JP2018517122A - 人の液体消費量及び/又は食物消費量のモニタリング - Google Patents

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Abstract

人の液体消費量又は食物消費量をモニタリングする着想が提案される。そのような着想は、トイレの使用の結果として生じる人の体重の変化を検出するステップを利用する。検出される人の体重の変化に基づき、人の液体消費量又食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値が決定されてよい。

Description

本発明は、人の液体消費量及び/又は食物消費量をモニタリング(監視)する方法に関する。
本発明は、更に、方法を実施するコンピュータプログラム製品(コンピュータプログラム)及び方法を実行するシステムに関する。
怪我、入院及び治療後の人の健康状態、身体能力、精神能力、又は回復の機能的評価又はモニタリングは、老人医学、リハビリテーション及び理学療法、神経学及び整形外科、看護及び高齢者ケアを含む、医学の殆どの部門において、主要な関心事である 。
調査が見出したことは、個人の機能的能力が実際には環境特有であるということである。何故ならば、機能は、混乱の減少の故に、被験者が見慣れた環境にあるときに増大するからである。その上、機能の一度だけの評価は、1日又は数日の行程に亘る機能的パフォーマンスの変動の評価を可能にせず、機能的損失に続く(リハビリテーションのような)特定の臨床的サービス及び治療の妥当性を決定する際に重要である変化の評価を可能にしない。
従って、人の独立した機能を彼らの自宅又は見慣れた環境で評価し或いはモニタリングすることが好ましいというコンセンサス(総意)が存在する。
独立した機能のレベルは、一般的に、日常生活の活動(ADL)が行われる質によって示される。ADLは、人々が日中に行う最も一般的な活動(activities)を指す。従って、ADLの質の低下は、必要とされる介護(ケア)の指標となり得る。例えば、1以上(1つ又はそれよりも多く)のADLの通常のパフォーマンスにおける異常は、特別な注意のための警告として役立ち得る。
個人のADLをモニタリングするデバイス及びシステムが開発されている。何故ならば、彼らは彼らの自宅または見慣れた環境で独立して生活しているからである。例えば、人システムの日常生活の活動を検出する1つのそのような既知のシステムは、3つの主要コンポーネント、即ち、(i)人の活動及び挙動に関する情報を収集するセンサシステム、(ii)ADL挙動の決定のためにセンサ信号を解釈する知能(又は情報処理)システム、及び(iii)介護者が解釈された(処理された)情報を検査するのを可能にするユーザインターフェースシステムを含む。知能システムは、典型的に、当該技術分野において人工知能として知られる計算技術を利用する。このシステムは、データ収集、送信、及び格納について従来技術によってサポートされてよい。
しかしながら、実際には、実際の介護の場合に起こり得る多種多様な変化によって大きな困難に直面する。日常生活において起こり得る多くの可能な環境、状況、及び脈絡があるので、人の活動に関する十分な情報を取り込んで特定の活動を識別するのを可能にする試みにおいて多数のセンサを利用するのが一般的である。
全ての可能な脈絡及び状況を覆う努力における益々の複雑さは、より丹念で詳細な情報が収集され、処理され、解釈され、且つ/或いは伝達されることを必要とする。
その上、シナリオは、それらの活動が行われていないとしても、例えば、飲食(eating/drinking)のような活動を示すセンサ信号をもたらし得る。よって、複雑で高価であるにも拘わらず、従来的なADLモニタリング着想は低い精度を示し得る。これは飲食のADLに特に当て嵌まる。何故ならば、人が液体及び/又は食物を本当に消費したことを実際に保証するものでないが、モニタリングされる人が飲食していることを示すことがある、多くのシナリオがあるからである。
本発明は、前述の必要を少なくとも部分的に充足することを目的とする。この目的を達成するために、本発明は、独立項に定められるようなシステム及び方法を提供する。従属項は、有利な実施態様を提供する。
提案されているのは、人の液体消費量及び/又は食物消費量を彼らのトイレの使用の結果として生じる彼らの体重の変化から推測するという着想である。別の言い方をすれば、人の液体消費量又は食物消費量の決定は、彼らの排泄物の重量に基づいてよい。トイレへの1回の訪問の結果として生じる人の体重の変化を検出することによって、排泄物の重量が推測されてよく、これから食物消費量/液体消費量が決定されてよい。よって、トイレ訪問の結果として生じる人の体重損失を測定するという着想が提案される。測定される体重損失は人の液体消費量又は食物消費量を推測するために用いられてよく、これは時間の経過に亘る人の液体消費量又は食物消費量のモニタリングを可能にするように多数のトイレ訪問に関連して行われてよい。更に、所定の時間枠(1日)に亘る以前に決定された値(例えば、累積的な体重損失)を用いて、現在の及び/又は先行する時間枠の食物消費量及び/又は液体消費量を推定してよい。換言すると、体重測定は、以前に起こった消費を示し得るし、時間遅延/消費量と(複数の)体重測定値との間の差は、(例えば、消火特性に起因する)消費される食物又は液体の種類に依存することがある。
人のトイレ使用の結果として生じる人の体重変化を表す値はトイレ(10)の1回の使用前後の人の体重に関係し、これはトイレの1回の使用前後の検出される人の体重に基づき人の体重の変化を検出することから決定され得る。
処理デバイスは、体重の変化を表す値を取得する(例えば、受信する)ことができ、或いはトイレ訪問の結果として生じる人の体重変化に関連する他のデータからそのような値を提供することができる。後者のデータは、トイレ訪問前後の人の生体重データであり得る。好ましくは、そのような後者のデータは、トイレ訪問の前又は後の1時間内に取得されるが、より好ましくは、トイレ訪問の前後のそのような時間期間は、個々に又は両方とも、30分未満、15分未満、5分未満、1分未満である。
従って、人の液体消費量又は食物消費量は、単一のセンサ(例えば、体重計)を用いて単一の場所(例えば、トイレ)で推測されてよい。これはADLモニタリングシステムの関連コスト及び/又は複雑さを低減するのに役立つことがある。例えば、従来的なADLモニタリングシステムは、冷蔵庫に設置されるセンサ(例えば、開閉センサ)、刃物類/食物を保持する食器棚/引出し内に設置されるセンサ、調理機器上のパワーセンサ、キッチン内のユーザの存在を検出する存在センサと、食卓の椅子に設置される圧力センサ等を利用することによって、飲食を検出し或いはモニタリングするように構成されることがある。反対に、実施態様は、多数のセンサ(及びそれらのそれぞれの信号の複雑な信号処理)の必要性を回避することがあり、代わりに単一の重量検知構成を単に利用することがある。
方法及びシステムは、日常生活の活動をモニタリングするためのものであり得る。日常生活の活動は、人が定期的に実行する基本的な活動に関する。日常生活の活動の例は、飲食、調理、投薬、睡眠、排泄、入浴、選択、ウォーキングのようなあらゆる種類の運動、読書又はテレビ視聴のような余暇活動、及びより多くの他のものを含む。よって、本発明は、実施が簡単且つ容易な方法において飲食のADLをモニタリングする方法を提供することがある。
方法、システム又はデータ処理ユニットは、人の発汗によって失われた体重を表す値、人の呼吸によって失われた体重を表す値、基準体重(reference weight)を表す値、1つ又はそれよりも多くの以前に検出された人の体重の値、1つ又はそれよりも多くの以前に検出された人の体重の変化、及び1つ又はそれよりも多くの以前に決定された人の先行する液体消費量又は食物消費量を表す値のうちの少なくとも1つに更に基づき、人の液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値を決定するように、構成されてよい。
基準体重は1回又は定期的に決定され得るし、方法及びシステムにおける使用のために格納され得る。基準体重は、時間の経過に亘って決定される平均体重であり得る。
よって、人の液体消費量又は食物消費量を表す以前に決定された値は、従って、例えば、データベースに格納されてよく、次に、後続の計算において用いられてよい。更に、液体消費量又は食物消費量を表す現在計算されている値は、液体消費量又は食物消費量を表す以前に決定された値(例えば、データベース中に格納された値)を再計算し或いは精緻化するために用いられてよい。
