JP2009114041A - ガラスリボンの位置補正装置およびその方法 - Google Patents

ガラスリボンの位置補正装置およびその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フロート法によりバス内の溶融金属上を浮上させながら所望の板厚に成形させたガラスリボンの幅方向の位置を補正する。
【解決手段】狭幅の成形ゾーンの入口の上流位置で、ガラスリボンの幅方向の中心線が成形ゾーンの中心線と略一致する位置で、ガラスリボンの一端部側のみにプッシャーを当接させ、他端部側のプッシャーはガラスリボンから離れた位置で待機させ、プッシャーとガラスリボンとの当接部を位置検出手段のCCDカメラで撮像し、該画像によりエッジとプッシャー先端との間隔を演算測定し、該間隔が設定距離以上となったときだけ、ガラスリボンを所定位置に押し戻すまで、制御装置の指令によって前記一端側のプッシャーを退避させると同時に他端側のプッシャーを前進させて、前記ガラスリボンを所定位置となるようにして、ガラスリボンをバス内の幅方向でセンタリングさせる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フロートバスの溶融金属上を浮上するガラスリボンの幅方向の位置を補正する装置およびその方法に関する。
フロート法によるガラス板の成形方法は、通常、ガラス板よりも比重の大きな金属、例えば錫をフロートバスと呼ばれる浴槽内に満たして溶融させ、該溶融した金属上に溶融したガラス素地を浮かべた時に表面6〜7mmの板厚で平衡状態となることを利用してフラットなガラス板を成形するものである。
前記平衡板厚よりも薄い板厚のガラス板を製造する場合には、フロートバス内の加熱ゾーン内でガラス板の幅方向の端部にトップロールと呼ばれる先端部が歯車状のロールを複数本当接させて、幅広方向に引き伸ばすように回転させることにより、薄い板厚のガラス板とすることができる。
しかし、一旦薄くなった軟化状態のガラス板であっても最下流位置のトップロールの以降のトップロールのない部分では、ガラスリボンが平衡板厚に戻ろうとするためにガラスリボンの幅が狭くなってくるので、所望の板厚範囲内となるように温度をコントロールしてガラスの粘度を調整する等によりバス内の冷却ゾーンにガラスリボンを移送する必要がある。
しかしながら、フロートバス内の冷却ゾーンは加熱ゾーンに比べてやや狭幅となっているため、ガラスリボンの幅が広い場合には、前記トップロール等の作動によりガラスリボンの蛇行があると、まだ軟化状態にあるガラスリボンがバス内の側壁に接触すると、ガラス板の品質に悪影響を及ぼすだけでなく、フロートバスの出口でガラスリボンが破断して、バス内にガラスリボンが滞留してしまう所謂イグジットブレイク等の大きなトラブルが発生する要因ともなる。
また、近年のディスプレイ表示用のガラス板として用いられる2mm以下の薄い板ガラス、特に0.4〜1.6mmのガラス板をフロート法で成形したガラスリボンは、極めて薄い板厚のため、バス内の側壁に僅かでも接触すると、大きなトラブルとなり易い状況にある。
このため、バス内の幅広の加熱ゾーンから狭幅の成形ゾーンにガラスリボンを移送させるときには、狭幅の成形ゾーンーの上流側の入口近傍位置でガラスリボンのセンタリングを行い、バスの側壁に接触させないようにして下流側に搬送させる技術が開示されている。
例えば、特公昭57−3605号公報には、溶融金属上のガラスリボン側端を撮像し、基準定点から該ガラスリボン側端までの間隔をその像から読み取って電気信号に変換し、この電気信号により制御中位置固定されそして回転によりガラスリボンにその幅方向の引張力を作用させるトップロールの回転数を制御することを特徴とするフロート法ガラス製板におけるトップロールの制御法が開示されている(特許文献1)。
さらに、従来、図1の符号8に示すように、フロートバスの前記狭幅の成形ゾーンの入口の上流位置で、ガラスリボンの左右両側の端面部に当接移動自在なガラスリボンの移送方向と直交する幅方向に作業者がマニュアル操作で位置を調整自在なカーボン製の容器をガラスリボンに当接させてガラスリボンの蛇行を調整することも行われていた。
特公昭57−3605号公報
前記特許文献1に記載されたものは、ガラスリボンの左右のエッジの位置を測定して、エッジに設けたトップロールの回転数の調整等によってガラスリボンの板厚や位置を調節するものであるが、位置調整だけを行いたい場合トップロールだけの調整では、板厚も変化してしまう恐れがあるという問題点があった。
