JP2016101831A - 動力伝達機構および制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型かつ低コストな構成により、モータによる回生時にエンジンを回転軸から切り離すことができる、動力伝達機構およびこの動力伝達機構を搭載した車両に用いられる制御装置を提供する。【解決手段】動力伝達機構6は、エンジンの出力軸8が連結されるフライホイール71と、無段変速機のインプット軸21に一体回転可能に取り付けられたクラッチディスク73と、インプット軸21に回転軸線方向に移動可能に取り付けられ、クラッチディスク73に対してエンジンの出力軸8側と反対側に設けられたレリーズベアリング76と、クラッチディスク73とレリーズベアリング76との間に設けられたダイヤフラムスプリング75と、インプット軸21に外嵌固定されたボール軸81と、ロータの内側にロータと一体回転可能かつインプット軸21線方向に移動可能に設けられ、ボール軸81とボールねじ機構62を構成するボールナット82とを含む。【選択図】図3A
Description
本発明は、動力伝達機構およびこの動力伝達機構を搭載した車両に用いられる制御装置に関する。
エンジンおよびモータが駆動源として搭載された車両、いわゆるハイブリッドカーが広く知られている。
ハイブリッドカーでは、加速時に、モータに力行トルクを出力させて、その力行トルクにより、エンジンの出力(車両の走行)をアシストすることができる。一方、減速時には、モータを発電機として駆動することにより、車輪からモータに伝達される動力を電力に回生することができ、その回生電力により、モータや補機の駆動電力を蓄えておくためのバッテリを充電することができる。
ところが、モータによる回生時にエンジンが駆動輪と動力を伝達可能に接続されていると、エンジンの引きずり損失により回生電力が減少するという問題がある。エンジンの引きずりを防止するため、エンジンの出力軸と動力を駆動輪に伝達する動力伝達経路との間にクラッチを設けて、モータによる回生時に、クラッチを解放して、エンジンを動力伝達経路から切り離すことが考えられる。
クラッチを係合/解放する構成の一例は、特許文献1に開示されている。この構成では、クラッチを動作させるクラッチアクチュエータと、クラッチアクチュエータを制御するための制御装置とが設けられている。そして、クラッチアクチュエータの制御により、クラッチを係合/解放させることができる。しかしながら、クラッチアクチュエータおよび制御装置の追加により、機構が大型化し、また、コストが増大する。
本発明の目的は、小型かつ低コストな構成により、モータによる回生時にエンジンを(変速機のインプット軸と連結される)回転軸から切り離すことができる、動力伝達機構およびこの動力伝達機構を搭載した車両に用いられる制御装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明の一の局面に係る動力伝達機構は、エンジンと、ロータおよび当該ロータの外周に配置されるステータを有するモータとを搭載した車両に用いられ、エンジンおよびモータの各動力を伝達する動力伝達機構であって、エンジンの出力軸が連結される回転部材と、回転部材と共通の回転軸線を中心に回転可能に設けられた回転軸と、回転軸に一体回転可能に取り付けられたクラッチディスクと、回転軸に回転軸線方向に移動可能に取り付けられ、クラッチディスクに対してエンジンの出力軸側と反対側に設けられたレリーズベアリングと、クラッチディスクとレリーズベアリングとの間に設けられたダイヤフラムスプリングと、回転軸に外嵌固定されたボール軸と、ロータの内側にロータと一体回転可能かつ回転軸線方向に移動可能に設けられ、ボール軸とボールねじ機構を構成するボールナットとを含む。
この動力伝達機構では、モータによる回生トルクの非発生時、つまりモータの停止時またはモータによる力行トルクの発生時には、ダイヤフラムスプリングの弾性力により、クラッチディスクが回転部材に押し付けられて係合し、モータによる回生トルクの発生時には、ボールナットがボール軸に対して回生トルクの方向に回転して、レリーズベアリング側に移動し、レリーズベアリングを介してダイヤフラムスプリングを押圧することにより、ダイヤフラムスプリングの弾性力によるクラッチディスクの押圧が解除されて、クラッチディスクが回転部材から解放される。
そのため、モータによる力行トルクの発生時には、エンジンの動力をエンジンの出力軸から回転部材およびクラッチディスクを介して回転軸に伝達することができる。一方、モータによる回生トルクの発生時(回生時)には、エンジンの出力軸を回転軸から切り離すことができる。これにより、モータによる回生時に、エンジンの引きずりをなくすことができるので、回生電力を増加させることができる。
