JP2016108726A - 戸体 - Google Patents
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Abstract
Description
また、内枠体のような枠としては剛性を確保するために、断面がU字状をなすように鋼板の両端部をほぼ垂直に且つ互いに対向するように折り曲げた部材を用いて、対向する部位が外周側に位置して連通開口を囲むように、例えば矩形状に折り曲げて形成することが考えられる。U字状の部材を矩形状に折り曲げる際には、互いに対向する壁部の対向する位置にU字の底となる部位に至るように各々切り込みを設け、折り曲げる部位だけ剛性を低くする。このため、形成された枠体には、底となる部位に至った切り込みによる隙間が残存してしまう。このような枠体を備えた戸が、火災により加熱された際などには、加熱された戸の内部にて接着剤等が溶けるなどして発生する可燃性ガスが角部の隙間から戸体の外に漏出して引火する虞があるという課題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、火炎等により加熱されても可燃性ガスが漏出しにくい戸体を提供することにある。
また、連通開口の上方に配置される上枠部の見込板部と連通開口の左右に配置される側枠部の見込板部とで形成される角部の外周面に、加熱発泡材が設けられているので、連通枠において隙間が生じやすい角部に隙間が発生したとしても、火災等により戸体が加熱された際には、隙間を発泡した加熱発泡材で塞ぐことが可能である。このため、加熱された際に戸体内にて可燃ガスが発生したとしても戸体外へ漏出することを防止することが可能である。また、加熱発泡材は、見込板部の外周面に設けられているので、連通開口などからも外部に露出しない。このため、意匠性にも優れた戸体を提供することが可能である。
このような戸体によれば、見込板部の角部を形成する2つの外周面に各々シート状の加熱発泡材が設けられているので、たとえば、2つの外周面に跨がって1枚の加熱発泡材を屈曲させて設ける場合より、連通枠本体と加熱発泡材との間に隙間が生じにくい。このため、切り込み部をより確実に閉塞することが可能である。
このような戸体によれば、2つの外周面に各々設けられた加熱発泡材は、角部の縁に沿って配置される一方の加熱発泡材の端縁が、角部の縁から突出させて配置される他方の加熱発泡材により覆われているので、2つの外周面に設けられる加熱発泡材間に隙間が生じにくい。このため、切り込み部をより確実に閉塞することが可能である。
このような戸体によれば、側枠部に設けられた加熱発泡材より下方に室外板部と室内板部との間を塞ぐ閉塞部材が設けられているので、たとえ加熱されて加熱発泡材が発泡して落下したとしても、閉塞部材により受け止められる。このため、加熱発泡材が発泡して落下しても閉塞部材上に残存する発泡後の加熱発泡材により切り込み部を閉塞することが可能である。
このような戸体によれば、室内表面材に設けられた室内開口の周縁部と重なる金属製の周縁枠は、室内表面材の室内側に設けられて連通枠と共に室内表面材を挟持しているので、戸体が加熱された際に、室内開口において周縁部と重なる部位が変形することを防止することが可能である。このため、室内開口の周縁から可燃ガスが戸体外へ漏出することを防止することが可能である。
本実施形態の戸体は、図1に示すように、建物に取り付けられる玄関扉1であり、建物の躯体に取り付けられる枠体2に回動自在に取り付けられ、室外側から郵便物などの投函物を投函可能な投函口3aと、室内側に投函物を収容する受箱7(図3)とを有している。
次に、上枠部61と側枠部62との境界、すなわち、室外板部612、622側から形成された切り込み部63aと室内板部613、623側から形成された切り込み部63aとが対向して見込板部611、621のみが繋がっている部位63cにて、側枠部62に相当する部位を、室外板部612、622及び室内板部613、623とは反対側にほぼ直角をなすように折り曲げる。これにより、1枚の鋼板600から上枠部61と側枠部62とが一体をなす連通枠本体63が形成される。
9 ポストガイド、9a 周縁開口、51 室内開口、60 連通枠、61 上枠部、
62 側枠部、63 連通枠本体、63a 切り込み部、63b 角部、
65 熱膨張性黒鉛、66 受け部材、600 鋼板、601 枠材、
611 見込板部、611a 外周面、612 室外板部、613 室内板部、
621 見込板部、621a 外周面、622 室外板部、623 室内板部、
S 連通開口、
Claims (6)
- 室内外を連通する連通開口を形成する金属製の連通枠と、
