JP2016116772A - 仕切板 - Google Patents

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中村 雅之
Masayuki Nakamura
雅之 中村
藤田 実智昭
Michiaki Fujita
実智昭 藤田
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Abstract

【課題】複数段積み上げた状態で安定し易く、コストアップし難く、廃棄が楽である仕切板、該仕切板を備えた陳列用箱、及び該仕切板を用いた製品の陳列構造を提供すること。【解決手段】本発明の仕切板1はトレー2の収容凹部21に装着して収容凹部21を区画する。仕切板1は第1仕切板11と第2仕切板12を有する。帯形状の第1仕切板11は、一対の下半切込み111と第1折り曲げ線112を有する。また帯形状の第2仕切板12は、一対の上半切込み121と第2折り曲げ線122を有する。第1折り曲げ線112で折り曲げた第1仕切板11の下半切込み111と第2折り曲げ線122で折り曲げた第2仕切板12の上半切込み121とを噛み合わせて交差させ、第1仕切板11及び第2仕切板12を収容凹部21上に立設させることにより、第1仕切板11及び第2仕切板12で囲まれた中空支柱3が多角形状の中空断面で形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、仕切板、該仕切板を備える陳列用箱、及び該仕切板を用いた陳列構造に関する。
例えば各種の容器類や日用品等を収容物品として複数まとめて収容して、搬送、保管、或いは陳列に供するための箱として、ダンボール箱等の六面体形状の箱が多用されている。特許文献1には、店頭で陳列する際に積み上げた状態で安定し易いダンボール製の陳列台が記載されている。
特許文献1に記載のダンボール製の陳列台は、周壁に窓を有する四角柱状の枠体に、四角柱状の連結体を挿入し、枠体の底面から連結体を突出させて形成されている。このように形成された特許文献1に記載の陳列台は、上段側の枠体の底面から突出した連結体を下段側の枠体の上部に係合させて複数段積み上げるようにして用いられる。
特開2005−6795号公報
しかし、特許文献1に記載のダンボール製の陳列台は、四角柱状の枠体と、四角柱状の連結体とを有している為、構成部材が複雑で、コストアップしてしまう。また、廃棄の際には、枠体から連結体を抜き出してそれぞれ分解する必要があるため、煩雑であった。
したがって本発明は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る仕切板を提供することにある。
本発明は、トレーの収容凹部に装着して該収容凹部を区画する仕切板であって、帯形状の板状材で形成された第1仕切板及び第2仕切板を有し、前記第1仕切板は、互いに向かい合う一対の長辺の内の下側の該長辺から上側の該長辺に向かって上方に該第1仕切板の前記一対の長辺間の距離の半分の位置にまで至る一対の下半切込みと、該一対の下半切込みの間に位置して該第1仕切板の該一対の長辺間に亘る少なくとも1本の第1折り曲げ線とを有し、前記第2仕切板は、互いに向かい合う一対の長辺の内の上側の該長辺から下側の該長辺に向かって下方に該第2仕切板の前記一対の長辺間の距離の半分の位置にまで至る一対の上半切込みと、該一対の上半切込みの間に位置して該第2仕切板の該一対の長辺間に亘る少なくとも1本の第2折り曲げ線とを有し、前記第1折り曲げ線で折り曲げた前記第1仕切板の前記一対の下半切込みと前記第2折り曲げ線で折り曲げた前記第2仕切板の前記一対の上半切込みとを噛み合わせて交差させ、交差させた該第1仕切板を、前記トレーの前記収容凹部を構成する互いに向かい合う一対の前記側壁部の内の一の前記側壁部の両端に位置する一対の角部間に亘って配置し、交差させた該第2仕切板を、一対の前記側壁部の内の他の前記側壁部の両端に位置する一対の角部間に亘って配置して、前記収容凹部上に立設させて、該トレーの側壁部の上縁よりも各前記仕切板の上縁を突出させることにより、該第1仕切板及び該第2仕切板で囲まれた中空支柱が、多角形状の中空断面で形成される仕切板を提供するものである。
また、本発明は、トレーと、該トレーの収容凹部に装着して該収容凹部を区画する仕切板とを備えた陳列用箱であって、前記仕切板は、帯形状の板状材で形成された第1仕切板及び第2仕切板を有し、前記第1仕切板は、互いに向かい合う一対の長辺の内の下側の該長辺から上側の該長辺に向かって上方に該第1仕切板の前記一対の長辺間の距離の半分の位置にまで至る一対の下半切込みと、該一対の下半切込みの間に位置して該第1仕切板の該一対の長辺間に亘る少なくとも1本の第1折り曲げ線とを有し、前記第2仕切板は、互いに向かい合う一対の長辺の内の上側の該長辺から下側の該長辺に向かって下方に該第2仕切板の前記一対の長辺間の距離の半分の位置にまで至る一対の上半切込みと、該一対の上半切込みの間に位置して該第2仕切板の該一対の長辺間に亘る少なくとも1本の第2折り曲げ線とを有し、前記第1折り曲げ線で折り曲げた前記第1仕切板の前記一対の下半切込みと前記第2折り曲げ線で折り曲げた前記第2仕切板の前記一対の上半切込みとを噛み合わせて交差させ、交差させた該第1仕切板を、前記トレーの前記収容凹部を構成する互いに向かい合う一対の前記側壁部の内の一の前記側壁部の両端に位置する一対の角部間に亘って配置し、交差させた該第2仕切板を、一対の前記側壁部の内の他の前記側壁部の両端に位置する一対の角部間に亘って配置して、前記収容凹部上に立設させて、該トレーの側壁部の上縁よりも各前記仕切板の上縁を突出させることにより、該第1仕切板及び該第2仕切板で囲まれた中空支柱が、多角形状の中空断面で形成される陳列用箱を提供するものである。