一方、図1に示すようなガラスリボンの左右両側の端面部にカーボン製のプッシャー8、8をマニュアルで当接させ蛇行を調整する方法は、効率的でないだけでなく、また、ガラスリボンの板厚が非常に薄い超薄板の場合には、ガラスリボンの速度が早く、幅広に引き伸ばされているために、バスの下流の冷却ゾーンの側壁に当接し易く、トラブルを発生する恐れが高いという問題点があった。
本発明は、上記の問題点、すなわち、バスの溶融金属上を移動する幅広に引き伸ばした超薄板のガラスリボンを、バス内の下流の狭幅の成形ゾーン内に移動させるときにガラスリボンが成形ゾーンやその入口のショルダー部の側壁に接触させず、センタリングできるようにすることを目的とする。
すなわち、本発明は、フロート法によりバス内の溶融金属上を浮上させながら所望の板厚に成形させたガラスリボンの幅方向の位置補正装置において、幅広の加熱ゾーンと狭幅の成形ゾーンの境界のショルダー部の上流位置エリアをカメラで撮像し、ガラスリボンの左右のエッジの位置ずれを検出する位置検出手段と、ガラスリボンの左右両側の端面部に当接自在で、ガラスリボンの移送方向と直交する幅方向に配設したプッシャーと、前記検出した位置ずれ量に応じてプッシャーの移動量を制御する制御手段からなり、ガラスリボンをバス内でセンタリングさせることを特徴とするガラスリボンの位置補正装置である。
あるいは、本発明は、前記位置検出手段がバスの下流側プッシャーの先端部、およびガラスリボンの側端部とをCCDカメラで撮像し、該プッシャーの先端部とガラスリボンの側端部間の距離を測長するようにしたことを特徴とする上述のガラスリボンの位置補正装置である。
あるいはまた、本発明は、前記プッシャーが、ガラスリボンのエッジと当接させる先端部の上部が凹字状に開いたカーボン製の容器で、該容器内にガラスリボンを浮上させる溶融金属と同一の溶融金属を満たし、さらに該容器を固定支持する支持杆の先端部は、該容器内に浸されていると共に該支持杆の内部に冷却水を循環させる水管を設け、駆動装置によってガラスリボンの移動方向と直交する方向にカーボン製の容器を進退移動自在としたことを特徴とする上述のガラスリボンの位置補正装置である。
あるいはまた、本発明は、上述のいずれかの装置を用いて、フロート法によりバス内の溶融金属上を浮上しながら所望の板厚に成形されるガラスリボンの幅方向の位置補正方法において、幅広の加熱ゾーンと狭幅の成形ゾーンの境界のショルダー部の上流位置で、ガラスリボンの幅方向の中心線が成形ゾーンの中心線と略一致する位置で、ガラスリボンの一端部側のみにプッシャーを当接させ、他端部側のプッシャーはガラスリボンから離れた位置で待機させ、プッシャーとガラスリボンとの当接部を位置検出手段のCCDカメラで撮像し、該画像によりエッジとプッシャー先端との間隔を演算測定し、該間隔が設定距離以上となったときだけ、ガラスリボンを所定位置に押し戻すまで、制御装置の指令によって前記一端側のプッシャーを退避させると同時に他端側のプッシャーを前進させて、前記ガラスリボンを所定位置となるようにして、ガラスリボンをバス内の幅方向でセンタリングさせることを特徴とするガラスリボンの位置補正方法である。
バス内の溶融金属上を移動する幅広に引き伸ばした超薄板のガラスリボンを、バス内の下流の狭幅の成形ゾーン内に移動させるときに、自動的にガラスリボンの位置をバスの幅方向のセンターになるようにできるため、幅広の加熱ゾーンから狭幅の成形ゾーンに移動するときに、その入口のショルダー部の側壁にガラスリボンが接触することがなく、接触による品質上のトラブルや操業上のトラブルもない。
図1に示すように、本発明は、フロート法によりバス2内の溶融金属1上を浮上させながら引き伸ばされ所望の板厚に成形されたガラスリボンGの幅方向の位置を補正する位置補正装置10、10’であって、幅広の加熱ゾーンと狭幅の成形ゾーンの境界のショルダー部の上流位置エリア近傍をカメラで撮像し、ガラスリボンGの左右のエッジの幅方向の位置ずれを検出する位置検出手段30(図5参照)と、ガラスリボンGの左右両側の端面部に当接自在で、ガラスリボンGの移送方向と直交する幅方向に配設したプッシャー11、11’と、前記検出した位置ずれ量に応じてプッシャー11の移動量を制御する制御手段40からなり、ガラスリボンGをフロートバス2内でセンタリングさせるためのガラスリボンの位置補正装置10である。
