JP2016103178A - 見守りシステムおよび広域見守りシステム - Google Patents

見守りシステムおよび広域見守りシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2016103178A
JP2016103178A JP2014241490A JP2014241490A JP2016103178A JP 2016103178 A JP2016103178 A JP 2016103178A JP 2014241490 A JP2014241490 A JP 2014241490A JP 2014241490 A JP2014241490 A JP 2014241490A JP 2016103178 A JP2016103178 A JP 2016103178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
watching
person
vital sign
monitoring
detection unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014241490A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6523664B2 (ja
Inventor
小林 裕信
Hironobu Kobayashi
裕信 小林
欣也 田辺
Kinya Tanabe
欣也 田辺
健 住川
Takeshi Sumikawa
健 住川
仁 飯嶌
Jin Iijima
仁 飯嶌
哲也 金丸
Tetsuya Kanamaru
哲也 金丸
聡 宗
Satoshi So
聡 宗
大介 麻生
Daisuke Aso
大介 麻生
武志 蒲地
Takeshi Kamochi
武志 蒲地
ゆかり 福元
Yukari Fukumoto
ゆかり 福元
登志美 青木
Toshimi Aoki
登志美 青木
善次郎 金子
Zenjiro Kaneko
善次郎 金子
嘉延 石川
Yoshinobu Ishikawa
嘉延 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Disaster Prevention System Co Ltd
Fuji Electric Co Ltd
Koyo Musen Corp
Original Assignee
Japan Disaster Prevention System Co Ltd
Fuji Electric Co Ltd
Koyo Musen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Disaster Prevention System Co Ltd, Fuji Electric Co Ltd, Koyo Musen Corp filed Critical Japan Disaster Prevention System Co Ltd
Priority to JP2014241490A priority Critical patent/JP6523664B2/ja
Publication of JP2016103178A publication Critical patent/JP2016103178A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6523664B2 publication Critical patent/JP6523664B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

【課題】使い勝手の向上および設備コストの低減をともに実現することで、導入しやすくした見守りシステムおよび広域見守りシステムを提供する。【解決手段】状態検出部(温度センサ・人感センサ)からの検出信号に基づいて見守り領域において見守り対象者が存在すると判断し、かつ、バイタルサイン検出部20からの検出信号に基づいて見守り対象者のバイタルサインが良好であると判断するときに、見守り対象者が正常であると判断し、それ以外を異常と判断する見守りシステム1とした。また、この見守りシステム1を含む広域見守りシステムとした。【選択図】図1

Description

本発明は、独居老人などの見守り対象者に対する日常生活の見守りを行う見守りシステム、および、この見守りシステムを用いて広域の見守りを行う広域見守りシステムに関する。
現在、わが国は国民の4人に1人が65歳以上という高齢化社会である。今後も高齢者人口が増加し、2050年には3人に1人が65歳以上になると予想されている。また、少子化が進行し、地域社会の機能や世帯構造が大きく変化している。これら要因が相俟って、独居者世帯が増加する傾向にある。独居者世帯の人達が、支障なく生活しているかを見守るための効率的な仕組みが望まれている。
従来から、人や物を遠隔で監視し、必要に応じて監視結果を警報、ランプ、画面表示などにより報知する監視システムが知られている。このような監視システムの従来技術が、例えば、特許文献1(特開2004−174168号公報)に開示されている。
この従来技術の健康状態監視システムは、生活機器や建物に取り付けられた生体情報検出センサや、生体を感知する生体感知センサからの信号に基づいて監視対象者の心拍や呼吸などの状態を示すバイタルサインを検出する。また、健康状態監視システムは、生体情報検出センサからの信号に基づいて監視対象者の存在位置を検出する。
そして、健康状態監視システムは、検出したバイタルサインや存在位置に基づいて監視対象者の健康状態、睡眠状態、行動状態や心肺状態などを推定し、その推定結果に基づいて通報などの処理を行う。
特開2004−174168号公報(特許請求の範囲、図1)
しかし、特許文献1に記載の健康状態監視システムは、テレビ,水道の蛇口,ガスレンジ,ドアノブ、トイレ、風呂、ガス、電気等に多数のセンサを設置する必要があり、導入コストが大きく、また、既存の施設に手を加える手間を要するという問題があった。現実的に考えて、このようなシステムは行政等の公的機関による導入が想定されるが、システムを簡単にして可能な限りコスト低減したいという要請があった。
また、老人など見守り対象者の実情(例えば生活習慣)に応じた見守りを可能とし、見守り能力を高めたいという要請もあった。加えて、公的機関など見守り役の実情(例えば権限や管轄)に応じた見守りを可能とし、見守り能力を高めたいという要請もあった。
そこで、本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、的確な状況判断を可能にするとともに、使い勝手の向上および設備コストの低減をともに実現することで、導入しやすくした見守りシステムおよび広域見守りシステムを提供することにある。
そこで、本発明の請求項1に記載の見守りシステムは、
予め定められた見守り領域における見守り対象者の温度に基づいて見守り対象者の状態を検出する状態検出部と、
予め定められた見守り領域における見守り対象者のバイタルサインを検出するバイタルサイン検出部と、
前記状態検出部および前記バイタルサイン検出部と通信する制御処理部を備え、
前記制御処理部は、前記状態検出部からの検出信号に基づいて見守り領域において見守り対象者が存在すると判断し、かつ、前記バイタルサイン検出部からの検出信号に基づいて見守り対象者のバイタルサインが良好であると判断するときに、見守り対象者が正常であると判断し、それ以外を異常と判断する手段を備えることを特徴する見守りシステムとした。
また、本発明の請求項2に記載の見守りシステムは、
請求項1に記載の見守りシステムにおいて、
前記制御処理部と、前記状態検出部を搭載する回転体と、前記回転体を機械的に回転可能に支持するベース部と、前記回転体を回転駆動するモータと、前記モータを駆動制御するモータ駆動部を一体に搭載した見守り装置を含み、前記制御処理部は、前記回転体を回転するように駆動制御する手段を備えて広域の見守り領域を検出対象とすることを特徴とする見守りシステムとした。
また、本発明の請求項3に記載の見守りシステムは、