さらに、本発明は、上記仕切板が取り付けられて区画されたトレーの収容凹部に各々製品を収容した複数のトレー梱包体を縦横に整列配置すると共に、下段の仕切板によって上段のトレー梱包体からの荷重を支持させつつ、前記トレー梱包体を複数段に積み重ねて構成される製品の陳列構造を提供するものである。
さらにまた、本発明は、上記仕切板が取り付けられて区画されたトレーの収容凹部に各々製品を収容した複数のトレー梱包体を、パレット上に縦横に整列配置すると共に、下段の仕切板によって上段のトレー梱包体からの荷重を支持させつつ、前記トレー梱包体をパレット上に複数段に積み重ねて載置し、最上段の仕切板によって上段のパレットからの荷重を支持させつつ、前記トレー梱包体を載置した前記パレットを複数段に積み重ねて構成される製品の陳列構造を提供するものである。
本発明の仕切板、該仕切板を備えた陳列用箱、及び該仕切板を用いた製品の陳列構造によれば、複数段積み上げた状態で安定し易く、コストアップし難く、廃棄が楽である。
図1は、本発明の1実施形態に係る仕切体をトレーに取り付ける状態を説明する分解斜視図である。 図2は、本発明の1実施形態に係る仕切体をトレーに取り付けた陳列用箱の斜視図である。 図3は、図2に示す陳列用箱を平面視した平面図である。 図4(a)は仕切板を構成する第1仕切板の平面図であり、図4(b)は仕切板を構成する第2仕切板の平面図である。 図5(a)〜図5(c)は、一枚の板材からトレーを形成する状況の説明図である。 図6は、図2に示す陳列用箱に収納するスタンディングパウチの正面図である。 図7は、図2に示す陳列用箱にスタンディングパウチを収納したトレー梱包体を平面視した平面図である。 図8は、図7に示すトレー梱包体を複数段に積み重ねて構成される製品の陳列構造を例示する斜視図である。 図9は、図7に示すトレー梱包体を複数段に積み重ねて構成される製品の陳列構造の他の形態を例示する略示斜視図である。 図10(a)は本発明の他の実施形態に係る仕切板を構成する第1仕切板の平面図であり、図10(b)は該他の実施態様に係る仕切板を構成する第2仕切板の平面図である。 図11は、本発明の他の実施形態に係る仕切体をトレーに取り付けた陳列用箱を平面視した平面図である(図3相当図)。
以下、本発明の仕切板を、その好ましい一実施形態に基づき、図面を参照しながら説明する。
本発明の好ましい一実施形態に係る仕切板1(以下、「本実施形態」とも言う。)は、トレー2の収容凹部21に装着して収容凹部21を区画する仕切板である。本実施態様では、仕切板1は、トレー2の収容凹部21に装着しトレー2の側壁部22a,22bの上縁よりも仕切板1の上縁を上方に突出するように立設して用いて収容凹部21を区画する。好適には、仕切板1は、図1,図2に示すように、4方の側壁部22a,22bを備える底の浅い薄底形状で且つ平面視して矩形形状のトレー2に取り付けて用いられ、トレー2の収容凹部21を複数の収容部21a,21b,21c,21d・・・に区画する(本実施形態では4区画)と共に、各収容部21a,21b,21c,21d・・・に製品として例えば液体洗剤等を封入した複数のスタンディングパウチ4(図6,図7参照)を収容させるものである。また、このように複数のスタンディングパウチ4を収容したトレー2を、スタンディングパウチ4を目視可能にしつつ安定した状態で複数段に積み重ねて保管、搬送、及び陳列を行えるようにし(図8参照)、且つ陳列時には、スタンディングパウチ4の減少に伴って不要になった当該仕切板1又は空になったトレー2をスムーズに取り除くことを可能にして、上段のトレー2から、スタンディングパウチ4を順次速やかに取り出せるようにするものである。
そして、仕切板1は、図1,図2に示すように、帯形状の板状材で形成された第1仕切板11及び第2仕切板12を有している。本実施形態では、仕切板1を構成する第1仕切板11及び第2仕切板12は、それぞれ、図4(a),図4(b)に示すように、帯形状に形成されており、同形同大に形成されている。第1仕切板11は、図4(a)に示すように、互いに向かい合う一対の長辺11a,11aと互いに向かい合う一対の短辺11b,11bとを備えている。また、図4(a)の符号CL1は、第1仕切板11の長辺11aを二等分する第1幅中心線である。第2仕切板12は、図4(b)に示すように、互いに向かい合う一対の長辺12a,12aと互いに向かい合う一対の短辺12b,12bとを備えている。また、図4(b)の符号CL2は、第2仕切板12の長辺12aを二等分する第2幅中心線である。なお、各仕切板の材質及び寸法は、製品寸法、製品重量、トレーに収容する製品個数、トレー梱包体の積み重ね段数により適宜選択することができる。例えば、各仕切板の材質として段ボールを選択する場合には、トレー梱包体を複数段積み上げた際の荷重にも耐える観点から、復両面段ボール(ABフルート等)を使用することができる。
