JP6845988B2 - ヘッドアップディスプレイ - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載され、車両前方の実景に虚像を重畳して表示するヘッドアップディスプレイに関する。
従来、車両に搭載され、画像を表示する表示部と、表示部が表示した画像を被投影部材に投影することで所望の位置に虚像を結像させる投影部と、を備えるヘッドアップディスプレイが知られている。
しかしながら、車両に搭載する積荷の重さによっては、車両前方が鉛直方向上側に上がってしまい、ヘッドアップディスプレイが虚像を表示する位置が、通常の表示位置からずれてしまうことが考えられる。
特許文献1に開示されているヘッドアップディスプレイは、車両の姿勢情報を取得する車両姿勢情報取得手段を備え、投影部を回転させることで、車両の姿勢によって変化してしまった虚像の表示位置を、通常の表示位置(目標の配置)に移動させるものである。
特開2016−175618号公報
しかしながら、虚像の表示位置を移動させるため投影部を回転させると、虚像の像面(結像面)の角度が変化してしまい、視認者が違和感を覚えるおそれがあった。
本発明は、虚像の表示位置を移動させる際に視認者に違和感を与えにくいヘッドアップディスプレイを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点におけるヘッドアップディスプレイは、
車両1に搭載され、被投影部材2に画像を投影することで、前記画像に基づく虚像200Vを前記車両1の前方に位置する所定の結像面200に結像するヘッドアップディスプレイ100であって、
前記画像を表示する表示面11を有する画像表示部10と、
前記画像を前記被投影部材2に向けて投影する投影部20と、
前記表示面を回転させる第1のアクチュエータ30と、
前記投影部を回転させる第2のアクチュエータ40と、
前記第1のアクチュエータ30と前記第2のアクチュエータ40とを制御するアクチュエータ制御部53と、を備え、
前記アクチュエータ制御部53は、前記第1のアクチュエータ30を制御して、目標の配置200rと平行になるように前記結像面200の角度210を調整する角度調整処理S3を実行した後、
前記第1のアクチュエータ30と前記第2のアクチュエータ40とを同時に制御して、前記結像面200の前記角度210を維持させたまま、前記目標の配置200rと同一面となるように前記結像面200を移動させる位置調整処理S4を実行する。斯かる構成によって、結像面200上に表示される虚像200Vは、移動している最中も、示す向きが一定になるため、運転者に違和感を与えることなく、虚像200Vを移動させることができる。
また、本発明の第2の観点におけるヘッドアップディスプレイにおいて、前記画像表示部10は、前記角度調整処理S3を実行する際の前記虚像200Vの視認性を、前記位置調整処理S4を実行する際の前記虚像200Vの視認性より低くしてもよい。斯かる構成によって、角度210が変化している最中の示す向きが徐々に変化してしまい視認者に違和感を与えるおそれのある虚像を、視認者に認識されにくくすることができる。
また、本発明の第3の観点におけるヘッドアップディスプレイにおいて、前記アクチュエータ制御部53は、前記位置調整処理S4において、視認者に視認される前記結像面200の移動速度が一定となるように、前記第2のアクチュエータ40を制御してもよい。斯かる構成によって、視認者にとって違和感のないスムーズな結像面200の平行移動を視認させることができる。
また、本発明の第4の観点におけるヘッドアップディスプレイにおいて、前記アクチュエータ制御部53は、前記位置調整処理S4の第1のタイミングt12〜t13で視認者に視認される前記結像面の移動速度を、前記位置調整処理の前記第1のタイミングより遅い第2のタイミングt13〜t14で視認者に視認される前記結像面200の移動速度より速くするように、前記第2のアクチュエータ40を制御してもよい。斯かる構成により、虚像200Vの移動速度が変化する(遅くなる)ことをもって、虚像200Vが表示される結像面200の位置調整の完了が近いことを視認者に認識させることができる。
また、本発明の第5の観点におけるヘッドアップディスプレイにおいて、前記車両1の姿勢に関する車両姿勢情報5Gを取得する姿勢情報取得手段51をさらに備え、
