JP2016124809A - 固形状組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】高濃度の脂肪球皮膜成分を含みながらも後味が良好な固形状組成物の提供。
【解決手段】次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)脂肪球皮膜成分 20〜70質量%、
(B)HLBが1〜6のショ糖脂肪酸エステル 1〜5質量%、
(C)アスパルテーム、スクラロース又はこれらの組み合わせ 0.3〜5質量%
を含有する固形状組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、脂肪球皮膜成分を含有する固形状組成物に関する。
脂肪球皮膜成分(Milk−fat Globule Membrane)は、乳腺より分泌される乳脂肪球を被覆している膜成分で、バターミルクやバターセーラム等の乳複合脂質高含有画分に多く含まれることが知られている(非特許文献1)。脂肪球皮膜成分は、脂肪を乳汁中に分散させる機能を有するのみならず、筋力等の運動機能向上作用、内臓脂肪蓄積抑制作用、血中アディポネクチン増加及び減少抑制作用等の多くの生理機能を有することが報告されている(特許文献1及び2)。
近年、メタボリックシンドロームやロコモティブシンドロームの患者数が著しく増加し、社会的に大きな問題となっていることから、前述したような生理機能を有する脂肪球皮膜成分の幅広い利用が期待されている。
脂肪球皮膜成分の生理機能を効果的に得るには、手軽に無理なく長期間継続して摂取可能な錠剤のような固形状組成物形態とするのが望ましいが、現在販売されている脂肪球皮膜成分を含有する錠剤は、脂肪球皮膜成分を極めて低濃度で含有するものである。脂肪球皮膜成分の生理機能を得るためには、脂肪球皮膜成分(乾燥物換算)として、成人に対して1日あたり、10mg/60kg体重以上とするのが好ましいと考えられている(特許文献1)。
そのため、脂肪球皮膜成分を高濃度で配合して1回当たりの固形状組成物の摂取量を少量に設定することが求められ、先に本発明者らは、脂肪球皮膜成分を高濃度に含有する固形状組成物を提案している(特許文献3)。
特開2010−59155号公報 特開2007−320901号公報 特開2014−129285号公報
三浦晋、FOOD STYLE21、2009年
特許文献3の固形状組成物は、高濃度の脂肪球皮膜成分を含みながら口内でのねとつき・付着が少なく摂取し易いが、本発明者らによれば、高い濃度で脂肪球皮膜成分を固形状組成物に配合すると、摂取後に脂肪球皮膜成分に由来する乳臭と油臭が残り易いことが新たに判明した。
したがって、本発明は、高濃度の脂肪球皮膜成分を含みながらも後味が良好な固形状組成物を提供することに関する。
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、脂肪球皮膜成分にHLBが低いショ糖脂肪酸エステルと、アスパルテーム又はスクラロース(登録商標)とを所定の範囲内で組み合わせることにより、後に残る乳臭と油臭が低減されて且つすっきりとした後味になること、また、摂取時に口内に人工的でない良好な甘味が広がり風味の良好な固形状組成物とすることができることを見出した。
すなわち、本発明は、次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)脂肪球皮膜成分 20〜70質量%、
(B)HLBが1〜6のショ糖脂肪酸エステル 1〜5質量%、
(C)アスパルテーム、スクラロース又はこれらの組み合わせ 0.3〜5質量%
を含有する固形状組成物を提供するものである。
本発明によれば、脂肪球皮膜成分を高濃度に含有しながらも、すっきりとした後味で、また、摂食時に良好な甘味が感じられる、風味の良好な固形状組成物を提供することができる。本発明の固形状組成物は、少量摂取するだけで脂肪球皮膜成分の生理効果発現に必要な量を摂取できるので、脂肪球皮膜成分による効果を長期に亘って十分に期待できる。
