JP2016098137A - ガラスリボンの形状監視方法、ガラス物品の製造方法、及びガラス物品の製造装置 - Google Patents

ガラスリボンの形状監視方法、ガラス物品の製造方法、及びガラス物品の製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】特殊な光を用いずにガラスリボンの形状変化を監視することが可能なガラスリボンの形状監視方法、ガラス物品の製造方法、及びガラス物品の製造装置の提供。
【解決手段】定位置に設置された基体BをガラスリボンGに映すとともに、ガラスリボンGに映された基体Bの像を撮像した画像に基づいてガラスリボンGの形状変化を監視し、定位置に設置されることによりガラスリボンGに映される基体Bと、ガラスリボンGに映された基体Bの像を撮像する撮像部16と、撮像部16により得られた画像に基づいてガラスリボンGの形状特性値を算出する制御部とを備えるガラスリボンGの形状監視方法であり、ダウンドロー法を用いたガラス物品の製造に適用されるガラスリボン製造装置11。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガラスリボンの形状監視方法、ガラス物品の製造方法、及びガラス物品の製造装置に関する。
例えば、板ガラス等を得るためのガラスリボンの成形方法の一種として、ダウンドロー法が知られている(特許文献1,2参照)。特許文献1には、溶融ガラスの幅方向の温度分布を適正化することで、板ガラスの偏肉を抑制する方法が開示されている。特許文献2には、ガラスリボンに紫外線レーザーを照射した際の蛍光を検出し、板ガラス(ガラスリボン)の形状を判定する方法が開示されている。
特開2014−122124号公報 特開2010−053030号公報
ダウンドロー法を用いてガラスリボンを成形する場合、ガラスリボンの幅方向に沿った形状の変化は、板ガラスの品質のばらつきの原因となるため、例えば、高精細化された液晶用ディスプレイ用途等に用いられる板ガラスとして好適に使用できないおそれがある。このような板ガラスの品質のばらつきを抑制するためには、ガラスリボンの形状変化を監視することが重要である。例えば、特許文献2に開示される方法では、ガラスリボンの形状を監視することが可能であるものの、ガラスリボンから蛍光を放射させるための入射光は、多くの場合、紫外線レーザーである。紫外線レーザー等の特殊な光を用いる場合、例えば、安全性の配慮が必要となる等、設備の管理に手間を要する。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、特殊な光を用いずにガラスリボンの形状変化を監視することが可能なガラスリボンの形状監視方法、ガラス物品の製造方法、及びガラス物品の製造装置を提供することにある。
上記課題を解決するガラスリボンの形状監視方法は、ダウンドロー法を用いて成形されるガラスリボンの形状変化を監視するガラスリボンの形状監視方法であって、定位置に設置された基体を前記ガラスリボンに映すとともに、前記ガラスリボンに映された前記基体の像を撮像した画像に基づいて前記ガラスリボンの形状変化を監視する。
この方法によれば、ガラスリボンの形状変化の監視の際に、例えば、紫外線レーザー等の特殊な光の使用を回避することが可能となる。
上記ガラスリボンの形状監視方法において、前記ガラスリボンの第1主面が凹面であるとともに前記ガラスリボンの第2主面が凸面であり、前記凹面に前記基体を映すことが好ましい。
この方法によれば、基体をガラスリボンに映した際にガラスリボンの幅方向に延在する基体の像が得られ易い。これにより、基体の像を撮像する設定の自由度が増すため、ガラスリボンの形状変化を監視する精度を容易に高めることができる。
上記ガラスリボンの形状監視方法において、前記基体の像は、前記ガラスリボンの幅方向に沿った両側方のうち、少なくとも一側方から撮像されることが好ましい。
この方法によれば、例えば、ガラスリボンの主面を取り囲む壁等の設備の変更を回避することができる。
上記ガラスリボンの形状監視方法において、前記基体は、前記ガラスリボンを成形する成形部の下方において前記ガラスリボンを挟み込むローラーであることが好ましい。
ダウンドロー法では、一般に、ガラスリボンを挟み込むローラーが用いられる。上記方法のように、ガラスリボンを挟み込むローラーを基体として用いることにより、ガラスリボンの形状変化を監視するための設備を簡素化することができる。