方法又はシステムにおいて、人の液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値は、
− 人の体重の変化を表す現在の値、
− 基準体重を表す値、
− 人の発汗によって失われた体重を表す前記値
と等しく、或いは、それらの合計に更に基づく。
その値がこれらの合計に基づくならば、その値の更なる精緻化のために他の項又は因数を用い得る。
代替的に、人の液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値Winは、よって、Win=Wst+Wex+Wilとして得られ、ここで、Wstは、人によって格納された体重を表す値であり、Wexは、人の決定された体重の変化であり、Wilは、人の発汗によって失われた体重を表す値である。
体重検知システムは、トイレの1回の使用前後に人の体重を検出して、トイレの1回の使用前後の人の検出された体重に基づき人の体重の変化を決定するように、構成されてよい。
方法及びシステム又はデータ処理ユニットは、液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す決定された値を閾値と比較して、決定される値が第1の閾値を超えるならば警告信号を生成するように、構成されてよい。閾値は、予めプログラムされて、固定され得るが、好ましくは、ユーザの好みによって設定されることも可能にされ得る。更に、閾値は、人の液体消費量/食物消費量を表す以前に決定された値に基づいてよい。閾値は、1つ又はそれよりも多くの以前に検出された人の体重の変化及び1つ又はそれよりも多くの以前に検出された人の体重の値のうちの少なくとも1つに基づいてよい。換言すると、閾値は、(例えば、傾向分析を用いて)範囲外の値又は異常を特定するために用いられ得るよう、検出された値の履歴及び/又は人の液体消費/食物消費の履歴を考慮することによって定められてよい。
また、閾値は、モニタリングされる人に作用するよう或いはモニタリングされる人のグループに作用するよう設定されることが可能にされてよい。
方法、システム又はデータ処理ユニットは、人の液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す決定された値に基づきグラフィック要素を修正する制御信号を生成するように更に構成されてよい。更に、ADLモニタリングシステムは、データ処理ユニットによって生成される制御信号に従ってグラフィック要素を表示するように構成されたディスプレイシステムを更に含んでよい。このようにして、(介護者のような)ユーザは、人の食べること又は飲むことのADLに関する情報を受信して表示し得る適切に構成されたディスプレイシステムを有してよく、その人はユーザから遠隔に配置されてよい。従って、実施態様は、ユーザが、ラップトップ、タブレットコンピュータ、携帯電話、PDA等のような、ポータブルディスプレイデバイスを用いて、人の液体消費量又は食物消費量を遠隔モニタリングすることを可能にしてよい。
データ処理ユニットは、体重検知知システムから遠隔に配置されてよく、決定された人の体重の変化を表す信号が、通信リンクを介してデータ処理ユニットに伝達されてよい。通信リンクは、データの有線及び/又は無線通信のための任意の既知の通信リンクであり得る。それは安全な通信リンクであってよい。
よって、処理能力は、処理リソースの所定の制約及び/又は利用可能性に従って異なる方法においてシステム全体に分散されてよいことが理解されるであろう。
システムは、データ処理ユニットと、通信リンクとを含む、サーバデバイスを含んでよく、サーバデバイスは、通信リンクを通じてクライアントデバイスと通信可能であり、クライアントデバイスは、体重検知システムを含んでも含まなくてもよい。クライアントデバイスは、システムの部分であり得るが、これは必要とされない。これらの場合、サーバデバイスは、人がトイレを使用したときの人の体重変化に関する関連データを取得し得る。これらのデータから、サーバは食物消費量及び/又は液体消費量を決定する。関連データは、例えば、生の体重データであり得るし、或いは、主たる独立項に関して記載するような体重を表す値の形態において事前処理されたデータであり得る。そのような設定は、多数のデータソース(クライアント)についての中央データ処理を可能にする。よって、データは、1以上の(分散した)データプロセッサを備える1つのサーバで処理される多数の家庭内の多数のトイレ又は1つの家庭内の多数のトイレから来ることができる。これはクライアントを単純且つアンカに維持する。
代替的に、システムは、データ処理ユニットと、通信リンクとを含む、クライアントデバイスを含んでよく、クライアントデバイスは、サーバデバイスと通信リンクを通じて通信し得る。サーバデバイスは、システムの部分であり得るが、これは必要とされない。これらの場合、クライアントデバイスは、人がトイレを用いるときの人の体重変化に関する関連データを取得し得る。これらのデータから、それは食物消費量及び/又は液体消費量を決定する。関連データは、例えば、生の体重データであり得るし、或いは、主たる独立項に関して記載するような体重を表す値の形態において事前処理されたデータであり得る。クライアントデバイスは、体重検知システムを含み得るが、これは必要とされない。そのような設定は、利用可能な演算能力をローカルに使用するのに有利である。また、全てのデータがサーバに送信される必要はない。そのようなデータを表示するためにサーバ又は他のデバイスに送信されるのは、最終的な食物及び/又は液体消費データのみであってよい。
従って、人の液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値を決定する目的のために専用のデータ処理手段を利用することにより、システムの他のコンポーネント又はデバイスの処理要件又は能力を減少させてよい。
システムは、ディスプレイシステムを更に含んでよい。換言すると、(介護者のような)ユーザは、人の液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値を決定するために、受信データを処理する適切に構成された(ラップトップ、タブレットコンピュータ、携帯電話、PDA等のような)クライアントデバイスを有してよい。
体重検知システムは、使用前後の人の体重を測定するためにトイレ自体に位置付けられてよい。人が彼の特定のトイレ訪問について着座しないというリスクがある。その場合には、重要なモニタリング機会が失われることがある。従って、人がトイレを使用する前後に、人がトイレの前に立つように、好適な体重検知システムは、トイレの前方に位置付けられる。このようにして、トイレを使用するとき、人は彼らの通常の活動を行う必要があるだけである。そのような位置付けは、トイレの1回の使用毎に(例えば、トイレを使用する度に)人の体重変化を自動的且つ正確に取得し得ることを保証することがあり、これは、体重変化の決定が行われるために、人が何らかの特別な又は追加的な活動を行うことを思い起こすことを必要としない。例えば、これは(例えば、ボタンを押すことによって)体重検知システムをアクティブ化させることを忘れるリスクを取り除くことがある。
ADLモニタリングシステムが利用し得る多くのセンサが存在する。典型的なセンサは、PIR(パッシブ赤外線方式;動き及び存在を測定する)、OC(開閉、ドア、具体的には、玄関ドア、窓、冷蔵庫を含む食器棚の状態を測定する)、電力センサ(電子レンジ、水調理器、TV等のような、電気器具の電力消費を測定する)、及び圧力マット(椅子に座っている人、ベッドに横たわっている人、玄関前のドアマットの上に立っているユーザの占有率を測定する)を含む。光スイッチ状態を知らせるセンサ、又は湿度、CO2レベル(又はCO及び煙)、粒子物質レベル等のような環境条件を測定するセンサのような、多くの他のセンサが存在し且つ想定される。センサの更なる範囲は、加速度計、磁力計、ジャイロスコープ、及び空気圧センサのような、物理量に基づくものである。例えば、加速度計は、ドアの状態及びそれらの開閉動作を測定することもできる。センサの更に他の範囲は、(赤外線を含み、或いはUV以上、スペクトルの部分さえも含む)マイクロフォン及びカメラから成り、GPS及び場所感応IRもそれに属する。RFIDタグ付けを含む超音波又はRFベースのセンサは、追加的な入力を提供する。モノのインターネットとして知られている独自のIPアドレスを有する電気器具は、スマートホームシステムによって取り込まれ得る更なるセンサ入力信号を提供する。