本発明で用いられる(A)脂肪球皮膜成分は、乳脂肪球を被覆している膜、及び膜を構成する成分の混合物と定義されている。脂肪球皮膜は、一般的に、乾燥重量の約半分が脂質で構成され、当該脂質としては、トリグリセライドやリン脂質、スフィンゴ糖脂質が含まれることが知られている(三浦晋、FOOD STYLE21、2009及びKeenan TW、Applied Science Publishers、1983、pp89−pp130)。リン脂質としては、スフィンゴミエリン等のスフィンゴリン脂質、ホスファチジルコリンやホスファチジルエタノールアミン等のグリセロリン脂質が含まれることが知られている。
また、脂質以外の成分としては、ミルクムチンと呼ばれる糖タンパク質が含まれることが知られている(Mather、Biochim Biophys Acta、1978)。
本発明で用いられる(A)脂肪球皮膜成分は、生理効果の点から、脂質の含有量が、10質量%(以下、単に「%」とする)以上、更に20%以上、更に30%以上であるのが好ましく、また、風味・ハンドリングの点から、100%以下、更に90%以下、更に60%以下であるのが好ましい。また、脂肪球皮膜成分中の脂質の含有量は、10〜100%、更に20〜90%、更に30〜60%が好ましい。
また、(A)脂肪球皮膜成分は、生理効果の点から、リン脂質の含有量が5%以上、更に8%以上、更に10%以上、更に15%以上であるのが好ましく、また、風味・ハンドリングの点から、100%以下、更に85%以下、更に70%以下、更に60%以下であるのが好ましい。また、脂肪球皮膜成分中のリン脂質の含有量は、5〜100%、更に8〜90%、更に10〜70%、更に15〜60%が好ましい。
また、(A)脂肪球皮膜成分は、生理効果の点から、リン脂質としてスフィンゴミエリンを含むのが好ましく、脂肪球皮膜成分中のスフィンゴミエリンの含有量が、1%以上、更に2%以上、更に3%以上であるのが好ましく、また、風味・ハンドリングの点から、50%以下、更に30%以下、更に25%以下、更に20%以下であるのが好ましい。また、脂肪球皮膜成分中のスフィンゴミエリンの含有量は、1〜50%、更に2〜30%、更に3〜25%、更に3〜20%が好ましい。
同様の点から、脂肪球皮膜成分の全リン脂質中のスフィンゴミエリン含有量が、3%以上、更に5%以上、更に10%以上、更に15%以上であるのが好ましく、また、50%以下、更に40%以下、更に35%以下、更に30%以下であるのが好ましい。また、脂肪球皮膜成分の全リン脂質中のスフィンゴミエリン含有量は、3〜50%、更に5〜40%、更に10〜35%、更に15〜30%が好ましい。
なお、本明細書において、脂肪球皮膜成分中の脂質、リン脂質及びスフィンゴミエリンの含有量、並びに脂肪球皮膜成分の全リン脂質中のスフィンゴミエリン含有量は、脂肪球皮膜成分の乾燥物に対する質量割合とする。
上記の(A)脂肪球皮膜成分は、原料乳から遠心分離法や有機溶剤抽出法等の公知の方法により得ることができる。例えば、特開平3−47192号公報に記載の脂肪球皮膜成分の調製方法を用いることができる。また、特許第3103218号公報、特開2007−89535号公報に記載の方法等を用いることができる。さらに、透析、硫安分画、ゲルろ過、等電点沈殿、イオン交換クロマトグラフィー、溶媒分画等の手法により精製することにより純度を高めたものを用いてもよい。
なお、(A)脂肪球皮膜成分の形態は、特に限定されず、室温(15〜25℃)で液状、半固体状(ペースト等)、固体状(粉末、固形、顆粒等)等のいずれでもよく、これらを単独で又は2種以上組み合わせて用いてもよい。
(A)脂肪球皮膜成分の原料乳としては、牛乳やヤギ乳等が挙げられる。なかでも、食経験が豊富であり、安価な点から、牛乳が好ましい。また、原料乳には、生乳、全粉乳や加工乳等の乳の他、乳製品も含まれ、乳製品としては、バターミルク、バターオイル、バターセーラム、ホエータンパク質濃縮物(WPC)等が挙げられる。
バターミルクは、牛乳等を遠心分離して得られるクリームからバター粒を製造する際に得られ、当該バターミルク中に脂肪球皮膜成分が多く含まれているので、脂肪球皮膜成分としてバターミルクをそのまま使用してもよい。同様に、バターオイルを製造する際に生じるバターセーラム中にも脂肪球皮膜成分が多く含まれているので、脂肪球皮膜成分としてバターセーラムをそのまま使用してもよい。
(A)脂肪球皮膜成分は、市販品を用いることもできる。斯かる市販品としては、メグレジャパン(株)「BSCP」、雪印乳業(株)「ミルクセラミドMC−5」、(株)ニュージーランドミルクプロダクツ「Phospholipid Concentrate シリーズ(500,700)」等が挙げられる。
