JP2016110070A - 操作部材及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストが抑えられ、誤検知の発生を防止することができる操作部材を提供する。【解決手段】回転操作環4は、環状部材12と、環状部材12の内周面に貼り付けられたシート11とを備える。シート11には環状部材12の円周方向に所定幅の孔部11bが同じ所定幅の間隔で形成され、環状部材12の内周壁面とシート11の表面とでは反射率が異なる。シート11の円周方向の両端間に孔部11bと同じ幅の隙間12bが形成され、隙間12bと孔部11bから内周壁面を露出させることで、円周方向において反射率の異なる面を等間隔に交互に形成する。【選択図】図3

Description

本発明は、回転操作可能な操作部材及びこれを有する電子機器に関し、特に電子機器に装備された操作部材の回転を検出する技術に関する。
電子機器には、様々な処理や動作を実行させるために、押しボタン式やスライド式、回転式等の種々の操作部材が実装されている。このような操作部材が操作されたときの操作部材の動作を検出する手段として、各種のセンサが用いられている。例えば、回転式の操作部材の一例である回転操作環の回転を、フォトリフレクタを用いて検知する技術が提案されている(特許文献1参照)。
具体的には、回転操作環に反射率の異なる反射面を一定の回転角度毎に交互に設け、回転操作環が回転操作されたときにフォトリフレクタのオン/オフ(受光/非受光)が切り替わる構成とする。これにより、回転操作環の回転を検知することができる。ここで、回転操作環に反射率の異なる反射面を形成する方法としては、環状部材の内周面に反射面を直接形成する方法や、環状部材の内周面に反射シートを貼り付ける方法等がある。
特開2007−64665号公報
しかしながら、環状部材に反射率の異なる反射面を直接形成して回転操作環を製造する場合、製造(加工)コストが高くなるという問題がある。これに対して、反射シートを環状部材に貼り付けて回転操作環を製造する場合には、環状部材に反射面を直接形成する場合よりも、製造コストを抑えることができる。しかし、360度の回転が可能な回転操作環では、反射シートを環状部材の内周面の全周にわたって貼り付ける必要が生じる。このとき、反射シートの継ぎ目に微小な隙間が生じ、或いは、反射シートの継ぎ目に微小な重なりが生じてしまうと、反射率の変化が一様でなくなることで、回転角度を検知した際に誤検知が生じるおそれがある。
本発明は、製造コストが抑えられ、回転角度の誤検知を防止することができる回転操作可能な操作部材を提供することを目的とする。
本発明に係る操作部材は、円周面を有する部材と、前記円周面に固定されているシートと、を備え、前記シートの表面の反射率は、前記部材の前記円周面の反射率と異なり、前記シートは、前記円周面の周方向に並ぶ複数の孔部を有し、前記孔部から前記円周面の一部が露出し、かつ、前記シートの両端が前記周方向において互いに向かい合うように、前記円周面に固定され、前記シートの両端間には、前記周方向の幅が前記孔部の前記周方向の幅と略等しい隙間が形成されることを特徴とする。
本発明によれば、回転操作可能な操作部材の製造コストを抑えることができる。また、操作部材の回転角度を検知する際に誤検知が発生することを防止することができる。
本発明の実施形態に係る電子機器の一例である撮像装置の外観斜視図である。 (a)は、図1に示す撮像装置を構成する円筒部の概略構造を示す断面図であり、(b)は、(a)に示す円筒部の部分拡大図である。 (a)は、本発明の第1実施形態に係る回転操作環の斜視図であり、(b)は、(a)に示す回転操作環の内周面の平面展開図である。 図1に示す撮像装置を構成する円筒部の分解斜視図である。 (a)は、図4に示す回転操作環が時計回りに回転操作された際にフォトリフレクタから出力される信号波形の例を示す図であり、(b)は、図4に示す回転操作環が反時計回りに回転操作された際にフォトリフレクタから出力される信号波形の例を示す図である。 (a)は、本発明の第2実施形態に係る回転操作環の内周面の平面展開図であり、(b)は、本発明の第3実施形態に係る回転操作環の内周面の平面展開図であり、(c)は、本発明の第4実施形態に係る回転操作環の内周面の平面展開図である。 (a)は、本発明の第5実施形態に係る回転操作環の内周面の平面展開図であり、(b)は、本発明の第6実施形態に係る回転操作環の内周面の平面展開図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。本実施形態では、本発明に係る電子機器の一例として撮像装置を取り上げることとする。
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置1の外観斜視図である。撮像装置1は、本発明に係る電子機器の一例である。撮像装置1は、大略的に、本体部1a及び円筒部1bから構成されている。本体部1aは、不図示であるが、撮像素子、画像処理回路、信号処理回路及びメモリカード等を有する。撮像素子は、被写体の光学像を光電変換する。画像処理回路は、撮像素子から出力されるアナログ信号をデジタル画像信号へ変換して所定の画像処理を施し、画像データを生成する。信号処理回路は、円筒部1bに設けられた後述のフォトリフレクタ10a,10b(図4参照)からの信号に基づき、後述の回転操作環4の回転を検知する。メモリカードは、画像処理回路から出力される画像データを記憶する。
円筒部1bは、本体部1aの正面側中央付近に配置されている。円筒部1bは、撮像レンズ2及び鏡筒3を有する。撮像レンズ2は、撮像素子に結像する被写体像を形成する。鏡筒3は、撮像素子へ到達する光量を調整する不図示のシャッタ装置や絞り装置を備える。
