JP2016101805A - 表示装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

表示装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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【課題】ウィンドシールドの方向に実像と虚像とを同時に表示する場合であっても、実像と虚像とが重なるのを好適に抑制することが可能な表示装置を提供する。【解決手段】実像表示制御部13は、ウィンドシールド25に設けられた透明ディスプレイ5に表示させる第1画像ImRを生成する。虚像表示制御部11は、ウィンドシールド25に第2画像ImVを構成する光を投射することで、運転者にウィンドシールド25よりも遠方に視認させる虚像として第2画像ImVを表示させる。表示領域計算部12は、アイポイントに基づいて、運転者が虚像を視認する方向に対応する表示可能領域Rを算出する。そして、実像表示制御部13は、表示可能領域Rと第1画像ImRの表示位置とが重なると判断した場合、当該第1画像ImRを表示可能領域Rと重ならない位置に移動させるか、当該第1画像ImRの表示を消去する。【選択図】図4

Description

本発明は、実像と虚像とを同時に表示する技術に関する。
従来から、経路案内に関する情報をフロントガラス(ウィンドシールド)に表示させる技術が知られている。例えば、特許文献1には、フロントガラスに設けられた透明ディスプレイに案内情報を表示する技術が開示されている。また、特許文献2には、案内情報を虚像として表示するヘッドアップディスプレイに対し、フロントガラスへの画像表示光の入射角が変化するように光学ユニットの位置調整が可能な移動機構を設けることで、観察者の視点(即ちアイポイント)の高さが変わった場合であっても虚像を好適に表示させる技術が開示されている。また、特許文献2は、画像表示光の入射位置及び入射角に応じて異なる虚像の歪み補正処理を行う光路補正部材を、光源ユニットとフロントガラスの間に設ける点についても開示している。
特開2005−227208号公報 特開2010−197493号公報
特許文献2等に開示されるヘッドアップディスプレイでは、観察者が虚像を視認するフロントガラス上の位置は、観察者のアイポイントによって変化する。また、特許文献1等に開示される透明ディスプレイでは、フロントガラス面上に結像している画像(即ち実像)が表示されているので、観察者のアイポイントによらず観察者が画像を視認するフロントガラス上の位置は変化しない。よって、遠方に見えるように虚像を観察者に視認させるヘッドアップディスプレイに対し、画像を表示面上で視認させる透明ディスプレイを適用し、実像と虚像とを同時にフロントガラスの方向に表示させる場合、観察者のアイポイントの高さによっては、透明ディスプレイが表示する実像と、ヘッドアップディスプレイが表示する虚像とが重なってしまう場合がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ウィンドシールドの方向に実像と虚像とを同時に表示する場合であっても、実像と虚像とが重なるのを好適に抑制することが可能な表示装置を提供することを主な目的とする。
請求項に記載の発明は、表示装置であって、移動体のウィンドシールドに設けられた表示面であって、当該移動体の前方風景を透過する表示面に、前記移動体の搭乗者に実像として視認させる画像を表示する第1表示手段に、第1画像を表示させる第1表示制御手段と、前記ウィンドシールドに画像を構成する光を投射することで、前記移動体の搭乗者に前記ウィンドシールドよりも遠方に虚像として視認させる画像を表示させる第2表示手段に、前記虚像として視認させる第2画像を表示させる第2表示制御手段と、前記搭乗者が前記虚像を視認する方向に対応する前記表示面上の領域を算出する算出手段と、を備え、前記第1表示制御手段は、前記表示面上の領域に前記第1画像を表示すべき位置が重なる場合は、当該第1画像を前記表示面上の領域と重ならない位置に表示させる、または当該第1画像を消去することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、表示装置が実行する制御方法であって、移動体のウィンドシールドに設けられた表示面であって、当該移動体の前方風景を透過する表示面に、前記移動体の搭乗者に実像として視認させる画像を表示する第1表示手段に、第1画像を表示させる第1表示制御工程と、前記ウィンドシールドに画像を構成する光を投射することで、前記移動体の搭乗者に前記ウィンドシールドよりも遠方に虚像として視認させる画像を表示させる第2表示手段に、前記虚像として視認させる第2画像を表示させる第2表示制御工程と、前記搭乗者が前記虚像を視認する方向に対応する前記表示面上の領域を算出する算出工程と、を有し、前記第1表示制御工程は、前記表示面上の領域に前記第1画像を表示すべき位置が重なる場合は、当該第1画像を前記表示面上の領域と重ならない位置に表示させる、または当該第1画像を消去することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、コンピュータが実行するプログラムであって、移動体のウィンドシールドに設けられた表示面であって、当該移動体の前方風景を透過する表示面に、前記移動体の搭乗者に実像として視認させる画像を表示する第1表示手段に、第1画像を表示させる第1表示制御手段と、前記ウィンドシールドに画像を構成する光を投射することで、前記移動体の搭乗者に前記ウィンドシールドよりも遠方に虚像として視認させる画像を表示させる第2表示手段に、前記虚像として視認させる第2画像を表示させる第2表示制御手段と、前記搭乗者が前記虚像を視認する方向に対応する前記表示面上の領域を算出する算出手段として前記コンピュータを機能させ、前記第1表示制御手段は、前記表示面上の領域に前記第1画像を表示すべき位置が重なる場合は、当該第1画像を前記表示面上の領域と重ならない位置に表示させる、または当該第1画像を消去することを特徴とする。
ヘッドアップディスプレイシステムの構成例を示す。 ヘッドアップディスプレイシステムの制御部のブロック図である。 運転者の背が比較的高い場合のアイポイントと、運転者の背が比較的低い場合のアイポイントとにそれぞれ対応する凹面鏡の位置を示す。 重なり回避処理の手順を示すフローチャートである。 重なり回避処理を実行しない場合の表示例を示す。 重なり回避処理を実行した場合の表示例を示す。 変形例におけるヘッドアップディスプレイシステムの構成例を示す。
本発明の1つの好適な実施形態では、表示装置は、移動体のウィンドシールドに設けられた表示面であって、当該移動体の前方風景を透過する表示面に、前記移動体の搭乗者に実像として視認させる画像を表示する第1表示手段に、第1画像を表示させる第1表示制御手段と、前記ウィンドシールドに画像を構成する光を投射することで、前記移動体の搭乗者に前記ウィンドシールドよりも遠方に虚像として視認させる画像を表示させる第2表示手段に、前記虚像として視認させる第2画像を表示させる第2表示制御手段と、前記搭乗者が前記虚像を視認する方向に対応する前記表示面上の領域を算出する算出手段と、を備え、前記第1表示制御手段は、前記表示面上の領域に前記第1画像を表示すべき位置が重なる場合は、当該第1画像を前記表示面上の領域と重ならない位置に表示させる、または当該第1画像を消去する。
上記表示装置は、第1表示制御手段と、第2表示制御手段と、算出手段とを備える。第1表示制御手段は、第1表示手段に表示させる第1画像を生成する。ここで、第1表示手段は、移動体のウィンドシールドに設けられた表示面であって、当該移動体の前方風景を透過する表示面に第1画像を実像として表示する。第2表示制御手段は、ウィンドシールドに第2画像を構成する光を投射することで、移動体の搭乗者にウィンドシールドよりも遠方に視認させる虚像として第2画像を表示させる。算出手段は、搭乗者が虚像を視認する方向に対応するウィンドシールドの表示面上の領域を算出する。そして、第1表示制御手段は、上記表示面上の領域に第1画像を表示すべき位置が重なる場合は、当該第1画像を前記表示面上の領域と重ならない位置に表示させる、または当該第1画像を消去する。このようにすることで、表示装置は、搭乗者の目の位置に応じてウィンドシールド上での虚像の表示位置が変化する場合であっても、実像として表示する第1画像と、虚像として表示する第2画像とが重なって視認されるのを好適に抑制することができる。
