JP2016124607A - 折畳み容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】段積み時の側壁部の変形を抑制し、且つ、段積み作業性の向上を図ることのできる折畳み容器を提供する。【解決手段】折畳み容器1は、略矩形板状をなす底壁部3のうち上面側において側壁部6、7を軸支する土台部4、5が形成された土台形成範囲41の下面から突出する底壁突部45と、側壁部6、7の上辺部において上方に開口形成され、組立状態にある折畳み容器1同士を上下に積み重ねた場合に、上側に重ねられた折畳み容器1の底壁突部45が収容される収容凹部51、52とを備える。側壁部6の収容凹部51には、組立状態にある折畳み容器1同士を上下に積み重ねた場合に、当該収容凹部51に収容された上側の折畳み容器1の底壁突部46のうち底壁部3内周側の面と略当接する位置決め凸部53が設けられ、側壁部7の収容凹部52には、側壁部7の横幅方向中央部側に向けて下方傾斜する傾斜面55を有する補助突起54が設けられている。【選択図】 図1

Description

本発明は、物品の運搬等に使用される折畳み容器に関するものである。
従来、略矩形板状をなす底壁部と、底壁部の各側辺部に沿ってそれぞれ上方に突出する土台部とを具備する底壁構成部と、各土台部に対してそれぞれ回動可能に連結された側壁部とを備え、上方に開口する箱型に組立可能に構成されるとともに、各側壁部を底壁部の上方に折畳むことのできる折畳み容器が知られている。また、折畳み容器を使用しての物品の運搬や保管、及び、物品を収容していない折畳み容器自体の運搬や保管に際しての効率の向上を図るべく、折畳み容器同士を安定的に上下に積み重ねる(段積みする)ことができるような構成を備えている。より具体的には、底壁部の下面から下方に突出して折畳み容器を支持する支持リブは、組立状態にある折畳み容器同士を段積みした場合に、下側の折畳み容器の側壁部の内周側に挿入される(略嵌合する)ようにして設けられている。
しかしながら、かかる構成を採用する場合には、底壁部の外周側の部位(底壁部のうち上面側において土台部が形成され、組立状態にある折畳み容器の側壁部を支持する部位)に対して支持リブが設けられていないため、かかる底壁部外周部位が変形等し易くなってしまうおそれがある。従って、組立状態にある折畳み容器同士を段積みした場合に、底壁部外周部位の上面側に形成された土台部が、底壁部外周部位とともに底壁部外周側に傾倒してしまう上、該土台部に支持される側壁部についても、土台部の傾倒に伴って、外側に開くようにして傾倒してしまうことが懸念される。このように、下側の折畳み容器の側壁部が外側に開くようにして傾倒してしまうと、場合によっては、上側の折畳み容器が、下側の折畳み容器の側壁部による支持を部分的に失う等して、下側の折畳み容器の内側に落ち込んでしまう等の不具合を招くおそれがある。
これに対し、底壁部外周部位の変形を抑制するべく、底壁部外周部位から下方に突出する底壁突部を設けるとともに、側壁部の上辺部において、組立状態にある折畳み容器同士を段積みした場合に、上側の折畳み容器の底壁突部を収容する凹部を設けるといった技術がある(例えば、特許文献1等参照。)。
特開2005−186943号公報
ところで、組立状態にある折畳み容器同士を段積みする構造としては、上側の折畳み容器を支持することとなる下側の折畳み容器の側壁部自体が、外側に開くようにして変形してしまうといった問題点がある。かかる問題点に関しては、上記底壁突部を設けるだけでは解消することが不可能である。特に、底壁突部を設けることによって底壁部外周部位の変形が抑制される分だけ、側壁部自体が変形してしまうといった懸念がより顕著なものとなるおそれがある。
本発明は、上記例示した問題点等を解決するためになされたものであって、その目的は、段積み時の側壁部の変形を抑制し、且つ、段積み作業性の向上を図ることのできる折畳み容器を提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.略矩形板状をなす底壁部と、前記底壁部の各側辺部に沿ってそれぞれ上方に突出する土台部と、前記底壁部のうち上面側において前記土台部が形成されている土台形成範囲よりも内周側の部位の下面から下方に突出する支持リブとを具備する底壁構成部と、
前記各土台部に対してそれぞれ前記土台部の上方に立設される起立位置と、前記底壁部の上方に畳まれる寝かせ位置との間を回動可能に連結された側壁部とを備える折畳み容器において、
前記土台形成範囲において前記底壁部の下面から下方に突出する底壁突部と、
前記側壁部の上辺部において上方に開口するようにして形成され、全ての前記側壁部が前記起立位置とされた組立状態にある折畳み容器同士を上下に積み重ねた場合に、上側に重ねられた折畳み容器の前記底壁突部が収容される収容凹部とを備える構成であって、
前記収容凹部に設けられ、前記組立状態にある折畳み容器同士を上下に積み重ねた場合に、上側の折畳み容器の前記底壁突部のうち前記底壁部内周側の面と対向して、該底壁突部に当接、又は、近接する位置決め凸部と、
前記組立状態にある下側の折畳み容器の前記位置決め凸部のうち前記底壁部内周側の面である下容器凸部内面と、上側の折畳み容器の前記底壁突部のうち前記底壁部外周側の面である上容器突部外面とを対向させるようにして、折畳み容器同士を上下に重ねた状態から、
前記下容器凸部内面と、前記上容器突部外面とを近接させるようにして、上下の折畳み容器を水平方向に相対移動させた場合に、上側の折畳み容器の前記底壁突部を、下側の折畳み容器の前記位置決め凸部に対して斜め上方に変位させる乗り越え案内手段とを備えていることを特徴とする折畳み容器。
手段1によれば、組立状態にある折畳み容器同士を上下に積み重ねた場合には、上側の折畳み容器の底壁突部が、下側の折畳み容器の収容凹部に収容されることとなるが、該収容凹部には、上側の折畳み容器の底壁突部のうち底壁部内周側の面(内面)と対向して、該底壁突部に当接、又は、近接する位置決め凸部が設けられている。このため、例えば、上側に載せられた折畳み容器の重みによって、下側の折畳み容器の側壁部が、折畳み容器の外側に開くようにして変形しようとした場合に、上側の折畳み容器の底壁突部の内面と、位置決め凸部のうち側壁部の外面側の面(外面)とが当接することとなる。従って、上側の折畳み容器の底壁突部によって、下側の折畳み容器の位置決め凸部の外側への変位、ひいては、側壁部の外側への変形を規制することができる。結果として、段積み状態の安定化を図ることができ、折畳み容器の運搬・保管効率の向上等を図ることができる。
