JPH11113832A - 食器洗い乾燥機 - Google Patents

食器洗い乾燥機

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JPH11113832A
JPH11113832A JP27761097A JP27761097A JPH11113832A JP H11113832 A JPH11113832 A JP H11113832A JP 27761097 A JP27761097 A JP 27761097A JP 27761097 A JP27761097 A JP 27761097A JP H11113832 A JPH11113832 A JP H11113832A
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JP
Japan
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temperature
washing
upper limit
heating
drying
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JP27761097A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Hatsukawa
嘉一 初川
Tatsuya Saito
達也 齋藤
Kenji Yoshida
賢治 吉田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾燥時における食器の異常な温度上昇を抑え
て、傷みをなくすようにする。 【解決手段】 乾燥時に、ヒータを、温度センサによる
検知結果に基づき、最初、第1の設定温度を上限とし、
第2の設定温度を下限として制御し、所定時間(T1 )
経過後は、第1の設定温度より低い第3の温度を上限と
して制御するようにすることにより、乾燥運転が開始さ
れてから所定時間(T1 )経過後はヒータの発熱の上限
温度を低め、これによって、食器の温度を食器の一般的
な耐熱温度以下に保つことを可能ならしめるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗浄室内で食器を洗
浄し乾燥させる食器洗い乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の食器洗い乾燥機は、
洗浄室内で食器を洗浄し、そして乾燥させるもので、そ
の洗浄室内には洗浄時に洗浄水を加熱し乾燥時に洗浄室
内の空気を加熱するヒータが底部に設けられ、このヒー
タ近傍の洗浄室外部又は洗浄室内部に温度センサが設け
られている。そして、その洗浄運転及び乾燥運転は制御
装置により制御されるようになっていて、図17にはそ
のうちの乾燥運転の制御の様子を示している。
【0003】すなわち、乾燥運転時には、上記洗浄室内
の蒸気を排出する送風機のファンモータを連続通電する
状況で、ヒータを、温度センサによる検知温度が例えば
85[℃]に達するまで断続的に通電し、その後断電し
て、例えば81[℃]まで降下したら再び断続的に通電
するという制御を繰返し、終了直前にヒータを断電して
ファンモータのみ連続通電することによる送風運転を行
なって、運転を終了するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の食器洗い乾燥
機においては、洗浄時には、ヒータが洗浄水を加熱し、
この洗浄水が洗浄室のほゞ全域にわたって撹拌されるた
め、洗浄室内の温度と食器の温度はほゞ同一の温度とな
り、且つ、それらの温度と温度センサの検知温度とは一
定の相関を有している。
【0005】しかしながら、乾燥時には、洗浄室内の温
度と食器の温度とをほゞ同一に保つ水がなくなり、洗浄
室の上部と下部とでは温度差が生じる。しかも、ヒータ
は洗浄時には洗浄水を迅速に加熱するほどの大きな出力
を有するものであり、且つ、乾燥を極力短時間で済ませ
るための大きな出力を有するものであるため、温度セン
サの検知温度と食器の温度とに一定の相関がとれなくな
り、温度センサの検知温度より食器の温度が漸次高くな
る開きが生じる。このため、食器の温度は、食器の一般
的な耐熱温度である90[℃]を越えてしまうことがあ
り、この結果、食器を傷めるおそれを有していた。
【0006】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、乾燥時における食器の温度
上昇を抑えて、その傷みをなくし得る食器洗い乾燥機を
提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の食器洗い乾燥機は、洗浄時に洗浄水を加熱
し乾燥時に洗浄室内の空気を加熱する加熱手段と、この
加熱手段の近傍に設けられた温度検知手段とを具備する
と共に、制御手段を具備し、この制御手段により、乾燥
時に、前記加熱手段を、前記温度検知手段による検知結
果に基づき、最初、第1の設定温度を上限とし第2の設
定温度を下限として制御し、所定時間経過後は前記第1
