JP2016121538A - エンジンの吸気構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】凝縮水の分離、排出を行いつつ吸気通路部分のスペースのコンパクト化を図る。
【解決手段】エンジン10の運転中、吸気は、吸気管1402を介してインタークーラ34に導入され、インタークーラ34の吸気出口部40から筐体44の壁部にぶつかることで筐体44内部で迂回しつつ高圧スロットル52の吸気入口部58、吸気出口部60を介してインテークマニホールド24に導入される。インタークーラ34により吸気が冷却されることで発生した凝縮水は、吸気の流れる勢いによって細かい水滴となり、吸気と共に筐体44内部を流れる。吸気と共に筐体44の壁部にぶつかることにより壁部の内面に付着することで吸気から凝縮水が分離される。壁部の内面に付着した凝縮水は重力により流下して筐体44の下部に収容される。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンの吸気構造に関する。
過給機を備えたエンジンにおいては、過給機で圧縮されて高温となった吸気を冷却するインタークーラが吸気通路に設けられている。
走行風で吸気を冷却するインタークーラは、インタークーラを走行風の通る箇所に配置しなければならない。そのため、インタークーラに接続される吸気通路部分が長くなるため、アクセルを踏み込んだときのエンジンの応答性が低下し、また、上記吸気通路部分が大きなスペースを占有する不利がある。
そこで、引用文献1には、冷却水を用いて吸気を冷却するインタークーラを用いることでインタークーラに接続される吸気通路部分を短縮した技術が提案されている。
特開2014−51907号公報
ところで、吸気を冷却するインタークーラでは、吸気に含まれる水分が凝縮することで凝縮水が発生する。凝縮水の一部は吸気と共にエンジンの筒内に排出されて処理されるが、一定量以上の凝縮水が吸気通路に溜まると吸気通路の断面積が低下,もしくは,凝縮水が筒内へ流入し失火するため,エンジンの出力低下を招く。
そこで、インタークーラの下流側に、吸気と共に飛散する凝縮水の水滴を吸気から分離して排出する凝縮水セパレータを設けることが考えられる。
しかしながら、凝縮水セパレータによってインタークーラの下流側の吸気通路部分のスペースが占有されるため、吸気通路部分のスペースのコンパクト化を図る上で改善の余地がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、凝縮水の分離、排出を行いつつ吸気通路部分のスペースのコンパクト化を図る上で有利なエンジンの吸気構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、吸気通路にインタークーラが設けられたエンジンの吸気構造であって、前記インタークーラで冷却された吸気が排出される前記インタークーラの吸気出口部を収容する筐体が設けられ、前記筐体の内部の上部に、前記インタークーラの下流に配置される前記吸気通路の吸気入口部が配置されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記インタークーラは、前記インタークーラよりも上流の前記吸気通路に接続される吸気冷却路と前記空気冷却路に併設され前記吸気冷却路を流れる吸気を冷媒で冷却する冷媒路とが内部に設けられ、前記吸気冷却路の下流端である前記吸気出口部が設けられたボデーを有し、前記吸気出口部の周囲の前記ボデーの箇所は、前記吸気出口部と共に前記筐体の内部に配置されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記吸気出口部は、前記インタークーラで冷却された吸気が上方に排出されるように設けられ、前記吸気出口部は、前記筐体の内部において前記吸気入口部の高さ以上の高さの箇所に設けられていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記筐体に、前記筐体の内部に収容された凝縮水を排出する凝縮水排出路が設けられていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、筐体は、インタークーラから排出される吸気から凝縮水を分離させる凝縮水セパレータとして機能し、筐体は、インタークーラの吸気出口部と吸気通路の吸気入口部とを収容するに足る小さな寸法のもとすることができる。
