JP2016101409A - 食器洗浄機 - Google Patents

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【課題】水位センサの速やかな修理を可能にした食器洗浄機を提供する。【解決手段】制御部11は、給水電磁弁44を開弁制御して洗浄槽20への給水を開始し、水位センサ31により洗浄槽20内に所定水位以上の水が貯められていることが検出された時に、給水電磁弁44弁を閉弁制御して洗浄槽20への給水を停止する給水工程と、給水工程に続いて実行される洗浄工程及びすすぎ工程とを含む食器洗浄運転を実行する。エラー報知部12は、給水工程において電極センサ46により洗浄槽20からの溢水が検出されたときに、水位センサ31の故障を特定した報知を行う。【選択図】 図3

Description

本発明は、エラー報知機能を備えた食器洗浄機に関する。
従来、食器洗浄機において種々のエラー報知を行う構成が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1に記載された食器洗浄機は、洗浄槽内に所定水位以上の水が貯められていることを検出するフロート式の水位センサと、該所定水位よりも高い水位位置に設けられた電極センサとを備えている。そして、洗浄工程において、水位センサがOFFの状態で電極センサがON(電極間が導通)したときに、食器洗浄機用の洗剤ではなく通常の台所用洗剤が誤って使用されたために、洗浄槽内に大量の泡が発生した泡異常状態であると判断して、泡異常の表示を行っている。
また、特許文献2に記載された食器洗浄機は、洗浄槽に給水するための給水配管に設けられた給水電磁弁について、運転停止中に給水電磁弁を閉弁制御しているにも拘わらず、洗浄槽内の水位が満水位よりも低い状態から満水まで上昇したことが水位センサにより検出されたときに、給水電磁弁が故障していると判断して、異常を検出した旨の表示を行っている。
特開2013−111436号公報 特開2007−125165号公報
上記特許文献1に記載された食器洗浄機では、水位センサの故障により洗浄槽内の水位が所定水位に達したことが検出されずに、洗浄槽内に所定水位を超える給水がなされて電極センサがONした場合にも、誤って泡異常の表示がなされる。
また、上記特許文献2に記載された食器洗浄機では、水位センサが故障していると、洗浄槽内の水の水位が上昇したことを検出することができないため、給水電磁弁の故障を検知することができない。
このように、上記特許文献1,2に記載された食器洗浄機においては、水位センサが正常に動作していることを前提としてエラー(泡異常、給水電磁弁の故障)を判断する構成となっているため、水位センサの故障が生じたときには、水位センサを速やかに修理する必要がある。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、水位センサの速やかな修理を可能にした食器洗浄機を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、本発明の食器洗浄機は、
食器が収容される洗浄槽と、
前記洗浄槽に給水する給水管と、
前記給水管に設けられて前記給水管を開閉する給水弁と、
前記洗浄槽内に所定水位以上の水が貯められていることを検出する水位センサと、
前記洗浄槽からの溢水を検出する溢水センサと、
前記給水弁を開弁制御して前記洗浄槽への給水を開始し、前記水位センサにより前記洗浄槽内に前記所定水位以上の水が貯められていることが検出された時に、前記給水弁を閉弁制御して前記洗浄槽への給水を停止する給水工程と、該給水工程に続いて実行されて前記洗浄槽内の洗浄又はすすぎを行う工程とを実行する制御部と
を備えた食器洗浄機であって、
前記給水工程において前記溢水センサにより前記洗浄槽からの溢水が検出されたときに、前記水位センサの故障を特定した報知を行うエラー報知部を備えたことを特徴とする。
