JP2016101949A - 液体吐出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】吐出弁の構成を簡略化して、吐出弁の部品点数を削減した液体吐出容器を提供すること。【解決手段】吐出弁100は、吐出管50に上方付勢状態で下降移動可能に配設される装着筒101と、装着筒に液密且つ上下摺動可能に外嵌される第1シール部120と、第1シール部から下方に向けて突出し、且つ第1シール部と一体に形成され、装着筒を径方向の外側から囲繞して装着筒との間に連通空間125を形成する筒状の第2シール部121とを備え、装着筒は、上端部に吐出ヘッド56が装着される装着筒本体110と、装着筒本体から径方向の外側に向けて突出すると共に第2シール部の下端開口縁が液密に当接することで吐出管内と連通空間内との連通を遮断する弁座部111とを備え、装着筒本体には、装着筒本体内と連通空間内とを連通する連通孔110aが形成されている液体吐出容器1を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、液体吐出容器に関する。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるように、内容液が収容された容器本体と、容器本体内に挿入されて容器本体に固定されたシリンダと、シリンダに回動可能に取り付けられた回動環と、回動環に取り付けられると共に、上部に吐出弁が設けられ且つ下部開口がシリンダ内に位置する吐出管と、シリンダ内に配置されると共に、吐出管に液密且つ上下摺動可能に外嵌され、付勢機構により下方に付勢された筒状のプランジャと、回動環とプランジャとの間に設けられ、回動環のシリンダに対する回転動作をプランジャのシリンダに対する上昇動作に変換する変換機構と、吐出弁に下方に押し下げ可能に連結され、押し下げ動作により吐出弁を開弁させて吐出口から内容液を吐出させる吐出ヘッドと、吸込み口に配置され、シリンダ内への内容液の流入を許容し、且つシリンダ外への内容液の流出を阻止する吸込弁と、シリンダ、吸込弁、吐出管及びプランジャによって囲まれ、吸込弁を通してシリンダ内に流入した内容液が溜められる加圧室と、を備える液体吐出容器が知られている。
特開2014−156252号公報
上記従来の液体吐出容器では、一般的なエアゾール容器と同様に、上記吐出弁が吐出管に連通する入口管と、入口管に上方付勢状態で下降移動自在に配設されると共に上端部に吐出ヘッドが装着される出口管と、出口管の移動に伴って入口管内と出口管内との連通及びその遮断を切り換えるパッキン部材と、吐出管に対して入口管を確実に固定すると共にパッキン部材を位置決めする金具部材と、を備えているため、吐出弁の構成を簡略化することに改善の余地があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、吐出弁の構成を簡略化して、吐出弁の部品点数を削減した液体吐出容器を提供することである。
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
(1)本発明に係る液体吐出容器は、内容液が収容された容器本体と、下端の吸込み口が前記容器本体の口部から容器本体内に挿入されて、該容器本体に固定されたシリンダと、前記シリンダに回動可能に取り付けられた回動環と、前記回動環に取り付けられると共に、上部に吐出弁が設けられ且つ下部開口が前記シリンダ内に位置する吐出管と、前記シリンダ内に配置されると共に、前記吐出管に液密且つ上下摺動可能に外嵌され、付勢機構により下方に付勢された筒状のプランジャと、前記回動環と前記プランジャとの間に設けられ、前記回動環の前記シリンダに対する回転動作を前記プランジャの前記シリンダに対する上昇動作に変換する変換機構と、前記吐出弁に下方に向けて押し下げ可能に装着され、押し下げ動作により吐出弁を開弁させて吐出口から前記内容液を吐出させる吐出ヘッドと、前記吸込み口に配設され、前記シリンダ内への前記内容液の流入を許容し、且つ前記シリンダ外への前記内容液の流出を阻止する吸込弁と、前記シリンダ、前記吸込弁、前記吐出管及び前記プランジャによって囲まれ、前記吸込弁を通して前記シリンダ内に流入した前記内容液が溜められる加圧室と、を備え、前記吐出弁は、前記吐出管に上方付勢状態で下降移動可能に配設される装着筒と、前記装着筒に、液密且つ上下摺動可能に外嵌される第1シール部と、前記第1シール部から下方に向けて突出し、且つ前記第1シール部と一体に形成され、前記装着筒を径方向の外側から囲繞して前記装着筒との間に連通空間を形成する筒状の第2シール部と、を備え、前記装着筒は、上端部に前記吐出ヘッドが装着される装着筒本体と、前記装着筒本体から径方向の外側に向けて突出すると共に、前記第2シール部の下端開口縁が液密に当接することで前記吐出管内と前記連通空間内との連通を遮断する弁座部と、を備え、前記装着筒本体には、前記装着筒本体内と前記連通空間内とを連通する連通孔が形成されていることを特徴とする。
