JP2016114956A - 画像投射装置 - Google Patents

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Toshiharu Murai
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Abstract

【課題】水平方向の投射角度の調整が容易な画像投射装置を提供すること。【解決手段】本画像投射装置は、画像信号に基づいた投射光を被投射面に投射する画像投射装置であって、前記投射光の前記被投射面に対する水平方向の投射角度を変更するための可動部と、回転可能な回転部と、を有し、前記回転部が回転することにより前記可動部に加わる摩擦力が変わることで、前記可動部が動いているときの前記可動部の動きやすさが変わる。【選択図】図2

Description

本発明は、画像を被投射面に拡大投射する画像投射装置に関する。
近年、大画面のディスプレイ装置が急速に普及してきており、それらを用いた会議やプレゼンテーション、研修などが一般的になっている。ディスプレイとしては液晶やプラズマなど様々な種類があり、場所の広さや参加人数の規模によって適当に選択されているが、中でもプロジェクタ(以降、画像投射装置とする)は比較的安価で可搬性にも優れているため(すなわち、小型軽量で持ち運びやすいため)、最も広く普及している大画面ディスプレイと言える。
そのような背景の中で、最近ではコミュニケーションの必要な場面や状況が益々増えており、例えばオフィスにおいても、小さな会議室やパーテイション等で仕切られた打合せスペースが数多く設けられ、画像投射装置を使った会議や打合せなどが頻繁に行われるようになった。それに伴って専用のスクリーンがなくても、壁やホワイトボードなどに投射するシーンなども多く見られるようになりつつある。
このように画像投射装置が広く普及してくると、従来の一般の画像投射装置では被表示媒体であるスクリーンや壁等の被投射面との間に数メートルの投射距離が必要となり、使い勝手の悪い場面も多くなってくる。そこで、このような不便さを解消するために、非常に短い投射距離で大画面の表示が得られる、いわゆる超短焦点型の画像投射装置が市場に投入されるようになった。
しかしながら、このような超短焦点型の画像投射装置においては、投射光の光軸と被投射面との垂直性に僅かな誤差があると大きな台形歪みが発生したり、投射位置が所望の位置から外れたりする問題がある。そこで、このような問題を解決するために、例えば、画像投射装置から複数本の突起物を出してそれを被投射面に突き当てることにより、画像が歪まないように画像投射装置を簡単に設置できるようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、例えば、天井との境界から床との境界まで一様に平坦な壁等では問題ないが、例えば、図1に示すような場合には問題となる。図1は、従来の画像投射装置の問題点を説明するための図であり、図1(a)は背面図、図1(b)は側面図である。図1において、100はホワイトボード、101は特許文献1に開示された画像投射装置、102は設置台を示している。図1に示すような形態のホワイトボード100と画像投射装置101の位置関係でホワイトボード100上に画像を表示しようとする場合には、画像投射装置101から出る突起物101xがホワイトボード100の下側の隙間を突き抜けるような位置関係になるため被投射面に突き当てることができず、機能を果たすことができないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、水平方向の投射角度の調整が容易な画像投射装置を提供することを課題とする。
本画像投射装置は、画像信号に基づいた投射光を被投射面に投射する画像投射装置であって、前記投射光の前記被投射面に対する水平方向の投射角度を変更するための可動部と、回転可能な回転部と、を有し、前記回転部が回転することにより前記可動部に加わる摩擦力が変わることで、前記可動部が動いているときの前記可動部の動きやすさが変わることを要件とする。
開示の技術によれば、水平方向の投射角度の調整が容易な画像投射装置を提供できる。
