JP4713406B2 - 多気筒エンジン - Google Patents

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Description

この発明は、ターボチャージャのタービン上流からコンプレッサ下流へ排気の一部を還流させるEGR装置を備える多気筒エンジンにおいて、排気対策(NOxの低減など)および出力・燃費の向上を実現するための技術に関する。
エンジンのEGR(排気環流:Exhaust Gas Recirculation)システムとして、排気通路から吸気通路へ排気の一部を環流させるEGR装置が良く採用される。このようなEGR装置においては、ターボチャージャのタービン上流からターボチャージャのコンプレッサ下流へ排気の一部を還流させる場合、過給圧が排気圧よりも高くなる運転領域が生じやすく、EGRが十分に行えない。このため、特許文献1においては、排気マニホールドが排気行程のオーバラップしない気筒群に分割され、これらマニホールド(ターボチャージャのタービン上流)と吸気通路(ターボチャージャのコンプレッサ下流)との間を個別に接続する各EGR通路の途中にEGRガスの逆流を規制するリードバルブ(逆止弁)が介装される。また、特許文献2においては、排気マニホールドの内部に絞り部が設けられ、絞り部下流のブランチとターボチャージャのコンプレッサ下流との間を接続するEGR通路の出口(吸気通路との合流部)にリードバルブ(逆止弁)が配置される。
特開平09−137754号 実開平06−040343号
特許文献1の場合、気筒群毎の排気マニホールド下流にターボチャージャのタービンが接続される。そのため、ターボチャージャについては、気筒群毎の排気マニホールドに対応する複数のタービン入口を持つものに制約される。タービン入口が1つ(ターボチャージャがシングルエントリ方式)の場合、タービンハウジングの内部を通して排気噴き出し中の気筒側の排気マニホールドから排気(押し出し)工程中の気筒側の排気マニホールドへ排気パルスが逃げてしまう。つまり、タービン効率およびEGR率の向上に排気脈動を十分に生かせない。特許文献2の場合、排気マニホールドの内部において、絞り部下流の排気圧力を高められるものの、絞り部によってもブランチ間の排気脈動の干渉が避けられることにならず、絞り部が有効に働く運転領域も一部に限られ、EGRの向上に全気筒の排気脈動を十分に生かせない。
この発明は、このような従来技術を踏まえつつ、ターボチャージャのタービン上流からコンプレッサ下流へ排気の一部を還流させるEGR装置を備える多気筒エンジンにおいて、排気対策(NOxの低減など)および出力・燃費の向上を促進するべく、広い運転領域において、高過給・大量EGRを実現しえる手段の提供を目的とする。
第1の発明は、ターボチャージャのタービン上流からコンプレッサ下流へ排気の一部を還流させるEGR装置を備える多気筒エンジンにおいて、吸気マニホールドの集合部上流の吸気管に配置されるEGRポートを持つベンチュリ形状またはエゼクタ形状の合流部、エンジンの排気行程がオーバラップしない気筒群毎に分割される排気マニホールド、各排気マニホールドの集合部下流を絞りつつ合流させる先細ノズル形状の混合部、前記合流部のEGRポートと前記排気マニホールドの集合部との間を接続するEGR通路、前記合流部のEGRポートを開閉するリードバルブ、を備え、前記リードバルブは前記合流部のEGRポートを開閉する片持ち弁であり、最大開度を制限するバルブストッパ、を備え、前記バルブストッパは、前記リードバルブの最大開度を制限する規制面、その背面側に前記合流部のベンチュリ形状またはエゼクタ形状の一部を構成する流路面、を備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明に係る多気筒エンジンにおいて、前記吸気マニホールドは、エンジンの吸気行程がオーバラップしない気筒群毎に分割され、前記吸気管は、下流側が分岐されてそれぞれ対応する吸気マニホールドの集合部に接続されるものにあって、前記合流部は、前記吸気管の各分岐路にそれぞれ配置され、前記EGR通路は、各合流部のEGRポートと各排気マニホールドの集合部との間を同一の気筒群同士の関係に接続することを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明または第2の発明に係る多気筒エンジンにおいて、前記EGR通路は、EGRガスを冷却するEGRクーラ、その下流側にEGR流量を制御するEGRバルブ、を備えることを特徴とする。
