JP2009144653A - 排気ガス再循環装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数気筒エンジンの各吸気ポートにEGRガスを均一に供給し得る排気ガス再循環装置を小型に構成する。
【解決手段】吸気が供給される吸気タンク31と、排気ガスが供給されるEGRタンク32とを一体形成し、吸気タンク31からエンジンの各吸気ポート11に吸気を独立して供給する供給管34を吸気ポート11の数だけ形成する。吸気タンク31とEGRタンク32との中間の隔壁33に、EGRタンク32のEGRガスを吸気タンク31に導く連通孔Sを形成し、この連通孔Sを各吸気ポートに近接する位置に配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、排気ガス再循環装置に関し、詳しくは、多気筒エンジンの各吸気ポートに排気ガスを個別に供給する技術に関する。
上記のように、多気筒エンジンの各吸気ポートに排気ガスを個別に供給する排気ガス再循環装置として、インテークマニホルドの外部にEGR通路を配置し、EGR通路とインテークマニホルド内の吸気通路とを開口部によって連通させ、この開口部に開閉自在にリード弁を備えたものが存在する(特許文献1参照)。
この特許文献1では、吸気行程にある気筒の吸気通路における開口部のリード弁が開くことによってEGRガスが供給され、この吸気行程では他の気筒に対応するリード弁は閉じた状態を維持する。
また、上記のように、多気筒エンジンの各吸気ポートに排気ガスを個別に供給する排気ガス再循環装置として、吸気ポートが吸気枝管を介して吸気サージタンクに連結されると共に、排気管と連結するEGRサージタンクのEGR枝管が吸気管に連結するものが存在する(特許文献2参照)。
この特許文献2では、吸気サージタンクが、吸気の脈動を防止すると共に、吸気を各気筒の燃焼室内に正確に分配する。また、この特許文献2では、EGRサージタンクがEGRガスの脈動を防止すると共に、EGRガスを各気筒の燃焼室内に分配する。
特開平5‐312112号公報 (段落番号〔0011〕〜〔0013〕、図1、図4、図5) 特開2000‐145548号公報 (段落番号〔0033〕〜〔0036〕、図1〜図3)
特許文献1に記載される構成では、エンジンの吸気ポートに接続するインテークマニホルドにEGRガスを供給する。このため、各気筒に供給するEGRガスの均等化を容易に実現できる。しかし、この構成ではエンジン排気時の圧力変動が脈動となってEGRガスの圧力に影響するため、EGRガスの供給量が不均一になることがある。しかも、リード弁を吸気通路の内部に設けるので、このリード弁の取り付けが困難となりやすい。
また、特許文献2に記載される構成では、EGRサージタンクを備えているためエンジン排気時の脈動がEGRガスに影響し難いという良好な面を有する。しかし、EGRサージタンクと吸気タンクとを有するため、吸気系が大型化しやすい。
特に、この特許文献2に記載されるように、吸気ポートに対して吸気サージタンクからの吸気と、EGRサージタンクからのEGRガスとが直接的に供給されるものでは、吸気速度が低下しやすい。例えば、燃焼室に横渦流制御バルブを備えたエンジンのように、燃焼室内に横渦流を発生させるものでは、必要とする横渦流の強度が得られず燃焼効率が悪化する。
本発明の目的は、複数気筒エンジンの各吸気ポートにEGRガスを均一に供給し得る排気ガス再循環装置を小型に構成する点にある。
本発明の特徴は、吸気が供給される吸気タンクを備え、この吸気タンクから多気筒エンジンの各吸気ポートに個別に吸気を供給するように吸気ポートに対応する数の独立した供給路を形成し、前記多気筒エンジンの排気ガスが供給されるEGRタンクを、前記吸気タンクと一体形成し、このEGRタンクの排気ガスを前記吸気タンクに導く連通孔を、各吸気ポートに近接する位置に形成している点にある。