かかる本発明において、前記給水工程が実行されたときに前記水位センサと前記給水弁が正常に動作していれば、前記洗浄槽内に前記所定水位以上の水が貯まったことが前記水位センサにより検出された時点で、前記給水弁が閉弁されて前記洗浄槽への給水が停止する。そのため、前記溢水センサにより前記洗浄槽からの溢水が検出されることはない。
それに対して、前記水位センサは正常に動作しているが、前記給水弁の開弁故障(閉弁制御を行っても開弁状態が維持される故障)が生じたときには、前記給水工程において、前記洗浄槽内に前記所定水位以上の水が貯まったことが前記水位センサにより検出された時点で、前記制御部は前記給水弁の閉弁制御を行って前記給水工程を終了する。そして、前記制御部は引き続き次の工程(前記洗浄槽内の洗浄又はすすぎを行う工程)を実行するため、前記給水弁の開弁故障により前記洗浄槽への給水が継続して、前記洗浄槽からの溢水が前記溢水センサにより検出されるのは次の工程に移行した後となる。
また、前記水位センサが故障している場合は、前記給水工程において、前記洗浄槽内に前記所定水位以上の水が貯まったことが前記水位センサにより検出されることがない。そのため、前記制御部による前記給水弁の閉弁制御が実行されず、前記洗浄槽から水が溢れる状況となる。したがって、前記給水工程において、前記洗浄槽からの溢水が前記溢水センサにより検出されたときには、前記水位センサが故障していると判断することができる。
そこで、前記エラー報知部は、前記給水工程において前記溢水センサにより前記洗浄槽からの溢水が検出されたときに、前記水位センサの故障を特定した報知を行う。この報知により、使用者は前記水位センサの故障を認識することができるため、修理依頼をする際に故障要因が前記水位センサであることを伝えることができ、修理担当者は、対象を前記水位センサに絞って速やかに修理を行うことができる。
また、前記洗浄槽からの溢水の原因が前記水位センサであることが特定できるため、他の部品について不必要な修理がなされることを回避することができる。
なお、前記洗浄槽内の洗浄又はすすぎを行う工程には、前記洗浄槽に収容された食器の洗浄又はすすぎを行う工程と、前記洗浄槽自体の洗浄又はすすぎを行う工程とが含まれる。
また、前記制御部は、前記給水工程において前記給水弁の閉弁制御を開始した時から、前記洗浄槽内の洗浄又はすすぎを行う工程において洗浄又はすすぎを開始するまでの間に、所定の待ち時間を設定し、
前記エラー報知部は、前記待ち時間内に前記溢水センサによって前記洗浄槽からの溢水が検出されたときに、前記給水弁の故障を特定した報知を行うことを特徴とする。
この構成において、前記給水工程において前記給水弁の閉弁制御が行われるのは、前記水位センサが正常に作動していて、前記洗浄槽に前記所定水位以上の水が貯められていることが検出されたときである。そのため、前記待ち時間内に前記溢水センサにより前記洗浄槽からの溢水が検出された場合には、前記給水弁の開弁故障が生じているために前記洗浄槽への給水が継続して、前記洗浄槽からの溢水が生じたと判断することができる。
そこで、この場合に、前記エラー報知部は、前記給水弁の故障を特定した報知を行う。この報知により、使用者は前記給水弁の故障を認識することができるため、修理依頼をする際に故障要因が前記水位センサであることを伝えることができ、修理担当者は、対象を前記給水弁に絞って速やかに修理を行うことができる。
本実施形態の食器洗浄機の構成を断面により示した説明図。 図1に示した食器洗浄機の使用態様の説明図。 図1に示した食器洗浄機の制御ブロック図。 図1に示した操作パネルの構成図。 給水工程及び給水工程の次工程のフローチャート。 水漏れエラー表示、水位センサエラー表示、及び給水電磁弁エラー表示の説明図。
本発明の食器洗浄機の実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。
図1を参照して、本実施形態の食器洗浄機1は、システムキッチン等の天板(カウンタートップ)CTの下部に備え付けられた前面引き出し式の食器洗浄機であり、筐体40の開口Mを介して洗浄槽20が水平方向にスライドして出し入れされる。
