JP2016098163A - 磁性材料 - Google Patents

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【課題】低温焼成が可能で、高周波領域を含む広い周波数範囲でのコアロス特性に優れた磁性材料を提供する。
【解決手段】Feがamol%、ZnOがbmol%、CuOがcmol%、残部としてNiOがdmol%含まれている主成分に対して添加剤としてxwt%のZrOとywt%のNbとが添加され、a+b+c+d=100、43≦a≦48、20≦b≦30、5≦c≦15であるとともに、0.5≦x≦0.7、0<y≦0.3であることを特徴とする磁性材料としている。前記主成分に対して添加剤としてCaCOが0wt%よりも多く0.05wt%以下で添加されている磁性材料とすればより好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は積層チップ部品などに用いられる磁性材に関する。
周知のごとく、積層チップ部品である積層インダクタでは、電気絶縁性の磁性層と導体パターンが交互に積層されるとともに、各層の導体パターンが順次層間で接続されることで、磁性体中で積層方向に重畳しながら螺旋状に周回するコイルが形成される。このような積層インダクタは、コイルの周囲がフェライト材料からなる磁性体で囲まれているため、外部への磁気漏洩が少なく、比較的少ない巻数で必要なインダクタンスが得られる特徴があり、小型化、薄型化に適している。
積層インダクタは、厚膜技術を用いて磁性層となるペースト状の磁性材料からなるシート上に電極層となる電極パターンが形成されたものを順次積層して得た積層体を焼成し、その焼成によって得られた焼結体の表面に外部電極用ペーストを形成することで製造される。また電極層は、融点が962℃のAg(銀)を導電体として用いるのが一般的であることから、磁性層を構成する磁性材料としては、低温での焼成が可能なNi−Zn(ニッケル―亜鉛)系フェライトがある。
なお以下の特許文献1などには、本発明に関連する技術として、Ni−Zn系フェライトにCu(銅)を添加したNi−Zn−Cu系フェライト材料の改良技術について開示されている。また以下の非特許文献1には磁性材料の特性についての基礎的な事項について記載されている。非特許文献2には磁性材料の特性評価方法などが記載されている。
特開2013−60361号公報
TDK株式会社、"ノイズ対策用フェライトの基礎"、[online]、[平成26年11月5日検索]、インターネット<URL:http://product.tdk.com/ja/products/emc/guidebook/jemc_basic_06.pdf> FDK株式会社社名、"電源トランス及びその設計の現状"、[online]、[平成26年11月7日検索]、インターネット<URL:http://www.fdk.co.jp/cyber-j/pi_technical02.html>
磁性材料としてはMnZn系フェライトがよく知られているが、積層チップ部品に用いるためには上述した電極層を構成するAgの融点に関わる問題から、Niを含んだフェライトを用いている。しかしNi―Zn系フェライトやNi−Cu−Zn系フェライトはMnZn系フェライトと比較すると損失(コアロス)が大きく直流重畳特性が劣化するという問題を有していた。そのため磁性材料中のFe(鉄)の割合を大きくして飽和磁束密度を高め、直流重畳特性を確保していた。例えば上記特許文献1に記載の磁性材料ではFeの割合をFe換算で49mol%程度である。
さらに上記特許文献1に記載のフェライト材料では2価〜4価の金属を添加することで焼結性やQ特性(高周波特性)も向上させている。そして当該特許文献1では2価の金属としてはとくにCo(コバルト)が最も好ましいとしており、そのCoはCoOのような酸化物として添加していた。しかしFeの割合が多くCoOなどを添加したフェライト材料では自ずと透磁率μが大きくなる。確かに磁性材料として透磁率μが大きくなること自体は問題ではないが、積層インダクタを広い周波数範囲で使用する場合、周知のスネーク(Snoek)の限界から透磁率μを大きくしてしまうと高周波領域でコアロスが増大するという問題が発生する。そこでNi―Zn系フェライトやNi−Cu−Zn系フェライトの組成を調整することで透磁率を低くすることが考えられる。具体的にはZnに対してNiの割合を大きくする。しかしフェライト中でNiの割合をZnに対して大きくすると磁歪が増加し、透磁率μを低下させることができてもこの磁歪の増加によってやはりコアロスが発生するという背反が生じる。
