JP7213720B2 - 液体吐出容器 - Google Patents
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Description
また、上フランジ部の下面と下フランジ部の上面との間の少なくとも一部に、全周にわたって連続して延びる環状シール部が配設されているので、吐出弁の入口筒と吐出管との間のシール性を確保することができる。
また、入口筒における内側突出部の外周面と、吐出管における外側突出部の内周面と、が互いに当接、若しくは近接し、かつ入口筒における上フランジ部の下面と、吐出管における下フランジ部の上面と、が互いに当接、若しくは近接しているので、入口筒の下端部の外周面と、吐出管の本体部の内周面と、の間の径方向の隙間を通して、加圧室に連通し得る、入口筒と吐出管との間の空間をほぼ無くすことができる。したがって、回動環をシリンダに対して回転させ、プランジャをシリンダおよび吐出管に対して上昇させることで、加圧室を負圧にして吸込弁を開き、容器本体内の内容液を加圧室に溜めるときに、入口筒と吐出管との間の空気が、前記隙間を通して加圧室に流入するのを防ぐことが可能になり、加圧室に溜められる内容液の量を安定させることができる。
外側突出部の内周面、および内側突出部の外周面のうちのいずれか一方に、他方に向けて突出する支持突部が、周方向に間隔をあけて複数形成されているので、入口筒を吐出管に挿入する際に、入口筒の外周面、または吐出管の内周面に、複数の支持突部が摺接することとなり、入口筒および吐出管の径方向の相対位置を容易に決めることができる。
支持突部が、外側突出部の内周面、および内側突出部の外周面のうちのいずれか他方に当接しているので、入口筒を吐出管に挿入する際に、入口筒および吐出管の径方向の相対位置を容易かつ確実に決めることができる。
外側突出部の外周面と、囲繞筒の内周面と、を連結する補強リブが配設されているので、外側突出部の拡径変形を抑えることが可能になり、外側突出部に亀裂が発生するのを抑制することができる。
補強リブ、および支持突部それぞれの周方向の位置が、互いに同等になっているので、内側突出部から支持突部を介して外側突出部に径方向の外側に向けた力が加えられても、外側突出部が拡径変形するのを、補強リブにより効果的に抑えることができる。
支持突部が、下フランジ部の下面の内周部より上方に位置していることから、外側突出部の内周面と内側突出部の外周面との当接箇所を少なく抑えることが可能になり、内側突出部から支持突部を介して外側突出部に加えられる負荷を抑制することができる。
図1に示すように、液体吐出容器1は、内容液が収容される容器本体10を備えている。容器本体10は、外周面に雄ねじが設けられた口部12、胴部11、および底部を備える有底筒状に形成されている。
以下、容器本体10における横断面の中央を通る中心軸を容器軸Oといい、この容器軸O方向に沿って口部12側を上側、底部側を下側といい、容器軸Oに沿う方向を上下方向という。また、容器軸O方向から見た平面視において、容器軸Oに交差する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
第1筒部21の内側が前記吸込口21aとなっていて、この第1筒部21の内側に、吸込管28の上端部が嵌合されている。吸込管28の下端開口は、容器本体10内の底部に位置している。吸込口21aに、容器本体10内の内容液のシリンダ20内への流入を許容し、かつシリンダ20内の内容液の容器本体10内への流出を阻止する吸込弁29が配設されている。吸込弁29は、弁座部26の上面に上方に向けて離反可能に当接した弁体29aを有している。
第3筒部23の下端部には、径方向に貫く等圧孔27が周方向に間隔をあけて複数形成されている。
吐出管50は、図2に示されるように、頂板部46の内側から下方に向けて延びる本体部50aと、本体部50aの上端部から上方に向けて延びる外側突出部50bと、外側突出部50bの上端部から径方向の外側に向けて突出した下フランジ部50cと、を備える。