請求項2に記載の見守りシステムにおいて、
前記見守り装置の前記モータは前記回転体の回転とともに角度を出力する角度センサ付きモータであり、前記制御処理部は、検出された角度に基づいて広域の見守り領域のうち見守り対象者の検出位置の特定を行う手段を備えることを特徴とする見守りシステムとした。
また、本発明の請求項4に記載の見守りシステムは、
請求項2または請求項3に記載の見守りシステムにおいて、
前記見守り装置は、前記バイタルサイン検出部と通信を行う無線信号を出力する無線部と、電波による無線信号を放射するアンテナをさらに備え、前記無線部に接続される前記制御処理部は電波による無線信号を介して前記バイタルサイン検出部と通信する手段を備え、広域の見守り領域を検出対象とすることを特徴とする見守りシステムとした。
また、本発明の請求項5に記載の見守りシステムは、
請求項2〜請求項4の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
前記見守り装置は、問いかけの音声データを登録するメモリ部と、音声を出力するスピーカをさらに備え、前記メモリ部および前記スピーカに接続される前記制御処理部は、異常と判断されたときに前記メモリ部から読み出した音声データを前記スピーカに出力させて見守り対象者へ問いかけを行う手段を備えることを特徴とする見守りシステムとした。
また、本発明の請求項6に記載の見守りシステムは、
請求項5に記載の見守りシステムにおいて、
前記見守り装置は、前記制御処理部に接続されており画像を表示する表示部をさらに備え、
前記メモリ部には、見守り対象者への問いかけを行うときに表示する画像データが登録されており、
前記制御処理部は、見守り対象者へ問いかけを行うと同時に画像を表示部に表示する手段を備えることを特徴とする見守りシステムとした。
また、本発明の請求項7に記載の見守りシステムは、
請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
前記状態検出部は、見守り対象者が発する赤外線による温度変化を検知する焦電型の人感センサを含むことを特徴とする見守りシステムとした。
また、本発明の請求項8に記載の見守りシステムは、
請求項1〜請求項7の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
前記状態検出部は、見守り対象者が発する赤外線を分析し、熱分布を画像として表すサーモグラフィーによる温度センサを含むことを特徴とする見守りシステムとした。
また、本発明の請求項9に記載の見守りシステムは、
請求項1〜請求項8の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
前記バイタルサイン検出部は、心電計にバイタルサイン検出機能を持たせたものであることを特徴とする見守りシステムとした。
また、本発明の請求項10に記載の見守りシステムは、
請求項1〜請求項8の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
前記バイタルサイン検出部は、時計にバイタルサイン検出機能を持たせたものであることを特徴とする見守りシステムとした。
また、本発明の請求項11に記載の見守りシステムは、
請求項1〜請求項8の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
前記バイタルサイン検出部は、手首または足首のリストバンドにバイタルサイン検出機能を持たせたものであることを特徴とする見守りシステムとした。
また、本発明の請求項12に記載の見守りシステムは、
請求項1〜請求項11の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
前記制御処理部は、
前記状態検出部からの検出信号に基づいて見守り領域における見守り対象者の温度に加え、生活温度が検出されたときに正常であると判断する手段を備えることを特徴とする見守りシステムとした。
また、本発明の請求項13に記載の見守りシステムは、
請求項1〜請求項12の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
前記制御処理部は、
前記状態検出部からの検出信号に基づいて見守り領域において見守り対象者が存在するとの判断から存在しないとの判断に変化し、かつ、前記バイタルサイン検出部からの検出信号に基づいて見守り対象者の健康状態が良好であるとの判断からバイタルサインがないと判断するときに、見守り対象者の生命に異常があると判断する手段を備えることを特徴する見守りシステムとした。
また、本発明の請求項14に記載の見守りシステムは、
請求項1〜請求項13の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
前記制御処理部は、
前記状態検出部からの検出信号に基づいて見守り領域において見守り対象者が存在しないと判断し、かつ、前記バイタルサイン検出部から所定期間連続して検出信号を不受信であると判断するときに、見守り対象者が見守り領域から退出したと判断し、前記バイタルサイン検出部から受信が途絶えた最初のときを退出時間と決定する手段を備えること特徴とする見守りシステムとした。
また、本発明の請求項15に記載の見守りシステムは、
請求項1〜請求項13の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
前記制御処理部と通信するようになされ、見守り領域から外に出るドアの開閉を検知するドアセンサを備え、
前記制御処理部は、
前記ドアセンサからの検出信号に基づいてドアが開閉されたと判断し、前記状態検出部からの検出信号に基づいて見守り領域において見守り対象者が存在しないと判断し、かつ、前記バイタルサイン検出部から所定期間連続して検出信号を不受信であると判断するときに、見守り対象者が見守り領域から退出したと判断し、前記ドアセンサからの検出信号を受診したとき、または、前記バイタルサイン検出部から受信が途絶えた最初のときを退出時間と決定する手段を備えること特徴とする見守りシステムとした。
また、本発明の請求項16に記載の見守りシステムは、
請求項1〜請求項15の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
前記制御処理部は、
前記状態検出部からの検出信号に基づいて見守り領域において見守り対象者が存在すると判断し、かつ、前記バイタルサイン検出部からの検出信号に基づいて見守り対象者のバイタルサインが不良であると判断するときに、見守り対象者の健康に異常があると判断する手段を備えることを特徴する見守りシステムとした。
また、本発明の請求項17に記載の見守りシステムは、
請求項1〜請求項15の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
前記制御処理部と通信するようになされ、見守り領域に設置された設備の振動を感知する感振装置を備え、
前記感振装置に接続される前記制御処理部は、前記感振装置からの検出信号に基づいて異常な振動を感知したときに見守り対象者が転倒や衝突したと判断し、前記状態検出部からの検出信号に基づいて見守り領域において見守り対象者が存在すると判断し、かつ、前記バイタルサイン検出部からの検出信号に基づいて見守り対象者のバイタルサインが不良であると判断するときに、見守り対象者の健康に異常があると判断する手段を備えることを特徴する見守りシステムとした。
本発明の請求項18に記載の広域見守りシステムは、
請求項1〜請求項17の何れか一項に記載のシステムによるn台の見守りシステムと、
n台の前記見守りシステムと通信可能に接続されるネットワークと、
前記ネットワークに接続される見守りサーバと、
前記ネットワークに接続され、見守り側のmの機関にそれぞれ所属するm台の報知装置を少なくとも備え、
異常を検出した前記見守りシステムが前記ネットワークを介して前記見守りサーバへ異常を通知し、前記見守りサーバが異常に応じて管轄する機関の前記報知装置へ前記ネットワークを介して異常を通知することを特徴とする広域見守りシステムとした。