また、一般に、折畳み容器の段積み作業に際して、組立状態にある折畳み容器の上側に載せた折畳み容器の水平方向における相対位置が若干ずれた場合、上側に載せた折畳み容器を、下側の折畳み容器の側壁部上辺部に滑らせるようにして、相対位置が合致するまでスライドさせる(スライドスタックする)といったことが行われる。
ところが、手段1のように、収容凹部において位置決め凸部を設ける場合には、上記のようなスライドスタックを行おうとしても、組立状態にある下側の折畳み容器の位置決め凸部のうち底壁部内周側の面である下容器凸部内面と、上側の折畳み容器の底壁突部のうち底壁部外周側の面である上容器突部外面とが当接して、それ以上の相対変位が規制されてしまうこと等が懸念される。このため、上側の折畳み容器の底壁突部を、下側の折畳み容器の収容凹部にスライドさせて収容させること、すなわち、折畳み容器のスライドスタックが不可能となり、段積み作業性の低下を招いてしまうおそれがある。
これに対し、手段1によれば、組立状態にある折畳み容器の上側に相対位置がずれて載せられた折畳み容器を、下側の折畳み容器との相対位置を合致させるべく、下側の折畳み容器の側壁部の上辺部に滑らせるようにしてスライドさせた場合に、上側の折畳み容器の底壁突部を、下側の折畳み容器の位置決め凸部に対して斜め上方に変位させる乗り越え案内手段が設けられている。このため、収容凹部に位置決め凸部が設けられる構成においても、スライドスタックを行うことができ、段積み作業性の向上等を図ることができる。
手段2.前記土台部は、前記底壁部の相対する一対の側辺部に沿って設けられる一対の第1土台部と、前記一対の第1土台部の両端部間をそれぞれ連結するようにして、前記底壁部の側辺部に沿って設けられる一対の第2土台部とを備え、
前記側壁部は、前記第1土台部に対して連結される相対する一対の第1側壁部と、前記第2土台部に対して連結される相対する一対の第2側壁部とを備え、
前記底壁突部は、前記土台形成範囲のうち、前記第1土台部の下方に位置する部位と、前記第2土台部の下方に位置する部位とに設けられるとともに、
前記収容凹部は、前記第1側壁部と、前記第2側壁部とに設けられ、
前記位置決め凸部は、前記第1側壁部、及び、前記第2側壁部のうち、少なくとも前記第1側壁部に設けられ、
前記第1側壁部、及び、前記第2側壁部のうち、少なくとも前記第2側壁部の前記収容凹部には、当該第2側壁部の横幅方向中央部側に向けて下方傾斜し、前記収容凹部の底面と連続する傾斜面を有する前記乗り越え案内手段としての補助突起が設けられ、
前記組立状態にある下側の折畳み容器の前記第1側壁部に設けられた前記位置決め凸部の前記下容器凸部内面と、上側の折畳み容器の前記第1土台部の下方に位置する部位に設けられた前記底壁突部の前記上容器突部外面とを対向させるようにして、折畳み容器同士を同じ向きで上下に重ねた状態から、
前記下容器凸部内面と、前記上容器突部外面とを近接させるようにして、上下の折畳み容器を水平方向に相対移動させた場合に、
下側の折畳み容器の前記第2側壁部の前記収容凹部に設けられた前記補助突起の前記傾斜面に対し、上側の折畳み容器の前記第2土台部の下方に位置する部位に設けられた前記底壁突部が当接して、斜め上方へと案内されることを特徴とする手段1に記載の折畳み容器。
手段2によれば、上側の折畳み容器の第1土台部の下方に位置する部位に設けられた底壁突部が、下側の折畳み容器の第1側壁部に設けられた位置決め凸部を乗り越えて、下側の折畳み容器の第1側壁部に設けられた収容凹部に収容されるといったスライドスタックが可能な構成において、乗り越え案内手段が第2側壁部の収容凹部において形成されている。このため、下側の折畳み容器の第1側壁部に設けられた位置決め凸部の下容器凸部内面と、上側の折畳み容器の第1土台部の下方に位置する部位に設けられた底壁突部の上容器突部外面とを接触させることなく、スライドスタックが可能な構成とすることができる。従って、スライドスタックに際して、位置決め凸部が損傷してしまう等といった事態をより確実に防止することができる。
また、補助突起の傾斜面は、スライドスタックを行う場合の折畳み容器の進行方向に沿って傾斜させる必要がある。本手段2では、上側の折畳み容器の第1土台部の下方に位置する部位に設けられた底壁突部が、下側の折畳み容器の第1側壁部に設けられた位置決め凸部を乗り越えるといったスライドスタックを行う構成であり、補助突起の傾斜面は、第1側壁部の厚み方向であり、かつ、第2側壁部の横幅方向である方向に沿って傾斜するように構成される。そこで、本手段2によれば、補助突起を第2側壁部に設けることにより、例えば、補助突起を第1側壁部に設けて、補助突起の傾斜面を第1側壁部の厚み方向に傾斜させるといった場合に比べ、補助突起の突出長を大きくすることなく、補助突起の傾斜面を登りきるまでに要する距離をより長く確保することが可能となる。従って、例えば、第1側壁部に設けられた位置決め凸部を底壁突部に乗り越えさせるための補助突起を第1側壁部に設けたとしても、第1側壁部の厚みが比較的薄い場合に、補助突起の傾斜面が急になり過ぎてしまい、補助突起の傾斜面による案内効果が好適に奏されない等といった事態を回避することができる。
尚、底壁突部が、土台形成範囲のうち、第1土台部の下方に位置する部位だけでなく、第2土台部の下方に位置する部位にも設けられることで、底壁突部を設けることによって土台形成範囲の剛性を高めるといった作用効果が、土台形成範囲の全域にわたって奏されることとなる。また、「下側の折畳み容器の前記補助突起の前記傾斜面に案内された上側の折畳み容器の前記第2土台部の下方に位置する部位に設けられた前記底壁突部が、前記補助突起を乗り越えた場合には、上側の折畳み容器の前記第1土台部の下方に位置する部位に設けられた前記底壁突部についても、前記位置決め凸部を乗り越えて、前記収容凹部に収容された状態とされること」としてもよい。この場合、スライドスタックに際しての位置決め凸部の損傷を防止する等の上記作用効果が一層確実に奏される。
手段3.前記補助突起の前記傾斜面とは反対側の面は、当該補助突起が設けられた前記側壁部の上辺部の上面に対して直交する方向、又は、直交に近い方向に延びる直交面として構成されていることを特徴とする手段2に記載の折畳み容器。
手段3によれば、例えば、折畳み容器の段積み状態において、上側の折畳み容器に対し、第2側壁部の横幅方向に沿った方向に向かう力が作用した場合に、第2側壁部の補助突起の直交面と、第2土台部の下方に位置する部位に設けられた底壁突部とを当接させるように構成することができる。従って、第2土台部の下方に位置する部位に設けられた底壁突部が、補助突起に対して、当該補助突起の傾斜面とは反対側の面側から乗り上げることで、第1土台部の下方に位置する部位に設けられた底壁突部が浮き上がり、位置決め凸部を乗り越えて収容凹部から脱落してしまうといった事態をより確実に防止することができる。結果として、段積み状態の安定化等をより一層図ることができる。