(複数の)センサが環境(例えば、人の家)に取り付けられてよいが、それらは(キーリングのような)ユーザユーティリティに取り付けられてもよく、衣服、ポケット又はバッグに入れられてもよく、或いは中底又は下着として配置されてもよい。それらは、腕時計又はペンダントのように明白に着用されるように製造されてもよい。更に、センサは、有線若しくは無線接続又はそれらの組み合わせを介して、それらの出力信号を伝達してよい。
センサは、例えば、所要の送信帯域幅及び/又は送信持続時間を短縮するために、信号フィルタリング、サンプリング、調節(conditioning)等のような、検出値の一次処理を行うように構成されてもよい。代替的に、センサは生データを送信し得る。
従って、(例えば、温度又は湿度のような)環境の特定の周囲条件若しくは環境の特性/パラメータ又は(例えば、動きのような)人の特性に関するデータを提供する相対的に単純なセンサを用いて、非侵入型モニタリングが実現されてよい。環境の特性/パラメータ又は周囲条件を測定するそのようなセンサは、単純であり、小さく、且つ/或いは安価であることがある。また、人の動きは、例えば、安価な部品であるPIR(パッシブ赤外線)センサで検出されてよい。運動センサを用いて照明をオンにしてよく、従って、人々は典型的にそれらの使用法に精通している。
よって、本発明のADLモニタリングシステムは、非侵入型であり、モニタリングされる人によってより容易に受け入れられると考えられる、そのようなセンサを利用してよい。それにも拘わらず、これらのセンサによって提供されるデータを用いて、ADLが決定されてよく、ADLはモニタリングされる人に関する情報を提供してよい。
そのようなセンサは、モニタリングされるADLの数及び/又は精度を増大させるよう、体重検知システムによって或いは体重検知システムと共に利用されてよい。それらを用いて、体重検知システムによって取られる測定値を確認し或いは適格化してよいので、偽の又は意図しない測定値は回避される。例えば、モニタリングされる人が装着する位置センサからの信号を用いて、例えば、体重検知システムによって取られた体重測定値が、モニタリングされる人又は何らかの他の人又は(彼らのペットのような)動物に起因するか否かを確認してよい。
人の液体消費量又は食物消費量をモニタリングする方法が提供され、方法は、
トイレの使用の結果として生じる人の体重変化を決定するステップと、
決定された人の体重変化に基づき、人の液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値を決定するステップとを含む。
人の液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値を決定するステップは、人の発汗によって失われた体重を表す値、人の呼吸によって失われた体重を表す値、人によって格納される体重を表す値、1つ又はそれよりも多くの以前に検出された人の体重の値、1つ又はそれよりも多くの以前に検出された人の体重の変化、及び1つ又はそれよりも多くの以前に決定された前記人の先行する液体消費量又は食物消費量を表す値のうちの少なくとも1つに更に基づいてよい。
人の体重変化を決定するステップは、トイレの1回の使用前後の人の体重を検出するステップと、トイレの1回の使用前後の検出される人の体重に基づき人の体重の変化を決定するステップとを含んでよい。
方法は、液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す決定された値を閾値と比較するステップと、比較結果に基づき警告信号を生成するステップとを更に含んでよい。
方法は、1つ又はそれよりも多くの以前に決定された人の先行する液体消費量又は食物消費量を表す値、1つ又はそれよりも多くの以前に検出された人の体重の変化、及び1つ又はそれよりも多くの以前に検出された人の体重の値のうちの少なくとも1つに基づき、閾値を決定するという先行ステップを更に含んでよい。
人の液体消費量及び/又は食物消費量をモニタリングするコンピュータプログラム製品(コンピュータプログラム)が提供され、コンピュータプログラム製品(コンピュータプログラム)は、コンピュータ可読媒体を含み、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読媒体と共に具現されるコンピュータ可読プログラムコードを有し、コンピュータ可読プログラムコードは、実施態様のステップの全てを行うように構成される。
ある実施態様に従ったコンピュータプログラム製品(コンピュータプログラム)と、コンピュータプログラム製品(コンピュータプログラム)のコンピュータ可読プログラムコードの実行によって、ある実施態様に従った方法を行うように構成される、1つ又はそれよりも多くのプロセッサとを含む、コンピュータシステムが提供される。
更なる特徴において、本発明は、処理デバイスによって実行されるときに、ある実施態様に従ったADLモニタリングシステムディスプレイユニットを制御する方法のステップを実行する、命令を含む、コンピュータ可読非一時的記憶媒体に関する。
本発明のこれらの及び他の特徴は、以下に記載する(複数の)実施態様から明らかであり、それ(それら)を参照して解明されるであろう。
次に、添付の概略図を参照して、本発明の特徴に従った実施例を詳細に記載する。
ある実施態様に従った人の液体消費量又食物消費量をモニタリングするシステムの単純化されたブロック図である。 6日の行程に亘るトイレの使用前後の第1の人の検出された体重の値を描写しており、第1の人は、比較的低いレベルの液体摂取量(即ち、低い値の液体消費量)を有することが分かる。 6日の行程に亘るトイレの使用前後の第2の人の検出された体重の値を描写しており、第1の人は、比較的高いレベルの液体摂取量(即ち、高い値の液体消費量)を有することが分かる。 1日の行程に亘る人の体重変化の例示的なパターンを描写している。 図2A及び図2Bの人についてのトイレ訪問の結果として生じる検出された体重の減少に対してプロットされた液体摂取量の検出された値のグラフである。 ある実施態様に従ったシステムの単純化されたブロック図である。 ある実施態様に従った人の液体消費量又は食物消費量をモニタリングする方法のフロー図を示している。 実施態様の1つ又はそれよりも多くの部分が利用されてよいコンピュータの単純化されたブロック図である。
例えば、人のADL(日常生活の活動)をモニタリングする目的に有用なことがある人の液体又は食物消費量を推測するための着想が提案される。そのような人は、例えば、身体障害者、高齢者、負傷者、医療患者等を含むことがある。高齢者は、65歳より上、70歳より上、又は80歳より上の人を意味し得る。
例示的な実施態様が、病院、病棟、介護施設、自宅等のような、多くの異なる種類のモニタリング環境で利用されてよい。例示的な実施態様の要素及び機能性の記述のための文脈を提供するために、例示的な実施態様の特徴がどのように実施されることがあるかの例として、図が以下に提供される。従って、図は実施例に過ぎず、本発明の特徴又は実施態様が実施されることがある環境、システム又は方法に関する如何なる限定を主張し或いは示唆することも意図しないことが理解されるべきである。
一般的に、人の「正常な」日常の挙動の変化を観察し得るために、人のADLを監視して、予想されない活動、異常(anomalies)又は予想されるパターンからの逸脱(deviations)を見つけることがある。異常又は不規則性の種類は、事例毎に異なり得る。
大きな種類の異常は、人のADLルーチンにおける逸脱(aberrations)に関係する。例えば、夜間の平均より上のトイレ訪問回数。
一例として、ADLは、以下を含み得る。
(i)投薬
a.高齢者は適切な瞬間に適切な方法で医薬を服用しているか?
b.高齢者は正しい/処方された医薬を服用しているか?
(ii)睡眠
a.高齢者は十分に平穏に眠っているか?
(iii)飲食
a.高齢者は十分に定期的に食事をしているか?
b.彼は自分で食事を準備しているか?
(iv)身体活動
a.高齢者は日中に活動的であるか?
b.少し座りがちな挙動があるか?
(v)トイレ
a.高齢者は通常の方法で排泄しているか?
b.夜間にトイレを頻繁に訪問するか?
(vi)入浴
a.高齢者は十分に入浴しているか?
(vii)家への出入り
a.高齢者は外出するか?
(viii)周囲環境
a.環境は「クリーン」か?
b.例えば、適切な温度か?CO2レベルは健全か?粒子(PM)レベルは健全か?