の設定温度より低い第3の温度を上限として制御するよ
うにしたことを特徴とする。
【0008】このものによれば、乾燥運転が開始されて
から所定時間経過後は加熱手段の発熱の上限温度が低め
られ、これによって、食器の温度上昇が抑えられる。こ
の場合、その上限温度を低める時間は、運転開始前の温
度検知手段による検知結果に応じて定めるとなお良い。
又、所定時間経過ごとに上限温度を段階的に変化させる
のも良いし、最初から乾燥時の上限温度を乾燥時間の設
定長さに応じた温度に設定するのも良い。
【0009】一方、上限温度を低めるのは、上限温度へ
の到達回数が所定回数に達したときでも良い。この場
合、上限温度への到達回数に応じて加熱手段の通電を停
止させるのも良いし、上限温度への到達ごとにその上限
温度を段階的に変化させても良い。更に、乾燥運転が開
始されてから所定時間経過後に、加熱手段の断続通電パ
ターンを変化させても良いし、上限温度への到達回数に
応じて加熱手段の断続通電パターンを変化させても良
い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につ
き、図1ないし図5を参照して説明する。まず図2には
食器洗い乾燥機の全体構成を示しており、外箱1内に内
箱2を組み込んで、この内箱2により洗浄室3を包囲形
成している。洗浄室3内には、上部に上食器かご4を出
し入れ可能に収容すると共に、上噴水アーム5を配設し
ており、下部に下食器かご6を出し入れ可能に収容する
と共に、下噴水アーム7を配設し、更にその下方に加熱
手段として機能するヒータ8を配設している。
【0011】又、洗浄室3の底部の最深部である前部に
は、貯水部9を洗浄室3の外下方部に深くなるように設
けており、この貯水部9と前後に並べて洗浄室3の外下
方部には、洗浄ポンプ10と排水ポンプ11とを配設し
ている。このうち、洗浄ポンプ10は、洗浄室3内の洗
浄水を貯水部9から接続部12を通じて吸入し、下噴水
アーム7には直接的に、上噴水アーム5には給水管13
を通じてそれぞれ圧送するもので、これにより、両噴水
アーム7,5は洗浄水を下食器かご6及び上食器かご4
にそれぞれ直下位置より噴射するようになっている。
【0012】なお、上記両食器かご6,4には洗浄すべ
き食器(図示せず)を収容するもので、両噴水アーム
7,5から上記両食器かご6,4に噴射された水はすな
わち食器に噴射されるものであり、それによって食器の
洗浄が行われる。従って、上記洗浄ポンプ10及び両噴
水アーム7,5は食器の洗浄を行なう洗浄機構として機
能するものである。
【0013】一方、排水ポンプ11は、洗浄室3内の洗
浄水を貯水部9から接続パイプ14を通じて吸入し、そ
して排水ホース15を通じて機外に排出するものであ
る。本実施例の場合、この排水ポンプ11と洗浄ポンプ
10はポンプモータ16を共通の駆動源とするものであ
り、該ポンプモータ16の正転によって洗浄ポンプ10
が作動され、逆転によって排水ポンプ11が作動される
ようになっている。
【0014】そして、前記ヒータ8の近傍である洗浄室
3の底部外面には、温度検知手段として機能する例えば
サーミスタから成る温度センサ17を配設している。
又、洗浄室3の下部の後側には、洗浄室3内の水位を検
知する水位検知手段として機能する水位スイッチ18を
配設している。
【0015】このほか、洗浄室3の背部には給水手段と
して機能する給水弁19を配設しており、これに給水ホ
ース20を接続して、図示しない水道の水を該給水ホー
ス20から給水弁19を通じて洗浄室3内に供給するよ
うになっている。又、同じく洗浄室3の背部には送風手
段として機能する送風機21と送風ダクト22とを配設
しており、洗浄室3の上方部には吸気ダクト23と排気
ダクト24とを配設している。
【0016】上記送風機21は、ファンモータ25と、
これにより回転駆動される送風羽根26とを具備するも
のであり、その送風羽根26の送風作用によって、機外
の空気を吸気ダクト23を通じて吸入し、送風ダクト2
2を通じて洗浄室3内に供給すると共に、洗浄室3内の
空気を排気ダクト24を通じて機外に排出するようにな
っている。
【0017】ここで、洗浄室3は前面が開口するもので
あり、その開口部には扉27を設けている。この扉27
には、上部に制御装置28を内設しており、その前方の
前面上部に操作パネル29を設けている。又、この扉2
7は、図3で明らかなように、下端部にヒンジ(図示せ
ず)を有し、該ヒンジを中心に前下方へ開放されて水平
状態に止められるもので、その開放状態で上面となる内
面部には洗剤や乾燥仕上剤をセットするための凹部30
を形成している。
【0018】上記制御装置28は本実施例の食器洗浄機
の作動全般を制御する制御手段として機能するもので、
例えばマイクロコンピュータから成っている。この制御
装置28には、図4に示すように、スイッチ入力部31
から各種スイッチ信号が入力され、前記水位スイッチ1
8からは水位検知信号が入力され、温度センサ17から
は温度検知信号が入力されるようになっている。そし
て、それらの入力並びにあらかじめ記憶された制御プロ
グラムに基づいて、制御装置28は、表示手段として機
能する表示部32と、報知手段として機能するブザー3