また、クラッチディスクと回転部材とを係合/解放させるための専用のアクチュエータが不要であり、その専用のアクチュエータを設けた構成と比較して、コストを低減することができる。しかも、ダイヤフラムスプリングの弾性力により、クラッチディスクが回転部材に押し付けられて係合するので、その係合のための電力消費がない。
ボール軸およびボールナットからなるボールねじ機構は、モータのロータの内側に配置されるので、小型に構成することができ、それゆえ軽量に構成することができる。
よって、小型かつ低コストな構成により、モータによる回生時にエンジンを回転軸から切り離すことができる。
本発明の他の局面に係る制御装置は、エンジンと、ロータおよび当該ロータの外周に配置されるステータを有するモータと、請求項1に記載の動力伝達機構と、動力伝達機構の回転軸と連結されるインプット軸、インプット軸に入力される動力が変速されて伝達されるアウトプット軸、およびインプット軸とアウトプット軸との間で動力を伝達する動力伝達状態と動力を遮断する動力遮断状態とに切り替えられる動力切断機構を備える変速機とを搭載した車両に用いられる制御装置であって、エンジン、モータおよび動力切断機構を制御して、車両およびエンジンが停止し、動力切断機構が動力遮断状態であるときに、モータに力行トルクを発生させて、当該力行トルクによりエンジンをクランキングさせて、エンジンを始動させ、当該始動後、モータに回生トルクを発生させて、クラッチディスクを回転部材から解放させ、その後、動力遮断機構を動力遮断状態から動力伝達状態に切り替え、クラッチディスクが回転部材に対して滑りつつ係合するように、モータが発生する回生トルクを調整する。
この回生トルクの調整により、クラッチディスクが回転部材に係合する際のショックの発生を抑制することができる。その結果、車両を滑らかに発進させることができる。
本発明のさらに他の局面に係る制御装置は、エンジンと、ロータおよび当該ロータの外周に配置されるステータを有するモータと、請求項1に記載の動力伝達機構と、動力伝達機構の回転軸と連結されるインプット軸、インプット軸に入力される動力が変速されて伝達されるアウトプット軸、および所定の回転要素の回転の許容/阻止により動力を遮断する動力遮断状態と動力を伝達する動力伝達状態とに切り替えられる動力切断機構を備える変速機とを搭載した車両に用いられる制御装置であって、エンジン、モータおよび動力切断機構を制御して、車両が走行中であって、エンジンが停止し、動力切断機構が動力伝達状態であり、モータが回生トルクを発生して、クラッチディスクが回転部材から解放されているときに、動力切断機構を動力伝達状態から動力遮断状態に切り替え、モータに力行トルクを発生させて、当該力行トルクによりエンジンをクランキングさせて、エンジンを再始動させ、当該再始動後、回転要素の回転数が低下するように、前記エンジンの回転数を調整し、その後、動力遮断機構を動力遮断状態から動力伝達状態に切り替える。
これにより、車両の走行中に、エンジンを停止および再始動させることができる。そのため、車両の緩減速時などに、エンジンを停止させたコースティング(惰性走行)を行うことにより、車両の走行燃費の向上を図ることができる。
本発明によれば、モータによる回生時に、クラッチディスクを回転部材から解放させて、エンジンを回転軸から切り離すことができる。そして、そのエンジンの切り離しを小型かつ低コストな構成で達成することができる。
車両の発進時には、クラッチディスクを回転部材に対して滑りつつ係合させることにより、係合ショックを抑制でき、車両を滑らかに発進させることができる。
また、車両の走行中にエンジンを停止および再始動させることができるので、車両の緩減速時などに、エンジンを停止させたコースティングを行うことができる。これにより、車両の走行燃費の向上を図ることができる。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<車両の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る動力伝達機構6が搭載された車両1の構成の要部を示す図である。
車両1は、エンジン(E/G)2およびモータ3を駆動源として搭載したハイブリッドカーである。エンジン2は、たとえば、ガソリンエンジンまたはディーゼルエンジンである。モータ3は、電動機(モータ)および発電機(ジェネレータ)として駆動可能なモータジェネレータ(MG)である。
車両1には、無段変速機(CVT:Continuously Variable Trnsmission)4が搭載されている。エンジン2およびモータ3の各動力は、無段変速機4を介して、車両1の駆動輪5に伝達される。
エンジン2と無段変速機4との間には、動力伝達機構6が介装されている。この動力伝達機構6により、エンジン2の動力を無段変速機4に伝達することができ、また、エンジン2を無段変速機4から切り離すことができる。
また、車両1には、エンジン2、モータ3および無段変速機4を制御するためのECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)7が搭載されている。ECU7は、CPUおよびメモリなどを含む構成のマイクロコンピュータを備えている。