第1仕切板11は、図1,図4(a)に示すように、一対の長辺11a,11aの内の下側の長辺11aから上側の長辺11aに向かって上方に第1仕切板11の一対の長辺11a,11a間の距離の半分の位置にまで至る一対の下半切込み111,111と、一対の下半切込み111,111の間に位置して第1仕切板11の一対の長辺11a,11b間に亘る少なくとも1本の第1折り曲げ線112とを有している。ここで、下半切込み111が第1仕切板11の一対の長辺11a,11a間の距離の半分の位置にまで至っているとは、下半切込み111が、一対の長辺11a,11a間の距離の50%の長さに形成されているのみならず、一対の長辺11a,11a間の距離の40%以上60%以下の長さに形成された場合も含む意味である。好適には、本実施形態の仕切板1がトレー2の収容凹部21に装着して用いられる場合において、第1仕切板11は、収容凹部21側の下側の長辺11aから上方に一対の長辺11a,11a間の距離の半分の位置にまで第1幅中心線CL1に平行に延びる一対の下半切込み111,111と、一対の下半切込み111,111の間に位置して第1仕切板11の一対の長辺11a,11b間に亘って第1幅中心線CL1に平行に延びる1本の第1折り曲げ線112とを有している。
更に好適に、本実施形態では、第1仕切板11の一対の下半切込み111,111は、図4(a)に示すように、第1幅中心線CL1から等間隔を空けて配置されている。一対の下半切込み111,111は、そのスリット長さが、互いに同じ長さに形成されている。また、各下半切込み111は、そのスリット幅が、第2仕切板12の厚さと略同じであることが好ましい。このように下半切込み111のスリット幅が、第2仕切板12の厚さと略同じであれば、下半切込み111に第2仕切板12をぴったりと嵌め込むことができる。
本実施形態の仕切板1においては、第1仕切板11の第1折り曲げ線112は、上述したように1本であり、図1,図4(a)に示すように、第1幅中心線CL1上に配置されている。
第1仕切板11は、本実施形態の仕切板1においては、図1,図4(a)に示すように、長手方向の両端縁それぞれの下方部分に外方に突出する第1突起115を有している。好適には、各第1突起115が、長手方向の端縁である短辺11bにおける下端部に、短辺11bから外方に突出して形成されている。
第2仕切板12は、図1,図4(b)に示すように、一対の長辺12a,12aの内の上側の長辺12aから下側の長辺12aに向かって下方に第2仕切板12の一対の長辺12a,12a間の距離の半分の位置にまで至る一対の上半切込み121,121と、一対の上半切込み121,121の間に位置して第2仕切板12の一対の長辺12a,12a間に亘る少なくとも1本の第2折り曲げ線122とを有している。ここで、上半切込み121が第2仕切板12の一対の長辺12a,12a間の距離の半分の位置にまで至っているとは、上述した第1仕切板11の下半切込み111と同様に、上半切込み121が、一対の長辺12a,12a間の距離の50%の長さに形成されているのみならず、一対の長辺12a,12a間の距離の40%以上60%以下の長さに形成された場合も含む意味である。好適には、本実施形態の仕切板1がトレー2の収容凹部21に装着して用いられる場合において、第2仕切板12は、収容凹部21とは反対側の上側の長辺12aから下方に一対の長辺12a,12a間の距離の半分の位置にまで第2幅中心線CL2に平行に延びる一対の上半切込み121,121と、一対の上半切込み121,121の間に位置して第2仕切板12の一対の長辺12a,12a間に亘って第2幅中心線CL2に平行に延びる1本の第2折り曲げ線122とを有している。
更に好適に、本実施形態では、第2仕切板12の一対の上半切込み121,121は、図4(b)に示すように、第2幅中心線CL2から等間隔を空けて配置されている。該間隔は、本実施形態の仕切板1においては、第1仕切板11側の前記間隔と同じ幅に形成されている。即ち、第1仕切板11における第1幅中心線CL1と一方の下半切込み111との間隔が、第2仕切板12における第2幅中心線CL2と一方の上半切込み121との間隔と同じ幅に形成されている。また、一対の上半切込み121,121は、そのスリット長さが、互いに同じ長さに形成されており、第1仕切板11の下半切込み111のスリット長さと同じ長さに形成されている。また、各上半切込み121は、そのスリット幅が、第1仕切板11の厚さと略同じであることが好ましい。このように上半切込み121のスリット幅が、第1仕切板11の厚さと略同じであれば、上半切込み121に第1仕切板11をぴったりと嵌め込むことができる。
本実施形態の仕切板1においては、第2仕切板12の第2折り曲げ線122は、上述したように1本であり、図1,図4(b)に示すように、第2幅中心線CL2上に配置されている。
第2仕切板12は、本実施形態の仕切板1においては、図1,図4(b)に示すように、長手方向の両端縁それぞれの下方部分に外方に突出する第2突起125を有している。好適には、各第2突起125が、長手方向の端縁である短辺12bにおける下端部に、短辺12bから外方に突出して形成されている。
本実施形態の仕切板1を装着するトレー2は、図1に示すように、底の浅い薄底矩形形状に形成されており、トレー2の収容凹部21は、図3に示すように平面視して、矩形形状に形成されている。収容凹部21は、一対の向かい合う側壁部22a,22aと、側壁部22aよりも長さの短い一対の向かい合う側壁部22b,22bとを有している。また、図3の符号DL1は、収容凹部21の一対の角部23a,23bを結ぶ一本の対角線を示している。同様にして、符号DL2は、一対の角部23c,23dを結ぶ一本の対角線を示している。
