JPH09285433A - 食器洗い乾燥機 - Google Patents
食器洗い乾燥機Info
- Publication number
- JPH09285433A JPH09285433A JP9884396A JP9884396A JPH09285433A JP H09285433 A JPH09285433 A JP H09285433A JP 9884396 A JP9884396 A JP 9884396A JP 9884396 A JP9884396 A JP 9884396A JP H09285433 A JPH09285433 A JP H09285433A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- time
- cavity
- set time
- draining
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 食器洗い乾燥機において、運転に際し雑菌の
発生の虞がある場合にのみ残水の排出を行い、これによ
り残水の排出のために水、電気の無駄な使用を回避し、
また、運転時間を短縮する。 【解決手段】 ステップ4で前回運転からの経過時間を
算出する。その経過時間が設定時間に達している場合
は、給水弁が開かれてキャビティ内に給水が行われ、所
定の水位になったところで給水弁は閉じられ、次にポン
プが作動されることで所定時間排水が行われ、これによ
り、残水は一体に排出される(ステップ5〜11)。こ
のようにして、雑菌発生の虞のある残水は排出されて、
次の洗浄サイクルに移行する。一方、上記ステップ5に
おいて、設定時間に達していない場合は、そのまま洗浄
サイクルに移行する。
発生の虞がある場合にのみ残水の排出を行い、これによ
り残水の排出のために水、電気の無駄な使用を回避し、
また、運転時間を短縮する。 【解決手段】 ステップ4で前回運転からの経過時間を
算出する。その経過時間が設定時間に達している場合
は、給水弁が開かれてキャビティ内に給水が行われ、所
定の水位になったところで給水弁は閉じられ、次にポン
プが作動されることで所定時間排水が行われ、これによ
り、残水は一体に排出される(ステップ5〜11)。こ
のようにして、雑菌発生の虞のある残水は排出されて、
次の洗浄サイクルに移行する。一方、上記ステップ5に
おいて、設定時間に達していない場合は、そのまま洗浄
サイクルに移行する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食器洗い乾燥機
における残水の処理構成に関する。
における残水の処理構成に関する。
【0002】
【従来の技術】食器洗い乾燥機では、食器洗い後その排
水部の構成上どうしても少量の水がキャビティの底部に
残る場合が多い。そして、その残った水、すなわち残水
は、長く放置されるとそこに雑菌が繁殖して腐食状態と
なりやすく、その状態で運転が再び開始されると洗浄水
に雑菌が混ざり非常に不衛生となる。
水部の構成上どうしても少量の水がキャビティの底部に
残る場合が多い。そして、その残った水、すなわち残水
は、長く放置されるとそこに雑菌が繁殖して腐食状態と
なりやすく、その状態で運転が再び開始されると洗浄水
に雑菌が混ざり非常に不衛生となる。
【0003】そのような問題を解消するために、最近で
は食器洗いを行う場合にはそれに先だって給水、排水を
行い、その残水を一端排出することが行われている。
は食器洗いを行う場合にはそれに先だって給水、排水を
行い、その残水を一端排出することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、残水の
あった時間が数時間と短い場合には雑菌の繁殖はないの
で、そのような場合にも給水、排水により残水の排出を
行うのは水、電気の無駄な使用につながり、また、運転
時間も長くなるという問題点があった。
あった時間が数時間と短い場合には雑菌の繁殖はないの
で、そのような場合にも給水、排水により残水の排出を
行うのは水、電気の無駄な使用につながり、また、運転
時間も長くなるという問題点があった。
【0005】この発明は上記の事情に鑑みて行ったもの
で、食器洗い乾燥機において、雑菌発生の虞がある場合
のみ残水の処理動作が行われるようにすることを目的と
する。
で、食器洗い乾燥機において、雑菌発生の虞がある場合
のみ残水の処理動作が行われるようにすることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明では、食器洗い乾燥機において、前回の運転を実
施してからの経過時間が設定時間に達する場合に、運転
開始に際して給水、排水を行い残水を排出するように
し、また、請求項2記載の発明では、食器を収納するキ
ャビティ、キャビティへの給水手段、洗浄水による食器
の洗浄手段、キャビティ内洗浄水の排水手段を備え、さ
らに、計時手段と、運転開始時にその計時手段によって
知られる前回運転時からの経過時間が設定時間に達して
いた場合に、前記給水手段と排水手段とを順次作動する
ことで残水排出動作を行わす残水排出制御手段とを備え
る構成とした。
の発明では、食器洗い乾燥機において、前回の運転を実
施してからの経過時間が設定時間に達する場合に、運転
開始に際して給水、排水を行い残水を排出するように
し、また、請求項2記載の発明では、食器を収納するキ
ャビティ、キャビティへの給水手段、洗浄水による食器
の洗浄手段、キャビティ内洗浄水の排水手段を備え、さ
らに、計時手段と、運転開始時にその計時手段によって
知られる前回運転時からの経過時間が設定時間に達して
いた場合に、前記給水手段と排水手段とを順次作動する
ことで残水排出動作を行わす残水排出制御手段とを備え
る構成とした。
【0007】上記のそれぞれの発明の構成によれば、前
回の運転を実施してからの経過時間が設定時間に達する