上記ガラスリボンの形状監視方法において、前記基体を前記ガラスリボンに映す際に前記基体に照射される光は、溶融ガラスの熱エネルギーに基づいて発光される光を含むことが好ましい。
上記方法によれば、ガラスリボンの形状変化を監視するための光源を簡略化したり、その光源の設置を省略したりすることが可能である。このため、ガラスリボンの形状変化を監視するための設備を簡素化することが可能である。
上記ガラスリボンの形状監視方法において、前記基体の像の面積、前記基体の像におけるエッジの位置、及び前記画像の色調から選ばれる少なくとも一種を用いて前記ガラスリボンの形状変化を監視することが好ましい。
この方法によれば、ガラスリボンの形状変化を監視する精度を容易に高めることができる。
上記ガラスリボンの形状監視方法において、前記画像の一部を区画した画像領域を用いて前記ガラスリボンの形状変化を監視することが好ましい。
この方法によれば、ガラスリボンの形状変化を監視する精度を容易に高めることができる。
上記ガラスリボンの形状監視方法において、前記ダウンドロー法は、オーバーフローダウンドロー法であることが好ましい。
この方法によれば、オーバーフローダウンドロー法を用いた板ガラスの製造において、品質の安定化や生産性の向上を図ることが容易となる。
上記課題を解決するガラス物品の製造方法は、ダウンドロー法を用いてガラスリボンを成形する成形工程を備えるガラス物品の製造方法であって、前記ガラスリボンの形状変化を監視する監視工程を備え、前記監視工程は、定位置に設置された基体を前記ガラスリボンに映すとともに、前記ガラスリボンに映された前記基体の像を撮像した画像に基づいて前記ガラスリボンの形状変化を監視する工程である。
この方法によれば、ガラスリボンの形状変化を監視する監視工程において、例えば、紫外線レーザー等の特殊な光の使用を回避することが可能となる。
上記ガラス物品の製造方法は、前記監視工程の監視結果に基づいて前記ガラスリボンの形状が変化したと判定する判定工程をさらに備えることが好ましい。
この方法によれば、形状のばらつきを抑制した板ガラスを容易に製造することができる。
上記ガラス物品の製造方法は、前記判定工程の判定結果に基づいて前記ガラスリボンに外力を加えることにより前記ガラスリボンの形状を修正する修正工程をさらに備えることが好ましい。
この方法によれば、ガラスリボンの形状が円滑に修正されるため、形状のばらつきを抑制した板ガラスの生産性を向上することができる。
上記課題を解決するガラス物品の製造装置は、ダウンドロー法を用いてガラスリボンを成形する成形部を備えるガラス物品の製造装置であって、定位置に設置されることにより前記ガラスリボンに映される基体と、前記ガラスリボンに映された前記基体の像を撮像する撮像部と、前記撮像部により得られた画像に基づいて前記ガラスリボンの形状特性値を算出する制御部と、を備える。
この構成によれば、ガラスリボンの形状特性値を算出する過程において、例えば、紫外線レーザー等の特殊な光の使用を回避することが可能となる。このように算出されたガラスリボンの形状特性値を用いてガラスリボンの形状変化を監視することが可能である。
本発明によれば、特殊な光を用いずにガラスリボンの形状変化を監視することが可能となる。
(a)は本実施形態における板ガラスの製造装置を模式的に示す正面図であり、(b)はガラスリボンの成形装置を模式的に示す断面図である。 (a)はガラスリボンの断面形状の一例を示す模式図であり、(b)はガラスリボンの形状に基づく画像を示す模式図である。 (a)はガラスリボンの断面形状の一例を示す模式図であり、(b)はガラスリボンの形状に基づく画像を示す模式図である。 (a)はガラスリボンの断面形状の一例を示す模式図であり、(b)はガラスリボンの形状に基づく画像を示す模式図である。 (a)はガラスリボンの断面形状の一例を示す模式図であり、(b)はガラスリボンの形状に基づく画像を示す模式図である。 (a)及び(b)は、画像処理の一例を示す模式図である。 (a)及び(b)は、画像処理の一例を示す模式図である。
以下、ガラス物品の一例として板ガラスを製造する場合の製造装置及び製造方法、並びに板ガラスを得るためのガラスリボンの形状監視方法の実施形態について図面を参照して説明する。なお、図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率についても、実際と異なる場合がある。
<板ガラスの製造装置>
