JP2016113877A - 建物構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】箱形の建物ユニットを用いず、建物の片持ち梁を用いて吊り支持により建物の張り出し構造部を形成する建物構造を提供する。【解決手段】屋外側に張り出した張り出し構造部を有する建物構造10において、上記張り出し構造部100は、建物10の本体側から屋外側に張り出すように設けられた片持ち梁1と、上記片持ち梁1の屋外先端側に設けられた吊り柱2と、上記片持ち梁1の屋外先端側に設けられた前面梁3と、上記1階柱102と上記吊り柱2との間で上記片持ち梁1と平行に設けられた張り出し部材4と、隣り合う上記吊り柱2間で上記前面梁3と平行に設けられた横架部材5と、を備えた吊り下げ型の張り出し構造部となっている。【選択図】図1

Description

この発明は、屋外側に張り出した張り出し構造部を有する建物構造に関する。
特許文献1には、建物の張り出し部の支持のために建物外形に影響を与えることがなく、余分な支持材を殆ど用いずに安価に構成できるユニット建物が開示されている。このユニット建物は、箱形の建物ユニットを複数個組み合わせるとともに上階に下階よりも張り出す張り出し部を設けており、屋根の構造材で上記張り出し部を吊り上げ支持するようにしている。
特開平11―324122号公報
しかしながら、特許文献1に記載の建物構造は、箱形の建物ユニットを複数個組み合わせる構造であり、このような箱形の建物ユニットを用いない建物において吊り型の張り出し部を適切に設けたものではない。
また、従来より、建物の張り出し部の支持のために片持ち梁を用いる建物構造が知られているが、上記片持ち梁を用いる建物の張り出し部は、吊り支持ではなく、受け支持する構造であった。
この発明は、上記の事情に鑑み、箱形の建物ユニットを用いず、建物の片持ち梁を用いて吊り支持により建物の張り出し構造部を形成する建物構造を提供する。
この発明の建物構造は、上記の課題を解決するために、屋外側に張り出した張り出し構造部を有する建物構造において、上記張り出し構造部は、建物の本体側から屋外側に張り出すように設けられた片持ち梁と、上記片持ち梁の屋外先端側に設けられた吊り柱と、上記片持ち梁の屋外先端側に設けられた前面梁と、上記本体側の柱の下端側と上記吊り柱の下端側との間で上記片持ち梁と平行に設けられた張り出し部材と、隣り合う上記吊り柱の下端側間で上記前面梁と平行に設けられた横架部材と、を備えた吊り下げ型の張り出し構造部であることを特徴とする。
上記の構成であれば、箱形の建物ユニットを用いず、上記建物の片持ち梁を用いて吊り支持により建物の張り出し構造部を形成することができる。
1階に上記張り出し構造部が設けられていてもよい。これによれば、1階の建物基礎に負担をかけることがなく、また、擁壁地等であっても上記張り出し構造部を構築することができる。
1階を除く同一階層で互いに交差する建物の一方の面に第1の張り出し構造部を、他方の面に第2の張り出し構造部をそれぞれ有しており、上記第1の張り出し構造部は上記吊り下げ型の張り出し構造部であり、上記第2の張り出し構造部は、上記第1の張り出し構造部を支持する梁よりも下方の梁に固定されている片持ち梁によって受け支持された受け支持型の張り出し構造部としてもよい。ここで、仮に、同一階層で互いに交差する建物の両面に、受け支持型の張り出し構造部を設けた場合、それぞれの受け支持型の張り出し構造部における控え梁を例えば立体交差状に設けることになり、梁配置構造が複雑化する。これに対し、一方の面の第1の張り出し構造部を上記吊り下げ型の張り出し構造部とし、他方の面の第2の張り出し構造部を上記受け支持型の張り出し構造部とすることで、梁配置構造の複雑化を回避することができる。
2階以上の階に上記吊り下げ型の張り出し構造部が設けられており、この吊り下げ型の張り出し構造部に隣接する建物の本体内の領域に吹き抜け空間が形成されていてもよい。
