JP2012036639A - 出隅部構造 - Google Patents

出隅部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2012036639A
JP2012036639A JP2010177728A JP2010177728A JP2012036639A JP 2012036639 A JP2012036639 A JP 2012036639A JP 2010177728 A JP2010177728 A JP 2010177728A JP 2010177728 A JP2010177728 A JP 2010177728A JP 2012036639 A JP2012036639 A JP 2012036639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
beam member
wall
pair
members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2010177728A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Ito
康明 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Homes Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Homes Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kasei Homes Corp filed Critical Asahi Kasei Homes Corp
Priority to JP2010177728A priority Critical patent/JP2012036639A/ja
Publication of JP2012036639A publication Critical patent/JP2012036639A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】主架構を構成する梁部材にアーム部材を取り付けた出隅部構造において、アーム部材に作用する荷重を梁部材に良好に伝達させる。
【解決手段】出隅部構造1は、第一の通り芯L1に沿って架設される第一の梁部材10及び第二の通り芯L2に沿って架設される第二の梁部材20から形成される出隅部Cと、出隅部Cから第一の通り芯L1上に片持ち梁状に突設される第一のアーム部材30と、出隅部Cから第二の通り芯L2上に片持ち梁状に突設される第二のアーム部材40と、を備える。第一の梁部材10の先端部には、第一のアーム部材30を接合させて第一のアーム部材30に作用するモーメントを第一の梁部材10に伝達させる第一のアーム接合部14を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、住宅等の建物の出隅部構造に関する。
従来より、梁部材同士を接合したり梁部材を柱部材に接合したりすることにより住宅等の建物の構造躯体を構成する技術が種々提案されている。例えば、H型鋼からなる梁部材のウェブに固着した断面L形接続部材を、断面十字形の間柱に設けた4枚の接続片にボルト及びナットによって接続することにより、複数の梁部材を端部間で接続し得るようにした構成が開示されている(特許文献1参照)。かかる構成においては、間柱を介して複数の梁部材を端部間で接続することが可能である。
ところで、近年においては、建物の意匠性や利便性の向上を狙って建物の出隅部を回り込んで屋根や庇を設ける技術が採用されているが、この場合、強度確保の観点から、屋根や庇を支持するアーム部材を構造躯体に接続することが望ましい。この点、前記した特許文献1に開示された接合方式(以下、「間柱接合方式」という)を利用して、間柱を介して互いに隣り合って構造躯体を構成する一対の梁部材を接合するとともに、間柱から梁部材の通り芯に一致させてアーム部材を片持ち梁状に突出させて出隅部を形成することも考えられる。
特開平08-311990号公報
しかし、前記した間柱接合方式を利用して出隅部を形成すると、各梁部材は間柱にL型接続部材を介して接合されるものとなるため、その接合強度は十分ではなく、特にL型接続部材と間柱との接合がボルトを介する剛性の低い接合であるために、モーメントを梁部材と間柱間で良好に伝達することができない。このため、間柱接合方式を用いてアーム部材を間柱に片持ち梁状に取り付けると、アーム部材の支持強度を充分に見込むことができず、庇等を支持する支持部材としてアーム部材を十分に機能させることができない虞がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、主架構を構成する梁部材にアーム部材を取り付けた出隅部構造において、アーム部材に作用する荷重(モーメント)を梁部材に良好に伝達させることを目的とするものである。