なお、エンジン2、モータ3および無段変速機4は、単一のECU7により制御されてもよいし、ECU7に複数のECUが含まれて、複数のECUの協働により制御されてもよい。たとえば、エンジン2、モータ3および無段変速機4に個別にECUが設けられ、複数のECU間でデータ通信が行われて、エンジン2、モータ3および無段変速機4がそれぞれ対応するECUにより制御されてもよい。
<無段変速機の構成>
図2は、無段変速機4の構成を示すスケルトン図である。
無段変速機4は、インプット軸21、アウトプット軸22、ベルト伝達機構23および前後進切替機構24を備えている。
インプット軸21およびアウトプット軸22は、互いに平行に設けられている。アウトプット軸22には、ファイナルギヤ25が相対回転不能に支持されている。ファイナルギヤ25は、デファレンシャルギヤ26のリングギヤ27と噛合している。また、デファレンシャルギヤ26からドライブシャフト28,29が左右に延びている。
ベルト伝達機構23は、プライマリ軸31と、アウトプット軸22に連結されたセカンダリ軸32と、プライマリ軸31に相対回転不能に支持されたプライマリプーリ33と、セカンダリ軸32に相対回転不能に支持されたセカンダリプーリ34と、プライマリプーリ33とセカンダリプーリ34とに巻き掛けられたベルト35とを備えている。
プライマリプーリ33は、プライマリ軸31に固定された固定シーブ36と、固定シーブ36にベルト35を挟んで対向配置され、プライマリ軸31にその軸線方向に移動可能かつ相対回転不能に支持された可動シーブ37とを備えている。可動シーブ37に対して固定シーブ36と反対側には、プライマリ軸31に固定されたシリンダ38が設けられ、可動シーブ37とシリンダ38との間に、油室39が形成されている。油室39に供給される油圧を制御することにより、固定シーブ36と可動シーブ37との間隔を変更することができ、無段変速機4の変速比を変更することができる。
セカンダリプーリ34は、セカンダリ軸32に固定された固定シーブ40と、固定シーブ40にベルト35を挟んで対向配置され、セカンダリ軸32にその軸線方向に移動可能かつ相対回転不能に支持された可動シーブ41とを備えている。可動シーブ41に対して固定シーブ36と反対側には、セカンダリ軸32に固定されたシリンダ42が設けられ、可動シーブ41とシリンダ42との間に、油室43が形成されている。油室43に供給される油圧を制御することにより、トルク伝達に必要なベルト挟圧力が与えられる。
前後進切替機構24は、インプット軸21とベルト伝達機構23のプライマリ軸31との間に介装されている。前後進切替機構24は、遊星歯車機構51、リバースクラッチCおよびフォワードブレーキBを備えている。
遊星歯車機構51には、キャリア52、サンギヤ53およびリングギヤ54が含まれる。
キャリア52は、インプット軸21に相対回転可能に支持されている。キャリア52は、複数のピニオンギヤ55を回転可能に支持している。複数のピニオンギヤ55は、円周上に配置されている。
サンギヤ53は、インプット軸21に相対回転不能(一体回転可能)に支持されて、複数のピニオンギヤ55により取り囲まれる空間に配置されている。サンギヤ53のギヤ歯は、各ピニオンギヤ55のギヤ歯と噛合している。
リングギヤ54は、その回転軸線がプライマリ軸31の軸心と一致するように設けられている。リングギヤ54には、ベルト伝達機構23のプライマリ軸31が連結されている。リングギヤ54のギヤ歯は、複数のピニオンギヤ55を一括して取り囲むように形成され、各ピニオンギヤ55のギヤ歯と噛合している。
リバースクラッチCは、キャリア52とサンギヤ53との間に設けられている。
フォワードブレーキBは、キャリア52と無段変速機4を収容するトランスミッションケースとの間に設けられている。
車両1の前進時には、リバースクラッチCが解放されて、フォワードブレーキBが係合される。エンジン2の動力がインプット軸21に入力されると、キャリア52が静止した状態で、サンギヤ53がインプット軸21と一体に回転する。そのため、サンギヤ53の回転は、リングギヤ54に逆転かつ減速されて伝達される。これにより、リングギヤ54が回転し、ベルト伝達機構23のプライマリ軸31およびプライマリプーリ33がリングギヤ54と一体に回転する。プライマリプーリ33の回転は、ベルト35を介して、セカンダリプーリ34に伝達され、セカンダリプーリ34およびセカンダリ軸32を回転させる。そして、セカンダリ軸32と一体に、アウトプット軸22およびファイナルギヤ25が回転する。ファイナルギヤ25の回転がデファレンシャルギヤ26のリングギヤ27に伝達されると、デファレンシャルギヤ26から左右に延びるドライブシャフト28,29が回転し、駆動輪5(図1参照)が回転することにより、車両が前進する。
