 2020193655A JP 2019099044 A JP2019099044 A JP 2019099044A JP 2019099044 A JP2019099044 A JP 2019099044A JP 2020193655 A JP2020193655 A JP 2020193655A
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JP2019099044A
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瞭汰 伊藤
Ryota Ito
瞭汰 伊藤
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Nok Corp
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Nok Corp
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Abstract

【課題】所定の箇所に簡単に装着可能なガスケットを提供する。【解決手段】ガスケットは、内部に電気部品が配置される筒状部と、筒状部の端部に形成されたフランジと、フランジから突出するフックを有する。フックは、フランジに連結された基部と、基部に連結された先端部と、基部と先端部を通って延びる軸線を有する。先端部は、寸法が基部の寸法よりも大きい部分と、基部から離れるほど寸法が小さくなるテーパ部分を有する。先端部には、軸線に沿って延びる空洞部が形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、電気部品を包囲して保護する筒状部を有するゴム製のガスケットに関する。
例えば自動車に使用される配線のコネクターなどの電気部品を包囲して、電気部品を油またはダストなどの汚れから保護する筒状部を有するガスケットが知られている(特許文献1)。
特開2003−249297号公報
このようなガスケットは、所定の箇所に簡単に装着可能であることが望ましい。
そこで、本発明は、所定の箇所に簡単に装着可能であるガスケットを提供する。
本発明のある態様に係るガスケットは、内部に電気部品が配置される筒状部と、前記筒状部の端部に形成されたフランジと、前記フランジから突出するフックとを有する。前記フックは、前記フランジに連結された基部と、前記基部に連結された先端部と、前記基部と前記先端部を通って延びる軸線とを有する。前記先端部は、前記軸線を直交する寸法が前記基部の前記軸線を直交する寸法よりも大きい部分と、前記基部から離れるほど前記軸線を直交する寸法が小さくなるテーパ部分とを有する。前記先端部には、前記軸線に沿って延びる空洞部が形成されている。
この態様においては、フックの先端部の一部分がフックの基部よりも大きな寸法を有するので、先端部を孔に挿入すると、先端部が孔から抜け出しにくい。フックの先端部は、テーパ部分を有するので、先端部を孔に容易に挿入することができる。また、先端部には、空洞部が形成されているので、先端部を孔に挿入する時、小さい力でも先端部の寸法は大きく径方向に縮減させられる。したがって、先端部を貫通孔に挿入する時、摩擦抵抗力が極めて小さい。このように、ガスケットを所定の箇所に簡単に装着可能である。
本発明の実施形態に係るガスケットを示す斜視図である。 ガスケットのフックの断面図である。 ガスケットのパネルへの装着時のフックの断面図である。
以下、添付の図面を参照しながら本発明に係る様々な実施の形態を説明する。図面の縮尺は必ずしも正確ではなく、一部の特徴は誇張または省略されることもある。
図1に示すように、本発明の実施形態に係るガスケット1は、筒状部2、フランジ4、および少なくとも1つのフック6を有する。ガスケット1はゴムで形成されている。
筒状部2の内部には、図示しない電気部品、例えば配線のコネクター、および/または配線が配置される。筒状部2は、図示しないハウジングまたは筒の孔に挿入される。図1では、筒状部2の外周面が平滑に描写されているが、筒状部2の外周面には突起または凹部が形成されていてもよい。
筒状部2の端部には、径方向に広がるフランジ4が形成されている。
フランジ4の一端面からフック6が突出する。
図2に示すように、フック6はガスケット1をパネル8に取り付けるために使用される。パネル8には、フック6が挿入される貫通孔10が形成されている。この実施形態では、貫通孔10の輪郭は円形であるが、円形には限定されず、例えば多角形でもよい。
各フック6は、基部12、先端部14および軸線Axを有する。基部12はフランジ4に連結されており、先端部14は基部12に連結されている。軸線Axは、基部12と先端部14を通って延びる、基部12と先端部14の中心軸線である。この実施形態では、基部12の形状は円柱であるが、円柱には限定されず、例えば多角柱でもよい。
先端部14は、基部12に連結された先端幹部分14aと、先端幹部分14aに連結されたテーパ部分14bを有する。この実施形態では、先端幹部分14aの形状は円柱であるが、円柱には限定されず、例えば多角柱でもよい。この実施形態では、テーパ部分14bの形状は円錐台であるが、円錐台には限定されず、例えば多角錐台でもよい。
先端幹部分14aの軸線Axを直交する寸法(この実施形態では先端幹部分14aの直径)は、基部12の軸線Axを直交する寸法(この実施形態では基部12の直径)より大きく、貫通孔10の軸線Axを直交する寸法(この実施形態では貫通孔10の直径)より大きい。
テーパ部分14bは、基部12から離れるほど軸線Axを直交する寸法(この実施形態では直径)が小さくなるよう形成されている。
先端部14には、軸線Axに沿って延びる空洞部16が形成されている。この実施形態では、空洞部16は先端部14の端面18から延びる円形孔であり、テーパ部分14bを貫通し、先端幹部分14aの途中で終端する。空洞部16の形状は円形に限定されず、例えば多角形でもよい。
図3に示すように、ガスケット1をパネル8へ装着する時、フック6の先端部14がまずパネル8の貫通孔10に挿入される。フック6の先端部14は、テーパ部分14bを有するので、先端部14を貫通孔10に容易に挿入することができる。また、先端部14には、空洞部16が形成されているので、先端部14を貫通孔10に挿入する時、小さい力でも先端部14の寸法は大きく径方向に縮減させられる。つまり、空洞部16は、先端部14の圧縮変形を促進する。したがって、先端部14を貫通孔10に挿入する時、摩擦抵抗力が極めて小さい。
この後、さらにフック6を上方に推し進めると、先端部14は貫通孔10を通過し、図2に示すように、基部12が貫通孔10の内部に配置される。フック6の先端部14の先端幹部分14aが、フック6の基部12(さらには貫通孔10)よりも大きな寸法を有するので、先端部14が貫通孔10を通過し終えると、先端部14が貫通孔10から抜け出しにくい。このように、ガスケット1は所定の箇所に簡単に装着可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態を参照しながら本発明を図示して説明したが、当業者にとって特許請求の範囲に記載された発明の範囲から逸脱することなく、形式および詳細の変更が可能であることが理解されるであろう。このような変更、改変および修正は本発明の範囲に包含されるはずである。
Ax 軸線
1 ガスケット
2 筒状部
4 フランジ
6 フック
8 パネル
10 貫通孔
12 基部
14 先端部
14a 先端幹部分
14b テーパ部分
16 空洞部
18 端面

Claims (1)

  1. 内部に電気部品が配置される筒状部と、
    前記筒状部の端部に形成されたフランジと、
    前記フランジから突出するフックとを有し、
    前記フックは、
    前記フランジに連結された基部と、
    前記基部に連結された先端部と、
    前記基部と前記先端部を通って延びる軸線とを有し、
    前記先端部は、前記軸線を直交する寸法が前記基部の前記軸線を直交する寸法よりも大きい部分と、前記基部から離れるほど前記軸線を直交する寸法が小さくなるテーパ部分とを有し、
    前記先端部には、前記軸線に沿って延びる空洞部が形成されている
    ことを特徴とするゴム製のガスケット。
JP2019099044A 2019-05-28 2019-05-28 ガスケット Pending JP2020193655A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023013382A1 (ja) 2021-08-03 2023-02-09 Nok株式会社 ガスケット

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