この構成により、エンジン排気時の脈動をEGRタンクで吸収できるためEGRガスの圧力変動を極めて小さくできる。また、吸気タンクとEGRタンクとを一体形成したことにより排気ガス再循環系の大型化を抑制できる。更に、エンジンの稼動時には複数の気筒のうち吸気を開始した吸気ポートに吸気タンク内の吸気が吸引される。これと同時に、その吸気ポートに最も近接する連通孔を介してEGRタンク内のEGRガスが、吸気の流れに伴う形態で吸気ポートに吸引される。これにより、複数気筒エンジンの各吸気ポートにEGRガスを均一に供給し得る排気ガス再循環装置が小型に構成された。特に、この構成によると、EGRガスが、吸気の流れに伴う形態で気流を乱すことなく吸気ポートに吸引される。このため、例えば、燃焼室に横渦流制御バルブを備えたエンジンのように、燃焼室内に横渦流を発生させるものでも、必要とする横渦流の強度を維持して燃焼効率を高く維持できる効果を奏する。
本発明では、前記連通孔から前記吸気ポートに導かれる排気ガスを撹拌する壁体を、前記連通孔の近傍位置に形成しても良い。これによると、連通孔から吸気ポートにEGRガスが流れる際には、壁体がEGRガスを撹拌することにより、吸気とEGRガスとの混合を促進する。
本発明では、前記吸気ポートから負圧が作用した際に前記連通孔から前記吸気ポートへの排気ガスの流れを許す逆止弁が前記連通孔に備えられたものでも良い。これによると、例えば、吸気タンクに対して過給器から空気が供給されるエンジンのように吸気タンクの圧力が上昇することがあっても、吸気タンク内の吸気がEGRタンクに流入せず、EGRタンク内の排気ガス濃度を低下させることがない。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態・エンジンの基本構成〕
本実施形態では、シリンダブロックに4つのシリンダボアが形成された4気筒型、4ストロークエンジンに排気ガス再循環装置EGR(Exhaust Gas Recirculationの略 )を適用したものを示す。
図1及び図2に示すように、シリンダヘッド1、シリンダブロック2、クランクケース(図示せず)夫々を上下に重ね合わせて連結すると共に、シリンダブロック2のシリンダボアに摺動自在に収容したピストン3と、クランクケース(図示せず)に回転自在に支持したクランク軸(図示せず)とをコネクティングロッド4で連結して車輌用のエンジンが構成されている。
シリンダヘッド1の1つの燃焼室Aには2つの吸気バルブ5と、2つの排気バルブ6と、1つの点火プラグ7とを備えている。吸気バルブ5は、クランク軸と同期回転するカム軸8に備えたカム8aによって開閉タイミングが制御される。排気バルブは、クランク軸と同期回転するカム軸9に備えたカム9aによって開閉タイミングが制御される。
尚、本発明では、4気筒エンジンに限るものではなく5気筒以上のエンジンや4気筒未満のエンジン等複数気筒エンジンに適用できる。
シリンダヘッド1の一方の側面には、1つの燃焼室Aに対応して2つの吸気ポート11が形成され、他方の側面には2つの排気ポート12が形成されている。また、シリンダヘッド1において吸気ポート11から燃焼室に連通する吸引路に燃料噴射ノズル13を備えている。
1つの燃焼室Aに対応する2つの吸気ポート11の一方の外端位置の断面形状が円形で、他方の外端位置の断面形状が矩形に形成されている。円形の吸気ポート11には円形バルブを設け、開閉することで矩形の吸気ポート11の吸気流の強さを調整することができる。このように異なる断面形状の吸気ポート11を形成したことにより、夫々から吸引した吸気を燃焼室Aにおいて渦流として流動させ、燃焼性能を高めている。
