JP2004154310A - 健康状態監視システム - Google Patents

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Yoshijirou Watanabe
嘉二郎 渡辺
Osatoshi Sato
修敏 佐藤
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

【課題】生体情報検出のためのセンサは、無浸襲・無拘束・無意識状態で監視対象者の生態情報並びに存在情報を親局側からモニタすることができ、複数の生活機器を使用する幅広い生活空間での高齢者・独居老人の健康監視・睡眠状態監視・見守りを可能とする、健康状態監視システムを実現する。
【解決手段】監視対象者が使用する生活機器または前記監視対象者が存在する建造物に取り付けられた生体情報検出センサと、前記生体情報検出センサの測定信号を親局に送信する送信部と、前記親局は、前記送信回路よりの測定信号を受信する受信部と、この受信部の受信信号よりバイタルサイン情報を抽出するバイタルサイン検出部と、を具備する健康状態監視システム。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、監視対象者(独居高齢者等)の健康状態に関する情報(生体情報)をリモートで収集し、的確な支援対応と安全快適な生活環境を提供するための健康状態監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
【非特許文献1】
計測自動制御学会論文集Vol.37,No.12,1/9 (2001)
「就寝時無拘束生体データによる睡眠段階の推定」
【非特許文献2】
計測自動制御学会論文集Vol.36,No.11,894/900 (2000)
「エアマットレス型無拘束生体計測の実用化研究」
【特許文献1】
特開2002−52010「就寝状態監視装置」
【特許文献2】
特開平9−75310「患者モニタ装置」
【0004】
エアマットレスの上にヒトが存在すると、そのヒトの生存に伴う体動、すなわち呼吸、鼓動、イビキ、寝返りなどに伴いエアマットレスの内圧は微小ではあるが変動する。この圧力変動を高感度圧力センサで検出することにより、ヒトの生体情報を無拘束で計測することができる。
【0005】
出願人等の研究発表論文である非特許文献1には、ヒトの就寝時にエアマットレスを介して無侵襲・無拘束で生体情報を取得し、このデータをフィルタで分離し、エアマットレス上にいるヒトのバイタルサイン(心拍、呼吸、無呼吸、寝返りなどの体動、イビキ、咳)を検出すると共に、それらの心拍変動情報、体動情報、呼吸情報又はイビキ情報に基づき睡眠の6段階を推定する技術が開示されている。
【0006】
図4は、特許文献1に開示されている就寝状態のリモート監視システムの構成図であり、生体情報センサとして前記の無侵襲・無拘束の高感度圧力センサを利用している。
【0007】
1及び1´は、監視対象者6及び6´の居住空間であり、病院や介護施設等の部屋である。部屋1及び1´の構成は同一のため、部屋1側を代表として説明する。2はエアマットレス、3はこのエアマットレスが敷かれているベッド、4はエアマットレスの圧力変動を取り出すエアチューブ、5は圧力センサと一体の端末装置であり、監視対象者6の生体情報から睡眠常態を推定演算する。
【0008】
7は部屋1から離れた管理センタであり、端末装置5からの情報が通信回線8を介して管理センタの管理パソコン11に伝送される。管理センタ7において、9はデータ処理装置、10は監視担当医である。
【0009】
図5は、特許文献2に開示されている同じくリモートによる患者モニタ装置の機能ブロック図である。20は患者側のモニタ機能を示すもので、手首に装着するリストウオッチ型の筐体に各種の生体情報センサ、演算処理部、データ発信部が一体化されている。
【0010】
21は赤外線/可視光線入出力部、22は心電入力部、23は体温入力部、24は緊急ボタン入力部、25は手入力データ入力部、26はメモリ部、27はCPU手段による中央演算処理部、28は無線(赤外・光)発信部である。29はモニタ装置20からの発信データの受信ユニット(親機)である。
【0011】
従来のリモート監視システムの特徴は、生体情報のセンサ部分からバイタルサイン検出部、このバイタルサインを用いて監視対象者の睡眠状態判断推定部までの回路が監視対象者側で一体化されており、推定結果情報をリモートの管理センタ側に発信している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