第1の発明においては、エンジンの排気は、各排気マニホールドにより、排気行程のオーバラップしない気筒群毎に分けられ、先細ノズル形状の混合部から下流側へ排出される。その際、先細ノズル形状の混合部により、排気の流れが加速され、動圧が上がるため、排気噴き出し中の気筒側の排気マニホールドから排気(押し出し)行程中の排気マニホールドへ排気パルスが逃げるのを抑えられる。このため、ターボチャージャのタービン効率が高められるほか、EGR通路と吸気通路との合流部へ排気パルスが弱められることなく伝えられ、リードバルブを有効に作動させるため、EGR率の向上が得られる。また、排気噴き出し中の気筒側の混合部により、動圧が上がると、静圧が下がり、排気(押し出し)行程中の気筒側の排気マニホールドから排気を吸引するため、排気(押し出し)行程中のポンピングロスも低減される。吸気系においては、EGR通路との合流部(ベンチュリ形状またはエゼクタ形状に構成される)により、吸気の流れが加速され、静圧が下がるため、リードバルブ前後の瞬間的な差圧が拡大され、EGR率をさらに一段と向上させることができる。これらの結果、先細ノズル形状の混合部の直下流に接続されるターボチャージャのタービンハウジングがシングルエントリ方式(タービン入口が1つ)の場合においても、高過給および大量EGRが可能となり、NOxの低減および燃費・出力の向上を促進しえるのである。リードバルブについては、吸気分岐管にEGRポートを持つベンチュリ形状またはエゼクタ形状の合流部を設け、その内部に組み付けるので、コンパクトな構造でベンチュリ形状またはエゼクタ形状の合流部および先細ノズル形状の混合部に基づく作用を効率よくEGR率の向上に利用することが可能となる。
この場合、リードバルブは、バルブストッパにより、最大開度が規定されるので、過度に曲げられることがなく、片持ち弁の良好な耐久性が得られる。また、過度の開弁により、合流部のベンチュリ形状またはエゼクタ形状が損なわれるのを防止できるのである。
また、1つのバルブストッパにより、合流部のベンチュリ形状またはエゼクタ形状の流路面を確保しつつ、リードバルブの最大開度を適正に規制することができる。
第2の発明においては、EGR通路の接続が同一の気筒群同士のため、同一の気筒群に属する各気筒間において、排気行程と吸気行程がオーバラップするので、EGR率の向上を大きく促進しえる。
第3の発明においては、EGRガス(排気)は、EGRクーラにより冷却され、EGRバルブを流れ、合流部のリードバルブへ導かれるため、EGRバルブおよびリードバルブの耐久性を良好に確保することができる。EGR通路のEGRクーラを含む下流側がEGRガスの冷却区間となるため、EGR率をさらに高めると共に、圧力波の伝播速度が遅くなるため、冷却区間の長さを調整することにより、吸気脈動の谷がリードバルブに作用するタイミングと排気脈動の山がリードバルブに達するタイミングを合わせることが可能となる。
図1において、2は多気筒エンジン1(6気筒ディーゼルエンジン)の吸気通路であり、吸気マニホールド3a,3bと吸気管4とから構成される。吸気マニホールド3a,3bは、吸気行程が実質的にオーバラップしない気筒群毎(♯1,2,3と♯4,5,6)に分割される。吸気管4は、インタクーラ5下流側が分岐され、各マニホールド3a,3bに接続される。6aはターボチャージャ6のコンプレッサであり、7はエアクリーナである。