3、給水弁19、ポンプモータ16、ヒータ8、及びフ
ァンモータ25を駆動するための駆動回路34に駆動制
御信号を与えるようになっている。なお、上記スイッチ
入力部31と表示部32及びブザー33は前記操作パネ
ル29に設けており、駆動回路34は制御装置28とと
もに前記扉27の上部に内設している。
【0019】次に、上記構成のものの作用を述べる。食
器を洗浄するに当たり、使用者は、まず、扉27を開放
し、洗浄すべき食器を上下の食器かご4,6に収容し
て、それらを洗浄室3内に押込み収容する。次いで、扉
27の凹部30に必要量の洗剤をセットし、扉27を閉
鎖する。すると、凹部30にセットされた洗剤が洗浄室
3内に投入される。この後、扉27を閉鎖した状態で、
操作パネル29におけるスイッチ入力部31のスタート
スイッチを操作する。すると、制御装置28は、あらか
じめ記憶された制御プログラムに従って給水弁19、ポ
ンプモータ16、ヒータ8、ファンモータ25などを制
御する。
【0020】図5は、例えば標準コースにおける運転の
内容と、洗浄水の温度の変化の様子を示している。この
標準コースでは、「洗い行程」と、「すすぎ行程1」、
「すすぎ行程2」、及び「加熱すすぎ行程」の順に成る
洗浄運転と、「乾燥行程」単独から成る乾燥運転が行わ
れるものであり、斜線部分がそれの運転における各機器
の作動状態を示している。
【0021】これにつき詳述すると、「洗浄行程」で
は、まず、給水弁19を開放させ、洗浄室3内に水道水
を供給する。この状況で、洗浄室3内の水位を水位スイ
ッチ18により検知し、あらかじめ設定した水位が検知
されたところで、給水弁19を閉鎖させ、水道水の供給
を停止する。
【0022】この後、ポンプモータ16を正転させて洗
浄ポンプ10を作動させると共に、ヒータ8を通電して
発熱させることにより、洗いを実行する。洗浄ポンプ1
0を作動させると、洗浄水(この場合、洗剤を含んだ水
道水)が上下の噴水アーム5,7から上下の食器かご
4,6にそれぞれ収容された食器に噴射され、これによ
り食器が洗われる。噴水アーム5,7から噴射された洗
浄水は、その後落ちて洗浄室3底部の貯水部9に貯留さ
れ、この貯留された洗浄水を再度噴射させるということ
を繰返して循環させる。又、このとき、洗浄水はヒータ
8により加熱されて徐々に温度を上げる。
【0023】上記洗浄水の温度は温度センサ17により
検知されるもので、その検知温度が60[℃]に達する
と、洗浄ポンプ10の作動及びヒータ8の発熱を停止さ
せ、この後、ポンプモータ16を逆転させて排水ポンプ
11を作動させることにより、洗浄室3内の洗浄水を機
外へ排出する排水を行う。そして、その後、給水弁19
を開放させて洗浄室3内への給水を行い、続いて、給水
しながら排水を行う給排水を行った後、停止させて、更
に排水を行う。以上により、「洗浄行程」が終了する。
【0024】次に、「すすぎ行程1」では、まず、洗浄
室3内への給水を行った後、洗浄ポンプ10を作動させ
ることにより、すすぎが実行される。このすすぎでは、
上下の噴水アーム5,7から洗浄水(この場合、洗剤を
含まない水道水すなわち清水)が噴射され、食器に付着
して残った洗剤分が落とされる。そして、洗浄ポンプ1
0を停止させた後、排水ポンプ11を作動させて排水を
行い、この後、給水弁19を開放動作させて洗浄室3内
への給水を行い、続いて、給水しながら排水を行う給排
水を行った後、停止させて、更に排水を行う。以上によ
り、「すすぎ行程1」が終了する。
【0025】次に、「すすぎ行程2」が実行される。こ
の「すすぎ行程2」は上述の「すすぎ行程1」と全く同
様な制御を行うものであり、「すすぎ行程2」が終了す
ると、「加熱すすぎ行程」が実行される。
【0026】「加熱すすぎ行程」では、洗浄室3内への
給水を行った後、洗浄ポンプ10を作動させると共に、
ヒータ8を通電して発熱させることにより、加熱すすぎ
が実行される。この加熱すすぎでは、すすぎ水の温度が
70[℃]になるまで、洗浄ポンプ10の作動及びヒー
タ8の発熱を継続させる。すすぎ水の温度が70[℃]
に達すると、洗浄ポンプ10の作動及びヒータ8の発熱
を停止させ、この後、排水ポンプ11を作動させて排水
を行う。この後、停止と交互に排水を例えば4回行う。
以上により、「加熱すすぎ行程」が終了する。
【0027】そして、その後に、食器類を乾燥させるた
めの「乾燥行程」が実行される。この「乾燥行程」は、
詳細には図1に示すごとくで、送風機21のファンモー
タ25を連続通電して連続作動させることにより、洗浄
室3内に外気を導入し、洗浄室3内の蒸気を含む空気を
機外に排出する。この状況で、同時にヒータ8を断続通
電して断続作動させる。この場合、該ヒータ8の断続通
電は、例えば25秒間通電し、35秒間断電するという
のを繰返すパターンで行なうものであり、これによりヒ
ータ8の温度が漸次上昇し、その近傍から洗浄室3内全
体の空気温度も漸次上昇して、食器の乾燥が行われる。
【0028】こうした状況で、ヒータ8の近傍に位置し
た温度センサ17の検知温度が、該「乾燥行程」におけ
る第1の設定温度、例えば85[℃]に達すると、ヒー