一方、車両1の後進時には、リバースクラッチCが係合されて、フォワードブレーキBが解放される。エンジン2の動力がインプット軸21に入力されると、キャリア52およびサンギヤ53がインプット軸21と一体に回転する。そのため、サンギヤ53の回転は、リングギヤ54に回転方向が逆転されずに伝達される。これにより、リングギヤ54が車両1の前進時と逆方向に回転し、ベルト伝達機構23のプライマリ軸31およびプライマリプーリ33がリングギヤ54と一体に回転する。プライマリプーリ33の回転は、ベルト35を介して、セカンダリプーリ34に伝達され、セカンダリプーリ34およびセカンダリ軸32を回転させる。そして、セカンダリ軸32と一体に、アウトプット軸22およびファイナルギヤ25が回転する。ファイナルギヤ25の回転がデファレンシャルギヤ26のリングギヤ27に伝達されると、デファレンシャルギヤ26から左右に延びるドライブシャフト28,29が前進時と逆方向に回転し、駆動輪5(図1参照)が回転することにより、車両が後進する。
<動力伝達機構の構成>
図3Aおよび図3Bは、動力伝達機構6の構成を示す断面図である。
動力伝達機構6は、クラッチ機構61およびボールねじ機構62を備えている。
クラッチ機構61は、公知の乾式単板クラッチの構成を有し、フライホイール71、クラッチカバー72、クラッチディスク73、プレッシャプレート74、ダイヤフラムスプリング75およびレリーズベアリング76を備えている。
フライホイール71は、エンジン2(図1参照)の出力軸8の端部に、ボルト77により固定されている。
クラッチカバー72は、フライホイール71のエンジン2側と反対側の側面に、ボルト78により固定されている。
クラッチディスク73は、クラッチカバー72内に配置され、フライホイール71と軸線方向に対向している。クラッチカバー72内には、無段変速機4(図2参照)のインプット軸21の端部がエンジン2側と反対側から挿入され、クラッチディスク73の中心に、インプット軸21の端部が接続されている。インプット軸21は、エンジン2の出力軸8と同一の回転軸線上に配置されている。
プレッシャプレート74は、クラッチカバー72内に配置され、クラッチカバー72と一体回転可能(相対回転不能)に設けられている。
ダイヤフラムスプリング75は、インプット軸21の周囲を取り囲む略円環板状をなしている。ダイヤフラムスプリング75は、その径方向の中間部がピボットリング79を介してクラッチカバー72に支持されており、ピボットリング79を支点として揺動可能に設けられている。ダイヤフラムスプリング75の外周部は、プレッシャプレート74にクラッチディスク73側と反対側から当接している。
レリーズベアリング76は、ダイヤフラムスプリング75に対してエンジン2側と反対側(無段変速機4側)において、インプット軸21に外嵌されて、回転軸線方向に移動可能に設けられている。ダイヤフラムスプリング75の内周部は、レリーズベアリング76に当接している。
ボールねじ機構62は、ボール軸81およびボールナット82を備えており、モータ3の内側に配置されている。具体的には、モータ3は、円環状のロータ91およびロータ91の外周に配置される円環状のステータ92を有する構成であり、ボール軸81およびボールナット82は、ロータ91の内側に配置されている。
ボール軸81は、略円筒状をなし、レリーズベアリング76に対してエンジン2側と反対側(無段変速機4側)において、インプット軸21に外嵌されて固定されている。ボール軸81の外周面には、断面略半円形状のねじ溝83が螺旋状に形成されている。また、ボール軸81の外周面には、レリーズベアリング76側と反対側の端部に、ストッパ84が径方向に突出して形成されている。
ボールナット82は、ボール軸81の外周を取り囲む略円筒状をなし、ロータ91に一体回転可能(相対回転不能)かつ回転軸線方向に移動可能に取り付けられている。ボールナット82の内周面には、ボール軸81のねじ溝83と対応する断面略半円形状のねじ溝85が螺旋状に形成され、ねじ溝83,85間には、多数の剛球(ボール)86が転動自在に設けられている。
<クラッチ動作>
モータ3の非駆動時には、図3Aに示されるように、ダイヤフラムスプリング75が有するばね性(弾性)により、ダイヤフラムスプリング75の外周部がプレッシャプレート74を弾性的に押圧する。この押圧により、クラッチディスク73がプレッシャプレート74により押圧され、クラッチディスク73の摩擦面73Aがフライホイール71に押し付けられる。これにより、クラッチディスク73がフライホイール71に圧接状態で係合され、エンジン2の出力軸8と無段変速機4のインプット軸21とが連結される。
