JP2016102565A - 切替バルブ - Google Patents

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裕亮 平野
Yusuke Hirano
裕亮 平野
浩二 福元
Koji Fukumoto
浩二 福元
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Abstract

【課題】バルブボディの小型化および製造コストの低減を図ることができる、切替バルブを提供する。【解決手段】フェイルセーフバルブ82は、スリーブ85と、スリーブ85内に通常位置とフェイルセーフ位置との間で変位可能に設けられたスプール86とを備えている。スプール86が通常位置に位置する状態では、第2入力ポート90が閉鎖され、第1入力ポート89が第1内部油路96を介して出力ポート93と連通する。スプール86がフェイルセーフ位置に位置する状態では、第1入力ポート89が閉鎖され、第2入力ポート90の開放部98のみが開放され、第2入力ポート90の残りの部分が閉鎖されて、その開放部98が第2内部油路97を介して出力ポート93と連通する。【選択図】図5B

Description

本発明は、変速機に用いられる切替バルブに関し、とくにフェイルセーフバルブとして好適な切替バルブに関する。
車両に搭載される変速機として、AT(Automatic Transmission:自動変速機)や副変速機付CVT(Continuously Variable Transmission:無段変速機)など、前進2段以上の変速段を有する自動変速機が知られている。
かかる自動変速機には、クラッチやブレーキなどの複数の係合要素が備えられている。そして、それらの係合要素の係合および解放の組合せにより、前進各段および後進段の各変速段が構成される。
各係合要素は、油圧により係合/解放される。係合要素に油圧を供給する油圧回路では、各係合要素に供給される油圧を制御する油圧制御バルブとして、たとえば、リニアソレノイドバルブが用いられている。係合要素を係合させる際には、油圧制御バルブ(リニアソレノイドバルブ)の電磁コイルへの通電が制御されることにより、油圧制御バルブに入力される元圧が比較的緩やかに立ち上がるように調圧され、その調圧された油圧が係合要素に供給されることにより、係合要素の係合ショックの発生が抑制される。
また、かかる自動変速機を搭載した車両では、たとえば、自動変速機を制御するECU(電子制御ユニット)の故障など、自動変速機の制御に異常が発生した場合に、そのフェイルセーフとして、自動変速機の所定の変速段を構成して、短距離の走行を可能とするリンプホーム(非常時回避)機能が搭載されている。
特開2004−176890号公報
図9Aおよび図9Bに示される回路は、フェイルセーフ時(リンプホーム機能の作動時)に係合される係合要素に油圧を供給するための回路の従来例である。
フェイルセーフ時に、油圧制御バルブが正常に動作するか否かにかかわらず、自動変速機の所定の変速段を構成するための係合要素に係合油圧を供給するために、当該係合要素に対応づけて、フェイルセーフバルブ101が設けられている。
フェイルセーフバルブ101は、スリーブ102と、スリーブ102内に収容され、通常位置とフェイルセーフ位置との間で変位可能に設けられたスプール103と、スプール103を通常位置に向けて付勢するスプリング104とを備えている。
スリーブ102の周壁には、切替圧ポート105、第1入力ポート106および第2入力ポート107が形成されている。切替圧ポート105には、フェイルセーフ時に、スプール103を通常位置からフェイルセーフ位置に変位させるためのフェイルセーフ切替圧が入力される。第1入力ポート106には、第1油圧経路108が接続されており、第1油圧経路108を通して、油圧制御バルブ109により調圧された油圧が入力される。第2入力ポート107には、第2油圧経路110が接続されており、第2油圧経路110を介して、油圧制御バルブ109により調圧されていない元圧が入力される。
また、スリーブ102の周壁には、出力ポート111が形成されている。係合要素には、出力ポート111から出力される油圧が入力される。
油圧制御バルブ109には、元圧が入力される。油圧制御バルブ109の電磁コイルへの通電が制御されることにより、油圧制御バルブ109に入力される元圧が調圧され、その調圧された油圧が油圧制御バルブ109から出力される。
