JP3198718U - ブラダ型アキュムレータ - Google Patents

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杉村 宣行
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Abstract

【課題】ブラダの破損を防止するとともに、アキュムレータの性能の低下を防止するブラダ型アキュームレータを提供する。【解決手段】容器本体1と、容器本体内を液体室5と気体室7に仕切るブラダ3と、容器本体の底部に設けられ、弁体11が配設されているオイルポート12と、を備えたブラダ型アキュムレータACCにおいて、容器本体1の底部とオイルポートとの嵌合部30に、はみ出し防止リング25を配設する。尚、はみ出し防止リング25は、円筒部25aと、円筒部25aの下端、上端及び下端又は中央部から突出する係止部25bを備えるものとすることができる。【選択図】図1

Description

この考案は、液圧回路などに設けられるブラダ型アキュムレータに関するものであり、更に述べると、ブラダの破損を防止できるブラダ型アキュムレータに関するものである。
ブラダ型アキュムレータは、図6に示すように、ブラダ3を内蔵する容器本体1と、該容器本体1の底部に配設されるオイルポート(「液体出入口」、とも言う)と、該オイルポートを開閉する弁体(「ポペット」、とも言う)11と、前記容器本体1の頭部に配設される気体出入口と、該気体出入口に設けられた給気弁と、を備えているとともに、前記ポペット11の頭部上面にはクッションカップCが配設されている。このクッションカップCは、ゴムや合成樹脂等の弾性部材により円錐台状、又は、皿状に、かつ、前記ポペット11の径より大径に形成されている。
前記アキュムレータACCでは、作動していないときには、ブラダ3は大きく膨張しており、該ブラダ3の底部がクッションカップC及びポペット11を押圧し、該ポペット11を着座させるとともに、前記底部は、クッションカップCの表面及び容器本体1の底部の内面に密着する。この時、前記容器本体1の底部とオイルポート間の嵌合部30は、前記クッションカップCにより閉じられているので、前記ブラダ3の底部が前記嵌合部30の嵌合隙間Wへはみ出すのを防止することができる(例えば、特許文献1、参照)。
実開平09−100801号公報
近年、吐出流量の高流量化が要求される様になっているが、容器本体1内にクッションカップCが配設されていると、流体吐出時において大きな抵抗となり、高流量を迅速に吐き出すことが困難となる。そのため、液圧回路の液圧変動に迅速に対応できなくなるので、アキュムレータの性能が低下してしまう。
この考案は、上記事情に鑑み、ブラダの破損を防止するとともに、アキュムレータの性能の低下を防止することを目的とする。
この考案は、容器本体と、前記容器本体内を液体室と気体室に仕切るブラダと、前記容器本体の底部に設けられ、弁体が配設されているオイルポートと、を備えたブラダ型アキュムレータにおいて、前記容器本体の底部と前記オイルポートとの嵌合部にはみ出し防止リングを設けたことを特徴とする。
この考案の前記はみ出し防止リングは、円筒部と、該円筒部の下端から内方に突出する下係合部と、を備えていることを特徴とする。この考案の前記はみ出し防止リングは、円筒部と、該円筒部の上及び下から内方に突出する一対の上下係合部と、を備えていることを特徴とする。
この考案の前記はみ出し防止リングは、円筒部と、該円筒部の中央部から内方に突出する中央係合部と、を備えていることを特徴とする。この考案の前記はみ出し防止リングは、円筒部と、該円筒部の上部内面に設けたテーパー部と、を備えていることを特徴とする。
この考案は、容器本体の底部とオイルポートとの嵌合部に、嵌合隙間を塞ぐはみ出し防止リングが配設されているので、アキュムレータが作用していないときに、ブラダが弁体を押圧して容器本体の底部内面に圧接しても、該ブラダの底部は嵌合部の嵌合隙間に入り込むことは無い。従って、前記ブラダの破損を防止することができる。又、従来例と異なり、液体吐き出し時に抵抗となるクッションカップを除去したので、高流量を迅速に吐き出すことができる。そのため、アキュムレータの性能を向上させることができる。
本考案の第1実施形態を示す図で、オイルポートが開いている状態を示す要部縦断面図である。 本考案の第1実施形態を示す図で、オイルポートが閉じられている状態を示す要部縦断面図である。 本考案の第2実施形態を示す要部縦断面図である。 本考案の第3実施形態を示す要部縦断面図である。 本考案の第4実施形態を示す要部縦断面図である。 従来例を示す要部拡大縦断面図である。
本考案の第1実施形態を図1〜図2により説明する。ブラダ型アキュムレータACCは、ブラダ3を内蔵しており、該ブラダ3は、容器本体1内を気体室5と液体室7とに仕切っている。
前記ブラダ3は、ゴムや合成樹脂等の弾性材により袋体状に形成され、胴部の一端側にはフランジ付き開口部を備え、他端側には、内面に突起9の付いた底部3aを備えている。
オイルポート(流体出入口)12には、弁体(ポペット)11が配設されているが、該ポペット11は、筒状支持部材14により保持されている。前記筒状支持部材14は、嵌合筒部18と、螺条筒部20と、ガイドストッパ部22と、を備えている。
前記嵌合筒部18は、容器本体1の底部1A内面に形成した嵌合溝16に嵌着され、前記螺条筒部20は、前記嵌合筒部18と連続して形成され、オイルポート12の内面の螺合部に螺着される。前記ガイドストッパ部22は、連結部材21を介して前記螺条筒部20の中心部に配設され、ポペット11のロッド部の摺動を規制する。前記ポペット11は、ばね部材24により開方向に付勢されている。
なお、オイルポートの嵌合筒部を容器本体にねじで固定する代わりに、容器本体から突き出た部分をロックナットで固定しても良い。
前記嵌合溝16と前記嵌合筒部18との嵌合部30の嵌合隙間Wには、はみ出し防止リング25が配設されている。このはみ出し防止リング25は、ゴムや樹脂などにより製造され、円筒部25aと該円筒部下端から内方に突出する下係合部25bと、を備えている。前記はみ出し防止リング25により前記嵌合部30の嵌合隙間Wは塞がれている。
次に、本実施形態の作動について説明する。液圧回路(図示省略)には、ブラダ型アキュムレータACCが配設されている。アクチュエータなどの駆動により前記液圧回路の液圧が低下すると、気体室5内のガスが膨張するので、ブラダ3が膨張しながら変形する。そのため、前記液体室7内の液体は、ブラダ3に押圧されてオイルポート12から前記液圧回路内に吐き出される。
更に、液圧が低下すると、ブラダ3の底部3aはさらに膨張してポペット11に当接するとともに、ばね部材24のばね力に抗しながら該ポペット11を押圧して着座させ、閉弁状態にする。
この時、ブラダの底部3aは、図2に示す様に、容器本体1の底部1Aの内面に密着するが、前記嵌合部30には、はみ出し防止リング25が配設されているので、嵌合隙間Wが塞がれている。そのため、ブラダ3の底部3aが嵌合隙間Wにはみ出すことが無いので、ブラダ3の破損を防止することができる。
前述の様に、はみ出し防止リング25を設けることにより、ブラダの破損を防止できるので、従来例のクッションカップを省略することができる。そのため、クッションカップの抵抗により吐出し流量が規制されることがないので、アキュムレータの機能を低下させることなく、吐出流量の高流量化を図ることができる。
この考案の第2実施形態を図3により説明するが、図1と同一面符号は、その名称も機能も同一である。
本実施形態と第1実施形態との相違点は、み出し防止リング25の形状が異なることである。本実施形態では、はみ出し防止リング25Aは、円筒部25aと、該円筒部25aの上下端から内方に突出する上下一対の上下係止部25b、25cと、を備えている。
この考案の第3実施形態を図4により説明するが、図1〜図3と同一面符号は、その名称も機能も同一である。
本実施形態と第1実施形態との相違点は、み出し防止リング25の形状が異なることである。本実施形態では、はみ出し防止リング25Bは、円筒部25aと、該円筒部25aの中央部から内方に突出する中央係止部25dと、を備えている。
この考案の第4実施形態を図5により説明するが、図1〜図3と同一面符号は、その名称も機能も同一である。
本実施形態と第1実施形態との相違点は、はみ出し防止リング25の形状が異なることである。本実施形態では、はみ出し防止リング25Cの円筒部25aは、第1実施形態の円筒部25aより肉厚に形成され、その上部内面にテーパー部25eを備えている。
1 容器本体
1A 容器本体の底部
3 ブラダ
3a ブラダの底部
11 弁体
12 オイルポート
14 筒状支持部材
16 嵌合溝
18 嵌合筒
25 はみ出し防止リング
30 嵌合部
W 嵌合隙間