また、本発明の請求項19に記載の広域見守りシステムは、
請求項1〜請求項17の何れか一項に記載のシステムによるn台の見守りシステムと、
n台の前記見守りシステムと通信可能に接続されるネットワークと、
前記ネットワークに接続され、見守り側のmの機関にそれぞれ所属するm台の報知装置を少なくとも備え、
異常を検出した前記見守りシステムが異常に応じて管轄する機関の前記報知装置へ前記ネットワークを介して異常を通知することを特徴とする広域見守りシステムとした。
本発明によれば、的確な状況判断を可能にするとともに、使い勝手の向上および設備コストの低減をともに実現することで、導入しやすくした見守りシステムおよび広域見守りシステムを提供することができる。
本発明を実施するための形態の見守りシステムのシステム図である。 見守り装置の外観図である。 見守り装置のブロック図である。 見守り装置の動作説明図であり、図4(a)は回転体が0°の位置にあるときの検出動作の説明図、図4(b)は回転体が±180°回転した位置にあるときの検出動作の説明図、図4(c)は正転時および逆転時の人感センサの見守り領域の説明図、図4(d)は正転時および逆転時の温度センサの見守り領域の説明図である。 見守り装置による検出の説明図であり、図5(a)は人感センサによる検出の説明図、図5(b)は温度センサによる検出の説明図である。 本発明を実施するための形態の見守りシステムを含む広域見守りシステムのシステム図である。
続いて、本発明を実施するための形態の見守りシステムおよび広域見守りシステムについて図を参照しつつ説明する。見守りシステム1は、図1に示すように、見守り装置10、バイタルサイン検出部20を少なくとも備える。そして、見守り対象者の状況に応じて感振装置30、ドアセンサ40を備える。
この見守りシステム1は予め設定された領域(以下、「見守り領域」という)にいる人(以下、「見守り対象者」という)の見守りを行い、見守り対象者の異常(死亡、病気、けが、徘徊)を早期に発見する。
見守り領域は、例えば見守り対象者が住む戸建て住宅や集合住宅における一室の室内に設定されている。見守り対象者はバイタルサイン検出部20を身につけている。また、本実施形態では、見守り領域は見守り装置10を中心として半径20m以内で設定可能である。なお、上記は一例であって、見守り領域はこの範囲に限定されることはなく、もっと広い領域や狭い領域としても良い。
見守り対象者は、例えば独居老人、障害者、介護老人福祉施設の要介護者などである。本明細書では説明の具体化のため、見守り対象者は独居老人であるものとして説明する。なお、本明細書において、「正常」および「異常」は、見守り対象者が通常生活を営めるような状態である場合を正常とし、死亡、病気、けがなど通常とは異なる状態にある場合を一括して異常として説明する。そして、見守り対象者は、見守り開始時は正常であるものとする。
見守り装置10は、見守り対象者が親しみを持ちやすくするため、ロボットの顔の様な外観(図2参照)を有している。見守り装置10は、見守り領域内にいる見守り対象者の状態を見守り対象者の温度に基づいて検出する。
バイタルサイン検出部20は、見守り対象者が身につけるものである。バイタルサイン検出部20は、見守り対象者の身体に関するバイタルサインを見守り装置10に無線により常時送信する。見守り装置10が無線によりこのバイタルサイン検出部20を検出できる範囲を半径20m内としている。換言すれば、この見守り領域は見守り装置10を中心として最大半径20m内となる。見守り対象者がこの見守り領域から外にでると、無線が通じなくなり、見守り領域から外に出たことを検出できる。なお、バイタルサイン検出部20からのデータをスマートフォンに登録させ、このスマートフォンを経由して見守り装置10へデータを送るようにしても良い。
このバイタルサイン(Vital signs)は「生命を維持するときに現れるしるし」という意味であり、心臓が鼓動して血圧が一定値以上に保たれ、呼吸をし、体温を維持するときに現れる。具体的には見守り対象者の血圧、脈拍数、呼吸数、体温、心電である。このようなバイタルサイン検出部20は、例えば、心電計20aや、時計20b、リストバンド20cなどにバイタルサイン検出機能を持たせたものである。
心電計20aは、心電を検出し、信号の変調後に見守り装置10に小電力無線により常時送信する。なお、心電以外の血圧、脈拍数、呼吸数、体温を検出して複数の情報を含めたバイタルサインとしても良い。
時計20bは、手首に装着する腕時計タイプであり、例えば血圧や脈拍数を検出し、信号の変調後に見守り装置10に小電力無線により常時送信する。また、血圧や脈拍数以外の呼吸数、体温を検出して複数の情報を含めたバイタルサインとしても良い。
リストバンド20cは、手首や足首に装着するタイプであり、血圧や脈拍数をバイタルサインとして検出し、信号の変調後に見守り装置10に小電力無線により常時送信する。また、血圧や脈拍数以外の呼吸数、体温を検出して複数の情報を含めたバイタルサインとしても良い。特に老人などで痴呆の症状がある見守り対象者に対しては、リストバンド20cを比較的負担が少ない足首に常時装着する。
感振装置30は、振動を検出する機能を有し、振動信号の変調後に見守り装置10に小電力無線により常時送信する。感振装置30は、見守り領域内の設備30aに取り付けられる。この設備30aは、例えば、ベッド、テーブル、椅子、家具などである。この見守り装置10は、異常な振動を感知したときに、見守り対象者が設備30aの付近で転倒、または、設備30aに衝突したと判断する。
ドアセンサ40は、例えば、部屋扉の開閉を検出する機能を有し、開閉信号の変調後に見守り装置10に小電力無線により常時送信する。例えば、部屋へ入室したか、または、部屋から退出したかを検出する。後述するように部屋から退出後長期間変化がない場合には異常と判断する。なお、トイレ扉の開閉、風呂扉の開閉を検知するドアセンサも設定することができ、トイレや風呂へ入室したか、または、トイレや風呂から退出したかを検出する。見守り対象者がトイレや風呂に出入りする際の扉の開閉を所定時間内に検知したときには、見守り対象者が正常と判定することができる。
続いて見守り装置10の詳細について説明する。見守り装置10は、機械系としては図2の外観図で示すように、ベース部10a、回転体10b、人感センサ10c、温度センサ10d、アンテナ10eを備える。また、電気系としては図3のブロック図で示すように、人感センサ10c、温度センサ10d、アンテナ10e、メモリ部10f、スピーカ10g、外部通信部10h、表示部10i、無線部10j、モータ駆動部10k、角度センサ付きモータ10l、制御処理部10mを備える。
ベース部10aは、機械的なベースであり、見守り領域を見渡せる位置として、例えば家具の天板上に設置されたときに、適度の重量で安定するような構造に形成されている。
回転体10bは、ベース部10aに対して、図示しない回転支持機構により回転するように構成されている。例えば、アンテナ10eが回転体10bの回転支軸を兼ねるように構成されている。
人感センサ10cは、制御処理部10mと接続されており、詳しくは焦電型赤外センサである。焦電型赤外センサは見守り対象者から放出されている赤外線を受けると、熱エネルギーを吸収して、自発分極に変化が生じ、その変化量に比例して表面に電荷が誘起され(焦電効果)、赤外線を感知する。この特性を利用して見守り対象者の動きを感知する(変化を見る)。焦電型赤外線センサを使用すれば、暗闇でも見守り対象者を感知することができる。なお、焦電型は赤外線の変化を感知するため、変化が無ければたとえ熱源があっても出力しない。人感センサ10cは、検出信号を制御処理部10mへ出力する。この検出信号は、後述する見守り処理に利用される。
温度センサ10dは、制御処理部10mと接続されており、赤外線による人の検知などを行う。例えば、物体から放射される赤外線を分析し、熱分布を図として表した画像として表すサーモグラフィーである。温度センサ10dは、画像を含む検出信号を制御処理部10mへ出力する。この検出信号は、後述する見守り処理に利用される。