場合、すなわち、雑菌繁殖の虞がある場合のみ残水の排
出が行われ、これにより、無駄な水、電気の使用が回避
され、また、運転時間も短縮される。
回の運転を実施してからの経過時間が設定時間に達する
場合、すなわち、雑菌繁殖の虞がある場合のみ残水の排
出が行われ、これにより、無駄な水、電気の使用が回避
され、また、運転時間も短縮される。
【0008】とくに、請求項3記載の発明のように、上
記の設定時間を可変とできることで、雑菌の発生しやす
い高温環境、発生しにくい低温環境において設定時間を
変えることができ、これにより、より無駄のない運転が
可能となる。
記の設定時間を可変とできることで、雑菌の発生しやす
い高温環境、発生しにくい低温環境において設定時間を
変えることができ、これにより、より無駄のない運転が
可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の食器洗い乾燥機
の断面図である。
の断面図である。
【0010】図において、1は食器を収納するキャビテ
ィであり、その底部には洗浄水を回転噴射するノズル
2、洗浄水を加熱するヒータ4が設けられ、その下方に
は洗浄/排水ポンプ5が設けられている。また、キャビ
ティ1の後方側には給水弁7が設けられ、その給水弁7
に連通する給水口8がキャビティ1面で開口している。
9は乾燥時に使用されるファンであり、10は制御部
で、操作パネル11の背面に配置されている。
ィであり、その底部には洗浄水を回転噴射するノズル
2、洗浄水を加熱するヒータ4が設けられ、その下方に
は洗浄/排水ポンプ5が設けられている。また、キャビ
ティ1の後方側には給水弁7が設けられ、その給水弁7
に連通する給水口8がキャビティ1面で開口している。
9は乾燥時に使用されるファンであり、10は制御部
で、操作パネル11の背面に配置されている。
【0011】上記の給水弁7が給水手段を、ノズル2及
びポンプ5が洗浄手段を、ポンプ5が排水手段をそれぞ
れ構成する。
びポンプ5が洗浄手段を、ポンプ5が排水手段をそれぞ
れ構成する。
【0012】上記のような構成により、給水弁7の作動
によってキャビティ1内に導入された水に、図に現れな
い洗剤投入装置から洗剤が投入され、さらに、ヒータ4
により加熱された水はポンプ5が正転作動されることで
ノズル2側に送られ、これにより、ノズル2が洗浄水を
回転噴射することで食器の洗浄が行われる。これに対し
て、ポンプ5が逆転された場合は洗浄水は排水パイプ3
から排出される。また、ファン9が作動されることでキ
ャビティ1内に空気が循環され、これにより食器の乾燥
が行われる。
によってキャビティ1内に導入された水に、図に現れな
い洗剤投入装置から洗剤が投入され、さらに、ヒータ4
により加熱された水はポンプ5が正転作動されることで
ノズル2側に送られ、これにより、ノズル2が洗浄水を
回転噴射することで食器の洗浄が行われる。これに対し
て、ポンプ5が逆転された場合は洗浄水は排水パイプ3
から排出される。また、ファン9が作動されることでキ
ャビティ1内に空気が循環され、これにより食器の乾燥
が行われる。
【0013】図2は食器洗い乾燥機の回路構成を示す。
制御部10には、上記したヒータ4、ポンプ5、給水弁
7、ファン9に加え、さらに、洗剤投入装置15、水位
センサ16、操作キー17のそれぞれが接続されてい
る。制御部10は時計機能を有して計時手段を構成し、
また、以下のフローチャートで説明するような動作を司
るに残水排出制御手段を構成する。
制御部10には、上記したヒータ4、ポンプ5、給水弁
7、ファン9に加え、さらに、洗剤投入装置15、水位
センサ16、操作キー17のそれぞれが接続されてい
る。制御部10は時計機能を有して計時手段を構成し、
また、以下のフローチャートで説明するような動作を司
るに残水排出制御手段を構成する。
【0014】以下、動作説明を行う。図3は残水排出動
作を示すフローチャートである。操作キー17により食
器洗い乾燥運転のスタート入力によって動作が開始され
る。その操作キー17の入力に先だっては、必要がある
場合には残水排出のための設定時間を操作キー17によ
り切り替える。例えば、設定時間は「10時間」「22
時間」「42時間」の3種類があり、例えば、夏季等雑
菌の発生しやすい場合には夕食の次の朝食の食器洗いに
おいて残水排出が行われるように「10時間」を選択
し、雑菌の発生が普通である春季、秋季には夕食の一日
後の夕食の食器洗いにおいて残水排出が行われるように
「22時間」を選択し、冬季等雑菌の発生しにくい場合
には夕食の二日後の夕食の食器洗いにおいて残水排出が
行われるように「42時間」を選択する。
作を示すフローチャートである。操作キー17により食
器洗い乾燥運転のスタート入力によって動作が開始され
る。その操作キー17の入力に先だっては、必要がある
場合には残水排出のための設定時間を操作キー17によ
り切り替える。例えば、設定時間は「10時間」「22
時間」「42時間」の3種類があり、例えば、夏季等雑
菌の発生しやすい場合には夕食の次の朝食の食器洗いに
おいて残水排出が行われるように「10時間」を選択
し、雑菌の発生が普通である春季、秋季には夕食の一日
後の夕食の食器洗いにおいて残水排出が行われるように
「22時間」を選択し、冬季等雑菌の発生しにくい場合
には夕食の二日後の夕食の食器洗いにおいて残水排出が
行われるように「42時間」を選択する。
【0015】そして、まず水位センサ16からのON信
号がない場合、すなわち、前回の運転途中に停電等がな
く洗浄水が多量にたまっていない場合は、上記の設定時
間の切り替え入力があると、制御部10のメモリにおい
て設定時間の切り替えを行い、次に前回運転からの経過
時間を算出する(ステップ1〜4)。その経過時間が上
記の設定時間に達している場合は、給水弁7が開かれて
キャビティ1内に給水が行われ、所定の水位になったと
ころで給水弁7は閉じられ、次にポンプ5が作動(逆