また、この発明の建物構造は、屋外側に張り出した張り出し構造部を有する建物構造において、上記張り出し構造部は、建物の本体側から屋外側に張り出すように設けられた片持ち梁と、上記片持ち梁の屋外先端側に設けられた吊り柱と、上記片持ち梁の屋外先端側に設けられた前面梁と、上記本体側の柱の下端側と上記吊り柱の下端側との間で上記片持ち梁と平行に設けられた下階側の片持ち梁と、隣り合う上記吊り柱の下端側間で上記前面梁と平行に設けられた下階側の前面梁と、を備えて成る吊り下げ型の張り出し構造部であることを特徴とする。
上記の構成であれば、上記吊り下げ型の張り出し構造部の荷重の一部を、上記下階側の片持ち梁等に負担させる構造とすることが可能になる。
本発明であれば、箱形の建物ユニットを用いず、建物の片持ち梁を用いて吊り支持により建物の張り出し構造部を形成することができるという効果を奏する。
この発明の実施形態の建物構造の概略構成を示した説明図である。 図1の建物構造の一部を示した概略の斜視説明図である。 この発明の他の実施形態の建物構造の概略構成を示した斜視説明図である。 この発明の他の実施形態の建物構造の概略構成を示した斜視説明図である。 この発明の他の実施形態の建物構造の概略構成を示した説明図である。 この発明の他の実施形態の建物構造の概略構成を示した斜視説明図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この実施形態にかかる建物10の建物基礎101上には、1階柱102が固定されており、この1階柱102の上端は梁103、106に接続されている。上記梁106は上記梁103に交差して配置されている。また、上記梁103、106上には2階柱104が固定されており、この2階柱104の上端は軒桁105に接続されている。上記1階柱102、上記梁103、上記2階柱104および軒桁105は、建物10の構造躯体である。
上記建物10は、1階側において、建物本体側となる上記1階柱102および階間の梁106から屋外側に張り出した張り出し構造部100を備えている。この1階部屋となる張り出し構造部100の下方には上記建物基礎101は設けられておらず、当該下方が擁壁地等であっても上記張り出し構造部100を構築することができる。
上記張り出し構造部100は、図2にも示すように、建物10の本体側(1階柱102等)から屋外側に張り出すように設けられた片持ち梁1と、上記片持ち梁1の屋外先端側に設けられた吊り柱2と、上記片持ち梁1の屋外先端側に設けられた前面梁3と、上記1階柱102の下端側と上記吊り柱2の下端側との間で上記片持ち梁1と平行に設けられた張り出し部材4と、隣り合う上記吊り柱2の下端側間で上記前面梁3と平行に設けられた横架部材5と、を備えた吊り下げ型の張り出し構造部である。
ここで、上記建物10の設計の基本寸法であるモジュール幅をPとして、上記1階柱102等の中心からの上記張り出し構造部100の張り出しの長さは例えば2P以内とされる。上記モジュール幅Pを尺モジュールとする場合は、P=910mmとなるので、上記2Pは1820mmとなる。張り出しの長さを2Pとした場合の外壁パネル6の位置は、張り出しを行わない標準箇所での外壁パネル6の位置に対して1820mm張り出した位置となる。なお、張り出しの長さの下限を例えば50mmとしている。
また、上記張り出し構造部100において、隣り合う上記吊り柱2間の寸法は、モジュール幅をPとして、例えば、2P以下としている。
上記1階柱102より屋外側に張り出すように設けられた上記片持ち梁1は、例えば、H形鋼からなり、その端部側に設けられた接合部材が、上記梁106に溶接固定された取付プレートにボルト固定されることで、上記梁106によって支持される。上記梁106の本体側に位置する上記梁103は、控え梁となる。
