JP2016121540A - インテークマニホールド - Google Patents

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Abstract

【課題】各気筒のEGR率の均等化を図り、NOxの発生を抑制する。【解決手段】EGR導入路38は、EGRガス供給開口58から離れた側の断面積がEGRガス供給開口58に位置する側の断面積よりも小さく形成されているため、EGRガスの流れの下流側に接続された下流吸気路56に供給されるEGRガスの流量が抑制される。連通部40は、EGRガス供給開口58から離れた側の断面積がEGRガス供給開口58に位置する側の断面積よりも大きな断面積で設けられているため、EGRガスの流れの上流側に接続された下流吸気路56に供給されるEGRガスの流量が抑制される。EGRガスの流れの上流側に接続された下流吸気路56に供給されるEGRガスの流量と、EGRガスの流れの下流側に接続された下流吸気路56に供給されるEGRガスの流量との均等化を図る上で有利となる。【選択図】図4

Description

本発明は、インテークマニホールドに関する。
エンジンに吸気を導入する吸気路を有し、吸気路にEGRガスが導入されるインテークマニホールドが提供されている(特許文献1参照)。
このインテークマニホールドでは、1本のEGR配管の延在方向に間隔をおいた4箇所と4つの吸気路(分岐管)とがそれぞれ接続されて、EGR配管に供給されたEGRガスが4つの吸気路にそれぞれ分配して供給されるように構成されている。
特開2005−120888号公報
EGRガスは、EGR配管を一方向に流れるため、EGRガスの流れの上流側に接続された吸気路と、EGRガスの流れの下流側に接続された吸気路とではEGRガスの流量に差が生じる場合がある。
例えば、EGR配管を流れるEGRガスの流速が高い場合は、EGRガスがEGR配管の下流側に向かって勢い良く流れるため、EGRガスの流れの上流側に接続された吸気路に供給されるEGRガスの流量に比較して、EGRガスの流れの下流側に接続された吸気路に供給されるEGRガスの流量が増加する傾向となる。
一方、EGR配管を流れるEGRガスの流速が低い場合は、EGRガスの流れの上流側に接続された吸気路に対してより多くのEGRガスが供給されるため、EGRガスの流れの上流側に接続された吸気路に供給されるEGRガスの流量に比較して、EGRガスの流れの下流側に接続された吸気路に供給されるEGRガスの流量が減少する傾向となる。
したがって、各気筒に供給される吸気(新気とEGRガスの和)に占めるEGRガスの比率をEGR率としたとき、各気筒の間でEGR率に違いが生じることになり、NOxの発生を抑制する上で改善の余地がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、各気筒のEGR率の均等化を図り、NOxの発生を抑制する上で有利なインテークマニホールドを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、エンジンに吸気を導入する吸気路を有し、前記吸気路にEGRガスが導入されるインテークマニホールドであって、前記吸気路と交差する方向に延在しその延在方向の一方の端部にEGRガス供給開口が設けられたEGR導入路と、前記吸気路と前記EGR導入路とを連通する連通部とを備え、前記EGR導入路は、前記EGRガス供給開口から離れた側の断面積が前記EGRガス供給開口に位置する側の断面積よりも小さく形成され、前記連通部は、前記EGRガス供給開口から離れた側の断面積が前記EGRガス供給開口に位置する側の断面積よりも大きな断面積で設けられていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記EGR導入路は、前記EGRガス供給開口から離れるにつれて次第に断面積が小さくなるように形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記連通部は、前記EGRガス供給開口から離れるにつれて次第に断面積が大きくなるように形成されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記吸気を冷媒により冷却する冷却部を備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、EGRガスの流れの上流側に接続された吸気路に供給されるEGRガスの流量と、EGRガスの流れの下流側に接続された吸気路に供給されるEGRガスの流量との均等化を図る上で有利となり、各気筒のEGR率の均等化を図り、NOxの発生を抑制する上で有利となる。