円筒部1bの外周には、本発明の第1実施形態に係る回転操作環4、円筒外装5及びキャップ6が設けられている。回転操作環4は、撮像素子の感度調整やシャッタ速度等の各種の撮像パラメータを変更する際に操作される回転操作可能な操作部材である。撮像装置1では、不図示の設定手段によって、回転操作環4の操作によって設定値の変更が可能な撮像パラメータを予め設定することができるようになっている。よって、回転操作環4を回転操作することによって、予め設定した所望の撮像パラメータの設定値を変更することができる。なお、キャップ6及び円筒外装5については、図2を参照して後に説明する。また、撮像装置1のその他の構成部品については、本発明と直接の関係がないため、説明を省略する。
図2(a)は、円筒部1bの概略構造を示す断面図である。また、図2(b)は、図2(a)に示す領域Sの部分拡大図である。図2(a),(b)では、鏡筒3の内部に配置される撮像レンズ2等の部品については、本発明と直接の関係がないため、図示を省略している。
円筒部1bは、鏡筒3の外周に配置されたベース部材8を有する。ベース部材8の先端側(被写体側)には、キャップ6が配置されている。ベース部材8の外周には、回転操作環4及び円筒外装5が配置されている。円筒外装5とベース部材8は、不図示の部品を介して本体部1aへ固定される。キャップ6は、円筒外装5とで回転操作環4を挟み込むようにして、不図示のビスによって、ベース部材8を介して本体部1aに固定される。回転操作環4は、鏡筒3の光軸L方向において円筒外装5とキャップ6とで挟持されているため、回転操作環4の光軸L方向への移動は、一定のガタを除いて規制されている。しかし、回転操作環4は、光軸Lを中心軸とした回転方向では動きに規制はなく、360度の回転が可能となっている。
キャップ6には、溝6aが設けられている。溝6aの内部には、樹脂材の一例であるゴム材からなるリング部材7が嵌め込まれている。リング部材7の内径は単体の状態では溝6aの外径より小さく、そのため、リング部材7は伸び広げられながら溝6aへ嵌め込まれる。回転操作環4が光軸L方向において円筒外装5とキャップ6とによって挟持された状態では、リング部材7は、回転操作環4に設けられた突出部4eによって、光軸Lと直交する方向(ラジアル方向)に付勢(加圧)され、圧縮される。突出部4eは、円筒部1bでは、回転操作環4の内周の3カ所に周方向に略等間隔で設けられており、これにより、リング部材7はバランスよく突出部4eによって付勢される。突出部4eによるリング部材7への付勢により、回転操作環4を回転操作する際に一定の操作負荷が加わることで、回転操作環4が不用意に回転してしまうことを防止して、操作性を向上させることができる。なお、突出部4eは、4カ所以上に設けられていてもよい。
図3(a)は、回転操作環4の斜視図である。図3(b)は、回転操作環4の内周面(円周面)の平面展開図である。回転操作環4は、環状部材12と、環状部材12の内周面に貼り付けられたシート11とを有する。
環状部材12は、例えば、アルミ材の切削加工によって製造されており、外周は凹凸状に形成され、その表面はブラスト処理によって粗い表面に仕上げられている。これにより、回転操作環4の外周面を把持して回転操作する際の指の滑りを抑制して、操作性を高めることができる。環状部材12の内周面において少なくともシート11が貼り付けられる領域は、反射率の高い面の一例である光沢面12aに仕上げられている。
環状部材12の内周面には、シート11が、その両端が環状部材12の周方向において互いに向かい合うように貼り付けられている。シート11の表面は、反射率の低い面の一例である非光沢面11aとなっている。
なお、図3(b)では、非光沢面11aと光沢面12aとを区別するために、便宜的に、非光沢面11aに斜線を施している。また、後に説明する図6(a),(b),(c)及び図7(a),(b)でも、同様の理由で、非光沢面に斜線を施している。
シート11の材質は限定されるものではない。シート11には、環状部材12の周方向に対応する長さ方向に、所定の幅Aの複数の孔部11bが、幅Aの間隔で並んで形成されている。つまり、シート11において隣接する孔部11b間での非光沢面11aの幅もまた幅Aである。また、シート11の長さは、シート11が環状部材12に貼り付けられた状態で、環状部材12の周方向で対向する両端間に所定の幅Bの隙間12bが形成されるように、予め設定されている。隙間12bの幅Bは、孔部11bの幅Aと略同じ幅に設定される。
なお、光沢面であるか非光沢面であるかの判断は、見た者の主観に依存するところが大きいが、本実施形態では、光沢面と非光沢面とを、反射率の異なる面の典型的な組み合わせとして用いている。後述するように、本実施形態では、光学式センサの一例であるフォトリフレクタの発光部から回転操作環4の内周面へ向けて投光する。そして、回転操作環4の内周面からの反射光をフォトリフレクタの受光部が受光したか否かを示す信号に基づいて、回転操作環4の回転が検知される。そこで、フォトリフレクタの受光部が受光可能な反射光を生じさせる面の一例として光沢面を用い、フォトリフレクタの受光部が受光不可能な反射光を生じさせる面の一例として非光沢面を用いている。したがって、環状部材12の内周面とシート11の表面は、見かけに関係なく、反射光の受光と非受光とがフォトリフレクタによって識別可能な程度の反射率の差を有していればよい。
回転操作環4の内周面では、孔部11bと隙間12bの各領域で、環状部材12の内周面である光沢面12aが露出している。したがって、回転操作環4の内周面には、孔部11bと隙間12bの各領域で露出している光沢面12aと、シート11における孔部11bと孔部11bとの間の領域の非光沢面11aとが、全周に亘って交互に設けられる。本実施形態では、孔部11b及び隙間12bの各領域の幅が角度4度分の幅に設定され、且つ、孔部11bと孔部11bとの間の幅Aの領域も角度4度分の幅に設定されている。よって、光沢面12aと非光沢面11aとが8度ピッチで4度ずつ交互に配置されている。