前記目的を達成するため、本発明に係る出隅部構造は、建物の主架構を構成するとともに出隅部を形成する一対の梁部材と、出隅部から突設される一対のアーム部材と、を備える出隅部構造であって、一対の梁部材は、第一の通り芯上に長手方向の軸線を一致させて架設される第一の梁部材と、第一の通り芯と交叉する第二の通り芯上に長手方向の軸線を一致させて架設される第二の梁部材と、からなり、一対のアーム部材は、出隅部から第一の通り芯上に片持ち梁状に突設される第一のアーム部材と、出隅部から第二の通り芯上に片持ち梁状に突設される第二のアーム部材と、からなり、第一の梁部材の先端部には、第一のアーム部材を接合させて第一のアーム部材に作用するモーメントを第一の梁部材に伝達させる第一のアーム接合部が設けられ、第一の梁部材の先端部の背部には、一方の側部に第二の梁部材を接合させる梁接合部が設けられるとともに、他方の側部に第二のアーム部材を接合させる第二のアーム接合部が設けられるものである。
かかる構成を採用すると、第一の梁部材の先端部に設けられる第一のアーム接合部に、第一のアーム部材を接合することができ、この際、第一のアーム部材に作用するモーメントを第一の梁部材に伝達させることができる。従って、第一のアーム部材を充分に支持することができる。また、第一の梁部材の先端部の背部においては、第二の梁部材が接合される梁接合部の反対側に設けられた第二のアーム接合部に、第二のアーム部材を接合することができ、第二のアーム部材からの荷重を第二の梁部材に伝達することができる。
前記出隅部構造において、上下一対のフランジをウェブで連結してなるH型鋼により第一の梁部材を形成するとともに、第一の梁部材の先端部に取り付けられたエンドプレートにより第一のアーム接合部を形成することができる。かかる場合において、第一のアーム接合部に当接する平板状の基部と、この基部に突設されるアーム本体と、を有する第一のアーム部材を採用し、基部を第一のアーム接合部にボルト接合することができる。
かかる構成を採用すると、第一の梁部材の先端部にエンドプレートが取り付けられて第一のアーム接合部が形成され、この第一のアーム接合部(エンドプレート)に第一のアーム部材の平板状の基部がボルト接合されるため、第一の梁部材と第一のアーム部材とは剛接合に近い状態で接合されることとなる。従って、第一のアーム部材から第一の梁部材への荷重の伝達をきわめて良好なものとすることができる。
また、前記出隅部構造において、第一の梁部材のウェブに対応するエンドプレートの部位に貫通孔を設け、この貫通孔にスロット溶接を施して第一の梁部材の先端部にエンドプレートを接合することが好ましい。
かかる構成を採用すると、第一のアーム接合部を形成するエンドプレートを第一の梁部材の先端部に取り付ける際にスロット溶接を採用しているため、第一の梁部材の先端部のウェブとエンドプレートにより形成される隅部に隅肉溶接を施す必要がないので、当該隅部に溶接接合の脚が形成されるのを回避することができる。従って、梁接合部や第二のアーム接合部を、第一のアーム接合部(エンドプレート)に近付けて配置することができるので、各通り芯に対する接合部の位置を適正なものとすることができる。
また、前記出隅部構造において、上下一対のフランジをウェブで連結してなるH型鋼により第一の梁部材を形成し、このウェブの先端部を第一のアーム接合部とすることもできる。かかる場合において、第一のアーム部材の一方の端部を、第一のアーム接合部に溶接接合することができる。
かかる構成を採用すると、第一の梁部材のウェブの先端部を第一のアーム接合部とし、この第一のアーム接合部に第一のアーム部材の一方の端部を溶接接合するため、第一の梁部材と第一のアーム部材とは剛接合に近い状態で接合されることとなる。従って、第一のアーム部材から第一の梁部材への荷重の伝達を良好なものとすることができる。
また、前記出隅部構造において、第一の梁部材の端部を、主架構を構成する柱部材の上端部に載置した状態で柱部材に固定することが好ましい。
かかる構成を採用すると、第一の梁部材の端部が柱部材により支持されることとなるため、一対のアーム部材や第二の梁部材から第一の梁部材に作用する荷重を適正に柱部材に伝達させることができる。
また、前記出隅部構造において、一対の梁部材の外面に沿って耐火層を形成する外壁を立設することができる。かかる場合において、一対のアーム部材を、外壁を貫通した状態で第一の梁部材に取り付けることが好ましい。
かかる構成を採用すると、一対のアーム部材の外壁からの突出部分を除いて、主架構を構成する一対の梁部材が外壁に覆われることとなるため、梁部材の耐火性能を向上させることができる。
また、前記出隅部構造において、第一の梁部材の外面に沿って立設され第二の通り芯まで延在する第一の外壁部材と、第二の梁部材の外面に沿って立設され第一の通り芯まで延在する第二の外壁部材と、第一及び第二の通り芯の間で出隅部を回りこんだ状態で設けられるコーナ役物部材と、を有する外壁を採用することができる。かかる場合において、外壁部材とコーナ役物部材との間の隙間を通って外壁から突出するように平面視細長状に形成されたアーム本体を有するアーム部材を採用することが好ましい。
かかる構成を採用すると、アーム部材を通り芯に一致させて設置するだけで、外壁を形成する外壁部材とコーナ役物部材との間(隙間)からアーム本体を突出させることができる。従って、外壁部材やコーナ役物部材に特別な加工を要することなく施工性を向上させることができる。