請求項2、3記載の発明によれば、吸気路に供給されるEGRガスの流量の均等化を図る上でより有利となる。
請求項4記載の発明によれば、走行風で吸気を冷却する冷却部をインテークマニホールドとは別に設ける場合に比較して、冷却部に接続される吸気通路部分の短縮化を図る上で有利となる。そのため、アクセルを踏み込んだときのエンジンの応答性の向上を図れ、また、上記吸気通路部分が占有するスペースのコンパクト化を図る上で有利となる。
実施の形態のインテークマニホールドが適用されたエンジンの構成を示す説明図である。 実施の形態のインテークマニホールドの斜視図である。 図2のAA線断面図である。 図3のBB線断面図である。 EGR導入路の内部空間の形状を示す説明図である。 EGR導入路の内部空間の形状および連通部の形状を示す説明図である。
(実施の形態)
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、本発明のインテークマニホールドが適用されたエンジンの構成について説明する。
本実施の形態では、エンジンがディーゼルエンジンである場合について説明する。なお、本発明はガソリンエンジンにも無論適用可能である。
図1に示すように、エンジン10は、エンジン本体12と、吸気通路14と、排気通路16と、過給機18と、低圧EGR装置20と、高圧EGR装置22と、本発明に係るインテークマニホールド24とを含んで構成されている。
エンジン本体12は、シリンダヘッド1202と、シリンダブロック1204とを含んで構成されている。
シリンダヘッド1202に燃焼室が形成され、シリンダブロック1204にピストンを収容する複数の気筒(シリンダ室)が形成されている。
吸気通路14は、吸気管1402と、インテークマニホールド24と、エンジン本体12の吸気ポートとを含んで構成されている。
吸気管1402には、吸気の上流側から下流側に向かって、エアクリーナ1410、低圧スロットル1412、コンプレッサ1802、高圧スロットル1414がこれらの順に設けられている。
排気通路16は、エンジン本体12の排気ポートと、エキゾーストマニホールド1604と、排気管1602とを含んで構成されている。
排気管1602には、排気の上流側から下流側に向かって、タービン1804、排気ガス浄化装置26がこれらの順に設けられている。
過給機18は、コンプレッサ1802とタービン1804とで構成され、排気管1602を通る排気ガスのエネルギーによりタービン1804が回転されることでコンプレッサ1802を回転させ吸気管1402の吸気を圧縮して高圧の吸気としてエンジン本体12に供給するものである。
低圧EGR装置20は、排気ガス浄化装置26から排出される排気ガスを低圧EGRガスとしてコンプレッサ1802の上流側の吸気管1402の箇所に還流するものである。
低圧EGR装置20は、低圧EGRガスを還流する低圧EGR通路2002を備え、低圧EGR通路2002には、低圧EGRガスに含まれる異物(排気系製造時の溶接スパッタやスラグ、触媒片、DPF片など)を除去するEGRフィルタ2004と、低圧EGRガスを冷却する空冷式の低圧EGRクーラ2006と、低圧EGRガスの還流量を制御する低圧EGRバルブ2008とを含んで構成されている。
高圧EGR装置22は、タービン1804の上流側の排気管1604の箇所から取り出した排気ガスをEGRガス(高圧EGRガス)としてコンプレッサ1802の下流側に位置するインテークマニホールド24に還流するものである。
高圧EGR装置22は、排気管1602とインテークマニホールド24とを接続してEGRガスを還流する高圧EGR通路2202と、高圧EGRバルブ2204とを含んで構成されている。
次に、インテークマニホールド24について詳細に説明する。
図2は実施の形態のインテークマニホールドの斜視図であり、図3は図2のAA線断面図であり、図4は図3のBB線断面図である。また、図5はEGR導入路の内部空間の形状を示す説明図であり、図6はEGR導入路の内部空間の形状および連通部の形状を示す説明図である。
インテークマニホールド24は、吸気路36と、EGR導入路38と、連通部40とを含んで構成されている。
吸気路36は、エンジン10に吸気を導入するものである。
本実施の形態では、インテークマニホールド24は、吸気入口部42と、吸気入口部42に続く冷却部44と、冷却部44に続く吸気出口部46とを備えている。
したがって、吸気路36は、吸気入口部42と、冷却部44の吸気通路部と、吸気出口部46とによって構成されている。