外側突出部50bの外周面と、囲繞筒50fの内周面と、を連結する補強リブ50gが、周方向に同等の間隔をあけて3つ以上配設されている。補強リブ50gは、下フランジ部50cの下面から下方に向けて突出し、囲繞筒50fにおける上下方向の全長にわたって配設されている。補強リブ50gは、表裏面が周方向を向く板状に形成されている。
内側突出部53bは、下端部53aの上端から上方に延びている。内側突出部53bの内径および外径は、下端部53aの内径および外径より大きい。入口筒53の下端部53aの外周面と、吐出管50の本体部50aの内周面と、の間に、径方向の隙間が設けられている。
上フランジ部53cの下面に、環状シール部101内に嵌合された環状突起53eが形成されている。下フランジ部50cの上面に、環状突起53eが挿入された環状溝50eが形成されている。
なお、環状突起53eを下フランジ部50cの上面に形成し、環状溝50eを上フランジ部53cの下面に形成してもよい。また、環状突起53e、および環状溝50eを設けなくてもよい。
ここで、出口筒52の下部52bには、下方に向けて開口し、かつ容器軸Oと同軸に配置された環状溝が形成されている。この環状溝内にスプリング55の上部が挿入されて支持され、スプリング55の下端が、入口筒53の段部53dの上面に支持されている。
プランジャ60は、駆動筒部61とスカート部62とを備えている。
駆動筒部61は、下筒部63と、下筒部63より径方向外側に位置する上筒部64と、これらを連結する環板部65と、を備える。環板部65の内周縁部は、下筒部63から径方向内側に突出し、その内端縁が上下両方向に延びている。
なお、連通溝63aは、下筒部63の外周面に1つのみ形成してもよく、また、周方向に互いに間隔をあけて複数形成してもよい。以下では、下筒部63において連通溝63aが形成されている部分を下筒部63の下側部分と称し、下筒部63において前記下側部分よりも上側の部分を上側部分と称する。
そして、シリンダ20と吸込弁29と吐出管50とプランジャ60とによって囲まれた空間は、吸込弁29を通して容器本体10内からシリンダ20内に流入した内容液が溜められる加圧室93となっている。
このカム溝70、およびシリンダ20の縦溝31には、ボール71が一体に回動可能に係合している。すなわち、ボール71の半分はカム溝70に挿入され、残りの半分が縦溝31に挿入されている。
中継部材42は、シリンダ20の第4筒部24を径方向外側から囲む外側筒部43と、外側筒部43の径方向内側に配置された内側筒部44と、外側筒部43および内側筒部44の各上端同士を連結する環状の頂板部46と、頂板部46から上方に突出した上筒部45と、を備える。
外側筒部43の内周面には、シリンダ20の上端部20aの外周面に形成された第1突部24aに、第1突部24aの下方から係合する第2突部43aが形成されている。
そして、図4に示すように、回動環40のさらなる回転に伴って、ボール71がそのままの高さ位置でカム溝70の傾斜溝70aの下端から垂直溝70bの下端に移行すると、スプリング47の弾性復元力によってプランジャ60は下降可能となる。プランジャ60が下降すると、ボール71は垂直溝70bを相対的に上昇することとなり、最終的に隣接する傾斜溝70aの上端に達する。
なお上述したように、ボール71は、同じ高さ位置を維持したまま、回動環40の回転操作に伴って、傾斜溝70aおよび垂直溝70bからなるカム溝70が相対的に移動するため、プランジャ60がシリンダ20に対して上下動する。
等圧弁80は、円環状に形成されるとともに容器軸Oと同軸に配置されている。等圧弁80は、下面が第3筒部23およびシール筒部30cそれぞれの上端開口縁に支持された弁本体84と、シール筒部30cに対して離反可能に当接した第1弁部81と、下筒部63の外周面上を摺動する第2弁部82と、プランジャ60に対して離反可能に当接した第3弁部83と、を備えている。なお、等圧弁80は例えば軟質樹脂やゴム等の弾性材料で形成される。