筐体40内には、洗浄槽20に水を供給するための給水管41、給水管41を開閉して洗浄槽20への水の供給と停止を切り替える給水電磁弁44(本発明の給水弁に相当する)、洗浄槽20内の水を排水するための排水管42、洗浄槽20が筐体40の最奥部付近の洗浄位置に収納された洗浄槽セット状態を検出する位置センサ45、及び洗浄槽20からの溢水等を検出する電極センサ46(本発明の溢水センサに相当する)が備えられている。なお、給水電磁弁44に代えてモータによる電動弁を用いてもよい。
洗浄槽20には、W等の食器を収容した食器かご21がセットされ、食器に向けて水を噴射する洗浄ノズル22、洗浄槽20に貯められた水を加熱するヒータ23、洗浄槽20の温度を検出する温度センサ24、ポンプ26、及び乾燥ファン28が備えられている。
ポンプ26は、正転作動時は洗浄槽20内の水を洗浄ノズル22から噴射して循環させ、逆転作動時には洗浄槽20内の水を残菜フィルタ25及び排水管42を介して排出する。乾燥ファン28は、ヒータ23を作動させた状態で回転作動することにより、温風を洗浄槽20内に送出して食器を乾燥させる。乾燥ファン28により洗浄槽20内に送出された温風は、洗浄槽20の前面上方の通気口eから排気される。
洗浄槽20の貯水部と連通管27により接続された水位検出槽30には、洗浄槽20に所定水位の水が貯められていることを検出するフロート式の水位センサ31が設けられている。
洗浄槽20の前端の上面には、使用者により操作される操作部50が配置されている。操作部50の詳細については後述する。さらに、洗浄槽20には、食器洗浄機1の全体的な作動を制御するコントローラ10が備えられ、洗浄槽20の前面には、洗浄槽20を出し入れする際に使用者により把持される取手部60が設けられている。
次に、図2(a)に示したように、洗浄槽20が筐体40内の洗浄位置に収納された洗浄槽セット状態であるときは、位置センサ45がON(検出状態)になる。それに対して、図2(b)に示したように、洗浄槽20が筐体40から引き出されているときには、位置センサ45がOFF(非検出状態)になる。
また、操作部50は洗浄槽20の前部の天面に設けられているため、図2(a)に示した洗浄槽20が筐体40に収納された状態では、操作部50がシステムキッチンの天板CTによって隠蔽される。そのため、使用者は操作部50の操作及び視認をすることができない。
そこで、食器洗浄機1においては、図2(b)に示した洗浄槽20が筐体40から引き出された状態で、使用者が、操作部50を操作して食器洗浄運転の開始を指示した後に、洗浄槽20を筐体40に押し込むことにより、食器洗浄運転が開始される仕様となっている。
なお、本実施形態においては、洗浄槽20に収容された食器の洗浄と乾燥を行う運転(食器洗浄運転)と、洗浄槽20に収容された食器の乾燥のみを行う運転(食器乾燥運転)と、洗浄槽20及び食器かご21の洗浄を行う運転(槽内洗浄運転)とを、食器洗浄運転と総称する。
次に、図3を参照して、コントローラ10は、図示しないCPU、メモリ、インターフェース回路等により構成された電子回路ユニットであり、メモリに保持された食器洗浄機1の制御用プログラムをCPUで実行することにより、一連の食器洗浄運転の処理を実行する制御部11と、各種のエラーを報知するエラー報知部12として機能する。
コントローラ10には、温度センサ24、水位センサ31、位置センサ45、及び電極センサ46の各検出信号が入力される。また、コントローラ10から駆動回路70を介して出力される制御信号により、ヒータ23、ポンプ26、給水電磁弁44、及び乾燥ファン28の作動が制御される。
さらに、コントローラ10には、操作部50のスイッチ51,53,54の操作信号が入力される。また、コントローラ10から操作部50に出力される制御信号により、コースLED53a〜53e及び予約LED54と、ブザー55の作動が制御される。
操作部50には、図4に示したように、食器洗浄運転の開始と一時停止を指示するためのスタートスイッチ51、食器洗浄運転のコース(運転工程)を選択するためのコース選択部52、予約運転を指示するための予約スイッチ54、及び予約運転が設定されていることを示すための予約LED54aが設けられている。なお、コースLED53a〜53e及び予約LED54は、後述するように、エラー報知部12による報知にも用いられる。
コース選択部52は、食器洗浄運転のコースの切り替えを指示するためのコース選択スイッチ53と、選択中のコースを示すコースLED53a〜53eとを備えている。使用者がコース選択スイッチ53を操作する度に、選択される食器洗浄運転のコースが、「標準コース」→「標準+乾燥2時間コース」→「標準+ソフト排気コース」→「標準+ソフト排気+乾燥2時間コース」→「念入りコース」→「念入り+乾燥2時間コース」→「念入り+ソフト排気コース」→「念入り+ソフト排気+乾燥2時間コース」→「乾燥コース」→「槽内洗浄コース」→「標準コース」→ … と順次切り替えられる。
「槽内洗浄コース」は、洗浄槽20や食器かご21に付着した石灰質成分等を除去するために、食器用洗剤とは異なる槽内洗浄剤(例えばクエン酸を主成分とする洗剤)を用いて、洗浄槽20内を洗浄するコースである。「槽内洗浄コース」以外のコースは、洗浄槽20に収容された食器を洗浄又は乾燥するコースである。
ここで、「標準コース」は、「初期排水工程」→「給水工程」→「洗浄工程」→「排水工程」→「給水工程」→「水すすぎ工程」→「排水工程」→「給水工程」→「加熱すすぎ工程」→「排水工程」→「乾燥工程」を実行する基本的なコースである。「標準+乾燥2時間コース」は、「標準コース」において、乾燥工程の時間を2時間に変更したコースである。
「標準+ソフト排気コース」は、「標準コース」において、乾燥工程で通気口eから排気される温風の温度を40℃に抑えるコースである。「標準+ソフト排気+乾燥2時間コース」は、「標準コース」において、乾燥工程の時間を2時間に変更すると共に乾燥工程で通気口eから排気される温風の温度を40℃に抑えるコースである。
また、「念入りコース」、「念入り+乾燥2時間コース」、「念入り+ソフト排気コース」、及び「念入り+ソフト排気+乾燥2時間コース」は、「標準コース」、「標準+乾燥2時間コース」、「標準+ソフト換気コース」、及び「標準+ソフト換気+乾燥2時間コース」において、それぞれ加熱すすぎ工程におけるすすぎ水の加熱温度を80℃に設定するコースである。「乾燥コース」は、乾燥工程のみを実行するコースである。
「槽内洗浄コース」は、洗浄工程において洗浄水を「標準コース」よりも高温に加温すること以外は、「標準コース」と同様である。
コントローラ10は、選択されているコースに応じて、コースLED53a〜53e(標準LED53a、念入りLED53b、乾燥LED53c、槽内洗浄53d、ソフト排気LED53e)の点灯と消灯を切り替える。
例えば、「標準コース」が選択されているときには、コントローラ10は標準LED53aのみを点灯して他のLED53b〜53eを消灯する。また、「標準+乾燥2時間コース」が選択されているときは、コントローラ10は、標準LED53a及び乾燥LED54cを点灯して、他のLED53b,53d,53eを消灯する。
コントローラ10は、食器洗浄機1の設置時等に電源接続部(図示しない)が商用電源に接続されて、電源スイッチ(図示しない)がON操作されたときに作動を開始する。コントローラ10は、洗浄槽20が筐体40から引き出されて、位置センサ45がOFF(洗浄セット状態が検出されない状態)になったときに、食器洗浄運転の初期選択コースである「標準コース」を選択して標準LED53aを点灯する。
コントローラ10は、洗浄槽20が引き出されて、LED53a〜53e,54aのいずれが点灯しているときに、使用者によりスタートスイッチ51が長押し操作されたときには、全てのLED53a〜53e,54aを消灯する。このように、全てのLED53a〜53e,54aが消灯した状態であるときに、使用者がスイッチ51,53,54のいずれか操作すると、コントローラ10は、操作dに応じてLED53a〜53e,54aのいずれかを点灯する。