本発明に係る液体吐出容器によれば、内容液を吐出する際、吐出ヘッドを押し下げると、それに伴って装着筒が下降するので、弁座部が第2シール部の下端開口縁から下方に離間する。これにより、吐出弁が開弁した状態となり、吐出管内と連通空間内とが連通する。従って、加圧室が、吐出管内、連通空間内、連通孔内及び装着筒本体内を通じて吐出ヘッドの吐出口に連通して、加圧室の密閉が解除される。その結果、プランジャが下降し、加圧室内に溜められた内容液を吐出口から外部に向けて吐出することができる。
特に、吐出弁を、弁座部が設けられた装着筒と、第1シール部及び第2シール部とで主に構成できるうえ、第1シール部と第2シール部とを一体に形成できるので、パッキン部材や金具部材を必要とせず、従来よりも少ないパーツで簡略に構成することができる。従って、部品点数を削減でき、組立性の向上化やコスト削減化に繋げることができる。
本発明に係る液体吐出容器によれば、吐出弁の構成を簡略化して部品点数を削減でき、組立性の向上化やコスト削減化に繋げることができる。
本発明に係る実施形態を示す図であって、非加圧時における液体吐出容器の半縦断面図である。 図1に示す吐出弁の周辺を拡大した縦断面図である。 図1に示す状態から回動環を回動し始めた状態を示す図である。 図3に示す状態から回動環の回動が終了した状態を示す図である。 図4に示す状態から吐出ヘッドを押し下げている状態を示す図である。 図5に示す状態における吐出弁の周辺を拡大した縦断面図である。 吐出弁の変形例を示す縦断面図である。
以下、本発明における液体吐出容器の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、液体吐出容器1は、有底筒状に形成された容器本体10を備えている。容器本体10は、胴部11及び底部と、外周面に雄ねじが設けられた口部12と、で有底筒状に形成されており、内部に内容液が充填されている。
なお、以下では、容器本体10の中心軸を容器軸Oといい、この容器軸O方向に沿って口部12側を上側、底部側を下側とし、容器軸O方向に沿った方向を上下方向という。また、容器軸O方向から見た平面視において、容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
容器本体10の口部12には、下端の吸込み口21aがこの口部12から容器本体10内に挿入されたシリンダ20が固定されている。図示の例では、シリンダ20は、容器軸Oと同軸に配置された多段の筒状に形成され、下から順に第1筒部21、第2筒部22、第3筒部23、第4筒部24が連設されており、これら各筒部は上位に位置するものに従って内径及び外径がそれぞれ大きくなっている。
第4筒部24における上下方向の略中央部分からは、ネジ筒部25が外側下方に延びている。このネジ筒部25の内周面には、口部12の雄ねじ部に螺合する雌ねじが設けられている。シリンダ20は、ネジ筒部25を容器本体10の口部12に螺合することにより、容器本体10に固定されている。なお、口部12の上端面とネジ筒部25との間にはパッキン13が挟装されている。
第1筒部21と第2筒部22との間には、環状の弁座部26が設けられており、第3筒部(シリンダの周壁)23の下端には複数の等圧孔27が開口している。
第1筒部21の内側は、前記吸込み口21aとなっていて、第1筒部21内には、下端を容器本体10の底部近傍に延ばした吸込管28が嵌着されている。
第1筒部21の上端、即ち第2筒部22の下端には吸込弁29が取り付けられている。吸込弁29は、弁座部26に当接離反可能な弁体29aを有し、弁体29aが弁座部26に着座することで閉弁し、弁座部26から上方に離反することで開弁する。
第2筒部22の内側には、筒状のスリーブ30が固定されている。スリーブ30は、下部側が大径筒部30aとされ、上部側が大径筒部30aよりも内径が小さい小径筒部30bとされている。小径筒部30bの上端には、シール筒部30cが上方に起立している。小径筒部30bの上端は、第2筒部22の上縁に掛止している。シール筒部30cは、等圧孔27から離間して配置されている。
図示の例では、シール筒部30cの上端の位置は、第3筒部23の上端の位置とほぼ一致している。更に、シール筒部30cの上端には、複数の溝部30dが周方向に間隔をあけて形成されている。なお、スリーブ30はシリンダ20の一部とされている。