したがって、凝縮水セパレータを単独で設ける場合に比べて筐体の占有スペースは小さなもので済み、凝縮水の分離、排出を行いつつ吸気通路部分のスペースのコンパクト化を図る上で有利となる。
請求項2記載の発明によれば、凝縮水が壁部の内面により付着しやすくなり、吸気から凝縮水を効率よく分離する上で有利となる。
請求項3記載の発明によれば、筐体内部を流通する吸気が、筐体の内部に収容され冷媒で冷却された温度の低いボデーの部分を介して冷却されるので、吸気の冷却効率を高める上で有利となる。
請求項4記載の発明によれば、凝縮水排出路により凝縮水を速やかに排出する上で有利となる。
第1の実施の形態のエンジンの吸気構造が適用されたエンジンの構成を示す説明図である。 第1の実施の形態のエンジンの吸気構造の説明図である。 第2の実施の形態のエンジンの吸気構造の説明図である。 第3の実施の形態のエンジンの吸気構造の説明図である。
(第1の実施の形態)
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、本発明のエンジンの吸気構造が適用されたエンジンの構成について説明する。
本実施の形態では、エンジンがディーゼルエンジンである場合について説明する。なお、本発明はガソリンエンジンにも無論適用可能である。
図1に示すように、エンジン10は、エンジン本体12と、吸気通路14と、排気通路16と、過給機18と、低圧EGR装置20と、高圧EGR装置22と、インテークマニホールド24とを含んで構成されている。
エンジン本体12は、シリンダヘッド1202と、シリンダブロック1204とを含んで構成されている。
シリンダヘッド1202に燃焼室が形成され、シリンダブロック1204にピストンを収容する複数の気筒(シリンダ室)が形成されている。
吸気通路14は、吸気管1402の吸気通路部と、インテークマニホールド24の吸気通路部と、エンジン本体12の吸気ポート36とを含んで構成されている。
吸気管1402には、吸気の上流側から下流側に向かって、エアクリーナ1410、低圧スロットル1412、コンプレッサ1802がこれらの順に設けられている。
排気通路16は、エンジン本体12の排気ポートと、エキゾーストマニホールド1604の排気通路部と、排気管1602の排気通路部とを含んで構成されている。
排気管1602には、排気の上流側から下流側に向かって、タービン1804、排気ガス浄化装置26がこれらの順に設けられている。
過給機18は、コンプレッサ1802とタービン1804とで構成され、排気管1602を通る排気ガスのエネルギーによりタービン1804が回転されることでコンプレッサ1802を回転させ吸気管1402の吸気を圧縮して高圧の吸気としてエンジン本体12に供給するものである。
低圧EGR装置20は、排気ガス浄化装置26から排出される排気ガスを低圧EGRガスとしてコンプレッサ1802の上流側の吸気管1402の箇所に還流するものである。
低圧EGR装置20は、低圧EGRガスを還流する低圧EGR通路2002を備え、低圧EGR通路2002には、低圧EGRガスに含まれる異物(排気系製造時の溶接スパッタやスラグ、触媒片、DPF片など)を除去するEGRフィルタ2004と、低圧EGRガスを冷却する空冷式の低圧EGRクーラ2006と、低圧EGRガスの還流量を制御する低圧EGRバルブ2008とを含んで構成されている。
高圧EGR装置22は、タービン1804の上流側の排気管1604の箇所から取り出した排気ガスをEGRガス(高圧EGRガス)としてコンプレッサ1802の下流側に位置するインテークマニホールド24に還流するものである。
高圧EGR装置22は、排気管1602とインテークマニホールド24とを接続してEGRガスを還流する高圧EGR通路2202と、高圧EGRバルブ2204とを含んで構成されている。
図2に示すように、本実施の形態のエンジンの吸気構造は、吸気管1402の吸気通路部に設けられたインタークーラ34と、インタークーラ34の吸気出口部40を収容する筐体44とを含んで構成されている。