更に好適に、トレー2は、本実施形態においては、図1に示すように、収容凹部21を構成する互いに向かい合う一対の側壁部22a,22aの内の一の側壁部22aの両端に位置する一対の角部23b,23dそれぞれに、第1仕切板11の第1突起115が挿入される第1係止孔25b,25dが形成され、一対の側壁部22a,22aの内の他の一対の角部23a,23cそれぞれに、第2仕切板12の第2突起125が挿入される第2係止孔25a,25cが形成されている。好適には、第1係止孔25b,25dは、角部23b,23dを構成する側壁部22aの長手方向の両端縁における収容凹部21側の下端部及び当該側壁部22aに接続する側壁部22bの長手方向の端縁における収容凹部21側の下端部を切欠いて、第1突起115が挿入可能に形成されている。第2係止孔25a,25cは、第1係止孔25b,25dと同様に、角部23a,23cを構成する側壁部22aの長手方向の両端縁における収容凹部21側の下端部及び当該側壁部22aに接続する側壁部22bの長手方向の端縁における収容凹部21側の下端部を切欠いて、第2突起125が挿入可能に形成されている。
トレー2は、本実施形態の仕切板1においては、図5(a)〜図5(c)に示すように、所定の位置に折り曲げ線や切り込み線を設けた矩形形状の一枚の板材20を用いて形成される。すなわち、板材20は、例えば長辺200〜1000mm、短辺100〜900mmの大きさの矩形形状の底部形成部200と、底部形成部200の各長辺部分に長辺折り曲げ線201を介して連接する長辺フラップ片202と、底部形成部200の各短辺部分に短辺折り曲げ線203を介して連接する短辺フラップ片204と、短辺フラップ片204の両端縁部に端部折り曲げ線205を介して連接する挟み込みフラップ片206とからなり、全体として略矩形形状に形成されている。
また、本実施形態では、底部形成部200には、各長辺折り曲げ線201に沿った位置に差込みスリット207が各々2箇所に形成されている。差込みスリット207には、長辺フラップ片202を、長辺フラップ片202の長手方向に延びる二等分線上に位置する折り返し線209に沿って内側下方に折り返した際に、長辺フラップ片202の先端縁部に突出形成した差込み片208が差し込まれて、トレー2の立体形状が保持されるようになっている。
本実施形態では、長辺折り曲げ線201及び短辺折り曲げ線203を介して長辺フラップ片202及び短辺フラップ片204を各々折り曲げることにより、これらを底部形成部200に対して垂直に立設させると共に(図5(b)参照)、端部折り曲げ線205を介して挟み込みフラップ片206を短辺フラップ片204に対して垂直に折り曲げ、しかる後に挟み込みフラップ片206を挟み込むようにしつつ、長辺フラップ片202を折り返し線209に沿って内側下方に折り返して(図5(c)参照)、差込み片208を差込みスリット207に差し込むことにより、4方に側壁部22a,22bが設けられた平面視四角形状のトレー2が、容易且つ効率良く形成されることになる。
また、板材20は、本実施形態においては、図5(a)に示すように、右上の端部折り曲げ線205の底部形成部200側の下端部に切欠き部251aが形成され、長辺フラップ片202の長手方向における右上の挟み込みフラップ片206側の端縁での底部形成部200側の下端部に切欠き部252aが形成され、該端縁での上端部に切欠き部253aが形成されている。そして、切欠き部251a、切欠き部252a及び切欠き部253aにより、4方に側壁部22a,22bが設けられた平面視四角形状のトレー2が形成された際に、トレー2の角部23aに第2係止孔25aが形成される。同様に、トレー2の角部23bに第1係止孔25bを形成する為に、左下の端部折り曲げ線205の底部形成部200側の下端部に切欠き部251bが形成され、長辺フラップ片202の長手方向における左下の挟み込みフラップ片206側の端縁での底部形成部200側の下端部に切欠き部252bが形成され、該端縁での上端部に切欠き部253bが形成されている。
同様に、トレー2の角部23cに第2係止孔25cを形成する為に、図5(a)に示すように、左上の端部折り曲げ線205の底部形成部200側の下端部に切欠き部251cが形成され、長辺フラップ片202の長手方向における左上の挟み込みフラップ片206側の端縁での底部形成部200側の下端部に切欠き部252cが形成され、該端縁での上端部に切欠き部253cが形成されている。同様に、トレー2の角部23dに第1係止孔25dを形成する為に、右下の端部折り曲げ線205の底部形成部200側の下端部に切欠き部251dが形成され、長辺フラップ片202の長手方向における左下の挟み込みフラップ片206側の端縁での底部形成部200側の下端部に切欠き部252dが形成され、該端縁での上端部に切欠き部253dが形成されている。
仕切板1は、図1に示すように、第1折り曲げ線112で折り曲げた第1仕切板11の一対の下半切込み111,111と第2折り曲げ線122で折り曲げた第2仕切板12の一対の上半切込み121,121とを噛み合わせて交差させ、交差させた第1仕切板11を、トレー2の収容凹部21を構成する互いに向かい合う一対の側壁部22a,22aの内の一の側壁部22aの両端に位置する一対の角部23b,23d間に亘って配置する。また、交差させた第2仕切板12を、一対の側壁部22a,22aの内の他の側壁部22aの両端に位置する一対の角部23a,23c間に亘って配置する。このように噛み合わせて交差させた第1仕切板11及び第2仕切板12をトレー2の収容凹部21上に立設させ、トレー2の側壁部22a,22bの上縁よりも各仕切板11,12の上縁(上側の長辺11a,12a)を突出させて用いることにより、図2,図3に示すように、第1仕切板11及び第2仕切板12で囲まれた中空支柱3が、多角形状の中空断面で形成される。また、本実施形態では、図3に示すように平面視して、矩形状の収容凹部21に、噛み合わせて交差させた第1仕切板11及び第2仕切板12の内の第1仕切板11を、一対の角部23b,23d間に亘って配置し、第2仕切板12を、一対の角部23a,23c間に亘って配置することによって、収容凹部21が4つの収容部21a,21b,21c,21dに区画される。