ここで、環状部材の内周面にシートを貼り付けた場合に、シートの両端間に隙間を設けずに端面同士を合わせた場合には、シートの両端間に微小な隙間が生じ、或いは、微小な重なりが生じてしまうことがある。これに対して、環状部材12の内周面にシート11が貼り付けられたときに、シート11の両端間に幅Bの隙間12bを意図的に設けることにより、シート11の両端間に微小な隙間や重なりが生じることを回避することができる。これにより、後述するように、回転操作環4の回転を検知する際に誤検知が生じることを防止することができる。
図3(a),(b)にはそれぞれ、回転操作環4の回転を検出するための2つのフォトリフレクタ10a,10bが図示されており、図3(a)には、2つのフォトリフレクタ10a,10bが実装されたフレキシブル配線基板9が図示されている。
フォトリフレクタ10a,10bの発光部と受光部は、回転操作環4の内周側に、外周側を向いて配置されている。フォトリフレクタ10a,10bで回転操作環4の回転を検知するためには、フォトリフレクタ10a,10bと対面した回転操作環4の内周面に、反射率の異なる面を、少なくとも交互に設ける必要がある。ここで、前述の通り、環状部材12の内周面は光沢面12aに仕上げられている。そこで、フォトリフレクタ10a,10bの発光部から光沢面12aへ投光されて光沢面12aで反射した光をフォトリフレクタ10a,10bの受光部で検知することができるように、環状部材12の内周面とフォトリフレクタ10a,10bとの間の距離を定める。このとき、シート11の表面の非光沢面11aは、フォトリフレクタ10a,10bの発光部から非光沢面11aへ投光されて非光沢面11aで反射した光をフォトリフレクタ10a,10bの受光部で検知不可能な反射率に設定される。これにより、回転操作環4の回転に伴って、フォトリフレクタ10a,10bの受光部に受光状態と非受光状態を交互に生じさせて、撮像装置1が備える不図示の信号処理回路へ受光状態と非受光状態とを示す信号を送ることが可能になる。
次に、回転操作環4が回転操作された際の回転角度の検出方法について説明する。図4は、円筒部1bの分解斜視図であり、回転操作環4及びその周囲の部材を示している。ベース部材8には、フレキシブル配線基板9が固定されており、フレキシブル配線基板9に2つのフォトリフレクタ10a,10bが実装されている。フォトリフレクタ10a,10bの配設ピッチは、図3(b)に示すように、一方が光沢面12a(孔部11b又は隙間12bの領域)のほぼ中心と対向する位置にあるときに、他方が光沢面12aと非光沢面11aとの境界と対向する位置にあるように設定される。これにより、2つのフォトリフレクタ10a,10bから出力される信号波形の位相差を最大とすることができる。
回転操作環4の回転方向を検出するためには、フォトリフレクタ10a,10bから出力される信号波形に位相差が生じていることが必要である。つまり、フォトリフレクタ10aが受光したときに、回転操作環4の回転方向によってフォトリフレクタ10bが受光しているか否かの差異が生じることが必要となる。この差異に基づいて、回転操作環4がどの方向に回転しているかを信号処理回路によって判別することができる。
図5(a)は、撮像装置1の背面側から見て時計回り(CW)方向(図4参照)に回転操作環4が回転操作された際にフォトリフレクタ10a,10bから出力される信号波形である。図5(b)は、時計回りの方向の逆方向である反時計回り(CCW)方向(図4参照)に回転操作環4が回転操作された際にフォトリフレクタ10a,10bから出力される信号波形である。なお、図5(a),(b)では、フォトリフレクタ10aをPR10aと記し、フォトリフレクタ10bをPR10bと記している。また、信号波形がHighを示す範囲は、フォトリフレクタ10a,10bがそれぞれ受光状態にあることを示し、信号波形がLowで示す範囲は、フォトリフレクタ10a,10bがそれぞれ非受光状態にあることを示している。
フォトリフレクタ10a,10bの信号波形に位相差がない場合には、回転操作環4をどの方向に回転させても、フォトリフレクタ10a,10bの信号波形が同じとなるため、回転方向を検知することはできない。一方、フォトリフレクタ10a,10bの信号波形の位相差が小さい場合には、位相差の有無の判定にばらつきが生じ、回転方向を誤検知するおそれがある。
そこで、円筒部1bでは、フォトリフレクタ10a,10bから出力される信号波形に、概ね、半位相分の位相差を生じさせている。回転操作環4が時計回りに回転操作された場合、フォトリフレクタ10aの受光部の受光状態が(1)High、(2)High、(3)Low、(4)Lowと変化する際に、フォトリフレクタ10bの受光状態は(1)High、(2)Low、(3)Low、(4)Highと変化する。回転操作環4が反時計回りに回転操作された場合、フォトリフレクタ10aの受光部の受光状態が(1)High、(2)High、(3)Low、(4)Lowと変化する際に、フォトリフレクタ10bの受光状態は(1)Low、(2)High、(3)High、(4)Lowと変化する。このような順序が守られている場合には、上記(1)から(4)のいずれのタイミングから回転が開始されても、回転操作環4の回転方向を検知することができる。そして、回転操作環4の回転角度を、回転方向と回転開始位置によらず、フォトリフレクタ10a,10bが上記(1)から(4)まで順番に変化することで1ピッチ(1周期)分だけ回転したことを、本体部1aに設けられた不図示の信号処理回路によって判別する。