従来の画像投射装置の問題点を説明するための図である。 第1の実施の形態に係る画像投射装置を例示する図である。 第1の実施の形態に係る画像投射装置のキャスターとブレーキ機構の一例を概略的に示す図である。 第2の実施の形態に係る画像投射装置を例示する図である。 第2の実施の形態に係る画像投射装置のブロック図の例である。 第3の実施の形態に係る画像投射装置のブロック図の例である。 スクリーンに表示される投射角度情報の一例を示す図である。 第4の実施の形態に係る画像投射装置のキャスターとブレーキ機構の一例を概略的に示す背面図である。 第4の実施の形態に係る画像投射装置のブロック図の例である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
〈第1の実施の形態〉
図2は、第1の実施の形態に係る画像投射装置を例示する図であり、図2(a)は背面図、図2(b)は側面図、図2(c)は底面図である。なお、図2において、便宜上、スクリーン90の長軸方向をX、法線方向をY、短軸方向をZとしている(以降の図も同様)。又、便宜上、画像投射装置10において、スクリーン90と対向する面を正面、正面の反対面でありスクリーン90への投射方向から見える面を背面、画像投射装置10を載置する面と対向する面を底面、正面、背面及び底面を繋ぐ面を側面と称する(以降の図も同様)。
図2(a)〜図2(c)を参照するに、画像投射装置10は、主要な構成要素として、本体11と、投射ミラー12を含む投射部と、制動用ツマミ13と、本体支持部14と、キャスター15とを有する。画像投射装置10は、例えば、パーソナルコンピュータ等の情報機器(図示せず)と接続して、入力される画像信号を投射光に変換し、スクリーン90や壁等の被投射面に拡大投射して表示する機能を有する。投射ミラー12は投射部の一部で、画像を至近距離にあるスクリーン90や壁等の被投射面に拡大表示するためのものとして特に示している。
本体11は、本体支持部14とキャスター15で支えられている。キャスター15は本体11の内部に取り付けられ、開口部11xを通してその一部が本体11の底面から外側に突出している。キャスター15は、矢印Aで示す方向に回転可能に構成され、更に、矢印Bで示す方向にも回転可能に構成されている。これにより、画像投射装置10を矢印Cで示す方向に容易に回動させることが可能となり、画像投射装置10の水平方向の投射角度を調整できる。なお、キャスター15は、本発明に係る可動部の代表的な一例である。
但し、画像投射装置10が設置されるテーブル等の搭載面の表面状態等によっては、キャスター15の動きが軽すぎて、かえって水平方向の投射角度の調整がし難い場合がある。そのような場合には、逆にキャスター15を動き難くした方が容易に水平方向の投射角度を調整できる。そのために、本実施の形態では、制動用ツマミ13を操作してキャスター15に適度な制動をかけるブレーキ機構が本体11の内部に備えられている。すなわち、ユーザーは制動用ツマミ13を操作してキャスター15に適度な制動をかけ、自身にあった力加減で水平方向の投射角度を調整することが可能となり、設置の煩わしさが軽減され簡単に画像投射装置10を良好な状態に設置できる。
図3は、第1の実施の形態に係る画像投射装置のキャスターとブレーキ機構の一例を概略的に示す図であり、図3(a)はキャスターの平面図、図3(b)はキャスターの側面図、図3(c)はキャスターとブレーキ機構の背面図である。図3(a)〜図3(c)を参照するに、キャスター15において、支持体15aを貫通するシャフト15bが設けられ、2つの車輪15cがそれぞれのホイール15dに取り付けられ、ホイール15d同士がシャフト15bで連結されている。これにより、図2の矢印Aで示された方向に車輪15cを回転することができる。
支柱15eの一端は、画像投射装置10の本体11内部の所定位置(図示せず)に固定されている。支柱15eの他端は、支持体15aの略半球状の端面15fで受けられている。これにより、図2の矢印Bの方向にキャスター15の向きを変えることができる。
このように、可動部であるキャスター15は、画像投射装置10の本体11に回転可能な状態で取り付けられ、本体11が搭載される搭載面に平行な面内で回転可能であると共に、本体11が搭載される搭載面に垂直な面内でも回転可能である。可動部であるキャスター15が回転すると、スクリーン90等の被投射面と対向する本体11の正面側に対して、本体11の背面側が回動する(図2(c)の矢印Cで示す方向に回動する)。これにより、画像投射装置10の水平方向の投射角度を調整できる。
次に、ブレーキ機構20について説明する。制動用ツマミ13は、本体11の側面に取り付けられており、ユーザーが操作可能である。制動用ツマミ13は、ブレーキ機構20を介して、キャスター15の動きを制御する。