なお、トレー梱包体を複数段積み上げた際の荷重及び、製品の陳列性を考慮すると、長さが短い側壁部22bの長さに対して、中空支柱3の側壁部22bに沿った方向の最大長さが20〜40%が好ましく、20〜30%がより好ましい。
本実施形態では、上述したように、第1仕切板11の一対の下半切込み111,111は、第1幅中心線CL1から等間隔を空けて配置され、第2仕切板12の一対の上半切込み121,121は、第2幅中心線CL2から等間隔を空けて配置されている。そして、第1仕切板11における第1幅中心線CL1と一方の下半切込み111との間隔が、第2仕切板12における第2幅中心線CL2と一方の上半切込み121との間隔と同じ幅に形成されている。その為、図3に示すように、噛み合わせて交差させた第1仕切板11及び第2仕切板12を、トレー2の収容凹部21上に立設させて用いると、中空支柱3が、収容凹部21の対角線DL1と対角線DL2との交点を含む中央部分に形成されるようになる。
また、本実施形態では、第1仕切板11の第1折り曲げ線112は1本であり、第2仕切板12の第2折り曲げ線122も1本であるので、噛み合わせて交差させた第1仕切板11及び第2仕切板12を、トレー2の収容凹部21上に立設させて用いると、中空支柱3が、四角形状の中空断面で形成されるようになる。更に好適には、第1仕切板11の第1折り曲げ線112は第1幅中心線CL1上に配置され、第2仕切板12の第2折り曲げ線122も第2幅中心線CL2上に配置されている。その為、第1仕切板11は、第1幅中心線CL1に沿って‘くの字’に折り曲げられ、第2仕切板12も、第2幅中心線CL2に沿って‘くの字’に折り曲げられるようになる。従って、‘くの字’に折り曲げられた第1仕切板11の一対の下半切込み111,111と、‘くの字’に折り曲げられた第2仕切板12の一対の上半切込み121,121とを噛み合わせることにより、四角形状の中空断面の中空支柱3が形成されるようになる。また、第1仕切板11の第1折り曲げ線112は第1幅中心線CL1上に配置され、第2仕切板12の第2折り曲げ線122も第2幅中心線CL2上に配置されている。その為、第1仕切板11及び第2仕切板12を噛み合わせると、第1仕切板11の第1幅中心線CL1と、第2仕切板12の第2幅中心線CL2とが、互いに平行に延びるようになり、中空断面の中空支柱3が垂直方向に延びるように形成される。
上述した仕切板1及びトレー2を備えた陳列用箱10は、例えば液体洗剤等を封入した複数のスタンディングパウチ4(図6,図7参照)を収容するのに用いることもできる。図6に示すスタンディングパウチ4は、一対の側面部41と底面部42とを有し内容物の充填後に密封されて形成された樹脂フィルム製の自立袋であり、上端角部に内容物を注ぎ出すノズル部43が設けられている。陳列用箱10として用いる場合、仕切板1をトレー2の収容凹部21に装着して収容凹部21を区画する。好適には、仕切板1をトレー2の収容凹部21に装着しトレー2の側壁部22a,22bの上縁よりも該仕切板1の上縁(上側の長辺11a,12a)が上方に突出するように立設して収容凹部21を区画する。更に好適には、矩形状の収容凹部21に、噛み合わせて交差させた第1仕切板11及び第2仕切板12の内の第1仕切板11を、一対の角部23b,23d間に亘って配置し、第2仕切板12を、一対の角部23a,23c間に亘って配置することによって、収容凹部21を4つの収容部21a,21b,21c,21dに区画する。そして、収容凹部21の4つの側壁部22a,22bから見えるように、各収容部21a,21b,21c,21dに複数のスタンディングパウチ4を収容し、陳列用箱10として用いる。陳列用箱10は、安定した状態で複数段に積み重ねて保管、搬送、及び陳列することができる。
また、上述した仕切板1を用いて、例えば液体洗剤等を封入したスタンディングパウチ4を目視可能な状態でこれらが収容されたトレー2を積み重ねるには、図7に示すように、第1仕切板11及び第2仕切板12を有する仕切板1をトレー2の収容凹部21に取り付けて、収容凹部21を複数(本実施形態では4箇所)の収容部21aに区画すると共に、各収容部21aにスタンディングパウチ4を、一対の側壁部22a,22a側及び一対の側壁部22b,22b側の四方から目視可能な状態で各々装填して、トレー2に複数のスタンディングパウチ4を収容してなる陳列兼用のトレー梱包体100を形成する。
そして、形成されたトレー梱包体100を、図8に示すように、例えばパレット5上に縦横に整列配置すると共に、下段の仕切板1によって上段のトレー梱包体100からの荷重を支持させつつ、トレー梱包体100を好ましくは例えば3〜5段程度の複数段に積み重ねてスタンディングパウチ4を保管及び/又は陳列するための陳列構造を形成し、多数のスタンディングパウチ4の保管、運搬、陳列等に供される。