また、例えば、段積み状態において、上側の折畳み容器が、下側の折畳み容器に対して水平方向に相対変位しようとした場合に、第1土台部の下方に位置する部位に設けられた底壁突部が、位置決め凸部のうち底壁部外周側の面に当接すると同時、又は、それよりも前段階で、第2土台部の下方に位置する部位に設けられた底壁突部が補助突起(直交面)に当接するように構成することで、位置決め凸部の保護等を図ることができる。
組立状態にある折畳み容器を上面側から見た斜視図である。 図1の部分拡大斜視図である。 組立状態にある折畳み容器を下面側から見た斜視図である。 図3の部分拡大斜視図である。 折畳み状態にある折畳み容器を上面側から見た斜視図である。 左半分は折畳み容器の下面図であり、右半分は組立状態にある折畳み容器の上面図である。 段積み状態にある折畳み容器を示す一部断面を含む斜視図である。 図7の部分拡大斜視図である。 (a)は、組立状態にある折畳み容器の断面模式図であり、(b)は、折畳み容器のスライドスタックを説明するための説明図(下側の折畳み容器は断面で示し、上側の折畳み容器は側面を示す)である。 ピンホール積みを説明するための折畳み容器の配置図である。 (a)は、ピンホール積みを説明するための折畳み容器の平面模式図であり、(b)は、折畳み容器の下面模式図である。 別の実施形態における折畳み容器の部分拡大斜視図である。 別の実施形態における折畳み容器の部分拡大斜視図である。
以下に、一実施形態について図面を参照して説明する。図1、図3、図5等に示すように、折畳み容器1は、略矩形板状をなす底壁部3と、底壁部3の各長辺部に沿って底壁部3からそれぞれ上方に突出する長辺側土台部4と、底壁部3の各短辺部に沿って底壁部3からそれぞれ上方に突出する短辺側土台部5とを具備する底壁構成部2と、各長辺側土台部4に対してそれぞれ回動可能に設けられた長辺側側壁部6と、各短辺側土台部5に対してそれぞれ回動可能に設けられた短辺側側壁部7とを備えている。本実施形態では、底壁構成部2、長辺側側壁部6、及び、短辺側側壁部7はポリプロピレンにより構成されている。また、本実施形態では、長辺側土台部4が第1土台部を構成し、短辺側土台部5が第2土台部を構成し、長辺側側壁部6が第1側壁部を構成し、短辺側側壁部7が第2側壁部を構成する。
長辺側側壁部6及び短辺側側壁部7は、それぞれ長辺側土台部4及び短辺側土台部5の上方に立設される起立位置(図1参照)と、底壁部3の上方に畳まれて、当該底壁部3とほぼ平行して延在する寝かせ位置(図5参照)との間を回動変位可能に構成されている。また、本実施形態では、長辺側土台部4の底壁部3からの突出長は、短辺側土台部5の底壁部3からの突出長よりも長くなっており、長辺側側壁部6を回動可能に支持するための長辺側軸受部8の形成位置も、短辺側側壁部7を回動可能に支持するための短辺側軸受部9の形成位置よりも上方に位置している(図1参照)。さらに、各短辺側土台部5は、相対する一対の長辺側土台部4の内面同士を連結するようにして設けられている。このため、本実施形態では、短辺側側壁部7を先に畳まないと、長辺側側壁部6を畳むことができないようになっている。そして、図5に示すように、全ての長辺側側壁部6及び短辺側側壁部7を寝かせ位置とした折畳み容器1の折畳み状態では、短辺側側壁部7が、底壁部3の上面に重なる(対面する)ようにして畳まれるとともに、長辺側側壁部6が、既に畳まれている短辺側側壁部7の上側に重なるようにして畳まれることとなる。
図1、図3、図5等に示すように、各長辺側側壁部6は、長辺側土台部4の長手方向における長さとほぼ同じ幅を有し、折畳み容器1が箱型に組立てられた組立状態において当該長辺側側壁部6の内面を構成する略平板状の長辺側ベース板11と、長辺側ベース板11の上辺部に沿って設けられる上枠部12と、長辺側ベース板11の下辺部から外方に延出する長辺側下辺リブ13と、長辺側下辺リブ13の下面から下方に突出し、長辺側軸受部8に軸支される略T字状の長辺側ヒンジ部14とを備えている。
上枠部12は、長辺側ベース板11の上辺部から外方に向けて略直角に延出する枠下リブ12aと、枠下リブ12aの外端縁から上方に向けて略直角に延出する枠外リブ12bと、枠外リブ12bの上端縁から内方に向けて略直角に延出する枠上リブ12cとを備え、断面略コ字状をなしている。また、上枠部12には、適宜、枠下リブ12aの上面と、枠外リブ12bの内面と、枠上リブ12cの下面との間を連結する枠補強リブ12dが設けられている。
加えて、長辺側ベース板11には、両側部において長辺側ベース板11の内面(起立位置では底壁部3の内周側を向き、寝かせ位置では下側を向く面)から突出する係止壁17が設けられている。各係止壁17には、長辺側側壁部6の横幅方向において貫通する挿入孔18が形成されている。
図1、図3、図7等に示すように、各短辺側側壁部7は、短辺側土台部5の長手方向における長さとほぼ同じ横幅を有し、折畳み容器1が箱型に組立てられた組立状態において当該短辺側側壁部7の内面を構成する略平板状の短辺側ベース板21と、短辺側ベース板21の上辺部から外方に延出する短辺側上辺リブ22と、短辺側ベース板21の下辺部から外方に延出する短辺側下辺リブ23と、短辺側下辺リブ23の下面から下方に突出し、短辺側軸受部9に軸支される略T字状の短辺側ヒンジ部24(図1参照)とを備えている。
また、短辺側ベース板21には、両側部において、短辺側ベース板21の外面から突出する挿入突起27が設けられている。挿入突起27は、前記長辺側側壁部6の係止壁17に形成された挿入孔18に対応して設けられている。そして、長辺側側壁部6を起立させた後、短辺側側壁部7を起立させることで、挿入突起27が挿入孔18に挿入されるとともに、短辺側ベース板21の挿入突起27の周辺部が、係止壁17に支持されるようになっている(図1参照)。
また、図1、図7等に示すように、短辺側側壁部7の外面側には、短辺側上辺リブ22の下方において、短辺側側壁部7の内倒れ等を防止するためのロック機構28が設置されるロック機構設置部29が設けられている。ロック機構28は、ロック機構設置部29の横幅方向中央部に設けられる操作部30と、操作部30の両側方において短辺側側壁部7の横幅方向に沿ってスライド可能に構成され、短辺側ベース板21のうち、折畳み容器1の組立状態において長辺側側壁部6の係止壁17に当接して支持される部位の外方領域に対して出没可能な左右一対のスライド片31とを備えている。