本発明の固形状組成物中、(A)脂肪球皮膜成分の含有量は20〜70%であるが、生理効果を有効に発現する点、摂取形態として一度に少量の摂取で可能であるという点から、25%以上、更に30%以上、更に35%以上、更に40%以上が好ましく、また、摂食時の口内でのねとつき・付着が少ないという点で、60%以下、更に55%以下、更に50%以下が好ましい。また、固形状組成物中の(A)脂肪球皮膜成分の含有量は、更に20〜60%、更に25〜55%、更に30〜50%が好ましい。
また、本発明の固形状組成物中、リン脂質の含有量は効果を有効に発現する点から、1%以上、更に2%以上、更に3%以上、更に4%以上であるのが好ましく、また、摂食時の口内でのねとつき・付着が少ないという点で60%以下、更に50%以下、更に40%以下、更に30%以下が好ましい。また、固形状組成物中のリン脂質の含有量は、1〜60%、更に2〜50%、更に3〜40%、更に4〜30%が好ましい。
また、本発明の固形状組成物中、スフィンゴミエリンの含有量は生理機能の点から、0.5%以上、更に0.7%以上、更に1%以上であるのが好ましく、また、摂食時の口内でのねとつき・付着が少ないという点で3.5%以下、更に3%以下であるのが好ましい。また、固形状組成物中のスフィンゴミエリンの含有量は、0.5〜3.5%、更に0.7〜3.5%、更に1〜3%が好ましい。
脂肪球皮膜成分中又は固形状組成物中の脂質及びリン脂質の含有量は、酸分解法、比色法又は薄層クロマトグラフ法により測定することができる。
本発明で用いられる(B)ショ糖脂肪酸エステルは、ショ糖の水酸基に脂肪酸がエステル結合してなる非イオン性界面活性剤で、そのHLBは1〜6である。所定のHLBのショ糖脂肪酸エステルを含有することで、固形状組成物における脂肪球皮膜成分に由来する乳臭と油臭を低減することができる。
ここで、HLB(親水性−親油性のバランス、Hydrophile―lipophile balance)は、ショ糖脂肪酸エステルの全分子量に占める親水基部分の分子量を示すものである。ショ糖脂肪酸エステルのHLBは、グリフィン(Griffin)の式により求められる。
(B)ショ糖脂肪酸エステルは、風味の点から、HLBが2以上であるのが好ましく、また、5以下、更に4以下であるのが好ましい。また、ショ糖脂肪酸エステルは、HLBが2〜5、更に2〜4であるのが好ましい。
(B)ショ糖脂肪酸エステルは、モノエステルの他、ジエステル、トリエステル、ポリエステルが含有されていてもよい。
なかでも、風味の点から、ショ糖脂肪酸エステルのモノエステル含有量は50%以下、更に40%以下、更に30%以下であることが好ましい。
(B)ショ糖脂肪酸エステルのエステルを構成する脂肪酸は、飽和脂肪酸又は不飽和脂肪酸のいずれであってもよい。
また、ショ糖脂肪酸エステルの構成脂肪酸は、炭素数12〜24、更に炭素数18〜22であることが好ましい。
(B)ショ糖脂肪酸エステルは、既知の合成法を利用して調製しても、また、市販のショ糖エステルを用いてもよく、また、市販品のショ糖脂肪酸エステルを分画し、再構成することによって調製してもよい。
本発明の固形状組成物中、(B)HLBが1〜6のショ糖脂肪酸エステルの含有量は1〜5%であるが、効果を有効に発現する点から、1%以上、更に2%以上であるのが好ましく、また、風味の点から、4%以下が好ましい。また、固形状組成物中の(B)HLBが1〜6のショ糖脂肪酸エステルの含有量は、1〜4%、更に2〜4%が好ましい。
本発明の固形状組成物において、固形状組成物中の(A)脂肪球皮膜成分の含有量に対する、固形状組成物中の(B)HLBが1〜6のショ糖脂肪酸エステルの含有量の比(含有質量比)[(B)/(A)]は、風味の点、製造性の点から、0.015以上、更に0.02以上、更に0.03以上、更に0.04以上が好ましく、また、0.25以下、更に0.2以下、更に0.15以下、更に0.1以下が好ましい。また、固形状組成物中の(A)脂肪球皮膜成分の含有量に対する、固形状組成物中の(B)HLBが1〜6のショ糖脂肪酸エステルの含有量の比(含有質量比)[(B)/(A)]は、0.015〜0.25、更に0.02〜0.2、更に0.03〜0.15、更に0.04〜0.1が好ましい。