さらに、形成されたトレー梱包体100を、図8に示すように、パレット5上に縦横に整列配置すると共に、下段の仕切板1によって上段のトレー梱包体100からの荷重を支持させつつ、トレー梱包体100をパレット5上に好ましくは例えば3〜5段程度の複数段に積み重ねて載置する。そして、図9に示すように、最上段の仕切板1によって上段のパレット5からの荷重を支持させつつ、トレー梱包体100を載置したパレット5を複数段に積み重ねて、スタンディングパウチ4を保管及び/又は陳列するための陳列構造を形成し、多数のスタンディングパウチ4の保管、運搬、陳列等に供される。
本実施形態の仕切板1及びトレー2の形成材料としては、紙製のダンボールを用いることが好ましいが、コートボール、チップボール、クラフトボール等の厚紙を用いてもよく、プラスチック(合成樹脂)製のダンボールを用いてもよい。
上述した本発明の一実施形態の仕切板1によれば、図1に示すように、第1折り曲げ線112で折り曲げた第1仕切板11の一対の下半切込み111,111と第2折り曲げ線122で折り曲げた第2仕切板12の一対の上半切込み121,121とを噛み合わせて交差させ、交差させた第1仕切板11及び第2仕切板12をトレー2の収容凹部21上に立設させ、トレー2の側壁部22a,22bの上縁よりも各仕切板11,12の上縁(上側の長辺11a,12a)を突出させて用いることにより、図2,図3に示すように、第1仕切板11及び第2仕切板12で囲まれた中空支柱3が、多角形状の中空断面で形成されるようになる。従って、仕切板1のねじれを抑制することができ、仕切板1をトレー2に用いて形成される陳列用箱10に例えばスタンディングパウチ4を複数収容したトレー梱包体100を複数段積み上げたとしても、多角形状の中空断面の中空支柱3によりトレー梱包体100がたわみ難く、複数段積み上げた状態で安定し易くなっている。また、仕切板1は、図1に示すように、帯形状の第1仕切板11及び第2仕切板12を構成材料として形成されているので、簡易でありコストアップし難く、接着剤を使用していないので廃棄が楽である。また、仕切板1をトレー2に用いて形成される陳列用箱10は、一対の側壁部22a,22a側及び一対の側壁部22b,22b側の四方から、各収容部21a,21b,21c,21dに収容した複数のスタンディングパウチ4を見せることができ、訴求力が高い状態で陳列することができる。また、陳列時にスタンディングパウチ4を四方から取り出し易く、スタンディングパウチ4を取り出したとしても、多角形状の中空断面の中空支柱3により複数段積み上げた状態で安定し易い。
また、本実施形態の仕切板1においては、第1仕切板11の一対の下半切込み111,111が、第1幅中心線CL1から等間隔を空けて配置され、第2仕切板12の一対の上半切込み121,121が、第2幅中心線CL2から等間隔を空けて配置されている。そして、第1仕切板11における第1幅中心線CL1と一方の下半切込み111との間隔が、第2仕切板12における第2幅中心線CL2と一方の上半切込み121との間隔と同じ幅に形成されている。その為、図3に示すように、噛み合わせて交差させた第1仕切板11及び第2仕切板12を、トレー2の収容凹部21上に立設させて用いると、中空支柱3が、収容凹部21の対角線DL1と対角線DL2との交点を含む中央部分に形成されるようになる。このように、中空支柱3が収容凹部21の中央部分に形成されるので、仕切板1をトレー2に用いて形成される陳列用箱10に例えばスタンディングパウチ4を複数収容したトレー梱包体100を複数段積み上げたとしても、中央部分の中空支柱3によりトレー梱包体100が更にたわみ難く、複数段積み上げた状態で更に安定し易くなっている。
また、本実施形態の仕切板1においては、図1に示すように、第1仕切板11が長手方向の両端縁の下方部分に第1突起115を有し、第2仕切板12が長手方向の両端縁の下方部分に第2突起125を有しており、トレー2の収容凹部21における一対の角部23b,23dに、第1仕切板11の第1突起115が挿入される第1係止孔25b,25dが形成され、一対の角部23a,23cに、第2仕切板12の第2突起125が挿入される第2係止孔25a,25cが形成されている。その為、噛み合わせて交差させた第1仕切板11の第1突起115が第1係止孔25b,25dに挿入され、噛み合わせて交差させた第2仕切板12の第2突起125が第2係止孔25a,25cに挿入されて形成される陳列用箱10においては、第1仕切板11及び第2仕切板12のねじれを更に抑制することができる。このような陳列用箱10に例えばスタンディングパウチ4を複数収容したトレー梱包体100を複数段積み上げた場合、多角形状の中空断面の中空支柱3によりトレー梱包体100が更にたわみ難く、複数段積み上げた状態で更に安定し易くなっている。
