JP2015182800A - ポンプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ピストン14のシリンダ15に対する下降移動に伴い、シリンダ15内の内容物がステム11内に流入し、かつピストン14のシリンダ15に対する上昇移動に伴い、容器本体W内の内容物がシリンダ15内に流入するポンプ1であって、ピストン14には、シリンダ15の内周面に摺接するシール部28aが形成された外筒28が備えられ、シリンダ15において、外筒28の外周面と対向し、かつシール部28aの下方に位置する部分に、導入孔15bが形成され、ステム11と挿通孔12との間には、外部と外筒28の内周面側とを連通する導入通路25が形成され、外筒28及びシリンダ15のうちの少なくとも一方には、導入孔15bと、導入通路25と、を連通する連通路31が形成されている。
【選択図】図1
Description
ピストンは、シリンダの内周面に摺接するシール部(上シール部)及び下シール部が形成された外筒を備え、シリンダにおいて、シール部と下シール部との間に位置する部分に、導入孔が形成されている。また、ステムと挿通孔との間には、ピストンの下降時に外部と導入孔とを連通する導入通路が形成されている。
そして、内容物の吐出後に、ピストンのシリンダに対する上昇移動に伴い、容器本体内の内容物がシリンダ内に流入したときに、外気が、導入通路及び導入孔を通して容器本体内に流入する。
なお、内容物の吐出後に、ピストンのシリンダに対する上昇移動に伴い、容器本体内の内容物がシリンダ内に流入したときに、外気が、導入通路及び導入孔を通して容器本体内に流入することで、容器本体内の減圧が抑えられる。
本実施形態のポンプ1は、図1〜図3に示されるように、上方付勢状態で下降移動自在に立設されたステム11と、ステム11が上下動自在に挿通された挿通孔12が形成されるとともに、容器本体Wの口部W1に装着される装着キャップ13と、ステム11に連係するピストン14と、ピストン14が上下摺動自在に嵌合されたシリンダ15と、を備えている。
ステム11、装着キャップ13、ピストン14及びシリンダ15はそれぞれ、共通軸と同軸に配設されている。以下、この共通軸を軸線Oといい、軸線O方向から見た平面視において、軸線Oに直交する方向を径方向といい、軸線O回りに周回する方向を周方向という。
押下ヘッド16は、ステム11の上端部に嵌合された嵌合筒16bと、嵌合筒16bから径方向の外側に向けて突出し、その先端に吐出孔16aが形成された吐出筒16cと、嵌合筒16bを径方向の外側から囲う螺着筒16dと、を備えている。吐出筒16cは、螺着筒16dを径方向に貫いている。
規制筒22は、シリンダ15の上端部に外嵌された外嵌筒22aと、下方端位置に位置する押下ヘッド16の螺着筒16dが螺着される雄ねじ筒22bと、を備えている。雄ねじ筒22bのうち、下部がシリンダ15の上端部内に挿入され、かつ上部がシリンダ15の上端部から上方に突出しており、この上部の外周面に雄ねじ部が形成されている。雄ねじ筒22bの下部の外周面、及びシリンダ15の上端部の内周面にはそれぞれ、互いに係合する回り止め部が形成されている。
シール筒23は、規制筒22の雄ねじ筒22b内に挿入され、その下端部に、シリンダ15内に摺動自在に嵌合された閉塞筒部23aが形成されている。閉塞筒部23aは、図1に示されるような、ステム11が上昇端位置に位置する待機時には、雄ねじ筒22bより下方に突出し、シリンダ15の内周面に当接している。一方、図2に示されるような、ステム11及び押下ヘッド16が下方端位置に位置して、押下ヘッド16が規制筒22に螺着された状態では、閉塞筒部23aは、シリンダ15の導入孔15bを閉塞する。図示の例では、閉塞筒部23aにおける上端部及び下端部にそれぞれ、径方向の外側に向けて膨出するシール部が形成されており、押下ヘッド16が規制筒22に螺着された状態で、導入孔15bが、閉塞筒部23aの両シール部同士の間に位置することで閉塞される。
ステム11の外周面と、挿通孔12と、の間には、外部と後述するピストン14の外筒28の内周面側とを連通する導入通路25が形成されている。導入通路25は、ステム11の外周面と挿通孔12との間の径方向の隙間となっている。
ピストンガイド17は、ステム11の下端開口から下方に突出している。ピストンガイド17の下端部は有頂筒状に形成され、その外周面にシリンダ15の内周面に近接する近接突起17aが周方向に間隔をあけて複数形成されている。ピストンガイド17の下端部内に付勢手段19の上端部が配設されている。なお、内容物の吐出後、ステム11を上方に復元移動させる際に、ピストンガイド17の下端部における天壁部が、ピストン14の下端に係合し、ピストン14を上方に復元移動させる。
弁部材18は、シリンダ15内の加圧時に、シリンダ15の下端開口を閉塞したままに維持し、シリンダ15内の減圧時に、シリンダ15の下端開口を開放する逆止弁となっている。これにより、シリンダ15内の加圧時に、シリンダ15内の内容物がシリンダ15の下端開口から容器本体W内に戻ることが阻止され、シリンダ15内の減圧時に、容器本体内の内容物がシリンダ15の下端開口からシリンダ15内に流入する。
外筒28において、シール部28aより下方に位置する部分に、シール部28aと同様に、シリンダ15の内周面に摺接する下シール部28dが形成されている。
連結部27は、外筒28及び内筒29それぞれにおける上端部と下端部との間に位置する中間部同士を連結している。シール部28a及び下シール部28dは、外筒28における上端部及び下端部に各別に形成され、径方向の外側に向けて膨出している。外筒28の中間部の外周面と、シリンダ15の内周面と、の間には径方向の隙間が設けられている。