図1(a)及び図1(b)に示すように、板ガラスの製造装置11は、ダウンドロー法を用いてガラスリボンGを成形する成形部12を備えている。本実施形態の板ガラスの製造装置11は、ダウンドロー法の一種であるオーバーフローダウンドロー法を用いて板ガラスを製造する装置である。
図1(b)に示すように、板ガラスの製造装置11の成形部12は、溶融ガラスMGをオーバーフローする溝12aと、オーバーフローした溶融ガラスMGの流下を案内する第1案内面12b及び第2案内面12cとを有している。第2案内面12cは、第1案内面12bの反対側に位置し、第1案内面12bと第2案内面12cとに沿って流下した溶融ガラスMGが成形部12の下端で融合されることによりガラスリボンGが成形される。
板ガラスの製造装置11は、成形部12の下方において、第1支持部13、第2支持部14、及び第3支持部15を備えている。第1支持部13、第2支持部14、及び第3支持部15は、ガラスリボンGの流れ方向Yに沿って順に配置されている。図1(b)に示すように、第1支持部13は、ガラスリボンGの幅方向Xにおける一端部を挟み込む一対の第1ローラー13a,13aと、ガラスリボンGの幅方向Xにおける他端部を挟み込む一対の第1ローラー13b,13bとから構成されている。第2支持部14についても第1支持部13と同様に第2ローラー14a,14a及び第2ローラー14b,14bから構成されている。第3支持部15についても第1支持部13と同様に第3ローラー15a,15a及び第3ローラー15b,15bから構成されている。第1支持部13、第2支持部14、及び第3支持部15は、いずれも金属材料から構成されている。
ガラスリボンGは、第1主面Gaと第1主面Gaの反対側に位置する第2主面Gbとを有している。ガラスリボンGは、幅方向Xにおける両端部が接近するように湾曲した形状で連続的に成形される。本実施形態のガラスリボンGでは、第1主面Gaが凹面であり、第2主面Gbが凸面である。
板ガラスの製造装置11は、定位置に配置されることによりガラスリボンGに映される基体Bを備えている。本実施形態の基体Bは、ガラスリボンGの第1主面Gaの一端側を支持する第2ローラー14bである。基体B(第2ローラー14b)は、ガラスリボンGの第1主面Ga(凹面)に映される。第1主面Gaに映された基体Bの像は、基体Bに照射された光が基体Bに反射した反射光により形成される。
基体BをガラスリボンGに映す際に基体Bに照射される光としては、例えば、溶融ガラスMGの熱エネルギーに基づいて発光される光、及び板ガラスの製造装置11に設置される光源装置から放射される光が挙げられる。溶融ガラスMGの熱エネルギーに基づいて発光される光としては、例えば、溶融ガラスMG自体から発光される光、及び溶融ガラスMGにより加熱された成形部12から発光される光が挙げられる。光源装置としては、例えば、LED光源装置が挙げられる。基体Bに照射される光は、溶融ガラスMGの熱エネルギーに基づいて発光される光を含むことが好ましい。
板ガラスの製造装置11は、ガラスリボンGに映された基体Bの像を撮像する撮像部16と、撮像部16により得られた画像に基づいてガラスリボンGの形状特性値を算出する制御部とをさらに備えている。
撮像部16により得られた画像は、基体Bの像の一部又は全体を含む。撮像部16は、CCDやCMOS等の撮像素子を備えたカメラにより構成される。撮像部16は、ガラスリボンGの幅方向Xに沿った両側方のうち、少なくとも一側方から基体Bの像が撮像されるように配置されることが好ましい。さらに、ガラスリボンGの幅方向Xに沿った両側方から基体Bの像が撮像されるように複数の撮像部16を設置することがより好ましい。ガラスリボンGの幅方向Xに沿った両側方から基体Bの像を撮像する場合、基体Bとしては、例えば、ガラスリボンGの第1主面Gaを支持する第2ローラー14a,14bが用いられる。
なお、ガラスリボンGは、図示を省略した壁で囲まれているため、撮像部16は、壁に組み付けられた窓を通じて基体Bの像を撮像するように設置される。壁に組み付けられた窓は、基体Bの像をより鮮明に撮像できるように、高透過率ガラスにより構成されることが好ましい。撮像部16は、例えば、窓から15cm以上離間した位置であり、成形部12の下端からの距離が3〜7mの範囲となる位置に設置されることが好ましい。また、撮像部16は、ガラスリボンGの幅方向Xに沿ってより広範囲に撮像できるようにガラスリボンGの幅方向X(第2ローラー14bの軸方向)に対して傾斜する方向から入光するように設置されることが好ましい。