前記位置検出手段30は、図5に示したようにバス2の図示しない側壁面の覗き窓に配設したカメラ31によってプッシャー11、11’である容器と、ガラスリボンGのエッジ部とが撮像視野33に納まるようにしてCCDカメラ31で撮像し、得られた画像を画像処理装置32によって演算して、該プッシャー11、11’の先端部とガラスリボンGの側端部間の距離を測長する。
前記位置補正装置10、10は、図2に示したように、ガラスリボンGのエッジと当接する先端部に設けたプッシャー11、11’と、該プッシャー11、11’を支持し、かつプッシャー11、11’を冷却させる水管を内部に配設した支持杆12、12’と、該支持杆をガラスリボンのエッジに向けて前進後退させる駆動部とからなる。
さらに詳述するとすなわち、該位置補正装置10、10の支持杆12、12’は、それぞれ架台14上に固設されたモーター15と該モーターの駆動によって回転するボールねじ16と、該ボールねじ16の回転によってレール18上をスライド移動自在なガイド17を有しており、該ガイド17上に立設した支柱19を介して前記支持杆12は支持されている。
また、前記プッシャー11、11’は、ガラスリボンGのエッジと当接する先端部にある上部側に開口部を有する断面凹字状、またはU字状のカーボン製の容器である。また、バス内でガラスリボンGを浮上させる溶融金属1と同一の溶融金属を該容器内に満たし、さらに該容器を固定支持する支持杆12、12’の先端部は、該容器内の溶融金属2内に浸されている。
さらに、図3に示したように、該支持杆12、12’は、その内部に冷却水を供給する水管13と、溶融金属によって冷却水が加熱された温水を回収する水管13’が設けられており、水管13と水管13’は支持杆12、12’のそれぞれのバス2内の先端部で折返すように直結され、バス2の外において供給用の水管13、回収用の水管13’のそれぞれに供給ホース21、回収ホース21’に連結して固定し、冷却水を循環させるようにしている。
前記支持杆12、12’の先端部は、プッシャー11、11’である凹字状の容器内の溶融金属に浸されているので、凹字状容器内の溶融金属の温度を下げることによって、カーボン製のプッシャー11、11’の温度を間接的に下げ、カーボンの溶出を避けることができる。
前記制御装置40は、図5に示したように、位置検出手段30によって得られたガラスリボンGとプッシャー11、11’間の距離情報により、位置補正装置10、10’のモーター15を駆動して、カーボン製の容器であるプッシャー11、11’をガラスリボンのエッジに向けて、前進後退を自在に制御することができる。
前記位置補正装置10、10’の支持杆12、12’には、図示しない板状のバリヤ板を図2のプッシャーとバスの内壁間に支持杆と同一の長手方向に吊設するようにしても良い。該バリヤ板をバスの底部に沈めて、該バリヤによって、バリアに対して上流側の溶融金属と下流側の溶融金属を堰きとめ、溶融金属1の対流をせき止めることができるが、該バリアは支持杆に必ずしも吊設させる必要はなく、支持杆を配設する位置の近傍に設けるようにしても良い。この場合、バリアは支持杆の前進後退と同期させて前進後退できるようにするのが好ましい。
次に、前記位置補正装置10を用いて、バス2内の溶融金属1上を浮上させながら所望の板厚に成形させたガラスリボンの幅方向の位置を補正する方法、およびその作用について説明する。
図1、および図4(A)に示したように、幅広の加熱ゾーン3と狭幅の成形ゾーン5の境界のショルダー部4の上流位置で、ガラスリボンGの幅方向の中心線が成形ゾーン5の中心線と略一致する位置で、ガラスリボンGの一端側のエッジのみにプッシャー11を当接させ、他端側のプッシャー11’はガラスリボンGのエッジから離れた位置で待機させ、図5に示したようにプッシャー11、11’とガラスリボンGのエッジ部を撮像視野33として位置検出手段30のCCDカメラ31で撮像し、該画像によりエッジとプッシャー11、11’の先端との間隔を演算測定する。
図4(B)に示したように、該間隔が設定距離以上となったときは、ガラスリボンGの位置が所定位置となるように他端側のプッシャー11’で押し戻してガラスリボンをセンタリングする必要がある。
すなわち、制御装置40(図5参照)の指令によって前記一端側のプッシャー11を退避させ、ガラスリボンから離すと同時に他端側のプッシャー11’をガラスリボンG側に前進させて、前記ガラスリボンGを所定位置、すなわち図4(A)に示すようなガラスリボンGの幅方向の中心線が成形ゾーン5の中心線と略一致する位置となるようにして、ガラスリボンGをバス2内の幅方向でセンタリングさせる。