切替圧ポート105にフェイルセーフ切替圧が入力されていない状態では、図9Aに示されるように、スプリング104の付勢力により、スプール103が通常位置に位置している。この状態では、第1入力ポート106と出力ポート111とがスリーブ102内の内部油路112を介して連通し、第2入力ポート107と出力ポート111とがスプール103のランド部113により遮断される。そのため、出力ポート111からは、第1入力ポート106に入力される油圧、つまり油圧制御バルブ109により調圧された油圧が出力され、その出力される油圧が係合要素に入力される。これにより、係合要素は、調圧された油圧により係合する。
フェイルセーフ時に、フェイルセーフ切替圧が切替圧ポート105に入力されると、図9Bに示されるように、スプール103がスプリング104の付勢力に抗してフェイルセーフ位置に変位する。これにより、第2入力ポート107と出力ポート111とがスリーブ102内の内部油路114を介して連通し、第1入力ポート106と出力ポート111とがスプール103のランド部115により遮断される。そのため、出力ポート111からは、第2入力ポート107に入力される油圧、つまり油圧制御バルブ109により調圧されていない元圧が出力される。したがって、係合要素には、出力ポート111から出力される元圧が入力され、係合要素は、その元圧により係合する。
ところが、係合要素に元圧がそのまま供給されると、大きな変速ショックが生じ、車両の挙動の乱れや関連部品の破損などを招くおそれがある。
そこで、第2油圧経路110の途中部には、第2油圧経路110を流通する作動油の流量を制限するためのオリフィス116が設けられている。これにより、第2油圧経路110からフェイルセーフバルブ101を介して係合要素に入力される油圧の変化が緩慢になるので、係合要素の係合を緩やかにすることができ、大きな変速ショックの発生を抑制することができる。
フェイルセーフバルブ101などの各要素を含む油圧回路は、自動変速機のバルブボディ内で構成されている。バルブボディは、2層に設けられたアッパボディおよびロアボディと、アッパボディとロアボディとに挟み込まれたバルブボディプレートとを備えている。作動油が流通する第1油圧経路108および第2油圧経路110などは、アッパボディおよびロアボディの各内面に形成された溝で構成されている。そのため、オリフィス116は、バルブボディプレートに微小な貫通孔として形成され、オリフィス116が設けられる第2油圧経路110は、アッパボディとロアボディとに跨がって形成される。
アッパボディとロアボディとに跨がる第2油圧経路110は、バルブボディの小型化の障害となる。また、バルブボディプレートにオリフィス116を形成する穴開け加工が必要となり、その穴開け加工がバルブボディの製造コストの低減の妨げとなっている。
本発明の目的は、バルブボディの小型化および製造コストの低減を図ることができる、切替バルブを提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る切替バルブは、変速機のバルブボディに形成され、略円筒状の周壁を有するスリーブと、スリーブ内に、第1位置と第2位置との間でスリーブの中心線方向に変位可能に設けられるスプールとを備え、スリーブの周壁には、油圧が第1油圧経路を通して入力される第1入力ポート、油圧が第2油圧経路を通して入力される第2入力ポート、および変速機の係合要素と連通し、第1入力ポートに入力される油圧または第2入力ポートに入力される油圧を選択的に出力する出力ポートが形成されており、スプールには、第1ランド部および第2ランド部が中心線方向に間隔を空けて形成されており、第2ランド部は、スプールが第1位置に位置する状態で、第2ランド部により第2入力ポートが閉鎖され、第1ランド部と第2ランド部との間に第1内部油路が形成されて、第1入力ポートが第1内部油路を介して出力ポートと連通し、スプールが第2位置に位置する状態で、第1ランド部により第1入力ポートが閉鎖され、第1ランド部と第2ランド部との間に第2内部油路が形成され、第2ランド部により第2入力ポートがその一部を除いて閉鎖されて、第2入力ポートの当該一部が第2内部油路を介して出力ポートと連通するように、形成されている。
この構成によれば、スプールが第1位置に位置する状態では、第2入力ポートが閉鎖され、第1入力ポートが第1内部油路を介して出力ポートと連通する。そのため、スプールが第1位置に位置する状態では、第1油圧経路から第1入力ポートに入力される油圧を出力ポートから出力することができる。
