JP2016103935A - 車両用電源システム、及びdc−dcコンバータ - Google Patents

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【課題】部品点数の増加を抑えることができる車両用電源システムを提供する。【解決手段】ACジェネレータ13に接続されてACジェネレータ13からの電力を蓄えるバッテリー10及び蓄電デバイス14と、バッテリー10及び蓄電デバイス14から電力が供給されるとともに車両安全に関与する重要負荷15と、バッテリー10及び蓄電デバイス14から電力が供給されるとともに車両安全に関与しない一般負荷11と、バッテリー10と重要負荷15との間の電路を通電状態と非通電状態とで切り替え可能なリレー26と、バッテリー10が失陥状態となった時にリレー26を制御してバッテリー10と重要負荷15との間の電路を非通電状態とするマイコン22と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用電源システム、及びDC−DCコンバータに関する。
近年、自動車は電子化が益々進み、バッテリーから多数の負荷機器に電源が供給されている。バッテリーの故障あるいは電圧低下などによる電源失陥時には、各負荷機器の動作が保障されなくなる。
このため、メインバッテリーに加えてサブバッテリーを備え、メインバッテリーの故障あるいは電圧低下時にはサブバッテリーから負荷機器に電源を供給する電源冗長化システムを採用することが考えられる(例えば特許文献1参照)。これによって例えば負荷機器を構成する内で車両安全に係る安全系負荷の動作を保障することが可能となる。
特開平4−91633号公報
ところで、上記のような車両用電源システムでは、主電源(メインバッテリー)の予備電源として別途バックアップ電源(サブバッテリー)を設ける必要があり、更に回生用の補助電源を含めると部品点数が増加してシステムの大型化が避けられない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、部品点数の増加を抑えることができる車両用電源システム、及びDC−DCコンバータを提供することにある。
上記課題を解決する車両用電源システムは、発電機に接続されて該発電機からの電力を蓄えるメインバッテリー及びサブバッテリーと、前記メインバッテリー及びサブバッテリーから電力が供給されるとともに車両安全に関与する重要負荷と、前記メインバッテリー及びサブバッテリーから電力が供給されるとともに車両安全に関与しない一般負荷と、前記メインバッテリーと前記重要負荷との間の電路を通電状態と非通電状態とで切り替え可能な切替部と、前記メインバッテリーが失陥状態となった時に前記切替部を制御して前記メインバッテリーと前記重要負荷との間の電路を非通電状態とする制御部と、を有する。
この構成によれば、制御部によって切替部を制御してメインバッテリーが失陥状態となった時にメインバッテリーと重要負荷との間を非通電状態としてサブバッテリーから重要負荷に対して電力供給を行うことができる。更に、サブバッテリーは発電機にも接続されているため回生エネルギーにより発電機で発電された電力を充電することができるため、回生エネルギー用のサブバッテリーと重要負荷への電力供給用のサブバッテリーとを個別に設ける必要がない。これによって部品点数の増加を抑えることができる。
上記車両用電源システムにおいて、前記各負荷と前記各バッテリーとの間には、DC−DCコンバータが接続され、前記DC−DCコンバータ内に前記切替部及び前記制御部が備えられることが好ましい。
この構成によれば、切替部及び制御部はDC−DCコンバータ内に設けられるため、システムとしての部品点数の増加を抑えることができる。
上記車両用電源システムにおいて、前記切替部は、電磁リレーで構成されることが好ましい。
この構成によれば、切替部を電磁リレーで構成することで、接続時の抵抗が小さく大電流の通電が可能となる。
上記課題を解決するDC−DCコンバータは、発電機に接続されて該発電機からの電力を蓄えるメインバッテリー及びサブバッテリーから電力供給される電源部と、前記電源部からの電力供給によって動作する制御部と、前記メインバッテリーと車両安全に関与する重要負荷との間を接続する第1接続経路と、前記サブバッテリーと車両安全に関与する重要負荷との間を接続する第2接続経路と、前記メインバッテリーと前記重要負荷との間の前記第1接続経路における通電状態と非通電状態とを切り替え可能な切替部と、メインバッテリーが失陥状態となった時に前記切替部を制御して前記メインバッテリーと前記重要負荷との間の第1接続経路を非通電状態とする制御部とを有する。