8はエンジン1の排気通路であり、排気マニホールド9a,9bと排気管10とから構成される。排気マニホールド9a,9bは、排気行程がオーバラップしない気筒群毎に分割され、これらマニホールド9a,9bの合流部11にターボチャージャ6のタービン6bを介して排気管8が接続される。ターボチャージャ6のコンプレッサ6aは、タービン6bの回転により駆動され、各気筒への吸気を過給する。なお、ターボチャージャ6としては、タービン6bの入口が1つ(シングルエントリ方式)の可変ノズル式が用いられる。12はマフラである。
図2のように、排気マニホールド9a,9bは、互いに集合部下流が1つのフランジ20に結集され、フランジ20の接合面に合流部11を開口する。1つのフランジ20に結集する集合部下流は、通路をそれぞれ合流部11へ向けて先細ノズル形状に絞る混合部23a,23bに形成される。25はタービンハウジングであり、排気マニホールド9a,9bのフランジ20に対応するフランジ26が形成され、タービン6bの入口がフランジ26の接合面に開口する。排気マニホールド9a,9bのフランジ20にタービンハウジング25のフランジ26が連結され、先細ノズル形状の混合部23a,23bの合流部11を一旦絞ってから徐々に拡げるスロート形状のディフューザ部29がタービンハウジング25に形成される。
先細ノズル形状の混合部23a,23bにより、排気の流れが加速され、動圧が上がるため、排気噴き出し中の気筒側の排気マニホールド9aまたは9bから排気(押し出し)行程中の気筒側の排気マニホールド9bまたは9aへ排気パルスが逃げるのを抑えられる。排気噴き出し中の気筒側の混合部23aまたは23bにより、動圧が上がると、静圧が下がり、排気(押し出し)行程中の気筒側の排気マニホールド9bまたは9aから排気がディフューザ部29へ吸引されるのである。その後は、ディフューザ部29により、動圧が静圧に効率よく変換され、スクロールへの排気圧を高めるようになっている。
図1において、35はターボチャージャ6のタービン6b上流からターボチャージャ6のコンプレッサ6a下流へ排気の一部を環流させるEGR装置であり、排気マニホールド9a,9bと後述の合流部40a,40bとの間を同一の気筒群同士の関係に接続するEGR通路36a,36bが備えられる。EGR通路36a,36bにおいては、EGRクーラ37(EGRガスを冷却する)およびEGRバルブ38(EGR流量を調整する)が介装される。EGRクーラ37は、上流(排気マニホールド9a,9b)側に配置され、EGRバルブ38は、EGRクーラ37の下流に配置される。EGR通路36a,36bの接続が同一の気筒群同士のため、同一の気筒群に属する各気筒間において、吸気行程と排気行程がオーバラップするので、EGR率の向上を効果的に促進しえるのである。
吸気管4の分岐路4a,4b(吸気分岐管)にEGRポートを持つエゼクタ形状(またはベンチュリ形状)の合流部40a,40bが設けられる。図3,図4は、エゼクタ形状の合流部40a,40b(EGR通路36a,36bと吸気分岐管4a,4bとの接続部)の構成を表すものであり、3つのポート41〜43(開口部)が備えられる。図示の場合、2つのポート41,42を同軸的に継ぐ通路44が形成され、1つのポート43が通路44の外周に開口される。ポート41に吸気分岐管4a,4bの上流(インタクーラ5)側が接続され、ポート42に吸気分岐管4a,4bの下流(吸気マニホールド3a,3b)側が接続される。
ポート43にEGR通路36a,36bの下流端が接続され、ポート43を開閉するリードバルブ39(逆止弁)が設けられる。リードバルブ39は片持ち弁であり、その最大開度を規制するバルブストッパ45が備えられる。通路44は、ポート41,42間にスロート部46が構成され、ポート41からスロート部46へ通路断面積が徐々に小さくなり、スロート部46からポート42へ通路断面積が大きくなるように形成される。つまり、通路44は、ポート41側の通路44aと、ポート42側の通路44bと、ポート43側の通路44cと、がスロート部46を介して連通する形に構成される。