冷却部44は、吸気を冷媒で冷却するものであり、本実施の形態では、冷却部44は、インテークマニホールド24に一体的に設けられている。
冷却部44は、何れも不図示の互いに並設された複数の吸気通路部と複数の冷媒路とを含んで構成されている。
図1に示すように、冷媒路には、ラジエータ28と電動ウォータポンプ30とが冷却水通路32を介して接続され、電動ポンプにより冷却水がラジエータ28と前記冷媒路との間で循環される。これにより、複数の吸気通路部を流れる吸気を冷却することで加熱された冷却水がラジエータ28で冷却される。
また、本実施の形態では、冷却部44は、冷媒として冷却水を用いるが、冷媒として冷却水以外の従来公知の様々な冷媒ガス、冷却液を用いてもよいことは無論である。
インテークマニホールド24は、ボデー34を有し、図中、符号Wはボデー34の幅方向、符号Hはボデー34の高さ方向、符号Lはボデー34の長さ方向を示す。
図2に示すように、吸気入口部42および吸気出口部46は、ボデー34の延在方向の両端に設けられ、シリンダヘッド1202の端面に複数の気筒の吸気ポートの開口が直線状に並べられた方向の幅と、この幅よりも小さい寸法の高さとを有して横長状を呈している。
本実施の形態では、ボデー34はアルミ鋳物により成形されている。
ボデー34がアルミ鋳物により成形されることにより以下の効果が奏される。
1)耐食性に優れるため、冷却部44で生成された酸性の凝縮水による腐食を回避でき耐久性の向上を図る上で有利となる。
2)熱伝導率が高いため、冷却効率の向上を図る上で有利となる。
3)成形時、砂中子により表面がざらざらになるため、熱伝達率の向上を図れ、したがって冷却効率の向上を図る上で有利となる。
4)ボデー34を板金を用いて構成した場合に比較して溶接やカシメ接合が不要となるため、接合部分の破損による冷却水の漏れ出しを防止でき信頼性の向上を図る上で有利となる。
5)ボデー34を板金を用いて構成した場合に比較して接合部分のスペースを省くことで小型化を図る上で有利となる。
吸気通路部は、冷媒により吸気が冷却される部分であり、ボデー34の内部でボデー34の長さ方向Lに延在し吸気入口部42と吸気出口部46とを接続している。
ボデー34の長さ方向Lの他端に冷媒入口部48が設けられ、ボデー34の長さ方向Lの一端に冷媒出口部50が設けられている。
冷媒入口部48は、冷却水が供給される部分であり、冷媒入口部48には電動ウォータポンプ30の吐出口が接続されている。
冷媒出口部50は、冷媒路から冷却水を排出する部分であり、ボデー34の長さ方向Lの一方の端部において、吸気入口部42の吸気下流側に隣接して設けられ、冷媒出口部50はラジエータ28に接続されている。
冷媒路は、吸気通路部に沿ってボデー34の長さ方向Lに延在し冷媒入口部48と冷媒出口部50とを接続している。
なお、冷却部44を構成する吸気通路部および冷媒路の構造は、従来公知の様々な吸気通路部および冷媒路の構造が採用可能である。
吸気入口部42と吸気出口部46はボデー34に一体に成形されている。
図2に示すように、吸気入口部42の下部には、吸気管1402の上流端が接続されている。
図3、図4に示すように、吸気出口部46は、ボデー34の高さH方向の両端に位置する上壁5402および下壁5404と、ボデー34の幅W方向の両端に位置する一対の側壁5406(図4参照)とを有し、それら壁部5402、5404、5406の端部に、シリンダヘッド1202の端面に取着されるフランジ5408が形成されている。
図3に示すように、吸気出口部46は、冷却部44に続く上流出口部46Aと、上流出口部46Aに続く下流出口部46Bとを有している。
上流出口部46Aは、複数の吸気通路部の下流端が位置するボデー34の壁面52と、上壁5402、下壁5404、一対の側壁5406の内側で形成されている。上流出口部46Aは、ボデー34の幅W方向の全域に延在しつつ、また、高さH方向の寸法を下流側出口部46Bに近づくにつれて減少させつつ長さL方向に延在している。
下流出口部46Bは、図4に示すように、ボデー34の幅W方向に仕切られた複数の下流吸気路56で構成されている。
複数の下流吸気路56の上流端は、上流出口部46Aの下流端に連通し、複数の下流吸気路56の下流端は、シリンダヘッド1202の端面に開口する各吸気ポートに接続される。
図3に示すように、上流出口部46Aの上壁5402は、下流出口部46Bに近づくにつれて次第に下壁5404に近づく傾斜面5402Aで形成されている。
下流出口部46Bの上壁5402は、傾斜面5402Aの下端に接続され下端と同じ高さで形成されている。
