JP6546068B2 - 基板処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基板処理装置及びその制御方法に関する。
従来、基板処理装置としては、基板が置かれるヒーティングブロック(基板支持台)と、ヒーティングブロックの一側に配設されたフロントレールと、フロントレールと平行に移動可能なリアレールとを備えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この基板処理装置では、幅の違う基板を取り扱うことができる。
特開2013−4977号公報
ところで、特許文献1の基板処理装置では、ヒーターが挿入された基板支持台を有しているが、このヒーティングブロックの温度を測定する温度センサ(サーモカップル)を備えている。このような基板処理装置は、温度センサにより温度を測定することができるが、例えば構成や制御をより簡素にすることが望まれる。基板処理装置では、温度センサなどを用いずに、基板支持台、あるいは基板の加熱状態を検出することが望まれていた。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、温度センサを用いずに、加熱状態を検出することができる基板処理装置及びその制御方法を提供することを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
部品を基板に実装する処理を行う実装システムに用いられる基板処理装置であって、
所定のマークが設けられ基板を支持すると共に該基板を加熱する基板支持台と、
前記基板支持台の前記所定のマークを撮像可能である撮像部と、
前記撮像部により撮像された画像に含まれる前記所定のマークの熱変位量に基づいて前記基板支持台に関する部材の温度を検出する制御部と、
を備えたものである。
この基板処理装置では、所定のマークが設けられた基板支持台を撮像部が撮像し、撮像された画像に含まれる所定のマークの熱変位量に基づいて基板支持台に関する部材の温度(例えば、基板支持台自体の温度や基板の温度)を検出する。このように、撮像した画像により温度を検出するため、例えば、温度センサなどを用いずに、加熱状態を検出することができる。
本発明の基板処理装置において、前記基板支持台は、前記所定のマークとして第1マークと第2マークとが設けられており、前記制御部は、前記撮像部により撮像された画像の前記第1マークと前記第2マークとの伸縮距離、膨張収縮サイズ及び位置ずれ量のうち1以上に基づいて前記基板支持台に関する部材の温度を検出するものとしてもよい。この装置では、第1マークと第2マークとの相対的な熱変位量を用いて加熱状態を検出することができる。この装置において、前記第1マークは第1部材を介して前記基板支持台に設けられており、前記第2マークは第1部材とは熱膨張性の異なる第2部材を介して前記基板支持台に設けられているものとしてもよい。この装置では、第1マークと第2マークとの熱変位量をより大きくすることができるため、検出する温度の精度をより高めることができる。
本発明の基板処理装置において、前記撮像部は、第1温度での前記マークを撮像し、前記第1温度より高い第2温度での前記マークを撮像し、前記制御部は、前記第1温度での前記マークと、前記第2温度での前記マークとの間の熱変位量に基づいて前記基板支持台に関する部材の温度を検出するものとしてもよい。この装置では、1つのマークを用いて温度センサなどを用いずに、加熱状態を検出することができる。
本発明の基板処理装置において、前記基板支持台は、前記マークが縁部に設けられているものとしてもよい。この装置では、基板支持台上で基板に対する処理を行いやすい。
本発明の基板処理装置において、前記制御部は、前記所定のマークの熱変位量と温度との対応関係を用いて前記基板支持台に関する部材の温度を検出するものとしてもよい。この装置では、熱変位量と温度との対応関係を用いて、比較的容易に温度を検出することができる。
本発明の基板処理装置の制御方法は、
所定のマークが設けられ基板を支持すると共に該基板を加熱する基板支持台と、前記基板支持台の前記所定のマークを撮像可能である撮像部とを備え、部品を基板に実装する処理を行う実装システムに用いられる基板処理装置の制御方法であって、
