JP2018140804A - 液体吐出容器 - Google Patents
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Description
また、シール突部が吐出管と一体に形成されていることから、部品点数が増大することがないため、液体吐出容器の組み立て工数およびコストの増大を防ぐことができる。
しかも、係合部が、吐出弁の外面および吐出管の内面のうちの少なくとも一方において、シール突部が配設された位置よりも上方に位置する部分に形成されているので、係合部により、吐出管に例えば径方向外側に向けた押圧力が加えられたこと等に起因して、時間の経過に伴い仮に、吐出管のうち係合部が位置する部分に損傷が生じたとしても、加圧室の内容液がシール突部により堰き止められることとなり、吐出管の外部に漏出するのを防ぐことができる。
図1に示すように、液体吐出容器1は、有底筒状に形成され、内容液が収容される容器本体10を備えている。容器本体10は、外周面に雄ねじが設けられた口部12、胴部11、および底部を備える有底筒状に形成されている。
以下、容器本体10における横断面の中央を通る中心軸を容器軸Oといい、この容器軸O方向に沿って口部12側を上側、底部側を下側といい、容器軸O方向に沿った方向を上下方向という。また、容器軸O方向から見た平面視において、容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
第1筒部21の内側が前記吸込口21aとなっていて、この第1筒部21の内側に、吸込管28の上端部が嵌合されている。吸込管28の下端開口は、容器本体10内の底部に位置している。吸込口21aに、容器本体10内の内容液のシリンダ20内への流入を許容し、かつシリンダ20内の内容液の容器本体10内への流出を阻止する吸込弁29が配設されている。吸込弁29は、弁座部26の上面に上方に向けて離反可能に当接した弁体29aを有している。
第3筒部23の下端部には、径方向に貫く等圧孔27が周方向に間隔をあけて複数形成されている。
吐出管50は、図2に示されるように、頂板部46から下方に向けて延びる本体部50aと、本体部50aの上端部から径方向外側に向けて延びるフランジ部50bと、フランジ部50bの外周縁部から上方に向けて延びる連結管50cと、を備えている。フランジ部50bが、頂板部46の上面に載置されていて、フランジ部50bおよび連結管50cが、頂板部46の上方に位置した吐出管50の上端部となっている。フランジ部50bが、頂板部46の上面に載置されることにより、吐出管50は、回動環40に中継部材42を介して取り付けられている。吐出管50の上部に吐出弁51が設けられている。
入口筒53の下端部53aのうち、下端開口縁に連なる最下部の外面に、上方から下方に向かうに従い漸次縮径したテーパー部53eが形成されている。入口筒53の下端部53aの外面と、吐出管50の内面と、の間には、径方向の隙間が設けられている。なお、入口筒53の下端部53aの外面と、吐出管50の内面と、を互いに当接させてもよい。
上部53bは、吐出管50の本体部50aから上方に突出し、その外面は、吐出管50の連結管50cの内面と径方向で対向している。入口筒53における下端部53aと上部53bとの接続部分は環状の段部53dとされ、段部53dの下面、および吐出管50の本体部50aの上端開口縁が、上下方向に互いに対向している。図示の例では、段部53dの下面と、吐出管50の本体部50aの上端開口縁と、の間に、上下方向の隙間が設けられている。なお、段部53dの下面と、吐出管50の本体部50aの上端開口縁と、を互いに当接させてもよい。
入口筒53のフランジ部53cの下面における外周縁部と、連結管50cの上端開口縁と、の間に、パッキン101が配設されている。
ここで、出口筒52の下部52bには、下方に向けて開口し、かつ容器軸Oと同軸に配置された環状溝が形成されている。この環状溝内にスプリング55の上部が挿入されて支持され、スプリング55の下端が、入口筒53の段部53dの上面に支持されている。
図示の例では、吐出管50の本体部50aの内面に、上方を向き、かつ入口筒53のテーパー部53eに下方から対向する段部50eが形成されており、シール突部58は、この段部50eから上方に突出している。シール突部58は、段部50eにおける径方向の内端部に配置されている。シール突部58は、環状に形成され容器軸Oと同軸に配置されている。
シール突部58は、入口筒53によりシール突部58の上方から径方向外側に向けて押込まれ、このシール突部58の先端部が、吐出管50の内面に当接している。図示の例では、シール突部58は、入口筒53のテーパー部53eにより径方向外側に向けて押込まれ、シール突部58の先端部が、吐出管50の内面のうち、段部50eの径方向の外端部に連なる部分に当接している。シール突部58は、段部50eの径方向の外端部と非接触となっている。なお、シール突部58は、入口筒53により押込まれる前には、吐出管50の段部50eから上方にほぼ真っ直ぐ延びている。