上記片持ち梁1の屋外先端側に設けられた上記吊り柱2は、例えば、閉鎖断面を有する角鋼管からなる。この角鋼管の上下端部には、例えば、接合部材が溶接固定されており、当該接合部材が上記片持ち梁1の屋外先端側のフランジ部にボルト固定される。ここで、上記吊り柱2は、その軸方向に加わる下方への荷重(床荷重等)による引っ張り力を受けても耐えるものである。
上記片持ち梁1の屋外先端側に設けられた上記前面梁3は、例えば、H形鋼からなり、その端部に設けられた接合部材が、上記片持ち梁1に溶接固定された取付プレートにボルト固定されることで、上記片持ち梁1に支持される。
上記1階柱102と上記吊り柱2との間で上記片持ち梁1と平行に設けられた上記張り出し部材4は、例えば、H形鋼からなり、その端部に設けられた接合部材が、上記1階柱102の柱脚部に溶接固定された取付プレート、および上記吊り柱2の柱脚部に溶接固定された取付プレートにボルト固定されることで、上記1階柱102および上記吊り柱2に支持される。上記張り出し部材4は、上記片持ち梁1よりも断面積が小さく、低い剛性(曲げ剛性)となっている。ただし、上記張り出し部材4は、当該張り出し部材4に加わる床荷重を受けとめる剛性(曲げ剛性)を有する。
上記吊り柱2間で上記前面梁3と平行に設けられた横架部材5は、例えば、閉鎖断面を有する角鋼管からなる。この角鋼管の端部には、例えば、接合部材が溶接固定されており、当該接合部材が上記吊り柱2の柱脚部にボルト固定される。上記横架部材5は、上記前面梁3よりも断面積が小さく、低い剛性(曲げ剛性)となっている。ただし、上記横架部材5は、当該横架部材5に加わる風圧力を受けとめる剛性(曲げ剛性)を有する。
上記1階柱102と上記張り出し部材4との接合、上記張り出し部材4と上記吊り柱2との接合、および上記吊り柱2と上記片持ち梁1との接合は、それぞれピン接合となり、上記片持ち梁1は建物10の本体側に固定接合されたものとなり、上記張り出し部材4および上記横架部材5にかかる荷重は、上記吊り柱2によって上記片持ち梁1の先端側に伝達され、当該片持ち梁1が上記荷重を負担する。
隣り合う上記張り出し部材4と上記横架部材5とによる方形枠状箇所には、クロス状に水平ブレースが設けられている。同様に、隣り合う上記片持ち梁1と上記前面梁3とによる方形枠状箇所には、クロス状に水平ブレースが設けられている。
外壁パネル6の裏面側には、固定部(ボルト部、突起部等)が設けられており、上記固定部が上記1階柱102、上記吊り柱2、上記前面梁3等にナット締結或いは係合装着等される。また、上記張り出し部材4上には床組みが設けられる。
上記の構成であれば、箱形の建物ユニットを用いず、建物10の本体側に設けた片持ち梁1を用いて吊り支持により上記張り出し構造部100を形成することができる。
また、上記のように、1階に上記張り出し構造部100が設けられていると、上記建物基礎101に負担をかけることなく、また、上述したように、擁壁地等であっても上記張り出し構造部100を構築することができる。
また、上記横架部材5が閉鎖断面を有する鋼管からなっていると、当該横架部材5において弱軸と強軸といった剛性の方向性が小さくなり、ねじれ剛性が高められて風圧力に対する耐力が向上する。なお、上記横架部材5がH形鋼からなり、その胴差のウェブの長手方向に閉鎖断面を有する角形の補強鋼管が固定された構造を有していてもよい。上記固定は、例えば、上記補強鋼管の一つの面を上記ウェブに接触させて、当該一面と直交する二つの面と上記ウェブの近接箇所(補強鋼管の角にR部が有れば、このR部)を連続或いは一定間隔の点で溶接することにより行われる。また、上記補強鋼管の端面は、例えば、上記吊り柱2に溶接固定され、当該吊り柱2に一体化される。
なお、図1に示した建物10では、上記張り出し構造部100の上側をバルコニーとしたが、上記張り出し構造部100と同様に、軒桁105に固定された片持ち梁によって吊り下げ支持する張り出し構造部を設けてもよい。