本実施の形態では、インタークーラ34は、吸気管1402の下流端とインテークマニホールド24との間に設けられている。
なお、図中、矢印UPは車両の上方を示し、矢印DOWNは車両の下方を示す。
また、図中符号46は、シリンダヘッド1202に形成され各気筒に連通する吸気ポートの開口を示す。
インタークーラ34は、過給機18で圧縮されて高温となった吸気を冷却するものであり、本実施の形態では、インタークーラ34は、吸気を冷媒を用いて冷却する。
インタークーラ34は、ボデー36を備えている。
ボデー36の下部に吸気管1402の下流端に接続され吸気が導入される吸気入口部38が設けられ、ボデー36の上部にインタークーラ34で冷却された吸気が排出される吸気出口部40が設けられている。
本実施の形態では、吸気出口部40は、インタークーラ34で冷却された吸気が上方に排出されるように設けられている。
吸気入口部38と吸気出口部40との間に冷却部42が設けられている。
冷却部42は、上下方向に延在する複数の吸気冷却路42Aと、複数の吸気冷却路42Aに並設され吸気と冷媒との熱交換を行う複数の冷媒路42Bとを含んで構成され、吸気は、冷媒により冷却されつつ吸気冷却路42Aを流れる。
本実施の形態では、冷媒として冷却水を用いており、図1に示すように、冷却水が電動ウォータポンプ30によりラジエータ28から冷却水通路32を介して冷媒路42Bに供給され、冷媒路42Bを通過した冷却水は冷却水通路32を介してラジエータ28に循環され、ラジエータ28と前記冷媒路42Bとの間で循環される。これにより、複数の冷媒路42Bにより吸気冷却路42Aを流れる吸気が冷却される。
なお、冷媒として冷却水以外の従来公知の様々な冷媒ガス、冷却液を用いてもよいことは無論である。
また、吸気冷却路42Aおよび冷媒路42Bの構造は、従来公知の様々な吸気冷却路42Aおよび冷媒路42Bの構造が採用可能である。
また、インタークーラ34は、走行風で吸気を冷却する空冷式のものであってもよい。
筐体44は、インタークーラ34の吸気出口部40を収容するものである。
筐体44は、底壁4402と、底壁4402の周囲から立設される側壁4404と、側壁4404の上部を接続する上壁4406とを備えている。
筐体44の底壁4402から側壁4404にわたって開口4410が設けられ、この開口からインタークーラ34の吸気出口部40と吸気出口部40の周囲のボデー36の部分が筐体44の内部に挿入されて収容され、開口4410とボデー36との間は液密に接続されている。
また、筐体44の下部に、筐体44の内部に収容された凝縮水を排出する凝縮水排出路48が接続されている。
また、筐体44の内部において筐体44の高さ方向の中間部には、厚さ方向を上下方向に向け上下方向に間隔をおいて複数の邪魔板50が設けられ、車両走行時の振動により、筐体44の下部に収容された凝縮水が後述する高圧スロットル52の吸気入口部58に向かう方向へ移動することを抑制している。
筐体44の上部に、高圧スロットル52が設けられている。
高圧スロットル52は、インテークマニホールド24に供給される吸気量を調整するものである。
高圧スロットル52は、吸気通路部が設けられたボデー54と、ボデー54に設けられ吸気通路部を開閉する弁体56とを備えている。
高圧スロットル52の吸気通路部の吸気入口部58は、筐体44の内部に収容されており、高圧スロットル52の吸気通路部の吸気出口部60は、筐体44の外部に位置しインテークマニホールド24の上流端に接続されている。
したがって、本実施の形態では、インタークーラ34の下流に配置される吸気通路14の吸気入口部が、高圧スロットル52の吸気入口部58で構成され、筐体44の内部に位置している。
本実施の形態では、インタークーラ34の吸気出口部40は、筐体44の内部において高圧スロットル52の吸気入口部58(吸気通路14の吸気入口部)の高さ以上の高さの箇所に設けられている。
次に作用効果について説明する。
図2に矢印で示すように、エンジン10の運転中、吸気は、吸気管1402を介してインタークーラ34に導入され、インタークーラ34の吸気出口部40から筐体44の壁部である上壁4406、側壁4404、底壁4402にぶつかることで筐体44内部で迂回しつつ高圧スロットル52の吸気入口部58、吸気出口部60を介してインテークマニホールド24に導入される。