そこで本発明は、低温焼成が可能で、高周波領域を含む広い周波数範囲でのコアロス特性に優れた磁性材料を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明は、Feがamol%、ZnOがbmol%、CuOがcmol%、残部としてNiOがdmol%含まれている主成分に対して添加剤としてxwt%のZrOとywt%のNbとが添加され、
a+b+c+d=100、43≦a≦48、20≦b≦30、5≦c≦15であるとともに、0.5≦x≦0.7、0<y≦0.3
であることを特徴とする磁性材料としている。
前記主成分に対して添加剤としてCaCOが0wt%よりも多く0.05wt%以下で添加されている磁性材料とすればより好ましい。また本発明は前記磁器材料を焼結させる磁性磁器組成物も含んでいる。
本発明の磁性材料によれば、積層インダクタの磁性層に適用した際に、低温焼成を可能としつつ、広い周波領域においてコアロスを低減させることができる。
磁性磁器組成物の製造方法の一例を示す図である。 磁性磁器組成物におけるインダクタンスの応力依存特性を評価するための方法を示す図である。 組成が異なる各種磁性磁器組成物における応力とインダクタンスとの関係を示す図である。
===本発明に想到する過程===
本発明に係る磁性材料はNi−Zn−Cu系フェライトを主成分としつつ、その主成分に各種酸化金属を添加したものである。あるいはその磁性材料を焼結させることでNiの一部をその添加物に含まれる金属に置換した磁性磁器組成物である。たしかにここまでは従来の磁器材料や磁性磁器組成物と同じである。しかし本発明は、Niに対してZnの割合を大きくすることで磁歪を低減させ、さらにFeの割合を小さくすることで透磁率μが大きくなりすぎないように調整して高周波領域でのコアロス特性を改善するという技術思想に基づいて想到したものである。この技術思想は従来の技術思想とは正反対である。すなわち従来はNi−Zn−Cu系フェライトにおいてZnに対してNiの割合を大きくすることで、Niフェライトに基づく低温焼成を可能としつつ透磁率μを小さくしていた。
また本発明者が上記の従来とは正反対の技術思想に基づいて本発明に至る過程で上記主成分における各金属の割合について検討したところ、以下に示す知見を得ることができた。焼結体である磁性磁器組成物の状態では、Fe換算でのFeの割合が48mol%よりも大きいとコアロスの温度依存性が大きくなり、43mol%未満では必要な磁気特性(例えば透磁率μが小さすぎる)が得られなかった。Znの割合についてはZnO換算で30mol%よりも大きいと相転移温度(Tc)が低くなり、20mol%未満では必要な磁気特性が得られなかった。Cuの割合についてはCuO換算で5mol%以上15mol%以下の割合とすることでAgの融点以下である900℃の焼結温度で十分な焼結密度を得ることができ、かつ必要な磁気特性が得られた。そして本発明者は、上述した技術思想の転換や知見を出発点として、Ni−Zn−Cu系フェライトに対して添加する種々の金属酸化物とその添加量につい鋭意研究を重ね、その結果本発明に想到した。
===第1の実施例===
本発明の第1の実施例は広い周波数範囲でのコアロス特性を改善させた磁性材料であり、概略的には上述したFe、Zn、Cuの割合に関する知見に基づく組成を有するNi−Zn−Cu系フェライトを主成分としつつ、その主成分にZrOとNbが適量添加されたものである。そして第1の実施例に係る磁性材料の特性を評価するために、ZrOとNbの割合が異なるNi−Zn−Cu系フェライトを用いたリング状の焼結体(以下、リングコアとも言う)をサンプルとして作成し、各サンプルのコアロスを測定した。
<サンプルの作製手順>
図1にサンプルの作製手順を示す図を示した。まず主成分の原料となるFe、ZnO、CuO、NiOを秤量、混合する。秤量に際してはFeが43〜48mol%、ZnOが20〜30mol%、CuOが5〜15mol%の範囲となるように秤量するとともに残部をNiOとした主成分の原料を用意し、その主成分の原料をボールミルなどを用いて混合する(s1)。そして上記主成分の原料の混合物を750℃で仮焼成する(s2)。その仮焼成によって得られた粉体をボールミルにてさらに30時間粉砕し、その粉砕後の粉体に対し、添加剤としてZrOとNbをサンプルに応じた割合(wt%)で添加し(s3→s4、s5)、粉砕後の主成分原料に添加剤を添加して得られた粉体にPVA水溶液などのバインダーを加えた混合して適宜な大きさの粒子径となるように造粒する(s6)。そしてその造粒物を外形25mm、内径15mm、厚さ5mmのリング状に成形する(s7)た。そして、その成形体をAgの融点以下である900℃で焼成し、サンプルとなるリングコアを得た(s8)。なお比較例に係るサンプルとして添加剤が添加されていない主成分の原料のみからなるリングコア(以下、標準サンプルとも言う)を作成した。標準サンプルについてはボールミルによる粉砕によって得た粉体をリング状に成形して焼結させることで作成した(s3→s6〜s8)。