図示の例では、第1弁部81の下端部は、シール筒部30cの外周面において、溝部30dよりも下側に位置する部分に当接している。第1弁部81は、液圧逃がし通路91内の圧力と容器本体10内の圧力との差によって動作して容器本体10内から液圧逃がし通路91への流通を阻止し、液圧逃がし通路91から容器本体10内への流通のみを許容する逆止弁として機能する。
このように等圧弁80は、液圧逃がし通路91と空気流入通路92との間に設けられ、等圧孔27を開閉するとともに、プランジャ60の外周面を上下摺動することにより、液圧逃がし通路91と空気流入通路92との連通、およびその遮断を切り替える。
また、本実施形態では、シリンダ20との間で等圧弁80を上下方向に挟み等圧弁80をシリンダ20に固定する固定具86が備えられている。図示の例では、固定具86は、容器軸Oと同軸に配置された円環状に形成され、シリンダ20の内面との間で等圧弁80を上下方向に挟んでいる。
次に、上記のように構成された液体吐出容器1の作用を説明する。
<非加圧状態>
図1に示すように、液体吐出容器1の非使用時の状態である非加圧状態においては、吸込弁29および吐出弁51が閉弁状態になっており、プランジャ60が最下限位置に位置しているとともに、押さえ脚部68が吸込弁29の弁体29aの上面を押圧している。また、液圧逃がし通路91は加圧室93に連通している。
なお、吐出弁51は、吐出ヘッド56を押し下げない限り、閉弁状態に維持される。
前記非加圧状態から回動環40を容器本体10に対して周方向に回転させると、プランジャ60がスプリング47を圧縮しながら上昇する。プランジャ60の上昇により押さえ脚部68は吸込弁29の弁体29aから上方に離間し、弁体29aは開弁可能になる。
ここで、最下限位置からプランジャ60のテーパー筒部67aがスリーブ30の小径筒部30bに圧接する直前までのプランジャ60の移動範囲を、以下、下部移動域と称する。この下部移動域においては、等圧弁80の第2弁部82および第3弁部83は両方ともプランジャ60の下筒部63の上側部分に圧接しており、液圧逃がし通路91と空気流入通路92との連通を遮断し続ける。
その結果、容器本体10内の内容液が、吸込管28の下端開口から吸い上げられ、この吸込管28を通った後、吸込口21aから加圧室93内に流入する。
なお、テーパー筒部67aがスリーブ30の小径筒部30bに圧接し始めるのとほぼ同時に、等圧弁80の第3弁部83の下端部が下筒部63の下側部分を摺動し、第3弁部83が開弁状態になる。また、テーパー筒部67aは、プランジャ60が最上限位置に至るまで、すなわちポンプアップが完了するまで、スリーブ30の小径筒部30bに圧接し続ける。
回動環40の回転によりボール71がカム溝70における傾斜溝70aの下端近傍に達すると、プランジャ60の下筒部63の上側部分が等圧弁80の第2弁部82から上方に離脱して下筒部63の下側部分を第2弁部82が摺動するとともに、プランジャ60のスカート部62のシール脚筒部67が第3弁部83の下端部に圧接し始める。
ここで、この位置から最上限位置までのプランジャ60の移動範囲を、以下、上部移動域と称する。
また、ポンプアップ完了と同時に、等圧弁80の第1弁部81がシール筒部30cに圧接して閉弁し、第3弁部83がシール脚筒部67に圧接して閉弁する。従って、この状態で液体吐出容器1を横転させたとしても内容液が液体吐出容器1の外へ漏洩することはない。
前述のように内容液をポンプアップした後、図5に示すように、吐出ヘッド56を押し下げると、吐出弁51の出口筒52が、スプリング55の上方付勢力に抗して入口筒53に対して下方移動する。この際、出口筒52が、弁体54の内周縁部を下方に向けて弾性変形させることで、出口筒52の連通孔118が開放される。これにより、吐出口56aと加圧室93とが、出口筒52の上端部52a内、連通孔118、連絡隙間125、入口筒53の下端部53a内、および吐出管50の本体部50a内を通して連通する。
その結果、スプリング47の弾性復元力によりプランジャ60が下降し、加圧室93内の内容液が吐出口56aから吐出される。なお、プランジャ60の下降時、ボール71はカム溝70の垂直溝70bをプランジャ60に対して相対的に上昇する。