第4筒部24のほぼ上半分(容器本体10の口部12よりも上方に突出している部分)の内周面には、周方向に等しい間隔をあけて断面半円形の縦溝31が複数設けられている。第4筒部24の外周面には、係合突起24aが外方に突出して設けられている。第4筒部24の外側には、容器軸Oと同軸に配置された回動環40が周方向に回動可能で、且つ上下方向に移動不能に取り付けられている。
回動環40は、上端にネック筒部41を有している。ネック筒部41の下部には、図1及び図2に示すように、下部開口がシリンダ20内に位置する吐出管50と、吐出管50に取り付けられ、吐出管50の上部開口を塞ぐ吐出弁100とが配設されている。
吐出管50は、容器軸Oと同軸に配置され、後述する中継部材42における環状の頂板部46の内側に上側から挿入されることで、そのままシリンダ20内に挿入されている。その際、吐出管50の下端部は、シリンダ20における第3筒部23の内側に位置している。
吐出管50の上端部には、径方向の外側に向けて突出し、頂板部46上に配置される環状のフランジ部51と、このフランジ部51から上方に向けて突出した内側連結管52、外側連結管53及び中間連結管54と、が一体に形成されている。
内側連結管52は、フランジ部51の内縁部から上方に向けて突出している。外側連結管53は、フランジ部51の外縁部から上方に向けて突出し、内側連結管52を径方向の外側から囲繞している。中間連結管54は、内側連結管52と外側連結管53との間に配置され、内側連結管52を径方向の外側から囲繞している。
なお、図示の例では、中間連結管54が内側連結管52よりも上方に突出し、外側連結管53が中間連結管54よりもさらに上方に突出している。
吐出弁100は、吐出管50に上方付勢状態で下降移動可能に取り付けられ、上端部に吐出ヘッド56が取り付けられた装着筒101と、吐出管50に固定され、装着筒101を径方向の外側から囲繞するシール筒102と、を備え、容器軸Oと同軸に配置されている。
装着筒101は、内側連結管52よりも上方に配置され、上方に向けて開口した有底筒状の装着筒本体110と、装着筒本体110から径方向の外側に向かうと共に下方に向けて突出した筒状の弁座部111と、弁座部111の下端部から下方に向けて突出し、内側連結管52の外周面及び中間連結管54の内周面に対してそれぞれ液密且つ上下動可能に接する支持筒112と、を備えている。
支持筒112とフランジ部51との間には、装着筒101を上方に付勢するスプリング113が配置されている。これにより装着筒101は、吐出管50に上方付勢状態で下降移動可能に取りつけられている。なお、支持筒112には、吐出管50の内部と外部とを連通する貫通孔112aが周方向に間隔をあけて複数形成されている。
シール筒102は、装着筒本体110を径方向の外側から囲繞する環状の第1シール部120と、第1シール部120の外端部から下方に向けて突出すると共に第1シール部120と一体に形成され、装着筒本体110を径方向の外側から囲繞する筒状の第2シール部121と、吐出管50に固定されると共に、第2シール部121から径方向の外側に向けて突出し、且つ第1シール部120及び第2シール部121と一体に形成された固定筒122と、を備えている。
第1シール部120は、内縁部が装着筒本体110の外周面に液密且つ上下摺動可能に外嵌されている。第2シール部121は、下端開口縁が装着筒101に設けられた弁座部111に対して上方から液密に当接している。この際、装着筒101は、スプリング113によって上方に付勢されているので、弁座部111と第2シール部121とは確実に当接している。そして、装着筒本体110、弁座部111、第1シール部120及び第2シール部121の間には、これらで囲まれた環状の連通空間125が形成されている。
上記弁座部111は、第2シール部121に対して当接することで、上記貫通孔112aを通じた連通空間125内と吐出管50内との連通を遮断している。
なお、装着筒本体110には、第1シール部120が外嵌する部分よりも下方に位置する部分に、装着筒本体110内と連通空間125内とを連通する連通孔110aが形成されている。
固定筒122は、第2シール部121の外周面から下方に向けて延び、中間連結管54の外周面に液密に嵌合する第1固定筒126と、第1固定筒126に一体に接続され、外側連結管53に嵌合する第2固定筒127と、を備えている。
なお、第1固定筒126が中間連結管54に対して液密に嵌合されているので、第2固定筒127は外側連結管53に対して液密に嵌合されていなくても構わない。但し、第2固定筒127についても外側連結管53に対して液密に嵌合することが好ましい。