また、本実施形態の仕切板1においては、図1に示すように、第1仕切板11の第1折り曲げ線112が1本であり、第2仕切板12の第2折り曲げ線122も1本であるので、噛み合わせて交差させた第1仕切板11及び第2仕切板12を、トレー2の収容凹部21上に立設させて用いると、中空支柱3が、四角形状の中空断面で形成されるようになる。その為、仕切板1をトレー2に用いて形成される陳列用箱10に例えばスタンディングパウチ4を複数収容したトレー梱包体100を複数段積み上げた場合、四角形状の中空断面の中空支柱3によりトレー梱包体100が更にたわみ難く、複数段積み上げた状態で更に安定し易くなっている。また、本実施形態の仕切板1においては、図1に示すように、第1仕切板11の一対の下半切込み111,111が、第1幅中心線CL1から等間隔を空けて配置され、第2仕切板12の一対の上半切込み121,121が、第2幅中心線CL2から等間隔を空けて配置されており、第1仕切板11の1本の第1折り曲げ線112が第1幅中心線CL1上に配され、第2仕切板12の第2折り曲げ線122が第2幅中心線CL2上に配されている。その為、廃棄時に、噛み合わせた第1仕切板11の一対の下半切込み111,111と第2仕切板12の一対の上半切込み121,121とを解除することなく、折り曲げられている状態からまっすぐな状態にでき、さらに第1仕切板11及び第2仕切板12を重ね合わせた状態にすることができるため、廃棄作業が非常に楽になる。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されず適宜変更可能である。
例えば、上述した仕切板1は、第1仕切板11及び第2仕切板12の第1折り曲げ線112及び第2折り曲げ線122がそれぞれ1本であるが、複数本であってもよい。好適に例えば、図10(a)に示す第1仕切板11においては、2本の第1折り曲げ線112a,112bが、一対の下半切込み111,111の間で、且つ第1幅中心線CL1から等間隔離れた位置に配されている。また、図10(b)に示す第2仕切板12においては、2本の第2折り曲げ線122a,122bが、一対の上半切込み121,121の間で、且つ第2幅中心線CL2から等間隔離れた位置に配されている。このような2本の第1折り曲げ線112a,112bで折り曲げた第1仕切板11の一対の下半切込み111,111と、2本の第2折り曲げ線122a,122bで折り曲げた第2仕切板12の一対の上半切込み121,121とを噛み合わせ、第1仕切板11及び第2仕切板12をトレー2の収容凹部21上に立設させて用いることにより、図11に示すように、第1仕切板11及び第2仕切板12で囲まれた中空支柱3が、六角形状の中空断面で形成されるようになる。このような仕切板1をトレー2に用いて形成される陳列用箱10に例えばスタンディングパウチ4を複数収容したトレー梱包体100を複数段積み上げた場合、六角形状の中空断面の中空支柱3によりトレー梱包体100が更にたわみ難く、複数段積み上げた状態で更に安定し易くなっている。
なお、トレー梱包体を複数段積み上げた際の荷重及び、製品の陳列性を考慮すると、長さが短い側壁部22bの長さに対して、中空支柱3の側壁部22bに沿った方向の最大長さが20〜40%が好ましく、20〜30%がより好ましい。
また、上述した第1仕切板11及び第2仕切板12を有する仕切板1を備える陳列用箱10においては、トレー2の収容凹部21を4つの収容部21a,21b,21c,21dに区画しているが、例えば、トレー2の一対の側壁部22a,22a間に亘って延びる別の仕切板を、第1仕切板11の第1幅中心線CL1上の第1折り曲げ線112及び第2仕切板12の第2幅中心線CL2上の第2折り曲げ線122を通過するように配置して、収容凹部21を6つの収容部に区画してもよい。このような別の仕切板を配置する場合、第1仕切板11においては、上側の長辺11aから下方に第1幅中心線CL1上に沿って切込みを形成し、第2仕切板12においては、上側の長辺12aから下方に第2幅中心線CL2上に沿って切込みを形成する。そして、別の仕切板に関しては、例えば、トレー2の一対の側壁部22a,22a間に亘って延びる長さと、第1仕切板11の短辺11b及び第2仕切板12の短辺12bと同じ幅を有し、第1仕切板11に形成する前記切込み及び第2仕切板12に形成する前記切込みに対応して、下側の長辺から上方に切れ込みを有する仕切板を用いればよい。
また、上述した仕切板1においては、図1に示すように、第1仕切板11の一対の下半切込み111,111が、第1幅中心線CL1から等間隔を空けて配置され、第2仕切板12の一対の上半切込み121,121が、第2幅中心線CL2から等間隔を空けて配置されているが、第1仕切板11の一対の下半切込み111,111が、第1幅中心線CL1から等間隔を空けて配置されておらず、第2仕切板12の一対の上半切込み121,121が、第2幅中心線CL2から等間隔を空けて配置されていなくてもよい。また、また、上述した仕切板1においては、第1仕切板11における第1幅中心線CL1と一方の下半切込み111との間隔が、第2仕切板12における第2幅中心線CL2と一方の上半切込み121との間隔と同じ幅に形成されているが、同じ幅でなくてもよい。
また、上述した仕切板1においては、図1に示すように、第1仕切板11及び第2仕切板12が、長手方向の両端縁に第1突起115及び第2突起125を有しているが、有していなくてもよい。
また、上述した仕切板1を備える陳列用箱10においては、トレー2の収容凹部21の各収容部21a,21b,21c,21dに、スタンディングパウチ4を収容しているが、スタンディングパウチ4である必要はなく、その他の各種の製品、例えば、ボトル容器等であってもよい。
1 仕切板
11 第1仕切板
111 下半切込み
112 第1折り曲げ線
115 第1突起
12 第2仕切板
121 上半切込み
122 第2折り曲げ線
125 第2突起
2 トレー
20 板材
21 収容凹部
22a,22b 側壁部
23a,23b,23c,23d 角部
25b,25d 第1係止孔
25a,25c 第2係止孔
3 中空支柱
4 スタンディングパウチ
10 陳列用箱
100 トレー梱包体

Claims (7)