前記撮像部により撮像された画像に含まれる前記所定のマークの熱変位量に基づいて前記基板支持台に関する部材の温度を検出するステップ、
を含むものである。
この基板処理装置の制御方法は、上述した基板処理装置と同様に、例えば、温度センサなどを用いずに、基板支持台に関する部材の加熱状態を検出することができる。なお、この制御方法において、上述した基板処理装置の種々の態様を採用してもよいし、また、上述した基板処理装置の各機能を実現するようなステップを追加してもよい。
実装システム10の一例を表す概略説明図。 基板支持台30の一例を表す説明図。 温度と熱変位量とを対応づけた熱変位対応関係の一例を表す概念図。 温度視認検出処理ルーチンの一例を表すフローチャート。 温度によりマーク33の距離が変位する説明図。 温度によりマーク33の位置ずれが起きる説明図。
本発明の好適な実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。図1は、実装システム10の一例を表す概略説明図である。図2は、基板支持台30の一例を表す説明図である。図3は、基板支持台30の温度と熱変位量とを対応づけた熱変位対応関係の一例を表す概念図である。実装システム10は、例えば、部品Pを基板Sに実装する処理に関する実装処理を実行するシステムである。この実装システム10は、部品Pを基板Sに実装する実装処理を実施する複数の実装装置11が上流から下流に配置されている。なお、図1では、説明の便宜のため実装装置11を1台のみ示している。本実施形態において、左右方向(X軸)、前後方向(Y軸)及び上下方向(Z軸)は、図1に示した通りとする。
実装装置11は、図1、2に示すように、基板処理ユニット12と、実装ユニット13と、部品供給ユニット14と、パーツカメラ15と、制御装置40とを備えている。基板処理ユニット12は、基板Sの搬入、搬送、実装位置での固定、搬出を行うユニットである。基板処理ユニット12は、図1の前後に間隔を開けて設けられ左右方向に架け渡された1対のコンベアベルトを有している。基板Sはこのコンベアベルトにより搬送される。
基板処理ユニット12には、基板支持台30が配設されている。基板支持台30は、基板処理ユニット12に搬送固定された基板Sを下面側から加熱テーブル35により支持すると共に加熱するものである。加熱テーブル35は、熱伝導性の高い材料により構成されており、温度変化に応じて膨張収縮する。加熱テーブル35は、その表面が金属(例えばアルミニウムなど)で形成されているものとしてもよい。この基板支持台30は、図2に示すように、加熱テーブル35の縁部30aに所定形状の第1マーク31と所定形状の第2マーク32とが配設されている。ここでは、第1マーク31及び第2マーク32をマーク33と総称する。第1マーク31、第2マーク32は、位置を把握可能な形状であればよく、例えば、円、矩形、楕円、多角形、星形などが挙げられるが、円形状であることが、識別及び位置の把握の観点から好ましい。
実装ユニット13は、部品を部品供給ユニット14から採取し、基板処理ユニット12に固定された基板Sへ配置するものである。実装ユニット13は、ヘッド移動部20と、実装ヘッド22と、吸着ノズル24とを備えている。ヘッド移動部20は、ガイドレールに導かれてXY方向へ移動するスライダと、スライダを駆動するモータとを備えている。実装ヘッド22は、スライダに取り外し可能に装着されており、ヘッド移動部20によりXY方向へ移動する。実装ヘッド22の下面には、1以上の吸着ノズル24が取り外し可能に装着される。吸着ノズル24は、圧力を利用して部品を採取する採取部材である。実装ヘッド22はZ軸モータ23によってZ軸に沿って吸着ノズル24の高さを調整する。
この実装ヘッド22には、マークカメラ25が配設されている。マークカメラ25は、例えば、基板Sや部品Pを上方から撮像可能な装置である。マークカメラ25は、実装ヘッド22(又はスライダ)の下面側に配設されている。このマークカメラ25は、その下方が撮像領域であり、基板Sに付された識別子や位置基準マークを撮像し、撮像した画像を制御装置40へ出力する。また、マークカメラ25は、基板支持台30に付されたマーク33も撮像し、撮像した画像を制御装置40へ出力する。このマークカメラ25は、実装ヘッド22の移動に伴ってXY方向へ移動する。