この構成によれば、制御部によって切替部を制御してメインバッテリーが失陥状態となった時にメインバッテリーと重要負荷との間を非通電状態としてサブバッテリーから重要負荷に対して電力供給を行うことができる。更に、サブバッテリーは発電機にも接続されているため回生エネルギーにより発電機で発電された電力を充電することができるため、回生エネルギー用のサブバッテリーと重要負荷への電力供給用のサブバッテリーとを個別に設ける必要がない。これによって本DC−DCコンバータを用いることで、車両用電源システムとして部品点数の増加を抑えることができる。
上記DC−DCコンバータにおいて、前記制御部と接続されて動作状態の遷移が記憶される記憶部と、外部機器と通信を行うための通信部とを有し、前記制御部は、前記メインバッテリーが失陥状態となった時に前記記憶部及び前記通信部の動作を停止させることが好ましい。
この構成によれば、通信部と記憶部との動作を停止させることで、DC−DCコンバータ内での余計な電力消費を抑えて重要負荷の動作期間を長く確保することが可能となる。
本発明の車両用電源システム、及びDC−DCコンバータによれば、部品点数の増加を抑えることができる。
第1実施形態における車両用電源システムの概略構成を示すブロック図である。 (a)〜(g)は、同上における車両用電源システムの動作例を示すタイミングチャートである。 第2実施形態における車両用電源システムの概略構成を示すブロック図である。 (a)〜(d)は、同上における車両用電源システムの動作例を示すタイミングチャートである。
(第1実施形態)
以下、車両用電源システムの第1実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態の車両用電源システムは、メインバッテリーとしてのバッテリー10に車両負荷の一部を構成する一般負荷11、スターターモータ12、ACジェネレータ(オルタネータ)13、DC−DCコンバータ20がハーネスを介して接続されている。また、DC−DCコンバータ20にはサブバッテリーとしての蓄電デバイス14が接続されている。蓄電デバイス14は例えばリチウムイオンバッテリー、リチウムイオンキャパシター、鉛バッテリーを採用することが考えられる。
(DC−DCコンバータ)
DC−DCコンバータ20は、バッテリー10及び蓄電デバイス14とそれぞれダイオードD1,D2を介して接続される電源回路21を有する。より具体的には、バッテリー10はDC−DCコンバータ20のバッテリー用電源端子20aと接続されることでダイオードD1と接続され、蓄電デバイス14はDC−DCコンバータ20の蓄電デバイス用電源端子20bと接続されることでダイオードD2と接続される。これによって、DC−DCコンバータ20の電源回路21側からバッテリー10や蓄電デバイス14に電流が流入することが抑えられている。
DC−DCコンバータ20の電源回路21には、マイコン(マイクロコンピュータ)22と、通信回路23とが接続されてマイコン22及び通信回路23に電力供給を実施する。
マイコン22は、前記電源回路21から電力供給を受けてDC−DCコンバータ20内の各部を制御するものであり、通信回路23と記憶回路24と接続されている。またマイコン22は、蓄電デバイス14の電圧監視も行っている。
通信回路23は、車両各部の状態監視や車両各部の動作制御を司るエンジンECU30と通信が可能となるように電気的に接続される。これによって、通信回路23にはエンジンECU30で検出されたバッテリー10の端子電圧の情報が伝達されるようになる。通信回路23では、バッテリー10の端子電圧の情報をマイコン22に出力する。マイコン22では、それらの状態遷移を記憶回路24に記憶させる。
また、マイコン22は、昇降圧回路25及びリレー26と電気的に接続され、昇降圧回路25及びリレー26の制御が可能となっている。
昇降圧回路25は、DC−DCコンバータ20に設けられる蓄電デバイス接続用端子20cに接続された前記蓄電デバイス14と電気的に接続されている。また、昇降圧回路25は、DC−DCコンバータ20に設けられる重要負荷用接続端子20dに接続された重要負荷15と接続される。