一方、スプールが第2位置に位置する状態では、第1入力ポートが閉鎖され、第2入力ポートの一部(以下、この欄において「開放部」という。)のみが開放され、第2入力ポートの残りの部分が閉鎖されて、その開放部が第2内部油路を介して出力ポートと連通する。そのため、スプールが第2位置に位置する状態では、第2油圧経路から第2内部油路に流入する作動油の流量が開放部を通過する際に絞られる。すなわち、スプールが第2位置に位置する状態では、開放部が油圧を受け入れるとともにオリフィスとして機能する。
よって、バルブボディにオリフィスを設ける必要をなくすことができる。そして、オリフィスをなくすことにより、バルブボディの小型化および製造コストの低減を図ることができる。
切替バルブは、通常時に係合要素に入力される油圧とフェイルセーフ時(異常時)に係合要素に入力される油圧とを切り替えるためのフェイルセーフバルブとして好適に使用することができる。
この場合、第1入力ポートには、元圧から調圧された油圧が第1油圧経路を通して入力され、調圧されていない油圧(元圧)が第2油圧経路を通して第2入力ポートに入力されるとよい。これにより、通常時には、スプールを第1位置に位置させることにより、元圧から調圧された油圧を係合要素に入力することができ、係合要素を良好に係合させることができる。一方、フェイルセーフ時には、スプールを第2位置に位置させることにより、調圧されていない油圧を係合要素に入力することができる。このとき、開放部がオリフィスとして機能することにより、切替バルブから係合要素に入力される油圧の変化を緩慢にすることができ、係合要素の係合時に大きな係合ショックが発生することを抑制できる。
開放部の中心線方向の幅をWとし、スリーブの内径(直径)をDとし、作動油通過面積をπD×Wと考えて、日本工業規格「JIS Z 8762」で定められた流量計算式に従って算出される流量の作動油が係合要素に供給された場合に、係合要素に一定以上の係合ショックを発生しない流量となるように、開放部の中心線方向の幅が設定されていることが好ましい。
また、開放部の中心線方向の幅は、第2内部油路の径方向の幅よりも小さいことが好ましい。これにより、開放部によるオリフィス機能を効果的に発揮することができる。
本発明によれば、バルブボディにオリフィスを設ける必要をなくすことができる。そして、オリフィスをなくすことにより、バルブボディの小型化および製造コストの低減を図ることができる。
車両の駆動系統の構成を示すスケルトン図である。 車両の前進時および後進時におけるハイブレーキ、リバースブレーキおよびロークラッチの状態を示す図である。 無段変速機構の変速比(ベルト変速比)と動力分割式無段変速機の変速比(T/M変速比)との関係を示す図である。 合成用歯車機構のサンギヤ、キャリアおよびリングギヤの回転数の関係を示す共線図である。 本発明の一実施形態に係るフェイルセーフバルブを備える油圧回路の構成を示す回路図であり、スプールが通常位置に位置する状態を示す。 油圧回路の構成を示す回路図であり、スプールがフェイルセーフ位置に位置する状態を示す。 フェイルセーフバルブの一部を拡大して示す断面図である。 第1変形例に係るフェイルセーフバルブの一部を拡大して示す断面図である。 第2変形例に係るフェイルセーフバルブの一部を拡大して示す断面図である。 従来のフェイルセーフバルブを備える油圧回路の構成を示す図であり、スプールが通常位置に位置する状態を示す。 従来のフェイルセーフバルブを備える油圧回路の構成を示す図であり、スプールが通常位置に位置する状態を示す。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<駆動系統の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係るフェイルセーフバルブ82が用いられた動力分割式無段変速機4を搭載する車両1の駆動系統の構成を示すスケルトン図である。
車両1は、エンジン(E/G)2を動力源とする自動車である。車両1には、トルクコンバータ3および動力分割式無段変速機4が搭載されている。
トルクコンバータ3は、トルコン入力軸11、トルコン出力軸12、ポンプインペラ13、タービンランナ14およびロックアップクラッチ15を備えている。トルコン入力軸11およびトルコン出力軸12は、エンジン2の出力軸16(以下「E/G出力軸16」という。)と同一の回転軸線を中心に回転可能に設けられている。トルコン入力軸11には、E/G出力軸16が連結されている。ポンプインペラ13の中心には、トルコン入力軸11が接続され、ポンプインペラ13は、トルコン入力軸11と一体的に回転可能に設けられている。タービンランナ14の中心には、トルコン出力軸12が接続され、タービンランナ14は、トルコン出力軸12と一体的に回転可能に設けられている。ロックアップクラッチ15が係合されると、ポンプインペラ13とタービンランナ14とが直結され、ロックアップクラッチ15が解放されると、ポンプインペラ13とタービンランナ14とが分離される。