アンテナ10eは、バイタルサイン検出部20(心電計20a、時計20b、リストバンド20c)、感振装置30、ドアセンサ40と無線により通信するためのアンテナである。アンテナは回転体10bの頂上から突出するように構成されている。アンテナ10eは、予め定められた見守り領域における見守り対象者のバイタルサイン検出部20、感振装置30、ドアセンサ40からの検出信号を無線により受信する。なお、見守り装置10と感振装置30、ドアセンサ40との間の通信については有線とし、見守り装置10と見守り対象者に装着されるバイタルサイン検出部20との間の通信のみを無線通信としても良い。
メモリ部10fには、制御処理部10mと接続されており、見守り対象者の家族等による問いかけの音声データおよび見守り対象者の家族等の画像データを登録する。なお、画像データと音声データとを一体にした動画データとしても良い。この場合は、動画データから抽出した音声データをスピーカ10gから出力させ、また、動画データから抽出した動画による画像データを表示部10iから表示させる。
スピーカ10gは、制御処理部10mと接続されている。制御処理部10mは、メモリ部10fから読み出された音声データに基づいた駆動信号を生成し、スピーカ10gに音声出力させる。
外部通信部10hは、制御処理部10mと接続されている。外部通信部10hは、図6で示すネットワーク200と接続するための通信部である。例えば、インターネット回線に接続するための回路装置である。制御処理部10mは、外部通信部10hを介してネットワーク200経由で外部装置とデータ通信を行う。
表示部10iは、制御処理部10mと接続されている。制御処理部10mは、メモリ部10fから読み出された画像データに基づいた駆動信号を生成し、表示部10iに表示出力させる。
無線部10jは、制御処理部10mと接続されている。無線部10jは、予め設定されている見守り領域内にあるバイタルサイン検出部20(心電計20a、時計20b、リストバンド20c)、感振装置30、ドアセンサ40から小電力無線により送信された無線信号を、アンテナ10eを介して受信してから復調して検出信号を生成し、制御処理部10mへ検出信号を送信する。制御処理部10mは、これら検出信号から後述するような見守り処理を行う。
モータ駆動部10kは、制御処理部10mおよび角度センサ付きモータ10lと接続されている。モータ駆動部10kは、制御処理部10mからの制御に基づいて角度センサ付きモータ10lを回転駆動する。また、モータ駆動部10kは、角度センサ付きモータ10lからの角度データを制御処理部10mへ出力する。
角度センサ付きモータ10lは、回転支持機構により支持されている回転体10bに対して回転力を付与する。制御処理部10mは角度センサ付きモータ10lから出力される角度データに基づいて角度制御を行い、また角度データから見守り対象者の位置情報を取得する。
制御処理部10mは、バイタルサイン検出部20、感振装置30、ドアセンサ40、人感センサ10c、温度センサ10dからの信号から各種データを抽出し、これらデータに基づいて、後述する判断手法により、見守り対象者が「正常」か「異常」を判断する。例えば、人感センサ10cから検出信号が検出されるときは見守り対象者が移動をしていることになり、直ちに見守り対象者は正常であると判断しても良い。見守りシステム1の全体構成はこのようなものである。
続いて見守りシステム1による見守りについて説明する。まずは、状態検出部である人感センサ10cと温度センサ10dにより予め定められた見守り領域における見守り対象者の状態を検出する点について説明する。例えば、見守り領域が一室の室内である場合、見守り装置10は、室内全体を見回せる位置、例えば、家具の上などに配置される。
制御処理部10mは、モータ駆動部10kを制御し、角度センサ付きモータ10lを回転させる。回転体10bは、図4(a)の0°の位置から180°正転して図4(b)の位置まで回転し、ここから逆転して図4(a)の0°の位置まで戻る。この場合、人感センサ10cは、図4(c)で示すような正転時の人感領域を検出し、また、温度センサ10dは、図4(d)で示すような正転時の温度検出領域を検出する。
そして、回転体10bは、図4(a)の0°の位置から180°逆転して図4(b)の位置まで回転し、ここから正転して図4(a)の0°の位置まで戻る。この場合、人感センサ10cは、図4(c)で示すような逆転時の人感領域を検出し、また、温度センサ10dは、図4(d)で示すような逆転時の温度検出領域を検出する。回転体10aは、以下同様の動作を繰り返す。これにより予め定められた見守り領域に存在する見守り対象者の温度について検出する。
この見守り時に、図5(a)で示すように、見守り対象者50から発生する赤外線の動きを人感センサ10cが検出し、また、図5(b)で示すように、見守り対象者50から発生する赤外線を温度センサ10dが検出する。制御処理部10mは、検出信号に基づいて見守り対象者の動作の有無や見守り対象者の温度を特定する。見守り装置10は、見守り対象者の動作の有無や温度が検出された時の角度データθを記録し、見守り対象者50の位置を特定する。くり返し検出時に同じ角度が検出されたならば、見守り対象者50は同じ箇所に位置すると判断できる。
また、見守り対象者50が同じ箇所に位置しているが動作を停止しているときは、温度センサ10dから検出信号が検出されるが、人感センサ10cからは検出信号が検出されない。見守り対象者50が移動しているときは、温度センサ10dから検出信号が検出され、人感センサ10cからも検出信号が検出され、角度データθが変化する。状態検出部による見守りはこのようなものである。
続いて、状態検出部(人感センサ10c・温度センサ10d)、バイタルサイン検出部20からの検出信号を併用した見守り装置10による見守りについて説明する。
まず、正常時の判断について説明する。状態検出部(人感センサ10c・温度センサ10d)、バイタルサイン検出部20が検出信号を出力する。制御処理部10mは、これら検出信号を入力する。制御処理部10mは、状態検出部(人感センサ10c・温度センサ10d)からの検出信号に基づいて見守り領域において見守り対象者が存在すると判断する。例えば、温度センサ10dにより見守り対象者の平熱相当の温度が検出され、かつ人感センサ10cにより見守り対象者の動作が検出されたときは見守り対象者が存在して動いていると判断する。なお、この温度検出時に、見守り対象者の平熱相当の温度に加え、見守り領域において喫煙、食事、飲料等の通常の特有な生活温度が検出されたときも見守り対象者が存在して動いていると判断する。
また、人感センサ10cから変化が検出されていない場合があるが、例えば老人は寝ていないで起きていても全く動かない場合があり、制御処理部10mは、温度センサ10dから平熱相当の温度の検出信号があれば見守り対象者が存在して正常な状態にあると判断する。判断基準は、見守り装置10の設置時に見守り対象者の特徴を調査して決定することができる。これにより判断の確度を高めている。
続いて、制御処理部10mは、バイタルサイン検出部20からの検出信号に基づいて見守り対象者のバイタルサインが正常か否かを判断する。予め取得した見守り対象者のバイタルサインを登録しておき、このバイタルサインと比較して通常の値から際だった変化がないような場合には正常であると判断する。
これら状態検出部(人感センサ10c・温度センサ10d)およびバイタルサイン検出部20からの検出信号に基づいて、制御処理部10mは、見守り対象者が存在し、かつ、バイタルサインが正常であると判断できるとき、見守り対象者が正常であると判断し、判断を終了する。なお、見守りシステム1は後述するようにこの正常以外の状態を異常と判断する。