これに対し、長辺側側壁部6には、折畳み容器1の組立状態において、前記後方領域に突出したスライド片31の先端部の内面と係止される係止凸部(図示略)が設けられている。また、操作部30を操作することによって、一対のスライド片31が連動し、スライド片31と係止凸部との係止状態を解除することができるようになっている。尚、スライド片31及び操作部30については、図示しない弾性片によって、スライド片31と係止凸部との係止状態が維持される側に付勢されている。
尚、一対の短辺側土台部5間の距離は、短辺側側壁部7(短辺側ベース板21)の高さ(上下幅)の2倍の長さよりも長くなっている。このため、一対の短辺側側壁部7の寝かせ位置の高さが揃うようになっている。その一方で、一対の長辺側土台部4間の距離は、長辺側側壁部6(長辺側ベース板11)の高さ(上下幅)の2倍の長さよりも短くなっている。さらに、長辺側軸受部8は、寝かせ位置にある長辺側側壁部6の長辺側ヒンジ部14の上下方向における変位を許容するように構成されている。このため、折畳み容器1を折り畳む場合には、一対の長辺側側壁部6のうち一方の長辺側側壁部6を寝かせ位置へと変位させた後、他方の長辺側側壁部6を、既に寝かせ位置とされた一方の長辺側側壁部6の上方に重ねるようにして、寝かせ位置へと変位させる。つまり、一対の長辺側側壁部6は、互いに折り重なるようにして畳まれる。
また、図3等に示すように、底壁構成部2には、底壁部3のうち上面側において長辺側土台部4及び短辺側土台部5が形成されている土台形成範囲41よりも内周側の部位の下面から下方に突出する支持リブ42が設けられている。支持リブ42は、土台形成範囲41との境界部に沿って設けられる外周リブ43と、外周リブ43の内周側において略格子状に設けられる内周リブ44とを備えている。
さて、図3、図4、図6等に示すように、土台形成範囲41には、底壁部3の下面から下方に突出する底壁突部45が設けられている。底壁突部45は、支持リブ42(外周リブ43)から離間した位置に設けられる突部本体48と、突部本体48と支持リブ42の外周リブとの間を連結する補強壁部49とを備えている。また、補強壁部49の底壁部3からの突出長は、突部本体48の底壁部3からの突出長よりも短くなっている。さらに、本実施形態では、支持リブ42の下辺部と、底壁突部45の突部本体48の下端部とが同じ高さ位置となっており、折畳み容器1を平坦な床面に設置した場合には、支持リブ42及び底壁突部45が接地し、底壁突部45が支持リブ42とともに折畳み容器1を支持する構成となっている。
また、本実施形態では、土台形成範囲41のうち、各長辺側土台部4に対応する部位においてそれぞれ4つの底壁突部45(以下、「長辺側底壁突部46」とも称する)が設けられ、各短辺側土台部5に対応する部位においてそれぞれ2つの底壁突部45(以下、「短辺側底壁突部47」とも称する)が設けられている。尚、本実施形態の底壁部3の長手方向における幅は、底壁部3の短手方向における幅の2倍の長さよりも若干短くなっている。
その一方で、図1、図2、図8等に示すように、長辺側側壁部6の上枠部12の枠上リブ12c、及び、短辺側側壁部7の短辺側上辺リブ22には、上方、及び、内側に開口するようにして形成され、全ての側壁部6、7が起立位置とされた組立状態にある折畳み容器1同士を同じ向きで上下に積み重ねた(段積みした)場合に、上側に重ねられた折畳み容器1の長辺側底壁突部46、及び、短辺側底壁突部47が収容される長辺側収容凹部51、及び、短辺側収容凹部52が設けられている。尚、長辺側収容凹部51の底面、及び、短辺側収容凹部52の底面は、長辺側側壁部6の枠上リブ12cの上面、及び、短辺側側壁部7の短辺側上辺リブ22の上面とほぼ平行に延在している。
そして、図7、図8に示すように、組立状態にある折畳み容器1同士を段積みした場合、上側の折畳み容器1の支持リブ42が、下側の折畳み容器1の長辺側側壁部6及び短辺側側壁部7の内周側に挿入され、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46及び短辺側底壁突部47が、下側の折畳み容器1の長辺側収容凹部51及び短辺側収容凹部52に収容されるとともに、上側の折畳み容器1の底壁部3(土台形成範囲41)の下面が、下側の折畳み容器1の枠上リブ12c及び短辺側上辺リブ22に当接して、支持されるようになっている。
また、図2、図9(a)等に示すように、長辺側収容凹部51には、長辺側収容凹部51の底面のうち長辺側側壁部6の内面側の辺部に沿って上方に突出する位置決め凸部53が設けられている。位置決め凸部53の突出長は、長辺側収容凹部51の深さ(枠上リブ12c上面から長辺側収容凹部51の底面までの距離)よりも短く構成されている。そして、組立状態にある折畳み容器1同士を段積みした場合には、下側の折畳み容器1の位置決め凸部53は、上側の折畳み容器1の底壁突部45のうち底壁部3内周側の面と対向して、該底壁突部45に当接、又は、近接するように構成されている。
さらに、短辺側収容凹部52には、短辺側収容凹部52の底面から上方に突出する乗り越え案内手段としての補助突起54が設けられている。補助突起54は、短辺側側壁部7の横幅方向中央部側に向けて下方傾斜し、短辺側収容凹部52の底面と連続する傾斜面55と、傾斜面55の上辺部から短辺側側壁部7の側辺部側に向けて、短辺側側壁部7の上辺部と並行に延びる上面56と、上面56のうち短辺側側壁部7の側辺部側の辺部から、下方に向けて、短辺側側壁部7の上辺部に対してほぼ直交する方向に延びる直交面57とを有している。また、補助突起54の直交面57は、短辺側上辺リブ22と並行して延びる短辺側収容凹部52の底面に対してほぼ垂直に接している。加えて、補助突起54の短辺側収容凹部52底面からの突出長は、位置決め凸部53の長辺側収容凹部底面からの突出長よりも若干長くなっている。
上記のような補助突起54を設けることにより、折畳み容器1の段積み作業に際して、組立状態にある折畳み容器1の上側に載せた折畳み容器1の水平方向における相対位置が若干ずれた場合に(あえて、ずらして載せる場合もある)、上側に載せた折畳み容器1を、下側の折畳み容器1の側壁部6、7の上辺部に滑らせるようにして、相対位置が合致するまでスライドさせる(スライドスタックする)ことが可能となる。つまり、図9(b)に示すように、組立状態にある下側の折畳み容器1の長辺側側壁部6に設けられた位置決め凸部53(突部本体48)のうち底壁部3の内周側の面である下容器凸部内面61と、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46のうち底壁部3の外周側の面である上容器突部外面62とを対向させるようにして、折畳み容器1同士を同じ向きで上下に重ねた状態(以下、「仮積み状態」とも称する)から、下容器凸部内面61と、上容器突部外面62とを近接させるようにして、上下の折畳み容器1を水平方向に相対移動させた場合に、下側の折畳み容器1の短辺側側壁部7の短辺側収容凹部52に設けられた補助突起54の傾斜面55に対し、上側の折畳み容器1の短辺側底壁突部47(突部本体48)が当接して、斜め上方へと案内されるようになっている。