上記表示装置の一態様では、前記第2表示制御手段は、前記第2画像の形状を、前記搭乗者の目の位置に基づいて補正し、前記算出手段は、前記第2表示制御手段により形状を補正された前記第2画像を虚像として視認する前記表示面上の領域を算出する。このように、表示装置は、虚像の歪みの修正等を目的として第2画像の形状を修正した場合であっても、実像として表示する第1画像と、虚像として表示する第2画像とが重なって視認されるのを好適に抑制することができる。
上記表示装置の他の一態様では、前記算出手段は、前記第2表示制御手段が前記虚像を表示可能な範囲に対応する前記表示面上の領域を算出する。この態様により、表示装置は、第1画像と第2画像とが重なって視認されるのを確実に抑制することができる。
上記表示装置の他の一態様では、前記算出手段は、前記第2画像が虚像として視認される前記表示面上の領域を算出する。この態様では、表示装置は、第1画像と第2画像とが実際に重なる場合に限り、第1画像を移動させたり、消去したりする処理を行う。これによっても、表示装置は、第1画像と第2画像とが重なって視認されるのを確実に抑制することができる。
上記表示装置の他の一態様では、前記第1表示手段は、前記ウィンドシールドに向けて前記第1画像を構成する光を投射するプロジェクタと、前記ウィンドシールドに設置され前記プロジェクタからの前記光を車室内に向けて反射する透明スクリーンフィルムとを含み、前記第1表示制御手段は、生成した前記第1画像を前記プロジェクタに供給する。この態様によっても、表示装置は、第1画像を実像として好適に表示することができる。
本発明の他の好適な実施形態では、表示装置が実行する制御方法であって、移動体のウィンドシールドに設けられた表示面であって、当該移動体の前方風景を透過する表示面に、前記移動体の搭乗者に実像として視認させる画像を表示する第1表示手段に、第1画像を表示させる第1表示制御工程と、前記ウィンドシールドに画像を構成する光を投射することで、前記移動体の搭乗者に前記ウィンドシールドよりも遠方に虚像として視認させる画像を表示させる第2表示手段に、前記虚像として視認させる第2画像を表示させる第2表示制御工程と、前記搭乗者が前記虚像を視認する方向に対応する前記表示面上の領域を算出する算出工程と、を有し、前記第1表示制御工程は、前記表示面上の領域に前記第1画像を表示すべき位置が重なる場合は、当該第1画像を前記表示面上の領域と重ならない位置に表示させる、または当該第1画像を消去する。表示装置は、この制御方法を実行することで、実像として表示する第1画像と、虚像として表示する第2画像とが重なって視認されるのを好適に抑制することができる。
本発明のさらに別の実施形態では、コンピュータが実行するプログラムであって、移動体のウィンドシールドに設けられた表示面であって、当該移動体の前方風景を透過する表示面に、前記移動体の搭乗者に実像として視認させる画像を表示する第1表示手段に、第1画像を表示させる第1表示制御手段と、前記ウィンドシールドに画像を構成する光を投射することで、前記移動体の搭乗者に前記ウィンドシールドよりも遠方に虚像として視認させる画像を表示させる第2表示手段に、前記虚像として視認させる第2画像を表示させる第2表示制御手段と、前記搭乗者が前記虚像を視認する方向に対応する前記表示面上の領域を算出する算出手段として前記コンピュータを機能させ、前記第1表示制御手段は、前記表示面上の領域に前記第1画像を表示すべき位置が重なる場合は、当該第1画像を前記表示面上の領域と重ならない位置に表示させる、または当該第1画像を消去する。コンピュータは、このプログラムを実行することで、実像として表示する第1画像と、虚像として表示する第2画像とが重なって視認されるのを好適に抑制することができる。好適には、上記プログラムは、記憶媒体に記憶される。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