プランジャ60が下降して下筒部63の上側部分が等圧弁80の第2弁部82に圧接し始めると、すなわちプランジャ60が上部移動域を脱すると液圧逃がし通路91は密閉されるので、それ以降はプランジャ60のテーパー筒部67aがスリーブ30の小径筒部30bから離脱するまでの間、すなわち下部移動域に達するまでの間、プランジャ60の下降に伴い液圧逃がし通路91は減圧されて若干負圧化する。
吐出ヘッド56の押し下げ操作によりプランジャ60が下降し、図1に示すように、プランジャ60のテーパー筒部67aがスリーブ30の小径筒部30bから下方に離脱して大径筒部30aの径方向内側に位置すると、すなわちプランジャ60が下部移動域に到達すると、液圧逃がし通路91が加圧室93に連通するため液圧逃がし通路91内に加圧室93内の正圧が伝達される。
以上により、液体吐出容器1からの内容液の吐出が終了する。
また、上フランジ部53cの下面と下フランジ部50cの上面との間の少なくとも一部に、全周にわたって連続して延びる環状シール部101が配設されているので、吐出弁51の入口筒53と吐出管50との間のシール性を確保することができる。
支持突部50dが6つ設けられていることから、入口筒53を吐出管50に挿入する際に、入口筒53および吐出管50の径方向の相対位置を容易かつ確実に決めることができる。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
支持突部50dは、下フランジ部50cの下面のうち、外側突出部50bと囲繞筒50fとの間に位置する内周部50hより上方に位置している。支持突部50dの全体が、下フランジ部50cの下面の内周部50hより上方に位置している。
外側突出部50bの外周面と、囲繞筒50fの内周面と、を連結する補強リブ50gが配設されているので、外側突出部50bの拡径変形を抑えることが可能になり、外側突出部50bに亀裂が発生するのを抑制することができる。
補強リブ50g、および支持突部50dそれぞれの周方向の位置が、互いに同等になっているので、内側突出部53bから支持突部50dを介して外側突出部50bに径方向の外側に向けた力が加えられても、外側突出部50bが拡径変形するのを、補強リブ50gにより効果的に抑えることができる。
支持突部50dが、下フランジ部50cの下面の内周部50hより上方に位置していることから、外側突出部50bの内周面と内側突出部53bの外周面との当接箇所を少なく抑えることが可能になり、内側突出部53bから支持突部50dを介して外側突出部50bに加えられる負荷を抑制することができる。
なお、この第3実施形態においては、第2実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
以上説明したように、本実施形態に係る液体吐出容器3においても、第2実施形態の液体吐出容器2と同様の作用効果を有する。
また、上記実施形態では、等圧弁80が第1弁部81、第2弁部82および第3弁部83を備えるものとしたが、等圧孔27を開閉するとともに、プランジャ60の外周面を摺動して液圧逃がし通路91と空気流入通路92との連通、およびその遮断を切り替えるものであればこれに限られるのではない。
また、支持突部50d、および補強リブ50gそれぞれの周方向の位置を、互いに異ならせてもよく、また、支持突部50dの全体を、下フランジ部50cの下面の内周部50hより下方に位置させてもよい。
また、支持突部50d、および補強リブ50gの各数量は、6つに限らず適宜変更してもよい。
10 容器本体
12 容器本体の口部
20 シリンダ
20a シリンダの上端部
21a 吸込口
29 吸込弁
40 回動環
42 中継部材
46 頂板部
47 スプリング(付勢部)
50 吐出管
50a 本体部
50b 外側突出部
50c 下フランジ部
50d 支持突部
50e 環状溝
50f 囲繞筒
50g 補強リブ
50h 内周部
51 吐出弁
52 出口筒
52a 出口筒の上端部
53 入口筒
53a 入口筒の下端部
53b 内側突出部
53c 上フランジ部
53e 環状突起
54 弁体