図4で示したシステムでは、ベッド上での健康監視・見守りが主であり、生活空間の一部に限定されている。そのため、時間的にも健康監視・見守りのカバーできる範囲が限られている。
【0013】
従って、空間的にも時間的にも健康監視・見守りのカバーできる範囲を拡大する必要がある。特に、高齢者の死亡事故の多い浴室やトイレでの監視が望まれる。また、車イスを利用している時にも監視できることが望まれる。
【0014】
健康監視対象者は一人である。在宅者が一人であるかまたは二人以上であるかはシステムの関心外である。しかしながら、二人以上が同居している家庭でも、一人しか家にいない時間もある。その場合には、健康監視・見守りレベルを高くして緊急事態に備えなければならない。独居老人宅と同じレベルで健康監視・見守りをする必要がある。
【0015】
従来技術では死の判定が困難または不可能である。ベッドまたはイスの上にいる状態で生体情報が検出されなくなったのか、それともベッドまたはイスから離れたために生体情報が検出されなくなったのか識別が困難または不可能である。
【0016】
図5で示したリストウォッチタイプでは、モニタ装置が身体に着けられていない場合には監視不可能である。高齢者になればなるほど着けるのを忘れやすくなるし、また、着けることを嫌うようになる。又リストウォッチタイプでは、健康監視対象者の位置情報はわからない。
【0017】
本発明は、次の項目を満たすことができる健康状態監視システムの提供を目的とする。
(1)生体情報検出のためのセンサは、身体に機器を着けることなく、無浸襲・無拘束・無意識状態で監視できるようにする。
(2)幅広い生活空間での高齢者・独居老人の健康監視・睡眠状態監視・見守りを可能にする。
(3)独居状態・非独居状態・不在状態を判別できるようにする。
(4)生死に関する判定の正確度を高める。
(4)痴呆老人の生活上特有の災害発生を未然に防止する。
(5)高齢者の日常生活上のQOL向上と省エネを図る。
【0018】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するための本発明の構成は次の通りである。
(1)監視対象者が使用する生活機器または前記監視対象者が存在する建造物に取り付けられた生体情報検出センサと、
前記生体情報検出センサの測定信号を親局に送信する送信部と、
前記親局は、前記送信回路よりの測定信号を受信する受信部と、
この受信部の受信信号よりバイタルサイン情報を抽出するバイタルサイン検出部と、
を具備する健康状態監視システム。
【0019】
(2)前記バイタルサイン情報に基づき、前記監視対象者の睡眠段階を推定する睡眠段階推定部を設けたことを特徴とする、請求項1記載の健康状態監視システム。
【0020】
(3)前記生体情報検出センサが、圧力センサであることを特徴とする、請求項1又は2記載の健康状態監視システム。
【0021】
(4)前記送信部より前記受信部への生体情報の送信が、振幅変調又は周波数変調又は位相変調による無線手段であることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の健康状態監視システム。
【0022】
(5)前記生体情報検出センサ及び送信部を有する前記生活機器が複数台であり、夫々の前記親局への生体情報の送信が、同一又は異なる周波数帯域の無線手段によることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の健康状態監視システム。
【0023】
(6)前記送信部より前記受信部への生体情報の送信が、有線LAN手段又は無線LAN手段であることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の健康状態監視システム。
【0024】
(7)前記生体情報検出センサ及びこのセンサの測定信号を親局に送信する送信部と、これらを駆動するバッテリー手段が前記生活機器または前記建造物に一体に組み込まれていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の健康状態監視システム。
【0025】
(8)前記生活機器は、エアマットレス又は布団又は浴槽又は便座又は車椅子又は座布団又はソファー又は椅子の内、少なくとも一台であることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれかに記載の健康状態監視システム。
【0026】
(9)前記親局は、受信部より得られる生体情報に基づいて前記生活機器又は前記建造物に前記監視対象者又は小動物がいることを示す存在情報推定機能を具備する、請求項1乃至8のいずれかに記載の健康状態監視システム。