(ix)等
上記例示的なADLに基づき、異常、不規則性又は警告の以下の例は、
A.活動の徴、又は活動がない徴
B.危険と考えられる室内の存在(例えば、高齢者が認知症を患っているときに台所に1人でいること)
C.夜間のような、予期せぬ瞬間に家を出ること
D.トイレ訪問の例外的な頻度又は例外的な持続時間
E.例外的な入浴持続時間
F.短い睡眠
G.活動の減少
H.等
本発明の実施態様は、人の液体又は食物消費量に関する情報が取得されて潜在的にモニタリングされることを可能にすることに向けられている。従って、そのような情報は、例えば、飲食、身体活動及び排泄のような、人のADLをモニタリングするために有用なことがある。
実施形態は、人がトイレを使用するときの体重の変化から人の液体又は食物消費量を推測するという着想を利用する。換言すると、人の液体又は食物消費量の決定は、彼らの排泄物の重量に基づいてよい。従って、トイレ訪問の結果として生じる測定される体重減少は、人の液体又は食物消費量を推測するために用いられてよく、これは時間の経過に伴う人の液体又は食物消費量をモニタリングするのを可能にするために多数のトイレ訪問に関連して行われてよい。
従って、単一の場所(例えば、トイレ)に設置される単一のセンサ(例えば、体重計)を用いて人の液体又は食物消費量を推測することができ、よって、実施態様に従ったシステムの負担、コスト及び/又は複雑さを減少させることができる。それはトイレ訪問が正確に検出されることを保証することにより、モニタリング結果の精度を向上させるのに役立つ。従って、人の液体又は食物消費量を推測するために提案されるそのような着想は、環境内の人のADLをモニタリングするためのシステムに利用されてよい。
ADL事象は、センサ出力信号から検出され或いは推測されてよく、そのようなADL検出又は推測のためのシステム及び方法が既に存在する。従って、提案される着想は、既存のADL検出又はモニタリングシステム/方法と共に用いられてよい。例えば、Dries Vermeiren at alは、「Detecting Human Motion: Introducing Step, Fall and ADL algorithms」と題する論文において、患者のADLを検出する2つの3軸加速度計に基づくシステムを記載している。その上、H Pirsiavas et alは、「Detecting activities of daily living in first-person camera view」(CVPR, 2012)と題する論文において、一人称カメラビューにおいてADLを検出するアルゴリズムを記載している。多くのそのようなADL検出又はモニタリング方法/システムは知られており、これらのうちの任意の1以上(1つ又はそれよりも多く)が用いられてよいので、そのような方法/システムの詳細な記述はこの記述から省略される。
図1は、トイレ10と、人のトイレ10の使用の結果として生じる人の体重の変化を決定するように構成される重量センサ20とを含む、本発明に従ったシステムの実施態様を示している。
ここで、重量センサ20は、人がトイレ10を使用する前後に人が立つよう、トイレ10の直ぐ正面に位置する。例えば、重量センサは、トイレ10の前面を取り囲む床に統合されてよい。このようにして、人はトイレを使用するときに通常の活動を行うだけでよく、体重センサの上に立って体重が測定されていることに気付かないことさえあってよい。そのような位置付け(例えば、トイレ10に近接近した位置付け)は、体重の変化の決定が行われるために、人が如何なる特別な活動又は追加的な活動を行うことを思い出すことをも必要とせずに、トイレの1回の使用毎に(例えば、人がトイレを用いる度に)人の体重の変化が自動的に正確に取得され得ることを保証することがある。例えば、それは、重量センサ20をアクティブ化させるために、人が特定の追加的な行為(例えば、ボタンを押すこと)を行う必要を、取り除き得る。
重量センサ20は、トイレを使用する前後の人の体重を決定するように構成された検知構成を含む。より具体的には、重量センサ20は、人がトイレの前のセンサ20の上に立つときに人の体重の値を検出する。重量センサ20は、人がトイレを使用する前、間及び後に、人の体重の数多くの測定値を取得する。
重量センサ20は、人の体重の(複数の)検査値を表すセンサ出力信号200を出力するように構成される。もちろん、環境及び/又は人の動き/活動を示す信号を提供するために、より多くのセンサが利用されてよい。そのような追加的な信号は、トイレの使用の前後で、センサ出力信号200のうちのどれが人の体重を示すかを特定するのに有用なことがある。偽の又は意図されない測定値が回避されるよう、それらは重量センサ20によって検出される値を確認し或いは定量化するために用いられてもよい。例えば、モニタリングされる人が装着する位置センサからの信号を用いて、例えば、重量センサ20によって測定された重量測定値(readings)がトイレ10を用いているモニタリングされている人に本当に起因するか否かを確認してよい。
重量センサ20は、有線又は無線接続を介してその出力信号200を通信する。一例として、無線接続は、短距離乃至中距離の通信リンクを含んでよい。疑いを避けるために、短距離乃至中距離の通信リンクは、約100メートルまでの範囲を有する短距離又は中距離通信リンクを意味するものと理解されてよい。極めて短い通信距離のために設計される短距離通信リンクにおいて、信号は、典型的に、数センチメートル〜数メートル進むのに対し、短距離乃至中距離通信のために設計される中距離通信リンクにおいて、信号は、典型的に、100メートルまで進む。近距離無線通信リンクの例は、ANT+、Bluetooth(登録商標)、Bluetooth(登録商標) low energy、IEEE
802.15.4、ISA100a、Infrared(IrDA)、近距離通信(NFC)、RFID、6LoWPAN、UWB、Wireless HART、Wireless HD、Wireless USB、ZigBeeである。短距離無線通信の例は、Wi-Fi、ISM Band、Z-Waveを含む。ここで、出力信号は、有線又は無線接続を介して安全に通信するために暗号化されない。しかしながら、他の実施態様では、システム内の信号の通信のために、1以上の暗号化技術及び/又は1以上の安全な通信リンクが利用されてよいことが理解されるであろう。
システムは、センサ出力信号200を受信して、検出された人の体重の変化に基づき、人の液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値(Win)を決定するように構成される、データ処理ユニット110を更に含む。この目的のために、データ処理ユニット110は、インターネット又は「クラウド」50において利用可能な1以上のデータ処理リソースと通信してよい。そのようなデータ処理リソースは、受信されたセンサ出力信号200に基づき液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値(Win)を推測するために必要とされる処理の一部又は全部を引き受けてよい。よって、実施態様は、分散処理原理を利用してよい。
データ処理ユニット110は、人の液体及び/又は食物消費量を表す推測値又は検出値(Win)を表す出力信号130を生成するように更に構成される。換言すると、(インターネットまたは「クラウド」を介したデータ処理リソースと通信を伴って又は伴わずに)受信されたセンサ出力信号に基づき液体及び/又は食物消費量を表す値(Win)を推測した後に、人の液体及び/又は食物消費量を表す出力信号130が生成される。
システムは、1人又はそれよりも多くのユーザに情報を提供するためのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)160を更に含む。出力信号130は、有線又は無線接続を介してGUI160に提供される。一例として、無線接続は、短距離乃至中距離通信リンクを含んでよい。図1に示すように、出力信号130は、データ処理ユニット110からGUI160に提供される。しかしながら、システムがインターネット又はクラウド50を介してデータ処理リソースを利用する場合、出力信号はインターネット又はクラウド50を介してGUI160に利用可能とされる。
出力信号130に基づき、GUI160は、GUI160の表示領域に1以上のグラフィカル要素を表示することによって情報を通信するように構成される。このように、システムは、その人が注目を必要としていることを示すのに有用なことがある、人の液体及び/又は食物消費量に関する情報を通信してよい。例えば、GUI160を用いて、医療従事者、介護者、家族又は近親者にグラフィック要素を表示してよい。代替的に又は追加的に、GUI160は、モニタリングされる人にグラフィカル要素を表示するように構成されてよい。
次に図2A及び図2Bを参照すると、(図1のシステムによって検出されるような)2人の異なる人の例示的なトイレ挙動の例がグラフを用いて示されている。
図2Aのグラフは、6日の時間期間(t)に亘るトイレの使用前後のグラムで測定された第1の人の体重(W)の検出値を描写している。トイレ前の体重の検出値は、菱形の識別子「◇」で示されており、トイレ後の体重の検出値は、星形の識別子「*」を用いて示されている。第1の人は、比較的低いレベルの液体摂取量(即ち、低い液体消費量)を有することが分かる。
図2Bのグラフは、同じ6日の時間期間(t)に亘るトイレの使用前後のグラムでの第2の人の体重(W)測定の検出値を描写している。トイレ前の体重の検出値は、菱形の識別子「◇」で示されており、トイレ後の体重の検出値は、星形の識別子「*」を用いて示されている。第2の人は、比較的高いレベルの液体摂取量(即ち、高い液体消費量)を有することが分かる。
図2A及び図2Bのグラフから、トイレを使用することの直接的な結果として、人の体重が減少することが分かる。この体重の減少は、排泄物の重量に直接的に関係すると想定される。
図2A及び図2Bのグラフから、トイレを使用することの直接的な結果として人の体重が減少する量は、彼らの液体摂取量(例えば、彼らの液体消費量)に依存することも分かる。具体的には、1回のトイレ訪問の場合、比較的高いレベルの液体摂取量を有する人は、典型的に、比較的低いレベルの液体摂取量(即ち、低い液体消費量の値)を有する人に比較すると、より大きな体重の減少/削減を示す。これは図2Bのトイレ前の体重値とトイレ後の体重値との間の典型的により大きな間隔から分かる。