前述の通り、回転操作環4の内周面においてフォトリフレクタ10a,10bと対面する位置には、孔部11b及び隙間12bにおいて露出した光沢面12aとシート11の非光沢面11aとが約4度ずつで交互に、周方向の全周にわたって設けられている。よって、回転操作環4の内周面には、合計で45カ所の光沢面12aが存在する。したがって、回転操作環4を8度回転させる毎に回転操作環4の回転を検出することができる。図5(a),(b)において、フォトリフレクタ10aでの信号の隣接する立ち上がり位置α間の間隔が、回転操作環4の8度の回転に相当する。
以上の説明の通り、回転操作環4は、環状部材12の内周面においてシート11が貼り付けられる領域全体が光沢面12aとなるように製造されている。そのため、環状部材12の内周面に異なる反射率の反射面を直接形成する場合よりも成形や加工が容易であり、製造コストを下げることが可能になる。また、表面が非光沢面11aとなっており、幅Aの孔部11bが幅Aの間隔で並べて形成されたシート11を、環状部材12の内周面に貼り付けている。こうして、周方向で対向するシート11の両端間に、幅Aと略等しい幅Bの隙間12bを形成して、光沢面12aを露出させている。これにより、回転操作環4が回転操作されたときの回転操作環4の回転角度及び回転方向を誤検知することなく、正確に検出することができ、ひいては、撮像装置1の信頼性を高めることができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る回転操作可能な操作部材について、図6(a)を参照して説明する。図6(a)は、本発明の第2実施形態に係る回転操作環24の内周面の平面展開図である。回転操作環24は、以下に説明する通り、上述した回転操作環4の内周面での光沢面と非光沢面の配置が逆となった構造を有する。
回転操作環24は、環状部材22と、環状部材22の内周面に貼り付けられたシート21とを有する。環状部材22は、内周面が非光沢面22aに形成されている点で、上述した環状部材12と異なるが、その他の構成は環状部材12と同じである。
シート21には、環状部材22の周方向に対応する長さ方向に、所定の幅Aの複数の孔部21bが幅Aの間隔で並んで形成されている。また、シート21の表面は光沢面21aとなっている。シート21が環状部材22に貼り付けられた状態で、環状部材22の周方向で対向する両端間には、幅Bの隙間22bが形成される。回転操作環24では、シート21に形成された幅Aの孔部21b及び周方向で対向する両端間に形成される幅Bの隙間22bの各領域で、環状部材22の非光沢面22aが露出している。なお、シート21は、幅Bが幅Aと略等しくなる長さに設定されている。また、回転操作環24の内周面に設けられる光沢面21aと非光沢面22aの定義は、上述した第1実施形態での定義と同じである。
回転操作環24を円筒部1bに適用した場合に、シート21の光沢面21aは、フォトリフレクタ10a,10bの発光部から光沢面21aへ投光したときの光沢面21aからの反射光をフォトリフレクタ10a,10bの受光部で検知可能な反射率に調整されている。一方、環状部材22の非光沢面22aは、フォトリフレクタ10a,10bの発光部から非光沢面22aへ投光したときの非光沢面22aからの反射光をフォトリフレクタ10a,10bの受光部で検知不可能な反射率に調整されている。その結果、回転操作環24の内周面には、光沢面と非光沢面とが、実質的に幅Aで全周に亘って交互に設けられる。
したがって、回転操作環24が回転操作されたときにフォトリフレクタ10a,10bから得られる波形信号は、図5(a),(b)を参照して説明した波形信号の位相が半周期だけずれたものとなる。したがって、回転操作環24が回転操作されたときの回転角度及び回転方向は、第1実施形態に係る回転操作環4が回転操作されたときの回転量角度及び回転方向と同様に検知可能である。よって、回転操作環24でも、回転操作環4が奏する効果と同じ効果を得ることができる。
次に、本発明の第3実施形態に係る回転操作可能な操作部材について、図6(b)を参照して説明する。図6(b)は、本発明の第3実施形態に係る回転操作環34の内周面の平面展開図である。回転操作環34は、環状部材12と、環状部材12の内周面に貼り付けられたシート31とを有する。環状部材12は、第1実施形態で説明した環状部材12と同じであり、その内周面は光沢面12aとなっている。
シート31は、環状部材12の周方向に対応するシート31の長さ方向に、第1の反射領域である幅Aの非光沢面31bと第2の反射領域である幅Aの光沢面31aとが交互に並べられた構成となっている。シート31では、その長さ方向と直交する幅方向(図6(b)では上下方向)において、光沢面31aが非光沢面31bの一部に挟まれているが、幅方向端部側の非光沢面31bは必ずしも必要なものではない。
シート31としては、表面全体が非光沢面31bのシートに光沢面31aを印刷等によって形成したもの、又は、表面全体が光沢面31aのシートに非光沢面31bを印刷等によって形成したものを用いることができるが、これに限定されるものではない。
環状部材12の内周面にシート31が貼り付けられた状態で、環状部材12の周方向で対向するシート31の両端間には、幅Bの隙間12bが形成される。シート31は、幅Bが幅Aと略等しくなる長さに設定されている。
