JP2016110772A - 円筒形二次電池 - Google Patents

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栄一 磯野
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勇人 小口
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Abstract

【課題】充放電の際、プロジェクションと電池缶との接合部に発生する熱により円筒形二次電池が過度に温度上昇するのを抑制する。【解決手段】円筒形二次電池1は、正・負極の電極11、12を有する発電要素10と、正・負極の電極27、21と、発電要素10および正・負極の集電板27、21が収納され、電解液5が注入された電池缶2と、正・負極の電極11、12の一方に接合され、かつ、電池缶2の缶底2c内面に溶接された導電接続部材50とを備えている。導電接続部材50は、電池缶2の缶底2c内面に溶接される複数のプロジェクション55を有し、プロジェクション55の間には、少なくとも1つの開口53が設けられている。【選択図】図7

Description

この発明は、円筒形二次電池に関し、より詳細には、発電要素の正・負の電極の一方に接続された導電接続部材と電池缶とが接合された円筒形二次電池に関する。
リチウム二次電池等に代表される円筒形二次電池は、電池容器内に、正・負極の電極板が軸芯の周囲に捲回された発電要素が収容され、電解液が注入されて構成される。正・負極の電極板は、それぞれ、長手方向の相対向する一方の側縁に沿って配列された多数のタブを有する。負極電極板のタブは、軸芯に取り付けられた負極集電板に接合される。負極集電板には、負極接続リード板が接合され、負極接続リード板は、電池容器に抵抗溶接等により接合される。
以下の抵抗溶接法が知られている。溶接材にリング状のプロジェクションを設け、このリング状のプロジェクションの先端を被溶接材に当接する。この状態で、溶接材の上部に設けられた上部電極と被溶接材の下部に設けられた下部電極間に押圧力を加えながら溶接電流を流して溶接する。プロジェクションをリング状に形成するのは、上部電極と溶接材との間の電気抵抗によりジュール熱が発生したとき、プロジェクションが押圧力の作用によって変形するのを抑制するためであることが記載されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8-25058号公報
特許文献1に記載された溶接方法を、円筒形二次電池に適用した場合、プロジェクションにより溶接部が環状に形成されているため、円筒形二次電池の充放電の際に発生する熱が環状溶接部の内部に溜まり、円筒形二次電池が過度に温度上昇する可能性がある。
本発明の円筒形二次電池は、正・負極の電極を有する発電要素と、正・負極の電極に接続された正・負極の集電板と、発電要素および正・負極の集電板が収納され、電解液が注入された電池缶と、正・負極の電極の一方に接合され、かつ、電池缶の缶底内面に溶接された導電接続部材とを備え、導電接続部材は、電池缶の缶底内面に溶接された複数のプロジェクションを有し、プロジェクションの間には、少なくとも1つの開口が設けられている。
この発明によれば、充放電の際、プロジェクションと電池缶との接合部に発生する熱により円筒形二次電池が過度に温度上昇するのを抑制することができる。
本発明に係る円筒形二次電池の実施形態1を示す断面図。 図1に示された円筒形二次電池の分解斜視図。 図1の発電要素の詳細を示し、一部を切断した状態の斜視図。 図1に図示された接続リード板を、その上方から観た外観斜視図。 図1に図示された、発電用ユニットに固定された状態の電池缶を、その下方から観た斜視図。 図5の発電ユニットに取り付けられた状態の接続リード板の拡大斜視図。 (a)は、接続リード板と電池缶との接合状態を示す断面図、(b)は、接続リード板を電池缶側から観た平面図。 本発明の実施形態2としての接続リード板の下面側からの斜視図。 本発明の実施形態3としての接続リード板の下面側からの斜視図。 本発明の実施形態4としての接続リード板を示し、(a)は、下面側からの斜視図、(b)は、上方から観た平面図。
−実施形態1−
以下、本発明による円筒形二次電池の実施形態1について、図面を参照して説明する。
図1は、円筒形二次電池の一実施の形態を示す拡大断面図である。
(円筒形二次電池の全体構造)
円筒形二次電池1は、底部を有し、上部が開口された円筒形の電池缶2および電池缶2の上部を封口するハット型の電池蓋3で構成される電池容器4を有する。電池容器4の内部には、以下に説明する発電用の各構成部材が収容され、非水電解液5が注入されている。