【0027】
(10)前記親局は、前記存在情報、前記バイタルサイン情報及び前記睡眠段階の表示手段及びデータ収集を行う記憶手段を具備する、請求項1乃至9のいずれかに記載の健康状態監視システム。
【0028】
(11)前記親局は、外部機関との通信を行う通信インターフェイス部を有し、前記バイタルサイン情報及び前記睡眠段階の情報をリアルタイム又は定期的に通報する定期通報及び前記生体情報の異常発生時又は睡眠段階の遷移時又は指定された条件成立時に通報する自動通報を行うことを特徴とする、請求項1乃至10のいずれかに記載の健康状態監視システム。
【0029】
(12)前記親局は、前記外部機関のデータ要求に対して、前記記憶手段の収集情報を、前記通信インターフェイス部を介して提供することを特徴とする、請求項11記載の健康状態監視システム。
【0030】
(13)前記親局は、前記存在情報及び前記バイタルサイン情報に基づいて前記監視対象者の心肺停止を推定する心肺停止推定機能を具備し、心肺停止の条件成立時に前記外部機関に自動通報することを特徴とする、請求項11記載の健康状態監視システム。
【0031】
(14)前記親局は、前記受信部の信号に基づき、前記監視対象者の存在場所をリアルタイムに認識し、この位置情報を前記外部機関に通報し、又は時系列データとして前記記憶手段に保存し、前記通信インターフェイス部を介して前記外部機関に提供することを特徴とする、請求項11記載の健康状態監視システム。
【0032】
(15)前記親局は、前記位置情報の保存データに基づき監視対象者の行動履歴を時系列データとして前記記憶手段に保存し、前記通信インターフェイス部を介して前記外部機関に提供することを特徴とする、請求項11記載の健康状態監視システム。
【0033】
(16)前記親局は、前記位置情報に基づき、前記監視対象者の独居状態、非独居状態、不在状態を推定する独居状態推定機能を有し、状態の遷移時に前記通信インターフェイス部を介し前記外部機関に自動通報することを特徴とする、請求項11記載の健康状態監視システム。
【0034】
(17)前記親局は、前記監視対象者と同居する小動物の生体信号を前記受信部の信号より抽出し、小動物の存在を認識した場合及びいなくなった場合の状態遷移を、前記通信インターフェイス部を介し前記外部機関に自動通報することを特徴とする、請求項11記載の健康状態監視システム。
【0035】
(18)前記監視対象者の生活エリアにおける防災管理機器は、そのアクティブ状態を検出するセンサ手段とその検出結果を前記親局の受信部に送信する送信部を有し、前記親局は、前記監視対象者が睡眠状態のときに、前記アクティブ状態を検出した場合に、前記外部機関に自動通報すると共に、防災管理部を介してアクティブとなった前記防災管理機器に対して安全側の制御又は警報を実行することを特徴とする、請求項1乃至17のいずれかに記載の健康状態監視システム。
【0036】
(19)前記親局は、前記監視対象者が睡眠状態のときに、睡眠段階に応じて前記監視対象者の生活エリアにおける省エネ管理機器に対して、省エネ管理部を介して非使用場所の省エネ又は快適睡眠環境を提供するように適切な運転制御を実行することを特徴とする、請求項1乃至18のいずれかに記載の健康状態監視システム。
【0037】
(20)前記親局は、前記生体情報信号中に周期的打音(連打音)又は一定数以上の打音を検出した場合には、前記監視対象者からの緊急救助依頼信号として、前記通信インターフェイスを介して外部機関に自動通報することを特徴とする、請求項1乃至19のいずれかに記載の健康状態監視システム。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下本発明実施態様を、図面を用いて説明する。図1は本発明を適用した健康状態監視システムの一例を示す機能ブロック図である。
【0039】
本発明の従来システムに比較した構成上の特徴は、監視対象者の生活エリアにおいて使用される機器側は、生体情報検出センサと生体情報検出センサの測定信号を親局に送信する送信部のみの構成とし、親局側には、前記送信回路よりの測定信号を受信する受信部と、この受信部の受信信号よりバイタルサイン情報を抽出するバイタルサイン検出部とを具備せしめる。即ち、バイタルサイン情報を取り出すための情報処理機能をリモートの親局側に形成せしめた点である。
【0040】
図1において、(イ)は監視対象者生活エリアであり、一点鎖線のブロックAで示す生活機器環境、一点鎖線のブロックBで示す防災管理機器環境及び一点鎖線のブロックCで示す省エネ管理機器環境よりなる。