続いて、異常時の判断について説明する。まず、生命の異常について判断する。制御処理部10mは、状態検出部(人感センサ10c・温度センサ10d)からの検出信号に基づいて見守り領域において見守り対象者が存在する(動きがある。また、温度がある。)との判断をした後、見守り領域の同じ場所(位置データがほぼ同じ)において見守り対象者の存在が検知できなくなった(動きがなくなっていく。また、温度が低くなっていく。)場合に、バイタルサイン検出部20からの検出信号に基づいて見守り対象者の健康状態を確認する。ここで、見守り対象者の健康状態が良好であれば、「血圧、脈拍数、呼吸数、体温、心電」は、登録したバイタルサインと比較して通常の値から際だった変化のない正常値を示すが、同じ場所にいる見守り対象者のバイタルサインがないとき、すなわち、「血圧、脈拍数、呼吸数、体温、心電」が、登録したバイタルサインと比較して通常の値から際だった変化のある異常値を示す場合には、見守り対象者の生命に異常がある(つまり死亡した)と判断する。制御処理部10mは、この異常について外部通信部10hを介して外部へ通信する。このようにして死亡を判断でき、早く発見通報することができる。
続いて、徘徊による異常について判断する。制御処理部10mは、状態検出部(人感センサ10c・温度センサ10d)からの検出信号に基づいて見守り領域において見守り対象者が存在しない(動きがない。また、温度がない。)状態を検知し、かつ、バイタルサイン検出部20から所定期間連続して検出信号を受信出来ない状態であるときに、見守り対象者が見守り領域から退出した(つまり徘徊している)と判断する。この際、バイタルサイン検出部20から受信が途絶えた最初のときを退出時間と決定する。退出時間、すなわち徘徊開始時間からT分経過している場合に、例えば、見守り対象者が分速a[m/分]で歩くとして、半径aT[m]以内に位置すると推定され、見守り対象者の捜索範囲を絞ることができるという利点がある。制御処理部10mは、この異常や退出時間について外部通信部10hを介して外部へ通信する。このようにして徘徊や捜索範囲を判断できる。
なお、見守り対象者がトイレや風呂に入って見守り領域から退出した場合も考えられる。この場合、見守り対象者がトイレや風呂の前という特定位置(所定の角度データ)で見守り対象者が存在しなくなった(動きがない。また、温度がない。)場合には徘徊ではなくトイレや風呂に入ったと判定できる。このような判定ロジックを追加しても良い。
続いて、徘徊による異常判断に関し、他の判断手法を説明する。ここでは、見守り領域から外に出るドアの開閉を検知するドアセンサ40も併用する。制御処理部10mは、ドアセンサ40からの検出信号に基づいてドア40a(図1)が開閉されたことを検知した後、状態検出部(人感センサ10c・温度センサ10d)からの検出信号に基づいて見守り領域において見守り対象者の存在が検知できず(動きがない。また、温度がない。)、かつ、バイタルサイン検出部20から所定期間連続して検出信号を受信できないときに、見守り対象者が見守り領域から退出した(つまり徘徊している)と判断する。制御処理部10mは、この異常や退出時間について外部通信部10hを介して外部へ通信する。この際も、ドアセンサ40からの検出信号を受信した時刻、または、バイタルサイン検出部20から受信が途絶えた最初の時刻を退出時間と決定する。このようにして徘徊や捜索範囲を判断できる。
なお、見守り対象者がトイレや風呂に入って見守り領域から退出した場合も考えられる。そこで、トイレや風呂のドアの開閉を検知するドアセンサ40も設置する。制御処理部10mは、トイレや風呂のドアセンサ40からの検出信号に基づいてトイレや風呂のドアが開閉されたことを検知し、見守り対象者がトイレや風呂の前という特定位置で見守り対象者が存在しなくなった(動きがない。また、温度がない。)場合には徘徊ではなくトイレや風呂に入ったと判断する。このような判定ロジックを追加しても良い。
続いて、健康の異常について判断する。制御処理部10mは、状態検出部(人感センサ10c・温度センサ10d)からの検出信号に基づいて見守り領域において見守り対象者が存在する(動きがある。また、温度がある。)と判断し、かつ、バイタルサイン検出部20からの検出信号に基づいて見守り対象者のバイタルサインが不良である(血圧、脈拍数、呼吸数、体温、心電が、登録したバイタルサインと比較して通常の値から際だった変化がある異常値である。例えば、血圧や体温が高い、脈拍数や呼吸数が多い)と判断するときに、見守り対象者が病気や怪我をして健康に異常があると判断する。制御処理部10mは、この異常について外部通信部10hを介して外部へ通信する。このようにして健康の異常を判断でき、早く発見通報することができる。
続いて、健康の異常について判断する。ここでは、設備30aの振動を検知する感振装置30も併用する異常判断である。制御処理部10mは、感振装置30からの検出信号に基づいて異常な振動を感知したときに見守り対象者が転倒や衝突したと判断し、状態検出部(人感センサ10c・温度センサ10d)からの検出信号に基づいて見守り領域において見守り対象者が存在する(動きがある。また、温度がある。)と判断し、かつ、バイタルサイン検出部20からの検出信号に基づいて見守り対象者のバイタルサインが不良であると判断するときに、見守り対象者が怪我をして健康に異常があると判断する。制御処理部10mは、この異常について外部通信部10hを介して外部へ通信する。このようにして健康の異常を判断でき、早く発見通報することができる。
なお、異常時には見守り装置10から呼びかけを行うようにする。メモリ部10fから見守り対象者の家族等の音声データを読み出し、例えば、「大丈夫ですか?」というような内容をスピーカ10gから出力する。また、この際、表示部10iに見守り対象者の家族等の顔を表示させて親近感を持たせる。呼びかけに応じて人感センサ10cが動いたことを検出したならば、異常ではなく正常であると判断して通常の見守りを続ける。動かないならば、外部通信部10hを介して外部へ通信する。なお、見守り領域内にあるテレビと通信可能に接続しておき、このテレビに見守り対象者の家族等の顔を表示させ、「大丈夫ですか?」というような内容をテレビのスピーカから出力するようにしても良い。
そして、この呼びかけであるが、ベッド、テーブルや椅子などの家具にぶつかって感振装置30が振動を検知したときに直ちに行うようにしても良い、加えて、ドアセンサ40が開閉を検知したときに直ちに行うようにしても良い。見守りシステム1はこのようなものである。
次に、広域見守りシステム100について図6を参照しながら説明する。広域見守りシステム1は、図6に示すように、見守りシステム1,見守りシステム2,・・・,見守りシステム(n−1),見守りシステムn、ネットワーク200、見守りサーバ300、市役所の報知装置400、警察署の報知装置500、消防署の報知装置600、病院の報知装置700、専門機関の報知装置800を備える。
離れた箇所にある複数の見守り領域1〜nにおいて見守りシステム1〜nが同時に見守りを行うものであり、一の見守り領域に一台の見守りシステム1が設置されている。例えば、同じ集合住宅の複数の部屋にそれぞれ見守り領域が設定され、一の集合住宅に複数台の見守りシステムが設定されたり、一つの家の複数箇所に複数台の見守りシステムが設定されたりする。さらに、多数の家に複数台の見守りシステムが設定されたりする。このように実情に応じて自由に選択できる。これら見守りシステムはn台用いられる。
ネットワーク200は、電話回線、インターネットやローカルエリアネットワーク(LAN:Local Area Network)、衛星通信、光ファイバーなどのネットワーク網や専用網などが含まれる。またこれらに限定されず、その他の通信手段を使用してもよい。ネットワーク200は、複数の見守りシステム1〜nが通信可能に接続されている。また、ネットワーク200は、見守りサーバ300、市役所の報知装置400、警察署の報知装置500、消防署の報知装置600、病院の報知装置700、専門機関の報知装置800と通信可能に接続されている。
見守りサーバ300は、ネットワーク200を介して、見守りシステム1〜nと通信する。また、見守りサーバ300は、ネットワーク200を介して、市役所の報知装置400、警察署の報知装置500、消防署の報知装置600、病院の報知装置700、専門機関の報知装置800と通信する。