ここで、ステム11が上昇端位置に位置する待機状態で、導入孔15bは、外筒28の外周面のうち、シール部28aの下方に位置する部分に径方向で対向している。図示の例では、導入孔15bは、外筒28の中間部の外周面に径方向で対向している。つまり、導入孔15bが、シール部28aと下シール部28dとの間に位置することで閉塞されている。
また、外筒28の上端縁と、シール筒23の閉塞筒部23aの下端縁と、が当接している。ステム11の下端部は、内筒29に上下摺動自在に外嵌されている。
図示の例では、連通路31は、外筒28の中間部のうち、連結部27の上方に位置する部分に形成された貫通孔となっている。連通路31は、導入孔15bに径方向で対向している。連通路31の開口面積は、導入孔15bの開口面積より小さくなっている。なお、連通路31の開口面積は、導入孔15bの開口面積の大きさ以上としてもよい。
これにより、シリンダ15内が減圧することで、弁部材18がシリンダ15の下端開口を開放し、容器本体W内の内容物が、吸い上げパイプ15cを通してシリンダ15内に流入する。また、ピストン14の外筒28の上端縁が、シール筒23の閉塞筒部23aの下端縁に係合することで、シール筒23を上昇させて導入孔15bから上方に離間させ、外筒28がシリンダ15の導入孔15bを覆う。この際、導入孔15bは、ピストン14の連通路31、及び導入通路25を通して外部に連通する。
次に、押下ヘッド16の押下を解除すると、付勢手段19の上方付勢力によって、前述と同様に、ピストンガイド17、ピストン14、ステム11、及び押下ヘッド16が上方に復元移動し、容器本体W内の内容物がシリンダ15内に流入する。
また、内容物の吐出後に、ピストン14のシリンダ15に対する上昇移動に伴い、容器本体W内の内容物がシリンダ15内に流入したときに、外気が、導入通路25及び導入孔15bを通して容器本体W内に流入することで、容器本体W内の減圧が抑えられる。
この場合、シール筒23の閉塞筒部23aの下端縁が、当接突起28cの上端に当接し、導入孔15bが、溝15d、及び周方向で互いに隣り合う当接突起28c同士の間の隙間を通して、導入通路25に連通する。つまり、溝15d、及び周方向で互いに隣り合う当接突起28c同士の間の隙間が、導入孔15bと、導入通路25と、を連通する連通路33を構成している。
この場合、導入孔15bが、窪み部28b、及び周方向で互いに隣り合う当接突起28c同士の間の隙間を通して、導入通路25に連通する。つまり、窪み部28b、及び周方向で互いに隣り合う当接突起28c同士の間の隙間が、導入孔15bと、導入通路25と、を連通する連通路34を構成している。なお図示の例では、窪み部28bの周長は、当接突起28cの周長より短く、窪み部28b及び当接突起28cそれぞれにおける周方向の中央部は互いに一致している。
また、図5に示される第3実施形態において、溝15dを、周方向で互いに隣り合う当接突起28c同士の間の隙間に対して径方向に対向させなくてもよく、また、溝15dは、複数形成してもよいし、全周にわたって延びる環状に形成してもよい。
また、図6及び図7に示される第4実施形態において、当接突起28c及び窪み部28bそれぞれの周方向に沿う位置を互いにずらしてもよい。
また、装着キャップ13、ピストンガイド17、及び弁部材18等の構成は、前記実施形態に限らず適宜変更してもよい。
また、外筒28に、シール部28aのみならず下シール部28dも形成したが、シール部28aだけを形成し、導入孔15bより上方に位置させてもよい。
11 ステム
12 挿通孔
13 装着キャップ
14 ピストン
15 シリンダ
15b 導入孔
25 導入通路
28 外筒
28a シール部
31、32、33、34 連通路
W 容器本体
W1 口部
Claims (1)
- 上方付勢状態で下降移動自在に立設されたステムと、
前記ステムが上下動自在に挿通された挿通孔が形成されるとともに、容器本体の口部に装着される装着キャップと、
前記ステムに連係するピストンと、
前記ピストンが上下摺動自在に嵌合されたシリンダと、を備え、
前記ピストンの前記シリンダに対する下降移動に伴い、前記シリンダ内の内容物が前記ステム内に流入し、かつ前記ピストンの前記シリンダに対する上昇移動に伴い、容器本体内の内容物が前記シリンダ内に流入するポンプであって、
前記ピストンには、前記シリンダの内周面に摺接するシール部が形成された外筒が備えられ、
前記シリンダにおいて、前記外筒の外周面と対向し、かつ前記シール部の下方に位置する部分に、導入孔が形成され、
前記ステムと前記挿通孔との間には、外部と前記外筒の内周面側とを連通する導入通路が形成され、
前記外筒及び前記シリンダのうちの少なくとも一方には、前記導入孔と、前記導入通路と、を連通する連通路が形成されていることを特徴とするポンプ。
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JP2012115748A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | ポンプ |
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- 2014-03-25 JP JP2014062346A patent/JP6277030B2/ja active Active
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