ブレーキ機構20は、ねじ部21と、ばね部22と、伝達系23と、ブレーキシュー24とを有する。制動用ツマミ13は、ねじ部21と直結し、ねじ部21と一体的に回転し、その先に連結されているばね部22を押す力を制御する。ばね部22に加わった力はその先に連結されている伝達系23を通してブレーキシュー24に伝えられ、ブレーキシュー24と車輪15cが接触する際の摩擦力を可変してキャスター15の動きやすさが制御される。なお、ブレーキシュー24は、本発明に係る接触部の代表的な一例である。
つまり、制動用ツマミ13及びねじ部21を一体的に回転させて、制動用ツマミ13を本体11に近づける方向に移動させると、ばね部22を押す力が大きくなり、ブレーキシュー24と車輪15cとの摩擦力が増加するため、キャスター15は動き難くなる。一方、制動用ツマミ13及びねじ部21を一体的に回転させて、制動用ツマミ13を本体11から遠ざける方向に移動させると、ばね部22を押す力が小さくなり、ブレーキシュー24と車輪15cとの摩擦力が低下するため、キャスター15は動き易くなる。なお、ブレーキ機構20は、本発明に係る可動部制御手段の代表的な一例である。
なお、前述のように、キャスター15は図2のB方向に回転するが、ブレーキシュー24の大きさがある程度大きければ、キャスター15が図2のB方向に回転しても、ブレーキシュー24と車輪15cとが接触するため、キャスター15の動きやすさを制御できる。又、キャスター15が図2のB方向に回転した場合に、ブレーキシュー24も車輪15cと一緒にB方向に回転する機構を設けておけば、より好ましい。
このように、第1の実施の形態によれば、画像投射装置10に可動部となるキャスター15及びブレーキ機構20を設け、制動用ツマミ13を用いてブレーキ機構20を介してキャスター15の動きやすさを制御できるようにした。そのため、ユーザーが自身の感覚に合った力加減で画像投射装置10の水平方向の投射角度を調整可能となり、画像投射装置10の使い勝手を向上することができる。
〈第2の実施の形態〉
図4は、第2の実施の形態に係る画像投射装置を例示する図であり、図4(a)は平面図、図4(b)は側面図である。図4を参照するに、画像投射装置30は、撮像手段31と、表示部32とが追加された点が画像投射装置10(図2参照)と相違する。撮像手段31は、本体11の少なくとも表示画像の処理に必要な領域が撮像可能な位置に配置されており、撮像用開口部11yを通して表示画像を撮る。
表示部32は、例えば、3つのLED(発光ダイオード)で構成されている。表示部32において、例えば、ユーザーが歪みを認識できない程度に水平方向の投射角度が調整されたときに"0"の位置のLEDが点灯し、それに近い所定範囲内に入ったときにその方向に対応して"−"或いは"+"の位置のLEDが点灯するようにできる。"−"及び"+"については、例えば、スクリーン90に向かって左側に水平方向の投射角度がずれている場合には"−"、右側に水平方向の投射角度がずれている場合には"+"と決めることもできるし、勿論その反対でもよい。
図5は、第2の実施の形態に係る画像投射装置のブロック図の例である。図5において、入力画像処理回路200は、例えばパーソナルコンピュータ等の画像ソースから入力される入力画像データを画像投射装置30の特性に合わせて適当に処理し、表示画像データとして出力する。具体的な処理としては、例えば画像投射装置30で投影可能な画素数と入力画像データの画素数が異なる場合にそれを一致させる解像度変換処理や、画像投射装置30の色表現特性に合わせてデータを変換するγ特性処理等が考えられるが、これらに限定されるものではない。
通常の使用状態では表示画像データは次段の画像切替回路201をそのまま通過して、投射画像データとして画像投影系202に伝送される。画像投影系203は、図示しない画像表示パネルや、投射レンズや投射ミラー12等の投射部等を含み、投射画像データを投射光に変換してスクリーン90に投射する。
画像投射装置30の水平方向の投射角度を調整したい場合には、例えばリモコン等の操作手段を用いてCPU203に対して調整開始指示信号を送る。CPU203は調整開始指示信号を受けると、画像切替回路201に対して画像切替指示信号を出力する。テスト画像生成回路204は、水平方向の投射角度を調整するためのテスト画像データを生成し、画像切替回路201に対して出力する。画像切替回路201はCPU203からの画像切替指示信号を受け取ると投射画像データをテスト画像データに切り替える。なお、テスト画像生成回路204は、本発明に係るテスト画像生成手段の代表的な一例である。