  1. トレーの収容凹部に装着して該収容凹部を区画する仕切板であって、
    帯形状の板状材で形成された第1仕切板及び第2仕切板を有し、
    前記第1仕切板は、互いに向かい合う一対の長辺の内の下側の該長辺から上側の該長辺に向かって上方に該第1仕切板の前記一対の長辺間の距離の半分の位置にまで至る一対の下半切込みと、該一対の下半切込みの間に位置して該第1仕切板の該一対の長辺間に亘る少なくとも1本の第1折り曲げ線とを有し、
    前記第2仕切板は、互いに向かい合う一対の長辺の内の上側の該長辺から下側の該長辺に向かって下方に該第2仕切板の前記一対の長辺間の距離の半分の位置にまで至る一対の上半切込みと、該一対の上半切込みの間に位置して該第2仕切板の該一対の長辺間に亘る少なくとも1本の第2折り曲げ線とを有し、
    前記第1折り曲げ線で折り曲げた前記第1仕切板の前記一対の下半切込みと前記第2折り曲げ線で折り曲げた前記第2仕切板の前記一対の上半切込みとを噛み合わせて交差させ、交差させた該第1仕切板を、前記トレーの前記収容凹部を構成する互いに向かい合う一対の前記側壁部の内の一の前記側壁部の両端に位置する一対の角部間に亘って配置し、交差させた該第2仕切板を、一対の前記側壁部の内の他の前記側壁部の両端に位置する一対の角部間に亘って配置して、前記収容凹部上に立設させて、該トレーの側壁部の上縁よりも各前記仕切板の上縁を突出させることにより、該第1仕切板及び該第2仕切板で囲まれた中空支柱が、多角形状の中空断面で形成される仕切板。
  2. 前記一対の下半切込みは、前記第1仕切板を二等分する幅方向に延びる第1幅中心線から等間隔を空けて配置され、
    前記一対の上半切込みは、前記第2仕切板を二等分する幅方向に延びる第2幅中心線から等間隔を空けて配置され、
    前記第1仕切板における前記第1幅中心線と一方の前記下半切込みとの間隔と前記第2仕切板における前記第2幅中心線と一方の前記上半切込みとの間隔とは、同じ幅であり、
    前記中空支柱が、前記収容凹部の中央部分に形成される請求項1に記載の仕切板。
  3. 前記第1仕切板は、長手方向の両端縁それぞれの下方部分に外方に突出する第1突起を有し、
    前記第2仕切板は、長手方向の両端縁それぞれの下方部分に外方に突出する第2突起を有し、
    前記第1突起は、前記トレーの前記収容凹部の、一の前記側壁部の両端に位置する一対の角部それぞれに形成される第1係止孔に挿入され、前記第2突起は、他の前記側壁部の両端に位置する一対の角部それぞれに形成される第2係止孔に挿入される請求項1又は2に記載の仕切板。
  4. 前記第1折り曲げ線は、1本であり、前記第1仕切板の前記長辺を二等分する第1幅中心線上に配置され、
    前記第2折り曲げ線は、1本であり、前記第2仕切板の前記長辺を二等分する幅方向に延びる第2幅中心線上に配置されており、
    前記中空支柱が、四角形状の中空断面で形成される請求項1〜3の何れか1項に記載の仕切板。
  5. トレーと、該トレーの収容凹部に装着して該収容凹部を区画する仕切板とを備えた陳列用箱であって、
    前記仕切板は、帯形状の板状材で形成された第1仕切板及び第2仕切板を有し、
    前記第1仕切板は、互いに向かい合う一対の長辺の内の下側の該長辺から上側の該長辺に向かって上方に該第1仕切板の前記一対の長辺間の距離の半分の位置にまで至る一対の下半切込みと、該一対の下半切込みの間に位置して該第1仕切板の該一対の長辺間に亘る少なくとも1本の第1折り曲げ線とを有し、
    前記第2仕切板は、互いに向かい合う一対の長辺の内の上側の該長辺から下側の該長辺に向かって下方に該第2仕切板の前記一対の長辺間の距離の半分の位置にまで至る一対の上半切込みと、該一対の上半切込みの間に位置して該第2仕切板の該一対の長辺間に亘る少なくとも1本の第2折り曲げ線とを有し、
    前記第1折り曲げ線で折り曲げた前記第1仕切板の前記一対の下半切込みと前記第2折り曲げ線で折り曲げた前記第2仕切板の前記一対の上半切込みとを噛み合わせて交差させ、交差させた該第1仕切板を、前記トレーの前記収容凹部を構成する互いに向かい合う一対の前記側壁部の内の一の前記側壁部の両端に位置する一対の角部間に亘って配置し、交差させた該第2仕切板を、一対の前記側壁部の内の他の前記側壁部の両端に位置する一対の角部間に亘って配置して、前記収容凹部上に立設させて、該トレーの側壁部の上縁よりも各前記仕切板の上縁を突出させることにより、該第1仕切板及び該第2仕切板で囲まれた中空支柱が、多角形状の中空断面で形成される陳列用箱。
  6. 請求項1〜4の何れか1項に記載の仕切板が取り付けられて区画されたトレーの収容凹部に各々製品を収容した複数のトレー梱包体を縦横に整列配置すると共に、下段の仕切板によって上段のトレー梱包体からの荷重を支持させつつ、前記トレー梱包体を複数段に積み重ねて構成される製品の陳列構造。
  7. 請求項1〜4の何れか1項に記載の仕切板が取り付けられて区画されたトレーの収容凹部に各々製品を収容した複数のトレー梱包体を、パレット上に縦横に整列配置すると共に、下段の仕切板によって上段のトレー梱包体からの荷重を支持させつつ、前記トレー梱包体をパレット上に複数段に積み重ねて載置し、最上段の仕切板によって上段のパレットからの荷重を支持させつつ、前記トレー梱包体を載置した前記パレットを複数段に積み重ねて構成される製品の陳列構造。
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