より具体的に説明すると、仮積み状態から上側の折畳み容器1をスライドさせて段積み状態とする際に、下側の折畳み容器1の位置決め凸部53(の下容器凸部内面61)と、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46(の上容器突部外面62)とが当接する前段階で、下側の折畳み容器1の補助突起54の傾斜面55に対し、上側の折畳み容器1の短辺側底壁突部47が当接する。さらに、スライドを続けることにより、上側の折畳み容器1の短辺側底壁突部47が、下側の折畳み容器1の補助突起54の傾斜面55によって斜め上方に案内され、これに伴って、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46(補助突起54の傾斜面55に案内されている短辺側底壁突部47よりもスライド進行方向先方側に位置する長辺側底壁突部46)についても、斜め上方に変位させられることとなる。
上側の折畳み容器1の短辺側底壁突部47が、下側の折畳み容器1の補助突起54の傾斜面55を登り切り、上面56にまで達した場合、これに伴って、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46は、位置決め凸部53よりも上方に位置することとなる。さらに、スライドを続けることにより、上側の折畳み容器1の短辺側底壁突部47の下面が、下側の折畳み容器1の補助突起54の上面56を摺動し、これに伴って、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46は、下側の折畳み容器1の位置決め凸部53の上方を通過することとなる。
上側の折畳み容器1の短辺側底壁突部47が、下側の折畳み容器1の補助突起54の上面56を通過し終える段階では、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46についても、下側の折畳み容器1の位置決め凸部53の上方を通過し終える構成となっている。従って、上側の折畳み容器1の短辺側底壁突部47が、下側の折畳み容器1の補助突起54を乗り越えて、短辺側収容凹部52のうち補助突起54の直交面57側の領域に収容状態とされた場合には、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46についても、下側の折畳み容器1の位置決め凸部53を(当該位置決め凸部53に接触することなく)乗り越えて、長辺側収容凹部51に収容状態とされる。
以上のように、上側の折畳み容器1の短辺側底壁突部47が、下側の折畳み容器1の短辺側収容凹部52のうち補助突起54の直交面57側の領域に収容状態とされ、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46が、下側の折畳み容器1の長辺側収容凹部51に収容状態とされることで、上側の折畳み容器1の支持リブ42が、下側の折畳み容器1の長辺側側壁部6及び短辺側側壁部7の内周側に挿入され、段積みが完了することとなる。
また、組立状態にある折畳み容器1の段積み状態において、上下の折畳み容器1が底壁部3の短手幅方向に相対変位する場合、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46が、下側の折畳み容器1の位置決め凸部53に当接する前に、或いは、同時に、上側の折畳み容器1の短辺側底壁突部47が、下側の折畳み容器1の補助突起54の直交面57に当接するように構成されているため、基本的に、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46と、下側の折畳み容器1の位置決め凸部53とが圧接しない構成となっている。但し、組立状態にある折畳み容器1の段積み状態において、下側の折畳み容器1の長辺側側壁部6に対して上方から比較的大きな力が作用した場合等において、当該長辺側側壁部6が外側に開くようにして変形しようとした場合には、当該長辺側側壁部6の長辺側収容凹部51に形成された位置決め凸部53が、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46に当接し、長辺側側壁部6のそれ以上の外側への変形が規制されるように構成されている。
尚、図5に示すように、長辺側土台部4は、寝かせ位置とされた一対の長辺側側壁部6よりも上方にまで突出している。また、本実施形態では、長辺側土台部4において、上方、及び、底壁部3の内周側に開口し、折畳み状態にある折畳み容器1同士を同じ向きで段積みした場合に、上側に重ねられた折畳み容器1の長辺側底壁突部46が収容される折畳み時収容凹部65が設けられている。さらに、短辺側土台部5のうち長辺側土台部4との連結部位には、長辺側土台部4の左右両側部を短辺側土台部5側に突出させるようにして形成されたスライド規制部66が設けられている。そして、折畳み状態にある折畳み容器1同士を段積みした場合、上側の折畳み容器1の支持リブ42が、寝かせ位置にある長辺側側壁部6の上方で、かつ、長辺側土台部4、及び、スライド規制部66で囲まれる領域に挿入(略嵌合)され、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46が、下側の折畳み容器1の折畳み時収容凹部65に収容されるとともに、上側の折畳み容器1の底壁部3(土台形成範囲41)の下面が、下側の折畳み容器1の長辺側土台部4の上面に当接して、支持されるようになっている。
また、本実施形態では、図示しないパレットに対して、4つの組立状態にある折畳み容器1を図10(a)に示すように配置し、さらに、かかる4つの折畳み容器1の上側に対して、4つの折畳み容器1を図10(b)に示すように配置するようにして、折畳み容器1を段積み(所謂、ピンホール積み)することが可能に構成されている。つまり、図10では、4つの折畳み容器1は、いずれも、一方の短辺側側壁部7が別の折畳み容器1の長辺側側壁部6に突き当てられ、かつ、一方の長辺側側壁部6が、さらに別の折畳み容器1の短辺側側壁部7に突き当てられるように配置されており、図10(a)では、紙面左上に配置される折畳み容器1が紙面横向きに設置され、図10(b)では、紙面左上に配置される折畳み容器1が紙面縦向きに設置される。
