JP2009108706A - エンジン吸気系の気水分離装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジン吸気系の外気導入部とエアクリーナとの間に介装される気水分離装置において、吸気中の水滴が細分化しても、吸気抵抗が上がるのを抑えつつ、これを効率よく気水分離しえるようにする。
【解決手段】外気導入部側ダクトから流入する吸気に対する遮水面46を持つ上流側部屋41aと、この部屋と隔壁48を介して仕切られる下流側部屋41bと、これら部屋間を連通する第1通路42と、第1通路42からの吸気の流れを旋回方向へ案内させるべく下流側部屋41bの壁面に形成されるガイド43と、一端の開口部が吸気の旋回方向の後側に配置されるとともに他端の開口部が下流側部屋41bの壁を貫通して外部のエアクリーナ側ダクトと接続する第2通路44と、分離後の水を排出するドレン孔60と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】外気導入部側ダクトから流入する吸気に対する遮水面46を持つ上流側部屋41aと、この部屋と隔壁48を介して仕切られる下流側部屋41bと、これら部屋間を連通する第1通路42と、第1通路42からの吸気の流れを旋回方向へ案内させるべく下流側部屋41bの壁面に形成されるガイド43と、一端の開口部が吸気の旋回方向の後側に配置されるとともに他端の開口部が下流側部屋41bの壁を貫通して外部のエアクリーナ側ダクトと接続する第2通路44と、分離後の水を排出するドレン孔60と、を備える。
【選択図】図2
Description
この発明は、エンジン吸気系の外気導入部とエアクリーナとの間に介装される気水分離装置に関する。
図10で示すように、車両に搭載されるエンジン5の吸気系においては、外気に含まれる雨水などを気水分離して系外へ排除するため、外気導入部6とエアクリーナ7との間に気水分離装置8が介装される(特許文献1)。気水分離装置8としては、図11のようなものが考えられる。
図11において、10は水切り用の部屋を形成する箱(ケーシング)であり、部屋14を2つに仕切る隔壁12が形成される。部屋14aの一端側に開口部16が形成され、その突出部16aに外気導入側ダクト6が接続される。18は外部から部屋14aを貫通して部屋14bに挿入される筒体であり、その突出部18aにエアクリーナ側ダクト7aが接続される。隔壁12の一端側に開口部16からの吸気の流れを強制的に転向させる遮水(水切り)面13が形成され、隔壁12の他端側に2つの部屋14a,14bを連通させる切欠部15(通孔)が形成される。20は箱10の底壁に配置されるドレン孔である。
外気導入部6からの吸気は、開口部16から部屋14aに入り、隔壁12の遮水面13にぶつかって下向きの流れに変えられ、隔壁12の切欠部15への上向きの流れとなって部屋14bに吸い込まれ、筒体18からエアクリーナ側ダクト7aを介してエンジン5へ流れる。吸気が矢印のように部屋14aを転向しながら流れる間に吸気中の水滴が気水分離され、遮水面13などに付着した水滴は、部屋14aの底面に落下してドレン孔20から外部へ排除されるため、エンジン5へ水滴が浸入するのを防止できるようになる。
実開昭04−132451
このような気水分離装置においては、吸気中の水滴が水切り面13にぶつかって細分化され、これが吸気と一緒に部屋14aから部屋14bへ流れ、筒体18からエンジン5へ吸い込まれてしまう。つまり、エンジン5の高速域などにおいて、エンジン5への水滴の浸入を十分に防止しえない可能性が考えられる。このため、水切り面13を新たに又は別に追加したり、大きくしたりすると、吸気抵抗が上がり、エンジン性能に影響を及ぼしかねない。
この発明は、このような課題を解決するための有効な手段の提供を目的とする。
第1の発明は、エンジン吸気系の外気導入部とエアクリーナとの間に介装される気水分離装置において、前記外気導入部との接続部を形成すると共に部屋の壁を内外に貫通する第1通路と、第1通路からの吸気の流れを旋回方向へ案内させるべく前記部屋の壁面に形成されるガイドと、一端の開口部が吸気の旋回方向の後側に配置されると共に他端の開口部が前記部屋の壁を貫通して外部にエアクリーナ側ダクトとの接続部を形成する第2通路と、前記部屋に溜まる水を外部へ排出するドレン孔と、を備えることを特徴とする。