[システム構成]
図1は、実施例に係るヘッドアップディスプレイシステム2の構成例である。図1に示すように、本実施例に係るヘッドアップディスプレイシステム2は、実像と虚像とを同時に表示することが可能であって、主に、虚像投射部4と、透明ディスプレイ5と、車室内撮影カメラ6と、凹面鏡8と、図示しない後述の制御部とを備える。そして、ヘッドアップディスプレイシステム2は、ウィンドシールド25と、天井部27と、ボンネット28と、ダッシュボード29とを備える車両に取り付けられる。
虚像投射部4は、ダッシュボード29内に設けられ、虚像として表示するための画像を表示する液晶ディスプレイである。虚像投射部4が表示する画像(「第1画像ImR」とも呼ぶ。)は、例えば、施設情報や経路案内情報、走行速度情報、その他運転を補助する情報である。虚像投射部4は、同じくダッシュボード29内に設けられた凹面鏡8に向けられており、虚像投射部4から射出された光(「虚像表示光」とも呼ぶ。)は、凹面鏡8に入射する。この場合、凹面鏡8で反射した光は、ダッシュボード29に設けられた開口部89を介してウィンドシールド25へ到達し、さらにウィンドシールド25で反射することで運転者の目の位置(「アイポイント」とも呼ぶ。)に到達する。これにより、虚像投射部4は、表示光を運転者のアイポイントへ到達させて、運転者に、矢印70が示す虚像を視認させる。
なお、虚像投射部4は、液晶ディスプレイの他、画像が結像されるスクリーンを備えたプロジェクタ等であってもよい。虚像投射部4は、本発明における「第2表示手段」の一例である。
透明ディスプレイ5は、ウィンドシールド25の室内側に貼り付けられた透明ELディスプレイである。透明ディスプレイ5が表示する画像(「第2画像ImV」とも呼ぶ。)は、透明ディスプレイ5の表示面に描画されるため、ウィンドシールド25上で視認される。ここで、第2画像ImVは実像として表示されるため、第2画像ImVの表示位置は、アイポイントに依存しない。なお、透明ディスプレイ5は、ウィンドシールド25を構成するペアガラス間に挟み込まれる態様であってもよい。透明ディスプレイ5は、本発明における「第1表示手段」の一例である。
車室内撮影カメラ6は、車室内を撮影するカメラであり、運転席に座る運転者の顔が撮影範囲内になるように設置される。車室内撮影カメラ6が撮影した画像(「撮影画像ImC」とも呼ぶ。)は、アイポイントを検出するのに用いられる。車室内撮影カメラ6は、生成した撮影画像ImCを制御部10へ送信する。なお、アイポイントの検出手段として、車室内撮影カメラ6に代えて、又はこれに加えて、距離センサなどの各種センサが設けられてもよい。この場合、設置された各センサは、検出信号を図示しない制御部へ送信する。
凹面鏡8は、虚像投射部4から射出された虚像表示光を、ダッシュボード29に設けられた開口部89に向けて反射し、ウィンドシールド25へ到達させる。この場合、凹面鏡8は、虚像表示光が示す画像を拡大して反射する。また、凹面鏡8は、制御部から送信される制御信号に基づき、凹面鏡8の設置角度を調整自在な角度調整機構を備えている。
なお、以後では、運転者を観察者とする場合について説明するが、他の乗員が観察者であってもよい。この場合であっても、車室内撮影カメラ6は、観察者の顔が撮影範囲内になるように向けられる。
[機能構成]
ヘッドアップディスプレイシステム2は、ヘッドアップディスプレイシステム2を制御する制御部を車室内の任意の位置に有する。図2は、ヘッドアップディスプレイシステム2の制御部10の機能的な構成を表すブロック図である。図2に示すように、制御部10は、虚像投射部4、透明ディスプレイ5、及び車室内撮影カメラ6と電気的に接続し、虚像表示制御部11と、表示領域計算部12と、実像表示制御部13とを有する。なお、虚像表示制御部11と、表示領域計算部12と、実像表示制御部13とは、一体に構成されていてもよく、電気的に接続した状態でそれぞれ離れた場所に設置されていてもよい。制御部10は、本発明におけるプログラムを実行するコンピュータの一例である。