各トイレ訪問の結果として生じる体重の変化を前日中のその人の飲食挙動に関連付け得ることが認識されている。更に、人の液体消費量及び/又は食物消費量は、人の発汗によって失われた体重を表す値、及び人によって格納された体重(weight stored by the person)を表す値を含む、他の要因に基づくことがある。
この理解を用いるならば、以下のモデル/等式(i)を用いて、人の液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値Winを得ることができる。
Win=Wst+Wex+Wil (i)
ここで、Wstは、人によって格納された体重を表す値であり、Wexは、決定された人の体重の変化であり、Wilは、人の発汗及び呼吸によって失われた体重を表す値である。
例えば、図3を参照すると、1日の行程に亘る人の体重変化の例示的なパターンが描写されている。太線は、飲食摂取、排泄及び(例えば、発汗に起因する)不感性体重損失及び体重貯蔵(weight storage)に起因する、人の体重の変動を表している。
(例えば、発汗に起因する)不感性体重損失Wilを身体の大きさ及び環境条件(例えば、温度及び湿度)に依存する定数として理解し得ると考え、3日よりも多くの日に亘る人の体重変化を考慮することによって格納される体重Wstを計算し得ると考えるならば、液体/食物摂取量を表す値Winは、体重の変化Wexの主な影響であると想定されてよい。よって、Wex(トイレ使用の結果として生じる体重の変化)を測定することによって、人の液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値Winを推測することができる。
図4を参照すると、(グラムで測定され、「Tgr」と記されている)図2A及び図2Bの人のトイレ訪問の結果として生じる関連する体重の減少に対してプロットされた(グラムで測定され、「Lgr」と記されている)液体摂取量の値を示すグラフが描写されている。第1の人についての値は、星型の識別子「*」を用いて示されており、第2の人についての値は、円の形の識別子「○」を用いて示されている。図4のプロットされた値について、概ね線形相関が示されており、線形相関係数は、0.87であるものとして決定されている。従って、(ゼロカロリー)液体摂取量と排泄量との間の強い相関関係が認められ、よって、前に起こった人の液体及び/又は食物摂取量を推定するために排泄値(例えば、トイレ使用の結果として生じる体重の変化Wex)を用い得るという着想をサポートする。例えば、回帰技術(regression techniques)を用いて、トイレの使用の結果として生じる検出された体重損失から最近の飲食を推測し得る。更に、検出された体重損失値は、複数回のトイレ訪問に亘って格納され(stored)且つ/或いは累積されて(accumulated)よく、そのような累積値は、飲食挙動を表す推測値又は計算値の精度を向上させる目的のために用いられてよい。
実施態様は、追加的な要因又はパラメータを考慮に入れることによって、液体/食物消費量とトイレ使用の結果として生じる体重の変化との間のより複雑な関係を満足させてよい。そのような追加的な要因は、例えば、体重の変化に「ぼけ」(blur)をもたらし得る、異なる食物の異なる消化時間を考慮してよい。
従って、格納された体重Wst(stored weight)は、将来の排泄とエネルギ貯蔵(energy storage)との組み合わせとしてモデル化されてよい。これをモデル化することにより、逆伝達関数は、例えば、カルマンフィルタの形態において、「ぼけ除去されて」(“de-blurred”)よい。
また、人の液体又は食物消費量を表す以前に決定された値は、例えば、データベースに格納されてよく、次に、現在の又は後の計算に用いられてよい。
よって、以前に検出された体重の変化を格納することによって、且つ/或いは人の活動レベル、体温等を追跡することによって、代謝及び/又は体温調節に起因する排泄の推定をデータ処理プロセスにおいて補償することができる。
更に、液体又は食物消費量を表す現在計算されている値を用いて、液体又は食物消費量を表す以前に決定された値(例えば、データベースに格納された値)を再計算し或いは精緻化してよい。
次に図5を参照すると、トイレの使用の結果として生じる人の体重の変化を決定するように構成された体重検知システム510を含む、本発明に従ったシステムの他の実施態様が描写されている。
ここで、体重検知システム510は、トイレに(例えば、便座内に)統合されるように構成された高分解能体重計を含む。体重検知システム510は、少なくともトイレを使用する前後の人の体重の(複数の)検出値を表す1以上の信号を出力するように構成される。
この実施態様は、体重検知システム510をトイレに統合するものとして記載されるが、代替的な実施態様では、人が体重検知システム510を知っており、トイレを使用する前後に体重感知システム510を積極的に使用することを必要とするよう、体重検知システム510をトイレと別個に設けてよいことが理解されるであろう。そのような代替的な構成は、(例えば、体重検知システムによって検出される値を確認し或いは認定する)追加的なセンサの必要性を回避することがあり、よって、より単純であり且つ/或いはより安価である。例えば、体重検知システムは、トイレに統合される代わりに、部屋に出入りするや否や人の体重を測定するためにトイレに至る入口又は戸口に位置付けられてよい。更に、多数のトイレ場所が(例えば、1階及び2階等に)提供される場合、多数の体重検知システムが利用されてよく、測定値は組み合わせられてよい。
体重検知システム510は、出力信号を、(例えば、有線又は無線接続を用いて)インターネット520を介して、遠隔に配置された(サーバのような)データ処理システム530に伝達する。
データ処理システム530は、体重検知システム510から1以上の出力信号を受信して、決定された人の体重の変化に基づき人の液体/食物消費量を表す値を推測/決定するために推測/検出アルゴリズムに従って受信した信号を処理するように構成される。データ処理システム530は、液体/食物消費量を表す推測値又は検出値を表す出力信号を生成するように更に構成される。よって、データ処理530は、体重検知システムから情報を受信して、1以上のアルゴリズムを実行して受信した情報を液体/食物消費量を表す1以上の値に変換することができる、中央アクセス可能な処理リソースを提供する。データ処理システムによって液体/食物消費量を表す1以上の値に関する情報を(例えば、データベースに)格納し、システムの他のコンポーネントに提供することができる。検出された或いは推測された液体/食物消費量に関する情報のそのような提供は、(例えば、インターネット520を介して)要求を受信することに応答して行われてよく、且つ/或いは要求なしに行われてよい(即ち、「プッシュ」されてよい)。
検出された或いは推測された液体/食物消費に関する情報をデータ処理システムから受信する目的のために、よって、液体/食物消費をモニタリングされるのを可能にするために、システムは、第1のモバイルコンピューティングデバイス540及び第2のモバイルコンピューティングデバイス550を更に含む。
ここで、第1のモバイルコンピューティングデバイス540は、液体/食物消費量を表すグラフィック要素を表示するディスプレイを備える(スマートフォンのような)携帯電話デバイスである。第2のモバイルコンピューティングデバイス550は、液体/食物消費量を表すグラフィック要素を表示するディスプレイを備えるラップトップコンピュータ又はタブレットコンピュータのようなモバイルコンピュータである。
データ処理システム530は、(例えば、有線又は無線接続を用いて)インターネット520を介して第1のコンピューティングデバイス540及び第2のモバイルコンピューティングデバイス550に出力信号を伝達するように構成される。上述のように、これは第1のモバイルコンピューティングデバイス540又は第2のモバイルコンピューティングデバイス550から要求を受信することに応答して行われてよい。
受信し出力信号に基づき、第1のモバイルコンピューティングデバイス540及び第2のモバイルコンピューティングデバイス550は、それらのそれぞれのディスプレイによって提供される表示領域に1以上のグラフィック要素を表示するように構成される。この目的のために、第1のモバイルコンピュータデバイス540及び第2のモバイルコンピューティングデバイス550は、それぞれ、グラフィック要素をどのように表示するかを決定するために受信した出力信号を処理し、解読し且つ/或いは解釈するソフトウェアアプリケーションを含む。よって、第1のモバイルコンピュータデバイス540及び第2のモバイルコンピューティングデバイス550は、それぞれ、液体/食物消費量を表す1以上の値に適合され、液体/食物消費量を表す1以上の値に基づきグラフィック要素の大きさ、形状、位置、向き、脈動又は色のうちの少なくとも1つを変更するディスプレイ制御信号を生成するように構成される、処理構成を含む。
従って、システムは、推測された或いは検出された液体/食物消費量に関する情報を第1のモバイルコンピュータデバイス540及び第2のモバイルコンピューティングデバイス550のユーザに伝達することができる。例えば、第1のモバイルコンピュータデバイス540及び第2のモバイルコンピューティングデバイス550の各々は、医療従事者、介護者、家族又は近親者にグラフィック要素を表示するために用いられてよい。
図5のシステムの実施態様は、(i)データ処理システム530が、例えば、(ウェブベースのブラウザ等であり得る)従来的な画像又はウェブページ表示を用いてモバイルコンピューティングデバイスのユーザに単に表示される(例えば、JPEG又は他の画像フォーマットの)グラフィック要素を含む表示データを含んでよい、表示可能な液体/食物消費量データを通信する状況から、(ii)データ処理システム530が、生データセット情報を伝達し、次に、受信するモバイルコンピューティングデバイスが生データセット情報を処理し、次に、(例えば、モバイルコンピューティングデバイス上で動作するローカルソフトウェアを用いて)決定された1以上の値に基づきグラフィック要素を表示する状況の間で変化してよい。もちろん、他の実施では、データ処理システム530で生成されるデータの部分が、モバイルコンピューティングデバイスのローカル専用ソフトウェアによる更なる処理のためにモバイルコンピューティングデバイスに送信されるよう、処理は、データ処理システム530と受信するモバイルコンピューティングデバイスとの間で共有されてよい。従って、実施態様は、サーバ側処理、クライアント側処理、又はそれらの任意の組み合わせを利用してよい。
