JP5027059B2 - 内燃機関における排気ガス還流装置 - Google Patents

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Description

本発明は、吸気経路に排気ターボ過給機等の過給機を備えた内燃機関において、その排気ガスの一部を前記吸気経路に還流するための装置に関するものである。
内燃機関において、その排気ガスのクリーン化を図るために、排気経路における排気ガスの一部を吸気経路に還流するようにしており、この排気ガスの還流は、一般的には、排気経路における排気ガスの圧力、つまり排気圧力が、吸気経路における圧力、つまり吸気圧力よりも高いことに基づいて、その圧力差を利用して行われる。
しかし、吸気経路に排気ターボ過給機等の過給機を備えている内燃機関の場合、前記吸気経路のうち過給機より下流における吸気圧力は、排気圧力よりも高くなる場合があるから、この場合には、前記圧力差を利用した排気ガスの還流を行うことができない。
そこで、先行技術としての特許文献1は、排気経路における排気圧力には、各気筒から排気ガスが噴出することに起因して脈動が存在し、この脈動におけるピーク圧が吸気圧力を越えることを利用して、排気ガスの還流を行うことを提案している。
すなわち、前記特許文献1には、前記排気経路から吸気経路のうち過給機よりも下流側への排気ガス還流通路に対して、前記吸気経路への方向のみ開くようにしたリード弁を設けることにより、前記吸気経路のうち過給機より下流側への排気ガスの還流を実行することが記載されている。
更に、前記特許文献1には、前記吸気経路への排気ガスの還流を、前記吸気経路に設けられているインタークーラのうち出口チャンバーに対して行うことが記載されている。
特開平5−86990号公報
吸気経路への排気ガスの還流を、前記吸気経路に設けられているインタークーラのうち出口チャンバーに対して行うことは、排気ガス還流通路の長さを、当該排気ガス還流通路を吸気マニホールドに対して接続する場合よりも、短くすることができる。
しかし、その反面、前記インタークーラにおける冷却用コアには、還流された排気ガスが直接に吹き当たることになるから、前記冷却用コアに、還流排気ガスに含まれているカーボン及び煤等による目詰まり、及び腐食が発生するおそれが大きく、インタークーラの耐久性が低下するという問題があった。
本発明は、これらの問題を解消することを技術的課題とするものである。
この技術的課題を達成するため本発明の請求項1は、
「気筒への吸気経路と、前記気筒からの排気経路とを備え、前記吸気経路には、過給機が設けられるとともに、その下流側にインタークーラが設けられ、更に、前記排気経路から前記吸気経路のうち過給機の下流側に至る排気ガス還流通路と、この排気ガス還流通路に対して設けられ前記吸気経路への方向にのみ開くようにしたリード弁を備えて成る内燃機関において、
前記インタークーラにおける出口チャンバーには、前記リード弁を内蔵した弁箱が設けられている一方、前記出口チャンバーの内部には、前記排気ガス還流通路から前記リード弁を経て出口チャンバー内に流入する還流排気ガスが吹き当たるようにした衝立板が、前記弁箱の部分から前記出口チャンバーの吸気出口の方向に延びるように設けられており、
前記出口チャンバー内の前記衝立板を挟んで対峙するように、前記インタークーラの冷却用コアと前記リード弁とを互いに反対側に位置させている、
ことを特徴としている。
請求項1によると、インタークーラにおける出口チャンバー内に、排気ガス還流通路からリード弁を経て流入する還流排気ガスは、弁箱にて流速が遅くなったのち、衝立板に吹き当たって、冷却用コアから出口チャンバーに入って来る吸気に速やかに混合されることになる。
これにより、出口チャンバー内に流入する還流排気ガスが、冷却用コアに対して直接に吹き当たることを回避できるから、前記冷却用コアに、詰まり及び腐食が発生するおそれを大幅に低減できて、前記インタークーラの耐久性を確実に向上できる。
また、その衝立板は、冷却用コアから出口チャンバーに入って来る吸気、及び、リード弁を経て出口チャンバーに流入する還流排気ガスの両方を前記出口チャンバーにおける吸気出口の方向に円滑にガイドする整流板として作用して、前記出口チャンバー内における吸気の流れ抵抗、及び、前記出口チャンバーへの還流排気ガスの流入抵抗を低減できるから、吸気抵抗の低減と、排気ガスの還流率の向上を達成できる。
以下、本発明の実施の形態を、図1〜図3の図面について説明する。
これら図において、符号1は、6つの気筒を備えた直列6気筒のディーゼル機関を示している。
このディーゼル機関1における一方の長手側面1aには、前記各気筒に対する吸気マニホールド2が接合されており、また、他方の長手側面1bには、前記各気筒のうち半分の気筒に対する排気マニホールド3と、前記各気筒のうち残り半分の気筒に対する排気マニホールド4とが接合されている。
前記符号5は、排気タービン5aとブロワー圧縮機5bとを直結して成る排気ターボ過給機を示す。
更に、符号6は、従来から良く知られているように、空冷又は水冷式の冷却用コア7と、この冷却用コア7への入口チャンバー8と、前記冷却用コア7からの出口チャンバー9とを備えて成るインタークーラを各々示す。