本実施形態の板ガラスの製造装置11は、ガラスリボンGに外力を加えることによりガラスリボンGの形状を修正する修正装置17をさらに備えている。修正装置17は、撮像部16により撮像される箇所よりも流れ方向Yの下流側に位置するガラスリボンGに外力を加えるように設置されている。修正装置17としては、例えば、押圧装置及び吸引装置が挙げられる。押圧装置としては、例えば、流体圧シリンダ、加振装置、及び気体吐出装置が挙げられる。吸引装置としては、ガラスリボンGを吸着する吸着部を有するものが挙げられる。
本実施形態では、ガラスリボンGの第1主面Gaが凹面であるため、この第1主面Gaが凸面に形状変化した場合、その第1主面Gaを凹面に修正するように第1主面Ga側に修正装置17(押圧装置)が配置されている。なお、第2主面Gbが凹面に形状変化した場合、その第2主面Gbを凸面に修正するように、第2主面Gb側に修正装置17(吸引装置)を配置してもよい。
図1(a)に示すように、板ガラスの製造装置11は、撮像部16により得られた画像又はその画像が処理された処理画像を表示可能な表示部18を備えていることが好ましい。板ガラスの製造装置11は、図示を省略した周知の徐冷炉、及び周知の切断装置を備えている。
次に、ガラスリボンGの形状変化の態様について説明する。
以下では、説明を分かり易くするため、図面における画像中の基体Bの像は、ガラスリボンGの形状を模式的に示している。すなわち、図2(a)に示すように、ガラスリボンGの形状が正常な形状(第1主面Gaが凹面)のとき、図2(b)に示すように、画像中の基体Bの像M1の形状を円弧状で示している。
図3(a)には、ガラスリボンGの形状が正常な形状から変化した一例として、ガラスリボンGの幅方向Xの中央部における第1主面Gaが凸面となった場合を示している。この場合、図3(b)に示すように、画像中の基体Bの像M2についても、幅方向Xの中央部の形状が変化する。
図4(a)には、ガラスリボンGの形状が正常な形状から変化した一例として、撮像部16側に位置するガラスリボンGの第1主面Gaが凸面となった場合を示している。この場合、図4(b)に示すように、画像中の基体Bの像M3については、基体B側のみに現れている。すなわち、図4(a)に示す画像中の基体Bの像M1のうち、撮像部16側に位置していた部分は消失する。
図5(a)には、ガラスリボンGの形状が正常な形状から変化した一例として、ガラスリボンGの第1主面Gaの凹面が凸面に変形した場合を示している。この場合、図5(b)に示すように、画像中の基体Bの像は消失するため、ガラスリボンGの形状特性値は、予め設定されたブランク値(例えば、ゼロ)となる。
以上のように、ガラスリボンGの形状変化は、画像中において基体Bの像の変形又は消失により推定することができる。
次に、板ガラスの製造装置11の制御部及び修正装置17の動作について説明する。
板ガラスの製造装置11の制御部は、撮像部16から画像データを取得し、必要に応じて画像処理を行うことにより、ガラスリボンGの形状特性値を算出する。ガラスリボンGの形状特性値としては、例えば、基体Bの像の面積値、基体Bの像のエッジの位置を表す値、及び画像の色調を表す値から選ばれる少なくとも一種が挙げられる。画像の色調としては、例えば、色差又は明度を用いることができる。ガラスリボンGの形状特性値は、制御部に導入された周知の画像解析ソフトを用いて算出される。制御部は、板ガラスの製造装置11における表示部18に形状特性値を表示するように構成されてもよい。
上述したガラスリボンGの形状特性値の算出について、基体Bの像の面積値の算出を一例として詳述する。
図6(a)及び図7(a)は、ガラスリボンGの形状が正常な形状のときの画像を示し、図6(b)及び図7(b)は、ガラスリボンGの形状が正常な形状から変化したときの画像を示している。
図6(a)に示される画像領域A1における基体Bの像の面積は、図6(b)に示すようにガラスリボンGの形状が正常な形状から変化した場合に拡大する。図7(a)に示される画像領域A2における基体Bの像の面積は、図7(b)に示すようにガラスリボンGの形状が正常な形状から変化した場合にゼロとなる。このように基体Bの像の面積値は、面積値の変動を検出し易くするという観点から、画像の一部を区画した画像領域A1,A2を用いて算出されることが好ましい。画像の一部を区画した画像領域は、ガラスリボンGの形状が正常な形状の場合に、基体Bの像の面積割合が30〜50%となるように設定されることが好ましい。