本発明によれば、主架構を構成する梁部材にアーム部材を設けた出隅部構造において、アーム部材に作用する荷重(モーメント)を梁部材に良好に伝達させることが可能となる。
本発明が適用される建物の構成を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態に係る出隅部構造の上面図である。 図2に示す出隅部構造の梁部材及びアーム部材の分解斜視図である。 図2に示す出隅部構造の第一の梁部材の先端部の拡大斜視図である。 図2に示す出隅部構造に庇を取り付けた状態を矢印V方向から見た図である。 図2に示す出隅部構造に庇を取り付けた状態を矢印VI方向から見た図である。 本発明の第2実施形態に係る出隅部構造の上面図である。 図7に示す出隅部構造の梁部材及びアーム部材の分解斜視図である。 図7に示す出隅部構造に庇を取り付けた状態を矢印IX方向から見た図である。 図7に示す出隅部構造に庇を取り付けた状態を矢印X方向から見た図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。以下の各実施形態においては、図1に示すような建物Hの出隅部構造に本発明を適用することとする。なお、本実施形態はあくまでも好適な適用例であって、本発明の適用範囲がこれに限定されるものではない。
建物Hは、所定の寸法(例えば305mm)の平面モジュールを有する梁勝ち工法による2階建ての鉄骨造の工業化住宅であり、鉄筋コンクリート製の布基礎からなる基礎構造上に設けられている。建物Hにおいては、図1に示すように、基礎梁B上に立設固定された1階柱部材S1、1階柱部材S1の上端を連結するように配置された2階梁部材T2、隣接する2本の柱間に設置された耐力要素部材M、等の各部材が、直交する基準線(X方向基準線及びY方向基準線)の中から各々複数選択された(モジュールの整数倍の間隔となるように設定された)通りに対応して配置されて基本架構が構成されている。
建物Hにおいては、各階に小梁部材が適宜架設されており、これら小梁部材及び梁部材によって支持されるALC(Autoclaved Light-weight Concrete;軽量気泡コンクリート)製の床パネルPにより各階床が構成される。また、建物Hにおいては、外周部の梁部材を利用して、ALC製の図示されていない外壁パネルや開口パネルが取り付けられて外壁が構成されている。以下の各実施形態においては、建物Hの主架構を構成しかつ出隅部Cを形成する直交する一対の梁部材(例えば2階梁部材T2)に一対のアーム部材を取り付けた出隅部構造について説明することとする。
<第1実施形態>
最初に、図2〜図6を用いて、本発明の第1実施形態に係る出隅部構造1について説明する。
本実施形態に係る出隅部構造1は、図2に示すように、出隅部Cを形成する一対の梁部材(第一の梁部材10及び第二の梁部材20)と、出隅部Cから突設される一対のアーム部材(第一のアーム部材30及び第二のアーム部材40)と、を備えている。図2に示す一対の梁部材10、20は、図1に示す一対の梁部材(例えば2階梁部材T2)に相当するものである。一対の梁部材10、20の外側には、これら一対の梁部材10、20の外面に沿って耐火層を形成するALC製の外壁50が立設されている。
図2に示すように、第一の梁部材10は、建物Hの第一の通り芯(基準線)L1上に長手方向の軸線を一致させて架設され、第二の梁部材20は、第一の通り芯L1と直交する第二の通り芯(基準線)L2上に長手方向の軸線を一致させて架設される。外壁50は、第一の梁部材10の外面に沿って立設され第二の通り芯L2まで延在する第一の外壁部材51と、第二の梁部材20の外面に沿って立設され第一の通り芯L1まで延在する第二の外壁部材52と、第一及び第二の通り芯L1、L2の間で出隅部Cを回りこんだ状態で設けられるコーナ役物部材53と、から構成されている。外壁50(外壁部材51、52及びコーナ役物部材53)は、図5及び図6に示すように、金具54を介して梁部材10、20に支持されている。
第一の梁部材10は、図3及び図4に示すように、上下一対のフランジ11、12をウェブ13で連結してなるH型鋼により形成されている。第一の梁部材10の先端部(長手方向端部の端縁)には、第一のアーム部材30を接合させる第一のアーム接合部14が設けられている。第一のアーム接合部14は、第一のアーム部材30に作用するモーメントを第一の梁部材10に伝達させるように機能するものである。
本実施形態においては、第一の梁部材10の先端部に取り付けられたエンドプレート14aにより第一のアーム接合部14が形成される。エンドプレート14aには、第一の梁部材10のウェブ13に対応する部位に細長状の貫通孔14bを設けており、この貫通孔14bにスロット溶接を施すことによりエンドプレート14aを第一の梁部材10のウェブ13の先端部に接合している。このような接合方法を採用することにより、エンドプレート14aの裏当金が不要となる。