モータ3が発電機として駆動され、モータ3に回生トルクが発生すると、ボールナット82がボール軸81に対して回生トルクの方向に回転する。このボール軸81とボールナット82との相対回転により、ボールナット82は、軸線方向にレリーズベアリング76側に移動して、図3Bに示されるように、レリーズベアリング76を押圧する。これにより、ダイヤフラムスプリング75の内周部がレリーズベアリング76から押圧力を受けて、ダイヤフラムスプリング75が弾性変形し、ダイヤフラムスプリング75の外周部によるプレッシャプレート74の押圧が解除される。その結果、クラッチディスク73の摩擦面73Aがフライホイール71から離れ(解放され)、エンジン2の出力軸8が無段変速機4のインプット軸21から切り離される。回生トルクの大きさとレリーズベアリング76がダイヤフラムスプリング75から受ける反力の大きさとが釣り合うと、レリーズベアリング76およびボールナット82が軸線方向に停止し、ボールナット82がボール軸81と一体的に回転する。
その後、モータ3が非駆動状態になると、レリーズベアリング76がダイヤフラムスプリング75から受ける反力によりボールナット82を押圧し、レリーズベアリング76およびボールナット82が軸線方向にストッパ84側に移動する。これに伴い、図3Aに示されるように、ダイヤフラムスプリング75が復元し、ダイヤフラムスプリング75の外周部がプレッシャプレート74を弾性的に押圧することにより、クラッチディスク73がプレッシャプレート74により押圧され、クラッチディスク73がフライホイール71に係合される。
また、モータ3が電動機として駆動され、モータ3に力行トルクが発生すると、ボールナット82がボール軸81に対して力行トルクの方向に回転する。このボール軸81とボールナット82との相対回転により、ボールナット82は、軸線方向にストッパ84側に移動する。この方向にボールナット82が移動することにより、レリーズベアリング76がボールナット82により押圧されないので、クラッチディスク73がフライホイール71に係合した状態が維持される。ボールナット82がストッパ84に当接すると、それ以上のボールナット82の軸線方向の移動が阻止され、レリーズベアリング76およびボールナット82が軸線方向に停止し、ボールナット82がボール軸81と一体的に回転する。
<作用効果>
モータ3による力行トルクの発生時には、エンジン2の動力をエンジン2の出力軸8からフライホイール71およびクラッチディスク73を介して無段変速機4のインプット軸21に伝達することができる。一方、モータ3による回生トルクの発生時(回生時)には、エンジン2の出力軸8を無段変速機4のインプット軸21から切り離すことができる。これにより、モータ3による回生時に、エンジン2の引きずりをなくすことができるので、回生電力を増加させることができる。
また、クラッチディスク73とフライホイール71とを係合/解放させるための専用のアクチュエータが不要であり、その専用のアクチュエータを設けた構成と比較して、コストを低減することができる。しかも、ダイヤフラムスプリング75の弾性力により、クラッチディスク73がフライホイール71に押し付けられて係合するので、その係合のための電力消費がない。
ボール軸81およびボールナット82からなるボールねじ機構62は、モータ3のロータ91の内側に配置されるので、小型に構成することができ、それゆえ軽量に構成することができる。
よって、小型かつ低コストな構成により、モータ3による回生時にエンジン2を無段変速機4のインプット軸21から切り離すことができる。
<エンジン始動・車両発進制御>
図4は、車両1の停車状態でのエンジン2の始動および車両1の発進時に実行される制御の流れを示すフローチャートである。
車両1には、燃費の向上および排気ガスの排出量の低減のために、IDS(アイドリングストップ)機能が搭載されている。IDS機能では、たとえば、ブレーキペダルが運転者の足で踏み込まれて、ブレーキが作動し、車速が所定の自動停止速度(たとえば、10km/h)以下に低下すると、エンジンが自動的に停止される。エンジンの自動停止後は、ブレーキペダルから足が離されて、ブレーキが解除されると、エンジンが自動的に再始動される。
車両1が停車し、かつ、エンジン2が停止している状態は、車両1のイグニッションキースイッチがオフされている場合(以下、この場合における車両1の停車を「完全停車」という。)、または、エンジン2がIDS機能により停止された後、車両1が停車した場合(以下、この場合における車両1の停車を「IDS停車」という。)に生じる。この状態では、無段変速機4のリバースクラッチCおよびフォワードブレーキBが共に解放され、インプット軸21とプライマリ軸31との間での動力の伝達が遮断されている。
車両1のイグニッションキースイッチがオフされている場合、イグニッションキースイッチ(スタートスイッチ)がオンにされ、そのキー操作信号がECU7に入力されると、ECU7(CPU)では、エンジン2の始動要求が発生したと判断される。また、エンジン2がIDS機能により停止されている場合、ブレーキペダルから足が離されて、その操作を表す信号がECU7に入力されると、ECU7により、エンジン2の始動要求が発生したと判断される。