また、図7(a)及び図7(b)に示すように、画像を複数の画像領域A2,A3,A4,A5,A6,A7,A8に区画することにより、各画像領域A2からA8に含まれる基体Bの面積割合を所定の範囲に調整することができる。これら各画像領域A2からA8の面積値は、ガラスリボンGの形状が正常な状態の場合、所定の範囲内であるため、各画像領域A2からA8の面積値について、それぞれを異なる基準ではなく、共通の基準で監視することができるため、ガラスリボンGの幅方向Xにわたる形状変化を容易に監視することも可能となる。
なお、基体Bの像の面積以外の形状特性値を用いる場合においても、画像の一部を区画した画像領域を用いて算出されることが好ましい。また、画像を複数の画像領域(例えば、画像領域A2,A3等)に区画することで、各画像領域における各形状特性値を対比したり、複数の画像領域に基づき形状特性値を算出したりすることもできる。
本実施形態の制御部は、ガラスリボンGの形状特性値に基づいてガラスリボンGの形状が変化したか否かを判定する。この判定は、例えば、予め設定した形状特性値(閾値)に基づいて行われてもよいし、リアルタイムで算出される形状特性値の変動幅に基づいて行われてもよい。
本実施形態の制御部は、ガラスリボンGの形状が変化したとの判定がなされた場合、図1(a)及び図1(b)に示される修正装置17を駆動する。修正装置17の駆動により、ガラスリボンGの形状は正常な形状に修正される。
次に、板ガラスの製造装置11の主な作用について説明する。
板ガラスの製造装置11は、ガラスリボンGを成形する成形部12と、定位置に設置されることによりガラスリボンGに映される基体Bとを備えている。すなわち、成形部12により連続的に成形されるガラスリボンGには、所定形状の基体Bの像が映されている。板ガラスの製造装置11は、さらにガラスリボンGに映された基体Bの像を撮像する撮像部16と、撮像部16により得られた画像に基づいてガラスリボンGの形状特性値を算出する制御部とを備えている。この構成によれば、ガラスリボンGの形状特性値を算出する過程において、例えば、紫外線レーザー等の特殊な光の使用を回避することが可能となる。このように算出された形状特性値は、ガラスリボンGの形状を修正する修正装置17の駆動制御に利用することができる。
<板ガラスの製造方法>
板ガラスの製造方法は、ダウンドロー法を用いてガラスリボンGを成形する成形工程を備えている。板ガラスの製造方法は、ガラスリボンGの形状変化を監視する監視工程を備えている。この監視工程は、定位置に設置された基体B(基体Bの像)をガラスリボンGに映すとともに、ガラスリボンGに映された基体Bの像を撮像した画像に基づいてガラスリボンGの形状変化を監視する工程である。
板ガラスの製造方法は、監視工程の監視結果に基づいてガラスリボンGの形状が変化したと判定する判定工程をさらに備えることが好ましい。判定工程は、例えば、予め設定した形状特性値(閾値)に基づいて行われてもよいし、リアルタイムで算出される形状特性値の変動幅に基づいて行われてもよい。
板ガラスの製造方法は、判定工程の判定結果に基づいてガラスリボンGに外力を加えることによりガラスリボンGの形状を修正する修正工程をさらに備えることが好ましい。板ガラスの製造方法は、ダウンドロー法を用いた板ガラスの製造における周知の工程を備えている。周知の工程としては、例えば、徐冷工程及び切断工程が挙げられる。
板ガラスの製造方法は、上述した板ガラスの製造装置11を用いて実施することができる。なお、板ガラスの製造方法は、上記<板ガラスの製造装置>欄における説明から把握される製造方法をさらに含めて実施することもできる。
<ガラスリボンの形状監視方法>
ガラスリボンGの形状監視方法は、ダウンドロー法を用いて成形されるガラスリボンGの形状変化を監視する方法である。ガラスリボンGの形状監視方法は、定位置に設置された基体B(基体Bの像)をガラスリボンGに映すとともに、ガラスリボンGに映された基体Bの像を撮像した画像に基づいてガラスリボンGの形状変化を監視する。
ガラスリボンGの形状監視方法は、上述した板ガラスの製造装置11を用いて実施することができる。なお、ガラスリボンGの形状監視方法は、上記<板ガラスの製造装置>欄における説明から把握される方法をさらに含めて実施することもできる。
以上詳述した実施形態によれば、次のような作用効果が発揮される。