円筒形の電池缶2には、上端側に設けられた開口部2b側に電池缶2の内側に突き出した溝2aが形成されている。
電池缶2は、例えば、鉄により形成されており、その内面には、ニッケルめっきが施されている。電池缶2の内部には、発電要素10が配置されている。発電要素10は、軸方向に沿う中空部15aを有する細長い円筒形の軸芯15と、軸芯15の周囲に捲回された正極電極11(図3参照)および負極電極12(図3参照)とを備える。円筒形状の軸芯15の中空部15aは、軸方向(図面の上下方向)で軸方向に垂直な面の断面形状が異なる。中空部15aの上方での断面形状は平行部と曲線部で形成されるトラック形状をしている。中空部15aの下方での断面形状は上方の平行部の幅よりも小さい径の円形である。
この中空部15aの上端部に円筒状の正極集電リング27(正極集電板)が圧入されている。正極集電リング27は、円盤状の基部27aと、この基部27aの内周部において軸芯15側に向かって突出し、軸芯15の内面に圧入される下部筒部27bと、外周縁において電池蓋3側に突き出す上部筒部27cとを有する。正極集電リング27はこの下部筒部27bにより軸芯15の上端部に固定、支持されている。
正極電極11の正極タブ16は、正極集電リング27の上部筒部27cに溶接されている。正極集電リング27は例えばアルミニウム系金属により形成され、上部筒部27cの外周には、正極電極11の正極タブ16および押え部材28が溶接されている。多数の正極タブ16は、正極集電リング27の上部筒部27cの外周に密着させておき、正極タブ16の外周に押え部材28をリング状に巻き付けて仮固定し、この状態で超音波溶接により接合される。
軸芯15の下端部の外周には、外径が径小とされた段部15bが形成され、この段部15bに負極集電リング(負極集電板)21が圧入されて固定されている。負極集電リング21は、例えば、銅系金属により形成され、円盤状の基部21aに軸芯15の段部15bに圧入される開口部21bが形成され、外周縁に電池缶2の底部側に向かって突き出す外周筒部21cが形成されている。負極集電リング21の基部21aには、軸芯15の中空軸に注液された非水電解液5を発電要素10に浸透させるための開口部21d(図2参照)が形成されている。
負極電極12の負極タブ17は、負極集電リング21の外周筒部21cに接合される。
負極集電リング21の外周筒部21cの外周には、負極電極12の負極タブ17および押え部材22が溶接されている。多数の負極タブ17は、負極集電リング21の外周筒部21cの外周に密着させておき、負極タブ17の外周に押え部材22をリング状に巻き付けて仮固定し、この状態で超音波溶接により接合される。負極集電リング21の基部21aには、接続リード板50が、抵抗溶接、或いはレーザ溶接等により接合されている。接続リード板50の詳細についは後述する。
多数の正極タブ16は、正極集電リング27に溶接され、多数の負極タブ17が負極集電リング21に溶接されることにより、正極集電リング27、負極集電リング21および発電要素10が一体的にユニット化された発電ユニット20が構成される。電池缶2の内部には、非水電解液5が所定量注入されている。非水電解液5の一例として、リチウム塩がカーボネート系溶媒に溶解した溶液が挙げられる。
図2は円筒形二次電池の分解斜視図である。
図2に示すように、正極集電リング27の基部27aには、電池内部で発生するガスを放出するための開口部27dが形成されると共に開口部27eも形成されている。正極集電リング27に形成された開口部27eは、接続リード板50を電池缶2の底部2cの内面に溶接するための棒状の上部電極B(図7(a)参照)を挿通するためのものである。上部電極Bを正極集電リング27に形成された開口部27eから軸芯15の中空部15a内に差し込み、その先端部で接続リード板50を電池缶2の底部2cの内面に押し付けて抵抗溶接を行う。これにより、発電ユニット20は電池缶2の底部2cに固定される。なお、電池缶2の底部2cの内面に接続リード板50を接合する方法については後述する。
負極集電リング21に接続されている電池缶2は一方の出力端子として作用し、発電要素10に蓄電された電力を電池缶2から取り出すことができる。正極集電リング27の基部27aの上面には、複数のアルミニウム箔が積層されて構成されたフレキシブルな接続部材33が、その一端部を溶接されて接合されている。
正極集電リング27の上部筒部27c上には、電池蓋ユニット30が配置されている。
電池蓋ユニット30は、リング形状をした絶縁板34、絶縁板34に設けられた開口部34aに嵌入された接続板35、接続板35に溶接されたダイアフラム37およびダイアフラム37に、かしめと溶接により固定された電池蓋3により構成される。