第2の発明は、エンジン吸気系の外気導入部とエアクリーナとの間に介装される気水分離装置において、前記外気導入部側ダクトとの接続部およびそこから流入する吸気に対する遮水面を持つ上流側部屋と、この上流側部屋と隔壁を介して仕切られる下流側部屋と、これら部屋間を連通する第1通路と、前記各部屋に溜まる水を外部へ排出するドレン孔と、第1通路からの吸気の流れを旋回方向へ案内させるべく前記下流側部屋の壁面に形成されるガイドと、一端の開口部が吸気の旋回方向の後側に配置されるとともに他端の開口部が前記下流側部屋の壁を貫通して外部にエアクリーナ側ダクトとの接続部を形成する第2通路と、を備えることを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明または第2の発明に係るエンジン吸気系の気水分離装置において、前記ガイドは、吸気の旋回方向へ滑らかに湾曲する壁面を形成することを特徴とする。
第4の発明は、第1の発明または第2の発明に係るエンジン吸気系の気水分離装置において、前記ガイドは、複数の平面が吸気の旋回方向へ多角形状に接続される壁面を形成することを特徴とする。
第1の発明においては、外気導入部からの吸気は、第1通路から部屋に入り、部屋の壁面に形成されるガイドにより、旋回流を生成しつつ、第2通路からエアクリーナ側ダクトを介してエンジンへ吸い込まれる。部屋において、吸気の旋回流が生成され、吸気中の水滴は、旋回に伴う遠心力によって飛ばされ、壁面に付着する。つまり、吸気中の水滴が気水分離され、ドレン孔から外部へ排除される。従って、吸気抵抗が上がるのを抑えつつ、エンジンへ水滴が浸入するのを防止できるようになる。吸気の旋回に伴う遠心力は、エンジン回転が高くなるほど、大きくなるため、エンジン高速域などにおいて、細分化されやすい水滴を効率よく気水分離しえるのである。
第2の発明においては、外気導入部側ダクトとの接続部から上流側部屋へ入る吸気は、遮水(水切り)面にぶつかり、強制的に転向させられながら、下流側部屋へ吸い込まれる。吸気中の水滴が遮水面にぶつかって付着する(1次処理)。つまり、上流側部屋において、吸気中の水滴が気水分離され、ドレン孔から外部へ排除されるのである。吸気は、さらに下流側部屋へ流れ、壁面のガイドにより、旋回流を生成しつつ、第2通路からエアクリーナ側ダクトを介してエンジンへ吸い込まれる。下流側部屋において、吸気中の水滴は、吸気の旋回に伴う遠心力によって飛ばされ、壁面に付着する(2次処理)。これにより、さらに吸気の気水分離が促進され、吸気抵抗が上げるのを抑えつつ、エンジンへ水滴が浸入するのを確実に防止できるようになる。吸気の旋回に伴う遠心力は、エンジン回転が高くなるほど、大きくなるため、エンジン高速域などにおいて、細分化されやすい水滴についても、これを効率よく気水分離しえるのである。壁面に付着した水滴は、ドレン孔から外部へ排除される。
第3の発明においては、吸気の旋回方向へ滑らかに湾曲する壁面(ガイド)により、吸気を抵抗なく旋回させることができる。
第4の発明においては、壁面の構成が複数の平面から多角形状になるので、ガイドが加工しやすく、安価に実現できる。
図1〜図3に基づいて、この発明に係る第1の実施形態を説明する。図1〜図3において、30は気水分離装置の水切り用の部屋31を形成するケーシング(箱)である。なお、気水分離分離装置は、エンジン吸気系の外気導入部とエアクリーナとの間に介装される(図10、参照)。
ケーシング30は、外気導入部側ダクトとの接続部35を形成すると共に部屋31の側壁を内外に貫通する第1通路32と、第1通路32からの吸気の流れを旋回方向へ案内させるべく部屋の側壁に形成されるガイド33と、一端の開口部が吸気の旋回方向の後側に配置されるとともに他端の開口部が部屋31の底壁を貫通して外部にエアクリーナ側ダクトとの接続部39を形成する第2通路34と、部屋31に溜まる水を外部へ排出するドレン孔(図示せず)と、を備える。