ガラスリボンGがバス2内の幅方向でセンタリングされた後、図4(C)に示したように、一端側のプッシャー11をガラスリボンGのエッジに当接させ、同時に他端側のプッシャー11’をガラスリボンGから遠ざけて、待機させる。
前記ガラスリボンGは、フロート法によって溶融金属、例えば溶融錫上で成形される帯状のガラスリボンであり、その製品部の中央の製品となる板厚が0.4〜1.1mmの薄板を対象としたものであり、端部近傍の板厚は2mm程度である。
前記溶融金属としては、錫(Sn)が望ましく、広く用いられているが、これに限られるものではなく、バス内の温度1050〜600℃で液体となり、ガラス以上の比重があって、ガラスとの反応が小さなガリウム(Ga)、インジウム(In)等であっても良い。
また、前記プッシャーをカーボン製としたのは、カーボンがガラスに濡れにくいためである
フロートバス内のガラスリボンの位置補正装置とその周辺装置を示す平面図。 本発明のガラスリボンの位置補正装置の側面図。 本発明のガラスリボンの位置補正装置の一部を拡大した図。 本発明のガラスリボンの位置補正装置の動作を説明する平面図で、(A)は、通常時の平面図、(B)は、ガラスリボンが蛇行して下がった状態を示し、位置補正装置の作動方向を示した平面図、(C)は、センタリングされた後、リボン位置補正装置の動作方向を示した平面図。 本発明のガラスリボンの位置補正装置の全体構成図。
符号の説明
G ガラスリボン
1 溶融金属
2 バス
3 加熱ゾーン
4 ショルダー部
5 成形ゾーン
6 レアー
7 トップロール
8 カーボンプッシャー
9 バス架台
10、10’ 位置補正装置
11、11’ プッシャー
12、12’ 支持杆
13、13’ 水管
14 架台
15 モーター
16 ボールねじ
17 ガイド
18 レール
19 支柱
20 手段
21、21’ 冷却水ホース
30 位置検出手段
31 カメラ
32 画像処理装置
33 撮像視野
40 制御手段

Claims (4)

  1. フロート法によりバス内の溶融金属上を浮上させながら所望の板厚に成形させたガラスリボンの幅方向の位置補正装置において、
    幅広の加熱ゾーンと狭幅の成形ゾーンの境界のショルダー部の上流位置エリアをカメラで撮像し、ガラスリボンの左右のエッジの位置ずれを検出する位置検出手段と、ガラスリボンの左右両側の端面部に当接自在で、ガラスリボンの移送方向と直交する幅方向に配設したプッシャーと、前記検出した位置ずれ量に応じてプッシャーの移動量を制御する制御手段からなり、ガラスリボンをバス内でセンタリングさせることを特徴とするガラスリボンの位置補正装置。
  2. 前記位置検出手段が、バスの下流側プッシャーの先端部、およびガラスリボンの側端部とをCCDカメラで撮像し、該プッシャーの先端部とガラスリボンの側端部間の距離を測長するようにしたことを特徴とする請求項1記載のガラスリボンの位置補正装置。
  3. 前記プッシャーが、ガラスリボンのエッジと当接させる先端部の上部が凹字状に開いたカーボン製の容器で、該容器内にガラスリボンを浮上させる溶融金属と同一の溶融金属を満たし、さらに該容器を固定支持する支持杆の先端部は、該容器内に浸されていると共に該支持杆の内部に冷却水を循環させる水管を設け、駆動装置によってガラスリボンの移動方向と直交する方向にカーボン製の容器を進退移動自在としたことを特徴とする請求項1または2記載のガラスリボンの位置補正装置。
  4. 前記請求項1乃至3のいずれかの装置を用いて、フロート法によりバス内の溶融金属上を浮上しながら所望の板厚に成形されるガラスリボンの幅方向の位置補正方法において、
    幅広の加熱ゾーンと狭幅の成形ゾーンの境界のショルダー部の上流位置で、ガラスリボンの幅方向の中心線が成形ゾーンの中心線と略一致する位置で、ガラスリボンの一端部側のみにプッシャーを当接させ、他端部側のプッシャーはガラスリボンから離れた位置で待機させ、プッシャーとガラスリボンとの当接部を位置検出手段のCCDカメラで撮像し、該画像によりエッジとプッシャー先端との間隔を演算測定し、該間隔が設定距離以上となったときだけ、ガラスリボンを所定位置に押し戻すまで、制御装置の指令によって前記一端側のプッシャーを退避させると同時に他端側のプッシャーを前進させて、前記ガラスリボンを所定位置となるようにして、ガラスリボンをバス内の幅方向でセンタリングさせることを特徴とするガラスリボンの位置補正方法。
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