本発明の固形状組成物は、(C)アスパルテーム、スクラロース又はこれらの組み合わせを0.3〜5%含有する。以下、「アスパルテーム、スクラロース又はこれらの組み合わせ」を単に成分(C)ともいう。後述の実施例に示すように、成分(C)のみでは脂肪球皮膜成分に由来する乳臭と油臭が摂取後に感じられるところ、成分(B)と一緒に含有することで、かかる乳臭と油臭を一層低減することができ、且つすっきりとした後味の固形状組成物が得られる。また、摂食時に良好な甘味が感じられ、かつ持続する。
アスパルテームとスクラロースは、高甘味度甘味料として一般に市販されているものを特に限定なく使用することができる。なかでも、風味の点から、アスパルテームを用いるのが好ましい。
本発明の固形状組成物中、成分(C)の含有量は0.3〜5%であるが、効果を有効に発現する点から、0.5%以上、更に0.7%以上が好ましく、また、風味の点から、4%以下、更に3%以下、更に2%以下が好ましい。また、本発明の固形状組成物中、成分(C)の含有量は0.3〜4%、更に0.5〜3%、更に0.7〜2%が好ましい。
なお、アスパルテームとスクラロースの定量は、Food Chemicals Codex Online(FCC8)に記載された高速液体クロマトグラフィー(HPLC)法により行うことができる。
本発明の固形状組成物において、固形状組成物中の(A)脂肪球皮膜成分の含有量に対する、固形状組成物中の成分(C)の含有量の比(含有質量比)[(C)/(A)]は、甘味が良好な点から、0.005以上、更に0.01以上、更に0.02以上が好ましく、また、0.2以下、更に0.1以下、更に0.06以下が好ましい。また、固形状組成物中の(A)脂肪球皮膜成分の含有量に対する、固形状組成物中の成分(C)の含有量の比(含有質量比)[(C)/(A)]は、0.005〜0.2、更に0.01〜0.1、更に0.02〜0.06が好ましい。
また、本発明の固形状組成物において、固形状組成物中の(A)脂肪球皮膜成分の含有量に対する、固形状組成物中の成分(B)と成分(C)の合計含有量の比(含有質量比)[{(B)+(C)}/(A)]は、風味の点から、0.02以上、更に0.05以上が好ましく、また、0.3以下、更に0.2以下が好ましい。固形状組成物中の(A)脂肪球皮膜成分の含有量に対する、固形状組成物中の成分(B)と成分(C)の合計含有量の比(含有質量比)[{(B)+(C)}/(A)]は、0.02〜0.3、更に0.05〜0.2が好ましい。
本発明の固形状組成物には、上記成分の他に本発明の効果を損なわない範囲において、ミネラル(例えば、鉄、亜鉛、クロム、セレン、マンガン、モリブデン、銅、ヨウ素、リン、カリウム、ナトリウム)、ビタミン(例えば、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、葉酸及びそれらの塩、又はそれらのエステル)、成分(C)以外の甘味料(例えば、糖アルコール、オリゴ糖、合成甘味料)、酸味料(例えば、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸、コハク酸、アジピン酸、グルコノデルタラクトン、グルコン酸、酢酸、フマル酸)、香料、着色料、保存料等が適宜配合されていてもよい。
本発明の固形状組成物の形態としては、室温(15〜25℃)で固形状のものであれば特に制限されない。製剤形態としては、例えば、カプセル剤、顆粒剤、散剤、錠剤、丸剤、トローチ剤等が挙げられる。なかでも、摂取が簡便な点から、咀嚼摂取する形態が好ましく、更にチュアブル錠、トローチ剤が好ましく、チュアブル錠がより好ましい。また、錠剤とする場合には、割線を入れた分割錠とすることもできる。なお、固形状とは、粉末、固形、顆粒等の固体状態のものを意味する。
このような剤型の固形状組成物を製造する際には、必要に応じて許容される担体を配合することができる。例えば、賦形剤(例えば、デンプン類、結晶セルロース、軽質無水ケイ酸、リン酸水素カルシウム等)、結合剤(例えば、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチン、アルファー化デンプン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、プルラン、メチルセルロース、硬化油等)、崩壊剤(例えば、カルメロース、カルメロースカルシウム、クロスカルメロースナトリウム、クロスポピドン、トウモロコシデンプン、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース等)、滑沢剤(例えば、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、タルク、二酸化ケイ素等)、嬌味剤(例えば、ステビア等)、増量剤、界面活性剤、分散剤、緩衝剤、保存剤、希釈剤等の担体が挙げられる。