ガイド33としては、吸気の旋回方向へ滑らかな円弧状に湾曲する側壁面が設定される。第1通路32および第2通路34は、同径の円筒パイプにより形成される。第1通路32は、円筒パイプの軸芯が、円弧状に湾曲するガイド33の接線方向に対し、平行となるように配置される。第2通路34は、部屋31の側壁に貫通され、円筒パイプの軸芯が第1通路32の軸芯と平行となるように配置される。第2通路34は、吸気の流れとの干渉を回避するべく、第1通路32に対し、上下方向へオフセットされる。図示の場合、第2通路34の方が高く、吸気の旋回方向の後側に配置される開口部34aが第1通路32の開口部32aより高く配置される。
このような構成により、外気導入部からの吸気は、第1通路32から部屋31に入り、ガイド33により、旋回流を生成しつつ、第1通路32より高位の第2通路34からエアクリーナ側ダクトを介してエンジンへ吸い込まれる。吸気の旋回方向へ滑らかに湾曲する側壁面(ガイド33)により、吸気を抵抗なく旋回させることができる。矢印は、吸気の流れを示すものである。
部屋31において、吸気の旋回流が生成され、吸気中の水滴は、旋回に伴う遠心力によって飛ばされ、壁面に付着する。つまり、吸気中の水滴が気水分離され、ドレン孔から外部へ排除される。従って、水切り面を設定する場合に較べると、吸気抵抗が上がるのを抑えつつ、エンジンへの水滴の浸入を防止できるようになる。
吸気の旋回に伴う遠心力は、エンジン回転が高くなるほど、大きくなるため、エンジン高速域などにおいて、細分化されやすい水滴に対しても、これを効率よく気水分離しえるのである。
図4,図5に基づいて、この発明に係る第2の実施形態を説明する。図4,図5において、40は気水分離装置の水切り用の部屋41を形成するケーシング(箱)であり、外気導入部側ダクトとの接続部45およびそこから流入する吸気に対する遮水(水切り)面46を持つ上流側部屋41aと、この部屋41aと隔壁48を介して仕切られる下流側部屋41bと、を備える。なお、気水分離分離装置は、エンジン吸気系の外気導入部とエアクリーナとの間に介装される(図10、参照)。
ケーシング40においては、上流側部屋41aと下流側部屋41bとの間を連通する第1通路42と、各部屋41a,41bに溜まる水を外部へ排出するドレン孔60と、第1通路42からの吸気の流れを旋回方向へ案内させるべく下流側部屋41bの側壁に形成されるガイド43と、一端の開口部が吸気の旋回方向の後側に配置されるとともに他端の開口部が下流側部屋41bの底壁を貫通して外部にエアクリーナ側ダクトとの接続部49を形成する第2通路44と、が備えられる。
ガイド43としては、複数の平面が吸気の旋回方向へ多角形状に接続される側壁面が設定される。第1通路42および第2通路44は、同径の円筒パイプにより形成される。第1通路42は、円筒パイプの軸芯が、ガイド43から想定される旋回流(第2通路44を中心とする円形)の接線方向に対し、平行となるように配置される。第2通路44は、部屋41bの底壁に対し、垂直に貫通され、吸気の旋回方向の後側に配置される開口部44aが、第1通路42側へ向けて直角に曲げられ、その先端(開口)の軸芯が第1通路42の軸芯より上方に配置される。
ドレン孔60は、上流側部屋41aの底壁に1つ配置され、下流側部屋41bからドレン孔60へ水を排除するための通孔61(切欠部)が隔壁に形成される。
このような構成により、外気導入部側ダクトとの接続部45から上流側部屋41aへ入る吸気は、遮水面46にぶつかり、転向しつつ、第1通路42からから下流側部屋41bへ吸い込まれる。上流側部屋41aにおいては、吸気中の水滴が遮水面46にぶつかって付着する(1次処理)。これにより、吸気中の水滴が気水分離され、ドレン孔60から外部へ排除されるのである。
吸気は、さらに下流側部屋41bへ流れ、ガイド43により、旋回流を生成しつつ、第1通路42より開口部44aが高位の第2通路44からエアクリーナ側ダクトを介してエンジンへ吸い込まれる。下流側部屋41bにおいて、吸気中の水滴は、吸気の旋回に伴う遠心力によって飛ばされ、壁面に付着する(2次処理)。これにより、さらに吸気の気水分離が促進され、吸気抵抗が上げるのを抑えつつ、エンジンへの水滴の浸入を確実に防止することができる。