前記アクチュエータ制御部53は、前記姿勢情報取得手段51が取得した前記車両姿勢情報5Gに基づき、前記車両1の姿勢が変化する前の前記結像面200の配置200rを前記目標の配置に設定してもよい。斯かる構成により、車両1の姿勢が変化した場合であっても、車両1の姿勢が変化する前の基準となる配置200rに結像面200の配置を調整することができる。
以下に説明する実施形態は、本発明を容易に理解するために用いられ、当業者は、本発明が以下に説明される実施形態によって不当に限定されないことを留意すべきである。
図1は、本発明のヘッドアップディスプレイ(以下、HUDと記載)の実施形態の構成を示す図である。
本実施形態のHUD100は、車両1のフロントウインドシールド(非被投影部材の一例)2に画像光Kを投影することで、視認者から見てフロントウインドシールド2を介した位置に仮想的に生成される結像面200上に、虚像200Vを結像する。視認者は、運転席の所定の範囲であるアイボックス3内に視点をおくことで虚像200Vを視認することができる。HUD100が生成する結像面200は、例えば、一端が遠方側で他端が近傍側になるように、所定の角度210rだけ路面4に対して傾いている。この角度210rは、例えば、+20度(図1のCW方向)〜−20度(図1のCCW方向)であり、結像面200は、アイボックス3から前方方向(車両1の進行方向)に10[m]離れた位置から100[m]離れた位置に亘って生成される。
HUD100は、例えば、虚像200Vの元となる図示しない画像を表示面11上に表示する画像表示部10と、画像表示部10が表示する画像を、フロントウインドシールド2に向けて投影する投影部20と、画像表示部10の表示面11を回動させる第1のアクチュエータ30と、投影部20を回動させる第2のアクチュエータ40と、制御部50と、から構成される。HUD100(制御部50)は、車両1に搭載される車載LAN(Local Area Network)などからなるバス5に接続され、このバス5から後述する車両1の車両姿勢情報5Gなどを取得することができる。
画像表示部10は、画像を表示面11に表示するものであり、例えば、液晶表示素子などの透過型表示パネルや、有機EL素子などの自発光表示パネルや、DMDやLCoS(登録商標)などの反射型表示パネルや、レーザー光を走査する走査型表示装置などを適用することができる。なお、第1のアクチュエータ30が回動させる画像表示部10の表示面11は、画像表示部10が透過型表示パネルまたは自発光表示パネルであれば、液晶表示素子や有機EL素子が表示面11に該当し、画像表示部10が反射型表示パネルや走査型表示装置であれば、画像が表示されるスクリーンが表示面11に該当する。また、投影部20には、平面鏡、曲面鏡、自由曲面鏡などの反射光学系や、曲面レンズ、自由曲面レンズなどの透過型,屈折型の光学系や、ハーフミラーなどの半透過型光学系などを適用可能である。投影部20は、典型的には、画像表示部10が表示する画像を拡大した虚像200Vにする拡大機能、フロントウインドシールド2の歪みを補正し、歪みのない虚像200Vを視認させる歪み補正機能、虚像200Vを視認者から所定の距離だけ離れた位置で結像させる機能を有する。
図2は、図1のHUD100のシステム構成を示す。制御部50は、プログラムにより作動する単数または複数のマイクロコンピュータ、FPGA、ASICなどで構成れている。制御部50は、バス5に接続され、後述する車両情報5Fや車両姿勢情報5Gなどを取得する入力部51と、入力部51から入力した情報に基づき画像データを生成して画像表示部10を制御する表示制御部52と、結像面200を回転および移動させる第1のアクチュエータ30および第2のアクチュエータ40を制御するアクチュエータ制御部53と、から構成される。制御部50は、第2のアクチュエータ40を制御して投影部20を回動させつつ、第1のアクチュエータ30を制御して画像表示部10を回動させることで、虚像200Vが結像される結像面200を、路面(実景)4に対する角度を一定に保ちつつ移動させることができる。この動作を実行するための結像面補正処理については、後述する。なお、入力部51は、バス5を介して車両姿勢検出部6から車両1のピッチング角を含む車両姿勢情報5Gを取得することができ、本発明の請求項に記載の車両姿勢情報取得手段としての機能も有する。また、制御部50の一部または全部の機能は、HUD100の外側の車両1側に設けられてもよい。以上が、本実施形態のHUD100の構成である。