絶縁板34は、円形の開口部34aを有する絶縁性樹脂材料からなるリング形状を有し、正極集電リング27の上部筒部27c上に載置されている。
絶縁板34は、開口部34aおよび下方に突出する側部34bを有している。絶縁板34の開口部34a内には接続板35が嵌合されている。接続板35の下面には、接続部材33の他端部が溶接されて接合されている。
接続板35は、アルミニウム系金属で形成され、中央部を除くほぼ全体が均一でかつ、中央側が少々低い位置に撓んだ、ほぼ皿形状を有している。接続板35の中心には、薄肉でドーム形状に形成された突起部35aが形成されており、突起部35aの周囲には、複数の開口部35bが形成されている。開口部35bは、電池内部に発生するガスを放出する機能を有している。接続板35の突起部35aはダイアフラム37の中央部の底面に抵抗溶接または摩擦攪拌接合により接合されている。
ダイアフラム37はアルミニウム系金属で形成され、ダイアフラム37の中心部を中心とする円形の切込み37aを有する。切込み37aはプレスにより上面側をV字形状に押し潰して、残部を薄肉にしたものである。ダイアフラム37は、電池の安全性確保のために設けられており、電池の内圧が上昇すると、切込み37aにおいて開裂し、内部のガスを放出する機能を有する。
ダイアフラム37は周縁部において電池蓋3の周縁部を固定している。ダイアフラム37は図2に図示されるように、当初、周縁部に電池蓋3側に向かって垂直に起立する側壁37bを有している。この側壁37b内に電池蓋3を収容し、かしめ加工により、側壁37bを電池蓋3の上面側に屈曲して固定する。
電池蓋3は、炭素鋼等の鉄で形成され、表裏両面にニッケルめっきが施されており、ダイアフラム37に接触する円盤状の周縁部3aと、この周縁部3aから上方に突出す筒部3bを有するハット型を有する。筒部3bには開口部3cが形成されている。この開口部3cは、電池内部に発生するガス圧によりダイアフラム37が開裂した際、ガスを電池外部に放出するためのものである。電池蓋3は一方の電力出力端として作用し、電池蓋3から蓄電された電力を取り出すことができる。
ダイアフラム37と電池蓋3とのかしめ部を覆う絶縁部材からなるガスケット43が設けられている。ガスケット43は、例えば、フッ素系樹脂等により形成されている。
ガスケット43は、リング状の基部43aの周側縁に、上部方向に向けてほぼ垂直に起立して形成された外周壁部43bを有する形状を有している。
プレス等により、電池缶2と共にガスケット43の外周壁部43bを屈曲して基部43aと外周壁部43bにより、ダイアフラム37と電池蓋3を軸方向に圧接するようにかしめ加工される。これにより、電池蓋3、ダイアフラム37、絶縁板34および接続板35が一体に形成された電池蓋ユニット30がガスケット43を介して電池缶2に固定されると共に、絶縁板34が発電ユニット20の正極集電リング27に当接し、発電ユニット20を電池缶2の缶底側に押しつけている。
図3は、発電要素10の構造の詳細を示す分解断面斜視図である。
発電要素10は、軸芯15の周囲に、正極電極11、負極電極12、および第1、第2のセパレータ13、14が捲回された構造を有する。
軸芯15は、例えば、PP(ポリプロピレン)のような絶縁材により形成され、中空円筒形状を有する。軸芯15には、第1のセパレータ13、負極電極12、第2のセパレータ14および正極電極11が、順に積層され、捲回されている。最内周の負極電極12の内側には第1のセパレータ13および第2のセパレータ14が数周(図3では、1周)捲回されている。第1のセパレータ13および第2のセパレータ14は、絶縁性の多孔質体で形成されている。
最内周(軸芯15側)では、負極電極12の捲き始めが正極電極11の捲き始めよりも周方向に延出している。また、最外周(電池缶2側)では負極電極12が正極電極11よりも外周側に捲回されており、負極電極12の捲き終わりが正極電極11の捲き終わりよりも周方向に延出されている。最外周の負極電極12の外周に第2のセパレータ14が捲回されている。最外周の第2のセパレータ14終端が接着テープ19で止められる。尚、最外周で第1のセパレータ13および第2のセパレータ14が数回、捲回された後、接着テープ19で止められることもある。
正極電極11は、アルミニウム箔により形成され長尺な形状を有し、正極金属箔11aと、この正極金属箔11aの両面に正極合剤が塗布された正極合剤層11bを有する。正極金属箔11aの長手方向に延在する上方側の側縁は、正極合剤が塗布されず正極金属箔11aが露出した正極箔露出部11cとなっている。この正極箔露出部11cには、軸芯15の軸に沿って上方に突き出す多数の正極タブ16が等間隔に一体的に形成されている。