虚像表示制御部11は、虚像投射部4に表示させる第2画像ImVを生成し、生成した第2画像ImVを虚像投射部4へ供給する。このとき、虚像表示制御部11は、車室内撮影カメラ6から供給される撮影画像ImCに基づきアイポイントを検出し、検出したアイポイントにおいて視認される虚像の歪みが少なくなるように、生成する第2画像ImVの形状を補正する。
さらに、虚像表示制御部11は、検出したアイポイントに基づき、凹面鏡8の設置角度を調整するための制御信号を凹面鏡8へ送信する。これにより、虚像表示制御部11は、アイポイントによらずに虚像を略同一位置に表示させる。凹面鏡8の角度調整については、[アイポイントに基づく凹面鏡の角度調整]のセクションで詳しく説明する。虚像表示制御部11は、検出したアイポイントの情報を、実像表示制御部13へ供給する。虚像表示制御部11は、本発明における「第2表示制御手段」の一例である。
表示領域計算部12は、算出したアイポイントに基づいて、虚像が表示される可能性があるウィンドシールド25上の領域(「表示可能領域R」とも呼ぶ。)を算出する。そして、表示領域計算部12は、算出した表示可能領域Rの情報を、実像表示制御部13へ供給する。表示領域計算部12は、本発明における「算出手段」の一例である。
実像表示制御部13は、透明ディスプレイ5に表示させる第1画像ImRを生成し、生成した第1画像ImRに相当する画像信号を透明ディスプレイ5へ供給する。これにより、実像表示制御部13は、透明ディスプレイ5に第1画像ImRを実像として表示させる。このとき、実像表示制御部13は、表示領域計算部12から通知された表示可能領域Rと、第1画像ImRの表示位置とが重なると判断した場合、これらの重なりを回避する処理(「重なり回避処理」とも呼ぶ。)を実行する。具体的には、実像表示制御部13は、重なり回避処理として、表示可能領域Rと重なる第1画像ImRを表示可能領域Rと重ならない位置に移動させるか、当該第1画像ImRの表示を停止(即ち消去)する。実像表示制御部13は、本発明における「第1表示制御手段」の一例である。
[アイポイントに基づく凹面鏡の角度調整]
次に、アイポイントに基づく凹面鏡8の角度調整について説明する。
図3は、運転者の背が比較的高い場合のアイポイント「PH」と、運転者の背が比較的低い場合のアイポイント「PL」とにそれぞれ対応する凹面鏡8の位置を示す。図3は、アイポイントPHの場合の凹面鏡8の位置及び虚像表示光の光軸を実線により示し、アイポイントPLの場合の凹面鏡8の位置及び虚像表示光の光軸を破線により示している。
図3に示すように、虚像表示制御部11は、検出したアイポイントの高さに応じて凹面鏡8の設置角度を変更することで、アイポイントの高さによらずに、矢印70が示す位置に虚像を表示させている。この場合、例えば、虚像表示制御部11は、アイポイントの高さに応じた適切な凹面鏡8の設置角度を示すマップ等を予め記憶しておき、当該マップを参照して検出したアイポイントの高さから凹面鏡8の設置角度を決定する。
また、図3に示すように、ウィンドシールド25上での表示可能領域Rは、凹面鏡8の設置角度に応じて変化する。具体的には、アイポイントPHの場合の表示可能領域R(「表示可能領域RH」とも呼ぶ。)は、アイポイントPLの場合の表示可能領域R(「表示可能領域RL」とも呼ぶ。)よりも、ウィンドシールド25の上方に配置されている。
このように、ウィンドシールド25上での表示可能領域Rは、凹面鏡8の設置角度に応じて変化するため、検出したアイポイントの高さに応じて凹面鏡8の設置角度を変更した場合には、表示可能領域Rが移動する。その結果、アイポイントによっては、表示可能領域Rと、第1画像ImRの表示位置とが重なる場合が生じる。以上を勘案し、制御部10は、後述する重なり回避処理を実行する。
[重なり回避処理]
次に、重なり回避処理について具体的に説明する。
(1)処理フロー
図4は、本実施例における重なり回避処理の手順を示すフローチャートである。制御部10は、図4に示すフローチャートの処理を、繰り返し実行する。