第一の梁部材10の端部は、図2に示すように第二の通り芯L2よりも外側(外壁50側)に突出するように延在されており、この結果、第一の梁部材10の先端部に設けられた第一のアーム接合部14は、第二の通り芯L2よりも外側に位置している。また、第一の梁部材10の端部は、図2に示すように第一の通り芯L1と第二の通り芯L2の交点よりも外側(外壁50側)に突出するように延在されており、この結果、第一の通り芯L1と第二の通り芯L2の交点は第一の梁部材10上に位置する。これによって、第一の梁部材10の端部に、第二の梁部材20との接合部(梁接合部15)及び第二のアーム部材40との接合部(第二のアーム接合部16)が設けられることとなる。すなわち、第一の梁部材10の端部が、第一のアーム部材30の接合部のみならず、第二の梁部材20や第二のアーム部材40の接合部をも兼ねることとなる。第一のアーム接合部14がこのように配置されることにより、第一の梁部材10と第二の梁部材20との組み合わせ、及び、第一の梁部材10と第二のアーム部材40との組み合わせが容易となる。
上述の如く、第一の梁部材10が第二の通り芯L2よりも外側に突出することとなるので、第一の梁部材10の先端部に設けられるエンドプレート14aは、第二の通り芯L2よりも外側に位置することとなり、かつ、エンドプレート14aの背部に、第一の通り芯L1と第二の通り芯L2の交点が位置することとなる。エンドプレート14aの背部においては、図3に示すように、一方の側部(ウェブ13の一方の面13a)に第二の梁部材20を接合させる梁接合部15が設けられるとともに、他方の側部(ウェブ13の他方の面13b)に第二のアーム部材40を接合させる第二のアーム接合部16が設けられている。すなわち、第一の梁部材10の先端部の背部において、梁接合部15の反対側に第二のアーム接合部16が位置している。
なお、本実施形態においては、図3に示すように、第一の梁部材10の端部(下フランジ12の下面)を、柱部材60の上端部61に載置した状態で、柱部材60に固定している。図3に示す柱部材60は、図1に示す建物Hの主架構を構成する梁部材(例えば1階柱部材S1)に相当するものである。
第二の梁部材20は、図3に示すように、上下一対のフランジ21a、21bをウェブ21cで連結してなるH型鋼により形成された梁部材本体21と、梁部材本体21の端部の一方の側部(ウェブ21cの一方の面)に固定された連結部材22と、梁部材本体21の端部の他方の側部(ウェブ21cの他方の面)に固定された補強部材23と、から構成されている。
連結部材22は、梁部材本体21の端部の一方の側部(ウェブ21cの一方の面)に溶接接合される自梁ウェブ接合片22aと、自梁ウェブ接合片22aの先端を直角に折り曲げて形成され第一の梁部材10の一方の側部(ウェブ13の一方の面13a)に設けられた梁接合部15にボルト及びナットで接合される被接合梁ウェブ接合片22bと、からなるL字型のウェブ接合片22cを有している。また、連結部材22は、自梁ウェブ接合片22aの上方に延長された上部を折り曲げて形成され第一の梁部材10の上フランジ11の下面にワッシャ22eを介してボルト及びナットで接合されるフランジ接合片22dを有している。被接合梁ウェブ接合片22b及びフランジ接合片22dにはボルト孔が形成されている。
補強部材23は、梁部材本体21の剛性を高めるとともに、第二のアーム部材40に作用するモーメントを梁部材本体21に伝達させるように機能するものである。補強部材23は、梁部材本体21の端部の他方の側部(ウェブ21cの他方の面)に接触した状態でボルト及びナットで取り付けられる断面コ字状の溝型部23aと、溝型部23aの一端に溶接され第一の梁部材10の梁接合部15にボルト及びナットで取り付けられる取付板部23bと、を有している。溝型部23a及び取付板部23bにはボルト孔が形成されている。
第二の梁部材20を構成する梁部材本体21は、連結部材22及び補強部材23を介して、第一の梁部材10の梁接合部15にボルト接合される。この際、第二の梁部材20は、図2に示すように、第一の梁部材10を挟んで第二のアーム部材40の裏側に配置され、第二の梁部材20(連結部材22及び補強部材23)と第二のアーム部材40(基部41)との双方を貫通するボルトによって、第二のアーム部材40と一体的にボルト接合されている。
第一のアーム部材30は、図2に示すように、出隅部Cから第一の通り芯L1上に片持ち梁状に突設されている。第一のアーム部材30は、図2及び図3に示すように、第一の梁部材10の第一のアーム接合部14に当接する平板状の基部31と、基部31に突設されるアーム本体32と、を有している。第一のアーム部材30の基部31は、複数のボルト孔を有しており、第一の梁部材10の第一のアーム接合部14にボルト接合される。
第二のアーム部材40は、図2に示すように、出隅部Cから第二の通り芯L2上に片持ち梁状に突設されている。第二のアーム部材40は、図2及び図3に示すように、第一の梁部材10の先端部の背部における他方の側部(ウェブ13の他方の面13b)に設けられた第二のアーム接合部16に当接する平板状の基部41と、基部41に突設されるアーム本体42と、を有している。第二のアーム部材40の基部41は、複数のボルト孔を有しており、第一の梁部材10の第二のアーム接合部16にボルト接合される。
第二のアーム部材40の基部41は、図2に示すように、第一の梁部材10を挟んで第二の梁部材20の裏側に配置され、第二の梁部材20(連結部材22及び補強部材23)と第二のアーム部材40(基部41)との双方を貫通するボルトによって、第二の梁部材20と一体的にボルト接合されている。これにより、梁接合部位の耐力の向上を図ることができるとともに、第二のアーム部材40に作用する荷重(モーメント)を第二の梁部材の梁部材本体21に効率良く伝達することが可能となる。