タ8の通電を停止する。これにより、ヒータ8の発熱が
停止され、該ヒータ8の温度並びに洗浄室3内の空気温
度が降下する。そして、温度センサ17の検知温度が、
該「乾燥行程」における第2の設定温度、例えば81
[℃]まで降下すると、ヒータ8を再び上述のパターン
で断続通電するようにする。
【0029】この「乾燥行程」の設定時間には、60分
と、40分、及び20分があり、60分が設定された場
合には、上述の制御を開始より所定時間、例えば図1に
時刻T1 で示す40分までの間行なう。そして、その4
0分が経過すると、温度センサ17の検知についての上
限温度を上記第1の設定温度から第3の設定温度、例え
ば83[℃]に変更し、以後、この83[℃]を上限と
する制御を行なう。すなわち、以後は、温度センサ17
の検知温度が83[℃]に達したところで、ヒータ8の
通電を停止するようにするのである。
【0030】なお、このとき、下限温度は上述の第2の
設定温度(81[℃])のままとしており、従って、上
述同様に、温度センサ17の検知温度が81[℃]まで
降下すると、ヒータ8を再び前述のパターンで断続通電
するようにしているが、これに対し、上限温度と下限温
度との差を一定に保つべく、該下限温度も上述の第2の
設定温度から例えば2[℃]下げて制御する、すなわ
ち、温度センサ17の検知温度が79[℃]まで降下し
たところで、ヒータ8を再び前述のパターンで断続通電
するようにしても良い。
【0031】この後、上述の制御を設定時間の終了例え
ば1分前まで行ない、残りのその1分間はヒータ8を断
電し、ファンモータ25のみを通電し続けて作動させ続
けることにより、洗浄室3内に外気を導入し、洗浄室3
内の蒸気を含む空気を機外に排出することのみを行なう
冷風運転をし、設定時間の終了後に、ブザー33によ
り、乾燥運転(全運転)が終了したことの報知をする。
【0032】このように本構成のものでは、乾燥時に、
ヒータ8を、最初、第1の設定温度(85[℃])を上
限とし、第2の設定温度(81[℃])を下限として制
御し、所定時間(40分)経過後は前記第1の設定温度
より低い第3の温度(83[℃])を上限として制御す
るようにしているもので、それにより、その所定時間経
過後はヒータ8の発熱の上限温度が低められ、これによ
って、食器の温度上昇が抑えられる。よって、食器の温
度を、図1に示すように、食器の一般的な耐熱温度であ
る90[℃]以下に保つことが可能となり、食器の傷み
をなくすことができる。
【0033】加えて、上記構成のものの場合には、それ
ぞれ上限温度に達するまでのヒータ8の通電を断続的に
行なうようにしており、これによって、前述のごとく洗
浄時に洗浄水を迅速に加熱するほどの大きな出力を有す
るヒータ8の乾燥時における総出力を適度に抑制でき
て、洗浄室3内の温度の上昇を極力抑制し得、上記食器
の傷みをなくすのに一層の効果が得られる。
【0034】以上に対して、図6ないし図16は本発明
の第2ないし第9実施例を示すもので、それぞれ上記第
1実施例と相違する点のみを述べる。まず図6に示す第
2実施例においては、「乾燥行程」における、それぞれ
上限温度に達するまでのヒータ8の通電を連続的に行な
うようにしている。ヒータ8の出力がさして大きくない
ものであれば、このようにしても差支えない。むしろ、
このようにすることによって、ヒータ8の通断電回数を
大きく減じ、ヒータ8の寿命を延ばすことができる。
【0035】次いで、図7及び図8に示す第3実施例に
おいては、運転開始前の温度センサ17による検知結果
に応じて、上限温度を第1の温度から第3の設定温度に
切替える時間を変化させるようにしている。この場合、
制御装置28は、まず、運転をしていないときの温度セ
ンサ17による検知温度を、雰囲気温度として記憶して
おく。たゞし、運転終了直後は洗浄室3内の温度がまだ
高いため、温度センサ17による温度の検知は、運転が
終了してから所定時間経過した後より始め、所定時間間
隔にて検知温度を記憶する。そして、運転が開始されれ
ば、それに最も近い時点の記憶温度をもとに、上限温度
を第1の温度から第3の設定温度に切替える時間を設定
する。
【0036】この場合、図7は、上限温度を第1の温度
から第3の設定温度に切替える時間を第1実施例の40
分より早く、例えば35分(時刻T11)に変更設定した
例であり、これは運転開始前の温度センサ17による検
知温度(最寄りの検知記憶温度)が標準的な温度より高
い場合のことである。一方、図8は上限温度を第1の温
度から第3の設定温度に切替える時間を第1実施例の4
0分より遅く、例えば45分(時刻T12)に変更設定し
た例であり、これは運転開始前の温度センサ17による
検知温度(最寄りの検知記憶温度)が標準的な温度より
低い場合のことである。
【0037】運転開始前の雰囲気温度(温度センサ17
による検知温度)が高い場合、乾燥時に、洗浄室3内の
温度及び食器の温度は速く上昇し、食器の温度は一般的
な耐熱温度を容易に越えてしまう可能性がある。これに
対し、上述のように上限温度を第3の設定温度に切替え
る時間を第1実施例の40分より早い例えば35分に変
更設定したものでは、上限温度を低める時間を早めるこ