次に、図5に示したフローチャートに従って、「標準コース」等による食器洗浄運転において実行される「給水工程」の処理について説明する。
制御部11は、使用者によりスタートスイッチ51が操作された後に、位置センサ45により洗浄槽20が洗浄槽セット位置まで押し込まれたことが検出された時に、食器洗浄運転を開始し、洗浄槽20内の残水を排水する「初期排水工程」を実行した後に「給水工程」を実行する。また、制御部11は、「水すすぎ工程」及び「加熱すすぎ工程」の前にも「給水工程」を実行する。
制御部11は、STEP1で給水電磁弁44を開弁制御し、これにより給水管41を介した洗浄槽20への給水が開始される。制御部11は、続くSTEP2とSTEP10からなるループにより、STEP2で水位センサ31がONするか、又はSTEP10で電極センサ46がONするのを待つ。
ここで、水位センサ31が正常に動作していれば、給水管41からの給水により洗浄槽20内に所定水位以上の水が貯まった時に、水位センサ31がON(検出状態)になる。そしてこの場合はSTEP2からSTEP3に進み、制御部11は、給水電磁弁44を閉弁制御する。給水電磁弁44が閉弁することにより、給水管41から洗浄槽20への給水が停止する。
そして、制御部11は、続くSTEP4で「給水工程」を終了して、次の工程(「洗浄工程」、「水すすぎ工程」、「加熱すすぎ工程」のいずれか)に移行する。
ここで、給水電磁弁44が開弁故障(閉弁制御をしても、給水電磁弁44が開状態に維持される故障)しているときには、STEP3で給水電磁弁44を閉弁制御しても給水電磁弁44が開弁状態に維持される。
そのため、給水管41から洗浄槽20への給水が継続されるが、水位センサ31がONしてから洗浄槽20から水が溢れ始めるまでには、ある程度の時間を要する。したがって、洗浄槽20から溢れた水により電極センサ46がONするのは、「給水工程」ではなく次の工程に移行した後になる。
そこで、制御部11は、続くSTEP5で待ち時間タイマをスタートさせ、STEP6及びSTEP20からなるループにより、待ち時間タイマがタイムアップするまでの間に、電極センサ46がONするか否かを判断する。
そして、電極センサ46がONせずに待ち時間タイマがタイムアップしたとき(この場合は給水電磁弁44が閉弁されていると判断できる)は、STEP6からSTEP7に進み、制御部11は洗浄又はすすぎ運転を開始する。
一方、待ち時間タイマがタイムアップする前に電極センサ46がONしたとき(この場合は給水電磁弁の開弁故障が生じて、洗浄槽20への給水が継続していると判断できる)は、STEP20からSTEP21に進む。
STEP21はエラー報知部12による処理である。エラー報知部12は、図6(c)に示したように、標準LED53eと乾燥LED53cを点滅させる「給水電磁弁エラー表示」(本発明の給水弁の故障を特定した報知に相当する)を行う。
また、制御部11は、次のSTEP22でポンプ26を排水運転することで、洗浄槽20からの溢水を停止する処理を行う。
次に、水位センサ31の故障が生じたときには、STEP2で水位センサ31がONすることがないために、給水管41から洗浄槽20への給水が継続して、洗浄槽20から水が溢れ出す。そして、STEP10で、電極センサ46がONした時にSTEP11に進む。
STEP11はエラー報知部12による処理である。エラー報知部12は、図6(b)に示したように、槽内洗浄LED53dと予約LED54aを点滅させる「水位センサエラー表示」(本発明の水センサの故障を特定した報知に相当する)を行う。また、続くSTEP12で、制御部11は、給水電磁弁44を閉弁すると共にポンプ26を排水運転することにより、洗浄槽20からの溢水を停止する処理を行う。