(1)ガラスリボンGの形状監視方法は、ダウンドロー法を用いて板ガラスを製造する際のガラスリボンGの形状変化を監視する方法である。ガラスリボンGの形状監視方法は、定位置に設置された基体BをガラスリボンGに映すとともに、ガラスリボンGに映された基体Bの像を撮像した画像に基づいてガラスリボンGの形状変化を監視する。
この方法によれば、ガラスリボンGの形状変化の監視の際に、例えば、紫外線レーザー等の特殊な光の使用を回避することが可能となる。従って、特殊な光を用いずにガラスリボンGの形状変化を監視することが可能となる。これにより、ガラスリボンGの形状変化を監視に必要な設備の管理も容易となる。
(2)ガラスリボンGの形状監視方法では、ガラスリボンGの第1主面Gaが凹面であるとともにガラスリボンGの第2主面Gbが凸面であり、凹面に基体Bを映すことが好ましい。
この方法によれば、基体BをガラスリボンGに映した際にガラスリボンGの幅方向Xに延在する基体Bの像が得られ易い。これにより、基体Bの像を撮像する設定の自由度が増すため、ガラスリボンGの形状変化を監視する精度を容易に高めることができる。
(3)ガラスリボンGの形状監視方法における基体Bの像は、ガラスリボンGの幅方向Xに沿った両側方のうち、少なくとも一側方から撮像されることが好ましい。
この方法によれば、例えば、ガラスリボンGの主面を取り囲む壁等の設備の変更を回避することができる。従って、ガラスリボンGの温度管理への影響を極力回避し、かつ、ガラスリボンGの形状変化を監視することが可能である。
(4)ガラスリボンGの形状監視方法における基体Bは、ガラスリボンGを成形する成形部12の下方においてガラスリボンGを挟み込むローラー(第2ローラー14b)であることが好ましい。
ダウンドロー法では、一般に、ガラスリボンGを挟み込むローラーが用いられる。上記方法のように、ガラスリボンGを挟み込むローラーを基体Bとして用いることにより、ガラスリボンGの形状変化を監視するための設備を簡素化することができる。これにより、ガラスリボンGの形状変化を監視に必要な設備の管理も容易となる。
(5)ガラスリボンGの形状監視方法では、基体BをガラスリボンGに映す際に基体Bに照射される光は、溶融ガラスMGの熱エネルギーに基づいて発光される光を含むことが好ましい。
この方法の場合、ガラスリボンGの形状変化を監視するための光源を簡略化したり、その光源の設置を省略したりすることが可能である。このため、ガラスリボンGの形状変化を監視するための設備を簡素化することが可能である。これにより、ガラスリボンGの形状変化を監視に必要な設備の管理も容易となる。
(6)ガラスリボンGの形状監視方法では、基体Bの像の面積、基体Bの像におけるエッジの位置、及び画像の色調から選ばれる少なくとも一種を用いてガラスリボンGの形状変化を監視することが好ましい。
この方法の場合、ガラスリボンGの形状変化を監視する精度を容易に高めることができる。従って、品質のばらつきがより小さい板ガラスを製造する際のガラスリボンGの形状監視方法として好適となる。
(7)ガラスリボンGの形状監視方法では、画像の一部を区画した画像領域A1,A2を用いてガラスリボンGの形状変化を監視することが好ましい。
この方法の場合、ガラスリボンGの形状変化を監視する精度を容易に高めることができる。従って、品質のばらつきがより小さい板ガラスを製造する際のガラスリボンGの形状監視方法として好適となる。
(8)ガラスリボンGの形状監視方法では、ダウンドロー法は、オーバーフローダウンドロー法であることが好ましい。
この方法の場合、オーバーフローダウンドロー法を用いた板ガラスの製造において、品質の安定化や生産性の向上を図ることが容易となる。
(9)板ガラスの製造方法は、ダウンドロー法を用いてガラスリボンGを成形する成形工程を備えている。板ガラスの製造方法は、ガラスリボンGの形状変化を監視する監視工程を備えている。監視工程は、定位置に設置された基体BをガラスリボンGに映すとともに、ガラスリボンGに映された基体Bの像を撮像した画像に基づいてガラスリボンGの形状変化を監視する工程である。
この方法によれば、上記(1)欄で述べた作用効果と同様の作用効果が得られる。
(10)板ガラスの製造方法では、監視工程の監視結果に基づいてガラスリボンGの形状が変化したと判定する判定工程をさらに備えることが好ましい。
この方法の場合、形状のばらつきを抑制した板ガラスを容易に製造することができる。
(11)板ガラスの製造方法では、判定工程の判定結果に基づいてガラスリボンGに外力を加えることによりガラスリボンGの形状を修正する修正工程をさらに備えることが好ましい。