正極合剤は正極活物質と、正極導電材と、正極バインダとからなる。正極活物質として、コバルト、マンガン、ニッケル等のリチウム酸化物が挙げられる。
正極バインダとして、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)やフッ素ゴムなどが挙げられる。
正極合剤を正極金属箔11aに塗布する方法の例として、ロール塗工法、スリットダイ塗工法、等が挙げられる。正極合剤に分散溶液を混練したスラリを、厚さ20μmのアルミニウム箔の両面に均一に塗布し、乾燥させた後、プレスし、裁断する。正極合剤の塗布厚さの一例としては片側約40μmである。正極金属箔11aを裁断する際、正極タブ16を一体的に形成する。すべての正極タブ16の長さは、ほぼ同じである。
負極電極12は、銅箔により形成され長尺な形状を有する負極金属箔12aと、この負極金属箔12aの両面に負極合剤が塗布された負極合剤層12bとを有する。負極金属箔12aの長手方向に延在する下方側の側縁は、負極合剤が塗布されず銅箔が露出した負極箔露出部12cとなっている。この負極箔露出部12cには、軸芯15の軸に沿って正極タブ16とは反対方向に延出された、多数の負極タブ17が等間隔に一体的に形成されている。
負極合剤は、負極活物質と、負極バインダと、増粘剤とからなる。負極活物質としては、黒鉛炭素が挙げられる。
負極合剤を負極金属箔12aに塗布する方法の例として、ロール塗工法、スリットダイ塗工法等が挙げられる。
負極合剤に分散溶媒を混練したスラリを、厚さ10μmの圧延銅箔の両面に均一に塗布し、乾燥させた後、裁断する。負極合剤の塗布厚さの一例としては片側約40μmである。負極金属箔12aをプレスにより裁断する際、負極タブ17を一体的に形成する。すべての負極タブ17の長さは、ほぼ同じである。
第1、第2のセパレータ13、14の幅は、負極電極12の負極合剤層12bの幅よりも大きい。負極電極12の負極合剤層12bの幅は、正極電極11の正極合剤層11bの幅よりも大きい。負極合剤層12bの幅および長さを正極合剤層11bの幅および長さよりも大きくして、正極合剤層11bの全領域を負極合剤層12bで覆う構造とされている。リチウムイオン二次電池の場合、正極活物質であるリチウムがイオン化してセパレータを浸透し、負極活物質に吸蔵される。この場合、負極側に負極活物質が形成されておらず負極金属箔12aが表出していると負極金属箔12aにリチウムが析出し、内部短絡を発生する原因となる。上記の如く、正極合剤層11bの全領域を負極合剤層12bで覆うことにより、このようなリチウム析出に伴う内部短絡を防止することができる。
第1のセパレータ13および第2のセパレータ14は、それぞれ、例えば、厚さ40μmのポリエチレン製多孔膜で形成されている。
(接続リード板と電池缶との接合構造)
図4〜図7を参照して、接続リード板50と電池缶2との接合構造および接合方法を説明する。
図4は、図1に図示された接続リード板を、その上方から観た外観斜視図であり、図5は、図1に図示された、発電用ユニットに固定された状態の電池缶を、その下方から観た斜視図であり、図6は、図5の発電ユニットに取り付けられた状態の接続リード板の拡大斜視図である。また、図7(a)は、接続リード板と電池缶との接合状態を示す断面図であり、図7(b)は、接続リード板を電池缶側から観た平面図である。
導電接続部材、すなわち、接続リード板50は、中央部51と、中央部51の両側に、中央部51に対してL字形状に屈曲された一対の支持部52とを有する。接続リード板50は、帯状の平板を、プレス加工により中央部51と各支持部52との境界でほぼ90°に2度屈曲して形成される。接続リード板50は、ニッケル等の金属材料により形成されている。
接続リード板50の中央部51のほぼ中央には、接続リード板50の板厚方向に貫通する、ほぼ円形の開口53が形成されている。
接続リード板50は、各支持部52が、抵抗溶接、レーザ溶接、スポット溶接等により負極集電リング21の基部21aに接合されている。
接続リード板50の中央部51には、電池缶2と対面する側の面に、3つのプロジェクション55が中央部51の表面51a(図7参照)から突出して形成されている。各プロジェクション55は、中央部51の他の部分より厚肉とされている。