尚、監視対象者生活エリアは監視対象者が存在する図示しない建造物を含む。
【0041】
(ロ)は、情報処理エリアであり、一点鎖線のブロックDは、監視対象者生活エリアより送信される生体情報の受信及び信号処理を行う、親局である。この親局は、監視対象者の生活する屋内等に固定配置される基地局として機能する。
【0042】
(ハ)は、外部エリアであり、一点鎖線のブロックEは、親局からの各種通報をインターネット等の汎用ネットワークを介して受信し、又は親局に対してデータ要求をする、外部機関である。
【0043】
各エリアの構成要素につき説明する。監視対象者生活エリア(イ)の生活機器環境Aにおいて、40は監視対象者であるヒト、41はペット等の同居小動物、42はベッド上に敷かれたエアマットレス、43は浴槽、44は便座、45は車椅子である。図示されていないが、この他の生活機器としては布団、座布団、ソファー、椅子等がある。
【0044】
夫々の生活機器に共通に図示された記号PSは、高感度の圧力センサであり、監視対象者が使用状態において生体情報を圧力変動として検出する。記号TRは、圧力センサの測定信号を、親局Dの後述する受信部に生体情報Sとして送信するための送信部である。そして、各送信部は例えば生活機器を識別するアドレス情報を生体情報に付加して送信する機能を有する。
また、圧力センサは監視対象者が存在する建造物の例えば床等に設けられていても良い。
【0045】
これら送信部より受信部への生体情報の送信に無線手段を用いる場合には、振幅変調又は周波数変調又は位相変調による。生体情報検出センサ及び送信部を有する機器が図示のように複数台である場合には、夫々の親局への生体情報の送信が、同一又は異なる周波数帯域の無線手段による。同一周波数帯域の使用は、同時に2台の機器を使用することがないことを前提とした簡易システムで適用可能である。
【0046】
各送信部より受信部への生体情報の送信形態は、前記の無線手段の他、光通信手段、有線LAN手段、無線LAN手段、光ファイバーLAN手段でも適用可能である。
【0047】
防災管理機器環境Bにおいて、50はガスコンロ、51は電気コンロ、52は水道、53は火災報知器である。各防災管理機器に共通に図示された記号PSは、危険状態(炎、ガス漏れ、温度、流水、煙等)をアクティブ信号として検出するセンサである。
【0048】
記号TRは、これらセンサの測定信号を、親局Dの後述する受信部に機器アクティブ情報Rとして送信するための送信部である。各送信部は、防災管理機器を識別するアドレス情報を機器アクティブ情報に付加して送信する機能を有する。
【0049】
54は防災制御部であり、後述する親局の防災管理部よりの指令に基づいてガスコンロ50の電磁弁55、電気コンロ51のACスイッチ56、水道52の電磁弁57を安全側に操作する。火災報知器作動の場合には音声警報手段58を作動させ、避難を促す。
【0050】
省エネ管理機器環境Cにおいて、60は照明機器、61はエアコン等の空調機器、62は暖房機器であり、電気毛布、電気カーペット、電気あんか、電気コタツ、ストーブ等が対象となる。
【0051】
63は省エネ制御部であり、後述する親局の省エネ管理部よりの指令に基づいて、照明機器60のコントローラ64、空調機器のコントローラ65、暖房機器のコントローラ65に対して省エネの運転モードとなる操作を行う。尚これら省エネ管理対象機器は、自己の状態を親局に送信する機能は持たず、もっぱら親局側より制御される。
【0052】
次に、情報処理エリア(ロ)における親局Dの構成要素につき説明する。70は受信部であり、生活機器環境Aよりの生体情報Sを受信する生体情報受信部70a及び防災管理機器環境からの機器アクティブ情報Rを受信する機器情報受信部70bよりなる。
【0053】
71は、バイタルサイン検出部であり、生体情報受信部70の受信信号から復調される生体情報を入力し、バイタルサイン(心拍、呼吸、無呼吸、寝返りなどの体動、いびき、咳)や小動物の存在を検出する。
【0054】
このバイタルサイン検出部71は、複数のバンドパスフィルタ手段と信号処理手段よりなり、その詳細は図2の説明で後述する非特許文献2に開示されているので、詳細説明は省く。検出されたバイタルサイン情報は、睡眠段階推定部72及び演算処理部73に通知される。
【0055】
72は、睡眠段階推定部であり、バイタルサイン情報に基づいて監視対象者の睡眠段階を推定する。推定のアルゴリズムに関する詳細は、前記の非特許文献1に開示されているので、詳細説明は省く。
【0056】
演算処理部73は、生体情報受信部の受信信号から復調される生体情報及び機器アクティブ情報並びに各機器における送信部のアドレス情報並びにバイタルサイン情報及び睡眠段階情報を入力する。