図1〜図4に示すように、このエンジンでは、吸気が供給される吸気タンク31と、EGRガスが供給されるEGRタンク32とを一体形成した吸気ユニット30が、前記吸気ポート側のシリンダヘッド1の側部位置に配置されている。
〔吸気・排気系〕
吸気ユニット30は、本発明の排気ガス再循環装置EGRの構成の一部である。つまり、排気ガス再循環装置EGRは、排気ガスの一部を燃焼室Aに導き、排出ガス中の窒素酸化物を低減し、燃費向上を実現する。尚、EGRガスとは排気ガスのうち燃焼室Aに戻すものを指す。
このエンジンでは、エアクリーナ22から吸引された外気を吸気管21に送り、この吸気管21の中間に配置されたスロットル弁23で流量を制御し、吸気タンク31に供給する吸気系を備えている。尚、スロットル弁23は、制御装置(図示せず)からの制御信号によって作動するアクチュエータ23aによって開度が調節され、この開度を角度センサ23bで計測して制御装置にフィードバックする。
また、このエンジンでは、前記排気ポート12に接続したエグゾーストマニホルド41から排気管42に排気ガスを送り出し、この排気管42の中間に介装した触媒型の排気ガス浄化装置43から外部に送り出す排気系を備えている。そして、エグゾーストマニホルド41を通過する排気ガスの一部を還元管44に送り、この還元管44の中間に備えたEGR弁45によって流量を制御して前記EGRタンク32に供給する再循環系を備えている。
尚、EGR弁45は、制御装置(図示せず)からの制御信号によって作動するアクチュエータ45aによって開度が調節され、この開度を角度センサ45bで計測して制御装置にフィードバックする。
〔吸気ユニット〕
吸気ユニット30は、燃焼室Aが整列する方向でのシリンダヘッド1の寸法と略等しい長さを有するタンク状物を縦壁状の隔壁33で仕切ることにより前記吸気タンク31とEGRタンク32とを独立した空間として形成している。
この吸気ユニット30では、吸気タンク31の内部空間の吸気を個別に吸気ポート11に導く供給路として、吸気ポート11の数と等しい数の独立した供給管34を、吸気タンク31の底壁31aと吸気ポート11との間に備えている。
また、前記隔壁33において夫々の供給管34に対応する位置で各吸気ポート11に最も近接する部位に連通孔Sが形成されている。更に、この連通孔Sから吸気ポート11に導かれるEGRガス(排気ガス)の流れに作用することでEGRガスを撹拌する壁体35が連通孔Sの近傍位置に配置されている。
この連通孔Sは前記隔壁33のプレス加工によって形成される。このプレス加工時に連通孔Sの部位に存在した部材を吸気タンク側に折り曲げ、この折り曲げた部位を縦壁状となるように更に折り曲げることにより前記壁体35が形成されている。
前記隔壁33において連通孔Sの下側位置で、EGRタンク32の底壁32aと同レベルに連通孔Sより小さい孔となる排出孔Tが形成されている。この排出孔Tもプレス加工によって形成される。そして、排気ガスに含まれる粒子状物質の堆積物がEGRタンク32の底壁32aに存在する場合でも、この粒子状物質の堆積物を底壁32aに沿って送り出し、吸気タンク31から燃焼室Aに供給して燃焼させることを可能にしている。
〔排気ガス再循環装置〕
排気ガス再循環装置EGRは、排気管42に送られる排気ガスの一部をEGRガスとして取り出し、このEGRガスを還元管44、EGR弁45、EGRタンク32夫々を介して吸気と共に燃焼室Aに供給する循環系を備えている。
エンジンの稼働時には、吸気管21からの吸気が吸気タンク31に送られる。この吸気量はスロットル弁23の開度によって決まる。また、排気ガスの一部がEGRガスとして還元管44からEGRタンク32に送られる。この還元量はEGR弁45の開度によって決まる。特に、還元管44からEGRタンク32に送られるEGRガスの圧力は脈動するものであるが、EGRタンク32が脈動を吸収し、どのような吸気タイミングにおいても、決まった量のEGRガスを吸気タンク31に送り出すことができる。