この見守りサーバ300は、異常の種類によって通報先を変更する。この点について説明する。ある見守りシステムから見守り対象の生命が異常であると判断されたことがネットワーク200を介して通知された場合に、見守りサーバ300は、警察署の報知装置500、消防署の報知装置600、病院の報知装置700に通知する。この場合、人の死に関する案件であって事件性があるため、市役所ではなく警察や消防署が選択されている。また、専門機関の報知装置800に通知するようにしても良い。
ここに専門機関は、公的機関または民間機関の老人の専任担任者若しくはヘルパーなどで組織される。また、専門機関は、高齢化に対応するため将来的に新しく組織されるであろう公的機関や民間機関を含む。
この際に、見守りサーバ300は、先に説明した異常(例えば生死の異常がある)についての異常データに加えて、見守り対象者の氏名、特徴、住所、電話番号、緊急連絡先電話番号などの個人データを送る。なお、個人情報保護法のため個人情報はその本人の許可なく拡散不可であり、予め本人、後見人、成年後見人、補佐人等の了解を得て登録している。見守りサーバ300は、例えば、これら異常データや個人データを含む電子メールを自動作成して送信する。これにより、報知装置400,500,600,700,800は、表示部にて異常が発生したとする表示を行い、見守り対象者について表示する。また、ブザーを鳴動し、回転灯の回転表示などにより担当者に見守り対象者が異常状態であることを知らせる。
また、ある見守りシステムから見守り対象の健康が異常であると判断されたことがネットワーク200を介して通知された場合に、見守りサーバ300は、消防署の報知装置600、病院の報知装置700に通知する。事件性がないため警察へは通報しない。そして、専門外である市役所へも通報しない。なお、専門機関の報知装置800に通知するようにしても良い。
また、ある見守りシステムから見守り対象者が徘徊していると判断されたことがネットワーク200を介して通知された場合に、市役所の報知装置400、病院の報知装置700に通知する。徘徊は事件性がないため警察や消防署は対応しない。役所の福祉課などが管轄する。
この場合、上記のように退出時間も通知されるため、見守り領域を中心として半径aTメートル内にいると判断でき、捜索範囲が絞られる。そして、見守り領域が設定された住宅が市境や県境付近にあり、捜索範囲に複数の市が含まれるような場合では、該当する複数の市役所へ通知する。また、専門機関の報知装置800に通知するようにしても良い。適宜に担当者を現地に向かわせて徘徊する見守り対象者を監視・保護することが可能となる。
以上本発明の見守りシステム1および広域見守りシステム100について説明した。これらシステムでは各種の変形形態が可能である。例えば、見守り装置10が図示しないネットワークカメラを備えるようにし、見守り領域内の静止画像や動画を、ネットワーク200を介して見守りサーバ300や報知装置400〜800へ送信するようにしてもよい。報知装置400〜800では、異常データの表示とともに静止画像や動画を表示しても良い。
また見守り装置10は、図示しない炎センサ、煙センサ等による火災の検知、ガスセンサやにおいセンサによるガスの検知を行えるようにして、住宅内などの見守り領域内での見守り能力を高めるようにしても良い。例えば、見守り装置10がにおいを検出した旨を、ネットワーク200を介して見守りサーバ300が受信し、とくに警察署の報知装置500、消防署の報知装置600、専門機関の報知装置800へ送信するようにしてもよい。報知装置500,600,800では、異常データの表示とともににおい検出結果を表示しても良い。
なお、本発明の広域見守りシステム100では見守りサーバ300を用いているが、見守りサーバ300を介在させないで見守りシステム1〜nのそれぞれの見守り装置10から直接これら報知装置400〜800へ異常データや個人データを直接送信するようにしても良い。
このような本発明によれば、見守り領域に見守り装置10のみ家具の上などに設置し、センサも最小限として多数のセンサ設置工事等を不要とし、使い勝手の向上とともに導入コストを大幅に低減することができる。また、バイタルサインや位置など最低限の情報で的確な状況判断を可能にしている。また、老人などの見守り対象者の個別の生活習慣などの実情に応じた見守りを可能とし、見守り能力を高めている。加えて、公的機関など見守り役の権限や管轄等の実情に応じた見守りを可能とし、見守り能力を高めている。
本発明の見守りシステムおよび広域見守りシステムは、特に今後高齢者人口が増加して独居者世帯が増加したときに、独居者世帯の人達が、支障なく生活しているかを見守るための効率的な仕組みとして期待できる。
100:広域見守りシステム
1,2,・・・,(n−1),n:見守りシステム
10:見守り装置
10a:ベース部
10b:回転体
10c:人感センサ
10d:温度センサ
10e:アンテナ
10f:メモリ部
10g:スピーカ
10h:外部通信部
10i:表示部
10j:無線部
10k:モータ駆動部
10l:角度センサ付きモータ
10m:制御処理部
20:バイタルサイン検出部
20a:心電計
20b:時計
20c:リストバンド
30:感振装置
30a:設備
40:ドアセンサ
40a:ドア
200:ネットワーク
300:見守りサーバ
400:報知装置(市役所)
500:報知装置(警察署)
600:報知装置(消防署)
700:報知装置(病院)
800:報知装置(専門機関)

Claims (19)

  1. 予め定められた見守り領域における見守り対象者の温度に基づいて見守り対象者の状態を検出する状態検出部と、
    予め定められた見守り領域における見守り対象者のバイタルサインを検出するバイタルサイン検出部と、
    前記状態検出部および前記バイタルサイン検出部と通信する制御処理部を備え、
    前記制御処理部は、前記状態検出部からの検出信号に基づいて見守り領域において見守り対象者が存在すると判断し、かつ、前記バイタルサイン検出部からの検出信号に基づいて見守り対象者のバイタルサインが良好であると判断するときに、見守り対象者が正常であると判断し、それ以外を異常と判断する手段を備えることを特徴する見守りシステム。
  2. 請求項1に記載の見守りシステムにおいて、
    前記制御処理部と、前記状態検出部を搭載する回転体と、前記回転体を機械的に回転可能に支持するベース部と、前記回転体を回転駆動するモータと、前記モータを駆動制御するモータ駆動部を一体に搭載した見守り装置を含み、前記制御処理部は、前記回転体を回転するように駆動制御する手段を備えて広域の見守り領域を検出対象とすることを特徴とする見守りシステム。
  3. 請求項2に記載の見守りシステムにおいて、
    前記見守り装置の前記モータは前記回転体の回転とともに角度を出力する角度センサ付きモータであり、前記制御処理部は、検出された角度に基づいて広域の見守り領域のうち見守り対象者の検出位置の特定を行う手段を備えることを特徴とする見守りシステム。
  4. 請求項2または請求項3に記載の見守りシステムにおいて、
    前記見守り装置は、前記バイタルサイン検出部と通信を行う無線信号を出力する無線部と、電波による無線信号を放射するアンテナをさらに備え、前記無線部に接続される前記制御処理部は電波による無線信号を介して前記バイタルサイン検出部と通信する手段を備え、広域の見守り領域を検出対象とすることを特徴とする見守りシステム。
  5. 請求項2〜請求項4の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
    前記見守り装置は、問いかけの音声データを登録するメモリ部と、音声を出力するスピーカをさらに備え、前記メモリ部および前記スピーカに接続される前記制御処理部は、異常と判断されたときに前記メモリ部から読み出した音声データを前記スピーカに出力させて見守り対象者へ問いかけを行う手段を備えることを特徴とする見守りシステム。
  6. 請求項5に記載の見守りシステムにおいて、
    前記見守り装置は、前記制御処理部に接続されており画像を表示する表示部をさらに備え、
    前記メモリ部には、見守り対象者への問いかけを行うときに表示する画像データが登録されており、