転)されることで所定時間排水が行われ、これにより、
残水は一体に排出される(ステップ5〜11)。このよ
うにして、雑菌発生の虞のある残水は排出されて、次の
洗浄サイクルに移行する。
号がない場合、すなわち、前回の運転途中に停電等がな
く洗浄水が多量にたまっていない場合は、上記の設定時
間の切り替え入力があると、制御部10のメモリにおい
て設定時間の切り替えを行い、次に前回運転からの経過
時間を算出する(ステップ1〜4)。その経過時間が上
記の設定時間に達している場合は、給水弁7が開かれて
キャビティ1内に給水が行われ、所定の水位になったと
ころで給水弁7は閉じられ、次にポンプ5が作動(逆
転)されることで所定時間排水が行われ、これにより、
残水は一体に排出される(ステップ5〜11)。このよ
うにして、雑菌発生の虞のある残水は排出されて、次の
洗浄サイクルに移行する。
【0016】上記ステップ5において、設定時間に達し
ていない場合は、そのまま洗浄サイクルに移行し、この
ように、残水の経過時間が短く雑菌の繁殖がないと予想
される場合は、給水、排水を行わないようにして水、電
気の無駄な使用を回避している。
ていない場合は、そのまま洗浄サイクルに移行し、この
ように、残水の経過時間が短く雑菌の繁殖がないと予想
される場合は、給水、排水を行わないようにして水、電
気の無駄な使用を回避している。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、運転に際し雑菌の発
生の虞がある場合にのみ残水の排出が行われ、これによ
り残水の排出のために水、電気の無駄な使用が回避さ
れ、また、運転時間も短縮されるようになる。
生の虞がある場合にのみ残水の排出が行われ、これによ
り残水の排出のために水、電気の無駄な使用が回避さ
れ、また、運転時間も短縮されるようになる。
【図1】この発明の食器洗い乾燥機の断面図である。
【図2】この発明の食器洗い乾燥機の回路構成図であ
る。
る。
【図3】この発明の食器洗い乾燥機の残水の排出動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
1 キャビティ 2 ノズル(洗浄手段) 5 ポンプ(洗浄手段、排水手段) 7 給水弁(給水手段) 10 制御部(計時手段、残水排出制御手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 前回の運転を実施してからの経過時間が
設定時間に達する場合に、運転開始に際して給水、排水
を行い残水を排出することを特徴とする食器洗い乾燥
機。 - 【請求項2】 食器を収納するキャビティ、キャビティ
への給水手段、洗浄水による食器の洗浄手段、キャビテ
ィ内洗浄水の排水手段を備える食器洗い乾燥機におい
て、計時手段と、運転開始時にその計時手段によって知
られる前回運転時からの経過時間が設定時間に達してい
た場合に、前記給水手段と排水手段とを順次作動するこ
とで残水排出動作を行わす残水排出制御手段と、を備え
ることを特徴とする食器洗い乾燥機。 - 【請求項3】 前記設定時間を可変とできることを特徴
とする請求項1または2記載の食器洗い乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9884396A JPH09285433A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 食器洗い乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9884396A JPH09285433A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 食器洗い乾燥機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09285433A true JPH09285433A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14230541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9884396A Pending JPH09285433A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 食器洗い乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09285433A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007098112A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-04-19 | Rinnai Corp | 食器洗い機 |
JP2016193169A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-17 | ホシザキ株式会社 | 洗浄機 |
-
1996
- 1996-04-19 JP JP9884396A patent/JPH09285433A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007098112A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-04-19 | Rinnai Corp | 食器洗い機 |
JP2016193169A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-17 | ホシザキ株式会社 | 洗浄機 |
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