第一のアーム部材30のアーム本体32は、第二の外壁部材52とコーナ役物部材53との間の隙間を通って外壁50から突出するように平面視細長状に形成されており、第二のアーム部材40のアーム本体42は、第一の外壁部材51とコーナ役物部材53との間の隙間を通って外壁50から突出するように平面視細長状に形成されている。すなわち、一対のアーム部材30、40は、外壁50を貫通した状態で第一の梁部材10に取り付けられている。なお、アーム本体32(42)を裏側から表側に貫通させる際に、アーム本体32(42)の厚さよりも外壁部材52(51)とコーナ役物部材53の間の隙間が小さい場合には、外壁部材52(51)とコーナ役物部材53の何れか一方又は両方の小口面を僅かに削って凹部を形成することでアーム本体32(42)を外壁部材52(51)とコーナ役物部材53の間から外壁50の表側に突出させる構成を採用することもできる。
図5及び図6は、本実施形態に係る出隅部構造1に庇70を取り付けた状態を、各々図2の矢印V及び矢印VI方向から見た図である。以下、これら図5及び図6を用いて、庇70の構成について説明する。なお、図5においては、第一の梁部材10と一対のアーム部材30、40との接合状態を明示するために、第一の外壁部材51及びコーナ役物部材53の図示を省略している。図6においては、第一の梁部材10と第二の梁部材20(及び第二のアーム部材40)との接合状態を明示するために、第二の外壁部材52及びコーナ役物部材53の図示を省略するとともに、第一の梁部材10の第一のアーム接合部14及び第一のアーム部材30の基部31の図示を省略している。
図5に示すように、出隅部構造1を構成する第一のアーム部材30のアーム本体32には、庇70の内部を構成するフレーム71が取り付けられている。また、図6に示すように、出隅部構造1を構成する第二のアーム部材40のアーム本体42には、庇70の内部を構成するフレーム72が取り付けられている。そして、フレーム71、72の先端部上方には鼻先側上方金具73が取り付けられ、フレーム71、72の先端部下方には鼻先側下方金具74が取り付けられている。
また、図5及び図6に示すように、出隅部構造1を構成する外壁50(第一及び第二の外壁部材51、52)には、鼻先側上方金具73に対向する位置に水平樋形成部材75が取り付けられており、鼻先側下方金具74に対向する位置に外壁側下方金具76が取り付けられている。なお、水平樋形成部材75及び外壁側下方金具76には、外壁50の外面に沿って鉛直方向に延在する雨樋80が取り付けられている。
鼻先側上方金具73及び水平樋形成部材75には防水下地板77が架け渡されており、防止下地板77の上面は防水シート78で被覆されている。防水下地板77は、図5及び図6に示すように、外壁側端部が鼻先側端部よりも若干低くなるように傾けられている。このため、防水シート78の上に降った雨水は、防水下地板77よりも外壁側に配置された雨樋80に流入することとなり、雨樋80を経由して鉛直方向下方へと送られる。また、鼻先下方金具74及び外壁側下方金具76には、軒天板79が架け渡されている。
以上説明した実施形態に係る出隅部構造1においては、第一の梁部材10の先端部に設けられる第一のアーム接合部14に、第一のアーム部材30を接合しているため、第一のアーム部材30に作用するモーメントが第一の梁部材10に伝達される。従って、第一のアーム部材30が充分に支持されることとなる。また、第一の梁部材10の先端部(エンドプレート14a)の背部においては、第二の梁部材20が接合される梁接合部15の反対側に設けられた第二のアーム接合部16に、第二のアーム部材40を接合しているため、第二のアーム部材40からの荷重が第二の梁部材20に伝達されることとなる。
また、以上説明した実施形態に係る出隅部構造1においては、第一の梁部材10の先端部にエンドプレート14aが取り付けられて第一のアーム接合部14が形成され、この第一のアーム接合部14(エンドプレート14a)に第一のアーム部材30の平板状の基部31がボルト接合されるため、第一の梁部材10と第一のアーム部材30とは剛接合に近い状態で接合されることとなる。従って、第一のアーム部材30から第一の梁部材10への荷重の伝達がきわめて良好なものとなる。
また、以上説明した実施形態に係る出隅部構造1においては、第一のアーム接合部14を形成するエンドプレート14aを第一の梁部材10の先端部に取り付ける際にスロット溶接を採用しているため、第一の梁部材10の先端部のウェブ13とエンドプレート14aにより形成される隅部に隅肉溶接を施す必要がないので、隅部に溶接接合の脚が形成されることが回避される。従って、梁接合部15や第二のアーム接合部16が、第一のアーム接合部14(エンドプレート14a)に近付けて配置されることとなるので、各通り芯L1、L2に対する接合部の位置が適正なものとなる。
また、以上説明した実施形態に係る出隅部構造1においては、第一の梁部材10の端部が柱部材60により支持されることとなるため、一対のアーム部材30、40や第二の梁部材20から第一の梁部材10に作用する荷重が適正に柱部材60に伝達される。