リレー26は、DC−DCコンバータ20に設けられるバッテリー接続用端子20eに接続されたバッテリー10や一般負荷11などと接続される。また、リレー26は、DC−DCコンバータ20に設けられる重要負荷用接続端子20dに接続された重要負荷15と接続される。リレー26は例えば有接点の電磁リレーであって、前記マイコン22から信号が出力されると通電状態(オン状態)となり、マイコン22からの信号が停止されると非通電状態(オフ状態)となる、所謂ノーマリーオフ形のリレースイッチである。
ここで、重要負荷15と一般負荷11との違いについて説明する。重要負荷15は車両安全に係る負荷であり、一般負荷11は重要負荷11以外の負荷を指している。重要負荷15の一例として、電動パワーステアリング装置(EPS)、アンチロックブレーキ装置(ABS)、プリクラッシュ装置、電動パーキングブレーキ装置、緊急通報装置、ヘッドランプ、ストップランプ、フロントカメラ、バックカメラ、カメラECU、及びミリ波レーダーを含むことが好ましい。これらの装置の動作が一時的にでも保障されることで、路面の白線検知や白線からのはみ出し抑制のためのステアリング制御を行ったり、前方車両を検知して前方車両に追従したり、衝突時の衝撃緩和を行うべくブレーキアシストなどの車両安全に係る制御が可能となる。
また一般負荷11は、車両の走行に関わらない負荷であり、一例としてオーディオシステムやナビゲーションシステムなどが挙げられる。
次に、車両用電源システムの作用を説明する。
例えば、バッテリー10の端子電圧が失陥閾値V1より高い場合、その旨の信号とともにエンジンECU30からの制御信号に従い通常駆動する。通常駆動としては車両の各状況に応じてバッテリー10から重要負荷15に電力供給する場合(通常駆動1)、蓄電デバイス14から重要負荷15に電力供給する場合(通常駆動2)、蓄電デバイス14に充電する場合(通常駆動3)などが挙げられる。
(通常駆動1)
マイコン22は、リレー26に信号を出力して導通状態(オン状態)とすることで、バッテリー10から重要負荷15に対して電力供給が行われる。このときのDC−DCコンバータ20内の端子20eと端子20dとの間の接続経路を第1接続経路という。
(通常駆動2)
マイコン22は、例えばリレー26への信号を停止させて、昇降圧回路25を介して蓄電デバイス14から重要負荷15に対して電力供給が行われる。このときのDC−DCコンバータ20内の端子20cと端子20dとの間の接続経路を第2接続経路という。
(通常駆動3)
マイコン22は、例えばリレー26に信号を出力して導通状態(オン状態)とし、例えば昇降圧回路25を用いてACジェネレータ13の出力電圧を昇圧して蓄電デバイス14に充電する。
一方、図2(a)に示すように時間T1においてバッテリー10の端子電圧が失陥閾値V1以下となったら、図2(b)に示すようにエンジンECU30はバッテリー10の異常検知と判断する。
(失陥駆動)
エンジンECU30は、異状検知である旨の信号をDC−DCコンバータ20の通信回路23に出力する。通信回路23では、その旨の信号をマイコン22に出力する。
このとき、マイコン22は、失陥状態として各部の駆動制御を行う(失陥駆動)。
その具体例としては、図2(e)及び図2(f)に示すように通信回路23及び記憶回路24を停止させる。なお、図2(d)に示すように、電源回路21は特段の制御は行われない。
このとき、図2(c)に示すように、昇降圧回路25は、バッテリー10失陥直前(時間T1よりも前)の駆動状態に従ってマイコン22が生成した駆動パターン(デューティ制御)によって制御する。
更に、図2(g)に示すように、マイコン22は、リレー26への信号を停止させて、昇降圧回路25を介して蓄電デバイス14から重要負荷15に対して電力供給を行うことが可能となる。
次に、本実施形態の効果を記載する。
(1)マイコン22によってリレー26を制御してバッテリー10が失陥状態となった時にバッテリー10と重要負荷15との間を非通電状態として蓄電デバイス14から重要負荷15に対して電力供給を行うことができる。更に、蓄電デバイス14はACジェネレータ13にも接続されているため回生エネルギーによりACジェネレータ13で発電された電力を充電することができるため、回生エネルギー用のサブバッテリーと重要負荷15への電力供給用のサブバッテリーとを個別に設ける必要がない。これによって部品点数の増加を抑えることができる。