56 吐出ヘッド
56a 吐出口
60 プランジャ
75 変換機構
93 加圧室
101 環状シール部
Claims (4)
- 内容液が収容される容器本体と、
下端の吸込口が前記容器本体内に配置されるとともに、上端部が前記容器本体から上方に突出した状態で、前記容器本体に固定されたシリンダと、
前記シリンダの上端部に回動可能に取り付けられた回動環と、
上部に吐出弁が設けられ、かつ下部開口が前記シリンダ内に位置する吐出管と、
前記シリンダ内に上下動可能に配設されるとともに、上下動に伴い、前記シリンダの内周面、および前記吐出管の外周面を液密に摺動し、付勢部により下方に付勢された筒状のプランジャと、
前記回動環と前記プランジャとの間に設けられ、前記回動環の前記シリンダに対する回転動作を、前記プランジャの前記シリンダおよび前記吐出管に対する上昇動作に変換する変換機構と、
前記吐出弁に装着され、内容液の吐出口が形成された吐出ヘッドと、
前記吸込口に配設され、前記容器本体内の内容液の前記シリンダ内への流入を許容し、かつ前記シリンダ内の内容液の前記容器本体内への流出を阻止する吸込弁と、
前記シリンダ、前記吸込弁、前記吐出管、および前記プランジャによって囲まれ、前記吸込弁を通して前記容器本体内から前記シリンダ内に流入した内容液が溜められる加圧室と、を備え、
前記変換機構は、前記プランジャを、前記回動環に対して相対回転不能で、かつ上下方向に相対移動可能に支持する中継部材を備え、
前記中継部材は、内側に前記吐出管の上部が挿入された環状の頂板部を備え、
前記吐出管は、前記頂板部の内側から下方に向けて延びる本体部と、前記本体部の上端部から上方に向けて延びる外側突出部と、前記外側突出部の上端部から径方向の外側に向けて突出した下フランジ部と、を備え、
前記吐出弁は、下端部が前記吐出管の本体部内に挿入された入口筒と、前記入口筒に対して上方付勢状態で下方移動可能に配設され、かつ上端部に前記吐出ヘッドが装着された出口筒と、前記出口筒内と前記入口筒内との連通を遮断し、かつ前記出口筒の前記入口筒に対する下方移動時に、前記入口筒内と前記出口筒内とを連通させる弁体と、を備え、
前記入口筒は、外周面が前記外側突出部の内周面に当接、若しくは近接し、かつ上端部が前記外側突出部の上端部より上方に位置した内側突出部と、前記内側突出部の上端部から径方向の外側に向けて突出し、下面が前記下フランジ部の上面に当接、若しくは近接した上フランジ部と、を備え、
前記上フランジ部の下面と前記下フランジ部の上面との間の少なくとも一部に、全周にわたって連続して延びる環状シール部が配設され、
前記入口筒の下端部の外周面と、前記吐出管の本体部の内周面と、の間に、径方向の隙間が設けられ、
前記外側突出部の内周面、および前記内側突出部の外周面のうちのいずれか一方に、他方に向けて突出する支持突部が、周方向に同等の間隔をあけて3つ以上形成され、
前記下フランジ部の下面に、下方に向けて突出し、前記外側突出部の外周面を径方向の外側から囲う囲繞筒が形成され、
前記外側突出部の外周面と、前記囲繞筒の内周面と、を連結する補強リブが、周方向に同等の間隔をあけて3つ以上配設され、
前記支持突部は、前記外側突出部の内周面、および前記内側突出部の外周面のうちのいずれか他方に当接し、
前記補強リブ、および前記支持突部それぞれの周方向の位置は、互いに同等になっている、液体吐出容器。 - 前記下フランジ部の上面、および前記上フランジ部の下面のうちのいずれか一方に、他方に形成された環状溝に挿入され、かつ前記環状シール部内に嵌合された環状突起が形成されている、請求項1に記載の液体吐出容器。
- 前記支持突部は、前記下フランジ部の下面のうち、前記外側突出部と前記囲繞筒との間に位置する内周部より上方に位置している、請求項1または2に記載の液体吐出容器。
- 前記支持突部は、前記外側突出部の内周面に形成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の液体吐出容器。
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