まず、虚像表示制御部11は、車室内撮影カメラ6が撮影した撮影画像ImCに基づき、運転者のアイポイントを検出する(ステップS101)。そして、表示領域計算部12は、虚像表示制御部11が検出したアイポイントに基づき、ウィンドシールド25上の表示可能領域Rを認識する(ステップS102)。具体的には、表示領域計算部12は、検出したアイポイントに基づき調整された凹面鏡8の設置角度に応じた表示可能領域Rを認識する。この場合、例えば、表示領域計算部12は、凹面鏡8の各設置角度に対応する表示可能領域Rを示すマップ等、又はアイポイントの各位置に対応する表示可能領域Rを示すマップ等を予め記憶しておき、当該マップ等を参照して表示可能領域Rを認識する。
次に、実像表示制御部13は、表示させる第1画像ImRの生成後、生成した第1画像ImRの表示位置がステップS102で認識した表示可能領域Rと重なるか否か判定する(ステップS103)。そして、実像表示制御部13は、第1画像ImRの表示位置がステップS102で認識した表示可能領域Rと重なる場合(ステップS103;Yes)、重なる第1画像ImRを、表示可能領域Rに重ならない位置に移動させるか当該第1画像ImRを消去する(ステップS104)。これにより、実像表示制御部13は、虚像と実像とが重なって視認されるのを確実に防ぐことができる。
一方、第1画像ImRの表示位置が表示可能領域Rと重ならない場合(ステップS103;No)、実像表示制御部13は、第1画像ImRの表示位置を変更することなく、第1画像ImRを透明ディスプレイ5に表示させる(ステップS105)。
(2)表示例
次に、図3に示した各アポイントPH、PLに基づく表示例について説明する。
図5は、重なり回避処理を実行しない場合のウィンドシールド25を介した前方風景の表示例を示す。具体的には、図5(A)は、アイポイントPHの運転者が視認するウィンドシールド25を介した前方風景を示し、図5(B)は、アイポイントPLの運転者が視認するウィンドシールド25を介した前方風景を示す。
図5(A)、(B)では、虚像表示制御部11は、虚像として、風景上の道路に対応させたルート画像21を、虚像投射部4に表示させている。また、実像表示制御部13は、実像として、直近の2つの案内地点での進行方向等をそれぞれ示す矢印画像31、32と、目的地までの車両の相対的な位置や出発から経過時間を示した走行情報画像33とを、透明ディスプレイ5に表示させている。
ここで、表示可能領域RLは、図3で説明したように、表示可能領域RHよりもウィンドシールド25の下方に配置されている。従って、図5(B)の例では、表示可能領域RLは、実像である走行情報画像33と重なっている。その結果、虚像であるルート画像21と、実像である走行情報画像33とは、一部が重なり合っている。このように、表示可能領域Rと第1画像ImRの表示位置とが重なる場合、観察者に違和感が生じ、視認性が低下する可能性が高い。
図6(A)は、重なり回避処理を実行した場合のアイポイントPLの運転者が視認するウィンドシールド25を介した前方風景の第1表示例を示す。また、図6(B)は、重なり回避処理を実行した場合のアイポイントPLの運転者が視認するウィンドシールド25を介した前方風景の第2表示例を示す。
図6(A)に示す第1表示例では、実像表示制御部13は、表示可能領域Rと重なる第1画像ImRである走行情報画像33の表示を消去している。これによって、実像表示制御部13は、実像と虚像とが重なって表示が複雑化するのを好適に防ぐことができる。一方、図6(B)に示す第2表示例では、実像表示制御部13は、表示可能領域Rと重なる第1画像ImRである走行情報画像13の表示位置を、表示可能領域Rと重ならないウィンドシールド25の左上に移動させている。この態様によっても、実像表示制御部13は、実像と虚像とが重なって表示が複雑化するのを好適に防ぐことができる。