とができるもので、これにより、食器の温度上昇が第1
実施例のものより早い時間から抑えられる。よって、運
転開始前の雰囲気温度が高いこの場合にも、食器の温度
を、食器の一般的な耐熱温度(90[℃])以下に保つ
ことが可能となり、食器の傷みをより確実になくすこと
ができる。
【0038】一方、運転開始前の雰囲気温度が低い場
合、乾燥時に、洗浄室3内の温度及び食器の温度はゆる
やかに上昇するため、上限温度を第1実施例の40分で
第3の設定温度に切替えていては、食器の温度が充分に
上がらず、充分に乾燥させ得ないことがある。これに対
し、これに対し、上述のように上限温度を第3の設定温
度に切替える時間を第1実施例の40分より遅い例えば
45分に変更設定したものでは、上限温度を低める時間
を遅めることができるもので、これにより、食器の温度
は食器が充分に乾燥するまで上昇される。もちろん、こ
の場合にも、食器の温度は、食器の一般的な耐熱温度
(90[℃])以下に保つことが可能であり、食器の傷
みを発生することはない。
【0039】図9に示す第4実施例においては、乾燥時
に、ヒータ8を、第1の設定温度(85[℃])を上限
とし、第2の設定温度(81[℃])を下限として制御
する状況で、所定時間経過ごとにその上限温度を段階的
に変化させて制御するようにしている。この場合、「乾
燥行程」の開始から例えば40分経過したところ(時刻
T21)で、上限温度を例えば84[℃]に変更し、例え
ば50分経過したところ(時刻T22)で、上限温度を例
えば83[℃]に変更するようにしている。
【0040】特に、乾燥時間が長く、例えば60分やそ
れ以上である場合や、ヒータ8の出力に対して洗浄室3
内の容積が小さいような場合には、上限温度を第1実施
例のごとく1段階変更しただけでは、食器の温度が一般
的な耐熱温度を越えてしまうおそれがある。これに対し
て、上述のように乾燥時のヒータ8の発熱の上限温度を
所定時間経過ごとに段階的に変化させるものでは、乾燥
時間が長い場合や、ヒータ8の出力に対して洗浄室3内
の容積が小さいような場合でも、食器の温度が一般的な
耐熱温度を越えてしまうことはなく、もって、食器の傷
みをより確実になくすことができる。
【0041】図10ないし図12に示す第5実施例にお
いては、乾燥時の上限温度を乾燥時間の設定長さに応じ
た温度に設定し、この設定した上限温度で、ヒータ8を
制御するようにしている。この場合、乾燥時間の設定長
さに前述のごとく20分、40分、及び60分があると
して、20分の場合には図10に示すように上限温度を
85[℃]に設定し、40分の場合には図11に示すよ
うに上限温度を84[℃]に設定し、60分の場合には
図12に示すように上限温度を83[℃]に設定するよ
うにしている。
【0042】乾燥時における食器の温度は、ヒータ8か
らの熱量のほか、食器の蓄熱性、送風機21による排気
の量、並びに洗浄室3(内箱2)の断熱性のため、乾燥
時間の設定長さが長いときほど、より高く上昇する。こ
れに対して、上述のものは、乾燥時間の設定長さが長い
ときほど、上限温度をより低くできるもので、これによ
り、食器の温度上昇を抑え得、食器の傷みをより確実に
なくすことができる。
【0043】図13に示す第6実施例においては、乾燥
時に、ヒータ8を、第1の設定温度(85[℃])を上
限とし、第2の設定温度(81[℃])を下限として制
御する状況で、その上限温度への到達回数が所定回数に
達してからは第1の設定温度より低い第3の温度(83
[℃])を上限として制御するようにしている。この場
合、上限温度への到達回数が2回に達したところ(時刻
T31)で、第3の温度(83[℃])を上限として制御
するようにしている。
【0044】食器洗い乾燥機が使用される環境は、夏季
には40[℃]近くになり、一方、冬季には0[℃]近
くにまでなる。又、食器の最大収容量は5人分又は6人
分であるが、実際の使用状況では1人分の食器を収容し
て洗浄、乾燥させることもある。このような場合、食器
の温度上昇具合や上限温度への到達時間は異なり、特に
雰囲気温度が高い場合(夏季)や食器の収容量が少ない
場合に、食器の温度上昇は速まり、上限温度への到達時
間も早まる。
【0045】これに対して、上述のように、上限温度へ
の到達回数で上限温度を変更するものでは、食器の温度
上昇が速まり、上限温度への到達時間も早まる状況で
は、それ相応に早く上限温度を低めることができるもの
で、これにより、食器の温度上昇が早い時間から抑えら
れるようになり、食器の傷みをより確実になくすことが
できる。
【0046】この場合、上限温度を変更してから、更
に、上限温度への到達回数が所定回数に達したところ
で、ヒータ8の通電を停止するようにしても良い。特
に、「乾燥行程」において、上限温度に多数回到達する
ときは、洗浄室3内の温度が充分に上がっていて、ヒー
タ8の発熱を断っても、発熱を再開したところで速やか
に温度上昇するということであって、食器の乾燥はすで
に終了していると判断して良い。このような状況で、上
述のようにヒータ8の通電を停止することにより、食器
の傷みをなくし得ると共に、電力の無駄な消費を避ける
ことができる。
【0047】図14に示す第7実施例においては、乾燥