ここで、シート31の表面の光沢面31a及び非光沢面31bの各反射率と、環状部材12の内周面の光沢面12aの反射率との関係について説明する。フォトリフレクタ10a,10bが、光沢面31aからの反射光は受光するが、非光沢面31bからの反射光を受光することができないように、光沢面31aと非光沢面31bの各反射率には差が設けられている必要がある。また、光沢面12aが露出している隙間12bは、環状部材12の周方向において非光沢面31bに挟まれている必要がある。そして、フォトリフレクタ10a,10bが、光沢面12aからの反射光は受光するが、非光沢面31bからの反射光を受光することができないように、光沢面12aと非光沢面31bの各反射率にも差が設けられている必要がある。そこで、光沢面31a、非光沢面31b及び光沢面12aの反射率は、光沢面12aの反射率と光沢面31aの反射率との差が、非光沢面31bの反射率と光沢面31aの反射率との差よりも小さくなるように設定される。これにより、回転操作環34が回転操作されたときにフォトリフレクタ10a,10bから得られる波形信号を、図5(a),(b)を参照して説明した波形信号と同等なものとすることができる。
例えば、光沢面12aは、フォトリフレクタ10a,10bの発光部から光沢面12aへ投光したときの光沢面12aからの反射光をフォトリフレクタ10a,10bの受光部で検知可能な反射率に調整される。シート31の光沢面31aは、光沢面12aと同等の反射率に調整される。一方、シート31の非光沢面31bは、フォトリフレクタ10a,10bの発光部から非光沢面31bへ投光したときの非光沢面31bからの反射光をフォトリフレクタ10a,10bの受光部で検知不可能な反射率に調整される。
これにより、回転操作環34が回転操作されたときの回転角度及び回転方向は、第1実施形態に係る回転操作環4が回転操作されたときの回転角度及び回転方向と同様に検知可能である。よって、回転操作環34でも、回転操作環4が奏する効果と同じ効果を得ることができる。
次に、本発明の第4実施形態に係る回転操作可能な操作部材について、図6(c)を参照して説明する。図6(c)は、本発明の第4実施形態に係る回転操作環44の内周面の平面展開図である。回転操作環44は、環状部材22と、環状部材22の内周面に貼り付けられたシート41とを有する。環状部材22は、第2実施形態で説明した環状部材22と同じであり、その内周面は非光沢面22aとなっている。
シート41の表面には、環状部材22の周方向に対応するシート41の長さ方向に、第1の反射率の第1の反射領域である幅Aの光沢面41aと、第2の反射率の第2の反射領域である幅Aの非光沢面41bとが、交互に並べられた構成となっている。シート41では、その長さ方向と直交する幅方向(図6(c)では上下方向)において、非光沢面41bが光沢面41aの一部に挟まれているが、幅方向端部側の光沢面41aは必ずしも必要なものではない。
シート41としては、全体が光沢面41aのシートに非光沢面41bを印刷等によって形成したもの、又は、全体が非光沢面41bのシートに光沢面41aを印刷等によって形成したものを用いることができるが、これに限定されるものではない。
環状部材22の内周面にシート41が貼り付けられた状態で、環状部材22の周方向で対向するシート41の両端間には、幅Bの隙間22bが形成される。シート41は、幅Bが幅Aと略等しくなる長さに設定されている。
シート41の表面の光沢面41a及び非光沢面41bの各反射率と、環状部材22の内周面の非光沢面22aの反射率との関係は、第3実施形態で説明した、シート31の表面の光沢面31a及び非光沢面31bの各反射率と環状部材12の内周面の光沢面12aの反射率との関係と同じである。よって、光沢面41a、非光沢面41b及び非光沢面22aの反射率は、非光沢面22aの反射率と非光沢面41bの反射率との差が、非光沢面31bの反射率と光沢面31aの反射率との差よりも小さくなるように設定される。これにより、回転操作環44が回転操作されたときにフォトリフレクタ10a,10bから得られる波形信号を、図5(a),(b)を参照して説明した波形信号の位相が半周期だけずれたものと同等にすることができる。
例えば、シート41の光沢面41aは、フォトリフレクタ10a,10bの発光部から光沢面41aへ投光したときの光沢面41aからの反射光をフォトリフレクタ10a,10bの受光部で検知可能な反射率に調整される。一方、シート41の両端間の隙間22bで露出する非光沢面22aは、フォトリフレクタ10a,10bの発光部から非光沢面22aへ投光したときの非光沢面22aからの反射光をフォトリフレクタ10a,10bの受光部で検知不可能な反射率に調整される。また、シート41の非光沢面41bは、非光沢面22aと同等の反射率を有するように調整される。
これにより、回転操作環44が回転操作されたときの回転角度及び回転方向は、第1実施形態に係る回転操作環4が回転操作されたときの回転角度及び回転方向と同様に検知可能である。よって、回転操作環44でも、回転操作環4が奏する効果と同じ効果を得ることができる。
次に、本発明の第5実施形態に係る回転操作可能な操作部材について、図7(a)を参照して説明する。図7(a)は、本発明の第5実施形態に係る回転操作環54の内周面の平面展開図である。回転操作環54は、環状部材12と、環状部材12の内周面に貼り付けられたシート51から構成される。環状部材12は、第1実施形態で説明した環状部材12と同じであり、その内周面は光沢面12aとなっている。環状部材12についての詳細な説明は省略する。
シート51の表面は、非光沢面51aとなっている。また、シート51には、第1実施形態で説明したシート11と同様に、環状部材12の周方向に対応する長さ方向に、幅Aの孔部51bが幅Aの間隔で並べて形成されている。シート51が環状部材12に貼り付けられた状態で、環状部材12の周方向で対向するシート51の両端間には、幅Bの隙間12bが形成される。シート51は、幅Bが幅Aと略等しくなる長さに設定されている。