室外に臨むとともに前記連通開口と繋がる室外開口を備えた鋼板製の室外表面材と、
室内に臨むとともに前記連通開口と繋がる室内開口を備えた鋼板製の室内表面材と、
を備えた戸体であって、
前記連通枠は、前記連通開口の上方に配置される上枠部と、前記連通開口の左右に配置される側枠部と、を有し、
前記上枠部及び前記側枠部は各々、見込み方向に沿う見込板部と、前記見込板部の見込み方向における両端に当該戸体の面内方向に沿うと共に互いに対向する室外板部及び室内板部と、
を有し、
前記上枠部及び前記側枠部の前記室外板部が前記室外表面材に、前記上枠部及び前記側枠部の前記室内板部が前記室内表面材に、それぞれ固着されており、
前記上枠部の前記見込板部と前記側枠部の前記見込板部とで形成される角部の外周面に、加熱発泡材が設けられていることを特徴とする戸体。 - 請求項1に記載の戸体であって、
前記連通枠は、前記上枠部の前記室外板部と前記側枠部の前記室外板部及び前記上枠部の前記室内板部と前記側枠部の前記室内板部とを分ける切り込み部を備えて平坦な前記見込板部により前記上枠部と左右の前記側枠部とが繋がった板金製の枠材が、前記見込板部を折り曲げられて形成された連通枠本体を有していることを特徴とする戸体。 - 請求項1乃至請求項2に記載の戸体であって、
前記加熱発泡材は、シート状をなし、
前記見込板部の前記角部を形成する前記外周面に各々設けられていることを特徴とする戸体。 - 請求項3に記載の戸体であって、
前記外周面に各々設けられた前記加熱発泡材は、前記角部の縁に沿って配置される一方の前記加熱発泡材の端縁が、前記角部の縁から突出させて配置される他方の前記加熱発泡材により覆われていることを特徴とする戸体。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の戸体であって、
前記側枠部に設けられた前記加熱発泡材より下方に、前記室外板部と前記室内板部との間を塞ぐ閉塞部材が設けられていることを特徴とする戸体。 - 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の戸体であって、
前記室内表面材に設けられた前記室内開口の周縁部と重なるとともに、前記室内開口と繋がる周縁開口を備えた金属製の周縁枠が、前記室内表面材の室内側に設けられて前記連通枠と共に前記室内表面材を挟持していることを特徴とする戸体。
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JP2014243771A JP6360786B2 (ja) | 2014-12-02 | 2014-12-02 | 戸体 |
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JP6360786B2 JP6360786B2 (ja) | 2018-07-18 |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP6360786B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019100133A (ja) * | 2017-12-06 | 2019-06-24 | Ykk Ap株式会社 | ドア |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09228759A (ja) * | 1996-02-21 | 1997-09-02 | Steelcraft Manufacturing Co | 投入口付きドア |
JP2002227552A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-14 | Tostem Corp | 開口部装置 |
JP2013189770A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Panasonic Corp | 開口部廻りの見切り縁用コーナー部材とそれを用いた開口部廻りの見切り構造 |
JP2014105557A (ja) * | 2012-11-29 | 2014-06-09 | Lixil Corp | 窓 |
JP2015178716A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | 株式会社Lixil | ドア |
-
2014
- 2014-12-02 JP JP2014243771A patent/JP6360786B2/ja active Active
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