図3に示すように、EGR導入路38は、上流出口部46A寄りの下流出口部46Bの上方に配置されている。詳細には、EGR導入路38は、下流出口部46Bの上流側の上壁5402上をボデー34の幅W方向に延在している。
EGR導入路38は、複数の下流吸気路56と交差する方向である直交する方向に延在しその延在方向の一方の端部に、図2、図4に示すように、EGRガス供給開口58が設けられている。
図4、図5に示すように、EGR導入路38は、EGRガス供給開口58から離れた側の断面積がEGRガス供給開口58に位置する側の断面積よりも小さく形成されている。
本実施の形態では、EGR導入路38は、EGRガス供給開口58から離れるにつれて次第に断面積が小さくなるように形成されている。より詳細には、EGR導入路38は、EGRガス供給開口58から離れるにつれて次第に高さが小さくなり、また、ボデー34の長さL方向に沿った幅が次第に小さくなるように形成されている。
なお、図5、図6において破線は、EGR導入路38がその延在方向に沿って均一断面で形成されている場合のEGR導入路38の輪郭を示している。
連通部40は、吸気路36とEGR導入路38とを連通する部分である。本実施の形態では、連通部40は、EGR導入路38の下方および各下流吸気路56の上方でEGR導入路38に沿って幅W方向に沿って延在する通路部41Aと、通路部41Aと各下流吸気路56とを連通する複数の開口部41Bとを有している。
したがって、連通部40は、吸気出口部46の内部で上部から下方に向けてEGRガスを供給する。
図4、図6に示すように、通路部41Aは、EGRガス供給開口58から離れた側の断面積がEGRガス供給開口58に位置する側の断面積よりも大きな断面積で設けられている。
本実施の形態では、通路部41Aは、EGRガス供給開口58から離れるにつれて次第に断面積が大きくなるように形成されている。より詳細には、ボデー34の長さL方向に沿った通路部41Aの幅が、EGRガス供給開口58から離れるにつれて次第に大きくなるように形成されている。そして、これに対応してボデー34の長さL方向に沿った開口部41Bの幅も、EGRガス供給開口58から離れるにつれて次第に大きくなるように形成されている。
次に作用効果について説明する。
エンジン10の運転中、吸気は、インテークマニホールド24の吸気入口部42から冷却部44に導入される。
この際、高圧EGRバルブ2204が開となり、EGRガス供給開口58から導入されたEGRガスがEGR導入路38から連通部40を介して吸気出口部46の内部で上部から下方に向けて供給される。
冷却部44の吸気通路部を通ることによって冷却された吸気は、連通部40から供給されるEGRガスと混合され複数の下流吸気路56から各吸気ポートへ導入される。
EGRガス供給開口58からEGR導入路38に導入されるEGRガスの流速が高い場合は、EGRガスがEGR導入路38を勢い良く流れるため、EGRガスの流れの上流側に接続された下流吸気路56に供給されるEGRガスの流量に比較して、EGRガスの流れの下流側に接続された下流吸気路56に供給されるEGRガスの流量が増加する傾向となる。
本実施の形態では、EGR導入路38は、EGRガス供給開口58から離れた側の断面積がEGRガス供給開口58に位置する側の断面積よりも小さく形成されているため、EGRガスの流れの下流側に接続された下流吸気路56に供給されるEGRガスの流量が抑制される。
そのため、EGRガスの流れの上流側に接続された下流吸気路56に供給されるEGRガスの流量と、EGRガスの流れの下流側に接続された下流吸気路56に供給されるEGRガスの流量との均等化を図る上で有利となる。
一方、EGRガス供給開口58からEGR導入路38に導入されるEGRガスの流速が遅い場合は、EGRガスの流れの上流側に接続された下流吸気路56に対してより多くのEGRガスが供給されるため、EGRガスの流れの上流側に接続された下流吸気路56に供給されるEGRガスの流量に比較して、EGRガスの流れの下流側に接続されたEGRガスの流れに供給されるEGRガスの流量が減少する傾向となる。
本実施の形態では、連通部40は、EGRガス供給開口58から離れた側の断面積がEGRガス供給開口58に位置する側の断面積よりも大きな断面積で設けられているため、EGRガスの流れの下流側に接続された下流吸気路56に供給されるEGRガスの流量が増加される。
そのため、EGRガスの流れの上流側に接続された下流吸気路56に供給されるEGRガスの流量と、EGRガスの流れの下流側に接続された下流吸気路56に供給されるEGRガスの流量との均等化を図る上で有利となる。