吐出ヘッド56は、装着筒本体110の上端部に取り付けられ、下方に押し下げ可能とされている。図示の例では、吐出ヘッド56は、ネック筒部41に、このネック筒部41の外周面に沿って下降可能に外嵌されている。吐出ヘッド56の外周面には、吐出口56aが形成され、吐出ヘッド56内に設けられた通路を介して装着筒本体110内に連通している。よって、吐出口56aは、装着筒本体110内及び連通孔110a内を通じて連通空間125に常に連通している。
図1に示すように、シリンダ20と吐出管50との間には、容器軸Oと同軸に配置された筒状のプランジャ60が吐出管50に液密に外嵌して上下摺動可能に取り付けられている。プランジャ60は、駆動筒部61とスカート部62とを備えている。
駆動筒部61は、下筒部63と、上筒部64と、これらを連結する環板部65とを有している。環板部65は、下筒部63よりも若干内方に延びて、その内端縁が上下両方向に突出している。
下筒部63の外径は、スリーブ30の小径筒部30bの内径よりも若干小径とされている。下筒部63の外周面には、下方に向けて開口すると共に上下方向に延在する連通溝63aが形成されている。
なお、連通溝63aは、下筒部63の外周面に1つだけ形成されていても良く、周方向に互いに間隔をあけて複数形成されていても良い。また以下では、下筒部63において上下方向に沿って連通溝63aが形成されている部分を下筒部63の下側部分と称し、下筒部63において前記下側部分よりも上側の部分を上側部分と称する。
下筒部63の内側には、スカート部62が固定されている。スカート部62は、下筒部63の内側に嵌合された支持筒部66と、支持筒部66から外方に且つ下方に延びるシール脚筒部67と、支持筒部66の下方延長上に延びる複数の押さえ脚部68、とを備えている。
支持筒部66の内径は、環板部65の内径と同径に形成されていて、吐出管50の外径よりも僅かに大径にされている。支持筒部66の上部内縁端と環板部65の下向き内縁端との間にはゴム製のシールリング69が挟装されている。シールリング69は、駆動筒部61及びスカート部62と吐出管50との間を液密にシールしつつ、吐出管50の外周面に対して圧接摺動する。
シール脚筒部67は、駆動筒部61の下筒部63の下方に配置され、外径が下筒部63の外径とほぼ同径に形成されている。シール脚筒部67の下端部には、下方に向かって拡径するテーパー筒部67aが形成されている。テーパー筒部67aの下端外径は、スリーブ30の大径筒部30aの内径よりも小径とされ、テーパー筒部67aと大径筒部30aとの間に隙間があいている。また、前記下端外径は、小径筒部30bの内径とほぼ同径か若干大径とされ、テーパー筒部67aは、小径筒部30bの内周面に対して圧接摺動する。
押さえ脚部68は、周方向に隣り合う押さえ脚部68の間に隙間を有して形成されている。各押さえ脚部68は、プランジャ60が最下限位置に位置した時に吸込弁29の弁体29aを上から押圧し、弁座部26と協働して弁体29aの開弁を阻止する。シリンダ20と吸込弁29と吐出管50とプランジャ60とによって囲まれた空間は、加圧室93とされている。
回動環40とプランジャ60との間には、回動環40のシリンダ20に対する回転動作をプランジャ60のシリンダ20に対する上昇動作に変換する変換機構75が設けられている。この変換機構75について詳細に説明する。
プランジャ60の上筒部64の外周面には、周方向に互いに間隔をあけて形成された垂直溝70bと、周方向に隣接する垂直溝70bの上端と下端とを連結する傾斜溝70aとからなる断面半円形のカム溝70が全周に亘って設けられている。
カム溝70及びシリンダ20の縦溝31には、それぞれボール71が回動可能に係合している。即ち、ボール71の半分はカム溝70に挿入され、残りの半分が縦溝31に挿入されている。
また、プランジャ60は、中継部材42によって回動環40に相対回転不能で上下方向に相対移動可能に連結されている。
中継部材42は、外側下延筒部43と、内側下延筒部44と、上延筒部45と、これらを連結する環状の頂板部46とによって構成され、外側下延筒部43の内周面に設けられた突起43aをシリンダ20における第4筒部24の係合突起24aに掛止させることで、シリンダ20に対して相対回転可能に取り付けられている。さらに中継部材42は、上延筒部45の係合突条45aを回動環40の係合溝40aに対して周方向から係合させることで、回動環40と同期回転する。
また、中継部材42は、内側下延筒部44の外周面に設けた縦突条44aを駆動筒部61の上筒部64の内周面に設けた縦溝64aに係合することによって、プランジャ60に対して相対回転不能で上下方向に相対移動可能に連結されている。