駆動筒部61は、下筒部63と、下筒部63より径方向外側に位置する上筒部64と、これらを連結する環板部65と、を備える。環板部65の内周縁部は、下筒部63から径方向内側に突出し、その内端縁が上下両方向に延びている。
なお、連通溝63aは、下筒部63の外周面に1つのみ形成してもよく、また、周方向に互いに間隔をあけて複数形成してもよい。以下では、下筒部63において連通溝63aが形成されている部分を下筒部63の下側部分と称し、下筒部63において前記下側部分よりも上側の部分を上側部分と称する。
そして、シリンダ20と吸込弁29と吐出管50とプランジャ60とによって囲まれた空間は、吸込弁29を通して容器本体10内からシリンダ20内に流入した内容液が溜められる加圧室93となっている。
このカム溝70、およびシリンダ20の縦溝31には、ボール71が一体に回動可能に係合している。すなわち、ボール71の半分はカム溝70に挿入され、残りの半分が縦溝31に挿入されている。
中継部材42は、シリンダ20の第4筒部24を径方向外側から囲む外側筒部43と、外側筒部43の径方向内側に配置された内側筒部44と、外側筒部43および内側筒部44の各上端同士を連結する環状の頂板部46と、頂板部46から上方に突出した上筒部45と、を備える。
図1に示されるように、外側筒部43の内周面には、第4筒部24の外周面に形成された第1突部24aに、第1突部24aの下方から係合する第2突部43aが形成されている。
上筒部45は、外側筒部43より小径で、かつ内側筒部44より大径となっている。上筒部45の外周面には、回動環40の内面に形成された第1溝部40aに係合する第3突部45aが形成されている。回動環40の第1溝部40aに、中継部材42の第3突部45aが係合することによって、回動環40および中継部材42の相対的な周方向の回転移動が規制される。
内側筒部44の外周面には、駆動筒部61の上筒部64の内周面に形成された第2溝部64aに係合する第4突部44aが形成されている。第4突部44aは、第2溝部64aに相対的に下方移動可能に係合されている。プランジャ60の第2溝部64aに、中継部材42の第4突部44aが係合することによって、プランジャ60および中継部材42の相対的な周方向の回転移動が規制された状態で、プランジャ60の中継部材42に対する上昇移動が許容される。
そして、図4に示すように、回動環40のさらなる回転に伴って、ボール71がそのままの高さ位置でカム溝70の傾斜溝70aの下端から垂直溝70bの下端に移行すると、スプリング47の弾性復元力によってプランジャ60は下降可能となる。プランジャ60が下降すると、ボール71は垂直溝70bを相対的に上昇することとなり、最終的に隣接する傾斜溝70aの上端に達する。
なお上述したように、ボール71は、同じ高さ位置を維持したまま、回動環40の回転操作に伴って、傾斜溝70aおよび垂直溝70bからなるカム溝70が相対的に移動するため、プランジャ60がシリンダ20に対して上下動する。
等圧弁80は、円環状に形成されるとともに容器軸Oと同軸に配置されている。等圧弁80は、下面が第3筒部23およびシール筒部30cそれぞれの上端開口縁に支持された弁本体84と、シール筒部30cに対して離反可能に当接した第1弁部81と、下筒部63の外周面上を摺動する第2弁部82と、プランジャ60に対して離反可能に当接した第3弁部83と、を備えている。なお、等圧弁80は例えば軟質樹脂やゴム等の弾性材料で形成される。
図示の例では、第1弁部81の下端部は、シール筒部30cの外周面において、溝部30dよりも下側に位置する部分に当接している。第1弁部81は、液圧逃がし通路91内の圧力と容器本体10内の圧力との差によって動作して容器本体10内から液圧逃がし通路91への流通を阻止し、液圧逃がし通路91から容器本体10内への流通のみを許容する逆止弁として機能する。
このように等圧弁80は、液圧逃がし通路91と空気流入通路92との間に設けられ、等圧孔27を開閉するとともに、プランジャ60の外周面を上下摺動することにより、液圧逃がし通路91と空気流入通路92との連通、およびその遮断を切り替える。
また、本実施形態では、シリンダ20との間で等圧弁80を上下方向に挟み等圧弁80をシリンダ20に固定する固定具86が備えられている。図示の例では、固定具86は、容器軸Oと同軸に配置された円環状に形成され、シリンダ20の内面との間で等圧弁80を上下方向に挟んでいる。
次に、上記のように構成された液体吐出容器1の作用を説明する。
<非加圧状態>
図1に示すように、液体吐出容器1の非使用時の状態である非加圧状態においては、吸込弁29および吐出弁51が閉弁状態になっており、プランジャ60が最下限位置に位置しているとともに、押さえ脚部68が吸込弁29の弁体29aの上面を押圧している。また、液圧逃がし通路91は加圧室93に連通している。