この方法の場合、ガラスリボンGの形状が円滑に修正されるため、形状のばらつきを抑制した板ガラスの生産性を向上することができる。
(12)板ガラスの製造装置11は、ダウンドロー法を用いてガラスリボンGを成形する成形部12を備えている。板ガラスの製造装置11は、定位置に設置されることによりガラスリボンGに映される基体Bを備えている。また、板ガラスの製造装置11は、ガラスリボンGに映された基体Bの像を撮像する撮像部16と、撮像部16により得られた画像に基づいてガラスリボンGの形状特性値を算出する制御部とを備えている。
この構成によれば、ガラスリボンGの形状特性値を算出する過程において、例えば、紫外線レーザー等の特殊な光の使用を回避することが可能となる。このように算出されたガラスリボンGの形状特性値を用いてガラスリボンGの形状変化を監視することが可能である。従って、特殊な光を用いずにガラスリボンGの形状変化を監視することが可能となる。これにより、ガラスリボンGの形状変化を監視に必要な設備の管理も容易となる。
(変更例)
上記実施形態を次のように変更して構成してもよい。なお、以下では、板ガラスの製造装置11の変更例を説明するが、板ガラスの製造方法、及びガラスリボンGの形状監視方法についても同様に変更可能である。
・前記板ガラスの製造装置11における修正装置17を省略することもできる。例えば、板ガラスの製造装置における制御部が算出する形状特性値をガラスリボンGの形状変化の監視に利用してもよい。
・前記板ガラスの製造装置11は、オーバーフローダウンドロー法以外のダウンドロー法を用いた板ガラスの製造装置に変更することもできる。オーバーフローダウンドロー法以外のダウンドロー法としては、例えば、スロットダウンドロー法、及びリドローダウンドロー法が挙げられる。
・前記板ガラスの製造装置11における基体Bは、第2ローラー14bに限定されず、例えば、第1ローラー13b、第3ローラー15b等に変更することもできる。また、基体Bは、ガラスリボンGを挟み込む他のローラーであってもよい。また、ローラー以外の基体Bを板ガラスの製造装置に設けてもよい。この場合、基体Bは、耐熱性が得られ易く、比較的高い光反射率を有するという観点から、金属材料から構成されることが好ましい。なお、撮像部16の位置についても、基体Bの位置に応じて変更することができる。
・前記板ガラスの製造装置11における基体Bは、ガラスリボンGの第1主面Ga(凹面)に映されるが、ガラスリボンGの第2主面Gb(凸面)に映される基体Bに変更することもできる。この場合、板ガラスの製造装置における制御部は、例えば、画像中において基体Bの像が出現したとき、ガラスリボンGの形状特性値を算出する。また、前記板ガラスの製造装置11は、第1主面Gaに映される基体Bと、第2主面Gbに映される基体Bとを備え、これらの基体Bに基づき形状特性値を算出するように構成することもできる。
・前記板ガラスの製造装置11における基体Bの像の形状は、特に限定されず、使用される基体Bや撮像部16の位置の設定によって調整することができる。ガラスリボンGにおいて、例えば、形状の変化し易い部分に基体Bを映し、その部分に映された基体Bの像を撮像してもよい。
・前記板ガラス(ガラスリボンG)を構成するガラスは、無アルカリガラスであってもよいし、アルカリ成分を含むガラスであってもよい。なお、板ガラスの用途としては、例えば、ディスプレイ用途、タッチパネル用途、光電変換パネル用途、電子デバイス用途、窓ガラス用途、建材用途、及び車両用途が挙げられる。
・前記板ガラスの製造装置11は、例えば、ガラスリボンGの製造装置等の板ガラス以外のガラス物品の製造装置に変更することもできる。ガラスリボンGの製造装置は、例えば、ガラスリボンGをロール状に巻き取る巻取機を備えている。
上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について以下に記載する。
(イ)ダウンドロー法を用いて板ガラスを製造する際のガラスリボンの形状変化を監視するガラスリボンの形状監視装置であって、定位置に設置されることにより前記ガラスリボンに映される基体と、前記ガラスリボンに映された前記基体の像を撮像する撮像部と、前記撮像部により得られた画像に基づいて前記ガラスリボンの形状特性値を算出する制御部と、を備えるガラスリボンの形状監視装置。