更に、データ処理システム530が情報(例えば、出力信号)を「プッシュ」せず、むしろ要求の受信に応答して情報を伝達する場合、そのような要求を行うデバイスのユーザは、情報が伝達されるために、彼らの身元(identity)及び/又はセキュリティ資格(security credential)を確認し或いは認証することを要求されることがある。
次に図6を参照すると、人の液体又は食物消費をモニタリングする方法600のフロー図が示されている。
方法は、トイレの使用の結果として生じる人の体重の変化が決定されるステップ610で開始する。具体的には、人の体重の変化を決定するステップ610は、トイレの1回の使用の前後で人の体重を検出するサブステップ612と、トイレの1回の使用の前後で検出される人の体重に基づき人の体重の変化を決定するサブステップ614とを含む。
次に、ステップ620において、人の液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値が、検出された人の体重の変化に基づいて決定される。ここで、人の液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値を生成するステップ620は、人の発汗によって失われた体重を表す値及び人によって格納された体重を表す値に更に基づく。より具体的には、人の液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値(Win)は、以下の式(i)を用いて得られる。
Win=Wst+Wex+Wil (i)
ここで、Wstは、人によって格納された体重を表す値であり、Wexは、決定された人の体重の変化であり、Wilは、人の発汗によって失われた体重を表す値である。
次に、ステップ630において、液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す決定値(Win)が所定の閾値と比較される。閾値は、(例えば、傾向分析を用いて)1以上の以前に得られた値に基づく計算に応答して動的に設定され、固定され、或いは予めプログラムされ得るが、好ましくは、ユーザの好みによって設定されることも可能にされる。よって、閾値は、人の液体/食物消費量を表す以前に決定された値に基づいてよい。換言すれば、閾値は、それが範囲外にある値(outlying values)又は異常(anomalies)を特定するために用いられ得るよう、人の液体/食物消費量の履歴を考慮することによって及び/又は以前の計算を考慮することによって定められてよい。範囲外にある値を検出する或いは時系列における変化を検出する他の方法は、当技術分野において知られている。
ステップ630において、液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値(Win)が第1の閾値を超えると決定されるならば、方法は、ステップ640に進み、そこでは、警告信号が生成されて、液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値(Win)と共に出力される。ステップ630において、液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値(Win)が第1の閾値を超えないと決定されるならば、方法は、ステップ650に進み、そこでは、液体消費量及び食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値(Win)が、警告信号を伴わずに出力される。
よって、一例として、人の液体又は食物消費をモニタリングする方法600の1以上のステップは、ディスプレイ上のグラフィック要素の表示を制御するために、(図5に示すスマートフォン又はポータブルコンピュータのような)ポータブルコンピューティングデバイスを用いて実施されてよい。
図7は、実施態様の1以上の部分がその中で利用されてよい、コンピュータ800の実施例を例示している。上で議論した様々な動作は、コンピュータ800の能力を利用することがある。例えば、人間の液体又は食物消費をモニタリングするADLモニタリングシステムの1以上の部分は、本明細書で議論する任意の要素、モジュール、アプリケーション、及び/又はコンポーネントに組み込まれてよい。
コンピュータ800は、PC、ワークステーション、ラップトップ、PDA、パームデバイス、サーバ、ストレージ等を含むが、これらに限定されない。一般的に、ハードウェアアーキテクチャに関して、コンピュータ800は、ローカルインタフェース(図示せず)を介して通信的に連結される、1以上のプロセッサ810、メモリ820、及び1以上のI/Oデバイス870を含んでよい。ローカルインタフェースは、例えば、当技術分野で知られているような、1以上のバス又は他の有線若しくは無線接続であり得るが、これらに限定されない。ローカルインタフェースは、通信を可能にするために、コントローラ、バッファ(キャッシュ)、ドライバ、リピータ(repeaters)、及び受信器のような、追加的な要素を有してよい。更に、ローカルインタフェースは、前述のコンポーネント間の適切な通信を可能にするために、アドレス、制御装置、及び/又はデータ接続を含んでよい。
プロセッサ810は、メモリ820に格納し得るソフトウェアを実行するハードウェアデバイスである。プロセッサ810は、実質的にあらゆるカスタムメイドの又は商業的に入手可能なプロセッサ、中央処理装置(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、又はコンピュータ800と関連付けられる幾つかのプロセッサ中の補助プロセッサであり得る。そして、プロセッサ810は、(マイクロチップの形態の)半導体ベースのマイクロプロセッサ又はマイクロプロセッサであってよい。
メモリ820は、揮発性メモリ要素(例えば、ダイナミックランダムアクセス記憶装置(DRAM)、スタティックランダムアクセス記憶装置(SRAM)等のような、ランダムアクセス記憶装置(RAM)及び不揮発性メモリ要素(例えば、ROM、消去可能なプログラム可能読取り専用記憶装置(EPROM)、電気的消去可能でプログラム可能な読取り専用記憶装置(EEPROM)、プログラム可能読取り専用記憶装置(PROM)、テープ、コンパクトディスク読出し専用記憶装置(CD−ROM)、ディスク、ディスケット、カートリッジ 、カセット等)のうちの任意の1つ又は組み合せを含み得る。その上、メモリ820は、電子、磁気、光学、及び/又は他の種類の記憶媒体を含んでよい。メモリ820は、様々なコンポーネントが互いに離れて配置されるが、プロセッサ810によってアクセス可能である、分散型アーキテクチャを有し得ることに留意のこと。
メモリ820内のソフトウェアは、1以上の別個のプログラムを含んでよく、各プログラムは、論理機能を実施するための実行可能な命令の順序付けられたリストを含む。メモリ820内のソフトウェアは、例示的な実施態様に従った適切なオペレーティングシステム(O/S)850、コンパイラ840、ソースコード830、及び1以上のアプリケーション860を含む。例示のように、アプリケーション860は、例示的な実施態様の構成及び動作を実施するための多数の機能コンポーネントを含む。コンピュータ800のアプリケーション860は、例示的な実施態様に従った様々なアプリケーション、計算ユニット、論理(ロジック)、機能ユニット、プロセス、動作、仮想エンティティ、及び/又はモジュールを表してよいが、アプリケーション860は、限定であることを意味しない。
オペレーティングシステム850は、他のコンピュータプログラムの実行を制御し、スケジューリング、入出力制御、ファイル及びデータ管理、メモリ管理、並びに通信制御及び関連サービスを提供する。例示的な実施態様を実施するためのアプリケーション860は、全ての商業的に入手可能なオペレーティングシステムに適用可能であってよいことが、本発明者によって想定されている。
アプリケーション860は、ソースプログラム、実行可能プログラム(オブジェクトコード)、スクリプト、又は実行されるべき命令のセットを含む任意の他のエンティティであってよい。ソースプログラムのとき、通常、プログラムは、O/S850との関係において適切に作動するように、メモリ820内に含められても含められなくてもよい、(コンパイラ840のような)コンパイラ、アセンブラ、インタプリタ等を介して変換される。更に、アプリケーション860を、データ及び方法のクラス(classes)を有するオブジェクト指向プログラミング言語(object oriented programming languages)、又は、例えば、ルーチン、サブルーチン、及び/又は関数を有する、手順プログラミング言語(procedure programming language)、例えば、C、C++、C#、Pascal、BASIC、API calls、HTML、XHTML、ASP scripts、JavaScript(登録商標)、FORTRAN、COBOL、Perl、Java(登録商標)、ADA、.NET等として書くことができるが、これらに限定されない。
I/Oデバイス870は、例えば、マウス、キーボード、スキャナ、マイクロフォン、カメラ等のような、入力デバイスを含んでよいが、これらに限定されない。更に、I/Oデバイス870は、出力デバイス、例えば、プリンタ、ディスプレイ等も含んでよいが、これらに限定されない。最後に、I/Oデバイス870は、入力及び出力の両方と通信するデバイス、例えば、(遠隔デバイス、他のファイル、デバイス、システム、又はネットワークにアクセスするための)NIC又は変調器/復調器、無線周波数(RF)又は他のトランシーバ、電話インターフェース、ブリッジ、ルータ等を更に含んでよいが、これらに限定されない。I/Oデバイス870は、インターネット又はイントラネットのような様々なネットワークを通じて通信するコンポーネントも含む。