なお、吐出弁51は、吐出ヘッド56を押し下げない限り、閉弁状態に維持される。
前記非加圧状態から回動環40を容器本体10に対して周方向に回転させると、プランジャ60がスプリング47を圧縮しながら上昇する。すると、プランジャ60の上昇により押さえ脚部68は吸込弁29の弁体29aから上方に離間し、弁体29aは開弁可能になる。
ここで、最下限位置からプランジャ60のテーパー筒部67aがスリーブ30の小径筒部30bに圧接する直前までのプランジャ60の移動範囲を、以下、下部移動域と称する。この下部移動域においては、等圧弁80の第2弁部82および第3弁部83は両方ともプランジャ60の下筒部63の上側部分に圧接しており、液圧逃がし通路91と空気流入通路92との連通を遮断し続ける。
その結果、容器本体10内の内容液が、吸込管28の下端開口から吸い上げられ、この吸込管28を通った後、吸込口21aから加圧室93内に流入する。
なお、テーパー筒部67aがスリーブ30の小径筒部30bに圧接し始めるのとほぼ同時に、等圧弁80の第3弁部83の下端部が下筒部63の下側部分を摺動し、第3弁部83が開弁状態になる。また、テーパー筒部67aは、プランジャ60が最上限位置に至るまで、すなわちポンプアップが完了するまで、スリーブ30の小径筒部30bに圧接し続ける。
回動環40の回転によりボール71がカム溝70における傾斜溝70aの下端近傍に達すると、プランジャ60の下筒部63の上側部分が等圧弁80の第2弁部82から上方に離脱して下筒部63の下側部分を第2弁部82が摺動するとともに、プランジャ60のスカート部62のシール脚筒部67が第3弁部83の下端部に圧接し始める。
ここで、この位置から最上限位置までのプランジャ60の移動範囲を、以下、上部移動域と称する。
また、ポンプアップ完了と同時に、等圧弁80の第1弁部81がシール筒部30cに圧接して閉弁し、第3弁部83がシール脚筒部67に圧接して閉弁する。従って、この状態で液体吐出容器1を横転させたとしても内容液が液体吐出容器1の外へ漏洩することはない。
前述のように内容液をポンプアップした後、図5に示すように、吐出ヘッド56を押し下げると、吐出弁51の出口筒52が、スプリング55の上方付勢力に抗して入口筒53に対して下降移動する。この際、出口筒52が、弁体54の内周縁部を下方に向けて弾性変形させることで、出口筒52の連通孔118が開放される。これにより、吐出口56aと加圧室93とが、出口筒52の上端部52a内、連通孔118、連絡隙間125、入口筒53の下端部53a内、および吐出管50の本体部50a内を通して連通する。
その結果、スプリング47の弾性復元力によりプランジャ60が下降し、加圧室93内の内容液が吐出口56aから吐出される。なお、プランジャ60の下降時、ボール71はカム溝70の垂直溝70bをプランジャ60に対して相対的に上昇する。
プランジャ60が下降して下筒部63の上側部分が等圧弁80の第2弁部82に圧接し始めると、すなわちプランジャ60が上部移動域を脱すると液圧逃がし通路91は密閉されるので、それ以降はプランジャ60のテーパー筒部67aがスリーブ30の小径筒部30bから離脱するまでの間、すなわち下部移動域に達するまでの間、プランジャ60の下降に伴い液圧逃がし通路91は減圧されて若干負圧化する。
吐出ヘッド56の押し下げ操作によりプランジャ60が下降し、図1に示すように、プランジャ60のテーパー筒部67aがスリーブ30の小径筒部30bから下方に離脱して大径筒部30aの径方向内側に位置すると、すなわちプランジャ60が下部移動域に到達すると、液圧逃がし通路91が加圧室93に連通するため液圧逃がし通路91内に加圧室93内の正圧が伝達される。
以上により、液体吐出容器1からの内容液の吐出が終了する。
また、シール突部58が吐出管50と一体に形成されていることから、部品点数が増大することがないため、液体吐出容器1の組み立て工数およびコストの増大を防ぐことができる。
ここで、容器本体10内に収容される内容液が、例えば化粧料、洗剤、および薬剤等の場合、特にアルコール等といった樹脂材料への浸透性が高い液剤を含有している場合には、内容液が吐出管50に浸透し、吐出管50が劣化しやすいため、吐出管50にかかる負荷を抑える前述の作用効果が顕著に奏功される。
また、入口筒53の下端部53aの外面と、吐出管50の内面と、の間に径方向の隙間が設けられているので、吐出管50に径方向外側に向けた押圧力が加えられるのを防ぐことが可能になり、時間の経過に伴って吐出管50に損傷が生ずるのを確実に抑えることができる。
しかも、係合部59が、入口筒53の外面および吐出管50の内面のうちの少なくとも一方において、シール突部58が配設された位置よりも上方に位置する部分に形成されているので、係合部59により、例えば吐出管50に径方向外側に向けた押圧力が加えられたこと等に起因して、時間の経過に伴い仮に、吐出管50のうち係合部59が位置する部分に損傷が生じたとしても、加圧室93の内容液がシール突部58により堰き止められることとなり、吐出管50の外部に漏出するのを防ぐことができる。