この排気ガス再循環装置EGRでは、ピストン3の吸気作動に伴い、その吸気ポート11に接続する供給管34から吸気タンク31の内部空間に負圧が作用する。
この負圧の作用により吸気タンク31の吸気が供給管34から吸気ポート11に引き込まれる。これと同時に、負圧の作用により吸気ポート11に最も近い位置の連通孔Sと排出孔Tとを介してEGRタンク32のEGRガスが吸気タンク31に引き込まれ、吸気の流れと共に供給管34から吸気ポート11に引き込まれる。
また、連通孔Sを介して吸気タンク31にEGRガスが流動する際には、EGRガスが壁体35に作用して撹拌することにより、吸気とEGRガスとの混合が促進される。
特に、排出孔Tを介して吸気タンク31にEGRガスが流動する際には、排気ガスに含まれる粒子状物質の堆積物がEGRタンク32の底壁32aに存在していても、この粒子状物質の堆積物は排出孔Tから吸気タンク31に流れ、供給管34を介して吸気ポート11に送り込まれる。
〔第1実施形態の効果〕
このように第1実施形態では、吸気タンク31とEGRタンク32とを一体化した吸気ユニット30を備えている。このため、例えば、吸気タンク31とEGRタンク32とを別個に備えたものと比較すると、配置スペースを小さくできるばかりでなくエンジンの組立てる際の手間を低減できる。そして、EGRタンク32は排気ガスの圧力が脈動する現象を抑制し、EGRタンク32内の圧力の均一化を図る。
また、吸気タンク31とEGRタンク32との中間位置の隔壁33に対して、吸気ポート11と近接する位置に連通孔Sを形成した。これにより、吸気ポート11で吸気が行われる際には、最も近い位置の連通孔SからEGRタンク32内のEGRガスを吸引することができ、各吸気ポート11に対して等しい量のEGRガスを送り込める。
更に、連通孔Sの近傍に壁体35を備えることで、EGRガスと吸気とを良好に混合できる。また、壁体35に排出孔Tを形成したものではEGRガスに含まれる粒子状物質の堆積物も燃焼室Aに送り込んで燃焼させることができる。
〔第2実施形態〕
この第2実施形態では、図5に示すように、エンジン構造が第1実施形態と共通するものの、ターボチャージャ15を備えた点と、第1実施形態と異なる構造の吸気ユニットを備えた点とにおいて相違する。尚、この第2実施形態では第1実施形態と共通するものには共通する番号・符号を付している。
〔吸気・排気系〕
本実施形態による排気ガス再循環装置EGRは、排気ポート12からの排気ガスを、エグゾーストマニホルド41、排気管42、ターボチャージャ15(過給器の一例)の排気タービン15a、触媒型の排気ガス浄化装置43を順次通り、外部に送り出す排気系を備えている。そして、エグゾーストマニホルド41を通過する排気ガスの一部を還元管44に送り、この還元管44の中間に備えたEGR弁45によって流量を制御して吸気ユニット30のEGRタンク32に供給する再循環系を備えている。
エアクリーナ22から吸引された外気を、吸気管21、スロットル弁23、ターボチャージャ15のコンプレッサ15bを順次通り、吸気ユニット30の吸気タンク31に供給する吸気系を備えている。
〔吸気ユニット〕
図5〜図7に示すように、吸気ユニット30は、燃焼室Aが整列する方向でのシリンダヘッド1の寸法と略等しい長さを有するタンク状物を縦壁状の隔壁33で仕切ることにより、吸気タンク31とEGRタンク32とが独立した空間として形成された構造を有している。