コンピュータ800がPC、ワークステーション、インテリジェントデバイス等であるならば、メモリ820内のソフトウェアは、(簡略化のために省略されている)基本入力出力システム(BIOS)を更に含んでよい。BIOSは、起動時にハードウェアを初期化し且つ試験し、O/S850を起動し、ハードウェアデバイス間のデータの転送をサポートする、必須ソフトウェアルーチンのセットである。コンピュータ800が起動されるときにBIOSを実行し得るよう、BIOSは、ROM、PROM、EPROM、EEPROM等のような、ある種の読出し専用メモリに格納される。
コンピュータ800が動作しているとき、プロセッサ810は、メモリ820内に格納されるソフトウェアを実行して、メモリ820にデータを伝達し且つメモリ820からデータを伝達し、且つ、ソフトウェアに従ってコンピュータ800の動作を概ね制御するように、構成される。アプリケーション860及びO/S850は、プロセッサ810によって全体的又は部分的に読み取られ、おそらくプロセッサ810内でバッファされ、次に、実行される。
アプリケーション860がソフトウェア内に実装されるとき、アプリケーション860は、あらゆるコンピュータ関連のシステム又は方法による或いはそれに関連する使用のために、実質的にあらゆるコンピュータ可読媒体に格納され得ることが留意されるべきである。この文書の脈絡において、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ関連のシステム又は方法による又はそれに関連する使用のためのコンピュータプログラムを含む或いは格納し得る、電子、磁気、光学、又は他の物理的デバイス又は手段であってよい。
アプリケーション860は、命令実行システム、装置、又はデバイスからの命令をフェッチして、それらの命令を実行することができる、コンピュータベースのシステム、プロセッサ内蔵システム、又は他のシステムのような、命令実行システム、装置、又はデバイスによる或いはそれに関連する使用のために、あらゆるコンピュータ可読媒体内で具現され得る。この文書の脈絡において、「コンピュータ可読媒体」は、命令実行システム、装置、又はデバイスによる或いはそれに関連する使用のためのプログラムを格納し、伝達し、伝搬し、或いは輸送し得る、任意の手段であり得る。コンピュータ可読媒体は、例えば、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線、又は半導体システム、装置、デバイス、又は伝搬媒体であり得るが、これらに限定されない。
本発明は、システム、方法、及び/又はコンピュータプログラム製品であってよい。コンピュータプログラム製品は、プロセッサに本発明の特徴を実行させるためにそれらの上にコンピュータ可読プログラム命令を有する、コンピュータ可読記憶媒体(又は複数の媒体)を含んでよい。
コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行デバイスによる使用のための命令を保持し且つ格納し得る有形のデバイスであり得る。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電子記憶装置、磁気記憶装置、光学記憶装置、電磁記憶装置、半導体記憶装置、又は前述のものの任意の適切な組み合わせであってよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例の非包括的なリストは、以下のもの、即ち、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセス記憶装置(RAM)、読出し専用記憶装置(ROM)、消去可能なプログラム可能な読出し専用記憶装置(EPROM又はフラッシュメモリ)、スタティックランダムアクセス記憶装置(SRAM)、ポータブルなコンパクトディスク読出し専用記憶装置(CD−ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、メモリスティック、フロッピー(登録商標)ディスク、その上に記録された命令を有する溝内の隆起構造又はパンチカードのような機械的に符号化されたデバイス、及び前述のものの任意の適切な組み合わせを含む。本明細書で用いられるとき、コンピュータ可読記憶媒体は、電波又は他の自由に伝搬する電磁波、導波管又は他の伝送媒体を通じて伝搬する電磁波(例えば、光ファイバケーブルを通過する光パルス)、又はワイヤを通じて伝送される電気信号のような、一時的な信号自体として解釈されるべきでない。
本明細書に記載するコンピュータ可読プログラム命令は、ネットワーク、例えば、インターネット、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、及び/又は無線ネットワークを介して、コンピュータ可読記憶媒体からそれぞれのコンピューティング/処理デバイスに或いは外部コンピュータ又は外部記憶装置にダウンロードされ得る。ネットワークは、銅伝送ケーブル、光伝送ファイバ、無線伝送、ルータ、ファイアウォール、スイッチ、ゲートウェイコンピュータ及び/又はエッジサーバを含んでよい。各コンピューティング/処理デバイス内のネットワークアダプタカード又はネットワークインターフェースは、ネットワークからコンピュータ可読プログラム命令を受信し、それぞれのコンピューティング/処理デバイス内のコンピュータ可読記憶媒体内に格納するためにコンピュータ可読プログラム命令を転送する。
本発明の動作を実行するコンピュータ可読プログラム命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、機械命令、機械依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、又はSmalltalk、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語若しくは同様のプログラミング言語のような従来的な手続型プログラミング言語を含む、1以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで書かれたソースコード若しくはオブジェクトコードを含む。コンピュータ可読プログラム命令は、スタンドアローン(独立型)ソフトウェアパッケージとして、全体的にユーザのコンピュータ上で、部分的にユーザのコンピュータ上で、部分的にユーザのコンピュータ上で並びに部分的にリモートコンピュータ上で、或いは全体的にリモートコンピュータ又はサーバ上で実行してよい。後者のシナリオにおいて、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを通じてユーザのコンピュータに接続されてよく、或いは、(例えば、インターネットサービスプロバイダを用いてインターネットを通じて)外部コンピュータに接続されてよい。幾つかの実施態様では、本発明の特徴を実行するために、例えば、プログラマブル論理回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又はプログラマブルロ論理アレイ(PLA)を含む、電子回路が、コンピュータ可読プログラム命令の状態情報を利用して電子回路を個人化する(personalize)ことによって、コンピュータ可読プログラム命令を実行してよい。
本発明の特徴は、本明細書において、本発明の実施態様に従った方法、装置(システム)、及びコンピュータプログラム製品のフローチャート例示及び/又はブロック図を参照して記載される。フローチャート例示及び/又はブロック図の各ブロック、並びにフローチャート例示及び/又はブロック図のブロックの組み合わせは、コンピュータ可読プログラム命令によって実施され得ることが理解されるであろう。
これらのコンピュータ可読プログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラム可能データ処理装置のプロセッサに提供されて、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサを実施する命令がフローチャート及び/又はブロック図のブロック若しくは複数のブロックで特定される機能/行為を実施する手段を創り出すような、機械を製造してよい。これらのコンピュータ可読プログラム命令は、コンピュータ可読記憶媒体内に格納されてもよく、それはコンピュータ、プログラム可能なデータ処理装置、及び/又は他のデバイスに命令して、格納された命令を内部に有するコンピュータ可読記憶媒体がフローチャート及び/又はブロック図のブロック若しくは複数のブロックで特定される機能/行為の特徴を実施する命令を含む製品を含むような特定の方法において、機能させる。
コンピュータ可読プログラム命令は、コンピュータ、他のプログラム可能なデータ処理装置、又は他のデバイスにロードされて、コンピュータ、他のプログラム可能な装置又は他のデバイス上で一連の動作ステップを実行させて、コンピュータ、他のプログラム可能な装置、又は他のデバイス上で実行される命令が、フローチャート及び/又はブロック図のブロック若しくは複数のブロックで指定された機能/行為の特徴を実施するような、コンピュータ実装プロセスを製造する。
図中のフローチャート及びブロック図は、本発明の様々な実施態様に従ったシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品の可能な実装のアーキテクチャ、機能性、及び動作を例示している。これに関して、フローチャート又はブロック図中の各ブロックは、特定される(複数の)論理機能を実施する1以上の実行可能命令を含む、モジュール、セグメント、又は命令の部分を表すことがある。幾つかの代替的な実施形態において、ブロック内に記される機能は、図中に示される順序から外れて生じてよい。例えば、連続して示される2つのブロックは、実際には、実質的に同時に実行されてよく、或いは、ブロックは、時には、含められる機能性に依存して、逆の順序で実行されてよい。ブロック図及び/又はフローチャート例示の各ブロック並びにブロック図及び/又はフローチャート例示中のブロックの組み合わせは、特定の機能又は行為を実行する或いは専用ハードウェア及びコンピュータ命令の組み合わせを実施する専用ハードウェアベースのシステムによって実施され得ることも記される。