固形状組成物の形状としては、円形錠又は楕円形、長円形、四角形等の面形を有する各種異形錠であってもよい。円形錠の場合、服用性の点から、直径5〜15mmが好ましい。
本発明の固形状組成物が錠剤の場合、1錠当たりの重量は0.1〜2g、更に0.3〜1gとするのが、簡便性及び有効性の点で好ましい。
本発明の固形状組成物は、特に制限はなく常法に従い製造される。例えば、(A)脂肪球皮膜成分、(B)HLBが1〜6のショ糖脂肪酸エステル、(C)アスパルテーム、スクラロース又はこれらの組み合わせ、及び必要に応じて添加される添加剤の混合物を調製後、圧縮成形することによって製造することができる。錠剤は、前記混合物を直接圧縮して成形(直接粉末圧縮法)しても、乾式造粒法、湿式造粒法等を用いて造粒してから圧縮して成形(顆粒圧縮法)しても良い。なかでも、工程の簡便性の点から、直接粉末圧縮法を用いて錠剤とするのが好ましい。
直接圧縮して成形して錠剤を製造する場合、打錠成形機としてはロータリー式打錠機や単発式打錠機等通常使用されるものを用いることができる。
また、造粒法より造粒してから錠剤とする場合、円筒造粒機、球形整粒機、ペレッター等を使用する押し出し造粒法;スピードミル、パワーミル等を使用する破砕造粒法;転動造粒法、攪拌造粒法、流動層造粒法等により造粒物を製造し、乾燥・整粒した後、得られた造粒物を前記打錠成形機で圧縮して錠剤を形成できる。
打錠時の圧縮成形圧は、成形物の硬度維持、崩壊性等の点から、10〜30MPa程度が好ましい。
上述した実施形態に関し、本発明はさらに以下の組成物を開示する。
<1>次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)脂肪球皮膜成分 20〜70質量%、
(B)HLBが1〜6のショ糖脂肪酸エステル 1〜5質量%、
(C)アスパルテーム、スクラロース又はこれらの組み合わせ 0.3〜5質量%
を含有する固形状組成物。
<2>(A)脂肪球皮膜成分の脂質の含有量が、好ましくは10質量%以上、より好ましくは20質量%以上、更に好ましくは30質量%以上であり、また、好ましくは100質量%以下、より好ましくは90質量%以下、更に好ましくは60質量%以下であり、また、好ましくは10〜100質量%、より好ましくは20〜90質量%、更に好ましくは30〜60質量%である<1>に記載の固形状組成物。
<3>(A)脂肪球皮膜成分のリン脂質の含有量が、好ましくは5質量%以上、より好ましくは8質量%以上、更に好ましくは10質量%以上、更に好ましくは15質量%以上であり、また、好ましくは100質量%以下、より好ましくは85質量%以下、更に好ましくは70質量%以下、更に好ましくは60質量%以下であり、また、好ましくは5〜100質量%、より好ましくは8〜90質量%、更に好ましくは10〜70質量%、更に好ましくは15〜60質量%である<1>又は<2>に記載の固形状組成物。
<4>(A)脂肪球皮膜成分が、好ましくはリン脂質としてスフィンゴミエリンを含み、脂肪球皮膜成分中のスフィンゴミエリンの含有量が、好ましくは1質量%以上、より好ましくは2質量%以上、更に好ましくは3質量%以上であり、また、好ましくは50質量%以下、より好ましくは30質量%以下、更に好ましくは25質量%以下、更に好ましくは20質量%以下であり、また、好ましくは1〜50質量%、より好ましくは2〜30質量%、更に好ましくは3〜25質量%、更に好ましくは3〜20質量%である<1>〜<3>のいずれか1に記載の固形状組成物。
<5>(A)脂肪球皮膜成分の全リン脂質中のスフィンゴミエリン含有量が、好ましくは3質量%以上、より好ましくは5質量%以上、更に好ましくは10質量%以上、更に好ましくは15質量%以上であり、また、好ましくは50質量%以下、より好ましくは40質量%以下、更に好ましくは35質量%以下、更に好ましくは30質量%以下であり、また、好ましくは3〜50質量%、より好ましくは5〜40質量%、更に好ましくは10〜35質量%、更に好ましくは15〜30質量%である<1>〜<4>のいずれか1に記載の固形状組成物。