この吸気ユニット30では、吸気タンク31の内部空間と吸気ポート11とを連通する供給管34を、吸気タンク31の底壁31aに備えている。また、前記隔壁33において夫々の供給管34に対応する位置で各吸気ポート11に最も近接する部位に連通孔Sを形成し、この連通孔Sの部位に逆止弁Vを備えている。
連通孔Sは、隔壁33の下端を切欠く形状体に形成される。逆止弁Vは、上端部がヒンジ等の構造を用い横向き姿勢の軸芯X周りで隔壁33に対して揺動自在に支持され、自重によって垂れ下がり、その下端がEGRタンク32の底壁32aの一部に接触して閉じ姿勢となる。尚、逆止弁Vは閉じ方向にバネで付勢されるものでも良い。
逆止弁Vは、吸気ポート11から負圧が作用した際に連通孔Sから吸気ポートに導かれるEGRガスの流れを許すように開放方向に揺動する。また、ターボチャージャ15のコンプレッサ15bから吸気タンク31に圧力が作用する状態では閉じ姿勢を維持し、吸気タンクの吸気がEGRタンク32に流入する不都合を阻止する。
連通孔Sが隔壁33の下端側に形成されているので、排気ガスに含まれる粒子状物質の堆積物がEGRタンク32の底壁32aに存在する場合でも、この粒子状物質の堆積物を底壁32aに沿って送り出し、吸気タンク31から燃焼室Aに供給して燃焼させる。
〔排気ガス再循環装置〕
この第2実施形態の排気ガス再循環装置EGRも第1実施形態と同様に、エグゾーストマニホルド41を通過する排気ガスの一部をEGRガスとして取り出し、このEGRガスを、還元管44、EGR弁45、EGRタンク32夫々を介して吸気とともに燃焼室Aに供給する循環系を備えている。
この排気ガス再循環装置における吸気作動は第1実施形態と基本的に共通するものであるが、吸気ポート11からの負圧が吸気タンク31に作用した場合にのみ、逆止弁Vが開放作動し、EGRタンク32のEGRガスが連通孔Sから吸気とともに供給管34、吸気ポート11に引き込まれる点において、第1実施形態と異なる。
〔第2実施形態の効果〕
この第2実施形態では、基本的に第1実施形態と共通する効果を奏するものであるが、第1実施形態と共通する効果に加えて、連通孔Sに逆止弁Vを備えた効果を奏する。つまり、過給器を備えたことにより、吸気タンク31の圧力が上昇することがあっても吸気がEGRタンク32に流入する不都合を抑制する。これにより、吸気がEGRタンク32に侵入してEGRガスの濃度が低下する現象を回避して効率的な排気ガス再循環を実現する。
第1実施形態のエンジンの構成を示す図 第1実施形態のエンジンの吸気系と排気系とを模式的に示す図 第1実施形態の吸気ユニットを示す断面図 第1実施形態の吸気ユニットの構造を示す斜視図 第2実施形態のエンジンの構成を示す図 第2実施形態の吸気ユニットを示す断面図 第2実施形態の吸気ユニットの構造を示す斜視図
符号の説明
11 吸気ポート
31 吸気タンク
32 EGRタンク
34 供給路(供給管)
35 壁体
S 連通孔
V 逆止弁

Claims (3)

  1. 吸気が供給される吸気タンクを備え、この吸気タンクから多気筒エンジンの各吸気ポートに個別に吸気を供給するように吸気ポートに対応する数の独立した供給路を形成し、
    前記多気筒エンジンの排気ガスが供給されるEGRタンクを、前記吸気タンクと一体形成し、このEGRタンクの排気ガスを前記吸気タンクに導く連通孔を、各吸気ポートに近接する位置に形成している排気ガス再循環装置。
  2. 前記連通孔から前記吸気ポートに導かれる排気ガスを撹拌する壁体が、前記連通孔の近傍位置に形成されている請求項1記載の排気ガス再循環装置。
  3. 前記吸気ポートから負圧が作用した際に前記連通孔から前記吸気ポートへの排気ガスの流れを許す逆止弁が前記連通孔に備えられている請求項1記載の排気ガス再循環装置。
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