ロックアップクラッチ15が解放された状態において、E/G出力軸16からトルコン入力軸11に動力が入力されると、トルコン入力軸11およびポンプインペラ13が回転する。ポンプインペラ13が回転すると、ポンプインペラ13からタービンランナ14に向かうオイルの流れが生じる。このオイルの流れがタービンランナ14で受けられて、タービンランナ14が回転する。このとき、トルクコンバータ3の増幅作用が生じ、タービンランナ14には、トルコン入力軸11に入力される動力(トルク)よりも大きな動力が発生する。そして、そのタービンランナ14の動力がトルコン出力軸12から出力される。
ロックアップクラッチ15が係合された状態では、E/G出力軸16からトルコン入力軸11に動力が入力されると、トルコン入力軸11、ポンプインペラ13およびタービンランナ14が一体となって回転する。そして、タービンランナ14の回転による動力がトルコン出力軸12から出力される。
動力分割式無段変速機4は、トルクコンバータ3から出力される動力をデファレンシャルギヤ5に伝達する。動力分割式無段変速機4は、T/M入力軸21、T/M出力軸22、無段変速機構23、一定変速機構24および合成用歯車機構25を備えている。
T/M入力軸21には、トルコン出力軸12が連結されている。
T/M出力軸22は、T/M入力軸21と平行に設けられている。
無段変速機構23は、公知のベルト式の無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)と同様の構成を有している。具体的には、無段変速機構23は、T/M入力軸21に連結されたプライマリ軸31と、プライマリ軸31と平行に設けられたセカンダリ軸32と、プライマリ軸31に相対回転不能に支持されたプライマリプーリ33と、セカンダリ軸32に相対回転不能に支持されたセカンダリプーリ34と、プライマリプーリ33とセカンダリプーリ34とに巻き掛けられたベルト35とを備えている。
一定変速機構24は、遊星歯車機構41、スプリットドライブギヤ42、スプリットドリブンギヤ43およびアイドルギヤ44を備えている。
遊星歯車機構41には、キャリア45、サンギヤ46およびリングギヤ47が含まれる。キャリア45は、T/M入力軸21に相対回転不能に支持されている。キャリア45は、複数個のピニオンギヤ48を回転可能に支持している。複数のピニオンギヤ48は、円周上に配置されている。サンギヤ46は、T/M入力軸21に相対回転可能に外嵌されて、各ピニオンギヤ48にT/M入力軸21の回転径方向の内側から噛合している。リングギヤ47は、キャリア45の周囲を取り囲む円環状を有し、各ピニオンギヤ48にT/M入力軸21の回転径方向の外側から噛合している。
スプリットドライブギヤ42は、サンギヤ46と一体回転可能に設けられている。
スプリットドリブンギヤ43は、次に述べる合成用歯車機構25のキャリア51の外周に、キャリア51と一体回転可能に設けられている。
アイドルギヤ44は、スプリットドライブギヤ42およびスプリットドリブンギヤ43と噛合している。
合成用歯車機構25は、遊星歯車機構の構成を有している。すなわち、合成用歯車機構25は、キャリア51、サンギヤ52およびリングギヤ53を備えている。キャリア51の中心には、無段変速機構23のセカンダリ軸32が相対回転可能に挿通されている。キャリア51は、複数個のピニオンギヤ54を回転可能に支持している。複数のピニオンギヤ54は、円周上に配置されている。サンギヤ52は、セカンダリ軸32に相対回転不能に支持されて、各ピニオンギヤ54にセカンダリ軸32の回転径方向の内側から噛合している。リングギヤ53は、キャリア51の周囲を取り囲む円環状を有し、各ピニオンギヤ54にセカンダリ軸32の回転径方向の外側から噛合している。また、リングギヤ53の中心には、T/M出力軸22の一端が接続され、リングギヤ53は、T/M出力軸22と一体回転可能に設けられている。T/M出力軸22の他端部には、出力ギヤ55が相対回転不能に支持されている。