3つのプロジェクション55は、それぞれ、隣接のプロジェクション55と周方向に間隔をあけて、換言すれば、相互に分離されている。すなわち、開口53の周囲にリング形状(環状)を構成するように点在して配置されている。各プロジェクション55の内周縁部55a(図6参照)は、開口53に接している。換言すれば、各プロジェクション55の内周縁部55aは、開口53の外周縁となっている。後述するように、各プロジェクション55と電池缶2の底部2cとの接触面は、接合部Wとなる。従って、接続リード板50では、各プロジェクション55の内周縁部55aと開口53の外周縁との間に非接合部は存在しない。
図7(b)に図示されるように、接続リード板50の中央部51の裏面51bには、底面が平坦な凹部54が形成されている。凹部54は、ほぼ円形を有し、その外周は、3つのプロジェクション55の外側に接する円よりも大きい。凹部54内には、軸芯15が嵌入されるので、凹部54の径を軸芯15の径とほぼ同一にすると、軸芯15を組付ける際の位置決めが容易となり、好ましい。
(接続リード板の製造方法)
図7(a)、(b)を参照して、接続リード板50の製造方法の一例を示す。
(1)接続リード板50を作製するための素材平板(図示せず)を、プレス加工により屈強して、中央部51と、一対の支持部52とを有する第1中間部材(図示せず)を作製する。
(2)第1中間部材にプレスにより開口53を形成し、第2中間部材(図示せず)を作製する。
なお、(1)、(2)の工程の順序は逆であってもよい。
(3)第2中間部材にプレス加工によりリング状のプロジェクション(図示せず)および凹部54を形成し、第3中間部材を作製する。第3中間部材の作製は、具体的には、以下の通りである。
第2中間部材の中央部51の表面51aを下型で支持する。下型には、各プロジェクション55を形成するためのリング状凹部が形成されている。接続リード板50の開口53の径よりも大きい径の上型(図示せず)を用いて、接続リード板50の裏面51bをプレスする。
これにより、表面51a側にリング状プロジェクション、つまり、3つのプロジェクション55に分離する前のプロジェクション、すなわち、1つのリング状のプロジェクションが形成される。同時に、裏面51bに凹部54が形成された第4中間部材が作製される。つまり、第4中間部材は、凹部54を形成する際のプレスによりリング状のプロジェクションが形成される領域の外周縁と凹部54との間が素材平板の肉厚よりも薄肉となり、この薄肉とされる部分の塑性変形によりリング状プロジェクションが形成されるのである。
(4)リング状プロジェクションを分離部でプレス加工することにより、3つのプロジェクション55に分離する。これに、3つのプロジェクション55を有する接続リード板50が得られる。リング状プロジェクションをプレスするので、各プロジェクシン55の分離部は、図4に示すように、少し開口53の内側に張り出すこともある。上述において、開口53の形状をほぼ円形状としたが、これには、開口53が、各プロジェクション55の分離部で少し変形された円形を含む意味合いがある。
(接続リード板と電池缶との接合方法)
図7を参照して、接続リード板50と電池缶2との接合方法について説明する。
発電ユニット20を電池缶2内に収容し、接続リード板50のプロジェクション55を電池缶2の底部2cの内面に接触または内面近傍に配置しておく。電池缶2の底部2cの外面を二点鎖線で示す下部電極Bで支持する。二点鎖線で示す棒状の上部電極(接合用電極)Bを正極集電リング27の開口部27eから軸芯15の中空部15a内に差し込み、その先端面を接続リード板50の凹部54の内面に当接する。凹部54の径は、上部電極Bの径よりも少し大きく形成されている。そして、上部電極Bにより、接続リード板50に下方への押圧力を加えながら溶接電流を流す。各プロジェクション55と上部電極B直下の電池缶2とに溶接電流が流れることにより、この間の電気抵抗によるジュール熱が発生し、各プロジェクション55は、その先端側が溶融して電池缶2に接合される。但し、図6に図示されるように、各プロジェクション55における凹部54の内面との接触面側が溶融し、その厚さ方向の上部側は溶融せず、溶接後においても、各プロジェクション55は中央部51の表面51aより突出している。
各プロジェクション55と電池缶2の底部2cとの接合部W(図7参照)には、接続リード板50を形成するニッケルおよび電池缶2の内面にめっきされた材料であるニッケルと、電池缶2を形成する鉄との合金が形成される。
この合金状態となっている接合部Wは、比抵抗が大きくなっており、円筒形二次電池1を充放電する際、大電流が集中して流れ、大きな発熱が生じる。例えば、円筒形二次電池1を車両用電源用として使用し、急加速と急減速とを繰り返すと、接合部から発生する発熱が溶接部によって囲まれる領域内に溜まり、円筒形二次電池1が過度に温度上昇する可能性がある。