    前記制御処理部は、見守り対象者へ問いかけを行うと同時に画像を表示部に表示する手段を備えることを特徴とする見守りシステム。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
    前記状態検出部は、見守り対象者が発する赤外線による温度変化を検知する焦電型の人感センサを含むことを特徴とする見守りシステム。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
    前記状態検出部は、見守り対象者が発する赤外線を分析し、熱分布を画像として表すサーモグラフィーによる温度センサを含むことを特徴とする見守りシステム。
  9. 請求項1〜請求項8の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
    前記バイタルサイン検出部は、心電計にバイタルサイン検出機能を持たせたものであることを特徴とする見守りシステム。
  10. 請求項1〜請求項8の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
    前記バイタルサイン検出部は、時計にバイタルサイン検出機能を持たせたものであることを特徴とする見守りシステム。
  11. 請求項1〜請求項8の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
    前記バイタルサイン検出部は、手首または足首のリストバンドにバイタルサイン検出機能を持たせたものであることを特徴とする見守りシステム。
  12. 請求項1〜請求項11の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
    前記制御処理部は、
    前記状態検出部からの検出信号に基づいて見守り領域における見守り対象者の温度に加え、生活温度が検出されたときに正常であると判断する手段を備えることを特徴とする見守りシステム。
  13. 請求項1〜請求項12の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
    前記制御処理部は、
    前記状態検出部からの検出信号に基づいて見守り領域において見守り対象者が存在するとの判断から存在しないとの判断に変化し、かつ、前記バイタルサイン検出部からの検出信号に基づいて見守り対象者の健康状態が良好であるとの判断からバイタルサインがないと判断するときに、見守り対象者の生命に異常があると判断する手段を備えることを特徴する見守りシステム。
  14. 請求項1〜請求項13の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
    前記制御処理部は、
    前記状態検出部からの検出信号に基づいて見守り領域において見守り対象者が存在しないと判断し、かつ、前記バイタルサイン検出部から所定期間連続して検出信号を不受信であると判断するときに、見守り対象者が見守り領域から退出したと判断し、前記バイタルサイン検出部から受信が途絶えた最初のときを退出時間と決定する手段を備えること特徴とする見守りシステム。
  15. 請求項1〜請求項13の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
    前記制御処理部と通信するようになされ、見守り領域から外に出るドアの開閉を検知するドアセンサを備え、
    前記制御処理部は、
    前記ドアセンサからの検出信号に基づいてドアが開閉されたと判断し、前記状態検出部からの検出信号に基づいて見守り領域において見守り対象者が存在しないと判断し、かつ、前記バイタルサイン検出部から所定期間連続して検出信号を不受信であると判断するときに、見守り対象者が見守り領域から退出したと判断し、前記ドアセンサからの検出信号を受診したとき、または、前記バイタルサイン検出部から受信が途絶えた最初のときを退出時間と決定する手段を備えること特徴とする見守りシステム。
  16. 請求項1〜請求項15の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
    前記制御処理部は、
    前記状態検出部からの検出信号に基づいて見守り領域において見守り対象者が存在すると判断し、かつ、前記バイタルサイン検出部からの検出信号に基づいて見守り対象者のバイタルサインが不良であると判断するときに、見守り対象者の健康に異常があると判断する手段を備えることを特徴する見守りシステム。
  17. 請求項1〜請求項15の何れか一項に記載の見守りシステムにおいて、
    前記制御処理部と通信するようになされ、見守り領域に設置された設備の振動を感知する感振装置を備え、
    前記制御処理部は、前記感振装置からの検出信号に基づいて異常な振動を感知したときに見守り対象者が転倒や衝突したと判断し、前記状態検出部からの検出信号に基づいて見守り領域において見守り対象者が存在すると判断し、かつ、前記バイタルサイン検出部からの検出信号に基づいて見守り対象者のバイタルサインが不良であると判断するときに、見守り対象者の健康に異常があると判断する手段を備えることを特徴する見守りシステム。
  18. 請求項1〜請求項17の何れか一項に記載のシステムによるn台の見守りシステムと、
    n台の前記見守りシステムと通信可能に接続されるネットワークと、
    前記ネットワークに接続される見守りサーバと、
    前記ネットワークに接続され、見守り側のmの機関にそれぞれ所属するm台の報知装置を少なくとも備え、
    異常を検出した前記見守りシステムが前記ネットワークを介して前記見守りサーバへ異常を通知し、前記見守りサーバが異常に応じて管轄する機関の前記報知装置へ前記ネットワークを介して異常を通知することを特徴とする広域見守りシステム。
  19. 請求項1〜請求項17の何れか一項に記載のシステムによるn台の見守りシステムと、
    n台の前記見守りシステムと通信可能に接続されるネットワークと、
    前記ネットワークに接続され、見守り側のmの機関にそれぞれ所属するm台の報知装置を少なくとも備え、
    異常を検出した前記見守りシステムが異常に応じて管轄する機関の前記報知装置へ前記ネットワークを介して異常を通知することを特徴とする広域見守りシステム。
JP2014241490A 2014-11-28 2014-11-28 見守りシステムおよび広域見守りシステム Expired - Fee Related JP6523664B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014241490A JP6523664B2 (ja) 2014-11-28 2014-11-28 見守りシステムおよび広域見守りシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014241490A JP6523664B2 (ja) 2014-11-28 2014-11-28 見守りシステムおよび広域見守りシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016103178A true JP2016103178A (ja) 2016-06-02
JP6523664B2 JP6523664B2 (ja) 2019-06-05

Family

ID=56089526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014241490A Expired - Fee Related JP6523664B2 (ja) 2014-11-28 2014-11-28 見守りシステムおよび広域見守りシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6523664B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6382433B1 (ja) * 2017-11-30 2018-08-29 ユニファ株式会社 保育管理システム、サーバ装置、保育管理プログラム及び保育管理方法