時に、ヒータ8を、第1の設定温度(85[℃])を上
限とし、第2の設定温度(81[℃])を下限として制
御する状況で、上限温度への到達ごとにその上限温度を
段階的に変化させて制御するようにしている。この場
合、上限温度への到達ごと(時刻T41,T42,T43)に
その上限温度を、84[℃]、83[℃]、82[℃]
と、1[℃]ずつ順次下げるようにしている。
【0048】乾燥時における食器の温度は、前述の、ヒ
ータ8からの熱量のほか、食器の蓄熱性、送風機21に
よる排気の量、並びに洗浄室3(内箱2)の断熱性のた
め、乾燥時間の後の方ほど、より高く上昇する。これに
対して、上述のものは、乾燥時間の後の方ほど、上限温
度を低めるもので、これにより、食器の温度上昇を抑え
得、食器の傷みをより確実になくすことができる。
【0049】図15に示す第8実施例においては、乾燥
時に、ヒータ8を、第1の設定温度(85[℃])を上
限とし、第2の設定温度(81[℃])を下限として制
御する状況で、所定時間、例えば前述の40分(時刻T
51)の経過後はヒータ8の断続通電パターンを変化させ
て制御するようにしている。この場合、ヒータ8の断続
通電パターンは、所定時間を経過する前までは、例えば
25秒間通電し、35秒間断電するというのを繰返すも
のであったのに対し、所定時間を経過した後からは、例
えば20秒間通電し、40秒間断電するというのを繰返
すものとするのであり、通電を短くし、断電を長くする
のである。
【0050】このようにすることによって、「乾燥行
程」の開始から所定時間経過後にヒータ8の出力を減
じ、その発熱を少なくできるものであり、かくして、食
器の温度上昇を抑え得、食器の傷みを確実になくすこと
ができる。なお、この場合、ヒータ8の通電、断電の両
方を変更するのではなく、その一方のみを変更するよう
にしても良い。又、その最初の変更から更に所定時間ご
とにヒータ8の断続通電パターンを段階的に変化させる
ようにしても良い。
【0051】図16に示す第9実施例においては、乾燥
時に、ヒータ8を、第1の設定温度(85[℃])を上
限とし、第2の設定温度(81[℃])を下限として制
御する状況で、その上限温度への到達回数に応じてヒー
タ8の断続通電パターンを変化させて制御するようにし
ている。
【0052】この場合、ヒータ8の断続通電パターン
は、上限温度に最初に到達するまでは、例えば25秒間
通電し、35秒間断電するというのを繰返すものであ
り、到達して(時刻T61)からは、例えば20秒間通電
し、40秒間断電するというのを繰返すものであり、更
にもう一度到達して(時刻T62)からは、例えば15秒
間通電し、45秒間断電するというのを繰返すものであ
り、順次、通電を短くし、断電を長くするのである。
【0053】前述のように、雰囲気温度が高い場合(夏
季)や食器の収容量が少ない場合には、食器の温度上昇
は速まり、上限温度への到達時間も早まる。これに対し
て、上述のように、上限温度への到達回数に応じて上限
温度を変更するものでは、食器の温度上昇が速まり、上
限温度への到達時間も早まる状況で、それ相応に早くヒ
ータ8の出力を減じることができるものであり、これに
よって、食器の温度上昇が早い時間から抑えられるよう
になり、食器の傷みをより確実になくすことができる。
【0054】更に前述のように、乾燥時における食器の
温度は、ヒータ8からの熱量のほか、食器の蓄熱性、送
風機21による排気の量、並びに洗浄室3(内箱2)の
断熱性のため、乾燥時間の後の方ほど、より高く上昇す
る。これに対して、上述のものは、乾燥時間の後の方ほ
ど、ヒータ8の出力をより減じて、その発熱をより少な
くできるものであり、かくして、食器の温度上昇を抑え
得、食器の傷みをより確実になくすことができる。
【0055】なお、この場合も、ヒータ8の通電、断電
の両方を変更するのではなく、その一方のみを変更する
ようにしても良い。又、そのヒータ8の通断電パターン
の変更は、上限温度に最初に到達したときの1回のみと
しても良く、あるいは複数回到達したときの1回のみと
しても良い。
【0056】又、第2実施例のほかは、第3実施例ない
し第9実施例のいずれにおいても、それぞれ上限温度に
達するまでのヒータ8の通電を断続的に行なうようにし
ており、これによって、第1実施例同様に、ヒータ8の
乾燥時における総出力を適度に抑制できて、洗浄室3内
の温度の上昇を極力抑制し得、上記食器の傷みをなくす
のに一層の効果が得られる。
【0057】このほか、本発明は上記し且つ図面に示し
た実施例にのみ限定されるものではなく、特に食器の洗
浄は噴水方式ではなく、食器を貯留水中に浸漬させて水
流を生成することにより洗浄する方式であっても良いな
ど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得
る。
【0058】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1の食器洗い乾燥機によれ
ば、乾燥運転が開始されてから所定時間経過後は加熱手
段の発熱の上限温度が低められ、これによって、食器の
温度上昇が抑えられるから、食器の温度を食器の一般的