【0057】
演算処理部73は、CPU、メモリ手段及びアプリケーションソフト群で構成され、各種の推定演算、表示、記録、データ収集、外部機関との通信、防災機器及び省エネ機器の制御を実行する。
【0058】
演算処理部73において、73aは存在情報推定機能、73bは心拍停止推定機能、73cは独居状態推定機能である。74は表示手段であり、演算処理部73の処理結果をCRTや液晶等の表示器に、生体情報、バイタルサイン情報、睡眠段階情報の各種情報並びに推定データを、点等/消灯、カラー識別、明るさの違い、アナログ値、ディジタル値として表示する。
【0059】
75は入力手段であり、キーボード、タッチパネル等で実現される。76は記録手段であり、演算処理部73の処理結果をリアルタイムに又はトレンドデータとして記録する。77は履歴データの収集を行う記憶手段、78及び79はカードドライブ(FDドライブを含む)及びメモリカード(FDも含む)である。これら75乃至78の要素は、市販されている多機能型のデータ収集ステーションにより一体構成で実現することも可能である。
【0060】
80は通信インターフェイス部であり、演算処理部73の処理結果及び記憶手段段77の履歴データを、汎用ネットワーク90を介して外部機関Eの監視センタ・親族100に対し、定期通報及び異常発生や状態遷移時の自動通報を行い、更に外部機関からのデータ要求に対して演算処理部73の処理結果及び記憶手段77の履歴データ等を提供する。
【0061】
81は防災管理部であり、防災管理機器環境Bよりの機器アクティブ情報及び送信部アドレス信号による演算処理部73の処理結果に基づき、防災管理機器環境Bの防災制御部54に操作指令Pを発生する。82は省エネ管理部であり、演算処理部73の処理結果に基づき、省エネ管理機器環境Cの省エネ制御部63に操作指令Qを発生する。
【0062】
外部エリア(ハ)における外部機関Eは、前記の監視センタ・親族100による監視機能の他、この監視機能の判断により緊急連絡する救急センタ(消防署、病院等)101及びネットワークや電話による通信回線102を含む。
【0063】
次に、演算処理部73のアプリケーションによる各種機能につき説明する。存在情報推定機能73aは、生体情報受信部70aより得られる生体情報並びに生活機器環境Aの送信部アドレス情報に基づいてどの生活機器又は建造物に監視対象者がいるかを示す存在情報をリアルタイムで推定する。この存在情報を外部機関に通報し、又は時系列データとして記憶手段77に保存し、通信インターフェイス部80を介して外部機関に提供する。
【0064】
更に、存在情報の保存データに基づき監視対象者の行動履歴を時系列データとして記憶手段77に保存し、同様に通信インターフェイス部80を介して外部機関に提供する。
【0065】
心肺停止推定機能73bは、前記存在情報及び前記バイタルサイン情報に基づいて監視対象者の心肺停止を所定のアルゴリズムで推定し、心肺停止の条件成立時に外部機関に自動通報する。
【0066】
心肺停止推定のアルゴリズムの一例を説明する。生体情報を検出できれば、その場(生活機器)に監視対象者のいることがわかる。しかしながら、生体情報が検出できない場合には、その場に監視対象者がいないのか、それとも死んでいる(心肺活動停止した)のか判定することはできない。
【0067】
そこで、生体情報が検出されていた状態から、生体情報が検出されなくなった状態に変化するまでの期間の生体情報を分析し、その挙動の変化から、監視対象者がその場から離れたのか、それとも死亡した(心肺活動停止した)のかを判定する。
【0068】
判定の基本条件は、
(1)その場から離れた場合:心拍、呼吸を検出→大きな体動検出→心拍、呼吸が突然無くなる。
(2)死亡した場合:心拍、呼吸が徐々に無くなる(心拍数、呼吸数が徐々に少なくなり、無くなる)。
【0069】
具体的な処理手順は、まず、心肺活動停止直前にどの送信部から生体情報が送られてきたかを記憶しておく。
次に、心肺活動停止直前の心拍、呼吸、体動情報を基に、パターン分類する。
▲1▼〔パターンA〕心肺活動停止直前一定時間内は体動無しで、心拍、呼吸が徐々に無くなった。
▲2▼〔パターンB〕心肺活動停止直前一定時間内に体動発生し、心拍、呼吸が徐々に無くなった。
【0070】
次に、心肺活動停止に至るまでの時間情報をパターン分類する。
▲1▼〔パターンA〕体動無しで心拍、呼吸が無くなった場合。
a.心拍数、呼吸数が減り始めてから心肺活動停止に至るまでの時間。
▲2▼〔パターンB〕体動発生して、心拍、呼吸が無くなった場合。
a.心拍数、呼吸数が減り始めてから心肺活動停止に至るまでの時間。