<6>固形状組成物中の(A)脂肪球皮膜成分の含有量が、好ましくは25質量%以上、より好ましくは30質量%以上、更に好ましくは35質量%以上、更に好ましくは40質量%以上であり、また、好ましくは60質量%以下、より好ましくは55質量%以下、更に好ましくは50質量%以下であり、また、好ましくは20〜60質量%、より好ましくは25〜55質量%、更に好ましくは30〜50質量%である<1>〜<5>のいずれか1に記載の固形状組成物。
<7>固形状組成物中のリン脂質の含有量が、好ましくは1質量%以上、より好ましくは2質量%以上、更に好ましくは3質量%以上、更に好ましくは4質量%以上であり、また、好ましくは60質量%以下、より好ましくは50質量%以下、更に好ましくは40質量%以下、更に好ましくは30質量%以下であり、また、好ましくは1〜60質量%、より好ましくは2〜50質量%、更に好ましくは3〜40質量%、更に好ましくは4〜30質量%である<1>〜<6>のいずれか1に記載の固形状組成物。
<8>固形状組成物中のスフィンゴミエリンの含有量が、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは0.7質量%以上、更に好ましくは1質量%以上であり、また、好ましくは3.5質量%以下、より好ましくは3質量%以下であり、また、好ましくは0.5〜3.5質量%、より好ましくは0.7〜3.5質量%、更に好ましくは1〜3質量%である<1>〜<7>のいずれか1に記載の固形状組成物。
<9>(B)ショ糖脂肪酸エステルのHLBが、好ましくは2以上であり、また、好ましくは5以下、より好ましくは4以下であり、また、好ましくは2〜5、より好ましくは2〜4である<1>〜<8>のいずれか1に記載の固形状組成物。
<10>(B)HLBが1〜6のショ糖脂肪酸エステルのモノエステル含有量が、好ましくは50質量%以下、より好ましくは40質量%以下、更に好ましくは30質量%以下である<1>〜<9>のいずれか1に記載の固形状組成物。
<11>固形状組成物中の(B)HLBが1〜6のショ糖脂肪酸エステルの含有量が、好ましくは1質量%以上、より好ましくは2質量%以上であり、また、好ましくは4質量%以下であり、また、好ましくは1〜4質量%、より好ましくは2〜4質量%である<1>〜<10>のいずれか1に記載の固形状組成物。
<12>固形状組成物中の(A)脂肪球皮膜成分の含有量に対する、固形状組成物中の(B)HLBが1〜6のショ糖脂肪酸エステルの含有量の比(含有質量比)[(B)/(A)]が、好ましくは0.015以上、より好ましくは0.02以上、更に好ましくは0.03以上、更に好ましくは0.04以上であり、また、好ましくは0.25以下、より好ましくは0.2以下、更に好ましくは0.15以下、更に好ましくは0.1以下であり、また、好ましくは0.015〜0.25、より好ましくは0.02〜0.2、更に好ましくは0.03〜0.15、更に好ましくは0.04〜0.1である<1>〜<11>のいずれか1に記載の固形状組成物。
<13>(C)アスパルテーム、スクラロース又はこれらの組み合わせが、好ましくはアスパルテームである<1>〜<12>のいずれか1に記載の固形状組成物。
<14>固形状組成物中の成分(C)の含有量が、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは0.7質量%以上であり、また、好ましくは4質量%以下、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは2質量%以下であり、また、好ましくは0.3〜4質量%、より好ましくは0.5〜3質量%、更に好ましくは0.7〜2質量%である<1>〜<13>のいずれか1に記載の固形状組成物。
<15>固形状組成物中の(A)脂肪球皮膜成分の含有量に対する、固形状組成物中の成分(C)の含有量の比(含有質量比)[(C)/(A)]が、好ましくは0.005以上、より好ましくは0.01以上、更に好ましくは0.02以上であり、また、好ましくは0.2以下、より好ましくは0.1以下、更に好ましくは0.06以下であり、また、好ましくは0.005〜0.2、より好ましくは0.01〜0.1、更に好ましくは0.02〜0.06である<1>〜<14>のいずれか1に記載の固形状組成物。