インタークーラ34により吸気が冷却されることで発生した凝縮水は、吸気の流れる勢いによって細かい水滴となり、吸気と共に筐体44内部を流れる。
したがって、吸気と共に筐体44の壁部にぶつかることにより壁部の内面に付着することで吸気から凝縮水が分離される。壁部の内面に付着した凝縮水は重力により流下して筐体44の下部に収容される。筐体44の下部に収容された凝縮水は、凝縮水排出路48を介して車外に排出される。
本実施の形態によれば、筐体44は、インタークーラ34から排出される吸気から凝縮水を分離させる凝縮水セパレータとして機能する。
そして、筐体44は、インタークーラ34の吸気出口部40と高圧スロットル62の吸気入口部58とを収容するに足る小さな寸法のもとすることができる。
したがって、凝縮水セパレータを単独で設ける場合に比べて筐体44の占有スペースは小さなもので済み、凝縮水の分離、排出を行いつつ吸気通路部分のスペースのコンパクト化を図る上で有利となる。
また、本実施の形態では、インタークーラ34の吸気出口部40は、インタークーラ34で冷却された吸気が上方に排出されるように設けられ、インタークーラ34の吸気出口部40は、筐体44の内部において高圧スロットル52の吸気入口部58の高さ以上の高さの箇所に設けられている。
したがって、インタークーラ34の吸気出口部40から筐体44内部に排出された吸気が筐体44内部で大きく迂回して高圧スロットル52の吸気入口部58に導入される。そのため、筐体44内部を流れる吸気が筐体44の壁部の内面により接触しやすくなり、したがって、凝縮水が壁部の内面により付着しやすくなり、吸気から凝縮水を効率よく分離する上で有利となる。
また、本実施の形態では、インタークーラ34の吸気出口部40と吸気出口部40の周囲のボデー54の部分が筐体44の内部に収容されているため、筐体44内部を流通する吸気が、筐体44の内部に収容され冷媒で冷却された温度の低いボデー54の部分を介して冷却される。
したがって、吸気の冷却効率を高める上で有利となる。
また、本実施の形態では、筐体44に、筐体44の内部に収容された凝縮水を排出する凝縮水排出路48が接続されているので、凝縮水を速やかに排出する上で有利となる。
また、本実施の形態では、吸気の流れる方向において高圧スロットル52を筐体44の下流側に配置したが、高圧スロットル52は、インタークーラ34の上流側の吸気管1402の部分に配置してもよい。
しかしながら、本実施の形態のようにすると、凝縮水が分離されたあとの吸気が高圧スロットル52を通過するため、弁体56や弁体56の支軸が錆びにくくなり、高圧スロットル52の耐久性の向上を図る上で有利となる。また、弁体56や弁体56の支軸を構成する材料として耐錆性がそれほど高くない安価な材料を用いることができ、コストダウンを図る上で有利となる。
また、本実施の形態では、インテークマニホールド24の上流側に筐体44の内部空間が接続されることになるため、筐体44を、複数の気筒への吸気の供給量を均等化するサージタンクとして兼用することが可能である。
したがって、インテークマニホールド24にサージタンクを別途設ける場合に比べて、吸気通路部分のスペースのコンパクト化を図る上で有利となる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について説明する。
図3は第2の実施の形態のエンジンの吸気構造の説明図である。
なお、以下の実施の形態において、第1の実施の形態と同様の部分、部材については同一の符号を付してその説明を省略する。
第2の実施の形態では、ボデー36の向きと筐体44に収容されるボデー36の容積とが第1の実施の形態と異なっている。
すなわち、第2の実施の形態では、インタークーラ34の吸気入口部38とその周辺のボデー36の部分を除く残りのボデー36の全ての部分が筐体44の内部に収容されている。
インタークーラ34の吸気入口部38は、上下方向と直交する横方向に向けられ、複数の吸気冷却路42Aは前記横方向に向けられ、インタークーラ34の吸気出口部40は筐体44の内部において前記横方向に向けられている。