b.心肺活動停止直前一定時間内の体動発生回数。
c.心肺活動停止直前一定時間内の体動発生時間。
d.最期の体動検出から心肺活動停止に至るまでの時間。
これらのパターン情報から心肺活動停止を判定する。
【0071】
73cは独居状態推定機能であり、前記の位置情報に基づき、監視対象者の独居状態、非独居状態、不在状態を推定する。状態の遷移時に前記通信インターフェイス部を介し前記外部機関に自動通報する。
【0072】
判定のアルゴリズムは、
▲1▼不在: 直近の一定時間内で生体情報が検出されていない。
▲2▼独居: 直近の一定時間内で生体情報が検出された。
▲3▼非独居: 直近の一定時間内で生体情報が同時に2ヶ所以上で検出された。
【0073】
バイタルサイン検出部71は、監視対象者40と同居する小動物41の生体信号を生体情報受信部70aの信号より抽出する。一般にペット等の小動物の心拍はヒトのそれと比較して速いので、適当なフィルタ手段により容易に抽出可能である。
【0074】
演算処理部73は、小動物がどの生活機器又は建造物にいるかを記憶手段77に保存し、小動物の存在を認識した場合及びいなくなった場合の状態遷移情報を、記憶手段77に保存すると共に、通信インターフェイス部80を介し外部機関に自動通報する。前記外部機関からのデータ要求に対しては、小動物の存在情報および状態繊維情報を提供する。
【0075】
演算処理部73は、監視対象者がエアマットレス等の生活機器を叩いて発生する周期的打音(連打音)又は一定数以上の打音を生体情報信号中に検出した場合には、監視対象者からの緊急救助依頼信号として、通信インターフェイス80を介して外部機関に自動通報する。必要に応じて監視対象者生活エリアAの同居者に救助のための音声報知を行う。
【0076】
演算処理部73は、監視対象者が睡眠状態のときに、監視対象者の生活エリアにおける防災管理機器のアクティブ状態を検出した場合に、送信部アドレス情報から防災管理機器を特定して外部機関に自動通報すると共に、防災管理部81を介して防災制御部54に操作指令Pを発信し、アクティブとなった防災管理機器に対して安全側の制御又は警報を実行する。
【0077】
演算処理部73は、監視対象者が睡眠状態のときに、睡眠段階に応じて監視対象者の生活エリアにおける省エネ管理機器に対して、省エネ管理部82を介して省エネ制御部63に操作指令Qを発信し、運転モードを切り替える等、非使用場所の省エネ又は快適睡眠環境を提供するように適切な運転制御操作を実行する。
【0078】
次に、生体情報センサの構成につき説明する。生体情報検出センサ及びこのセンサの測定信号を親局に送信する送信部並びにこれらを駆動するバッテリー手段は、生活機器に一体に組み込まれている構造が、座布団や椅子等の移動する生活機器に対して好都合である。更に、バッテリー手段にソーラーバッテリー等を採用することにより、メンテナンスフリーとすることが可能である。
【0079】
図2は、エアマットレスに適用される生体情報検出センサとして、圧力センサを用いた非特許文献2記載の技術であり、(A)は圧力センサ部、(B)はセンサの生体情報信号Sの信号処理部であり、本発明では親局D側に属する機能である。エアマットレスからの微小な圧力変化信号を、受圧面とコンデンサマイクで検出し、FETトランジスタで増幅し、生体情報信号Sを高感度で検出する。
【0080】
エアマットレス以外の生活機器として例示した、浴槽又は便座又は車椅子又は座布団又はソファー又は椅子の場合も、図2と同様な高感度圧力センサによる生体情報検出が可能である。
【0081】
次に浴槽における生体情報検出センサにつき説明する。人体は、心拍や呼吸などの振動現象に伴い振動をしている。浴槽内に人体が存在するとき、これら生体振動現象を波源とする圧力波が湯内(水中内)に生じる。この圧力波は生体情報を含んでおり、この波を計測することで人体の情報をモニタすることが可能である。
【0082】
また、水中において伝播する圧力波は、分子による熱吸収や粘性に関係なく計測対象である生体情報の周波数帯域では流体が静止状態であれば、減衰することなく伝播する。
【0083】
図3は、このような性質を利用した圧力波の計測センサを示すものである。(A)は圧力センサ部、(B)はセンサの生体情報信号Sの信号処理部であり、本発明では親局D側に属する機能である。
【0084】
コンデンサマイクよりなる圧力センサはアクリルパイプの後端に設置されており、浴槽には、パイプの先端部分を水中に挿入して使用する。このとき、パイプ内には水面と同じ高さまで水が浸入してくる。
【0085】