(ロ)ダウンドロー法を用いて成形されるガラスリボンの形状修正方法であって、定位置に設置された基体を前記ガラスリボンに映すとともに、前記ガラスリボンに映された前記基体の像を撮像した画像に基づいて前記ガラスリボンが変形したと判定し、その判定結果に基づいて前記ガラスリボンに外力を加えることにより前記ガラスリボンの形状を修正するガラスリボンの形状修正方法。
11…板ガラスの製造装置、12…成形部、16…撮像部、17…修正装置、A1,A2,A3,A4,A5,A6,A7,A8…画像領域、B…基体、G…ガラスリボン、Ga…第1主面(凹面)、Gb…第2主面(凸面)、M1,M2,M3…像、MG…溶融ガラス、X…幅方向。

Claims (12)

  1. ダウンドロー法を用いて成形されるガラスリボンの形状変化を監視するガラスリボンの形状監視方法であって、
    定位置に設置された基体を前記ガラスリボンに映すとともに、前記ガラスリボンに映された前記基体の像を撮像した画像に基づいて前記ガラスリボンの形状変化を監視することを特徴とするガラスリボンの形状監視方法。
  2. 前記ガラスリボンの第1主面が凹面であるとともに前記ガラスリボンの第2主面が凸面であり、前記凹面に前記基体を映すことを特徴とする請求項1に記載のガラスリボンの形状監視方法。
  3. 前記基体の像は、前記ガラスリボンの幅方向に沿った両側方のうち、少なくとも一側方から撮像されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のガラスリボンの形状監視方法。
  4. 前記基体は、前記ガラスリボンを成形する成形部の下方において前記ガラスリボンを挟み込むローラーであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のガラスリボンの形状監視方法。
  5. 前記基体を前記ガラスリボンに映す際に前記基体に照射される光は、溶融ガラスの熱エネルギーに基づいて発光される光を含むことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のガラスリボンの形状監視方法。
  6. 前記基体の像の面積、前記基体の像におけるエッジの位置、及び前記画像の色調から選ばれる少なくとも一種を用いて前記ガラスリボンの形状変化を監視することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のガラスリボンの形状監視方法。
  7. 前記画像の一部を区画した画像領域を用いて前記ガラスリボンの形状変化を監視することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のガラスリボンの形状監視方法。
  8. 前記ダウンドロー法は、オーバーフローダウンドロー法であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のガラスリボンの形状監視方法。
  9. ダウンドロー法を用いてガラスリボンを成形する成形工程を備えるガラス物品の製造方法であって、
    前記ガラスリボンの形状変化を監視する監視工程を備え、
    前記監視工程は、
    定位置に設置された基体を前記ガラスリボンに映すとともに、前記ガラスリボンに映された前記基体の像を撮像した画像に基づいて前記ガラスリボンの形状変化を監視する工程であることを特徴とするガラス物品の製造方法。
  10. 前記監視工程の監視結果に基づいて前記ガラスリボンの形状が変化したと判定する判定工程をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載のガラス物品の製造方法。
  11. 前記判定工程の判定結果に基づいて前記ガラスリボンに外力を加えることにより前記ガラスリボンの形状を修正する修正工程をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載のガラス物品の製造方法。
  12. ダウンドロー法を用いてガラスリボンを成形する成形部を備えるガラス物品の製造装置であって、
    定位置に設置されることにより前記ガラスリボンに映される基体と、
    前記ガラスリボンに映された前記基体の像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により得られた画像に基づいて前記ガラスリボンの形状特性値を算出する制御部と、を備えることを特徴とするガラス物品の製造装置。
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