また、上記実施形態では、等圧弁80が第1弁部81、第2弁部82および第3弁部83を備えるものとしたが、等圧孔27を開閉するとともに、プランジャ60の外周面を摺動して液圧逃がし通路91と空気流入通路92との連通、およびその遮断を切り替えるものであればこれに限られるのではない。
また、上記実施形態では、シール突部58を、吐出管50における本体部50aの内面の段部50eに形成したが、吐出管50の内面であれば、その位置は適宜変更してもよい。
本実施形態では、図6に示されるように、シール突部57が、本体部50aの上端開口縁から上方に突出している。図示の例では、シール突部57が、本体部50aの上端開口縁における径方向の内端部に形成され、本体部50aの上端開口縁においてシール突部57の径方向の外端部に連なる部分に、全周にわたって連続して延びる環状溝50fが形成されている。シール突部57は、入口筒53における段部53dの下面によりシール突部57の上方から径方向外側に向けて押込まれ、シール突部57の先端部が、吐出管50のフランジ部50bの上面に当接している。シール突部57の先端部は、リブ50dにおける径方向の内端縁より径方向の内側に位置している。シール突部57は、環状溝50fの底面と非接触となっている。なお、シール突部57は、入口筒53により押込まれる前には、本体部50aの上端開口縁から上方にほぼ真っ直ぐ延びている。
以上説明したように、本実施形態による液体吐出容器2よれば、吐出管50にシール突部57が形成され、また、入口筒53の外面および吐出管50の内面のうちの少なくとも一方に、他方に係合する係合部59が形成されているので、前記第1実施形態と同様の作用効果が奏される。
本変形例では、シール突部72が、入口筒53の下端開口縁により径方向内側に向けて押込まれているので、例えば加圧室93の内圧が上昇したときに、仮にシール突部72の先端部が変形したとしても、入口筒53に強く当接することとなり、加圧室93の内容液が、シール突部72を超えて吐出管50の外部に漏出するのを防ぐことができる。
10 容器本体
12 容器本体の口部
20 シリンダ
21a 吸込口
29 吸込弁
40 回動環
47 スプリング(付勢機構)
50 吐出管
51 吐出弁
52 出口筒
52a 出口筒の上端部
53 入口筒
53a 入口筒の下端部
54 弁体
56 吐出ヘッド
56a 吐出口
57、58、72 シール突部
59 係合部
60 プランジャ
75 変換機構
93 加圧室
Claims (4)
- 内容液が収容される容器本体と、
下端の吸込口が前記容器本体内に配置されるとともに、前記容器本体に固定されたシリンダと、
前記シリンダに回動可能に取り付けられた回動環と、
上部に吐出弁が設けられ、かつ下部開口が前記シリンダ内に位置する吐出管と、
前記シリンダ内に配置されるとともに、前記吐出管に液密に上下摺動可能に外嵌され、付勢機構により下方に付勢された筒状のプランジャと、
前記回動環と前記プランジャとの間に設けられ、前記回動環の前記シリンダに対する回転動作を前記プランジャの前記シリンダに対する上昇動作に変換する変換機構と、
前記吐出弁に装着され、内容液の吐出口が形成された吐出ヘッドと、
前記吸込口に配設され、前記容器本体内の内容液の前記シリンダ内への流入を許容し、かつ前記シリンダ内の内容液の前記容器本体内への流出を阻止する吸込弁と、
前記シリンダ、前記吸込弁、前記吐出管、および前記プランジャによって囲まれ、前記吸込弁を通して前記容器本体内から前記シリンダ内に流入した内容液が溜められる加圧室と、を備え、
前記吐出管の内面には、上下方向に突出するとともに、全周にわたって連続して延び、弾性変形可能に形成されたシール突部が形成され、
前記シール突部は、前記吐出弁に弾性変形させられた状態で全周にわたって当接していることを特徴とする液体吐出容器。 - 前記シール突部が、前記吐出弁により径方向外側に向けて押込まれ、このシール突部の先端部が、前記吐出管の内面に当接していることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出容器。
- 前記吐出弁の下端部は、前記吐出管内に挿入され、
前記吐出弁の下端部の外面と、前記吐出管の内面と、の間に径方向の隙間が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の液体吐出容器。 - 前記吐出弁の外面および前記吐出管の内面のうちの少なくとも一方において、前記シール突部が配設された位置よりも上方に位置する部分に、他方に係合する係合部が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の液体吐出容器。
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