このため、図10(a)に示されるように配置される折畳み容器1の上側に、図10(b)に示されるように配置される折畳み容器1を積み重ねる場合、上側の折畳み容器1は、下側の折畳み容器1の側壁部6、7を跨ぐようにして配置されることとなる(図11(a)の2点鎖線参照)。また、図3、図6に示すように、底壁構成部2の下面側には、上記のようなピンホール積みを行った場合に下側の折畳み容器1の側壁部6、7を跨ぐ部位(底壁部3の長手方向中央部を含む範囲)において、下側の折畳み容器1の側壁部6、7の上辺部を収容可能な側壁収容凹部68が支持リブ42を省略するような格好で形成されている。当該側壁収容凹部68が設けられることにより、ピンホール積みを行った場合においても、上側の折畳み容器1の支持リブ42を、下側の折畳み容器1の側壁部6、7の内周側に進入(略嵌合)させて、位置決めを行うことができる。
また、本実施形態では、図11(a)に示すように、ピンホール積みを行うべく、上側の折畳み容器1が、2つの折畳み容器1を跨いで設置される場合においても、上側の折畳み容器1の底壁突部45が、下側の折畳み容器1の収容凹部51、52に収容され、枠上リブ12cや、短辺側上辺リブ22との干渉が回避されるように構成されている。さらに、図3、図6、図11(b)等に示すように、本実施形態では、側壁収容凹部68においても、当該側壁収容凹部68が形成されることによって2つの島部に分けられた支持リブ42に隣接して底壁突部45(間隙用底壁突部70)が設けられており、ピンホール積みが行われた場合には、かかる間隙用底壁突部70についても、下側の折畳み容器1の収容凹部52に収容されるようになっている。
尚、図3に示すように、底壁部3の側壁収容凹部68に対応する部位には、格子状の底壁補強リブ69が設けられている。本実施形態の底壁部3は、土台形成範囲41よりも内周側の部位が、土台形成範囲41よりも一段高くなるように構成されており、底壁部3の側壁収容凹部68に設けられた底壁補強リブ69の下辺部は、土台形成範囲41における底壁部3の下面と同じ高さとなっている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、組立状態にある折畳み容器1同士を同じ向きで上下に積み重ねた(段積みした)場合には、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46が、下側の折畳み容器1の長辺側収容凹部51に収容されることとなるが、該長辺側収容凹部51には、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46のうち底壁部3内周側の面(内面)と対向して、該長辺側底壁突部46に当接、又は、近接する位置決め凸部53が設けられている。このため、例えば、上側に載せられた折畳み容器1の重みによって、下側の折畳み容器1の長辺側側壁部6が、折畳み容器1の外側に開くようにして変形しようとした場合に、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46の内面と、位置決め凸部53のうち長辺側側壁部6の外面側の面(外面)とが当接することとなる。従って、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46によって、下側の折畳み容器1の位置決め凸部53の外側への変位、ひいては、長辺側側壁部6の外側への変形を規制することができる。結果として、段積み状態の安定化を図ることができ、折畳み容器1の運搬・保管効率の向上等を図ることができる。
また、本実施形態のように、長辺側収容凹部51において位置決め凸部53を設ける場合には、折畳み容器1の段積み作業に際して、組立状態にある折畳み容器1の上側に対し、底壁構成部2の短手方向に相対位置がずれて載せられた折畳み容器1を、下側の折畳み容器1の短辺側側壁部7の上辺部に滑らせるようにしてスライドさせてスライドスタックを行おうとしても、組立状態にある下側の折畳み容器1の位置決め凸部53のうち底壁部3内周側の面である下容器凸部内面61と、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46のうち底壁部3外周側の面である上容器突部外面62とが当接して、それ以上の相対変位が規制されてしまうことが懸念される。このため、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46を、下側の折畳み容器1の長辺側収容凹部51にスライドさせて収容させること、すなわち、折畳み容器1のスライドスタックが不可能となり、段積み作業性の低下を招いてしまうおそれがある。
これに対し、本実施形態によれば、短辺側収容凹部52において、短辺側側壁部7の横幅方向中央部側に向けて下方傾斜し、短辺側収容凹部52の底面と連続する傾斜面55を有する補助突起54が設けられている。そして、上記のように、底壁構成部2の短手方向におけるスライドスタックが行われる際には、下側の折畳み容器1の補助突起54の傾斜面55に対し、上側の折畳み容器1の短辺側底壁突部47が当接して、当該短辺側底壁突部47、ひいては、長辺側底壁突部46が斜め上方へと案内される。このため、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46が、下側の折畳み容器1の位置決め凸部53を乗り越えて、下側の折畳み容器1の長辺側収容凹部51に収容されるといったスライドスタックが可能な構成とすることができる。従って、長辺側収容凹部51に位置決め凸部53が設けられる構成においても、スライドスタックを行うことができ、段積み作業性の向上等を図ることができる。
特に、本実施形態では、上記スライドスタックに際して、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46と、下側の折畳み容器1の位置決め凸部53とが当接する前段階で、上側の折畳み容器1の短辺側底壁突部47が、下側の折畳み容器1の補助突起54の傾斜面55と当接して斜め上方に案内され、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46の上容器突部外面62と、下側の折畳み容器1の位置決め凸部53の下容器凸部内面61とを接触させることなく、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46を、下側の折畳み容器1の長辺側収容凹部51に収容させることができる。従って、スライドスタックに際して、位置決め凸部53が損傷してしまう等といった事態をより確実に防止することができる。