プランジャ60は、中継部材42との間に介装されたスプリング(付勢機構)47によって下方に付勢されている。従って、ボール71は、回動環40を回動操作する間において常にシリンダ20の縦溝31の下端に係合し、カム溝70の上壁面に係合している。
以上に示した構成においては、ボール71が傾斜溝70aの上端に係合している状態で回動環40を容器本体10に対して回転させると、図3に示すように、ボール71がそのままの高さ位置で傾斜溝70aに沿って該傾斜溝70aを相対的に下っていく状態となるので、プランジャ60が上昇する。この際、プランジャ60がスプリング47を弾性圧縮する。
そして、図4に示すように、回動環40のさらなる回転に伴って、ボール71がそのままの高さ位置でカム溝70の傾斜溝70aの下端から垂直溝70bの下端に移行すると、スプリング47の弾性復元力によってプランジャ60は下降可能となる。プランジャ60が下降すると、ボール71はそのままの高さ位置で垂直溝70bを相対的に上昇することとなり、最終的に隣接する傾斜溝70aの上端に達する。
このようにプランジャ60が回動環40に対して相対回転不能で上下方向に相対移動可能に連繋され、シリンダ20とプランジャ60とが縦溝31とカム溝70とボール71で構成されたカム機構によって連繋されているので、回動環40を容器本体10に対して回転させることによってプランジャ60をスプリング47の弾性に抗して上昇させることができ、その後、スプリング47の弾性復元力によってプランジャ60を下降させることができる。
なお、上述したように、ボール71は同じ高さ位置を維持したまま、回動環40の回転操作に伴って傾斜溝70a及び垂直溝70bからなるカム溝70を相対的に走行(移動)する状態となり、これによりプランジャ60が上下動することとなる。
なお、図示の例では、中継部材42の頂板部46には、この頂板部46を貫通する複数の空気孔46aが周方向に間隔をあけて形成されている。
図1に示すように、シリンダ20の第3筒部23の上端には、等圧弁80が配置されている。
この等圧弁80は、容器軸Oと同軸の円環状に形成されると共に下面が第3筒部23及びシール筒部30cそれぞれの上端縁に当接されて支持された弁本体84と、シール筒部30cに対して当接離反する第1弁部81と、下筒部63の外周面上を摺動する第2弁部82と、プランジャ60に対して当接離反する第3弁部83と、を備えている。
なお、この等圧弁80は例えば軟質樹脂やゴム等の弾性部材(弾性体)で形成されている。
シリンダ20とプランジャ60との間には、等圧弁80を間に挟んで下側に液圧逃がし通路91が形成され、上側に空気流入通路92が形成されている。
液圧逃がし通路91は、プランジャ60のテーパー筒部67aがスリーブ30の大径筒部30aの側方に位置している時に加圧室93に連通し、図3及び図4に示すように、テーパー筒部67aが小径筒部30bに圧接している時に加圧室93から遮断される。即ち、液圧逃がし通路91は、プランジャ60が最下限位置に位置した時には加圧室93に連通し、プランジャ60が最下限位置から外れて位置した時には加圧室93から遮断される。また、液圧逃がし通路91は、第3筒部23に形成された等圧孔27を通して容器本体10の内部と連通可能とされている。
図1に示すように、空気流入通路92は、プランジャ60の駆動筒部61とシリンダ20の第4筒部24との間の隙間、カム溝70、シリンダ20の縦溝31、中継部材42の空気孔46a等を介して外部に連通して外気導入可能となっている。
第1弁部81は、弁本体84から下方に延びると共に容器軸Oと同軸の筒状に形成され、下端部がスリーブ30のシール筒部30cの外周面に当接離反可能とされている。そして、第1弁部81は、シール筒部30cに着座して等圧孔27を閉塞し、シール筒部30cから離反して等圧孔27を開放するように動作する。
なお、図示の例では、第1弁部81の下端部は、シール筒部30cの外周面において、溝部30dよりも下側に位置する部分に当接離反可能とされている。そして、第1弁部81は、液圧逃がし通路91内の圧力と容器本体10内の圧力との圧力差によって動作して、容器本体10内から液圧逃がし通路91への流通を阻止し、且つ液圧逃がし通路91から容器本体10内への流通のみを許容する逆止弁として機能する。
第2弁部82は、弁本体84の内周面から径方向の内側に向けて突出する環状突部に形成され、例えば上下方向に間隔をあけて2つ形成されている。また、図1及び図3に示すように、第2弁部82は、駆動筒部61の下筒部63の上側部分の外周面に液密に圧接摺動するように形成されており、図4に示すように、下筒部63の下側部分を摺動する時には、連通溝63aを介して第2弁部82の上方と下方とが連通される。即ち、第2弁部82は、下筒部63の上側部分を摺動する時は閉弁状態であり、下筒部63の下側部分を摺動する時は開弁状態となる。