出力ギヤ55の回転は、アイドルギヤ機構6を経由して、デファレンシャルギヤ5に伝達される。アイドルギヤ機構6には、T/M出力軸22と平行に設けられたアイドル軸61と、アイドル軸61に相対回転不能に支持された第1アイドルギヤ62および第2アイドルギヤ63とが含まれる。第1アイドルギヤ62は、出力ギヤ55と噛合している。第2アイドルギヤ63は、デファレンシャルギヤ5に備えられたリングギヤ64と噛合している。
また、動力分割式無段変速機4は、ハイブレーキHB、リバースブレーキRBおよびロークラッチLCを備えている。
ハイブレーキHBは、リングギヤ47を制動する係合状態(オン)と、リングギヤ47の回転を許容する解放状態(オフ)とに切り替えられる。
リバースブレーキRBは、スプリットドライブギヤ42(サンギヤ46)を制動する係合状態(オン)と、スプリットドライブギヤ42の回転を許容する解放状態(オフ)とに切り替えられる。
ロークラッチLCは、T/M出力軸22とセカンダリ軸32とを直結する係合状態(オン)と、その直結を解除する解放状態(オフ)とに切り替えられる。
<動力伝達モード>
図2は、車両1の前進時および後進時におけるハイブレーキHB、リバースブレーキRBおよびロークラッチLCの状態を示す図である。図3は、無段変速機構23の変速比(以下「ベルト変速比」という。)γと動力分割式無段変速機4の変速比(以下「T/M変速比」という。)γallとの関係を示す図である。
図2において、「○」は、ハイブレーキHB、リバースブレーキRBおよびロークラッチLCが係合状態であることを示している。
動力分割式無段変速機4は、車両1の前進時の動力伝達モードとして、ベルトモードおよびスプリットモードを有している。
ベルトモードでは、ハイブレーキHBおよびリバースブレーキRBが解放状態にされる。そして、ロークラッチLCが係合状態にされる。これにより、T/M出力軸22およびセカンダリ軸32が直結される。
T/M入力軸21に入力される動力は、無段変速機構23のプライマリ軸31に伝達され、プライマリ軸31およびプライマリプーリ33を回転させる。プライマリプーリ33の回転は、ベルト35を介して、セカンダリプーリ34に伝達され、セカンダリプーリ34およびセカンダリ軸32を回転させる。ロークラッチLCが係合されているので、T/M出力軸22がセカンダリ軸32と一体に回転する。したがって、ベルトモードでは、図3に示されるように、T/M変速比γallがベルト変速比γと一致する。
T/M出力軸22の回転は、出力ギヤ55、第1アイドルギヤ62、アイドル軸61および第2アイドルギヤ63を介して、デファレンシャルギヤ5のリングギヤ64に伝達される。これにより、車両1のドライブシャフト71,72が前進方向に回転する。
図4は、合成用歯車機構25のキャリア51、サンギヤ52およびリングギヤ53の回転数の関係を示す共線図である。
スプリットモードでは、図2に示されるように、ハイブレーキHBが係合状態にされ、リバースブレーキRBおよびロークラッチLCが解放状態にされる。ハイブレーキHBが係合状態にされることにより、一定変速機構24のリングギヤ47が制動される。また、ロークラッチLCが解放状態にされることにより、T/M出力軸22とセカンダリ軸32との直結が解除される。
T/M入力軸21に入力される動力は、無段変速機構23のプライマリ軸31に伝達され、プライマリ軸31およびプライマリプーリ33を回転させる。プライマリプーリ33の回転は、ベルト35を介して、セカンダリプーリ34に伝達され、セカンダリプーリ34およびセカンダリ軸32を回転させる。セカンダリ軸32の回転により、合成用歯車機構25のサンギヤ52が回転する。
また、一定変速機構24のリングギヤ47が制動されているので、T/M入力軸21に入力される動力は、一定変速機構24のキャリア45を公転させるとともに、そのキャリア45に保持されているピニオンギヤ48を回転させる。ピニオンギヤ48の回転により、ピニオンギヤ48からサンギヤ46に動力が入力される。これにより、ピニオンギヤ48およびスプリットドライブギヤ42が回転する。スプリットドライブギヤ42の回転は、アイドルギヤ44を介して、スプリットドリブンギヤ43に伝達され、スプリットドリブンギヤ43および合成用歯車機構25のキャリア51を回転させる。
一定変速機構24の変速比γが一定で不変(固定)であるので、スプリットモードでは、T/M入力軸21に入力される動力が一定であれば、合成用歯車機構25のキャリア51の回転が一定速度に保持される。そのため、ベルト変速比γが上げられると、図4に示されるように、合成用歯車機構25のサンギヤ52の回転速度が下がるので、合成用歯車機構25のリングギヤ53(T/M出力軸22)の回転速度が上がる。その結果、スプリットモードでは、図3に示されるように、ベルト変速比γが大きいほど、T/M変速比γallが下がる。