以上のように、本実施例に係るヘッドアップディスプレイ2の実像表示制御部13は、ウィンドシールド25に設けられ、車両の前方風景を透過する表示面に第1画像ImRを実像として表示する透明ディスプレイ5に表示させる第1画像ImRを生成する。虚像表示制御部11は、ウィンドシールド25に第2画像ImVを構成する光を投射することで、運転者にウィンドシールド25よりも遠方に視認させる虚像として第2画像ImVを表示させる。表示領域計算部12は、検出したアイポイントに基づいて、運転者が虚像を視認する方向に対応する表示可能領域Rを算出する。そして、実像表示制御部13は、表示可能領域Rと第1画像ImRの表示位置とが重なると判断した場合、表示可能領域Rと重なる第1画像ImRを表示可能領域Rと重ならない位置に移動させるか、当該第1画像ImRの表示を停止(消去)する。これにより、ヘッドアップディスプレイ2は、実像と虚像とを同時に表示する場合であっても、実像と虚像との重なりによる視認性低下や違和感の発生を好適に抑制することができる。
[変形例]
以下、上述の実施例に好適な変形例について説明する。以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の実施例に適用してもよい。
(変形例1)
制御部10は、第2画像ImVが虚像として実際に視認されるウィンドシールド25上の領域(「虚像表示領域」とも呼ぶ。)を算出し、当該虚像表示領域が第1画像ImRと重なる場合に、重なる第1画像ImRの表示位置の移動又は当該第1画像ImRの消去を実行してもよい。
この場合、虚像表示制御部11は、表示領域計算部12に対し、検出したアイポイントの情報に加え、虚像の歪み低減のための補正が適用された後の第2画像ImVの形状に関する情報を送信する。そして、表示領域計算部12は、アイポイントと、虚像の歪み低減のための補正が適用された後の第2画像ImVの形状に関する情報とに基づいて、第2画像ImVが視認されるウィンドシールド25上の領域を、虚像表示領域として算出する。このとき、虚像として表示される第2画像ImVが同時に複数ある場合には、表示領域計算部12は、それぞれの第2画像ImVに対応する領域を、虚像表示領域として算出する。そして、実像表示制御部13は、算出された虚像表示領域が第1画像ImRと重なる場合に、重なる第1画像ImRの表示位置の移動又は当該第1画像ImRの消去を実行する。
本変形例によれば、ヘッドアップディスプレイシステム2は、第1画像ImRと第2画像ImVが実際に重なる場合のみに限定して、重なる第1画像ImRの表示位置の移動又は当該第1画像ImRの消去を実行することができる。
なお、変形例1の場合、凹面鏡8が角度調整機構を有する代わりに、任意のアイポイントに対応した位置に第2画像ImVを表示させることができるように、表示可能領域Rが十分広く設定されていてもよい。この場合、虚像表示制御部11は、凹面鏡8の設置角度を変更する代わりに、検出したアイポイントに応じて、表示可能領域R内の第2画像ImVの表示位置を変更する。そして、実像表示制御部13は、表示領域計算部12が算出した虚像表示領域が第1画像ImRと重なる場合に、重なる第1画像ImRの表示位置の移動又は当該第1画像ImRの消去を実行する。
(変形例2)
透明ディスプレイ5は、透明ELディスプレイに限定されない。
図7は、変形例に係るヘッドアップディスプレイシステム2の概略構成を示す。図7の例では、ヘッドアップディスプレイシステム2は、ウィンドシールド25に貼り付けられた透明スクリーンフィルム5Aと、ダッシュボード29内に設けられたプロジェクタ5Bとを有する。そして、プロジェクタ5Bは、実像表示制御部13の制御に基づき、第1画像ImRをウィンドシールド25に向けて投影し、透明スクリーンフィルム5Aは、プロジェクタ5Bからの光を車室内に向けて反射する。この場合、投射された第1画像ImRは、ウィンドシールド25上に結像し、実像として運転者に視認される。
(変形例3)
虚像表示制御部11は、虚像の歪み補正のために第2画像ImVを変形するのに代えて、制御信号を凹面鏡8に送信し、虚像の歪みが少なくなるように凹面鏡8の設置角度を調整することで虚像の歪みを補正してもよい。
2 ヘッドアップディスプレイシステム
4 虚像投射部
6 車室内撮影カメラ
8 凹面鏡
10 制御部
11 虚像表示制御部
12 表示領域計算部
13 実像表示制御部
25 ウィンドシールド
28 ボンネット
29 ダッシュボード

Claims (8)

  1. 移動体のウィンドシールドに設けられた表示面であって、当該移動体の前方風景を透過する表示面に、前記移動体の搭乗者に実像として視認させる画像を表示する第1表示手段に、第1画像を表示させる第1表示制御手段と、