矢印は、吸気の流れを示すものである。吸気の旋回に伴う遠心力は、エンジン回転が高くなるほど、大きくなるため、エンジン高速域などにおいて、細分化されやすい水滴についても、これを効率よく気水分離しえるのである。壁面に付着した水滴は、隔壁48の通孔61を抜けてドレン孔60から外部へ排除される。
ガイド43の構成は、複数の平面から多角形状になるので、ガイドが加工しやすく、下流側部屋41bに旋回流の生成手段を安価に実現できる。
第1の実施形態に係る気水分離装置の部屋31、または、第2の実施形態に係る気水分離装置の部屋41bについては、これらの仕切りのない広い空間が拡張型レゾネータの役割を果たすため、吸気こもり音を低減する効果も得られることになる。
図6,図7に基づいて、この発明に係る第3の実施形態を説明する。図6,図7において、50は気水分離装置の水切り用の部屋を形成するケーシング(箱)であり、外気導入部側ダクトとの接続部55およびそこから流入する吸気に対する遮水(水切り)面56を持つ上流側部屋51aと、この部屋51aと隔壁58を介して仕切られる下流側部屋51bと、を備える。なお、気水分離分離装置は、エンジン吸気系の外気導入部とエアクリーナとの間に介装される(図10、参照)。
ケーシング50においては、上流側部屋51aと下流側部屋51bとの間を連通する第1通路52と、各部屋に溜まる水を外部へ排出するドレン孔60と、第1通路52からの吸気の流れを旋回方向へ案内させるべく下流側部屋の側壁に形成されるガイド53と、一端の開口部が吸気の旋回方向の後側に配置されるとともに他端の開口部が下流側部屋51bの底壁を貫通して外部にエアクリーナ側ダクトとの接続部59を形成する第2通路54と、が備えられる。
第1通路52および上流側部屋51aは、ケーシング50の側壁に沿って曲がるダクト状に連通する一体構造に形成される。上流側部屋51aは、外気導入部側ダクトとの接続部55が開口する側壁と、遮水面56を形成する側壁と、下流側部屋51bの底壁と面一に連なる底壁と、下流側部屋51bの上壁と面一に連なる上壁と、この上壁と第1通路52の上壁との間を継ぐ傾斜壁と、からなり、第1通路52の上方が下流側部屋51bとして拡張される。第2通路54は、部屋51bの底壁に対し、垂直に貫通され、吸気の旋回方向の後側に配置される開口部54aが、第1通路52の上方(下流側部屋51bを拡張する空間)へ直角に曲げられる。
ガイド53としては、複数の平面が吸気の旋回方向へ多角形状に接続される側壁面が設定される。第1通路52は、ガイド53から想定される旋回流(第2通路54を中心とする円形)の接線方向に対し、平行となるように配置されるのである。ドレン孔60は、ケーシング50の底壁に1つ配置され、ドレン孔へ水を排除するための通孔(切欠部)が隔壁58に形成される。
このような構成により、外気導入部側ダクトとの接続部55から上流側部屋51aへ入る吸気は、遮水面56にぶつかり、転向しつつ、第1通路52から下流側部屋51bへ吸い込まれる。上流側部屋51bにおいては、吸気中の水滴が遮水面56にぶつかって付着する(1次処理)。これにより、吸気中の水滴が気水分離され、ドレン孔60から外部へ排除されるのである。
吸気は、さらに下流側部屋51bへ流れ、ガイド53により、旋回流を生成しつつ、第1通路52より開口部54aが高位の第2通路54からエアクリーナ側ダクトを介してエンジンへ吸い込まれる。下流側部屋51bにおいて、吸気中の水滴は、吸気の旋回に伴う遠心力によって飛ばされ、壁面に付着する(2次処理)。これにより、吸気の気水分離が促進されるため、吸気抵抗が上がるのを抑えつつ、エンジンへの水滴の浸入を確実に防止できるようになる。
矢印は、吸気の流れを示すものである。吸気の旋回に伴う遠心力は、エンジン回転が高くなるほど、大きくなるため、エンジン高速域などにおいて、細分化されやすい水滴についても、これを効率よく気水分離しえるのである。壁面に付着した水滴は、隔壁58の通孔61を抜けてドレン孔60から外部へ排除される。
ガイド53の構成は、第2の実施形態と同じく、複数の平面から多角形状になるので、ガイドが加工しやすく、下流側部屋に旋回流の生成手段を安価に実現できる。下流側部屋51bについては、拡張型レゾネータの役割を果たすため、吸気こもり音を低減する効果も得られることになる。