(2)リレー26及びマイコン22はDC−DCコンバータ20内に設けられるため、システムとしての部品点数の増加を抑えることができる。
(3)リレー26で切替部を構成することで接続時の抵抗が小さく大電流の通電が可能となる。
(4)本DC−DCコンバータ20を用いることで、車両用電源システムとして部品点数の増加を抑えることができる。
(5)バッテリー10失陥時に通信回路23と記憶回路24との動作を停止させることで、DC−DCコンバータ20内での余計な電力消費を抑えて重要負荷15の動作期間を長く確保することが可能となる。
(6)リレー26は所謂ノーマリーオフであるため、マイコン22からリレー26への信号が途絶えることでバッテリー10と重要負荷15との間を非通電状態とすることができる。これによって、バッテリー10失陥時における電力消費を抑えることができる。
(第2実施形態)
次に、車両用電源システムの第2実施形態について説明する。
本実施形態の車両用電源システムは、第1実施形態と比較してDC−DCコンバータではなくリレーボックスを用いている点が異なるものである。このため、第1実施形態と同一部材には同一番号を付して説明の一部又は全部を割愛する。
図3に示すように、本実施形態の車両用電源システムは、少なくともリレー41及びリレー42を有するリレーボックス40を有する。
リレー41は、リレーボックス40に設けられるバッテリー接続用端子40aに接続されたバッテリー10や一般負荷11などと接続される。また、リレー41は、リレーボックス40に設けられる重要負荷用接続端子40bに接続された重要負荷15と接続される。リレー41は例えば有接点の電磁リレーであって、エンジンECU30から信号が出力されると通電状態(オン状態)となり、エンジンECU30からの信号が停止されると非通電状態(オフ状態)となる、所謂ノーマリーオフ形のリレースイッチである。
リレー42は、リレーボックス40に設けられる蓄電デバイス接続用端子40cに接続された前記蓄電デバイス14と電気的に接続されている。また、リレー42は、リレーボックス40に設けられる重要負荷用接続端子40bに接続された重要負荷15と接続される。リレー42は例えば有接点の電磁リレーであって、前記エンジンECU30から信号が出力されると非通電状態(オフ状態)となり、エンジンECU30からの信号が停止されると通電状態(オン状態)となる、所謂ノーマリーオン形のリレースイッチである。
次に、車両用電源システムの作用を説明する。
例えば、バッテリー10の端子電圧が失陥閾値V1より高い場合、その旨の信号とともにエンジンECU30からの制御信号に従い通常駆動する。通常駆動としては車両の各状況に応じてバッテリー10から重要負荷15に電力供給する場合(通常駆動1)、蓄電デバイス14から重要負荷15に電力供給する場合(通常駆動2)、蓄電デバイス14に充電する場合(通常駆動3)などが挙げられる。
(通常駆動1)
エンジンECU30は、リレー41に信号を出力して導通状態(オン状態)とするとともにリレー42に信号を出力して非道通状態(オフ状態)とすることで、バッテリー10から重要負荷15に対して電力供給が行われる。
(通常駆動2)
エンジンECU30は、リレー42への信号を停止して導通状態(オン状態)とするとともにリレー41への信号を停止して非道通状態(オフ状態)とすることで、リレー42を介して蓄電デバイス14から重要負荷15に対して電力供給が行われる。
(通常駆動3)
エンジンECU30は、リレー41に信号を出力して導通状態(オン状態)とするとともにリレー42への信号を停止して非道通状態(オン状態)とすることで、例えば蓄電デバイスに充電する。
一方、図4(a)に示すように時間T1においてバッテリー10の端子電圧が失陥閾値V1以下となったら、図4(b)に示すようにエンジンECU30はバッテリー10の異常検知と判断する。
(失陥駆動)
図4(c)(d)に示すようにエンジンECU30は、異状検知であると判断すると、各リレー41,42への信号を停止させ、リレー41を非導通状態(オフ状態)、リレー42を導通状態(オン状態)とする。これによって、蓄電デバイス14から重要負荷15に対して電力供給を行うことが可能となる。