なお、IDS機能が別のECU(アイドリングストップECU)の制御により実現される場合、ブレーキペダルから足が離されて、その別のECUからIDS復帰信号が出力され、IDS復帰信号がECU7に入力されると、ECU7により、エンジン2の始動要求が発生したと判断される。
エンジン2の始動要求が発生すると(ステップS11のYES)、ECU7により、モータ3が電動機として制御される。これにより、モータ3に力行トルクが発生する(ステップS12)。このとき、クラッチディスク73がフライホイール71に係合しているので、モータ3のロータ91の回転は、無段変速機4のインプット軸21を介して、エンジン2の出力軸8に伝達される。これにより、出力軸8が回転し、エンジン2がクランキングされる。
そして、エンジン2がクランキングされながら、エンジン2の点火プラグがスパークされることにより、エンジン2が始動する(ステップS13)。
エンジン2の始動後は、ECU7により、モータ3が発電機として制御され、モータ3に回生トルクが発生する(ステップS14)。回生トルクの発生により、クラッチディスク73がフライホイール71から離れ、エンジン2の出力軸8が無段変速機4のインプット軸21から切り離される。
その後、ECU7により、車両1を発進させるか否かが決定される(ステップS15)。車両1が完全停車している状態である場合には、シフトレンジが走行レンジにシフトされ、ブレーキペダルから足が離されると、車両1の発進が決定される(ステップS15のYES)。車両1がIDS停車している場合には、既にブレーキペダルから足が離されているので、モータ3の回生トルクの発生後、直ちにまたは所定時間(たとえば、クラッチディスク73がフライホイール71から離れるのに要する時間)が経過すると、車両1の発進が決定される(ステップS15のYES)。
車両1の発進が決定されると、ECU7により、フォワードブレーキBに供給される油圧が制御されて、フォワードブレーキBが係合される(ステップS16)。リバースクラッチCが解放されたまま、フォワードブレーキBが係合されることにより、無段変速機4のインプット軸21からプライマリ軸31への動力の伝達が可能になる。このとき、エンジン2の出力軸8がインプット軸21から切り離されているので、出力軸8からインプット軸21に動力が伝達されない。
フォワードブレーキBの係合後、ECU7により、モータ3が制御されて、モータ3の回生トルクが所定トルク値まで下げられる。これにより、レリーズベアリング76およびボールナット82がダイヤフラムスプリング75から受ける反力により移動し、ダイヤフラムスプリング75が少し復元して、ダイヤフラムスプリング75の外周部がプレッシャプレート74を比較的弱い力で押圧する。その結果、クラッチディスク73がフライホイール71に対して滑りつつ係合した状態、いわゆる半クラッチ状態となる(ステップS17)。この半クラッチ状態により、エンジン2の出力軸8の動力が無段変速機4のインプット軸21に伝達され、車両1が発進する。
車両1の発進後は、ECU7により、モータ3が制御されて、モータ3の回生トルクが漸減される(ステップS18)。
そして、ECU7により、半クラッチ制御の終了条件が成立したか否かが判断される(ステップS19)。半クラッチ制御の終了条件は、たとえば、車速が所定値を上回り、かつ、エンジン2の出力軸8と無段変速機4のインプット軸21との回転数差が許容範囲内に減少するという条件である。
半クラッチ制御の終了条件が成立すると(ステップS19のYES)、ECU7により、モータ3が制御されて、モータ3の回生トルクが零にされる(ステップS20)。これにより、クラッチディスク73がフライホイール71に完全に係合した状態となる。クラッチディスク73がフライホイール71に半クラッチ状態を経て係合されることにより、係合ショックの発生を抑制することができる。その結果、車両1を滑らかに発進させることができる。
以上により、図4に示される制御が終了し、その後は、無段変速機4の自動変速による車両1の走行が続けられる。
<走行中再始動制御>
図5は、車両1のコースティング(惰性走行)中におけるエンジン2の再始動時に実行される制御の流れを示すフローチャートである。
IDS機能よりエンジン2が停止された状態での車両1のコースティング中は、ECU7により、モータ3が発電機として制御され、駆動輪5からモータ3に伝達される動力が電力に回生される。このとき、クラッチディスク73がフライホイール71から離れ、エンジン2の出力軸8が無段変速機4のインプット軸21から切り離されている。そのため、エンジン2の引きずりがなく、その引きずり損失による回生電力の減少がない。