また、以上説明した実施形態に係る出隅部構造1においては、一対のアーム部材30、40の外壁50からの突出部分を除いて、主架構を構成する一対の梁部材10、20が外壁50に覆われることとなるため、梁部材の耐火性能が向上する。特に、一対のアーム部材30、40の外壁50からの突出部分はいずれも平板状に形成されているため、外壁50の欠損が最小限に抑えられることとなり、この結果、断熱性や耐水性の向上も図られる。
また、以上説明した実施形態に係る出隅部構造1においては、アーム部材30、40を通り芯L1、L2に一致させて設置するだけで、外壁50を形成する外壁部材51、52とコーナ役物部材53との間の隙間からアーム本体30、40が突出される。従って、外壁部材51、52やコーナ役物部材53に特別な加工を要することなく施工性が向上することとなる。
<第2実施形態>
次に、図7〜図10を用いて、本発明の第2実施形態に係る出隅部構造2について説明する。本実施形態に係る出隅部構造2は、第1実施形態に係る出隅部構造1における第一の梁部材10及び第一のアーム部材30の構成を変更したものであり、その他の構成については実質的に第1実施形態と共通である。このため、異なる構成を中心に説明することとし、共通する構成については第1実施形態と同様の符号を付して詳細な説明を省略することとする。
本実施形態に係る出隅部構造2は、図7に示すように、出隅部Cを形成する一対の梁部材(第一の梁部材10A及び第二の梁部材20)と、出隅部Cから突設される一対のアーム部材(第一のアーム部材30A及び第二のアーム部材40)と、を備えている。第一の梁部材10Aは、建物Hの第一の通り芯(基準線)L1上に長手方向の軸線を一致させて架設され、第二の梁部材20は、第一の通り芯L1と直交する第二の通り芯(基準線)L2上に長手方向の軸線を一致させて架設される。一対の梁部材10A、20の外側には外壁50が立設されている。
第一の梁部材10Aは、図8に示すように、上下一対のフランジ11、12をウェブ13で連結してなるH型鋼により形成されている。第一の梁部材10Aのウェブ13の先端部(ウェブ13の長手方向端部の端縁)13cは、第一のアーム部材30を接合させて第一のアーム部材30Aに作用するモーメントを第一の梁部材10Aに伝達させる第一のアーム接合部として機能する。また、第一の梁部材10Aの先端部13cの背部には、図8に示すように、一方の側部(ウェブ13の一方の面13a)に第二の梁部材20を接合させる梁接合部15が設けられるとともに、他方の側部(ウェブ13の他方の面13b)に第二のアーム部材40を接合させる第二のアーム接合部16が設けられている。
第一のアーム部材30Aは、図7に示すように、出隅部Cから第一の通り芯L1上に片持ち梁状に突設されている。第一のアーム部材30Aは、第一の梁部材10Aのウェブ13の厚さ相当の板状に形成されている。図7及び図8に示すように、第一のアーム部材30の一方の端部31Aは、第一の梁部材10Aの第一のアーム接合部(ウェブ13の先端部13c)に突き合わせられた状態で溶接接合されている。第一のアーム部材30Aは、第二の外壁部材52とコーナ役物部材53との間の隙間を通って外壁50から突出するように平面視細長状に形成されている。すなわち、第一のアーム部材30Aは、外壁50を貫通した状態で第一の梁部材10Aに取り付けられている。
図9及び図10は、本実施形態に係る出隅部構造2に庇70を取り付けた状態を、各々図7の矢印IX及び矢印X方向から見た図である。図9においては、第一の梁部材10Aと一対のアーム部材30A、40との接合状態を明示するために、第一の外壁部材51及びコーナ役物部材53の図示を省略している。図10においては、第一の梁部材10Aと第二の梁部材20(及び第二のアーム部材40)との接合状態を明示するために、第二の外壁部材52及びコーナ役物部材53の図示を省略している。図9に示すように、出隅部構造2を構成する第一のアーム部材30Aには、庇70の内部を構成するフレーム71が取り付けられている。また、図10に示すように、出隅部構造2を構成する第二のアーム部材40のアーム本体42には、庇70の内部を構成するフレーム72が取り付けられている。庇70のその他の構成については、第1実施形態と共通であるため、詳細な説明を省略する。
以上説明した実施形態に係る出隅部構造2においては、第一の梁部材10Aの第一のアーム接合部(ウェブ13の先端部13c)に、第一のアーム部材30Aが溶接接合されるので、第一のアーム部材30Aに作用するモーメントが第一の梁部材10Aに伝達される。従って、第一のアーム部材30Aが充分に支持されることとなる。また、第一の梁部材10の先端部13cの背部においては、第二の梁部材20が接合される梁接合部15の反対側に設けられた第二のアーム接合部16に、第二のアーム部材40を接合しているため、第二のアーム部材40からの荷重が第二の梁部材20に伝達されることとなる。
また、以上説明した実施形態に係る出隅部構造2においては、第一の梁部材10Aの端部が柱部材60により支持されることとなるため、一対のアーム部材30A、40や第二の梁部材20から第一の梁部材10Aに作用する荷重が適正に柱部材60に伝達される。