前記排気ターボ過給機5における排気タービン5aには、その入口に、前記両排気マニホールド3,4からの出口管が、その出口に、大気への排気ガス放出管10が各々接続されている。
また、前記排気ターボ過給機5におけるブロワー圧縮機5bには、その吸い込み側にエアクリーナからの吸気管路11が、その出口に、前記インタークーラ6における入口チャンバー8への過給管路12が各々接続されており、また、前記インタークーラ6における出口チャンバー9には、その一端部に、吸気出口13が設けられ、この吸気出口13には、前記吸気マニホールド2が接続されている。
これにより、前記ディーゼル機関1の各気筒からの排気ガスは、排気マニホールド3、4を介して排気ターボ過給機5における排気タービン5aに送られて、ブロワー圧縮機5bを回転駆動する。
このブロワー圧縮機5bの回転駆動により、エアクリーナからの新規空気は当該ブロワー圧縮機5bにて圧縮され、インタークーラ6に送られ、ここで冷却されたのち、吸気マニホールド2から前記各気筒に吸気されるという過給が行われる。
前記両排気マニホールド3、4の一方の排気マニホールド3には、排気ガス取出しポート14が設けられ、この排気ガス取出しポート14に、排気ガス還流通路15が接続されており、この排気ガス還流通路15の途中には、還流排気ガスに対する空冷又は水冷式のクーラ16が設けられているほか、前記ディーゼル機関1における急加減速及び/又はアイドル運転等において前記排気ガス還流通路15を閉塞するようにした還流カット弁17が設けられている。
一方、前記インタークーラ6の出口チャンバー9における他端部には、リード弁18を内蔵した弁箱19が設けられ、この弁箱19には、前記排気ガス還流通路15が接続されており、前記リード弁18は、前記排気ガス還流通路15と出口チャンバー9との間に出口チャンバー9内における圧力が排気ガス還流通路15内における圧力よりも低という圧力差ができたときにおいてのみ、出口チャンバー9内の方向に開くという構成になっており、これにより、吸気経路への排気ガスの還流が行われる。
そして、前記インタークーラ6における出口チャンバー9の内部には、前記リード弁18から当該出口チャンバー9内に流入する還流排気ガスが吹き当たるようにした衝立板20が設けられ、この衝立板20は、図3に示すように、前記出口チャンバー9内を、前記リード弁18の部分から前記吸気出口13の方向に延びる構成である。
前記インタークーラ6における出口チャンバー9内に、排気ガス還流通路15からリード弁18を経て流入する還流排気ガスは、前記衝立板20に吹き当たって、冷却用コア7から出口チャンバー9に入って来る吸気に混合されることになるから、出口チャンバー9内に流入する還流排気ガスが、冷却用コア7に対して直接に吹き当たることを確実に回避できる。
この場合、前記衝立板20は、前記リード弁18の部分から前記吸気出口13の方向に延びる構成であることにより、この衝立板20の両側には、図3に示すように、二つの流れ通路21、22が、前記吸気出口13の方向に延びるように形成される。
これにより、前記衝立板20は、冷却用コア7から出口チャンバー9に入って来る吸気、及び、リード弁18を経て出口チャンバー9に流入する還流排気ガスの両方を前記出口チャンバー9における吸気出口13の方向に円滑にガイドする整流板として作用する。
なお、本発明は、前記した6気筒のディーゼル機関1に限らず、火花点火式の多気筒内燃機関に対しても適用できるのであり、また、過給機としては、前記した排気ターボ過給機に限らず、内燃機関にて回転駆動される機械式の過給機を使用できることはいうまでもない。
本発明の実施の形態を示す図である。 図1のII−II視拡大断面図である。 図2のIII −III 視断面図である。
1 ディーゼル機関
2 吸気マニホールド
3、4 排気マニホールド
5 排気ターボ過給機
6 インタークーラ
7 冷却用コア
8 入口チャンバー
9 出口チャンバー
13 吸気出口
15 排気ガス還流通路
18 リード弁
19 弁箱

Claims (1)

  1. 気筒への吸気経路と、前記気筒からの排気経路とを備え、前記吸気経路には、過給機が設けられるとともに、その下流側にインタークーラが設けられ、更に、前記排気経路から前記吸気経路のうち過給機の下流側に至る排気ガス還流通路と、この排気ガス還流通路に対して設けられ前記吸気経路への方向にのみ開くようにしたリード弁を備えて成る内燃機関において、
    前記インタークーラにおける出口チャンバーには、前記リード弁を内蔵した弁箱が設けられている一方、前記出口チャンバーの内部には、前記排気ガス還流通路から前記リード弁を経て出口チャンバー内に流入する還流排気ガスが吹き当たるようにした衝立板が、前記弁箱の部分から前記出口チャンバーの吸気出口の方向に延びるように設けられており、
    前記出口チャンバー内の前記衝立板を挟んで対峙するように、前記インタークーラの冷却用コアと前記リード弁とを互いに反対側に位置させている、
    内燃機関における排気ガス還流装置。
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