な耐熱温度以下に保つことが可能で、食器の傷みをなく
すことができる。
【0059】請求項2の食器洗い乾燥機によれば、運転
開始前の雰囲気温度が高くて食器の温度上昇が速くなる
場合に、それなりに早く加熱手段の発熱の上限温度を低
め得るから、食器の傷みをより確実になくすことができ
る。又、運転開始前の雰囲気温度が低くて食器の温度上
昇が遅くなる場合には、それなりに遅く加熱手段の発熱
の上限温度を低め得るから、食器の温度を充分に上昇さ
せ得て、充分に乾燥させることができる。
【0060】請求項3の食器洗い乾燥機によれば、乾燥
時間が長い場合や、加熱手段の加熱能力に対して洗浄室
内の容積が小さいような場合でも、食器の温度を食器の
一般的な耐熱温度以下に保つことが可能で、食器の傷み
をより確実になくすことができる。請求項4の食器洗い
乾燥機によれば、食器の温度がより高く上昇する、乾燥
時間の設定長さが長いときほど、上限温度をより低くで
きて、食器の温度上昇を抑え得、食器の傷みをより確実
になくすことができる。
【0061】請求項5の食器洗い乾燥機によれば、雰囲
気温度が高い場合や、食器の収容量が少ない場合など、
食器の温度上昇が速まり、上限温度への到達時間も早ま
るような状況でも、それ相応に早く上限温度を低めるこ
とができて、食器の温度上昇が早い時間から抑えられる
ようになり、食器の傷みをより確実になくすことができ
る。
【0062】請求項6の食器洗い乾燥機によれば、食器
の乾燥がすでに終了していると判断できる状況での加熱
手段の通電を避けて、食器の傷みをなくし得ると共に、
電力の無駄な消費を避けることができる。請求項7の食
器洗い乾燥機によれば、食器の温度がより高く上昇す
る、乾燥時間の後の方ほど、上限温度を低めることがで
きて、食器の温度上昇を抑え得、食器の傷みをより確実
になくすことができる。
【0063】請求項8の食器洗い乾燥機によれば、乾燥
運転が開始されてから所定時間経過後は加熱手段の発熱
を減ずることができるから、食器の温度上昇を抑え得、
食器の温度を食器の一般的な耐熱温度以下に保つことが
可能で、食器の傷みをなくすことができる。
【0064】請求項9の食器洗い乾燥機によれば、雰囲
気温度が高い場合や、食器の収容量が少ない場合など、
食器の温度上昇が速まり、上限温度への到達時間も早ま
るような状況でも、それ相応に早く加熱手段の発熱を減
じることができて、食器の温度上昇が早い時間から抑え
られるようになり、食器の傷みをより確実になくすこと
ができる。
【0065】請求項10の食器洗い乾燥機によれば、加
熱手段の乾燥時における発熱を適度に抑制できて、洗浄
室内の温度の上昇を極力抑制し得、食器の傷みをなくす
のに一層の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す、乾燥時の温度検出
手段による検知温度と、食器の温度の変化を様子を示し
た図
【図2】食器洗い乾燥機全体の縦断側面図
【図3】食器洗い乾燥機全体の開扉状態での斜視図
【図4】電気的構成のブロック図
【図5】標準コースにおける運転内容を示すタイムチャ
ート及び水温の変化を示す図
【図6】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図7】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図8】異なる設定内容での図1相当図
【図9】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図10】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図11】異なる設定内容での図1相当図
【図12】更に異なる設定内容での図1相当図
【図13】本発明の第6実施例を示す図1相当図
【図14】本発明の第7実施例を示す図1相当図
【図15】本発明の第8実施例を示す図1相当図
【図16】本発明の第9実施例を示す図1相当図
【図17】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
3は洗浄室、5,7は噴水アーム、8はヒータ(加熱手
段)、10は洗浄ポンプ、16はポンプモータ、17は
温度センサ(温度検知手段)、21は送風機、25はフ
ァンモータ、28は制御装置(制御手段)を示す。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄室内で食器を洗浄し乾燥させるもの
    において、その洗浄時に洗浄水を加熱し乾燥時に洗浄室
    内の空気を加熱する加熱手段と、この加熱手段の近傍に
    設けられた温度検知手段とを具備すると共に、制御手段
    を具備し、この制御手段により、乾燥時に、前記加熱手
    段を、前記温度検知手段による検知結果に基づき、最
    初、第1の設定温度を上限とし第2の設定温度を下限と
    して制御し、所定時間経過後は前記第1の設定温度より
    低い第3の温度を上限として制御するようにしたことを
    特徴とする食器洗い乾燥機。
  2. 【請求項2】 制御手段が、運転開始前の温度検知手段