車両姿勢検出部6は、車両1に搭載され、車両1の姿勢を検出するものであり、例えば、三軸加速度センサ(図示しない)と、前記三軸加速度センサが検出した三軸加速度を解析することで、水平面を基準とした車両1のピッチング角(車両姿勢)を推定し、車両1のピッチング角に関する情報を含む車両姿勢情報5GをHUD100(制御部50)に出力する。なお、車両姿勢検出部6は、前述した三軸加速度センサ以外に、車両1のサスペンション近傍に配置されるハイトセンサ(図示しない)で構成されてもよい。このとき、車両姿勢検出部6は、前記ハイトセンサが検出する車両1の地面からの高さを解析することで、前述したように車両1のピッチング角を推定し、車両1のピッチング角に関する情報を含む車両姿勢情報5GをHUD100(制御部50)に出力する。なお、車両姿勢検出部6が、車両1のピッチング角を求める方法は、前述した方法に限定されず、公知のセンサや解析方法を用いて車両1のピッチング角を求めてもよい。さらに、車両姿勢検出部6は、車両1のピッチング角以外に、車両1の地面からの高さに関する情報を含む車両姿勢情報5GをHUD100に出力してもよい。また、車両姿勢検出部6は、HUD100に設けられてもよい。
図3は、本実施形態のHUD100が結像面補正処理を実行する際の結像面200の配置の時間推移を示したものであり、車両1の先端が上側に向くピッチアップの状態になった場合の結像面200の配置(後述する第1の配置201)を、車両1のピッチング角が通常状態(車両1の先端が水平を向く状態)である場合の結像面200の配置200rに、移動させる様子を示している。以下では、車両1のピッチング角が通常状態である場合の結像面200の配置200rを、基準配置および目標の配置とも呼ぶ。
図3において、結像面200の基準配置200rは、水平面に対して210r傾いている。車両1が、ピッチング角Puだけピッチアップした場合、結像面200も、車両1のピッチングの回転中心を軸にして角度Puだけ回転した第1の配置201に移動する。すなわち、第1の配置201の結像面200は、基準配置200rの結像面200と非平行になり、基準配置200rを基準とした相対角度Cが車両1のピッチング角と同じ大きさの角度Cu(Cu=Pu)となり、基準配置200rを基準とした相対距離Dが距離Duとなる。後述する結像面補正処理では、アクチュエータ制御部53は、結像面200を、まず、相対角度Cuを有する第1の配置201から相対角度をゼロにした第2の配置202とした後、相対距離Duがゼロとなるように第2の配置202から基準配置200rまで平行移動させる。なお、結像面200の配置は、必ずしも基準配置200rに一致させる必要はなく、同一面上に移動させてもよい。
図4は、本実施形態のHUD100が実行する結像面補正処理を示すフローチャートである。また、図5は、第1のアクチュエータ30が回動させる表示面11の角度(図5(a))、第2のアクチュエータ40が回動させる投影部20の角度(図5(b))、結像面200の基準配置200rを基準とした結像面200の相対角度C(図5(c))、および結像面200の基準配置200rを基準とした結像面200の相対距離D(図5(d))のタイミングチャートである。
図4に示す結像面補正処理は、例えば、車両1が起動されたとき、又は、車両1の電子機器に電力が供給されたとき、又は、車両1の起動または車両1の電子機器の電力供給から所定時間経過したときに開始される。
まず、ステップS1では、入力部51は、車両1のピッチング角を示す車両姿勢情報5Gを車両姿勢検出部6から取得する。
ステップS2では、アクチュエータ制御部53は、ステップS1で取得した車両姿勢情報5Gに基づき、第1のアクチュエータ30により表示面11を回動させる第1の駆動データA1と、第2のアクチュエータ40により投影部20を回動させる第2の駆動データA2を決定する。
ステップS3では、アクチュエータ制御部53は、ステップS2で決定した第1の駆動データA1に基づき第1のアクチュエータ30を駆動することで、表示面11を回動させ、結像面200を、相対角度Cuを有する第1の配置201から相対角度がゼロである第2の配置202にする(図5(a),図5(c)の時間t1〜t2参照)。すなわち、アクチュエータ制御部53は、表示面11を回動させることで、結像面200を基準配置200rに平行にする。