(1)エンジンECU30によってリレー41,42を制御してバッテリー10が失陥状態となった時にバッテリー10と重要負荷15との間を非通電状態として蓄電デバイス14から重要負荷15に対して電力供給を行うことができる。更に、蓄電デバイス14はACジェネレータ13にも接続されているため回生エネルギーによりACジェネレータ13で発電された電力を充電することができるため、回生エネルギー用のサブバッテリーと重要負荷15への電力供給用のサブバッテリーとを個別に設ける必要がない。
(2)リレー41で切替部を構成することで接続時の抵抗が小さく大電流の通電が可能となる。
なお、上記各実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記第1実施形態では、バッテリー10失陥時において重要負荷15に対して蓄電デバイス14から電力供給を行う構成としたが、これに加えてバッテリー10失陥時においてエンジンECU30に対して蓄電デバイス14から電力供給を行ってもよい。
・上記第1実施形態ではDC−DCコンバータ20と蓄電デバイス14とを別体としたが、DC−DCコンバータ20と蓄電デバイス14とを一体化したモジュールを採用してもよい。
・上記第2実施形態では、リレー42を用いる構成としたが、リレー42の代わりに昇降圧回路を用いる構成を採用してもよい。
・上記各実施形態では、切替部としてのリレー26,41として、有接点の電磁リレーを用いる構成としたが、これに限らない。例えば、無接点の半導体リレーを用いる構成を採用してもよい。
・上記各実施形態並びに上記各変形例を適宜組み合わせてもよい。
10…バッテリー(メインバッテリー)、11…一般負荷、13…ACジェネレータ(発電機)、14…蓄電デバイス(サブバッテリー)、15…重要負荷、20…DC−DCコンバータ、22…マイコン(制御部)、23…通信回路(通信部)、24…記憶回路(記憶部)、26…リレー(切替部)、41…リレー(切替部)。

Claims (5)

  1. 発電機に接続されて該発電機からの電力を蓄えるメインバッテリー及びサブバッテリーと、
    前記メインバッテリー及びサブバッテリーから電力が供給されるとともに車両安全に関与する重要負荷と、
    前記メインバッテリー及びサブバッテリーから電力が供給されるとともに車両安全に関与しない一般負荷と、
    前記メインバッテリーと前記重要負荷との間の電路を通電状態と非通電状態とで切り替え可能な切替部と、
    前記メインバッテリーが失陥状態となった時に前記切替部を制御して前記メインバッテリーと前記重要負荷との間の電路を非通電状態とする制御部と、
    を有することを特徴とする車両用電源システム。
  2. 請求項1に記載の車両用電源システムであって、
    前記各負荷と前記各バッテリーとの間には、DC−DCコンバータが接続され、
    前記DC−DCコンバータ内に前記切替部及び前記制御部が備えられることを特徴とする車両用電源システム。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用電源システムであって、
    前記切替部は、電磁リレーで構成されることを特徴とする車両用電源システム。
  4. 発電機に接続されて該発電機からの電力を蓄えるメインバッテリー及びサブバッテリーから電力供給される電源部と、
    前記電源部からの電力供給によって動作する制御部と、
    前記メインバッテリーと車両安全に関与する重要負荷との間を接続する第1接続経路と、
    前記サブバッテリーと車両安全に関与する重要負荷との間を接続する第2接続経路と、
    前記メインバッテリーと前記重要負荷との間の前記第1接続経路における通電状態と非通電状態とを切り替え可能な切替部と、
    メインバッテリーが失陥状態となった時に前記切替部を制御して前記メインバッテリーと前記重要負荷との間の前記第1接続経路を非通電状態とする制御部と
    を有することを特徴とするDC−DCコンバータ。
  5. 請求項4に記載のDC−DCコンバータであって、
    前記制御部と接続されて動作状態の遷移が記憶される記憶部と、外部機器と通信を行うための通信部とを有し、
    前記制御部は、前記メインバッテリーが失陥状態となった時に前記記憶部及び前記通信部の動作を停止させることを特徴とするDC−DCコンバータ。
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