シート51の長さ方向の一方端には、他方端に向けて長さ方向に突出形成された第1の凸部51c及び第2の凸部51dが設けられている。第1の凸部51c及び第2の凸部51dはそれぞれ、環状部材12の周方向に対応するシート51の長さ方向において孔部51bと並ばない位置に設けられている。具体的には、第1の凸部51c及び第2の凸部51dはそれぞれ、シート51の長さ方向と直交する幅方向の両端部(図7(a)では上下の端部側)に設けられ、孔部51bは幅方向の中央部に設けられている。したがって、隙間12bでの光沢面12aの露出と孔部51bでの光沢面12aの露出を同等なものとすることができるため、回転操作環54でのフォトリフレクタ10a,10bによる回転検知に支障は生じない。シート51を環状部材12の内周面に貼り付けたときに、第1の凸部51c及び第2の凸部51dはそれぞれ、シート51の他方の端面に向けて突出する。
第1の凸部51cの突出長さは、孔部51bの幅Aより短く、幅Aの半分(A/2)より長い。第2の凸部51dの突出長さは、孔部51bの幅Aより長く、幅Aの1.5倍より短い。そのため、環状部材12の内周面にシート51が貼り付けられた状態では、周方向において対向するシート11の他方の端面に対して、第1の凸部51cは重なることはないが、第2の凸部51dと重なった状態となる。
第1の凸部51c及び第2の凸部51dは、環状部材12の内周面にシート51が適切に貼り付けられたか否かを判断する指標となる。例えば、第1の凸部51cがシート51の対向する端部と重なった場合には、シート51の一部が浮いた状態で貼り付けられたことになり、シート51の両端間の隙間12bの幅Bが、シート51に形成された孔部51bの幅Aより狭くなっていることになる。この場合には、回転操作環54の回転角度や回転方向を正確に検知することができなくなるおそれがあるため、シート51の貼り直しが必要なことがわかる。
一方、第2の凸部51dがシート51の対向する端部と重ならなかった場合には、シート51が縒れて貼り付けられたことになり、シート51の両端間の隙間12bの幅Bが、シート51に形成された孔部51bの幅Aより広くなっていることになる。この場合も、回転操作環54の回転角度や回転方向を正確に検知することができなくなるおそれがあるため、シート51の貼り直しが必要なことがわかる。
回転操作環54は、回転操作環4と同等の効果を得ることができ、また、簡便な方法でシート51が規定通りに環状部材12に貼り付けられているか否かを確認することができる。
なお、第1の凸部51c及び第2の凸部51dの突出長さは、上述した範囲内で、部品の寸法誤差等のばらつきを考慮して設定される。具体的には、部品の寸法誤差等のばらつきが大きい場合、シート51の長さ方向の両端間に形成される隙間12bの幅Bを孔部51bの幅Aに可能な限り近付ける必要がある。つまり、第1の凸部51c及び第2の凸部51dの突出長さを幅Aに近付ける必要がある。この場合、シート51の貼りずれに対する許容量は小さくなる。
一方、部品の寸法誤差等のばらつきが小さい場合、シート51の長さ方向の両端間に形成される隙間12bの幅Bが孔部51bの幅Aから多少ずれていても、フォトリフレクタから出力される波形信号の位相差を、誤検知が発生しない許容範囲内に納めることができる。よって、第1の凸部51cは孔部51bの幅Aの半分の長さに近く、第2の凸部51dは幅Aの1.5倍の長さに近くすることができる。この場合、シート51の貼りずれに対する許容量は大きくなる。
第1の凸部51c及び第2の凸部51dと同等の凸部を、図6(a),(b),(c)を参照して説明したシート21,31,41に設けることができる。また、回転操作環54では、シート51の長さ方向の一方の端面に第1の凸部51cと第2の凸部51dを形成したが、これに限られず、一方の端面に第1の凸部51cを形成し、他方の端面に第2の凸部51dを形成してもよい。このとき、第1の凸部51cと第2の凸部51dとが、環状部材12の周方向で重なり合わないようにする。更に、回転操作環4の光沢面と非光沢面とを逆にして回転操作環24を構成したのと同様に、回転操作環54の光沢面と非光沢面とを逆にしてもよい。
次に、本発明の第6実施形態に係る回転操作可能な操作部材について、図7(b)を参照して説明する。図7(b)は、本発明の第6実施形態に係る回転操作環64の内周面の平面展開図である。回転操作環64は、環状部材62と、環状部材62の内周面に貼り付けられたシート11から構成される。シート11は、第1実施形態で説明したシート11と同じであるので、詳細な説明を省略する。シート11が環状部材62の内周面に貼り付けられた状態で、シート11の長さ方向の両端間には、所定の幅Bの隙間62bが形成される。
環状部材62の内周面は、環状部材12の光沢面12aと同様の、光沢面62aとなっている。また、環状部材62の内周面には、第1のマーカ62c及び第2のマーカ62dが形成されている。図7(b)には、第1のマーカ62c及び第2のマーカ62dとして矩形の形状を有するものを示しているが、これに限定されるものではない。第1のマーカ62c及び第2のマーカ62dは、例えば、環状部材62に形成された凹部であるが、これに限定されるものではなく、刻印や印刷(インクの塗布)によって形成されてもよいし、シールを貼り付けることによって形成されていてもよい。
第1のマーカ62c及び第2のマーカ62ddはそれぞれ、環状部材62の周方向でシート11に設けられた孔部11bと並ばない位置に設けられている。具体的には、第1のマーカ62c及び第2のマーカ62dはそれぞれ、環状部材62にシート11が貼り付けられたときのシート11の幅方向の両端部(図7(b)では上下の端部側)の近傍に設けられている。したがって、隙間62bでの光沢面62aの露出と孔部11bでの光沢面62aの露出を同等なものとすることができるため、回転操作環64でのフォトリフレクタ10a,10bによる回転検知に支障は生じない。