また、補助突起54の傾斜面55は、スライドスタックを行う場合の折畳み容器1の進行方向に沿って傾斜させる必要がある。本実施形態では、上側の折畳み容器1の長辺側底壁突部46が、下側の折畳み容器1の長辺側側壁部6に設けられた位置決め凸部53を乗り越えるといったスライドスタックを行う構成であり、補助突起54の傾斜面55は、長辺側側壁部6の厚み方向であり、かつ、短辺側側壁部7の横幅方向である方向に沿って傾斜するように構成される。そこで、本実施形態によれば、補助突起54を短辺側側壁部7に設けることにより、例えば、補助突起54を長辺側側壁部6に設けて、補助突起54の傾斜面55を長辺側側壁部6の厚み方向に傾斜させるといった場合に比べ、補助突起54の突出長を大きくすることなく、補助突起54の傾斜面55を登りきるまでに要する距離をより長く確保することが可能となる。従って、例えば、長辺側側壁部6に設けられた位置決め凸部53を長辺側底壁突部46に乗り越えさせるための補助突起54を長辺側側壁部6に設けたとしても、長辺側側壁部6の厚みが比較的薄い場合に、補助突起54の傾斜面55が急になり過ぎてしまい、補助突起54の傾斜面55による案内効果が好適に奏されない等といった事態を回避することができる。
さらに、補助突起54の傾斜面55とは反対側の面は、当該補助突起54が設けられた短辺側側壁部7の上辺部の上面に対してほぼ直交する方向に延び、かつ、長辺側収容凹部51の底面に対してほぼ垂直な直交面57として構成されている。このため、例えば、折畳み容器1の段積み状態において、上側の折畳み容器1に対し、短辺側側壁部7の横幅方向に沿った方向に向かう力が作用した場合に、短辺側側壁部7の補助突起54の直交面57と、短辺側土台部5の下方に位置する部位に設けられた短辺側底壁突部47とを当接させるように構成することができる。従って、短辺側底壁突部47が、補助突起54に対して、当該補助突起54の傾斜面55とは反対側の面側から乗り上げることで、長辺側底壁突部46が浮き上がり、位置決め凸部53を乗り越えて長辺側収容凹部51から脱落してしまうといった事態をより確実に防止することができる。結果として、段積み状態の安定化等をより一層図ることができる。
また、例えば、段積み状態において、上側の折畳み容器1が、下側の折畳み容器1に対して水平方向に相対変位しようとした場合に、長辺側底壁突部46が、位置決め凸部53のうち底壁部3外周側の面に当接すると同時、又は、それよりも前段階で、短辺側底壁突部47が補助突起54の直交面57に当接するように構成されている。このため、位置決め凸部53の保護等を図ることができる。
尚、側壁部6、7の上辺部に収容凹部51、52を形成する都合上、段積み状態において上側の折畳み容器1の支持リブ42外周面(外周リブ43の外面)を受ける面積が低減する可能性がある上、スライドスタックを可能とするべく、短辺側収容凹部52を、短辺側底壁突部47の幅よりも広くなるように(短辺側側壁部7の横幅方向において、短辺側収容凹部52内を短辺側底壁突部47がスライドできるように)構成する必要がある。このため、段積み状態における折畳み容器1の水平方向における位置ずれを防止する効果が低下することが懸念され、特に、長辺側底壁突部46を極力底壁部3のコーナー部近傍に設ける場合には、かかる懸念がより顕著なものとなる。この点、上記のように、補助突起54の直交面57においても、短辺側底壁突部47の位置ずれを防止するといった構成を採用することによって、かかる不具合を防止することができる。
加えて、底壁突部45は、土台形成範囲41のうち、長辺側土台部4の下方に位置する部位だけでなく、短辺側土台部5の下方に位置する部位にも設けられることで、底壁突部45を設けることによって土台形成範囲41の剛性を高めるといった作用効果が、土台形成範囲41の全域にわたって奏されることとなる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、長辺側側壁部6に形成された長辺側収容凹部51に対して位置決め凸部53が設けられる構成となっているが、例えば、図12に示すように、短辺側側壁部7に形成された短辺側収容凹部52にも位置決め凸部81を設けるように構成してもよい。さらに、かかる構成を採用する場合には、長辺側側壁部6の長辺側収容凹部51に対して、長辺側側壁部6の横幅方向中央部側に下方傾斜する傾斜面83を有する補助突起82を設けることが望ましい。この場合、短辺側側壁部7の外側へ開くような変形を防止することができるとともに、短辺側収容凹部52に位置決め凸部81が設けられる構成を採用しても、底壁部3の長手方向に沿ったスライドスタックを行うことが可能となる。
尚、短辺側側壁部7に位置決め凸部81を設ける場合には、長辺側側壁部6の位置決め凸部53を省略することとしてもよい。但し、長辺側側壁部6は、短辺側側壁部7よりも横幅が広い分、横幅方向中央部付近等が比較的変形し易くなることが懸念されるため、少なくとも長辺側側壁部6に対応して位置決め凸部53を設けることが望ましい。
(b)上記実施形態では、傾斜面55を有する補助突起54が設けられることで、組立状態にある折畳み容器1同士をスライドスタックする際に、下側の折畳み容器1の位置決め凸部53の内面(下容器凸部内面61)と、上側の折畳み容器1の底壁突部45の外面(上容器突部外面62)との接触を回避するようにして、上側の折畳み容器1の底壁突部45が、下側の折畳み容器1の位置決め凸部53を乗り越えるように構成されているが、当該乗り越えに関する構成については特に限定されるものではない。
例えば、図13に示すように、底壁突部45のうち、スライドスタックに際して、下側の折畳み容器1の位置決め凸部53の内面(下容器凸部内面61)と対向し得る外面(の一部)を傾斜面85としてもよい。この場合、スライドスタックに際して、下側の折畳み容器1の位置決め凸部53の内面(下容器凸部内面61)と、上側の折畳み容器1の底壁突部45の外面(上容器突部外面62)とが接触するような構成であっても、スライドスタックが規制されてしまうといった事態を回避することができる。また、当該底壁突部45の外面に傾斜面85を設ける構成を採用する場合には、補助突起54を省略することも可能である。尚、底壁突部45の傾斜面85は乗り越え案内手段を構成する。
(c)さらに、位置決め凸部53を長辺側側壁部6の内面よりも外側に変位した位置に設けるとともに、位置決め凸部53の内面(下容器凸部内面61)側に対して、位置決め凸部53の上辺部から、長辺側側壁部6の内面側に向けて下方傾斜する傾斜面を有する案内リブ等を設けることとしてもよい。また、位置決め凸部53の内面から上面にかけての部位を、上方に向けて外側(長辺側側壁部6の外面側)に傾斜する傾斜面、或いは、湾曲面(例えば、コーナー半径R0.5mm程度)としてもよい。これらの場合においても、スライドスタックに際して、下側の折畳み容器1の位置決め凸部53の鉛直な内面(下容器凸部内面61)と、上側の折畳み容器1の底壁突部45の外面(上容器突部外面62)とが当接し、スライドスタックが規制されてしまうといった事態を回避することができる。また、当該構成を採用する場合には、補助突起54を省略することも可能である。尚、前記案内リブは乗り越え案内手段を構成する。