ステップS4では、アクチュエータ制御部53は、ステップS2で決定した第2の駆動データA2に基づき第2のアクチュエータ40を駆動することで、投影部20を回動させ、結像面200を、相対距離Duを有する第2の配置202から基準配置200rに移動させる(図5(b),図5(d)の時間t2〜t3参照)。これと同時に、アクチュエータ制御部53は、第1の駆動データA1に基づき第1のアクチュエータ30を駆動して、表示面11を回動させることで、結像面200の角度を、ステップS3で調整した角度(基準配置200rと平行となる角度)に維持したまま(図5(a),図5(c)の時間t2〜t3参照)、第2の配置202から基準配置200rに移動させることができる。すなわち、アクチュエータ制御部53は、表示面11と投影部20とを同時に回動させることで、結像面200を基準配置200rまで平行移動させる。なお、アクチュエータ制御部53は、投影部20の角度を概ね時間に対して線形的に変化させる(表示面11の角度を時間に対して非線形的に変形させる)ことで、視認者に視認される結像面200の移動速度は、図5(d)の時間t2〜t3のように一定とすることができ、視認者にとって違和感のないスムーズな結像面200の平行移動を視認させることができる。なお、このステップS4で、結像面200は、移動する際、厳密に角度を保持する必要はなく、±3[degree]程度変化してもよい。
以上に説明したように、第1の実施形態の制御部50(アクチュエータ制御部53)は、まず、結像面200を、車両1のピッチング角が通常状態(車両1の先端が水平を向く状態)である場合の結像面200の配置である基準配置200rと平行となるように角度調整した後、この角度を維持しながら基準配置200rまで平行移動させる。これにより、結像面200上に表示される虚像200Vは、移動している最中も、示す向きが一定になるため、運転者に違和感を与えることなく、虚像200Vを移動させることができる。
(第2の実施形態)
図6は、第1のアクチュエータ30が回動させる表示面11の角度(図6(a))、第2のアクチュエータ40が回動させる投影部20の角度(図6(b))、結像面200の基準配置200rを基準とした結像面200の相対角度(図6(c))、および結像面200の基準配置200rを基準とした結像面200の相対距離(図6(d))のタイミングチャートである。図6に示すように、アクチュエータ制御部53は、結像面200を平行移動させている際(時間t12〜t14)、途中の時間t13から、投影部20の角度を変化させる速度を遅くすることで、結像面200の移動速度を遅くすることができる。ヘッドアップディスプレイ100は、典型的には、第1の実施形態または第2の実施形態を実行することができるが、条件に応じて、第1の実施形態および第2の実施形態を切り替えて実行してもよい。
(第3の実施形態)
図7は、本発明の第三の実施形態に係るHUD100のシステムの構成を示す図である。図7に示すように、アクチュエータ制御部53は、車両ECU7から、結像面200の目標の配置200rまたは目標の配置200rを基準とした現在の結像面200の相対角度Cおよび相対距離Dを含む目標配置情報5Eを、入力部(目標配置情報取得手段)51から取得し、これに基づき、前記結像面補正処理を実行してもよい。また、アクチュエータ制御部53は、車両ECU7から、前記結像面補正処理を実行する契機となる車両情報5Fを、入力部(車両情報取得手段)51から取得し、制御部50内の図示しない記憶部に予め記憶された結像面200の複数の目標の配置200rの中から、入力した車両情報5Fに応じた目標の配置200rを読み出し、前記結像面補正処理を実行してもよい。
本発明は、上述の例示的な実施形態に限定されず、また、当業者は、上述の例示的な実施形態を特許請求の範囲に含まれる範囲まで、容易に変更することができる。