    前記ウィンドシールドに画像を構成する光を投射することで、前記移動体の搭乗者に前記ウィンドシールドよりも遠方に虚像として視認させる画像を表示させる第2表示手段に、前記虚像として視認させる第2画像を表示させる第2表示制御手段と、
    前記搭乗者が前記虚像を視認する方向に対応する前記表示面上の領域を算出する算出手段と、
    を備え、
    前記第1表示制御手段は、前記表示面上の領域に前記第1画像を表示すべき位置が重なる場合は、当該第1画像を前記表示面上の領域と重ならない位置に表示させる、または当該第1画像を消去することを特徴とする表示装置。
  2. 前記第2表示制御手段は、前記第2画像の形状を、前記搭乗者の目の位置に基づいて補正し、
    前記算出手段は、前記第2表示制御手段により形状を補正された前記第2画像を虚像として視認する方向に対応する前記表示面上の領域を算出することを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記算出手段は、前記第2表示制御手段が前記虚像を表示可能な範囲に対応する前記表示面上の領域を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記算出手段は、前記第2画像が虚像として視認される前記表示面上の領域を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  5. 前記第1表示手段は、前記ウィンドシールドに向けて前記第1画像を構成する光を投射するプロジェクタと、前記ウィンドシールドに設置され前記プロジェクタからの前記光を車室内に向けて反射する透明スクリーンフィルムとを含み、
    前記第1表示制御手段は、生成した前記第1画像を前記プロジェクタに供給することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 表示装置が実行する制御方法であって、
    移動体のウィンドシールドに設けられた表示面であって、当該移動体の前方風景を透過する表示面に、前記移動体の搭乗者に実像として視認させる画像を表示する第1表示手段に、第1画像を表示させる第1表示制御工程と、
    前記ウィンドシールドに画像を構成する光を投射することで、前記移動体の搭乗者に前記ウィンドシールドよりも遠方に虚像として視認させる画像を表示させる第2表示手段に、前記虚像として視認させる第2画像を表示させる第2表示制御工程と、
    前記搭乗者が前記虚像を視認する方向に対応する前記表示面上の領域を算出する算出工程と、
    を有し、
    前記第1表示制御工程は、前記表示面上の領域に前記第1画像を表示すべき位置が重なる場合は、当該第1画像を前記表示面上の領域と重ならない位置に表示させる、または当該第1画像を消去することを特徴とする制御方法。
  7. コンピュータが実行するプログラムであって、
    移動体のウィンドシールドに設けられた表示面であって、当該移動体の前方風景を透過する表示面に、前記移動体の搭乗者に実像として視認させる画像を表示する第1表示手段に、第1画像を表示させる第1表示制御手段と、
    前記ウィンドシールドに画像を構成する光を投射することで、前記移動体の搭乗者に前記ウィンドシールドよりも遠方に虚像として視認させる画像を表示させる第2表示手段に、前記虚像として視認させる第2画像を表示させる第2表示制御手段と、
    前記搭乗者が前記虚像を視認する方向に対応する前記表示面上の領域を算出する算出手段
    として前記コンピュータを機能させ、
    前記第1表示制御手段は、前記表示面上の領域に前記第1画像を表示すべき位置が重なる場合は、当該第1画像を前記表示面上の領域と重ならない位置に表示させる、または当該第1画像を消去することを特徴とするプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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