また、以上説明した実施形態に係る出隅部構造2においては、一対のアーム部材30A、40の外壁50からの突出部分を除いて、主架構を構成する一対の梁部材10A、20が外壁50に覆われることとなるため、梁部材の耐火性能が向上する。特に、一対のアーム部材30A、40の外壁50からの突出部分はいずれも平板状に形成されているため、外壁50の欠損が最小限に抑えられることとなり、この結果、断熱性や耐水性の向上も図られる。
また、以上説明した実施形態に係る出隅部構造2においては、アーム部材30A、40を通り芯L1、L2に一致させて設置するだけで、外壁50を形成する外壁部材51、52とコーナ役物部材53との間の隙間からアーム本体30A、40が突出される。従って、外壁部材51、52やコーナ役物部材53に特別な加工を要することなく施工性が向上することとなる。
なお、以上説明した各実施形態においては、第一の梁部材の第一のアーム接合部に、第一のアーム部材を、エンドプレートを介してボルト接合したり溶接接合したりすることにより、第一のアーム部材に作用するモーメントを第一の梁部材に伝達させるようにしたが、このようなモーメントの伝達を可能とする他の接合方式で、第一の梁部材に第一のアーム部材を接合することもできる。
1、2…出隅部構造
10、10A…第一の梁部材
11…上フランジ
12…下フランジ
13…ウェブ
13a…ウェブの一方の面(第一の梁部材の先端部の背部における一方の側部)
13b…ウェブの他方の面(第一の梁部材の先端部の背部における他方の側部)
13c…ウェブの先端部(第一のアーム接合部)
14…第一のアーム接合部
14a…エンドプレート
14b…貫通孔
15…梁接合部
16…第二のアーム接合部
20…第二の梁部材
30、30A…第一のアーム部材
31…基部
31A…一方の端部
32…アーム本体
40…第二のアーム部材
50…外壁
51…第一の外壁部材
52…第二の外壁部材
53…コーナ役物部材
60…柱部材
61…上端部
C…出隅部
H…建物
1…第一の通り芯
2…第二の通り芯
1…柱部材
1、T2…梁部材

Claims (7)

  1. 建物の主架構を構成するとともに出隅部を形成する一対の梁部材と、前記出隅部から突設される一対のアーム部材と、を備える出隅部構造であって、
    前記一対の梁部材は、第一の通り芯上に長手方向の軸線を一致させて架設される第一の梁部材と、前記第一の通り芯と交叉する第二の通り芯上に長手方向の軸線を一致させて架設される第二の梁部材と、からなり、
    前記一対のアーム部材は、前記出隅部から前記第一の通り芯上に片持ち梁状に突設される第一のアーム部材と、前記出隅部から前記第二の通り芯上に片持ち梁状に突設される第二のアーム部材と、からなり、
    前記第一の梁部材の先端部には、前記第一のアーム部材を接合させて前記第一のアーム部材に作用するモーメントを前記第一の梁部材に伝達させる第一のアーム接合部が設けられ、
    前記第一の梁部材の先端部の背部には、一方の側部に前記第二の梁部材を接合させる梁接合部が設けられるとともに、他方の側部に前記第二のアーム部材を接合させる第二のアーム接合部が設けられる、
    出隅部構造。
  2. 前記第一の梁部材は、上下一対のフランジをウェブで連結してなるH型鋼により形成されており、
    前記第一のアーム接合部は、前記第一の梁部材の先端部に取り付けられたエンドプレートにより形成されており、
    前記第一のアーム部材は、前記第一のアーム接合部に当接する平板状の基部と、この基部に突設されるアーム本体と、を有し、前記基部が前記第一のアーム接合部にボルト接合されている、
    請求項1に記載の出隅部構造。
  3. 前記エンドプレートは、前記第一の梁部材のウェブに対応する部位に貫通孔を有し、この貫通孔にスロット溶接が施されて前記第一の梁部材の先端部に接合されている、
    請求項2に記載の出隅部構造。
  4. 前記第一の梁部材は、上下一対のフランジをウェブで連結してなるH型鋼により形成されており、
    前記第一のアーム接合部は、前記ウェブの先端部であり、
    前記第一のアーム部材の一方の端部が前記第一のアーム接合部に溶接接合されている、
    請求項1に記載の出隅部構造。
  5. 前記第一の梁部材の端部は、前記主架構を構成する柱部材の上端部に載置された状態で前記柱部材に固定されている、
    請求項1から4の何れか一項に記載の出隅部構造。
  6. 前記一対の梁部材の外面に沿って耐火層を形成する外壁が立設されており、
    前記一対のアーム部材は、前記外壁を貫通した状態で前記第一の梁部材に取り付けられている、
    請求項1から5の何れか一項に記載の出隅部構造。
  7. 前記外壁は、前記第一の梁部材の外面に沿って立設され前記第二の通り芯まで延在する第一の外壁部材と、前記第二の梁部材の外面に沿って立設され前記第一の通り芯まで延在する第二の外壁部材と、前記第一及び第二の通り芯の間で前記出隅部を回りこんだ状態で設けられるコーナ役物部材と、を有し、
    前記アーム部材は、前記外壁部材と前記コーナ役物部材との間の隙間を通って前記外壁から突出するように平面視細長状に形成されたアーム本体を有する、
    請求項6に記載の出隅部構造。