撮像手段31は、例えばCCDカメラやCMOSカメラ等を用いることができ、テスト画像データの表示画像を受光して撮像画像データとして出力する。撮像画像処理回路205は、入力される撮像画像データから表示画像の外形を把握し、その結果に基づいて水平方向の投射角度データを出力する。撮像画像処理回路205は、例えば、把握した表示画像の外形の歪みを算出し、算出した歪を水平方向の投射角度データに換算することができる。この際、歪を水平方向の投射角度データに換算するテーブルや変換関数等を用いることができる。なお、撮像画像処理回路205は、本発明に係る撮像画像処理手段の代表的な一例である。又、本実施の形態では、撮像手段31と撮像画像処理回路205で投射角度検知手段を実現しているが、これに限定されるものではなく、他の方法を用いても良い。
CPU203は水平方向の投射角度データが入力されると、その値に基づいてLED駆動回路206に対してLED駆動信号を出力し、LED駆動回路206はそれを受けて表示部32のLEDを駆動するLED駆動電流を出力する。その結果、表示部32の何れかのLEDが点灯し、ユーザーは水平方向の投射角度がずれている方向を容易に知ることができる。なお、表示部32は、本発明に係る投射角度情報表示手段の代表的な一例である。
このように、第2の実施の形態によれば、スクリーン90に対する画像投射装置30の水平方向の投射角度を検知して表示部32に表示するので、ユーザーが表示部32に表示された情報を見ながら画像投射装置30の水平方向の投射角度を調整することが可能となり、画像投射装置30の使い勝手をより一層向上することができる。
〈第3の実施の形態〉
図6は、第3の実施の形態に係る画像投射装置のブロック図の例である。図6を参照するに、第3の実施の形態に係る画像投射装置(以降、画像投射装置40とする)は、画像投射装置30のようなLED駆動回路206及び表示部32を有していない。その代わり、画像投射装置40は、OSD生成回路210と、画像合成回路211とを有する。
画像投射装置40は、明るさやコントラスト等の情報を表示し、明るさやコントラスト等を調整するための操作について案内する所謂OSDメニューをスクリーン90上に表示する機能を有する。画像投射装置40の水平方向の投射角度情報もOSDメニューに含まれており、スクリーン90上に表示される。
画像投射装置40において、CPU203は撮像画像処理回路205から水平方向の投射角度データを受信すると、OSD生成回路210に対して表示指示信号を出力し、現在の投射角度情報をスクリーン90上に表示するよう指示する。水平方向の投射角度データは、CPU203に入力されると同時にOSD生成回路210にも入力され、OSD生成回路210はリアルタイムに投射角度情報のOSDデータを生成し、画像合成回路211に対して出力する。画像合成回路211は、選択画像データとOSDデータを合成して投射画像データとして画像投影系202に出力する。画像投影系203は、投射画像データを投射光に変換してスクリーン90に投射する。
図7は、スクリーンに表示される投射角度情報の一例を示す図である。図7に示すような投射角度情報が投射画像と合成されてスクリーン90上にOSDメニューの一部として表示される。
このように、第3の実施の形態によれば、スクリーン90に対する画像投射装置40の水平方向の投射角度を検知して投射角度情報をOSDメニューの一部としてスクリーン90上に表示するので、ユーザーがスクリーン90上に表示された投射角度情報を見ながら画像投射装置40の水平方向の投射角度を調整することが可能となり、画像投射装置40の使い勝手をより一層向上することができる。
〈第4の実施の形態〉
図8は、第4の実施の形態に係る画像投射装置のキャスターとブレーキ機構の一例を概略的に示す背面図である。図8を参照するに、第4の実施の形態に係る画像投射装置(以降、画像投射装置50とする)は、画像投射装置10等のような制動用ツマミ13を有していない。その代わり、画像投射装置50は、第1の歯車25と、第2の歯車26と、回転軸27と、モータ28とを有する。つまり、画像投射装置50では、制動用ツマミ13に代えて、第1の歯車25、第2の歯車26、回転軸27、モータ28を含む駆動系でブレーキ制御する構成とされている。