    による検知結果に応じて、上限温度を第3の設定温度に
    切替える時間を変化させることを特徴とする請求項1記
    載の食器洗い乾燥機。
  3. 【請求項3】 洗浄室内で食器を洗浄し乾燥させるもの
    において、その洗浄時に洗浄水を加熱し乾燥時に洗浄室
    内の空気を加熱する加熱手段と、この加熱手段の近傍に
    設けられた温度検知手段とを具備すると共に、制御手段
    を具備し、この制御手段により、乾燥時に、前記加熱手
    段を、前記温度検知手段による検知結果に基づき、最
    初、第1の設定温度を上限とし第2の設定温度を下限と
    して制御し、所定時間経過ごとにその上限温度を段階的
    に変化させて制御するようにしたことを特徴とする食器
    洗い乾燥機。
  4. 【請求項4】 洗浄室内で食器を洗浄し乾燥させるもの
    において、その洗浄時に洗浄水を加熱し乾燥時に洗浄室
    内の空気を加熱する加熱手段と、この加熱手段の近傍に
    設けられた温度検知手段とを具備すると共に、制御手段
    を具備し、この制御手段により、乾燥時の上限温度を乾
    燥時間の設定長さに応じた温度に設定し、この設定した
    上限温度で、前記加熱手段を、前記温度検知手段による
    検知結果に基づき制御するようにしたことを特徴とする
    食器洗い乾燥機。
  5. 【請求項5】 洗浄室内で食器を洗浄し乾燥させるもの
    において、その洗浄時に洗浄水を加熱し乾燥時に洗浄室
    内の空気を加熱する加熱手段と、この加熱手段の近傍に
    設けられた温度検知手段とを具備すると共に、制御手段
    を具備し、この制御手段により、乾燥時に、前記加熱手
    段を、前記温度検知手段による検知結果に基づき、最
    初、第1の設定温度を上限とし第2の設定温度を下限と
    して制御し、その上限温度への到達回数が所定回数に達
    してからは第1の設定温度より低い第3の温度を上限と
    して制御するようにしたことを特徴とする食器洗い乾燥
    機。
  6. 【請求項6】 制御手段が、上限温度への到達回数に応
    じて加熱手段の通電を停止することを特徴とする請求項
    5記載の食器洗い乾燥機。
  7. 【請求項7】 洗浄室内で食器を洗浄し乾燥させるもの
    において、その洗浄時に洗浄水を加熱し乾燥時に洗浄室
    内の空気を加熱する加熱手段と、この加熱手段の近傍に
    設けられた温度検知手段とを具備すると共に、制御手段
    を具備し、この制御手段により、乾燥時に、前記加熱手
    段を、前記温度検知手段による検知結果に基づき、最
    初、第1の設定温度を上限とし第2の設定温度を下限と
    して制御し、上限温度への到達ごとにその上限温度を段
    階的に変化させて制御するようにしたことを特徴とする
    食器洗い乾燥機。
  8. 【請求項8】 洗浄室内で食器を洗浄し乾燥させるもの
    において、その洗浄時に洗浄水を加熱し乾燥時に洗浄室
    内の空気を加熱する加熱手段と、この加熱手段の近傍に
    設けられた温度検知手段とを具備すると共に、制御手段
    を具備し、この制御手段により、乾燥時に、前記加熱手
    段を、前記温度検知手段による検知結果に基づき、最
    初、第1の設定温度を上限とし第2の設定温度を下限と
    して制御し、所定時間経過後は加熱手段の断続通電パタ
    ーンを変化させて制御するようにしたことを特徴とする
    食器洗い乾燥機。
  9. 【請求項9】 洗浄室内で食器を洗浄し乾燥させるもの
    において、その洗浄時に洗浄水を加熱し乾燥時に洗浄室
    内の空気を加熱する加熱手段と、この加熱手段の近傍に
    設けられた温度検知手段とを具備すると共に、制御手段
    を具備し、この制御手段により、乾燥時に、前記加熱手
    段を、前記温度検知手段による検知結果に基づき、最
    初、第1の設定温度を上限とし第2の設定温度を下限と
    して制御し、その上限温度への到達回数に応じて加熱手
    段の断続通電パターンを変化させて制御するようにした
    ことを特徴とする食器洗い乾燥機。
  10. 【請求項10】 制御手段が、各上限温度に達するまで
    の加熱手段の通電を断続的に行なうことを特徴とする請
    求項1ないし9のいずれかに記載の食器洗い乾燥機。
JP27761097A 1997-10-09 1997-10-09 食器洗い乾燥機 Pending JPH11113832A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013220318A (ja) * 2012-04-19 2013-10-28 Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp 食器乾燥機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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