JP2016108036A - 合成樹脂製パレット - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、合成樹脂の使用量を低減させることに際して座屈の強度が低下することを抑えることが可能な合成樹脂製パレットを提供することを目的とする。
[合成樹脂製パレットの全体構成]
図1が示すように、合成樹脂製パレットは、2つのデッキボードの一例として、矩形格子形状を有する載置デッキボード10と、同じく矩形格子形状を有する接地デッキボード20とを備えている。載置デッキボード10における四隅と、接地デッキボード20における四隅とは、互いに対向する隅同士を隅桁30によって連結されている。
図3が示すように、隅桁30は、載置デッキボード10と対向する方向から見て矩形筒形状を有した周壁31を備えている。周壁31は、互いに直交する平板形状を有した2つの内側壁31Iと、互いに直交する平板形状を有した2つの外側壁31Eとから構成されている。周壁31は、2つの内側壁31Iと、2つの外側壁31Eとによって区画された中空構造を有している。周壁31が中空の筒形状を有することによって、隅桁30の形成に要する合成樹脂の使用量は抑えられている。
(1)対角補強板33が外側交差部32Eに連結され、かつ、対角補強板33が内側交差部32Iから離間しているため、対角補強板33と内側交差部32Iとの間に間隙が形成される。それゆえに、合成樹脂製パレットの製造に要する合成樹脂の使用量が抑えられる。
・対角補強板33は、下記第1変形例、および、第2変形例が示すように、内側交差部32I、および、外側交差部32Eの少なくとも一方である対象交差部から離間する構成であればよい。
・図5が示すように、対角補強板33は、内側交差部32Iの内側面から周壁31の対角方向に沿って延び、かつ、載置デッキボード10と直交する矩形平板形状を有している。対角補強板33における外側端辺33E1は、外側交差部32Eの内側面から離間する一方で、対角補強板33における内側端辺33E2は、内側交差部32Iの内側面と一体に形成されている。そして、対角補強板33の外側端辺33E1と、外側交差部32Eの内側面との間に間隙が形成されることによって、隅桁30の内部構造を形成するための合成樹脂の使用量は抑えられている。
(7)対角補強板33が内側交差部32Iに連結され、かつ、対角補強板33が外側交差部32Eから離間しているため、対角補強板33と外側交差部32Eとの間に間隙が形成される。それゆえに、合成樹脂製パレットの製造に要する合成樹脂の使用量が抑えられる。
・図7が示すように、対角補強板33は、周壁31の対角方向に沿って延び、かつ、載置デッキボード10と直交する矩形平板形状を有している。対角補強板33における外側端辺33E1は、外側交差部32Eの内側面から離間し、また、対角補強板33における内側端辺33E2も、内側交差部32Iの内側面から離間している。そして、対角補強板33の外側端辺33E1と、外側交差部32Eの内側面との間に間隙が形成されることによって、隅桁30の内部構造を形成するための合成樹脂の使用量は抑えられている。また、対角補強板33の内側端辺33E2と、内側交差部32Iの内側面との間に間隙が形成されることによって、隅桁30の内部構造を形成するための合成樹脂の使用量はさらに抑えられている。
上述した第1変形例の合成樹脂製パレットによれば、上記(1)から(8)に準じた効果が得られる。
(付記1)
互いに対向する2つのデッキボードと、前記2つのデッキボードにおける隅同士を連結する隅桁とを備え、前記隅桁は、矩形筒形状を有した周壁を備え、
前記周壁は、前記2つのデッキボードの縁に連結されて互いに直交する2つの外側壁と、互いに直交する2つの内側壁とから構成され、前記2つの外側壁の各々が、開口部を有する枠形状を有し、
前記2つの内側壁の交差する交差部は、内側交差部であり、
前記2つの外側壁の交差する交差部は、前記内側交差部と対向する外側交差部であって、前記2つのデッキボードの各々の角を連結し、
前記内側交差部と前記外側交差部とを通る前記周壁の対角方向に沿って延び、前記内側交差部、および、前記外側交差部の少なくとも一方である対象交差部から離間する対角補強板をさらに備え、