<16>固形状組成物中の(A)脂肪球皮膜成分の含有量に対する、固形状組成物中の成分(B)と成分(C)の合計含有量の比(含有質量比)[{(B)+(C)}/(A)]が、好ましくは0.02以上、より好ましくは0.05以上であり、また、好ましくは0.3以下、より好ましくは0.2以下であり、また、好ましくは0.02〜0.3、より好ましくは0.05〜0.2である<1>〜<15>のいずれか1に記載の固形状組成物。
<17>固形状組成物の形態が、好ましくはカプセル剤、顆粒剤、散剤、錠剤、丸剤又はトローチ剤であり、より好ましくはチュアブル錠又はトローチ剤であり、更に好ましくはチュアブル錠である<1>〜<16>のいずれか1に記載の固形状組成物。
[分析方法]
(1)タンパク質の分析
タンパク質量はケルダール法を用いて、窒素・タンパク質換算係数6.38として求めた。
(2)脂質の分析
脂質量は酸分解法で求めた。試料を1g量りとり、塩酸を加え分解した後、ジエチルエーテル及び石油エーテルを加え、攪拌混和した。エーテル混合液層を取り出し、水洗した。溶媒を留去させ、乾燥させた後、重量を秤量することで脂質量を求めた。
(3)炭水化物の分析
炭水化物量は試料の質量から試料中のタンパク質量、脂質質量、灰分量、及び水分量を除くことにより求めた。なお、灰分量は直接灰化法(550℃で試料を灰化させ重量測定)、水分量は常圧加熱乾燥法(105℃4時間乾燥させ重量測定)により求めた。
(4)リン脂質の分析
試料1gを量りとり、クロロホルム及びメタノールの2:1(V/V)混液150mL、100mL、及び20mL中でホモジナイズ後、0.88%(W/V)塩化カリウム水溶液93mLを添加し、一晩室温で放置した。脱水ろ過、溶媒留去後、クロロホルムを添加し総量を50mLとした。そのうち2mLを分取し、溶媒留去後、550℃16時間加熱処理により灰化した。灰分を6M塩酸水溶液5mLに溶解後、蒸留水を添加し、総量を50mLとした。3mLを分取し、モリブデンブルー発色試薬5mL、5%(W/V)アスコルビン酸水溶液1mL及び蒸留水を添加し総量を50mLとし、710nmの吸光度を測定した。リン酸2水素カリウムを用いた検量線からリン量を求め、リン量に25.4をかけた値をリン脂質量とした。
(5)スフィンゴミエリンの分析
試料1gを量りとり、クロロホルム及びメタノールの2:1(V/V)混液150mL、100mL、及び20mL中でホモジナイズ後、0.88%(W/V)塩化カリウム水溶液93mLを添加し、一晩室温で放置した。脱水ろ過、溶媒留去後、クロロホルムを添加し総量を50mLとした。そのうち10mLを分取し、シリカカートリッジカラムに添加した。カラムをクロロホルム20mLで洗浄後、メタノール30mLでリン脂質を溶出し、溶媒留去後クロロホルム1.88mLに溶解した。シリカゲル薄層プレートに20μLを負荷し、1次元展開溶媒としてテトラヒドロフラン:アセトン:メタノール:水=50:20:40:8(V/V)、2次元展開溶媒としてクロロホルム:アセトン:メタノール:酢酸:水=50:20:10:15:5(V/V)を用いて2次元展開を行った。展開後の薄層プレートにディトマー試薬を噴霧し、スフィンゴミエリンのスポットをかきとり、3%(V/V)硝酸含有過塩素酸溶液2mL添加後、170℃3時間の加熱処理を行った。蒸留水5mL添加後モリブデンブルー発色試薬5mL、5%(W/V)アスコルビン酸水溶液1mL及び蒸留水を添加し総量を50mLとし、710nmの吸光度を測定した。リン酸2水素カリウムを用いた検量線からリン量を求め、リン量に25.4をかけた値をスフィンゴミエリン量とした。
[原料]
脂肪球皮膜成分1:BSCP、メグレジャパン(株)(水分5.1%)
脂肪球皮膜成分2:ミルクセラミドMC−5、雪印乳業(株)(水分4.3%)
ショ糖脂肪酸エステル1:ショ糖脂肪酸エステルB−370F、HLB=3、三菱化学フーズ(株)
ショ糖脂肪酸エステル2:ショ糖脂肪酸エステルS−570 HLB=5、三菱化学フーズ(株)
ショ糖脂肪酸エステル3:ショ糖脂肪酸エステルS−970 HLB=9、三菱化学フーズ(株)
ショ糖脂肪酸エステル4:ショ糖脂肪酸エステルS−1170 HLB=11、三菱化学フーズ(株)