本発明の第1の実施形態に係るヘッドアップディスプレイの構成を示す図である。 上記実施形態に係るヘッドアップディスプレイのシステムの構成を示す図である。 上記実施形態に係るヘッドアップディスプレイが結像面補正処理を実行した際の結像面の配置の推移を示した図であり、車両がピッチアップの状態になった場合の結像面の配置を、車両のピッチング角が通常状態である場合の結像面の配置に移動させる様子を示している。 上記実施形態のヘッドアップディスプレイが実行する結像面補正処理の処理手順を示すフローチャートである。 上記実施形態のヘッドアップディスプレイにおける、第1のアクチュエータが回動させる表示面の角度(図5(a))、第2のアクチュエータが回動させる投影部の角度(図5(b))、基準配置を基準とした結像面の相対角度(図5(c))、および基準配置を基準とした結像面の相対距離(図5(d))のタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るヘッドアップディスプレイにおける、第1のアクチュエータが回動させる表示面の角度(図5(a))、第2のアクチュエータが回動させる投影部の角度(図5(b))、基準配置を基準とした結像面の相対角度(図5(c))、および基準配置を基準とした結像面の相対距離(図5(d))のタイミングチャートである。 本発明の第三の実施形態に係るヘッドアップディスプレイのシステムの構成を示す図である。
1…車両、2…フロントウインドシールド(被投影部材) 、3…アイボックス、4…路面(実景)、5…バス、6…車両姿勢検出部、7…車両ECU、10…画像表示部、11…表示面、20…投影部、30…第1のアクチュエータ、40…第2のアクチュエータ、50…制御部、51…入力部(姿勢情報取得手段)、52…表示制御部、53…アクチュエータ制御部、100…ヘッドアップディスプレイ(HUD)、200…結像面、200V…虚像、200r…基準配置(目標の配置)、210…角度、A1…第1の駆動データ、A2…第2の駆動データ、C…相対角度、D…相対距離、K…画像光、P…ピッチング角

Claims (5)

  1. 車両に搭載され、被投影部材に画像を投影することで、前記画像に基づく虚像(200V)を前記車両の前方に位置する所定の結像面(200)に結像するヘッドアップディスプレイであって、
    前記画像を表示する表示面(11)を有する画像表示部(10)と、
    前記画像を前記被投影部材に向けて投影する投影部(20)と、
    前記表示面を回転させる第1のアクチュエータ(30)と、
    前記投影部を回転させる第2のアクチュエータ(40)と、
    前記第1のアクチュエータと前記第2のアクチュエータとを制御するアクチュエータ制御部(53)と、を備え、
    前記アクチュエータ制御部は、前記第1のアクチュエータを制御して、目標の配置(200r)と平行になるように前記結像面の角度を調整する角度調整処理(S3)を実行した後、
    前記第1のアクチュエータと前記第2のアクチュエータとを同時に制御して、前記結像面の前記角度を維持させたまま、前記目標の配置と同一面となるように前記結像面を移動させる位置調整処理(S4)を実行する、
    ヘッドアップディスプレイ。
  2. 前記画像表示部は、前記角度調整処理を実行する際の前記虚像の視認性を、前記位置調整処理を実行する際の前記虚像の視認性より低くする、
    請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ。
  3. 前記アクチュエータ制御部は、前記位置調整処理において、視認者に視認される前記結像面の移動速度が一定となるように、前記第2のアクチュエータを制御する、
    請求項1または2に記載のヘッドアップディスプレイ。
  4. 前記アクチュエータ制御部は、前記位置調整処理の第1のタイミングで視認者に視認される前記結像面の移動速度を、前記位置調整処理の前記第1のタイミングより遅い第2のタイミングで視認者に視認される前記結像面の移動速度より速くするように、前記第2のアクチュエータを制御する、
    請求項1または2に記載のヘッドアップディスプレイ。
  5. 前記車両の姿勢に関する車両姿勢情報(G)を取得する姿勢情報取得手段(51)をさらに備え、
    前記アクチュエータ制御部は、前記姿勢情報取得手段が取得した前記車両姿勢情報に基づき、前記車両の姿勢が変化する前の前記結像面の配置を前記目標の配置設定する、
    請求項1乃至4のいずれかに記載のヘッドアップディスプレイ。
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