前記2つのデッキボードの各々は、前記対角補強板において前記対角方向に並ぶ両端辺のなかで前記対象交差部から離間した端辺と、前記周壁とを連結する複数の桟をさらに備え、
前記2つのデッキボードの少なくとも一方は、前記対角補強板において前記対角方向に並ぶ両端辺のなかで前記対象交差部から離間した端辺と、前記対象交差部とを連結する桟をさらに備える合成樹脂製パレット。
互いに対向する2つのデッキボードと、前記2つのデッキボードにおける隅同士を連結する隅桁とを備え、前記隅桁は、矩形筒形状を有した周壁を備え、
前記周壁は、前記2つのデッキボードの縁に連結されて互いに直交する2つの外側壁と、互いに直交する2つの内側壁とから構成され、前記2つの外側壁の各々が、開口部を有する枠形状を有し、
前記2つの内側壁の交差する交差部は、内側交差部であり、
前記2つの外側壁の交差する交差部は、前記内側交差部と対向する外側交差部であって、前記2つのデッキボードの各々の角を連結し、
前記内側交差部と前記外側交差部とを通る前記周壁の対角方向に沿って延び、前記内側交差部、および、前記外側交差部の少なくとも一方である対象交差部から離間する対角補強板をさらに備え、
前記2つのデッキボードの各々は、前記対角補強板において前記対角方向に並ぶ両端辺のなかで前記対象交差部から離間した端辺と、前記周壁とを連結する複数の桟をさらに備え、
前記対角補強板において前記対角方向に沿って延びる両端辺の少なくとも一方には、前記対角方向に沿って延びる補強リブが形成されている合成樹脂製パレット。
Claims (5)
- 互いに対向する2つのデッキボードと、
前記2つのデッキボードにおける隅同士を連結する隅桁とを備え、
前記隅桁は、矩形筒形状を有した周壁を備え、
前記周壁は、前記2つのデッキボードの縁に連結されて互いに直交する2つの外側壁と、互いに直交する2つの内側壁とから構成され、前記2つの外側壁の各々が、開口部を有する枠形状を有し、
前記2つの内側壁の交差する交差部は、内側交差部であり、
前記2つの外側壁の交差する交差部は、前記内側交差部と対向する外側交差部であって、前記2つのデッキボードの各々の角を連結し、
前記内側交差部と前記外側交差部とを通る前記周壁の対角方向に沿って延び、前記内側交差部、および、前記外側交差部の少なくとも一方である対象交差部から離間する対角補強板をさらに備え、
前記2つのデッキボードの各々は、前記対角補強板において前記対角方向に並ぶ両端辺のなかで前記対象交差部から離間した端辺と、前記周壁とを連結する複数の桟をさらに備える
合成樹脂製パレット。 - 前記対象交差部から離間した端辺は、内側端辺であり、
前記対角補強板は、前記対角方向において前記内側端辺とは反対側の端辺が前記外側交差部に連結され、
前記複数の桟は、前記対角補強板における前記内側端辺と、前記2つの内側壁の各々とを連結する2つの桟である
請求項1に記載の合成樹脂製パレット。 - 前記対象交差部から離間した端辺は、外側端辺であり、
前記対角補強板は、前記対角方向において前記外側端辺とは反対側の端辺が前記内側交差部に連結され、
前記複数の桟は、前記対角補強板における前記外側端辺と、前記2つの外側壁の各々とを連結する2つの桟である
請求項1に記載の合成樹脂製パレット。 - 前記対角補強板は、前記内側交差部、および、外側交差部から離間し、前記内側交差部と面する内側端辺と、前記外側交差部と面する外側端辺とを備え、
前記複数の桟は、2つの内側連結桟と2つの外側連結桟とから構成され、
前記2つの内側連結桟は、前記内側端辺と、前記2つの内側壁の各々とを連結し、
前記2つの外側連結桟は、前記外側端辺と、前記2つの外側壁の各々とを連結する
請求項1に記載の合成樹脂製パレット。 - 前記複数の桟は、複数の端辺連結桟であり、
前記2つのデッキボードの各々は、前記対角方向における前記対角補強板の中間部位と、前記2つの内側壁の各々とを連結する2つの中間連結桟をさらに備える
請求項1から4に記載のいずれか一項に記載の合成樹脂製パレット。
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