ポート41からポート42への吸気の流れは、スロート部46により加速され、静圧が下がるため、リードバルブ39を開いてポート43からEGRガスが流れやすくなるのである。リードバルブ39は、バルブストッパ45により、最大開度が規定されるので、過度に曲げられることがなく、片持ち弁の良好な耐久性が得られる。また、過度の開弁により、ポート41からスロート部46へのエゼクタ形状(またはベンチュリ形状)が損なわれるのを防止できる。
このような構成により、エンジン1の排気は、各排気マニホールド9a,9bにより、排気行程のオーバラップしない気筒群毎に分けられ、先細ノズル形状の混合部23a,23bからターボチャージャ6のタービン6bを介して下流側へ排出される。その際、先細ノズル形状の混合部23a,23bにより、動圧が上がるため、排気噴き出し中の気筒側の排気マニホールド9aまたは9bから排気(押し出し)行程中の排気マニホールド9bまたは9aへ排気パルスが逃げるのを抑えられる。
このため、ターボチャージャ6のタービン効率が高められるほか、吸気分岐管4a,4bとEGR通路36a,36bとの合流部40a,40bへ排気パルスが弱められることなく伝えられ、リードバルブ39を有効に作動させるため、EGR率の向上が得られる。また、先細ノズル形状の混合部23a,23bにより、動圧が上がり、静圧が下がるため、排気(押し出し)行程中の気筒側の排気マニホールド9bまたは9aからディフューザ部29へ排気が吸引され、このエゼクタ作用により、ポンピングロスも低減される。
吸気系においては、エゼクタ形状の合流部40a,40bにより、吸気の流れが加速され、スロート部46の静圧が下がるため、リードバルブ39前後の瞬間的な差圧が拡大され、EGR率をさらに一段と向上させることができる。
これらの結果、先細ノズル形状の混合部23a,23bに接続されるターボチャージャ6のタービン入口が1つ(シングルエントリ方式)の場合においても、高過給および大量EGRが可能となり、広い運転領域において、NOxの低減および燃費・出力の向上を促進しえるのである。リードバルブ39については、吸気分岐管4a,4bに介装される合流部40a,40bの内部に組み付けるので、コンパクトな構造で混合部23a,23bおよび合流部40a,40bに基づく作用を効率よくEGR率の向上に利用することが可能となる。
図3,図4の場合、バルブストッパ45は、板材から形成され、リードバルブ39と共に片持ち支持される。ストッパ45は、リードバルブ39に対する規制面を形成するため、通路44a側へ反る形に構成されるが、反りが吸気の流れに抵抗を与えかねない。そのため、図5,図6のように構成することが考えられる。
図6の場合、通路44a側の流路面を構成するガイド50が追加される。ガイド50は、ストッパ45の反り面を覆うように組み付けられ、ポート41からスロート部46への通路断面積を滑らかに変化させるのである。図5の場合、ストッパ45は、断面流線型に形成され、片面がリードバルブ39に対する規制面、片面が通路44a側の流路面、に設定される。これにより、ポート41からスロート部46への吸気の滑らかな流れを確保しつつ、リードバルブの最大開度を適正に規制することができる。図5,図6において、図3と同一の部位に同一の符号を付ける。
EGR通路36a,36bにおいては、EGRクーラ37により、排気(EGRガス)が冷却され、EGRバルブ38を流れ、リードバルブ39へ導かれるため、EGRバルブ38およびリードバルブ39の耐久性を良好に確保することができる。また、排気マニホールド9a,9b内の排気脈動が山となるタイミングは、吸気マニホールド3a,3b内の吸気脈動が谷となるタイミングよりも早いが、EGRクーラ37により、EGRガス(排気)が冷やされ、圧力波の伝播速度が遅くなるため、EGRクーラ37からリードバルブへ及ぶ通路(低温のEGRガスが流れる区間)長を調整することにより、吸気脈動の谷がリードバルブ39に作用するタイミングと排気脈動の山がリードバルブ39に達するタイミングを合わせることも可能となる。リードバルブ39は、EGR通路36a,36bと吸気分岐管4a,4bとの接続部(合流部40a,40b)に配置するので、低温のEGRガスが流れる区間を長く取りやすくなる。