JP2010177728A 2010-08-06 2010-08-06 出隅部構造 Withdrawn JP2012036639A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010177728A JP2012036639A (ja) 2010-08-06 2010-08-06 出隅部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010177728A JP2012036639A (ja) 2010-08-06 2010-08-06 出隅部構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012036639A true JP2012036639A (ja) 2012-02-23

Family

ID=45848910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010177728A Withdrawn JP2012036639A (ja) 2010-08-06 2010-08-06 出隅部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012036639A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019157519A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 大和ハウス工業株式会社 持出し梁を有する門型架構
JP2019173386A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 旭化成ホームズ株式会社 屋外階段構造、及び屋外階段構造の設置方法
JP7462492B2 (ja) 2020-07-01 2024-04-05 株式会社竹中工務店 梁接合構造

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019157519A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 大和ハウス工業株式会社 持出し梁を有する門型架構
JP7085369B2 (ja) 2018-03-14 2022-06-16 大和ハウス工業株式会社 持出し梁を有する門型架構
JP2019173386A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 旭化成ホームズ株式会社 屋外階段構造、及び屋外階段構造の設置方法
JP7058158B2 (ja) 2018-03-28 2022-04-21 旭化成ホームズ株式会社 屋外階段構造、及び屋外階段構造の設置方法
JP7462492B2 (ja) 2020-07-01 2024-04-05 株式会社竹中工務店 梁接合構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101766806B1 (ko) Pc기둥에 설치된 임시브래킷을 활용한 pc기둥 및 pc보의 강접합 결합구조, 이를 이용한 모듈러 시스템
JP2008002136A (ja) 構面補強構造
JP2012036639A (ja) 出隅部構造
JP5873369B2 (ja) 建物の張出構造
JP2009057716A (ja) 建物ユニットの連結構造及びユニット建物
KR100963587B1 (ko) 유닛 모듈라 시스템의 연결구, 모듈라 유닛 및 그 모듈라유닛의 제작방법
JP5229709B1 (ja) 火打兼用ブレース連結具
JP5891003B2 (ja) 建物
KR20090092540A (ko) 유닛 모듈라 시스템의 연결구, 모듈라 유닛 및 그 모듈라유닛의 제작방법
KR20170041925A (ko) Pc기둥 및 pc보의 src 결합구조, 상하부 pc기둥 상호간 플레이트 결합구조
JP5103108B2 (ja) バルコニー構造及びバルコニーユニット
JP6860354B2 (ja) 建物構造
JP5142575B2 (ja) 木造建築物及び木造建築物の耐震補強方法
KR100963583B1 (ko) 유닛 모듈라 시스템의 연결구, 모듈라 유닛 및 그 모듈라유닛의 제작방법
JP2009030321A (ja) 複合梁と木製柱の接続による門型フレーム
JP2020051038A (ja) 腰壁パネルの固定構造
JP3963222B2 (ja) 鉄骨軸組構造物に用いる筋交いフレームの組立構造
JP2007224586A (ja) 複合構造建物及び複合構造建物の構築方法
JP4804869B2 (ja) 建物ユニット
JP5484511B2 (ja) 増築用金物、増築構造及び増築方法
JP7086566B2 (ja) ユニット建物及びユニット建物の施工方法
JP4488267B2 (ja) 小屋組構造及び小屋組の構築方法
JP2008127902A (ja) 屋根パネルの支持金具および屋根パネルの支持構造
JP3667392B2 (ja) 上階床パネルの固定構造
JP2023114838A (ja) バルコニー

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20131105