開口53が形成されていない接続リード板50と電池缶2との接合構造では、プロジェクション55によって囲まれる領域の内側に溜まる熱は、接続リード板50を熱伝導して、内外に放熱される。つまり、電池缶2の内側では、接続リード板50に熱伝導してから電池缶2の内部空間に熱伝達される。このため、放熱性が悪く、円筒形二次電池1の温度上昇が大きくなる。
これに対し、上記実施形態では、接続リード板50の各プロジェクション55の内側に開口53が設けられている。このため、接合部で発生した熱が開口53を介して、直接、電池缶2の空間に熱伝達される放熱経路が構成される。このため、円筒形二次電池1の放熱性を向上することができる。
しかも、上記実施形態では、各プロジェクション55の内周縁部55aは、開口53の外周縁となって、すなわち、接続リード板50が開口53に接しており、各プロジェクション55の内周縁部55aと開口53の外周縁との間には、薄肉部のような、非接合部は存在しない。つまり、接合部Wであるプロジェクション55から、直接、電池缶2内の空間に熱伝達される。このため、各プロジェクション55の内周縁部と開口53の周縁部との間に非接合部が存在する構造に比し、換言すると、各プロジェクション55の内周縁部55aと開口53の周縁部との間に平面視でリング状の空所が存在する構造に比し、円筒形二次電池1の温度上昇を、一層、抑制することができる。
各プロジェクション55の内周縁部55aと開口53の外周縁部との間に非接合部を有していない構造の接続リード板50を電池缶2の底部2cに接合して実施形態1に示す円筒形二次電池1を作製した。一方、プロジェクション55を有するが、開口は形成されていない接続リード板を電池缶2の底部2cに接合して比較例の円筒形二次電池を作製した。実施形態1の円筒形二次電池1を繰り返し充放電させ、また、比較例の円筒形二次電池を繰り返し充放電させ、その温度上昇を対比する試験を行った。試験結果では、実施形態1の円筒形二次電池1は、比較例の円筒形二次電池に対して、円筒形二次電池1の温度上昇を、平均で37℃程度、低減することができた。
上記実施形態1によれば下記の効果を奏する。
(1)接続リード板50に、リング形状に点在して配置された複数のプロジェクション55を設け、また、プロジェクション55の内側領域に開口53を設け、各プロジェクション55を電池缶2の底部2cの内面に接合した。このため、接合部Wとなり発熱し易いプロジェクション55から、直接、電池缶2内の空間に熱伝達される放熱経路が形成され、充放電により大電流が流れる際の円筒形二次電池1の温度上昇を抑制することができる。
(2)特に、各プロジェクション55の内周縁部55aは、開口53に接しており、すなわち、内周縁部55aは開口53の周縁部と平面視で合致するので、各プロジェクション55の内周縁部55aと開口53の外周縁との間には、非接合部は存在しない構造となっている。このため、円筒形二次電池1の充放電の際に接合部Wを流れる電流は、プロジェクション55から、直接、電池缶2内の空間に熱伝達される。従って、プロジェクション55から非接合部を熱伝導してから、開口53を介して電池缶2内の空間に熱伝達される構造に比し、一層、円筒形二次電池1の温度上昇を抑制することができる。
(3)接続リード板50にプロジェクション55を設け、このプロジェクション55が電池缶2の底部2cに抵抗溶接により接合される構造とした。接合部をプロジェクションとしたので、接合面積が小さくなり、溶接強度の均一化を図ることができる。
また、溶接電流を小さい接合面積の溶接部に集中させることができるので、溶接電流を小さくすることができる。
(4)接続リード板50の裏面51bに底面が平坦な凹部54を形成し、この凹部54の底面に上部電極Bを当接して接続リード板50を電池缶2に接合するようにした。このため、各プロジェクション55は、上部電極Bにより均一に押圧され、プロジェクション55が、不均一な押圧力の作用により変形するのを防止することができる。
なお、接続リード板50に形成するプロジェクション55として、種々の形態を採用することができる。
以下に、接続リード板50の他の実施形態を説明する。
−実施形態2−
図8は、本発明の実施形態2としての接続リード板50Aの下面側からの斜視図である。
実施形態2の接続リード板50Aは、実施形態1の3つのプロジェクション55を1つのプロジェクション55Aとした構造を有している。
図8に図示されるように、接続リード板50Aには、開口53を囲んで、リング状の1つのプロジェクション55Aが形成されている。プロジェクシン55Aは、分離されておらず、全周囲に亘り連続して形成されている。接続リード板50Aのプロジェクション55Aの内周縁部55aは、開口53の外周縁となっている。つまり、接続リード板50Aでは、プロジェクション55Aの内周縁部55aと開口53の外周縁との間に非接合部が存在しない。