すなわち、図3で説明したねじ部21が第1の歯車25に同心的に取り付けられており、第1の歯車25によって調整用ツマミ13と同様に駆動される。第1の歯車25は、モータ28の回転軸27に取り付けられた第2の歯車26と噛合しており、第2の歯車26を介してモータ28からの駆動力が伝えられ、回転することができる。モータ28としては、DCモータやパルスモータ等を用いることができる。
図9は、第4の実施の形態に係る画像投射装置のブロック図の例である。図9を参照するに、画像投射装置50は、画像投射装置30のようなLED駆動回路206及び表示部32を有していない。その代わり、画像投射装置50は、モータ駆動回路220を有する。図9において、CPU203が撮像画像処理回路205から水平方向の投射角度データを受信すると、その値に基づいてモータ駆動信号を生成し、モータ駆動回路220に対して出力する。モータ駆動回路220はCPU203から入力されたモータ駆動信号に基づいて、モータ28に対してモータ駆動電流を出力する。
例えば、モータ28がDCモータであれば、適切な制動力が車輪にかかるようにモータ駆動電流の出力時間が制御され、モータ28がパルスモータであれば、モータ28に出力されるパルス数が制御される。水平方向の投射角度のずれが大きい範囲では制動力を小さくして水平方向の投射角度を大きく動かせるようにし、水平方向の投射角度のずれ量が小さくなるに従って制動力を大きくして細かい動きができるようにし、歪みが認識されない領域で制動力を最大にしてその状態を維持するように制御すると好適である。
このように、第4の実施の形態によれば、スクリーン90に対する画像投射装置50の水平方向の投射角度に応じた最適な制動負荷を可動部となるキャスター15に自動的にかけるので、ユーザーは容易に水平方向の投射角度を調整可能となり、画像投射装置50の使い勝手をより一層向上することができる。
以上、好ましい実施の形態について詳説したが、上述した実施の形態に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、第4の実施の形態は、第2の実施の形態や第3の実施の形態と組み合わせも構わない。
10、30 画像投射装置
11 本体
11x 開口部
11y 撮像用開口部
12 投射ミラー
13 制動用ツマミ
14 本体支持部
15 キャスター
15a 支持体
15b シャフト
15c 車輪
15d ホイール
15f 端面
20 ブレーキ機
21 ねじ部
22 ばね部
23 伝達系
24 ブレーキシュー
25 第1の歯車
26 第2の歯車
27 回転軸
28 モータ
31 撮像手段
32 表示部
90 スクリーン
200 入力画像処理回路
201 画像切替回路
202 画像投影系
203 CPU
204 テスト画像生成回路
205 撮像画像処理回路
206 LED駆動回路
210 OSD生成回路
211 画像合成回路
220 モータ駆動回路
特開2009−251204号公報
本画像投射装置は、少なくとも明るさ又はコントラストの調整をするための操作について案内するOSDメニューを含む画像をスクリーンに投射する画像投射装置において、前記画像が投射されたスクリーンを撮像して撮像画像データを取得する撮像手段と、前記撮像画像データから得られる水平方向の投射角度データに基づいてOSDデータを生成するOSD生成手段と、前記画像を投射するために選択された選択画像データと前記OSDデータとを合成し、前記スクリーンに投射する投射画像データを生成する合成手段と、を有することを要件とする。

Claims (3)

  1. 画像信号に基づいた投射光を被投射面に投射する画像投射装置であって、
    前記投射光の前記被投射面に対する水平方向の投射角度を変更するための可動部と、
    回転可能な回転部と、を有し、
    前記回転部が回転することにより前記可動部に加わる摩擦力が変わることで、前記可動部が動いているときの前記可動部の動きやすさが変わることを特徴とする画像投射装置。
  2. 前記回転部は、前記可動部に接触する接触部を介して、前記可動部に加わる摩擦力を変えることを特徴とする請求項1記載の画像投射装置。
  3. 前記回転部は、ねじ部を有し、前記ねじ部が回転して動力を伝達することにより、前記可動部に加わる摩擦力を変えることを特徴とする請求項1又は2記載の画像投射装置。
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