環状部材62の周方向での第1のマーカ62cの長さ(幅)は、シート11に形成された孔部11bの周方向の幅Aより短く、幅Aの半分(A/2)より長い。環状部材62の周方向での第2のマーカ62dの長さ(幅)は、孔部11bの周方向の幅Aより長く、幅Aの1.5倍より短い。そのため、環状部材62の内周面にシート11が貼り付けられた状態では、第1のマーカ62cがシート11と重なる(シート11で覆われる)ことはないが、第2のマーカ62dの一部は、シート11と重なる(シート11で覆われる)。
なお、本実施形態では、第1のマーカ62c及び第2のマーカ62dは、周方向での中心が環状部材62のスラスト方向と平行な直線M上に位置するように、環状部材62に形成されている。但し、第1のマーカ62c及び第2のマーカ62dを形成する位置は、これに限定されるものではなく、少なくとも、環状部材62のスラスト方向から見たときに第1のマーカ62cが第2のマーカ62dに包含される位置に形成されていればよい。
第1のマーカ62c及び第2のマーカ62dは、環状部材62の内周面にシート11が適切に貼り付けられたか否かを判断する指標となり、また、環状部材62の内周面にシート11を貼り付ける際の目印となる。例えば、第1のマーカ62cの一部とシート11の長さ方向の端部とが重なった場合、シート11が環状部材62に対して浮いて貼り付けられたことになる。このとき、隙間62bの幅Bが、シート11に形成された孔部16bの幅Aより狭くなっていることになる。この場合には、回転操作環64の回転角度や回転方向を正確に検知することができなくなるおそれがあるため、シート11の貼り直しが必要なことがわかる。
一方、第2のマーカ62dとシート11の長さ方向の端部とが全く重なっていない場合には、シート11が環状部材62に対して縒れて貼り付けられたことになる。このとき、隙間62bの幅Bが、シート11に形成された孔部11bの幅Aより広くなっていることになる。この場合も、回転操作環64の回転角度や回転方向を正確に検知することができなくなるおそれがあるため、シート11の貼り直しが必要なことがわかる。
なお、環状部材62の周方向での第1のマーカ62c及び第2のマーカ62dの長さ(幅)は、上述した範囲内で部品の寸法誤差等のばらつきを考慮して、第1の凸部51c及び第2の凸部51dの突出長さと同様に設定される。
本実施形態では、第1のマーカ62c及び第2のマーカ62dを、環状部材62の内周面にシート11を貼り付ける際の目印にしたが、これに代えて、凸部、印刷による印刷部或いは刻印による刻印部等であってもよい。また、第1のマーカ62c及び第2のマーカ62dを環状部材62のスラスト方向においてシート11が貼り付けられる幅の範囲内に設けたが、これに限られず、環状部材62のスラスト方向にずれた位置に第1のマーカ62c及び第2のマーカ62dを設けてもよい。
以上の説明の通り、回転操作環64でも、回転操作環4と同等の効果を得ることができ、また、簡便な方法でシート11が規定通りに貼り付けられているか否かを確認することができる。
なお、回転操作環64において、回転操作環24で用いられているシート31を環状部材62の内周面に貼り付けた構成とすることもできる。また、環状部材62の内周面を非光沢面として第1のマーカ62c及び第2のマーカ62dを形成すると共に、シート21,41を環状部材62の内周面に貼り付けた構成とすることもできる。
<その他の実施形態>
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。更に、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
例えば、上記の実施形態では、回転操作可能な操作部材として、環状部材の曲面の1つである内周面に反射率の異なる面を周方向に交互に設けたものについて説明した。しかし、これに限られず、環状部材や円柱状部材の曲面である外周壁面に反射率の異なる面を周方向に交互に設けた回転操作可能な操作部材にも、本発明を適用することができる。
1 撮像装置
3 鏡筒
4,24,34,44,54,64 回転操作環
10a,10b フォトリフレクタ
11,21,31,41,51 シート
11a,22a,31b,41b,51a 非光沢面
11b,21b,51b 孔部
12,22,62 環状部材
12a,21a,31a,41a,62a 光沢面
12b,22b,62b 隙間
51c 第1の凸部
51d 第2の凸部
62c 第1のマーカ
62d 第2のマーカ

Claims (16)

  1. 円周面を有する部材と、
    前記円周面に固定されているシートと、を備え、
    前記シートの表面の反射率は、前記部材の前記円周面の反射率と異なり、
    前記シートは、前記円周面の周方向に並ぶ複数の孔部を有し、前記孔部から前記円周面の一部が露出し、かつ、前記シートの両端が前記周方向において互いに向かい合うように、前記円周面に固定され、
    前記シートの両端間には、前記周方向の幅が前記孔部の前記周方向の幅と略等しい隙間が形成されることを特徴とする操作部材。
  2. 前記シートの表面の反射率は、前記部材の前記円周面の反射率より低いことを特徴とする請求項1に記載の操作部材。
  3. 前記シートの表面の反射率は、前記部材の前記円周面の反射率より高いことを特徴とする請求項1に記載の操作部材。
  4. 前記シートは、前記シートの一方端から他方端に向けて突出形成される第1の凸部および第2の凸部を有し、
    前記第1の凸部および前記第2の凸部は、前記周方向において前記複数の孔部と並ばず、
    前記第1の凸部の突出長さは、前記周方向における前記隙間の幅より短く、且つ、前記第2の凸部の突出長さは、前記周方向における前記隙間の幅より長く、