CN108564766A (zh) * 2018-04-20 2018-09-21 北京夕阳无忧科技有限公司 智能监控方法及装置、看护系统
WO2022030547A1 (ja) * 2020-08-07 2022-02-10 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 監視情報処理装置、監視情報処理方法及び監視情報処理プログラム
JP7256086B2 (ja) 2018-09-10 2023-04-11 アポロ インテリジェント ドライビング テクノロジー(ペキン)カンパニー リミテッド 無人車内の乗客状態の識別方法、装置、機器及び記憶媒体
JP7479988B2 (ja) 2020-08-07 2024-05-09 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 監視情報処理装置、監視情報処理方法及び監視情報処理プログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0928681A (ja) * 1995-07-14 1997-02-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 安否確認システム
JP2001101547A (ja) * 1999-10-01 2001-04-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 異常判断装置およびプログラム記録媒体
JP2010273309A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Munenori Atobe 安否確認システム
JP2014186402A (ja) * 2013-03-21 2014-10-02 Toshiba Corp 生活見守り支援装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0928681A (ja) * 1995-07-14 1997-02-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 安否確認システム
JP2001101547A (ja) * 1999-10-01 2001-04-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 異常判断装置およびプログラム記録媒体
JP2010273309A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Munenori Atobe 安否確認システム
JP2014186402A (ja) * 2013-03-21 2014-10-02 Toshiba Corp 生活見守り支援装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6382433B1 (ja) * 2017-11-30 2018-08-29 ユニファ株式会社 保育管理システム、サーバ装置、保育管理プログラム及び保育管理方法
JP2019101642A (ja) * 2017-11-30 2019-06-24 ユニファ株式会社 保育管理システム、サーバ装置、保育管理プログラム及び保育管理方法
CN108564766A (zh) * 2018-04-20 2018-09-21 北京夕阳无忧科技有限公司 智能监控方法及装置、看护系统
JP7256086B2 (ja) 2018-09-10 2023-04-11 アポロ インテリジェント ドライビング テクノロジー(ペキン)カンパニー リミテッド 無人車内の乗客状態の識別方法、装置、機器及び記憶媒体
WO2022030547A1 (ja) * 2020-08-07 2022-02-10 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 監視情報処理装置、監視情報処理方法及び監視情報処理プログラム
JP7479988B2 (ja) 2020-08-07 2024-05-09 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 監視情報処理装置、監視情報処理方法及び監視情報処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6523664B2 (ja) 2019-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9866507B2 (en) Method of monitoring well-being of semi-independent persons and system thereof
JP6549591B2 (ja) モニタリングのための方法およびシステム
US6796799B1 (en) Behavior determining apparatus, care system, care residence and behavior information specifying apparatus and system
JP6523664B2 (ja) 見守りシステムおよび広域見守りシステム
US7154399B2 (en) System and method for determining whether a resident is at home or away
JP6670777B2 (ja) 見守りシステム及び生活支援提案システム
JP6357623B2 (ja) 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法
JP7319647B2 (ja) モニタリングのための方法およびシステム
JP2017200572A (ja) 認知症情報出力システム及び制御プログラム
JP2004174168A (ja) 健康状態監視システム
JP6445815B2 (ja) 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法
JP2011030919A (ja) 被験者検知システム
JP2017117423A (ja) 見守りシステム及び見守り方法
JP3459202B2 (ja) 行動判定装置、ケアシステム、ケア住宅およびプログラム記録媒体
McCullagh et al. Nocturnal sensing and intervention for assisted living of people with dementia
JP4944291B2 (ja) 照明システム
JP2004154310A (ja) 健康状態監視システム
JP2019114107A (ja) 浴室見守り装置及び方法、外部機器並びにプログラム
Dasios et al. Wireless sensor network deployment for remote elderly care monitoring
JPWO2017154805A1 (ja) 認知症情報出力システム及び制御プログラム
JP6880811B2 (ja) 被監視者監視装置、該方法および該システム
JP6772648B2 (ja) 見守り装置、見守り方法、および見守りプログラム
US20230360508A1 (en) Assisted living monitor and monitoring system
JP2018517122A (ja) 人の液体消費量及び/又は食物消費量のモニタリング
JP3445188B2 (ja) 行動判定装置、ケアシステム、ケア住宅およびプログラム記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171011

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6523664

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees