JP4619320B2 - 食器洗い機 - Google Patents

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Description

この発明は、食器の洗浄、すすぎ、及び乾燥等を順次行う食器洗い機に関し、特に、長期間使用しない場合に、洗浄槽内の残水を入れ替えて残水の腐敗を未然に防止する食器洗い機に関する。
食器洗い機について、その構成及び動作を説明する。ここでは、引き出し式のものを例にとって説明する。
食器洗い機は、例えば図1(a)に示されているように、前面側の扉24によって引き出すことができる洗浄槽11をその本体10内に備えており、この洗浄槽11の内部には食器カゴ12,12’やヒーター14が設けられている。また、該洗浄槽11には、回転ノズル(噴射ノズル)13と洗浄・排水ポンプ17から成り食器を洗浄する洗浄手段と、給水電磁弁19と給水管20等から成り該洗浄槽11へ水を供給する給水手段と、洗浄・排水ポンプ17と排水管18と排水トラップ26と排水逆止弁27等から成り、該洗浄槽11に溜まっている水を外部へ排出する排水手段と、乾燥ファン22と上記扉24に形成された排気口23等から成り、該洗浄槽11内の食器を乾燥する乾燥手段が取り付けられている。
上記洗浄槽11の底部には、残菜フィルター15を備える水受け部16が形成されており、この水受け部16には洗浄・排水ポンプ17と水位スイッチ21が連通されている。符号25は洗浄槽11内の温度を検知するサーミスターである。
なお、上記洗浄・排水ポンプ17は、1台で洗浄ポンプと排水ポンプの機能を備えるものであるが、それぞれ別体の洗浄ポンプと排水ポンプを設けることもできる。
また、上記扉24の前面には、電源スイッチ28a、スタート/一時停止スイッチ28b、及び表示手段(図示を省略)等を備える操作部28が設けられている。また、この扉24の内部には、洗浄・排水ポンプ17、給水電磁弁19、ヒーター14、及び乾燥ファン22等を動作させて、食器洗い機の運転を制御する制御部30が設けられている。この制御部30には、上記操作部28や水位スイッチ21、サーミスター25等の各種センサーが電気的に接続されている。
このような構成から成る食器洗い機において、最初に、使用者が洗浄槽11内の食器カゴ12,12’に食器を収納する等の準備を行った後、電源スイッチ28aをオンにして、希望する運転コースを選択する。次に、スタート/一時停止スイッチ28bをオンにすることにより運転が開始され、選択した運転コースに従って、洗浄行程、すすぎ行程、及び乾燥行程等の各行程が実行され、食器を洗浄することができる。これらの各行程とそれぞれの行程内での動作に関する制御は、上記制御部30によって全て自動的に実行される。
上記洗浄槽11に形成された水受け部16は、該洗浄槽の最下部に位置しているため、選択した運転コースの全行程が完了し、洗浄槽内に溜まっている水を排水して運転が終了した時にも、該水受け部16内には必ず水(残水)が残ることになる。このような状況で、使用者が食器洗い機を長期間使用しない場合や、乾燥コースのみを使用する場合には、この水受け部16内の残水に雑菌が繁殖して腐敗状態となり易い。残水が腐敗した状態になると、異臭やカビを発生させることになり、キッチンの環境を悪化させるばかりでなく、この状態で次の運転を開始すると、運転の初期(洗浄行程)では給水した水と不衛生な残水が混合され、洗浄水中に雑菌が混ざり非常に不衛生な状態で食器が洗浄されるという問題が発生していた。
このような問題に対処するために、従来においては、特開平9−285433号公報(食器洗い乾燥機)、特開2002−177190号公報(食器洗い乾燥機)、及び特開平4−40932号公報(食器洗い機))に記載された発明が既に提案されている。
上記特開平9−285433号公報(特許文献1)に記載された食器洗い乾燥機は、その運転を開始した時に、前回の運転からの経過時間によって雑菌の発生の恐れがある場合のみ、残水の処理を行うようにしたものである。このような残水の処理について、図5に示したフロー図と、図1(a)に示した食器洗い機を参照しながら具体的に説明する。
操作部の操作ボタンにより食器洗い乾燥機の運転が開始されるが、この操作ボタンの入力に先だって、必要がある場合には残水排出のための設定時間を切り替えることができる。この設定時間としては、例えば夏季、春季及び秋季、冬季等に応じて「10時間」、「22時間」、「42時間」の3種類から選択することが可能である。
先ず、水位センサ〔図1(a)の水位スイッチ21に相当〕からのON信号があるか否かを判断し(ステップS50)、ON信号がない場合、即ち、前回の運転途中に停電等がなく洗浄槽に多量の水が溜まっていない場合は、上記設定時間の切り替え入力があるか否かを判断し(ステップS51)、切り替え入力がある場合のみ制御部のメモリにおいて設定時間の切り替えを行う(ステップS52)。
次に、前回の運転からの経過時間を算出し(ステップS53)、この経過時間が上記設定時間に達しているか否かを判断し(ステップS54)、設定時間に達している場合は給水弁〔給水電磁弁19〕が開かれキャビティ〔洗浄槽11〕内に給水が行われ(ステップS55)、所定の水位になったとき(ステップS56)、給水弁が閉じられる(ステップS57)。次にポンプ〔洗浄・排水ポンプ17〕が作動されることにより20秒間排水が行われた後(ステップS58〜S59)、ポンプは停止される(ステップS60)。
このような動作(ステップS54〜S60)により、雑菌発生の恐れのある残水は給水された水と一体に排出されて、その後、洗浄サイクルに移行する。
また、上記ステップS50において、水位センサからのON信号がある場合は、直ちにステップS58に移行してポンプを作動させる。さらに、上記ステップS54において、設定時間に達していない場合は、残水の排出を行うことなく直ちに洗浄サイクルへ移行する。
そして、上記特開平4−40932号公報(特許文献3)に記載された食器洗い機は、これまでに説明した特許文献1の発明と同様の考え方に基づいて、食器洗い機の運転開始直後、又は運転終了直後において、残水の排出を行うものである。この場合、前回の運転終了からの経過時間を考慮することはない。
上記特開2002−177190号公報(特許文献2)に記載された食器洗い乾燥機は、前回の運転終了からの経過時間(非使用時間)が殺菌加熱の設定時間、又は殺菌乾燥の設定時間以上になったとき、残水の殺菌加熱処理を実行するか、又は洗浄槽内の殺菌乾燥処理を実行することにより、細菌やカビの発生を防止するものである。このような残水の殺菌加熱処理や殺菌乾燥処理について、図6〜図7−2を参照しながら説明する。
図6は食器洗い乾燥機の縦断面図、図7−1は食器洗い乾燥機の制御に関するフローチャート、図7−2は残水の処理動作に関するフローチャートである。
最初に、この食器洗い乾燥機の構成及び動作について図6を参照しながら説明するが、殆どの構成については図1(a)に示された食器洗い機と共通しているので、異なる部分を中心に簡単に説明する。なお、共通する部分にはなるべく図1と同じ符号を付けている。
構成において異なっている点は、水溜凹部〔図1(a)の水受け部16に相当〕16に残水を加熱するための加熱ヒータ34を設けると共に、乾燥ファン22から洗浄槽11内へ送り込む空気を加熱するために、通風路36内に乾燥ヒータ35を設けていることである。なお、符号32はケーシング、33は蓋体、37は排水ホースである。
この図6に示された食器洗い乾燥機は、図1(a)に示された食器洗い機と同様に、選択された運転コースよって洗浄行程、すすぎ行程、及び乾燥行程等の各行程を自動的に実行するものであるが、洗浄行程とすすぎ行程での水の加熱は加熱ヒータ34によって行い、乾燥行程での空気の加熱は乾燥ヒータ35によって行うものである。
次に、図7−1に示したフローチャートにより、食器洗い機全体の制御について説明する。
先ず、電源の入/切スイッチキー〔電源ボタン28a〕の操作により電源がオンされたか否かを判断し(ステップS61)、電源がオンされていない場合はステップS62に進み、殺菌処理を実行してステップS61に戻る。一方、電源がオンされている場合はステップS63に進む。なお、ステップS62の殺菌処理については、後で説明する。
ステップS63では、操作パネル〔操作部28〕のいずれかのスイッチキー〔操作ボタン28a,28b…等〕が操作されるまで待機する。いずれかのスイッチキーが操作されると、操作されたスイッチキーがスタート/一時停止スイッチキー〔スタート/一時停止ボタン28b〕であるか否かを判断し(ステップS64)、スタート/一時停止スイッチキーでない場合はステップS65に進み、操作されたスイッチキーに応じた入力処理を実行した後、ステップS63に戻る。
一方、スタート/一時停止スイッチキーである場合は動作中の非使用時間カウンタ(殺菌加熱処理、及び殺菌乾燥処理の実行時間をカウントする第1及び第2のカウンタ)をストップする(ステップS66)。次に、洗い処理〔洗浄行程〕、すすぎ処理〔すすぎ行程〕、及び乾燥処理〔乾燥行程〕を順次実行して電源をオフした後(ステップS67〜S70)、非使用時間カウンタをリセットして(ステップS71)、さらに非使用時間カウンタをスタートさせて(ステップS72)から、ステップS61に戻る。
続いて、図7−2に示したフローチャートにより、殺菌処理に関する制御について説明する。
先ず、非使用時間カウンタでカウントした時間により、殺菌加熱処理を実行する時間になったか否かを判断する(ステップS80)。殺菌加熱処理を実行する時間になった場合は、加熱ヒータ34をオンにして(ステップS81)、残水温度が80℃になるまで待機する(ステップS82)。殺菌加熱処理を実行する時間になっていない場合はステップS88に進む。
残水温度が80℃になると10分タイマをスタートさせ(ステップS83)、10分が経過すると加熱ヒータ34をオフする(ステップS84〜S85)。次に、殺菌加熱用の非使用時間カウンタをリセットした後(ステップS86)、その非使用時間カウンタを再びスタートさせて(ステップS87)からリターンする。
一方、上記ステップS80において、殺菌加熱処理を実行する時間になっていない場合には、非使用時間カウンタでカウントした時間により、殺菌乾燥処理を実行する時間になったか否かを判断する(ステップS88)。殺菌乾燥処理を実行する時間になっている場合はステップS89へ進み、その時間になっていない場合はリターンする。
ステップS89においては、乾燥ヒータ35及び送風ファン22をオンした後(ステップS89〜S90)、20分タイマをスタートさせる(ステップS91)。20分が経過すると(ステップS92)乾燥ヒータ35及び送風ファン22をオフにする(ステップS93〜S94)。次に、殺菌乾燥用の非使用時間カウンタをリセットした後(ステップS95)、その非使用時間カウンタを再びスタートさせて(ステップS96)からリターンする。
特開平9−285433号公報 特開2002−177190号公報 特開平4−40932号公報
上記特許文献1及び特許文献3に記載されたものでは、次回に食器洗い機が運転されるまでの間は、水受け部の残水はそのまま放置されるため、次回の運転までに長期間が経過すると残水の腐敗は進み、雑菌が繁殖して不衛生となるばかりでなく、異臭やカビを発生することになる。
また、上記特許文献2に記載されたものでは、加熱することにより残水は殺菌されるが、長期間に亘って残留した状態では汚れの発生は避けられず、異臭を発生する恐れがあるばかりでなく、汚れた状態の残水が次回の運転において洗浄水に混入し不衛生になる。そして、水溜凹部〔水受け部〕16と通風路36にそれぞれ加熱ヒータ34と乾燥ヒータ35を設ける必要があるため、部品点数が増加し製造価格が高くなるという問題も生じる。
そこで、本発明の課題は、このような問題点を解決するために、長期間に亘って運転しない場合や、乾燥コースのみを使用する場合でも、残水が腐敗して雑菌が繁殖し不衛生にならないように、また、異臭が発生しないように、さらに、次回の運転において洗浄水に汚れた不衛生な残水が混入しないように、残水を入れ替える時期を工夫することである。
本発明に係る食器洗い機は、運転終了後において残水が腐敗し雑菌が繁殖する前に、残水を入れ替えることを基本とするものである。
(1) 本発明による食器洗い機は、底部に水受け部を有する洗浄槽と、洗浄ポンプの動作により回転ノズルから水を噴射させて食器の洗浄処理やすすぎ処理を行う洗浄手段と、給水弁により上記洗浄槽へ給水する給水手段と、排水ポンプにより上記洗浄槽に溜まった水を排水する排水手段と、上記洗浄手段、給水手段、及び排水手段を制御する制御部とを備えて成り、少なくとも洗浄行程とすすぎ行程を実行する食器洗い機を前提として、
実行すべき各行程が全て終わり、食器洗い機の運転が終了した後の経過時間を計測する計時手段と、
上記計時手段により計測された経過時間が所定の時間に達する毎に、上記給水手段と排水手段を順次動作させて残水の入れ替え動作を行わせる残水入れ替え制御手段とを備え、上記洗浄槽の水受け部に溜まった残水が腐敗して雑菌が繁殖しない内に、この残水を入れ替えることを基本とするものである。
このことによって、食器洗い機の運転を終了した後、次回の運転が長期間に亘って開始されない場合でも、所定の時間間隔で残水の入れ替えを行うことができるので、水受け部の残水が腐敗することなく、雑菌の繁殖がない衛生的な状態を維持することができる。
さらに、次回の運転の初期(洗浄行程)においても、汚れた残水が混じり合って洗浄水が不衛生になることはない。
(2)そして 、上記食器洗い機において、経過時間が所定の時間に達する毎に行われる残水の入れ替え動作について、残水の入れ替えを2回以上行うものである。(請求項1に対応)
このような構成によれば、経過時間が所定時間に達する毎に残水の入れ替えを2回以上行うことにより、水受け部に溜まっている残水を殆ど入れ替えることができ、残水や洗浄槽内をクリーンな状態にすることができる。
(3) また、上記食器洗い機において、残水の入れ替え動作を行う所定の時間間隔が、残水の入れ替え回数に伴って次第に長く設定されるようにするものである。(請求項2に対応)
このような構成によれば、残水が腐敗する時間は残水の汚れ具合によって異なり、この汚れ具合が残水の入れ替え回数により次第に低減されるので、残水の汚れ具合に合わせて残水の入れ替えをすることができ、残水の入れ替え回数を減らすことが可能である。
(4) また、上記食器洗い機において、給水手段が水量センサーを備えて成り、洗浄槽へ所定の水量を給水するようにしてもよい。(請求項3に対応)
このような構成によれば、水圧等の変動による流量の変化に影響を受けることなく、洗浄槽へ供給する給水量を必要最小限にすることができる。
(5) また、上記食器洗い機において、給水手段が流量制御手段を備えて成り、洗浄槽へ所定の流量で給水するようにしてもよい。(請求項4に対応)
このような構成によれば、洗浄槽へ給水する流量を小さく絞ることによって、洗浄槽の壁面を伝ってチョロチョロと給水することができるので、食器カゴ内に食器類が残された状態であっても、この食器類を濡らすことはない。上記所定の流量とは、食器カゴ内に残されている食器類を濡らさない程度に小さく絞られた流量である。
(6)また、上記食器洗い機において、流量制御手段を間歇的にON−OFF制御される給水弁とすることができる。
このような構成によれば、給水弁を間歇的にON−OFF制御することにより、洗浄槽に給水する時の流量を制御することができるので、流量制御弁を使用する必要がなく、構造を簡単にでき安価に製作することができる。
本発明の食器洗い機が生じる効果は、次のとおりである。
(1) 食器洗い機の運転終了後に、残水を所定の時間間隔で入れ替えるので、食器洗い機が長期間運転されない場合や、乾燥コースのみが使用される場合でも、水受け部の残水は腐敗することがなく、雑菌の繁殖や異臭のない衛生的な状態を維持することができる。また、次回の運転の初期(洗浄行程)においても、洗浄水中に雑菌や汚れた残水が混ざり不衛生になることもなく、使用者に不快感を与えることがない。
(2) 残水の入れ替えを行う所定の時間間隔を、残水の入れ替え回数に伴って次第に長く設定することにより、残水の汚れ具合に合わせて残水の入れ替えを行うことができるので、最少の入れ替え回数で水受け部の残水の腐敗を未然に防止することができる。
(3) 給水手段が水量センサーを備えることにより、水圧等の変動による流量の変化に影響を受けず、正確に必要最小限の水量を洗浄槽へ供給することができるので、ランニングコストの負担を低減することが可能である。
(4) 給水手段が流量制御手段を備えることにより、洗浄槽へ給水する時の流量を小さく絞ることができるので、食器カゴ内に食器類が残された状態であっても、この食器類を給水により濡らすことがない。
以下に、本発明の実施例1及び実施例2について説明する。
〔実施例1〕
先ず、実施例1について、図1〜図2−2を参照しながら説明する。図1は食器洗い機とその制御部の説明図であり、図2−1及び図2−2は残水の入れ替え動作を説明するフローチャートである。
図1に示されているような食器洗い機は、選択された運転コース従って洗浄行程、すすぎ行程、及び乾燥行程等の各行程が、制御部30によって自動的に実行されて運転される。この運転が終了した後、上記制御部30に設けられた計時手段30aと残水入れ替え制御手段30bによって、残水の入れ替え処理が以下のとおり実行される。
図2−1に示されているように、食器洗い機において選択された運転コースが終了すると、上記計時手段30aにより時間の計測が開始される(ステップS1)。この運転コースが終了した後、次回の運転が開始されることなく、第1の所定時間、例えば48時間(2日間)が経過した時は(ステップS2〜ステップS3)、給水電磁弁19を開いて洗浄槽11内に給水する(ステップS4)。この給水電磁弁19を開いてから設定時間、例えば10秒が経過した時、該給水電磁弁を閉じる(ステップS5〜ステップS6)。次に、洗浄・排水ポンプ17を動作させて洗浄槽11内に溜まった水を排水する(ステップS7)。排水を開始してから設定時間、例えば10秒が経過した時、この洗浄・排水ポンプ17を停止させる(ステップS8〜ステップS9)。
このようにして1回目の洗浄処理が終了するとステップ4に戻り(ステップS10)、上記ステップS4〜ステップS9の動作を繰り返す。2回目の洗浄処理が終了するとステップ12に進む(ステップS10)。このように、洗浄槽11への給水と該洗浄槽からの排水を2回行うことにより、残水及び洗浄槽内をクリーンな状態にすることができる。このような2回の洗浄処理は、初期において水受け部16に溜まっていた残水を入れ替えるために必要な回数である。1回の洗浄処理では残水の入れ替えが充分でなく、また3回以上の洗浄処理は残水の入れ替えは充分であるが、それに見合う作用・効果はそれ程期待できない。
また、上記食器洗い機において選択された運転コースが終了した後、第1の所定時間(例えば48時間)内に次回の運転(乾燥コースのみの運転は除く)が開始されると(ステップS2)、選択された運転コースに従って通常の運転処理が実行される(ステップS11)。この運転コースが終了すると、ステップS1に戻り計時手段30aがリセットされると同時に、新たに時間の計測が再開される。
上記ステップS12では、図2−2に示されているように、計時手段30aがリセットされると同時に、新たに時間の計測が再開される。
その後(第1の所定時間の経過後)、次回の運転が開始されることなく、第2の所定時間、例えば72時間(3日間)が経過した時は(ステップS13〜ステップS14)、上記第1の所定時間(48時間)が経過した時と同様に、上記ステップS4〜ステップS10の洗浄処理を実行して(ステップS15)、ステップ16に進む。このステップS16では計時手段30aがリセットされると同時に、新たに時間の計測が再開される。
さらに、第2の所定時間(72時間)が経過した後に、次回の運転が開始されることなく、第3の所定時間、例えば96時間(4日間)が経過した時は(ステップS17〜ステップS18)、上記第1の所定時間(48時間)が経過した時と同様に上記ステップS4〜ステップS10の洗浄処理を実行する(ステップS19)。
また、上記第1の所定時間が経過してから72時間内に、又は第2の所定時間が経過してから96時間内に、次回の運転(乾燥コースのみの運転は除く)が開始されると(ステップS13、又はステップS17)、選択された運転コースに従って通常の運転処理が実行される(ステップS20、又はステップS21)。これらの運転コースが終了すると、ステップS1に戻り計時手段30aがリセットされると同時に、新たに時間の計測が再開される。
そして、第3の所定時間(96時間)が経過した後も、次回の運転が開始されない場合は、ステップS16に戻り計時手段をリセットして新たに時間の計測を再開することによって、第3の所定時間(96時間)を経過する毎に残水の入れ替え処理を繰り返し実行することができる(ステップS16〜ステップS19)。
なお、このような場合にステップS16に戻らないで、ステップS1又はステップS12に戻るようにすることも可能である。
上記食器洗い機の運転が終了した後の監視時間(第1〜第3の所定時間)を、例えば48時間(2日間)、72時間(3日間)、そして96時間(4日間)とその間隔を長くする理由は、残水を入れ替えることにより残水が腐敗し難くなること、即ち、菌の繁殖スピードが遅くなることに因るものであり、これらの監視時間は、季節の変化やキッチンの環境等に対応して操作部28から設定できるようにすることも可能である。
また、食器洗い機が上記のような残水の入れ替え処理を行っている時は、操作部28の表示部において掃除ランプ等を点灯することにより、使用者に対して「残水の入れ替え中」であることが判るように表示することもできる。
〔実施例2〕
次に、本発明の実施例2について、図3〜図4−2を照しながら説明する。図3は食器洗い機の要部に関する説明図であり、図4−1及び図4−2は残水の入れ替え動作を説明するフローチャートである。
この実施例2は、基本的な考え方が上記実施例1と同じであり、殆どの構成や動作において共通するものであるが、この実施例1と異なる点は、給水電磁弁として「水量センサー付給水電磁弁19a」を使用することにより、給水量を正確に計ることができるようにすると共に、給水時の流量を調節できるようにしたことである。
そこで、この実施例2については、上記実施例1と異なる部分を中心に説明することとして、共通する部分については詳細な説明を省略する。
本実施例2においては、図3(a)に示されているように、給水管20の上流側に設けられる給水電磁弁が水量センサー付給水電磁弁19aから成り、残水の入れ替え時に洗浄槽11へ給水する水量を正確に計量することができるものである。そこで、給水時の流量の大小に関わりなく、給水量を正確に計ることが可能である。この水量センサー付給水電磁弁19aは、給水電磁弁と水量センサーを1ユニットに構成したものであるが、給水電磁弁と水量センサーをそれぞれ別体として、これらを直列に連結して構成することも可能である。
また、上記給水管20の下流側は、図3(b)に示されているように、通常、洗浄槽11の左側奥の壁部に形成された給水口20aに連通されているので、食器カゴ12内に食器類が残されたままになっている場合には、残水の入れ替え時の給水によって乾燥済みの食器類を再び濡らすことになる。
しかし、本実施例2においては、給水時の流量を小さくした場合でも、洗浄槽11への給水量を水量センサーにより正確に計ることができるので、流量を小さく絞って(チョロチョロ)給水することによって、食器カゴ12内に食器類が残されている場合でも、この食器類を濡らすことなく洗浄槽11への給水を実行することができる。
上記水量センサー付給水電磁弁19aにより流量を小さく調節することは、給水電磁弁を間歇的にON−OFF制御すること、例えば、3秒間ON−1秒間OFFを繰り返すことにより可能である。また、これとは別に、該水量センサー付給水電磁弁19aと直列に流量制御弁を接続することによっても可能である。
本実施例2においては、選択された運転コースが終了した後、上記制御部30に設けられた計時手段30aと残水入れ替え制御手段30bによって、残水の入れ替え処理が以下のとおり実行される。
図4−1に示されているように、食器洗い機において選択された運転コースが終了すると、上記計時手段30aにより時間の計測が開始される(ステップS25)。この運転コースが終了した後、次回の運転が開始されることなく、第1の所定時間、例えば48時間(2日間)が経過した時は(ステップS26〜ステップS27)、水量センサー付給水電磁弁19aを開いて流量の制御をしながら洗浄槽11内に給水すると共に、水量センサーにより給水量の計測を開始する(ステップS28)。この給水量が所定量、例えば1Lになった時、該水量センサー付給水電磁弁を閉じる(ステップS29〜ステップS30)。次に、洗浄・排水ポンプ17を動作させて洗浄槽11内に溜まった水を排水する(ステップS31)。排水を開始してから設定時間、例えば10秒が経過した時、この洗浄・排水ポンプ17を停止させる(ステップS32〜ステップS33)。
このようにして1回目の洗浄処理が終了するとステップ28に戻り(ステップS34)、上記ステップS28〜ステップS33の動作を繰り返す。2回目の洗浄処理が終了するとステップ36に進む(ステップS34)。このように、洗浄槽11への給水と該洗浄槽からの排水を2回行うことにより、残水及び洗浄槽内をクリーンな状態にすることができる。
このように、残水入れ替え時の給水において、必要最低限の水量を計量し、且つ流量の制御をしながら供給することができるので、使用する水の量を低減することができるばかりでなく、食器カゴに残されたままの食器類を濡らすこともない。
また、上記食器洗い機において選択された運転コースが終了した後、第1の所定時間(例えば48時間)内に次回の運転(乾燥コースのみの運転は除く)が開始されると(ステップS26)、選択された運転コースに従って通常の運転処理が実行される(ステップS35)。この運転コースが終了すると、ステップS25に戻り計時手段30aがリセットされると同時に、新たに時間の計測が再開される。
上記ステップS36では、図4−2に示されているように、計時手段30aがリセットされると同時に、新たに時間の計測が再開される。
その後(第1の所定時間の経過後)、次回の運転が開始されることなく、第2の所定時間、例えば72時間(3日間)が経過した時は(ステップS37〜ステップS38)、上記第1の所定時間(48時間)が経過した時と同様に、上記ステップS28〜ステップS34の洗浄処理を実行して(ステップS39)、ステップ40に進む。このステップS40では計時手段30aがリセットされると同時に、新たに時間の計測が再開される。
さらに、第2の所定時間(72時間)が経過した後に、次回の運転が開始されることなく、第3の所定時間、例えば96時間(4日間)が経過した時は(ステップS41〜ステップS42)、上記第1の所定時間(48時間)が経過した時と同様に上記ステップS28〜ステップS34の洗浄処理を実行する(ステップS43)。
また、上記第1の所定時間が経過してから72時間内に、又は第2の所定時間が経過してから96時間内に、次回の運転(乾燥コースのみの運転は除く)が開始されると(ステップS37、又はステップS41)、選択された運転コースに従って通常の運転処理が実行される(ステップS44、又はステップS45)。これらの運転コースが終了すると、ステップS25に戻り計時手段30aがリセットされると同時に、新たに時間の計測が再開される。
そして、第3の所定時間(96時間)が経過した後も、次回の運転が開始されない場合は、ステップS40に戻り計時手段をリセットして新たに時間の計測を再開することによって、第3の所定時間(96時間)を経過する毎に残水の入れ替え処理を繰り返し実行することができる(ステップS40〜ステップS43)。
なお、このような場合にステップS40に戻らないで、ステップS25又はステップS36に戻るようにすることも可能である。
上記実施例1と実施例2においては、第1の所定時間(48時間)が経過してから、第2の所定時間(72時間)の監視に移る時、又は第2の所定時間(72時間)が経過してから、第3の所定時間(96時間)の監視に移るとき、計時手段をリセットすると同時に、新たに時間の計測を再開するステップ(ステップS12、ステップS16、ステップS36、及びステップS40)を設けているが、第1〜第3の所定時間が経過したか否かの判断を、食器洗い機の運転終了からの積算時間数に基づいて行えば、このようなステップを設ける必要はない。