第1の実施形態〜第3の実施形態において、気水分離装置は、設置の向きを変えて実施できるようにしても良い。例えば、第1の実施形態については、気水分離装置は、図8のように第1通路32および第2通路34の軸芯が横になる取付状態に設置されるが、これを図9のように第1通路32および第2通路34の軸芯が縦になる取付状態に変えて設置しても良い。その場合、設置の向きが変わるので、図8において、部屋の底壁とある部位は、図9において、部屋の側壁となり、図8において、部屋の側壁とある部位は、図9において、部屋の底壁となる。図8,図9において、7はエアクリーナであり、7aはエアクリーナ側ダクトである。
第1の実施形態〜第3の実施形態は、各請求項に記載の発明を例示するものであり、各請求項に記載の発明は、第1の実施形態〜第3の実施形態に限定されない。
30,40,50 ケーシング(箱)
31,41,51 部屋
32,42,52 第1通路
33,43,53 ガイド
43,44,54 第2通路
41a,51a 上流側部屋
41b,51b 下流側部屋
46,56 遮水(水切り)面
48,58 隔壁
60 ドレン孔
61 ドレン用通孔
31,41,51 部屋
32,42,52 第1通路
33,43,53 ガイド
43,44,54 第2通路
41a,51a 上流側部屋
41b,51b 下流側部屋
46,56 遮水(水切り)面
48,58 隔壁
60 ドレン孔
61 ドレン用通孔
Claims (4)
- エンジン吸気系の外気導入部とエアクリーナとの間に介装される気水分離装置において、前記外気導入部との接続部を形成すると共に部屋の壁を内外に貫通する第1通路と、第1通路からの吸気の流れを旋回方向へ案内させるべく前記部屋の壁面に形成されるガイドと、一端の開口部が吸気の旋回方向の後側に配置されると共に他端の開口部が前記部屋の壁を貫通して外部にエアクリーナ側ダクトとの接続部を形成する第2通路と、前記部屋に溜まる水を外部へ排出するドレン孔と、を備えることを特徴とするエンジン吸気系の気水分離装置。
- エンジン吸気系の外気導入部とエアクリーナとの間に介装される気水分離装置において、前記外気導入部側ダクトとの接続部およびそこから流入する吸気に対する遮水面を持つ上流側部屋と、この上流側部屋と隔壁を介して仕切られる下流側部屋と、これら部屋間を連通する第1通路と、前記各部屋に溜まる水を外部へ排出するドレン孔と、第1通路からの吸気の流れを旋回方向へ案内させるべく前記下流側部屋の壁面に形成されるガイドと、一端の開口部が吸気の旋回方向の後側に配置されると共に他端の開口部が前記下流側部屋の壁を貫通して外部にエアクリーナ側ダクトとの接続部を形成する第2通路と、を備えることを特徴とするエンジン吸気系の気水分離装置。
- 前記ガイドは、吸気の旋回方向へ滑らかに湾曲する壁面を形成することを特徴とする請求項1または請求項2に係るエンジン吸気系の気水分離装置。
- 前記ガイドは、複数の平面が吸気の旋回方向へ多角形状に接続される壁面を形成することを特徴とする請求項1または請求項2に係るエンジン吸気系の気水分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007279386A JP2009108706A (ja) | 2007-10-26 | 2007-10-26 | エンジン吸気系の気水分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016121538A (ja) * | 2014-12-24 | 2016-07-07 | 三菱自動車工業株式会社 | エンジンの吸気構造 |
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2007
- 2007-10-26 JP JP2007279386A patent/JP2009108706A/ja active Pending
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JP2016121538A (ja) * | 2014-12-24 | 2016-07-07 | 三菱自動車工業株式会社 | エンジンの吸気構造 |
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