そのため、EGRガス供給開口58からEGR導入路38に導入されるEGRガスの流速の高低に拘わらず、EGRガスの流れの上流側に接続された下流吸気路56に供給されるEGRガスの流量と、EGRガスの流れの下流側に接続された下流吸気路56に供給されるEGRガスの流量との均等化を図ることができ、各気筒のEGR率の均等化を図り、NOxの発生を抑制する上で有利となる。
また、本実施の形態では、EGR導入路38は、EGRガス供給開口58から離れるにつれて次第に断面積が小さくなるように形成されている。
そのため、EGRガス供給開口58からEGR導入路38に導入されるEGRガスの流速が高い場合に、EGR導入路38の上流側に接続された下流吸気路56に供給されるEGRガスの流量と、EGR導入路38の下流側に接続された下流吸気路56に供給されるEGRガスの流量との均等化を図る上でより有利となる。
また、本実施の形態では、連通部40は、EGRガス供給開口58から離れるにつれて次第に断面積が大きくなるように形成されている。
そのため、EGRガス供給開口58からEGR導入路38に導入されるEGRガスの流速が遅い場合に、EGRガスの流れの上流側に接続された下流吸気路56に供給されるEGRガスの流量と、EGRガスの流れの下流側に接続された下流吸気路56に供給されるEGRガスの流量との均等化を図る上でより有利となる。
また、本実施の形態では、インテークマニホールド24が吸気を冷媒により冷却する冷却部44を備えるため、走行風で吸気を冷却する冷却部(インタークーラ)をインテークマニホールドとは別に設ける場合に比較して、冷却部に接続される吸気通路部分の短縮化を図る上で有利となる。
そのため、アクセルを踏み込んだときのエンジンの応答性の向上を図れ、また、上記吸気通路部分が占有するスペースのコンパクト化を図る上で有利となる。
なお、本実施の形態では、EGR導入路38が下流側出口部46Bに連通している場合について説明したが、すなわち、EGR導入路38が、ボデー34の幅W方向に互いに仕切られた複数の下流吸気路56に連通している場合について説明したが、本発明は、EGR導入路38が、互いに仕切られていない単一空間である上流出口部46Aに連通している場合にも同様に適用可能である。
また、本実施の形態のように連通部40が下流側出口部46Bに連通する場合には、連通部40を複数の開口部41Bのみで構成してもよい。なお、連通部40が上流出口部46Aに連通する場合には、連通部40は通路部41Aのみで形成されることになる。
また、実施の形態では、インテークマニホールド24が冷却部44と一体的に構成されている場合について説明したが、冷却部44は、インテークマニホールド24と別体に構成され、インテークマニホールド24の上流側に配置されていてもよい。
10 エンジン
24 インテークマニホールド
36 吸気路
38 EGR導入路
40 連通部
44 冷却部
56 下流吸気路(吸気路)
58 EGRガス供給開口

Claims (4)

  1. エンジンに吸気を導入する吸気路を有し、前記吸気路にEGRガスが導入されるインテークマニホールドであって、
    前記吸気路と交差する方向に延在しその延在方向の一方の端部にEGRガス供給開口が設けられたEGR導入路と、
    前記吸気路と前記EGR導入路とを連通する連通部とを備え、
    前記EGR導入路は、前記EGRガス供給開口から離れた側の断面積が前記EGRガス供給開口に位置する側の断面積よりも小さく形成され、
    前記連通部は、前記EGRガス供給開口から離れた側の断面積が前記EGRガス供給開口に位置する側の断面積よりも大きな断面積で設けられている、
    ことを特徴とするインテークマニホールド。
  2. 前記EGR導入路は、前記EGRガス供給開口から離れるにつれて次第に断面積が小さくなるように形成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載のインテークマニホールド。
  3. 前記連通部は、前記EGRガス供給開口から離れるにつれて次第に断面積が大きくなるように形成されている、
    ことを特徴とする請求項1または2記載のインテークマニホールド。
  4. 前記吸気を冷媒により冷却する冷却部を備える、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載のインテークマニホールド。
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