次に、他の実施形態について説明していく。図3に示すように、この実施形態の建物10は、1階を除く同一階層、例えば2階において互いに交差する建物の一方の面に、第1の張り出し構造部100Aを、他方の面に、第2の張り出し構造部100Bをそれぞれ有している。
上記第1の張り出し構造部100Aは、上記吊り下げ型の張り出し構造部100に相当するものであり、上記軒桁105に固定された片持ち梁1によって支持されて張り出している。また、上記第1の張り出し構造部100Aを構成する張り出し部材4は、例えば上記2階柱104に固定される。
一方、上記第2の張り出し構造部100Bは、上記第1の張り出し構造部100Aの下層側で建物10の本体側(2階柱104等)から屋外側に張り出すように設けられた片持ち梁201によって受け支持される受け支持型の張り出し構造部である。この受け支持型となる上記第2の張り出し構造部100Bにおいて、上記片持ち梁201は、梁103に支持されて張り出している。また、上記片持ち梁201上には、吊り柱ではなく、通常の柱が立設される。この通常の柱は、軸方向に圧縮力を受けても耐えるものである。また、上記第2の張り出し構造部100Bにおいて、上記軒桁105で支持される部材が張り出す。
ここで、仮に、同一階層で互いに交差する建物の両面に、受け支持型の張り出し構造部を設けた場合、それぞれの受け支持型の張り出し構造部における控え梁を例えば立体交差状に設けることになり、梁配置構造が複雑化する。これに対し、一方の面の第1の張り出し構造部100Aを上記吊り下げ型の張り出し構造部100とし、他方の面の第2の張り出し構造部100Bを上記受け支持型の張り出し構造部とすることで、梁配置構造の複雑化を回避することができる。
なお、上記第1の張り出し構造部100Aと上記第2の張り出し構造部100Bの間の角部にも張り出し構造部を設けるようにしてもよい。
次に、他の実施形態について説明していく。この実施形態の建物10には、図4に示すように、2階に上記吊り下げ型の張り出し構造部100が設けられている。そして、上記2階の吊り下げ型の張り出し構造部100に隣接する建物10の本体内の領域に1階側から通じる吹き抜け空間50が形成されている。上記2階に設けられた吊り下げ型の張り出し構造部100では、片持ち梁1は軒桁105から張り出すので、階間に位置する梁106に控え梁を設ける必要はない。したがって、上記2階の吊り下げ型の張り出し構造部100に隣接する領域に形成された吹き抜け空間50内に控え梁が露呈して見栄えを悪くするということがない。
次に、他の実施形態について説明していく。この実施形態の建物10は、図5に示すように、2階の床下収納空間60として上記吊り下げ型の張り出し構造部100を備えている。そして、上記張り出し構造部100の下方を、駐車スペースとして利用できるようにしている。上記張り出し構造部100においては、上記張り出し部材4は、1階柱102の下端よりも上側となる位置に固定される。また、上記吊り柱2の長さは、上記1階柱102の長さよりも短くされる。
上記床下収納空間60への収納物の出し入れは、上記2階の床に設けた床下収納扉を用いて行ってもよい。また、1階の部屋の壁面に設けた扉によって、上記床下収納空間60へ収納物の出し入れを行うようにしてもよい。なお、図5では、上記床下収納空間60の上側も屋外側に張り出す張り出し構造部となっているが、この張り出し構造部は、階間の梁106に固定された片持ち梁1で受け支持する張り出し構造部としてもよいし、軒桁105に固定された片持ち梁1で吊り下げ支持する張り出し構造部としてもよい。
次に、他の実施形態について説明していく。図6に示すように、この実施形態の建物10において、屋外側に張り出す張り出し構造部100Cは、建物10の本体側(軒桁105等)から屋外側に張り出すように設けられた片持ち梁1と、上記片持ち梁1の屋外先端側に設けられた吊り柱2と、上記片持ち梁1の屋外先端側に設けられた前面梁3と、上記2階柱104の下端側と上記吊り柱2の下端側との間で上記片持ち梁1と平行に設けられた下階側の片持ち梁1と、隣り合う上記吊り柱2の下端側間で上記前面梁3と平行に設けられた下階側の前面梁3と、を備える。