記述は、例示及び記述の目的のために提示されており、網羅的であることを意図せず、開示される形態における本発明に限定されない。多くの修正及び変形が当業者に明らかであろう。実施態様は、提案される実施態様の原理、実用的な(複数の)用途を最良に説明し、当業者が想定される様々な変更を伴う様々な実施態様を理解するのを可能にするために、選択され且つ記載されている。
システムは、データ処理ユニットと、通信リンクとを含む、サーバデバイスを含んでよく、サーバデバイスは、通信リンクを通じてクライアントデバイスと通信可能であり、クライアントデバイスは、体重検知システムを含んでも含まなくてもよい。クライアントデバイスは、システムの部分であり得るが、これは必要とされない。これらの場合、サーバデバイスは、人がトイレを使用したときの人の体重変化に関する関連データを取得し得る。これらのデータから、サーバは食物消費量及び/又は液体消費量を決定する。関連データは、例えば、生の体重データであり得るし、或いは、主たる独立項に関して記載するような体重を表す値の形態において事前処理されたデータであり得る。そのような設定は、多数のデータソース(クライアント)についての中央データ処理を可能にする。よって、データは、1以上の(分散した)データプロセッサを備える1つのサーバで処理される多数の家庭内の多数のトイレ又は1つの家庭内の多数のトイレから来ることができる。これはシステムを単純且つアンカに維持する。

Claims (21)

  1. 人の液体消費量及び/又は食物消費量をモニタリングする方法であって、
    − トイレの使用の結果として生じる前記人の体重の変化を表す現在の値を提供する或いは取得するステップと、
    − トイレの使用の結果として生じる検出される前記人の体重の変化に基づき、前記液体消費量及び前記食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値を決定するステップとを含む、
    方法。
  2. 前記人の前記液体消費量及び前記食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値を決定する前記ステップは、
    − 前記人の発汗によって失われた体重を表す値、
    − 前記人の呼吸によって失われた体重を表す値、
    − 基準体重を表す値、
    − 1つ又はそれよりも多くの以前に検出された前記人の体重の値、
    − 1つ又はそれよりも多くの以前に検出された前記人の体重の変化、及び
    − 1つ又はそれよりも多くの以前に決定された前記人の先行する液体消費量又は食物消費量を表す値
    のうちの少なくとも1つに更に基づく、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記人の前記液体消費量及び前記食物消費量のうちの少なくとも一方を表す前記値は、
    − 前記人の前記体重の変化を表す前記現在の値、
    − 前記基準体重を表す前記値、
    − 前記人の発汗によって失われた体重を表す前記値
    と等しく、或いは、それらの合計に更に基づく、
    請求項2に記載の方法。
  4. − 前記液体消費量及び前記食物消費量のうちの前記少なくとも一方を表す前記決定された値を閾値と比較するステップと、
    − 前記比較結果に基づき警告信号を生成するステップとを更に含む、
    請求項2又は3に記載の方法。
  5. 前記液体消費量及び前記食物消費量のうちの前記少なくとも一方を表す前記決定された値を比較する前記ステップの前に、
    − 1つ又はそれよりも多くの以前に決定された前記人の先行する液体消費量又は食物消費量を表す値、
    − 1つ又はそれよりも多くの以前に検出された前記人の体重の変化、及び
    − 1つ又はそれよりも多くの以前に検出された前記人の体重の値
    のうちの少なくとも1つに基づき前記閾値を決定するステップを更に含む、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記人の体重の変化を表す現在の値を提供する或いは取得する前記ステップは、
    − 前記体重の変化を検出するステップを含む、
    請求項1乃至5のうちのいずれか1項に記載の方法。
  7. 人の前記液体消費量及び/又は前記食物消費量をモニタリングするコンピュータプログラムであって、
    コンピュータ可読媒体上に格納される或いは通信ネットワークからダウンロード可能であるコンピュータ可読プログラムコードを含み、
    該コンピュータ可読プログラムコードは、コンピュータ上で実行されるときに、請求項1乃至6のうちのいずれか1項に記載の方法のステップの全てを実行するように構成される、
    コンピュータプログラム。
  8. 人の液体消費量及び/又は食物消費量をモニタリングするシステムであって、
    − 当該システムは、データ処理ユニットを含み、
    該データ処理ユニットは、
    − トイレの使用の結果として生じる前記人の体重の変化を表す現在の値を提供し或いは取得し、且つ
    − トイレの使用の結果として生じる前記人の体重の変化を表す前記現在の値に基づき、前記人の前記液体消費量及び/又は前記食物消費量のうちの少なくとも一方を表す値を決定する、
    ように構成される、
    システム。
  9. 前記データ処理ユニットは、
    − 前記人の発汗によって失われた体重を表す値、
    − 前記人の呼吸によって失われた体重を表す値、
    − 基準体重を表す値、
    − 1つ又はそれよりも多くの以前に検出された前記人の体重の値、
    − 1つ又はそれよりも多くの以前に検出された前記人の体重の変化、及び
    − 1つ又はそれよりも多くの以前に決定された前記人の先行する液体消費量又は食物消費量を表す値
    のうちの少なくとも1つに更に基づき、前記人の前記液体消費量及び前記食物消費量のうちの少なくとも一方を表す前記値を決定するように更に構成される、
    請求項8に記載のシステム。
  10. 前記データ処理ユニットは、
    前記人の前記液体消費量及び前記食物消費量のうちの前記少なくとも一方を表す前記値を、
    − 前記人の前記体重の変化を表す前記現在の値、
    − 前記基準体重を表す前記値、
    − 前記人の発汗によって失われた体重を表す前記値
    と等しいものとして或いはそれらの合計に更に基づくものとして決定するように、更に構成される、
    請求項9に記載のシステム。
  11. 前記データ処理ユニットは、
    − 前記液体消費量及び前記食物消費量のうちの少なくとも一方を表す前記決定された値を閾値と比較し、且つ
    − 前記比較の結果に基づき警告信号を生成する、
    ように更に構成される、
    請求項8乃至10に記載のシステム。
  12. 前記閾値は、
    − 1つ又はそれよりも多くの以前に決定された前記人の先行する液体消費量又は食物消費量を表す値、
    − 1つ又はそれよりも多くの以前に検出された前記人の体重の変化、及び
    − 1つ又はそれよりも多くの以前に検出された前記人の体重の値
    のうちの少なくとも1つに基づき決定される、
    請求項11に記載のシステム。
  13. 体重検知システムを更に含み、
    該体重検知システムは、
    − 人の体重を検出して、人によるトイレの使用の結果として生じる人の体重の変化に関連するデータを提供する
    ように構成される、
    請求項8乃至12に記載のシステム。
  14. 前記体重検知システムは、前記トイレの1回の使用の前後の前記人の体重を検出して、それを用いて前記人の前記体重の変化に関連する前記データを決定するように、構成される、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記体重検知システムは、
    − 前記人の使用の前後に、前記人が前記トイレの上に座るときに、前記トイレが前記人の体重を検出し得るよう、前記トイレの部分であるか、或いは
    − 前記人の前記トイレの使用の前後に、前記人が前記トイレの上に立つように、前記トイレの前方に位置付けられる
    ように構成される、
    請求項13又は14に記載のシステム。
  16. 請求項12又は13に記載の体重検知システムを含む遠隔クライアントデバイスと通信するサーバデバイスを含み、
    該サーバデバイスは、
    − 前記データ処理ユニットと、
    − 前記クライアントデバイスから前記人によるトイレの使用の結果として生じる前記人の体重の変化に関連するデータを受信する通信リンクとを含み、前記データは、前記データ処理ユニットが前記人の前記体重の変化を表す前記現在の値を提供し或いは取得するのに適する、
    請求項8乃至15に記載のシステム。
  17. 前記クライアントデバイスを含み、
    前記クライアントデバイスは、
    − 前記人によるトイレの使用の結果として生じる前記人の体重の変化に関連する前記データを送信する通信リンクを含む、
    請求項16に記載のシステム。
  18. サーバデバイスと通信するためのクライアントデバイスを含み、
    該クライアントデバイスは、
    − 前記データ処理ユニットと、
    − 前記人の前記液体消費量及び前記食物消費量のうちの少なく一方を表す前記値を送信する通信リンクとを含む、
    請求項8乃至15に記載のシステム。
  19. 前記サーバデバイスを含み、前記サーバデバイスは、前記人の前記液体消費量及び前記食物消費量のうちの少なく一方を表す前記値を受信する通信リンクを含む、請求項18に記載のシステム。
  20. ディスプレイデバイスのための制御信号を生成するように構成される更なるデータ処理ユニットを含み、前記制御信号は、前記人の前記液体消費量及び前記食物消費量のうちの前記少なく一方を表す前記決定された値を表すグラフィック要素を表示するための命令を含む、請求項8乃至19に記載のシステム。
  21. 当該システムは、前記ディスプレイデバイスを含む、請求項13に記載のシステム。
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