第3弁部83は、弁本体84において第1弁部81よりも径方向の内側から下方に延びると共に容器軸Oと同軸の筒状に形成され、その先端部分が先端シール部となっている。第3弁部83の先端シール部は、図1及び図4に示すように、駆動筒部61の下筒部63の上側部分の外周面及びスカート部62におけるシール脚筒部67の外周面に液密に圧接摺動するように形成されている。また、図3に示すように、第3弁部83の先端シール部が下筒部63の下側部分を摺動する時には、連通溝63aを介して第3弁部83の上方と下方とが連通される。
即ち、第3弁部83は、下筒部63の上側部分及びシール脚筒部67を摺動する時は閉弁状態であり、下筒部63の下側部分を摺動する時は開弁状態となる。
また、閉弁状態にある第3弁部83は、液圧逃がし通路91内の圧力と空気流入通路92内の圧力との圧力差によって開閉し、液圧逃がし通路91から空気流入通路92への流通を阻止し、且つ空気流入通路92から液圧逃がし通路91への流通のみを許容する逆止弁として機能する。
また、本実施形態では、シリンダ20との間で等圧弁80を上下方向に挟み等圧弁80をシリンダ20に固定する固定具86が備えられている。図示の例では、固定具86は、容器軸Oと同軸に配置された円環状に形成され、シリンダ20の内周面との間で等圧弁80を挟んでいる。
(液体吐出容器の作用)
次に、上記のように構成された液体吐出容器1の作用を説明する。
(非加圧状態)
図1及び図2に示すように、液体吐出容器1の非使用時の状態である非加圧状態においては、吸込弁29及び吐出弁100が閉弁状態になっており、プランジャ60が最下限位置に位置していると共に、押さえ脚部68が吸込弁29の弁体29aを上から押圧している。また、液圧逃がし通路91は加圧室93に連通している。
等圧弁80の第1弁部81は、シリンダ20におけるスリーブ30のシール筒部30cに圧接して液圧逃がし通路91と容器本体10とを遮断している。第2弁部82及び第3弁部83は、いずれもプランジャ60における下筒部63の上側部分に圧接して液圧逃がし通路91と空気流入通路92とを遮断している。
なお、吐出弁100については、この後、吐出ヘッド56を押し下げない限り、閉弁状態に維持される。
(ポンプアップ操作−前半)
前記非加圧状態から回動環40を容器本体10に対して回転させると、プランジャ60がスプリング47を圧縮しながら上昇する。すると、プランジャ60の上昇により押さえ脚部68は吸込弁29の弁体29aから離反し、弁体29aは開弁可能になる。
なお、最下限位置からプランジャ60のテーパー筒部67aがスリーブ30の小径筒部30bに圧接する直前までのプランジャ60の移動範囲を下部移動域と称する。この下部移動域においては、等圧弁80の第2弁部82及び第3弁部83は両方ともプランジャ60の下筒部63の上側部分に液密に圧接しており、液圧逃がし通路91と空気流入通路92との間を遮断し続ける。
そして、図3に示すように、プランジャ60が下部移動域を脱して、プランジャ60のテーパー筒部67aがスリーブ30の小径筒部30bに圧接すると、それ以後のプランジャ60の上昇によって加圧室93が負圧となり、この負圧によって吸込弁29の弁体29aが弁座部26から離反して開弁する。
その結果、容器本体10内の内容液が吸込管28の下端より吸い上げられ、この吸込管28を通った後、吸込み口21aから加圧室93内にポンプアップされる。
なお、テーパー筒部67aはプランジャ60が最上限位置に至るまで、即ちポンプアップが完了するまで、スリーブ30の小径筒部30bを液密に圧接し続ける。また、プランジャ60の下筒部63の上側部分は、等圧弁80の第2弁部82に液密に圧接されながら摺動し、その結果、液圧逃がし通路91と空気流入通路92とは第2弁部82によって遮断された状態に保持される。
なお、テーパー筒部67aがスリーブ30の小径筒部30bに圧接し始めるのとほぼ同時に、等圧弁80の第3弁部83の先端シール部が下筒部63の下側部分を摺動し、第3弁部83が開弁状態になる。
そして、内容液のポンプアップに伴い、容器本体10内は減圧されて負圧になり、この負圧によって等圧弁80の第1弁部81がスリーブ30のシール筒部30cから離反して開弁し、液圧逃がし通路91内の内容液は等圧孔27から容器本体10内に流れる。
(ポンプアップ操作−後半)