    前記第1の凸部が前記シートの前記他方端と重なることなく、且つ、前記第2の凸部が前記シートの前記他方端と重なるように、前記シートは前記円周面に固定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の操作部材。
  5. 前記円周面の前記隙間には、第1のマーカと第2のマーカとが形成され、
    前記第1のマーカおよび前記第2のマーカは、前記周方向において前記複数の孔部と並ばず、
    前記第1のマーカの前記周方向における幅は、前記周方向における前記隙間の幅より短く、且つ、前記第2のマーカの前記周方向における幅は、前記周方向における前記隙間の幅より長く、
    前記第1のマーカが前記シートと重なることなく、且つ、前記第2のマーカが前記シートと重なるように、前記シートは前記円周面に固定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の操作部材。
  6. 円周面を有する部材と、
    前記円周面に固定されているシートと、を備え、
    前記シートは、第1の反射率を有する第1の反射領域と、前記第1の反射率と異なる第2の反射率を有する第2の反射領域と、を含み、前記円周面の反射率と前記第2の反射率との差が前記第1の反射率と前記第2の反射率との差より小さく、前記第1の反射領域と前記第2の反射領域とが前記円周面の周方向に交互に並び、且つ、前記シートの両端が前記部材の周方向において互いに向かい合うように前記円周面に固定され、
    前記シートの両端間には、前記周方向の幅が前記第2の反射領域の前記周方向の幅と略等しい隙間が形成され、前記隙間は前記周方向において前記シートの前記第1の反射領域に挟まれることを特徴とする操作部材。
  7. 前記第1の反射率は、前記第2の反射率より高いことを特徴とする請求項6に記載の操作部材。
  8. 前記第1の反射率は、前記第2の反射率より低いことを特徴とする請求項6に記載の操作部材。
  9. 円周面を有する部材と、
    前記円周面に固定されているシートと、
    前記シートに向けて投光し、前記シートで反射した光を受光し、受光した光に基づいて信号を出力する出力手段と、を備え、
    前記シートの表面の反射率は、前記部材の前記円周面の反射率と異なり、
    前記シートは、前記円周面の周方向に並ぶ複数の孔部を有し、前記孔部から前記円周面の一部が露出し、且つ、前記シートの両端が前記周方向において互いに向かい合うように前記円周面に固定され、
    前記シートの両端間には、前記周方向の幅が前記孔部の前記周方向の幅と略等しい隙間が形成されることを特徴とする電子機器。
  10. 前記シートの表面の反射率は、前記部材の前記円周面の反射率より低いことを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
  11. 前記シートの表面の反射率は、前記部材の前記円周面の反射率より高いことを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
  12. 前記シートは、前記シートの一方端から他方端に向けて突出形成される第1の凸部および第2の凸部を有し、
    前記第1の凸部および前記第2の凸部は前記周方向において前記複数の孔部と並ばず、前記第1の凸部の突出長さは前記周方向における前記隙間の幅より短く、且つ、前記第2の凸部の突出長さは前記周方向における前記隙間の幅より長く、
    前記第1の凸部が前記シートの前記他方端と重なることなく、且つ、前記第2の凸部が前記シートの前記他方端と重なるように、前記シートは前記円周面に固定されることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の電子機器。
  13. 前記円周面の前記隙間には、第1のマーカと第2のマーカとが形成され、
    前記第1のマーカおよび前記第2のマーカは前記周方向において前記複数の孔部と並ばず、前記第1のマーカの前記周方向における幅は前記周方向における前記隙間の幅より短く、且つ、前記第2のマーカの前記周方向における幅は前記周方向における前記隙間の幅より長く、
    前記第1のマーカが前記シートと重なることなく、且つ、前記第2のマーカが前記シートと重なるように、前記シートは前記円周面に固定されることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の電子機器。
  14. 円周面を有する部材と、
    前記円周面に固定されるシートと、
    前記シートに向けて投光し、前記シートで反射した光を受光し、受光した光に基づいて信号を出力する出力手段と、を備え、
    前記シートは、第1の反射率を有する第1の反射領域と、前記第1の反射率と異なる第2の反射率を有する第2の反射領域と、を含み、前記円周面の反射率と前記第2の反射率との差が前記第1の反射率と前記第2の反射率との差より小さく、前記第1の反射領域と前記第2の反射領域とが前記円周面の周方向に交互に並び、且つ、前記シートの両端が前記部材の周方向において互いに向かい合うように前記円周面に固定され、
    前記シートの両端間には、前記周方向の幅が前記第2の反射領域の前記周方向の幅と略等しい隙間が形成され、前記隙間は前記周方向において前記シートの前記第1の反射領域に挟まれることを特徴とする電子機器。
  15. 前記第1の反射率は、前記第2の反射率より高いことを特徴とする請求項14に記載の電子機器。
  16. 前記第1の反射率は、前記第2の反射率より低いことを特徴とする請求項14に記載の電子機器。
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