すなわち、上記張り出し構造部100Cは、上記張り出し構造部100の構成に上記受け支持型の張り出し構造部を融合させたものに相当する。すなわち、上記張り出し構造部100Cは、上記軒桁105に固定された片持ち梁1と下階側の梁106に固定された片持ち梁1で支持される。これにより、下階側の片持ち梁1が上記張り出し構造部100Cにかかる荷重を一部負担する構造となるため、上記軒桁105に固定された片持ち梁1だけで上記張り出し構造部100Cを吊り支持するのに比べ、剛性の低い低コストの部材を用いて建物の低コスト化を図ることが可能になる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 片持ち梁
2 吊り柱
3 前面梁
4 張り出し部材
5 横架部材
10 建物
101 建物基礎
102 1階柱
103 梁
104 2階柱
105 軒桁
106 梁
100 張り出し構造部(吊り下げ型の張り出し構造部)
100A 張り出し構造部(吊り下げ型の張り出し構造部)
100B 張り出し構造部(受け支持型の張り出し構造部)
100C 張り出し構造部(吊り下げ型の張り出し構造部)

Claims (6)

  1. 屋外側に張り出した張り出し構造部を有する建物構造において、上記張り出し構造部は、建物の本体側から屋外側に張り出すように設けられた片持ち梁と、上記片持ち梁の屋外先端側に設けられた吊り柱と、上記片持ち梁の屋外先端側に設けられた前面梁と、上記本体側の柱の下端側と上記吊り柱の下端側との間で上記片持ち梁と平行に設けられた張り出し部材と、隣り合う上記吊り柱の下端側間で上記前面梁と平行に設けられた横架部材と、を備えた吊り下げ型の張り出し構造部であることを特徴とする建物構造。
  2. 請求項1に記載の建物構造において、1階に上記張り出し構造部が設けられたことを特徴とする建物構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の建物構造において、1階を除く同一階層で互いに交差する建物の一方の面に第1の張り出し構造部を、他方の面に第2の張り出し構造部をそれぞれ有しており、上記第1の張り出し構造部は上記吊り下げ型の張り出し構造部であり、上記第2の張り出し構造部は、上記第1の張り出し構造部を支持する梁よりも下方の梁に固定されている片持ち梁によって受け支持された受け支持型の張り出し構造部であることを特徴とする建物構造。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の建物構造において、2階以上の階に上記吊り下げ型の張り出し構造部が設けられており、この吊り下げ型の張り出し構造部に隣接する建物の本体内の領域に吹き抜け空間が形成されていることを特徴とする建物構造。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の建物構造において、2階以上の階の床下収納空間として上記吊り下げ型の張り出し構造部が設けられていることを特徴とする建物構造。
  6. 屋外側に張り出した張り出し構造部を有する建物構造において、上記張り出し構造部は、建物の本体側から屋外側に張り出すように設けられた片持ち梁と、上記片持ち梁の屋外先端側に設けられた吊り柱と、上記片持ち梁の屋外先端側に設けられた前面梁と、上記本体側の柱の下端側と上記吊り柱の下端側との間で上記片持ち梁と平行に設けられた下階側の片持ち梁と、隣り合う上記吊り柱の下端側間で上記前面梁と平行に設けられた下階側の前面梁と、を備えて成る吊り下げ型の張り出し構造部であることを特徴とする建物構造。
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