また、エンジン2が停止された状態での車両1のコースティング中、ECU7により、エンジン2の再始動要求が発生したか否かが繰り返し判断される(ステップS21)。たとえば、ブレーキペダルから足が離されて、その操作を表す信号がECU7に入力されると、エンジン2の始動要求が発生したと判断されてもよい。また、アクセルペダルが所定量以上に踏み込まれて、その操作を表す信号がECU7に入力されると、エンジン2の始動要求が発生したと判断されてもよい。
エンジン2の再始動要求が発生すると(ステップS21のYES)、ECU7により、無段変速機4のフォワードブレーキBに供給される油圧が制御されて、フォワードブレーキBが解放される(ステップS22)。これにより、リバースクラッチCおよびフォワードブレーキBが共に解放され、無段変速機4のインプット軸21とアウトプット軸22との間での動力の伝達が遮断される。
その後、ECU7により、モータ3が電動機として制御される。これにより、モータ3に力行トルクが発生する(ステップS23)。このとき、クラッチディスク73がフライホイール71に係合しているので、モータ3のロータ91の回転は、無段変速機4のインプット軸21を介して、エンジン2の出力軸8に伝達される。これにより、出力軸8が回転し、エンジン2がクランキングされる。
そして、エンジン2がクランキングされながら、エンジン2の点火プラグがスパークされることにより、エンジン2が始動する(ステップS24)。
エンジン2の始動後、無段変速機4のキャリア52の回転数が低下するように、ECU7により、エンジン回転数(エンジン2の出力軸8の回転数)が調整される(ステップS25)。エンジン回転数の調整は、たとえば、スロットル開度の低減またはフューエルカットにより行われる。このとき、エンジン回転数は、モータ3の力行状態が継続される範囲で調整される。
エンジン回転数の調整が続けられながら、ECU7により、車速およびエンジン回転数からキャリア52の回転数が所定の許容範囲内に低下したか否かが判断される(ステップS26)。
そして、キャリア52の回転数が許容範囲内に低下すると(ステップS26のYES)、ECU7により、フォワードブレーキBに供給される油圧が制御されて、フォワードブレーキBが係合される(ステップS27)。リバースクラッチCが解放されたまま、フォワードブレーキBが係合されることにより、無段変速機4のインプット軸21からプライマリ軸31への動力の伝達が可能になる。キャリア52の回転数が許容範囲内に低下した後、フォワードブレーキBが係合されることにより、フォワードブレーキBの係合ショックの発生を抑制することができる。
なお、フォワードブレーキBの係合ショックの発生を一層抑制するために、フォワードブレーキBが係合される際に、モータ3の回生トルクが所定トルク値まで下げられることにより、クラッチディスク73がフライホイール71に対して滑りつつ係合した半クラッチ状態とされてもよい。
以上により、図5に示される制御が終了し、その後は、無段変速機4の自動変速による車両1の走行が続けられる。
このように、車両1では、その走行中に、エンジン2を停止および再始動させることができる。そのため、車両1の緩減速時などに、エンジン2を停止させたコースティングを行うことにより、車両1の走行燃費の向上を図ることができる。
<変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、変速機の一例として、無段変速機4を取り上げたが、変速機は、自動変速機(AT:Automatic Transmission)であってもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 車両
2 エンジン
3 モータ
4 無段変速機
6 動力伝達機構
7 ECU(制御装置)
8 出力軸
21 インプット軸(回転軸)
22 アウトプット軸
52 キャリア(回転要素)
53 サンギヤ(回転要素)
62 ボールねじ機構
71 フライホイール(回転部材)
73 クラッチディスク
75 ダイヤフラムスプリング
76 レリーズベアリング
81 ボール軸
82 ボールナット
91 ロータ
92 ステータ
B フォワードブレーキ(動力切断機構)
2 エンジン
3 モータ
4 無段変速機
6 動力伝達機構
7 ECU(制御装置)
8 出力軸
21 インプット軸(回転軸)
22 アウトプット軸
52 キャリア(回転要素)
53 サンギヤ(回転要素)
62 ボールねじ機構
71 フライホイール(回転部材)
73 クラッチディスク
75 ダイヤフラムスプリング
76 レリーズベアリング
81 ボール軸
82 ボールナット
91 ロータ
92 ステータ
B フォワードブレーキ(動力切断機構)
Claims (3)
- エンジンと、ロータおよび当該ロータの外周に配置されるステータを有するモータとを搭載した車両に用いられ、前記エンジンおよび前記モータの各動力を伝達する動力伝達機構であって、
前記エンジンの出力軸が連結される回転部材と、
前記回転部材と共通の回転軸線を中心に回転可能に設けられた回転軸と、
前記回転軸に一体回転可能に取り付けられたクラッチディスクと、