T/M出力軸22の回転は、出力ギヤ55、第1アイドルギヤ62、アイドル軸61および第2アイドルギヤ63を介して、デファレンシャルギヤ5のリングギヤ64に伝達される。これにより、車両1のドライブシャフト71,72が前進方向に回転する。
車両1を後進させるための後進モードでは、ハイブレーキHBおよびロークラッチLCが解放状態にされる。そして、リバースブレーキRBが係合状態にされる。これにより、スプリットドライブギヤ42(サンギヤ46)が制動される。スプリットドライブギヤ42の制動により、一定変速機構24のアイドルギヤ44が回転不能となり、スプリットドリブンギヤ43およびキャリア51が回転不能となる。
T/M入力軸21に入力される動力は、無段変速機構23のプライマリ軸31に伝達され、プライマリ軸31およびプライマリプーリ33を回転させる。プライマリプーリ33の回転は、ベルト35を介して、セカンダリプーリ34に伝達され、セカンダリプーリ34およびセカンダリ軸32を回転させる。セカンダリ軸32の回転により、合成用歯車機構25のサンギヤ52が回転する。キャリア51が回転不能なため、サンギヤ52が回転すると、リングギヤ53がサンギヤ52と逆方向に回転する。このリングギヤ53の回転方向は、ベルトモードおよびスプリットモードにおけるリングギヤ53の回転方向と逆方向となる。そして、リングギヤ53と一体にT/M出力軸22が回転する。T/M出力軸22の回転は、出力ギヤ55、第1アイドルギヤ62、アイドル軸61および第2アイドルギヤ63を介して、デファレンシャルギヤ5のリングギヤ64に伝達される。これにより、車両1のドライブシャフト71,72が後進方向に回転する。
<油圧回路>
図5Aおよび図5Bは、本発明の一実施形態に係るフェイルセーフバルブ82を備える油圧回路81の構成を示す回路図である。図6は、フェイルセーフバルブ82の一部を拡大して示す断面図である。
油圧回路81は、ロークラッチLCに油圧を供給する回路であり、動力分割式無段変速機4のバルブボディに設けられている。油圧回路81には、フェイルセーフバルブ82および油圧制御バルブ83が含まれる。
フェイルセーフバルブ82は、バルブボディに形成され、略円筒状の周壁84を有するスリーブ85と、スリーブ85内に、図5Aに示される通常位置と図5Bに示されるフェイルセーフ位置との間でスリーブ85の中心線方向に変位可能に設けられたスプール86と、スプール86を通常位置に向けて付勢するスプリング87とを備えている。
スリーブ85の周壁84には、油圧が入力されるポートとして、切替圧ポート88、第1入力ポート89および第2入力ポート90がそれぞれ円形の開口として形成されている。切替圧ポート88には、フェイルセーフ時に、スプール86を通常位置からフェイルセーフ位置に変位させるためのフェイルセーフ切替圧が入力される。第1入力ポート89には、第1油圧経路91が接続されており、第1油圧経路91を通して、油圧制御バルブ83により調圧された油圧が入力される。第2入力ポート90には、第2油圧経路92が接続されており、第2油圧経路92を介して、油圧制御バルブ83により調圧されていない元圧が入力される。
また、スリーブ85の周壁84には、出力ポート93が形成されている。ロークラッチLCには、出力ポート93から出力される油圧が入力される。
スプール86には、第1入力ポート89および第2入力ポート90に対応して、第1ランド部94および第2ランド部95が中心線方向に間隔を空けて形成されている。
なお、以下では、説明の理解を助けるため、第1ランド部94側を上側とし、第2ランド部95側を下側と規定する。
第1ランド部94は、スプール86が通常位置に位置する状態において、上端部が切替圧ポート88に対向し、かつ、下端部が第1入力ポート89とほぼ対向せず、スプール86がフェイルセーフ位置に位置する状態において、第1入力ポート89を完全に閉鎖する寸法に形成されている。
第2ランド部95は、スプール86が通常位置に位置する状態において、第2入力ポート90を完全に閉鎖し、スプール86がフェイルセーフ位置に位置する状態において、上端部が第2入力ポート90と対向し、かつ、図6に示されるように、その上端面と第2入力ポート90の上端との間に幅Wの隙間が生じる寸法に形成されている。