ここで、エラー報知部12は、コントローラ10の作動中に、電極センサ46の検出信号を常時監視する。そして、電極センサ46がONしたときに、エラー報知部12は、図6(a)に示したように、槽内洗浄LED53dとソフト排気53eを点滅させる「水漏れエラー表示」を行う。
このように、エラー報知部12は、電極センサ46がONした要因が特定できない場合は、図6(a)に示した「水漏れエラー表示」を行い、「給水工程」で電極センサ46がONしたことから、水位センサ31が故障していると判断できるときには、図6(b)に示した「水位センサエラー表示」を行う。また、給水工程が終了して、待ち時間タイマがタイムアップする前に電極センサ46がONしたことから、給水電磁弁44が故障していると判断できるときには、図6(c)に示した「給水電磁弁エラー表示」を行う。
これにより、使用者は、図6(b)の「水位センサエラー表示」がなされたときは水位センサ31が故障していると認識することができ、図6(c)の「給水電磁弁エラー表示」がなされたときには給水電磁弁44が故障していると認識することができる。
そのため、使用者は、サービスセンター等に連絡して食器洗浄機1の修理を依頼するときに、水位センサ31或は給水電磁弁44が故障していることを伝えることができる。そして、修理依頼を受けたサービス要員等の修理担当者は、水位センサ31或は給水電磁弁44の故障を修理するための準備をして食器洗浄機1の設置場所に赴き、速やかに修理を行うことができる。
なお、本実施形態では、前面引き出し式の食器洗浄機1を示したが、前面扉開閉式(フロントオープン式)の食器洗浄機に対しても、本発明の適用が同様に可能である。
また、本実施形態では、本発明の溢水センサとして、筐体40の底部に設けられた電極センサ46を用いたが、水位検出槽30に設けられて洗浄槽20の満水位を検出する水位センサ等の他の構成によるセンサを、溢水センサとして用いてもよい。
また、本実施形態では、図5のSTEP5,6及びSTEP20,21により、給水電磁弁44の故障を特定したエラー報知を行ったが、このエラー報知を行わない場合にも、本発明の効果を得ることができる。
1…食器洗浄機、10…コントローラ、11…制御部、12…エラー報知部、20…洗浄槽、31…水位センサ、40…筐体、41…給水管、44…給水電磁弁(給水弁)、45…位置センサ、46…電極センサ(溢水センサ)、50…操作部。

Claims (2)

  1. 食器が収容される洗浄槽と、
    前記洗浄槽に給水する給水管と、
    前記給水管に設けられて前記給水管を開閉する給水弁と、
    前記洗浄槽内に所定水位以上の水が貯められていることを検出する水位センサと、
    前記洗浄槽からの溢水を検出する溢水センサと、
    前記給水弁を開弁制御して前記洗浄槽への給水を開始し、前記水位センサにより前記洗浄槽内に前記所定水位以上の水が貯められていることが検出された時に、前記給水弁を閉弁制御して前記洗浄槽への給水を停止する給水工程と、該給水工程に続いて実行されて前記洗浄槽内の洗浄又はすすぎを行う工程とを実行する制御部と
    を備えた食器洗浄機であって、
    前記給水工程において前記溢水センサにより前記洗浄槽からの溢水が検出されたときに、前記水位センサの故障を特定した報知を行うエラー報知部を備えたことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 請求項1に記載の食器洗浄機において、
    前記制御部は、前記給水工程において前記給水弁の閉弁制御を開始した時から、前記洗浄槽内の洗浄又はすすぎを行う工程において洗浄又はすすぎを開始するまでの間に、所定の待ち時間を設定し、
    前記エラー報知部は、前記待ち時間内に前記溢水センサによって前記洗浄槽からの溢水が検出されたときに、前記給水弁の故障を特定した報知を行うことを特徴とする食器洗浄機。
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