高圧スロットル52の吸気入口部58は、筐体44の内部でインタークーラ34の吸気出口部40から離れたボデー36の箇所に向けて配置されている。
第2の実施の形態でも、第1の実施の形態と同様に、筐体44は、インタークーラ34から排出される吸気から凝縮水を分離させる凝縮水セパレータとして機能する。
そして、筐体44は、インタークーラ34の吸気出口部40と高圧スロットル52の吸気入口部58とを収容しボデー36の表面に沿った寸法の小さな寸法のもとすることができる。
したがって、凝縮水セパレータを単独で設ける場合に比べて筐体44の占有スペースは小さなもので済み、凝縮水の分離、排出を行いつつ吸気通路部分のスペースのコンパクト化を図る上で有利となる。
また、本実施の形態では、ボデー36の大半の部分が筐体44の内部に収容されているため、筐体44内部を流通する吸気が、筐体44の内部に収容され冷媒で冷却された温度の低いボデー36の大半の部分を介してより効率よく冷却される。
したがって、吸気の冷却効率を高める上で有利となる。
また、高圧スロットル52の吸気入口部58がボデー36に向けられているため、冷却された温度の低いボデー36の部分を介して冷却された吸気を高圧スロットル52に導入する上でより有利となる。
(第3の実施の形態)
次に第3の実施の形態について説明する。
図4は第3の実施の形態のエンジンの吸気構造の説明図である。
第3の実施の形態は、第2の実施の形態の変形例である。
第3の実施の形態では、インタークーラ34の吸気入口部38、複数の吸気冷却路42A、インタークーラ34の吸気出口部40の向きは第2の実施の形態と同様であり、筐体44に収容されるボデー36の容積が第2の実施の形態と異なっている。
すなわち、第3の実施の形態では、インタークーラ34の吸気出口部40と吸気出口部40の周辺のボデー36の箇所とが筐体44に収容されている。
そして、インタークーラ34の吸気出口部40の上方に高圧スロットル52の吸気入口部58が位置している。
第3の実施の形態によっても第2の実施の形態と同様の効果が奏される。
なお、実施の形態では、インタークーラ34がインテークマニホールド24の上流端近傍の箇所に設けられている場合について説明したが、インタークーラ34をインテークマニホールド24から離れた吸気通路14の箇所に設けてもよく、インタークーラ34の位置は任意である。
10 エンジン
14 吸気通路
34 インタークーラ
36 ボデー
38 吸気入口部
40 吸気出口部
44 筐体
48 凝縮水排出路
58 吸気入口部

Claims (4)

  1. 吸気通路にインタークーラが設けられたエンジンの吸気構造であって、
    前記インタークーラで冷却された吸気が排出される前記インタークーラの吸気出口部を収容する筐体が設けられ、
    前記筐体の内部の上部に、前記インタークーラの下流に配置される前記吸気通路の吸気入口部が配置されている、
    ことを特徴とするエンジンの吸気構造。
  2. 前記インタークーラは、前記インタークーラよりも上流の前記吸気通路に接続される吸気冷却路と前記空気冷却路に併設され前記吸気冷却路を流れる吸気を冷媒で冷却する冷媒路とが内部に設けられ、前記吸気冷却路の下流端である前記吸気出口部が設けられたボデーを有し、
    前記吸気出口部の周囲の前記ボデーの箇所は、前記吸気出口部と共に前記筐体の内部に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1記載のエンジンの吸気構造。
  3. 前記吸気出口部は、前記インタークーラで冷却された吸気が上方に排出されるように設けられ、
    前記吸気出口部は、前記筐体の内部において前記吸気入口部の高さ以上の高さの箇所に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2記載のエンジンの吸気構造。
  4. 前記筐体に、前記筐体の内部に収容された凝縮水を排出する凝縮水排出路が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載のエンジンの吸気構造。
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