浴槽内を伝播してくる圧力波によって水面が振動し、パイプ内上部の空気部分に圧力波を伝える。この空気部分の振動をコンデンサマイクによる圧力センサで検出することで、水中を伝播してくる圧力波を計測する。センサは浴槽の内壁に設置する。このとき、センサ自身の揺れを防ぐため、吸盤を使用して内壁に固定する。
【0086】
以上説明した実施例では、無侵襲・無拘束の生体情報検出センサとして現在実用化研究が進んでいる圧力センサを例示したが、本発明に適用される生体情報検出センサは、これに限定されるものではない。
【0087】
無侵襲・無拘束の生体情報検出センサとしては、浴槽の水の伝導性を利用し、浴槽のとアース間の電圧を生体アンプで増幅して心電を測定する方法、赤外線人感センサやCCDカメラとマットレス型スイッチセンサとを用いる方法等が使用可能である。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果を期待することができる。
(1)生体情報検出のためのセンサは、身体に機器を着けることなく、無浸襲・無拘束・無意識状態で監視対象者の生体情報並びに存在情報を親局側からモニタすることが可能である。
(2)複数の生活機器を使用する幅広い生活空間での高齢者・独居老人の健康監視・睡眠状態監視・見守りが可能となる。
【0089】
(3)独居状態・非独居状態・不在状態を判別できるので、親族の安心感と緊急時の対応が容易となる。
(4)生死に関する心肺停止の判定が可能となり、緊急救助の対応が迅速となる。
【0090】
(5)痴呆老人の生活上特有の災害発生を未然に防止することが可能となる。
(6)高齢者の日常生活のQOL向上と省エネを図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した健康状態監視システムの一例を示す機能ブロック図である。
【図2】生体情報検出センサとして、圧力センサを用いた非特許文献2記載の構成図及び信号処理の機能ブロック図である。
【図3】浴槽における生体情報検出センサとして、圧力センサを使用した構成及び信号処理の機能ブロック図である。
【図4】特許文献1に開示されている、従来の就寝状態リモート監視システムの構成図である。
【図5】特許文献2に開示されている、従来のリモートによる患者モニタ装置の機能ブロック図である。
【符号の説明】
A 生活機器環境
B 防災管理機器環境
C 省エネ管理機器環境
D 親局
E 外部機関
40 監視対象者
41 小動物
42 エアマットレス
43 浴槽
44 便座
45 車椅子
50 ガスコンロ
51 電気コンロ
52 水道
53 火災報知器
54 防災制御部
60 照明機器
61 空調機器
62 暖房機器
63 省エネ制御部
70 受信部
70a 生体情報受信部
70b 機器情報受信部
71 バイタルサイン検出部
72 睡眠段階検出部
73 演算処理部
73a 存在情報推定機能
73b 心肺停止推定機能
73c 独居状態推定機能
74 表示手段
75 入力手段
76 記録手段
77 記憶手段
78 カードドライブ
79 カード
80 通信インターフェイス部
81 防災管理部
82 省エネ管理部
90 汎用ネットワーク
100 監視センタ・親族
101 救急センタ
102 通信回線

Claims (20)

  1. 監視対象者が使用する生活機器または前記監視対象者が存在する建造物に取り付けられた生体情報検出センサと、
    前記生体情報検出センサの測定信号を親局に送信する送信部と、
    前記親局は、前記送信回路よりの測定信号を受信する受信部と、
    この受信部の受信信号よりバイタルサイン情報を抽出するバイタルサイン検出部と、
    を具備する健康状態監視システム。
  2. 前記バイタルサイン情報に基づき、前記監視対象者の睡眠段階を推定する睡眠段階推定部を設けたことを特徴とする、請求項1記載の健康状態監視システム。
  3. 前記生体情報検出センサが、圧力センサであることを特徴とする、請求項1又は2記載の健康状態監視システム。
  4. 前記送信部より前記受信部への生体情報の送信が、振幅変調又は周波数変調又は位相変調による無線手段であることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の健康状態監視システム。
  5. 前記生体情報検出センサ及び送信部を有する前記生活機器が複数台であり、夫々の前記親局への生体情報の送信が、同一又は異なる周波数帯域の無線手段によることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の健康状態監視システム。