<コアロスの周波数特性>
各サンプルにおけるコアロスの特性を評価するのに当たり、上述した手順で作成した各サンプルにおいて主成分の組成が同じものを選出した。例えばFeが45mol%、ZnOが25mol%、CuOが10mol%、残部をNiOとしたものを選出した。その上で各サンプルのコアロスを様々な周波数にて測定した。またコアロスの測定に際しては各サンプルを所定の巻線数(例えば巻線数3)のトロイダルリングコアにして、周知のBHアナライザを用いた。また測定時の最大磁気飽和密度Bm=50mTとし、100kHz、300kHz、500kHz、700kHz、1000kHzの各周波数にてコアロスを測定した。
以下の表1に各サンプルのコアロス特性を示した。
Figure 2016098163
表1では各サンプルにおける添加剤の割合とコアロスの周波数特性が示されている。表1においてサンプル1が標準サンプルである。そして当該表1に示したように、サンプル2では100kHzと300kHzにおいて標準サンプルと同等の特性が得られ、500kHz〜1000kHzでは標準サンプルよりも特性が明らかに優れていた。サンプル3、4は、100kHz、300kHz、500kHz、700kHz、1000kHzの全ての周波数において標準サンプルよりコアロスが低いことがわかった。またサンプル5では500kHzでのコアロスが標準サンプルと同じで他の周波数ではコアロスが低かった。サンプル6、7は標準サンプルより特性が劣っていた。具体的には、標準サンプル1以外でZrOを添加していないサンプル2ではNbを0.1wt%添加しており標準サンプルと同等以上の特性を示し、標準サンプルより特性が劣っていたサンプル6ではZrOとNbをそれぞれ0.7wt%、0.35wt%添加していた。ZrOの添加量がサンプル6と同じサンプル5ではNbの添加量が0.3wt%で特性が極めて優れていた。以上より、主成分におけるFe、ZnO、CuOの割合がそれぞれ43〜48mol%、20〜30mol%、5〜15mol%の範囲で残部がNiOとなる標準サンプルの組成に対し、ZrOを0wt%以上0.7wt%以下の割合で添加するとともに、Nbを0.1wt%以上0.3wt%以下の割合で添加した磁性材料を焼結させてなる磁性磁器組成物では、低温焼成が可能で、かつ広い周波数範囲で優れたコアロス特性が得られることがわかった。すなわち第1の実施例に係る磁性材料は、主成分に対してZrOが0wt%以上0.7wt%以下の割合で添加されているとともに、Nbが0.1wt%以上0.3wt%以下の割合で添加されたものとなる。そしてこの磁器材料を焼結させてなる磁性磁器組成物は、上記主成分中のNiの一部がZrおよびNbで置換されて、ZrについてはZrO換算で0wt%以上0.7wt%以下の割合で含まれているとともに、NbについてはNb換算で0.1wt%以上0.3wt%以下の割合で含まれているものとなる。
ここで表1に示した結果について考察すると、まず、積層インダクタなどに用いられる磁性材料では焼結体にしたときに所謂「粒成長」と呼ばれる部分的な結晶成長が発生すると結晶構造に歪みが生じ磁気特性が劣化するという問題がある。第1の実施例に係る磁性材料では主成分にZrOとNbを適量添加しており、ZrOに由来するZrが焼結体の粒界に析出し、その析出したZrが結晶の粒生長を抑制する。その一方でZrOは焼結性を低減させて900℃程度の焼結温度では磁気特性を劣化させる要因にもなり得るもののNbを適量添加していることでZrOによって劣化した焼結性が改善され、結果として、低温での焼結性を維持しつつZrOによるコアロス特性の改善効果のみが顕在化したものと思われる。
===第2の実施例===
ところで焼結した磁性材料は応力よってインダクタンスLが変化することが知られているが、応力によるインダクタンスLの変動が大きいとその変動を補正するための制御が難しくなり問題となる。そこで第2の実施例として磁性磁器組成物にしたときに応力よるインダクタンスLの変動がより小さな磁性材料を挙げる。概略的には第1の実施例に係る磁性材料にCaをさらに適量添加することで応力に対するインダンクタンスLの変動を減少させている。
<応力依存特性>