幅Wは、スリーブ85の内径(直径)をDとし、作動油通過面積をπD×Wと考えて、日本工業規格「JIS Z 8762」で定められた流量計算式に従って算出される流量の作動油がロークラッチLCに供給された場合に、ロークラッチLCに一定以上の係合ショックを発生しない流量となるように設定されている。
油圧制御バルブ83には、たとえば、非通電時に出力油圧が0(零)になるノーマルクローズタイプのリニアソレノイドバルブが用いられる。油圧制御バルブ83には、元圧が入力される。油圧制御バルブ83の電磁コイルへの通電が制御されることにより、油圧制御バルブ83に入力される元圧が調圧され、その調圧された油圧が油圧制御バルブ83から出力される。
切替圧ポート88にフェイルセーフ切替圧が入力されていない状態では、図5Aに示されるように、スプリング87の付勢力により、スプール86が通常位置に位置している。この状態では、第2ランド部95により、第2入力ポート90が完全に閉鎖される。スリーブ85内には、第1ランド部94と第2ランド部95との間に、第1内部油路96が形成される。そして、第1入力ポート89と出力ポート93とが第1内部油路96を介して連通する。
そのため、出力ポート93からは、第1入力ポート89に入力される油圧、つまり油圧制御バルブ83により調圧された油圧が出力され、その出力される油圧がロークラッチLCに入力される。これにより、ロークラッチLCは、調圧された油圧により係合する。
フェイルセーフ時に、フェイルセーフ切替圧が切替圧ポート88に入力されると、図5Bに示されるように、スプール86がスプリング87の付勢力に抗してフェイルセーフ位置に変位する。これにより、第1ランド部94により、第1入力ポート89が閉鎖される。スリーブ85内には、第1ランド部94と第2ランド部95との間に、第2内部油路97が形成される。そして、第2ランド部95の上端面と第2入力ポート90の上端との間に幅Wの隙間が生じ、第2ランド部95により第2入力ポート90がその一部98を除いて閉鎖されて、その開放された一部98(以下「開放部98」という。)が第2内部油路97を介して出力ポート93と連通する。図6に示されるように、第2内部油路97の径方向の幅W1は、第2ランド部95の上端面と第2入力ポート90の上端との間の幅Wよりも大きい。
そのため、第2油圧経路92を元圧により送られる作動油は、開放部98を通過する際に流量が大きく絞られて、第2内部油路97に流入する。すなわち、スプール86がフェイルセーフ位置に位置する状態では、開放部98が油圧を受け入れるとともにオリフィスとして機能する。これにより、出力ポート93から小流量の作動油が出力され、その小流量の作動油がロークラッチLCに供給されて、ロークラッチLCが係合する。
<作用効果>
以上のように、スプール86が通常位置に位置する状態では、第2入力ポート90が閉鎖され、第1入力ポート89が第1内部油路96を介して出力ポート93と連通する。そのため、スプール86が通常位置に位置する状態では、第1油圧経路91から第1入力ポート89に入力される油圧を出力ポート93から出力することができる。これにより、通常時には、スプール86を通常位置に位置させることにより、元圧から調圧された油圧をロークラッチLCに入力することができ、ロークラッチLCを良好に係合させることができる。
一方、スプール86がフェイルセーフ位置に位置する状態では、第1入力ポート89が閉鎖され、第2入力ポート90の開放部98のみが開放され、第2入力ポート90の残りの部分が閉鎖されて、その開放部98が第2内部油路97を介して出力ポート93と連通する。そのため、スプール86がフェイルセーフ位置に位置する状態では、第2油圧経路から第2内部油路97に流入する作動油の流量が開放部98を通過する際に絞られる。すなわち、スプール86がフェイルセーフ位置に位置する状態では、開放部98が油圧を受け入れるとともにオリフィスとして機能する。
よって、バルブボディにオリフィスを設ける必要をなくすことができる。そして、オリフィスをなくすことにより、バルブボディの小型化および製造コストの低減を図ることができる。
そして、フェイルセーフ時に、スプール86をフェイルセーフ位置に位置させることにより、調圧されていない油圧をロークラッチLCに入力することができる。このとき、開放部98がオリフィスとして機能することにより、切替バルブからロークラッチLCに入力される油圧の変化を緩慢にすることができ、ロークラッチLCの係合時に大きな係合ショックが発生することを抑制できる。
さらに、フェイルセーフ時に、ロークラッチLCを係合させることができるので、動力分割式無段変速機4の動力伝達モードをベルトモードに設定することができ、ベルトモードでの車両1の短距離の走行を可能とするリンプホーム(非常時回避)機能を実現することができる。