回動環40の回転によりボール71がカム溝70における傾斜溝70aの下端近傍に達すると、プランジャ60の下筒部63の上側部分が等圧弁80の第2弁部82から離脱して下筒部63の下側部分を第2弁部82が摺動すると共に、プランジャ60のスカート部62のシール脚筒部67が第3弁部83の先端シール部に圧接し始める。なお、この位置から最上限位置までのプランジャ60の移動範囲を上部移動域と称する。
この上部移動域においては、等圧弁80の第2弁部82は開弁状態となり、第3弁部83は空気流入通路92から液圧逃がし通路91への流通を許容しその逆方向の流通を阻止する逆止弁として機能する。
ところで、前述したように液圧逃がし通路91は容器本体10内に連通しており負圧になっているので、この負圧により第3弁部83はシール脚筒部67から離反して開弁状態となる。その結果、空気流入通路92が液圧逃がし通路91及び等圧孔27を介して容器本体10内に連通し、大気がこれら通路を通って容器本体10内に流入し、容器本体10内が大気圧になる。この状態はプランジャ60が最上限位置に至るまで継続する。
そして、図4に示すように、ボール71が傾斜溝70aの下端、即ち垂直溝70bの下端に達すると、回動環40の回転は停止され、プランジャ60が最上限位置に位置する。これにより、内容液のポンプアップが終了し、吸込弁29の弁体29aが弁座部26に着座して吸込弁29は閉弁する。
また、ポンプアップ終了と同時に、等圧弁80の第1弁部81がシール筒部30cに圧接して閉弁し、第3弁部83がシール脚筒部67に圧接して閉弁する。従って、この状態で万が一に液体吐出容器1を横転させたとしても内容液が液体吐出容器1の外へ漏洩することはない。
なお、吐出弁100が閉弁されている限り加圧室93は内容液が充填された密閉空間となり、スプリング47の弾性復元力がプランジャ60に作用していても、このままではプランジャ60が下降することはない。
(吐出操作)
前述のように内容液をポンプアップした後、図5及び図6に示すように、吐出ヘッド56を押し下げると、吐出弁100が開弁し、加圧室93が吐出口56aに連通して、加圧室93の密閉が破られる。
詳細に説明する。
吐出ヘッド56を押し下げると、それに伴って装着筒101がスプリング113を圧縮しながら下降するので、弁座部111が第2シール部121の下端開口縁から下方に離間する。これにより、図6に示す矢印のように吐出弁100が開弁した状態となり、貫通孔112aを通じて吐出管50内と連通空間125内とが連通する。
従って、加圧室93が、吐出管50内、連通空間125内、連通孔110a内及び装着筒本体110内を通じて吐出ヘッド56の吐出口56aに連通する。これにより、加圧室93の密閉が解除される。
その結果、スプリング47の弾性復元力によりプランジャ60が下降し、加圧室93内に溜められた内容液を吐出口56aから外部に向けて吐出することができる。なお、プランジャ60の下降時、ボール71はカム溝70の垂直溝70bをプランジャ60に対して相対的に上昇することとなる。
プランジャ60の最下限位置への下降に伴い、液圧逃がし通路91内は負圧になるが、この負圧により等圧弁80の第3弁部83はシール脚筒部67から離反し開弁状態となるので、空気流入通路92から液圧逃がし通路91に大気が流入する。
プランジャ60が下降してその下筒部63の上側部分が等圧弁80の第2弁部82に圧接し始めると、即ちプランジャ60が上部移動域を脱すると液圧逃がし通路91は密閉されるので、それ以降はプランジャ60のテーパー筒部67aがスリーブ30の小径筒部30bから離脱するまでの間、即ち下部移動域に達するまでの間、プランジャ60の下降に伴い液圧逃がし通路91は減圧されて若干負圧化する。
(吐出終了)
プランジャ60のテーパー筒部67aがスリーブ30の小径筒部30bから離脱して大径筒部30aの側方に位置するようになると、即ちプランジャ60が下部移動域に入ると、液圧逃がし通路91が加圧室93に連通するため液圧逃がし通路91内に加圧室93内の正圧が伝達される。
その結果、液圧逃がし通路91内の圧力が容器本体10内の圧力よりも大きくなり、等圧弁80の第1弁部81がスリーブ30のシール筒部30cから離反し、第1弁部81が開弁状態となる。これにより、加圧室93内の内容液(内圧)が液圧逃がし通路91及び等圧孔27を通って容器本体10内に流れ、これに伴い加圧室93内の圧力が急速に減圧されて、吐出口56aからの内容液の吐出が止まる。
以上により、液体吐出容器1からの内容液の吐出が終了する。
特に、本実施形態の液体吐出容器1によれば、吐出弁100を、弁座部111が設けられた装着筒101と、第1シール部120と第2シール部121とが一体に形成されたシール筒102とで主に構成できるので、パッキン部材や金具部材を必要とせず、従来よりも少ない2パーツで簡略に構成することができる。従って、部品点数の削減による組立性の向上化やコスト削減化に繋げることができる。