まず第1の実施例において作製したサンプル2に対してNiの一部をCaに置換したサンプルを作製した。具体的には図1において添加剤を秤量して混合するステップs5で、表1に示したサンプル3と同じ量のZrOとNbを添加するとともに、CaCOをサンプルに応じた量だけ添加してステップs6〜s8を実行することで主成分中のNiの一部がCaに置換された磁性磁器組成物からなるリングコアをサンプルとして作製した。そして図2に示したように、リングコア1に巻線2を巻いたトロイダルリングコア10に対し径方向に加重F(kgf)を掛ける。そしてそのときの巻線の両端a−a’間のインピーダンスLを周知のインピーダンスアナライザを用いて測定する。
<コアロス特性>
表2に各サンプルにおけるCaCO換算でのCaの割合を示した。
Figure 2016098163
表2ではCaCOを添加していないサンプル3も併せて示している。当該サンプル8〜10はサンプル3と同じ割合でZrOとNbが添加されているとともに、CaCOがそれぞれのサンプルに応じた割合で添加されている。そして表2に示した各サンプル3、8〜10に対して図2に示した方法で応力Fを掛けてインダクタンスLを測定した。図3に加重FとインダクタンスLとの関係を示した。なお図3におけるインダクタンスLは、各サンプルにおいて応力を掛けていないとき(加重F=0kgf)の値をL=100%としたときの相対値で示している。図3に示したように、焼結後のリングコアの状態でNiの一部がCaに置換されたサンプル3、8〜10において、サンプル中のCaの割合がCaCO換算で0.10wt%以上のサンプル10では加重Fが小さいときは明らかに応力に対するインダクタンスLの変動が大きくなっているが加重が約25kgf以上の領域ではインダクタンスLの変動量が激減し、30kgfの加重では標準サンプルおよびサンプル8、9よりもインダクタンスLの変動量が小さくなっている。そしてごく微量(0.005wt%)のCaを含むサンプル8ではCaを含まないサンプル3に対してインダクタスの変動が明らかに減少している。Caを0.050wt%含んだサンプル9でもサンプル3と同等以下の変動に抑えられている。以上より、主成分に対してCaをCaO換算で0.05wt%以下の量で添加することで広い応力範囲においてインダクタンスLの変動を減少させることがわかった。また加重Fが大きい場合はCaをより多くすることでインダクタンスLの変動を激減させることができるということもわかった。
<コアロスの周波数特性>
上述したように第1の実施例に係る磁性材料に対しさらにCaCOを添加した磁性材料を焼結してNiの一部をCaに置換した磁性磁器組成物では、応力に対するインダクタンスLの変動を減少させることができた。しかしNiの一部をCaに置換させたことでコアロスが大きくなってしまっては本末転倒となる。そこで標準サンプルと表2に示したサンプル3、8〜10におけるコアロスの周波数特性を調べた。
表3に各サンプル1、3、8〜10におけるコアロスの周波数特性を示した。
Figure 2016098163
表3に示したように、CaCOが添加されているサンプル8〜10のうち、サンプル8は300kHzおよび500kHzにおいてコアロスがサンプル3と同じであり、それ以外の周波数ではサンプル3よりもコアロスが減少していた。またサンプル9では標準サンプルと同等かそれ以下のコアロスであった。したがって先に図3に示したCaCOの添加量に応じた加重FとインダクタンスLとの関係から、第1の実施例に係る磁性材料に対してCaCOを0.05wt%以下の割合で添加した磁性材料であれば、その磁性材料を焼結させて得た磁性磁器組成物は、広い周波数範囲でコアロスを低減させつつ、インダクタンスLの応力依存性も低減させることができる。
1 磁器磁性組成物(焼結体、リングコア)、s1 主成分原料秤量・混合工程、
s2 仮焼成工程、s3 添加剤秤量・混合工程、s6 造粒工程、s7 成形工程、
s8 焼成工程

Claims (3)

  1. Feがamol%、ZnOがbmol%、CuOがcmol%、残部としてNiOがdmol%含まれている主成分に対して添加剤としてxwt%のZrOとywt%のNbとが添加され、
    a+b+c+d=100、43≦a≦48、20≦b≦30、5≦c≦15であるとともに、0.5≦x≦0.7、0<y≦0.3
    であることを特徴とする磁性材料。
  2. 請求項1において、前記主成分に対して添加剤としてCaCOが0wt%よりも多く0.05wt%以下で添加されていることを特徴とする磁性材料。
  3. 請求項1または2に記載の前記磁器材料を焼結させる磁性磁器組成物。
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