Claims (5)

  1. 容器本体と、前記容器本体内を液体室と気体室に仕切るブラダと、前記容器本体の底部に設けられ、弁体が配設されているオイルポートと、を備えたブラダ型アキュムレータにおいて、
    前記容器本体の底部と前記オイルポートとの嵌合部に、はみ出し防止リングを配設したことを特徴とするブラダ型アキュムレータ。
  2. 前記はみ出し防止リングは、円筒部と、該円筒部の下端から内方に突出する下係止部と、を備えていることを特徴とする請求項1記載のブラダ型アキュムレータ。
  3. 前記はみ出し防止リングは、円筒部と、該円筒部の上端及び下端から内方に突出する一対の上及び下係止部と、を備えていることを特徴とする請求項1記載のブラダ型アキュムレータ。
  4. 前記はみ出し防止リングは、円筒部と、該円筒部の中央部から内方に突出する中央係止部と、を備えていることを特徴とする請求項1記載のブラダ型アキュムレータ。
  5. 前記はみ出し防止リングは、円筒部と、該円筒部の上部内面に設けたテーパー部と、を備えていることを特徴とする請求項1記載のブラダ型アキュムレータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114165488A (zh) * 2021-12-18 2022-03-11 浙江奥莱尔液压有限公司 一种囊式蓄能器

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