接続リード板50Aの他の構造は、実施形態1と同様であり、同一の部位に同一の符号を付して説明を省略する。
従って、実施形態2の接続リード板50Aを用いて形成された円筒形二次電池1は、実施形態1と同様な効果を奏する。
−実施形態3−
図9は、本発明の実施形態3としての接続リード板50Bの下面側からの斜視図である。
実施形態3の接続リード板50Bは、各プロジェクション55Bを円形状、すなわち、ドット状に形成した構造を有している。
図9に図示されるように、接続リード板50Bには、開口53を囲んで、複数、図9では6個のドット状のプロジェクション55Bが形成されている。各プロジェクション55Bは、開口53の周囲に、円形状を形成するように、ほぼ等間隔に配置されている。
各プロジェクション55Bの開口53に最も近い周縁部の部分は、開口53の外周縁に接している。換言すれば、各プロジェクション55Bの開口53に最も近い周縁部の部分に接する円は、開口53の外周縁となっている。つまり、接続リード板50Bでは、各プロジェクション55Bの開口53に最も近い周縁部の部分に接する円と開口53の外周縁との間に非接合部は存在しない。
接続リード板50Bの他の構造は、実施形態1と同様であり、同一の部位に同一の符号を付して説明を省略する。
従って、実施形態3の接続リード板50Bを用いて形成された円筒形二次電池1は、実施形態1と同様な効果を奏する。
なお、接続リード板50Bの裏面51bには、底面が平坦な凹部54が形成されているため、接合時において、各プロジェクション55Bは、上部電極Bにより均一に押圧される。このため、各プロジェクション55Bはリング状ではなく、ドット状とされているが、上部電極Bによる不均一な押圧力の作用に起因する変形を防止することができる。
−実施形態4−
図10(a)、(b)は、本発明の実施形態4としての接続リード板50Cを示し、図10(a)は、下面側からの斜視図であり、図10(b)は、上方から観た平面図である。
図10に図示された接続リード板50Cは、実施形態3の接続リード板50Bと同様、複数の円形状のプロジェクション55Bを有している。しかし、接続リード板50Cには、プロジェクション55Bに囲まれた中心部領域58に開口53が形成されていない点で、実施形態3の接続リード板50Bとは相違する。
図10に図示されるように、接続リード板50Cに形成された複数のプロジェクション55Bは、中心部領域58を囲んで、円形状を形成するように、ほぼ等間隔に配置されている。接続リード板50Cには、隣接するプロジェクション55B間のそれぞれに、開口57が形成されており、中心領域58には、開口は形成されていない。各開口57は、ほぼ矩形形状に形成されており、その端面側の一対の側辺が、それぞれ、隣接するプロジェクション55Bの周縁部に接している。換言すれば、接続リード板50Cでは、各プロジェクション55Bの周縁部と開口53の周縁部との間に非接合部は存在しない。
各開口57の中心領域58側の側縁57aは、各プロジェクション55Bの中心を結ぶ円(一点鎖線で図示)の内側に位置している。つまり、各開口57は、各プロジェクション55Bの中心を結ぶ円の内側に延出されている。すなわち、各開口57の中心領域58側の側縁57aに接する円(点線で図示)は、各プロジェクション55Bの中心を結ぶ円(一点鎖線で図示)の内側に配置されている。
実施形態4に示す接続リード板50Cでは、各プロジェクション55Bの周縁部と開口57の周縁部との間に非接合部は存在しない。このため、円筒形二次電池1の充放電の際に各プロジェクション55Bを流れる電流は、各プロジェクション55Bから、直接、電池缶2内の空間に熱伝達される。
従って、実施形態4の接続リード板50Cを用いて形成された円筒形二次電池1は、実施形態1と同様な効果を奏する。
なお、実施形態4では、接続リード板50Cには、中心領域58に板厚方向に貫通する開口が形成されていない構造として例示した。しかし、接続リード板50Cの中心領域58に、板厚方向に貫通する開口を設けてもよい。
また、上記各実施形態では、接続リード板50のプロジェクション55、55A〜55C(以下、代表して「55」とする)は、その周縁部の一部が、直接、開口53、57に接する構造であり、プロジェクション55の内周縁部55aと開口53、57の外周縁との間には、非接合部は存在しない構造として例示した。しかし、接続リード板50に、各プロジェクション55の内周縁部55aと開口53の外周縁との間に非接合部が設けられている構造であっても、充放電時における円筒形二次電池1の温度上昇を十分に抑制することができるものであればよい。充放電時における温度上昇が、接続リード板50に開口53が形成されていない円筒形二次電池に対し、20℃程度以上低減できるものであれば、その効果は十分であるといえる。