(d)加えて、上記実施形態において、補助突起54に傾斜面55を形成する構成に代えて、底壁突部45に対して、スライドスタックに際して補助突起54と接触する面を傾斜面として形成するように構成してもよい。
(e)上記実施形態では、支持リブ42の下辺部と、底壁突部45(突部本体48)の下端部とが同じ高さ位置とされるとともに、底壁突部45が支持リブ42と連結されているが、例えば、底壁突部45の下端部が支持リブ42の下辺部よりも上方に位置したり、底壁突部45が支持リブ42と連結されなかったりするように構成してもよい。但し、底壁突部45を支持リブ42と連結することで、底壁部3の土台形成範囲41における剛性を高めるといった作用効果がより確実に奏されるとともに、底壁突部45が支持リブ42とともに接地する構成とすることで、土台形成範囲41の変形等を防止するといった作用効果がより一層奏されることとなる。
(f)さらに、上記実施形態では、ピンホール積みが可能な折畳み容器1に具体化されているが、同じ向きでしか積み重ねることのできない折畳み容器に適用することも可能である。加えて、上記実施形態において、位置決め凸部53に係止されることのない(補強用の)底壁突部45を設けることとしてもよい。また、上記実施形態では、底壁部3が長辺部と短辺部とを有する略矩形状に構成されているが、平面視略正方形状に構成されてもよい。
(g)上記実施形態では、長辺側土台部4の底壁部3からの突出長が、短辺側土台部5の底壁部3からの突出長よりも長く、折畳み容器1の折畳み状態において、短辺側側壁部7が、長辺側側壁部6の下方に折り畳まれるように構成されているが、短辺側土台部5の突出長の方を長くして、短辺側側壁部7が長辺側側壁部6の上方に折り畳まれるように構成してもよい。
(h)上記実施形態では、折畳み容器1はポリプロピレンにより構成されているが、ポリエチレン、PET、ポリアミド等その他の樹脂材料により構成されることとしてもよい。
1…折畳み容器、2…底壁構成部、3…底壁部、4…長辺側土台部、5…短辺側土台部、6…長辺側側壁部、7…短辺側側壁部、41…土台形成範囲、42…支持リブ、45…底壁突部、46…長辺側底壁突部、47…短辺側底壁突部、51…長辺側収容凹部、52…短辺側収容凹部、53…位置決め凸部、54…補助突起、55…傾斜面、57…直交面、61…下容器凸部内面、62…上容器突部外面。

Claims (3)

  1. 略矩形板状をなす底壁部と、前記底壁部の各側辺部に沿ってそれぞれ上方に突出する土台部と、前記底壁部のうち上面側において前記土台部が形成されている土台形成範囲よりも内周側の部位の下面から下方に突出する支持リブとを具備する底壁構成部と、
    前記各土台部に対してそれぞれ前記土台部の上方に立設される起立位置と、前記底壁部の上方に畳まれる寝かせ位置との間を回動可能に連結された側壁部とを備える折畳み容器において、
    前記土台形成範囲において前記底壁部の下面から下方に突出する底壁突部と、
    前記側壁部の上辺部において上方に開口するようにして形成され、全ての前記側壁部が前記起立位置とされた組立状態にある折畳み容器同士を上下に積み重ねた場合に、上側に重ねられた折畳み容器の前記底壁突部が収容される収容凹部とを備える構成であって、
    前記収容凹部に設けられ、前記組立状態にある折畳み容器同士を上下に積み重ねた場合に、上側の折畳み容器の前記底壁突部のうち前記底壁部内周側の面と対向して、該底壁突部に当接、又は、近接する位置決め凸部と、
    前記組立状態にある下側の折畳み容器の前記位置決め凸部のうち前記底壁部内周側の面である下容器凸部内面と、上側の折畳み容器の前記底壁突部のうち前記底壁部外周側の面である上容器突部外面とを対向させるようにして、折畳み容器同士を上下に重ねた状態から、
    前記下容器凸部内面と、前記上容器突部外面とを近接させるようにして、上下の折畳み容器を水平方向に相対移動させた場合に、上側の折畳み容器の前記底壁突部を、下側の折畳み容器の前記位置決め凸部に対して斜め上方に変位させる乗り越え案内手段とを備えていることを特徴とする折畳み容器。
  2. 前記土台部は、前記底壁部の相対する一対の側辺部に沿って設けられる一対の第1土台部と、前記一対の第1土台部の両端部間をそれぞれ連結するようにして、前記底壁部の側辺部に沿って設けられる一対の第2土台部とを備え、
    前記側壁部は、前記第1土台部に対して連結される相対する一対の第1側壁部と、前記第2土台部に対して連結される相対する一対の第2側壁部とを備え、
    前記底壁突部は、前記土台形成範囲のうち、前記第1土台部の下方に位置する部位と、前記第2土台部の下方に位置する部位とに設けられるとともに、
    前記収容凹部は、前記第1側壁部と、前記第2側壁部とに設けられ、
    前記位置決め凸部は、前記第1側壁部、及び、前記第2側壁部のうち、少なくとも前記第1側壁部に設けられ、
    前記第1側壁部、及び、前記第2側壁部のうち、少なくとも前記第2側壁部の前記収容凹部には、当該第2側壁部の横幅方向中央部側に向けて下方傾斜し、前記収容凹部の底面と連続する傾斜面を有する前記乗り越え案内手段としての補助突起が設けられ、
    前記組立状態にある下側の折畳み容器の前記第1側壁部に設けられた前記位置決め凸部の前記下容器凸部内面と、上側の折畳み容器の前記第1土台部の下方に位置する部位に設けられた前記底壁突部の前記上容器突部外面とを対向させるようにして、折畳み容器同士を同じ向きで上下に重ねた状態から、
    前記下容器凸部内面と、前記上容器突部外面とを近接させるようにして、上下の折畳み容器を水平方向に相対移動させた場合に、
    下側の折畳み容器の前記第2側壁部の前記収容凹部に設けられた前記補助突起の前記傾斜面に対し、上側の折畳み容器の前記第2土台部の下方に位置する部位に設けられた前記底壁突部が当接して、斜め上方へと案内されることを特徴とする請求項1に記載の折畳み容器。
  3. 前記補助突起の前記傾斜面とは反対側の面は、当該補助突起が設けられた前記側壁部の上辺部の上面に対して直交する方向、又は、直交に近い方向に延びる直交面として構成されていることを特徴とする請求項2に記載の折畳み容器。
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