  6. 前記送信部より前記受信部への生体情報の送信が、有線LAN手段又は無線LAN手段であることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の健康状態監視システム。
  7. 前記生体情報検出センサ及びこのセンサの測定信号を親局に送信する送信部と、これらを駆動するバッテリー手段が前記生活機器または前記建造物に一体に組み込まれていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の健康状態監視システム。
  8. 前記生活機器は、エアマットレス又は布団又は浴槽又は便座又は車椅子又は座布団又はソファー又は椅子の内、少なくとも一台であることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれかに記載の健康状態監視システム。
  9. 前記親局は、受信部より得られる生体情報に基づいて前記生活機器又は前記建造物に前記監視対象者又は小動物がいることを示す存在情報推定機能を具備する、請求項1乃至8のいずれかに記載の健康状態監視システム。
  10. 前記親局は、前記存在情報、前記バイタルサイン情報及び前記睡眠段階の表示手段及びデータ収集を行う記憶手段を具備する、請求項1乃至9のいずれかに記載の健康状態監視システム。
  11. 前記親局は、外部機関との通信を行う通信インターフェイス部を有し、前記バイタルサイン情報及び前記睡眠段階の情報をリアルタイム又は定期的に通報する定期通報及び前記生体情報の異常発生時又は睡眠段階の遷移時又は指定された条件成立時に通報する自動通報を行うことを特徴とする、請求項1乃至10のいずれかに記載の健康状態監視システム。
  12. 前記親局は、前記外部機関のデータ要求に対して、前記記憶手段の収集情報を、前記通信インターフェイス部を介して提供することを特徴とする、請求項11記載の健康状態監視システム。
  13. 前記親局は、前記存在情報及び前記バイタルサイン情報に基づいて前記監視対象者の心肺停止を推定する心肺停止推定機能を具備し、心肺停止の条件成立時に前記外部機関に自動通報することを特徴とする、請求項11記載の健康状態監視システム。
  14. 前記親局は、前記受信部の信号に基づき、前記監視対象者の存在場所をリアルタイムに認識し、この位置情報を前記外部機関に通報し、又は時系列データとして前記記憶手段に保存し、前記通信インターフェイス部を介して前記外部機関に提供することを特徴とする、請求項11記載の健康状態監視システム。
  15. 前記親局は、前記位置情報の保存データに基づき監視対象者の行動履歴を時系列データとして前記記憶手段に保存し、前記通信インターフェイス部を介して前記外部機関に提供することを特徴とする、請求項11記載の健康状態監視システム。
  16. 前記親局は、前記位置情報に基づき、前記監視対象者の独居状態、非独居状態、不在状態を推定する独居状態推定機能を有し、状態の遷移時に前記通信インターフェイス部を介し前記外部機関に自動通報することを特徴とする、請求項11記載の健康状態監視システム。
  17. 前記親局は、前記監視対象者と同居する小動物の生体信号を前記受信部の信号より抽出し、小動物の存在を認識した場合及びいなくなった場合の状態遷移を、前記通信インターフェイス部を介し前記外部機関に自動通報することを特徴とする、請求項11記載の健康状態監視システム。
  18. 前記監視対象者の生活エリアにおける防災管理機器は、そのアクティブ状態を検出するセンサ手段とその検出結果を前記親局の受信部に送信する送信部を有し、前記親局は、前記監視対象者が睡眠状態のときに、前記アクティブ状態を検出した場合に、前記外部機関に自動通報すると共に、防災管理部を介してアクティブとなった前記防災管理機器に対して安全側の制御又は警報を実行することを特徴とする、請求項1乃至17のいずれかに記載の健康状態監視システム。
  19. 前記親局は、前記監視対象者が睡眠状態のときに、睡眠段階に応じて前記監視対象者の生活エリアにおける省エネ管理機器に対して、省エネ管理部を介して非使用場所の省エネ又は快適睡眠環境を提供するように適切な運転制御を実行することを特徴とする、請求項1乃至18のいずれかに記載の健康状態監視システム。
  20. 前記親局は、前記生体情報信号中に周期的打音(連打音)又は一定数以上の打音を検出した場合には、前記監視対象者からの緊急救助依頼信号として、前記通信インターフェイスを介して外部機関に自動通報することを特徴とする、請求項1乃至19のいずれかに記載の健康状態監視システム。
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