先細ノズル形状の混合部23a,23bは、排気マニホールド9a,9bと一体に形成するのでなく、図7のように別体のスペーサとして排気マニホールド9a,9bのフランジ20とタービンハウジング25のフランジ26との間に介装してもよい。ディフューザ部29についても、タービンハウジング25と一体に形成するのでなく、図8のように別体のスペーサとしてタービンハウジング25のフランジ26と排気マニホールド9a,9bのフランジ20との間に介装してもよい。
図1の場合、EGR通路36a,36bにより、排気マニホールド9a,9bの集合部と吸気分岐管4a,4bの合流部40a,40bとの間は、同一の気筒群同士の関係に接続されるが、図9のように別の気筒群同士の関係に接続することも考えられる。EGR通路36a,36bの接続が別の気筒群同士の場合、吸気行程の後半に別気筒群の排気パルスが流入するため、吸気流量の低下を招くことなく、EGRガスをシリンダ(気筒)へ押し込めるようになる。その結果、燃費やスモークの悪化を防止しつつ、NOxの低減を確保することができる。図9において、図1と同一の部品については、同一の符号を付ける。
この発明の実施形態を表す全体的な概略構成図である。 同じく先細ノズル形状の混合部を説明する断面図である。 同じく吸気分岐管とEGR通路との合流部を説明する断面図である。 同じく図3のX矢視図である。 同じく別の合流部を説明する断面図である。 同じく別の合流部を説明する断面図である。 同じく別の混合部を説明する断面図である。 同じく別の混合部を説明する断面図である。 同じく別の実施形態を表す全体的な概略構成図である。
符号の説明
1 多気筒エンジン
2 吸気通路
3,3a,3b 吸気マニホールド
5 インタクーラ
6 ターボチャージャ(可変ノズル式ターボチャージャ)
6a コンプレッサ
6b タービン
8 排気通路
9a,9b 排気マニホールド
23a,23b 先細形状のノズル部
35 EGR装置
37 EGRクーラ
38 EGRバルブ
39 リードバルブ(逆止弁)
40a,40b 吸気分岐管とEGR通路との合流部
45 スロート部
46 バルブストッパ
50 ガイド

Claims (3)

  1. ターボチャージャのタービン上流からコンプレッサ下流へ排気の一部を還流させるEGR装置を備える多気筒エンジンにおいて、
    吸気マニホールドの集合部上流の吸気管に配置されるEGRポートを持つベンチュリ形状またはエゼクタ形状の合流部、エンジンの排気行程がオーバラップしない気筒群毎に分割される排気マニホールド、各排気マニホールドの集合部下流を絞りつつ合流させる先細ノズル形状の混合部、前記合流部のEGRポートと前記排気マニホールドの集合部との間を接続するEGR通路、前記合流部のEGRポートを開閉するリードバルブ、を備え、
    前記リードバルブは前記合流部のEGRポートを開閉する片持ち弁であり、最大開度を制限するバルブストッパ、を備え、
    前記バルブストッパは、前記リードバルブの最大開度を制限する規制面、その背面側に前記合流部のベンチュリ形状またはエゼクタ形状の一部を構成する流路面、を備えることを特徴とする多気筒エンジン。
  2. 前記吸気マニホールドは、エンジンの吸気行程がオーバラップしない気筒群毎に分割され、前記吸気管は、下流側が分岐されてそれぞれ対応する吸気マニホールドの集合部に接続されるものにあって、前記合流部は、前記吸気管の各分岐路にそれぞれ配置され、前記EGR通路は、各合流部のEGRポートと各排気マニホールドの集合部との間を同一の気筒群同士の関係に接続することを特徴とする請求項1に記載の多気筒エンジン。
  3. 前記EGR通路は、EGRガスを冷却するEGRクーラ、その下流側にEGR流量を制御するEGRバルブ、を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の多気筒エンジン。
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