また、開放部98の中心線方向の幅は、第2内部油路97の径方向の幅よりも小さいことが好ましい。これにより、開放部98によるオリフィス機能を効果的に発揮することができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、図6に示される構成に代えて、図7に示される構成が採用されてもよい。図7に示される構成では、スプール86がフェイルセーフ位置に位置する状態において、第2ランド部95の上端面が第2入力ポート90の上端よりも上方に位置する。そして、第2ランド部95の上端部は、その下側の部分よりも径が小さい小径部951として形成されている。これにより、スプール86がフェイルセーフ位置に位置する状態において、第2入力ポート90は、小径部951の側面と対向する一部が開放され、当該一部以外の部分が第2ランド部95により閉鎖される。
図7に示される構成によっても、前述の作用効果と同様の作用効果を奏することができる。
また、図8に示される構成が採用されてもよい。図8に示される構成では、スプール86がフェイルセーフ位置に位置する状態において、第2ランド部95の上端面が第2入力ポート90の上端よりも上方に位置する。そして、第2ランド部95の上端部には、第2入力ポート90と対向する部分に、当該部分を切り欠くことにより切欠部952が形成されている。これにより、スプール86がフェイルセーフ位置に位置する状態において、切欠部952が第2入力ポート90と対向し、第2入力ポート90は、切欠部952と対向する一部が開放され、当該一部以外の部分が第2ランド部95により閉鎖される。
図8に示される構成によっても、前述の作用効果と同様の作用効果を奏することができる。
前述の実施形態では、本発明がフェイルセーフバルブ82に適用された場合を取り上げたが、本発明に係る切替バルブは、フェイルセーフ以外の用途に広く用いることができる。
また、変速機の一例として、動力分割式無段変速機4を取り上げたが、本発明に係る切替バルブは、自動変速機(AT:Automatic Transmission)または無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)など、他の種類の変速機にも用いることができる。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
4 動力分割式無段変速機(変速機)
82 フェイルセーフバルブ(切替バルブ)
83 油圧制御バルブ
84 周壁
85 スリーブ
86 スプール
89 第1入力ポート
90 第2入力ポート
91 第1油圧経路
92 第2油圧経路
93 出力ポート
94 第1ランド部
95 第2ランド部
96 第1内部油路
97 第2内部油路
98 開放部(一部)
LC ロークラッチ(係合要素)

Claims (1)

  1. 変速機のバルブボディに形成され、略円筒状の周壁を有するスリーブと、前記スリーブ内に、第1位置と第2位置との間で前記スリーブの中心線方向に変位可能に設けられるスプールとを備え、
    前記スリーブの前記周壁には、
    油圧が第1油圧経路を通して入力される第1入力ポート、
    油圧が第2油圧経路を通して入力される第2入力ポート、および
    前記変速機の係合要素と連通し、前記第1入力ポートに入力される油圧または前記第2入力ポートに入力される油圧を選択的に出力する出力ポートが形成されており、
    前記スプールには、
    第1ランド部および前記第2ランド部が前記中心線方向に間隔を空けて形成されており、
    前記第2ランド部は、
    前記スプールが前記第1位置に位置する状態で、前記第2ランド部により前記第2入力ポートが閉鎖され、前記第1ランド部と前記第2ランド部との間に第1内部油路が形成されて、前記第1入力ポートが前記第1内部油路を介して前記出力ポートと連通し、
    前記スプールが前記第2位置に位置する状態で、前記第1ランド部により前記第1入力ポートが閉鎖され、前記第1ランド部と前記第2ランド部との間に第2内部油路が形成され、前記第2ランド部により前記第2入力ポートがその一部を除いて閉鎖されて、前記第2入力ポートの当該一部が前記第2内部油路を介して前記出力ポートと連通するように、形成されている、切替バルブ。
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