は、本発明の実施例1による食器洗い機を説明する模式図であり、(a)は全体の縦断面図、(b)は制御部のブロック図である。 は、本発明の実施例1による残水の処理動作を説明するフローチャートの前半部分である。 は、本発明の実施例1による残水の処理動作を説明するフローチャートの後半部分である。 は、本発明の実施例2による食器洗い機を説明する模式図であり、(a)は要部の縦断面図、(b)は洗浄槽における給水口の配置を示す図である。 は、本発明の実施例2による残水の処理動作を説明するフローチャートの前半部分である。 は、本発明の実施例2による残水の処理動作を説明するフローチャートの後半部分である。 は、従来の食器洗い機における残水の処理動作を説明するフローチャートである。 は、従来の別の食器洗い機の模式的な縦断面図である。 は、従来の別の食器洗い機の制御について説明するフローチャートである。 は、従来の別の食器洗い機における残水の処理動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
10…食器洗い機本体 11…洗浄槽
12,12’…食器カゴ 13…回転ノズル(洗浄ノズル)
14…ヒーター 15…残菜フィルター
16…水受け部 17…洗浄・排水ポンプ
18…排水管 19…給水電磁弁
19a…水量センサー付給水電磁弁
20…給水管 20a…給水口
28…操作部 28a…電源ボタン
28b…スタート/一時停止ボタン
30…制御部 30a…計時手段
30b…残水入れ替え制御手段

Claims (4)

  1. 底部に水受け部を有する洗浄槽と、洗浄ポンプの動作により回転ノズルから水を噴射させて食器の洗浄処理やすすぎ処理を行う洗浄手段と、給水弁により上記洗浄槽へ給水する給水手段と、排水ポンプにより上記洗浄槽に溜まった水を排水する排水手段と、上記洗浄手段、給水手段、及び排水手段を制御する制御部とを備えて成り、少なくとも洗浄行程とすすぎ行程を実行する食器洗い機において、
    実行すべき各行程が全て終わり、食器洗い機の運転が終了した後の経過時間を計測する計時手段と、
    上記計時手段により計測された経過時間が所定の時間に達する毎に、上記給水手段と排水手段を順次動作させて残水の入れ替え動作を行わせる残水入れ替え制御手段とを備え、
    上記経過時間が所定の時間に達する毎に行われる残水の入れ替え動作について、残水の入れ替えを2回以上行うことを特徴とする食器洗い機。
  2. 底部に水受け部を有する洗浄槽と、洗浄ポンプの動作により回転ノズルから水を噴射させて食器の洗浄処理やすすぎ処理を行う洗浄手段と、給水弁により上記洗浄槽へ給水する給水手段と、排水ポンプにより上記洗浄槽に溜まった水を排水する排水手段と、上記洗浄手段、給水手段、及び排水手段を制御する制御部とを備えて成り、少なくとも洗浄行程とすすぎ行程を実行する食器洗い機において
    実行すべき各行程が全て終わり、食器洗い機の運転が終了した後の経過時間を計測する計時手段と
    上記計時手段により計測された経過時間が所定の時間に達する毎に、上記給水手段と排水手段を順次動作させて残水の入れ替え動作を行わせる残水入れ替え制御手段とを備え
    上記残水の入れ替え動作を行う所定の時間間隔が、残水の入れ替え回数に伴って次第に長く設定されることを特徴とする食器洗い機。
  3. 上記給水手段が水量センサーを備えて成り、上記洗浄槽へ所定の水量を給水することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の食器洗い機。
  4. 上記給水手段が流量制御手段を備えて成り、上記洗浄槽へ所定の流量で給水することを特徴とする請求項3に記載の食器洗い機。
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