アスパルテーム:PAL SWEET DIET、味の素(株)
スクラロース:三栄源エフ・エフ・アイ(株)
サッカリン:和光純薬工業(株)
コーンスターチ:日食コーンスターチ、日本食品化工(株)
マルチトール:アマルティMR−100、三菱商事フードテック(株)
脂肪球皮膜成分1の組成は、乾燥物換算で、炭水化物:10.7%、脂質:23.8%、タンパク質:50.9%であった。また、脂肪球皮膜成分1中、リン脂質含有量は16.6%であった。スフィンゴミエリン含有量は3.62%であった。
脂肪球皮膜成分2の組成は、乾燥物換算で、炭水化物:26.1%、脂質:43.3%、タンパク質:21.2%であった。また、脂肪球皮膜成分2中、リン脂質含有量は33.3%であった。スフィンゴミエリン含有量は8.03%であった。
〔チュアブル錠の調製〕
実施例1〜実施例14及び比較例1〜比較例11
粒径の大きい原料は粉砕し、50メッシュに通したのち、表1に記載の配合組成で各原料成分を混合した。次に単発式打錠機(RIKEN製)を用いて、穴径9.5mmのリング状杵で、錠剤重量500mgで打錠し、チュアブル錠を得た。
上記で得た本発明品と比較品について官能評価を行なった。評価は、サンプルを食べた時に先に感じる甘味と脂肪球皮膜成分由来の後味について、下記に示す判断基準に従って専門パネル2名で先ず全てのサンプルについて評価を行い、評価が最も高かった例を「5」、評価が最も低かった例を「1」とした。次いで、その他のサンプルについて「1」〜「5」の間の5段階尺度による相対的位置づけを行った。2名の平均値をもって評点とした。
結果を表1に示す。
〔甘味〕
実施例2を「5」、比較例10を「1」とし評価した。具体的には以下のような項目で評価した。
5:口内で先に感じる甘味が人工的でなく非常に良好でかつその甘味が長期に持続する
4:口内で先に感じる甘味が人工的でなく良好でかつその甘味が持続する
3:口内で先に感じる甘味が人工的でなくやや良好だが、その甘味は持続しない
2:口内で先に感じる甘味がやや良くない
1:口内で先に感じる甘味が良くない
〔後味〕
実施例2を「5」、比較例6を「1」とし評価した。具体的には以下のような項目で評価した。
5:後に乳臭・油臭を感じず、非常にすっきりしている
4:後に乳臭・油臭を殆ど感じず、すっきりしている
3:後に乳臭・油臭をやや感じ、ややすっきりしている
2:後に乳臭・油臭を強く感じ、ややすっきりしていない
1:後に乳臭・油臭を非常に強く感じ、すっきりしていない
Figure 2016124809
表1から明らかなように、所定のショ糖脂肪酸エステルとアスパルテーム又はスクラロースを所定の範囲内で配合した実施例1〜14は、摂取時に感じる甘味が良好で、且つ後に残る乳臭と油臭が低減されて、すっきりとした後味であった。
これに対し、HLBが9のショ糖脂肪酸エステル3を配合した比較例3やHLBが11のショ糖脂肪酸エステル4を配合した比較例4、アスパルテームの代わりにサッカリンを配合した比較例7、その他の比較例は、後に乳臭と油臭が残りすっきりしないか、甘味が良好ではなかった。

Claims (6)

  1. 次の成分(A)、(B)及び(C):
    (A)脂肪球皮膜成分 20〜70質量%、
    (B)HLBが1〜6のショ糖脂肪酸エステル 1〜5質量%、
    (C)アスパルテーム、スクラロース又はこれらの組み合わせ 0.3〜5質量%
    を含有する固形状組成物。
  2. 成分(A)の含有量に対する成分(B)の含有量の比(含有質量比)[(B)/(A)]が0.015〜0.25である請求項1記載の固形状組成物。
  3. 成分(A)の含有量に対する成分(B)と成分(C)の合計含有量の比(含有質量比)[{(B)+(C)}/(A)]が0.02〜0.3である請求項1又は2記載の固形状組成物。
  4. 固形状組成物中のリン脂質の含有量が1〜60質量%である請求項1〜3のいずれか1項記載の固形状組成物。
  5. 固形状組成物中のスフィンゴミエリンの含有量が0.5〜3.5質量%である請求項1〜4のいずれか1項記載の固形状組成物。
  6. チュアブル錠である請求項1〜5のいずれか1項項記載の固形状組成物。
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