各実施形態にて示した、プロジェクション55の形状や数は、単なる例示であり、その形状および数は、適宜、変更することが可能である。また、複数のプロジェクション50は、部分リング形状や、円形状に配列された構造として例示したが、三角形状、矩形形状等の多角形状に配列するようにしてもよい。
上記実施形態では、リチウムイオン円筒形二次電池の場合で説明した。しかし、本発明は、ニッケル水素電池またはニッケル・カドミウム電池、鉛蓄電池のように水溶性電解液を用いる円筒形二次電池にも適用が可能である。
また、円筒形リチウムイオンキャパシタに適用することもできる。
上記各実施形態では、電池缶2を負極側とし、接続リード板50を、発電要素10の負極電極12に接続する構造として例示した。しかし、電池缶2を正極側とし、接続リード板50を、発電要素10の正極電極11に接続する場合にも適用することが可能である。この構造では、電池缶2をアルミニウム系金属で形成することが一般的であり、その場合には、接続リード板50を、アルミニウム系金属により形成することが好ましい。
その他、本発明の円筒形二次電池は、発明の趣旨の範囲内において、種々、変形して適用することが可能である。
1 円筒形二次電池
2 電池缶
2c 底部
3 電池蓋
4 電池容器
10 発電要素
11 正極電極
12 負極電極
15 軸芯
15a 中空部
20 発電ユニット
21 負極集電リング(負極集電板)
27 正極集電リング(正極集電板)
30 電池蓋ユニット
50、50A、50B、50C 接続リード板(導電接続部材)
51 中央部
52 支持部
53、57 開口
54 凹部
55、55A〜55C プロジェクション
58 中心領域
接合部

Claims (8)

  1. 正・負極の電極を有する発電要素と、
    前記正・負極の電極に接続された正・負極の集電板と、
    前記発電要素および前記正・負極の集電板が収納され、電解液が注入された電池缶と、
    前記正・負極の電極の一方に接合され、かつ、前記電池缶の缶底内面に溶接された導電接続部材とを備え、
    前記導電接続部材は、前記電池缶の前記缶底内面に溶接される複数のプロジェクションを有し、前記プロジェクションの間には、少なくとも1つの開口が設けられている円筒形二次電池。
  2. 請求項1に記載の円筒形二次電池において、
    前記導電接続部材は、環状に配列された3つ以上の前記プロジェクションを有し、前記開口は、3つ以上の前記プロジェクションのほぼ中央に設けられている円筒形二次電池。
  3. 請求項1に記載の円筒形二次電池において、
    前記導電接続部材は、環状に配列された3つ以上の前記プロジェクションを有し、前記開口は、隣接する前記プロジェクションの間のそれぞれに設けられている円筒形二次電池。
  4. 請求項1に記載の円筒形二次電池において、
    前記プロジェクションは、ドット状またはリング状に形成されている円筒形二次電池。
  5. 正・負極の電極を有する発電要素と、
    前記正・負極の電極に接続された正・負極の集電板と、
    前記発電要素および前記正・負極の集電板が収納され、電解液が注入された電池缶と、
    前記正・負極の電極の一方に接合され、かつ、前記電池缶の缶底内面に溶接された導電接続部材とを備え、
    前記導電接続部材は、前記電池缶の前記缶底内面に溶接されるリング状のプロジェクションを有し、リング状の前記プロジェクションの内側に開口が設けられている円筒形二次電池。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の円筒形二次電池において、
    前記導電接続部材は、前記プロジェクションが形成された面とは反対側の面に、接合用電極が当接する平坦な底面を有する凹部が設けられている円筒形二次電池。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の円筒形二次電池において、
    前記プロジェクションは、前記プロジェクションが形成された周囲より厚肉に形成されている円筒形二次電池。
  8. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載に円筒形二次電池において、
    前記導電接続部材に形成された前記プロジェクションの内周縁部と前記開口の周縁部とは接している円筒形二次電池。
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