なお、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、固定具86及び押さえ脚部68をそれぞれ備えるものとしたが、これらは無くても良い。また、変換機構75は、回動環40とプランジャ60との間に設けられ回動環40の回転動作をプランジャ60の上昇動作に変換するものであれば、前記実施形態に示したものに限られない。
また、上記実施形態では、等圧弁80が第1弁部81、第2弁部82及び第3弁部83を備えるものとしたが、等圧孔27を開閉すると共に、プランジャ60の外周面に圧接摺動して液圧逃がし通路91と空気流入通路92との間を開閉するものであればこれに限られるのではない。
さらに、上記実施形態では、内側連結管52の外周面及び中間連結管54の内周面に対して液密且つ上下動可能に接する支持筒112を利用して装着筒本体110を支持した構成としたが、この場合に限定されるものではない。
例えば、図7に示すように、弁座部111を中間連結管54内に上下動自在に配置すると共に、弁座部111とフランジ部51との間にスプリング113を配置することで、装着筒101を吐出管50に上方付勢状態で下方移動可能に配設させても構わない。この場合、支持筒112の外周面に、内容液が流通する縦溝112bを周方向に間隔をあけて複数形成することがより好ましい。
このように構成することで、吐出弁100を同様に作動させることができる。しかも、この場合には、内側連結管52が不要になるので、さらなる構成の簡略化を図ることができると共に、装着筒101が上下動する際の摩擦力を低減することができ、吐出ヘッド56の押し下げ操作性を向上することができる。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1…液体吐出容器
10…容器本体
12…容器本体の口部
20…シリンダ
21a…吸込み口
29…吸込弁
40…回動環
47…スプリング(付勢機構)
50…吐出管
56…吐出ヘッド
56a…吐出口
60…プランジャ
75…変換機構
93…加圧室
100…吐出弁
101…装着筒
120…第1シール部
121…第2シール部
110…装着筒本体
110a…連通孔
111…弁座部
125…連通空間

Claims (1)

  1. 内容液が収容された容器本体と、
    下端の吸込み口が前記容器本体の口部から容器本体内に挿入されて、該容器本体に固定されたシリンダと、
    前記シリンダに回動可能に取り付けられた回動環と、
    前記回動環に取り付けられると共に、上部に吐出弁が設けられ且つ下部開口が前記シリンダ内に位置する吐出管と、
    前記シリンダ内に配置されると共に、前記吐出管に液密且つ上下摺動可能に外嵌され、付勢機構により下方に付勢された筒状のプランジャと、
    前記回動環と前記プランジャとの間に設けられ、前記回動環の前記シリンダに対する回転動作を前記プランジャの前記シリンダに対する上昇動作に変換する変換機構と、
    前記吐出弁に下方に向けて押し下げ可能に装着され、押し下げ動作により吐出弁を開弁させて吐出口から前記内容液を吐出させる吐出ヘッドと、
    前記吸込み口に配設され、前記シリンダ内への前記内容液の流入を許容し、且つ前記シリンダ外への前記内容液の流出を阻止する吸込弁と、
    前記シリンダ、前記吸込弁、前記吐出管及び前記プランジャによって囲まれ、前記吸込弁を通して前記シリンダ内に流入した前記内容液が溜められる加圧室と、を備え、
    前記吐出弁は、
    前記吐出管に上方付勢状態で下降移動可能に配設される装着筒と、
    前記装着筒に、液密且つ上下摺動可能に外嵌される第1シール部と、
    前記第1シール部から下方に向けて突出し、且つ前記第1シール部と一体に形成され、前記装着筒を径方向の外側から囲繞して前記装着筒との間に連通空間を形成する筒状の第2シール部と、を備え、
    前記装着筒は、
    上端部に前記吐出ヘッドが装着される装着筒本体と、
    前記装着筒本体から径方向の外側に向けて突出すると共に、前記第2シール部の下端開口縁が液密に当接することで前記吐出管内と前記連通空間内との連通を遮断する弁座部と、を備え、
    前記装着筒本体には、前記装着筒本体内と前記連通空間内とを連通する連通孔が形成されていることを特徴とする液体吐出容器。
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