前記回転軸に前記回転軸線方向に移動可能に取り付けられ、前記クラッチディスクに対して前記エンジンの出力軸側と反対側に設けられたレリーズベアリングと、
前記クラッチディスクとレリーズベアリングとの間に設けられたダイヤフラムスプリングと、
前記回転軸に外嵌固定されたボール軸と、
前記ロータの内側に前記ロータと一体回転可能かつ前記回転軸線方向に移動可能に設けられ、前記ボール軸とボールねじ機構を構成するボールナットとを含み、
前記モータによる回生トルクの非発生時に、前記ダイヤフラムスプリングの弾性力により、前記クラッチディスクが前記回転部材に押し付けられて係合し、
前記モータによる回生トルクの発生時に、前記ボールナットが前記ボール軸に対して前記回生トルクの方向に回転して、前記レリーズベアリング側に移動し、前記レリーズベアリングを介して前記ダイヤフラムスプリングを押圧することにより、前記ダイヤフラムスプリングの弾性力による前記クラッチディスクの押圧が解除されて、前記クラッチディスクが前記回転部材から解放される、動力伝達機構。 - エンジンと、ロータおよび当該ロータの外周に配置されるステータを有するモータと、請求項1に記載の動力伝達機構と、前記動力伝達機構の回転軸と連結されるインプット軸、前記インプット軸に入力される動力が変速されて伝達されるアウトプット軸、および前記インプット軸と前記アウトプット軸との間で動力を伝達する動力伝達状態と動力を遮断する動力遮断状態とに切り替えられる動力切断機構を備える変速機とを搭載した車両に用いられる制御装置であって、
前記エンジン、前記モータおよび前記動力切断機構を制御して、
前記車両および前記エンジンが停止し、前記動力切断機構が前記動力遮断状態であるときに、前記モータに力行トルクを発生させて、当該力行トルクにより前記エンジンをクランキングさせて、前記エンジンを始動させ、
当該始動後、前記モータに回生トルクを発生させて、前記クラッチディスクを前記回転部材から解放させ、その後、
前記動力遮断機構を前記動力遮断状態から前記動力伝達状態に切り替え、前記クラッチディスクが前記回転部材に対して滑りつつ係合するように、前記モータが発生する回生トルクを調整する、制御装置。 - エンジンと、ロータおよび当該ロータの外周に配置されるステータを有するモータと、請求項1に記載の動力伝達機構と、前記動力伝達機構の回転軸と連結されるインプット軸、前記インプット軸に入力される動力が変速されて伝達されるアウトプット軸、および所定の回転要素の回転の許容/阻止により動力を遮断する動力遮断状態と動力を伝達する動力伝達状態とに切り替えられる動力切断機構を備える変速機とを搭載した車両に用いられる制御装置であって、
前記エンジン、前記モータおよび前記動力切断機構を制御して、
前記車両が走行中であって、前記エンジンが停止し、前記動力切断機構が前記動力伝達状態であり、前記モータが回生トルクを発生して、前記クラッチディスクが前記回転部材から解放されているときに、前記動力切断機構を前記動力伝達状態から前記動力遮断状態に切り替え、前記モータに力行トルクを発生させて、当該力行トルクにより前記エンジンをクランキングさせて、前記エンジンを再始動させ、
当該再始動後、前記回転要素の回転数が低下するように、前記エンジンの回転数を調整し、その後、
前記動力遮断機構を前記動力遮断状態から前記動力伝達状態に切り替える、制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014240865A JP2016101831A (ja) | 2014-11-28 | 2014-11-28 | 動力伝達機構および制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014240865A JP2016101831A (ja) | 2014-11-28 | 2014-11-28 | 動力伝達機構および制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016101831A true JP2016101831A (ja) | 2016-06-02 |
Family
ID=56088715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014240865A Pending JP2016101831A (ja) | 2014-11-28 | 2014-11-28 | 動力伝達機構および制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016101831A (ja) |
-
2014
- 2014-11-28 JP JP2014240865A patent/JP2016101831A/ja active Pending
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