部品供給ユニット14は、リールを備えた複数のフィーダを有し、実装装置11の前側に配設されている。各リールには、テープが巻き付けられ、テープには、複数の部品がテープの長手方向に沿って保持されている。このテープは、リールから後方に向かって巻きほどかれ、部品Pが露出した状態で、吸着ノズル24で吸着される採取位置に送り出される。
制御装置40は、CPU41を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、処理プログラムを記憶するROM42、各種データを記憶するHDD43、作業領域として用いられるRAM44、外部装置と電気信号のやり取りを行うための入出力インタフェース45などを備えており、これらはバス46を介して接続されている。この制御装置40は、基板処理ユニット12、実装ユニット13、部品供給ユニット14、パーツカメラ15へ制御信号を出力し、実装ユニット13や部品供給ユニット14、パーツカメラ15からの信号を入力する。HDD43には、加熱テーブル35の温度と熱変位量(例えば第1マーク31と第2マーク32との距離)とを対応づけたデータである熱変位対応関係が記憶されている(図3参照)。制御装置40は、熱変位量が入力されるとこの対応関係を用いることにより加熱テーブル35の温度を求めることができる。なお、ここでは、求めた温度は、加熱テーブル35の温度として説明するが、求めた温度は基板Sの温度であるものとしてもよいし、基板支持台30の温度としてもよい。
次に、こうして構成された本実施形態の実装システム10の動作、まず、実装装置11で実行される部品Pを基板Sへ配置する実装処理について説明する。実装処理を開始すると、制御装置40のCPU41は、まず、基板Sを搬入固定するよう基板処理ユニット12を制御する。次に、CPU41は、基板Sに付された識別子や位置基準マークをマークカメラ25により撮像し、基板Sの情報や配置位置の情報を取得する。また、CPU41は、必要に応じて所定のタイミングで基板支持台30により基板Sの加熱処理などを行う。次に、CPU41は、採取する部品Pに応じた吸着ノズル24を実装ヘッド22に装着させ、部品供給ユニット14から部品Pを採取するよう実装ユニット13を制御する。続いて、CPU41は、基板S上の配置位置へ実装ヘッド22を移動させ、吸着ノズル24を下降させて部品Pを基板Sに配置させる。そして、CPU41は、現在、基板処理ユニット12に固定されている基板Sへの部品Pの実装がすべて終了したときには、基板Sを排出すると共に新たな基板Sを搬入固定する。CPU41は、このような処理を、すべての基板Sに対して完了するまで繰り返し行う。
次に、基板支持台30の温度を検出する処理について説明する。図4は、制御装置40のCPU41により実行される温度視認検出処理ルーチンの一例を表すフローチャートである。このルーチンは、制御装置40のHDD43に記憶され、所定の温度検出タイミングに至ると実行される。温度検出タイミングは、加熱テーブル35の温度を検出すべき時間間隔に設定するものとし、例えば、加熱テーブル35の加熱状態が継続した時間(例えば、5分や10分など)の経過後などに設定することができる。なお、この処理では、基板支持台30のマーク33を撮像するため、温度検出タイミングは、基板Sの搬入前や基板Sが排出されたあとのタイミングとしてもよい。
このルーチンを開始すると、制御装置40のCPU41は、まず、マークカメラ25を基板支持台30に付されたマーク33上へ移動させる(ステップS100)。次に、CPU41は、マークカメラ25によりマーク33を撮像させ(ステップS110)、熱変位対応関係に基づいて基板支持台30(加熱テーブル35)の温度を検出する(ステップS120)。ここで、温度を検出する処理について具体的に説明する。図5は、温度により第1マーク31と第2マーク32との距離が変位する説明図である。加熱テーブル35は、加熱当初は所定温度T1であり、第1マーク31と第2マーク32とは距離L1である(図5上段)。加熱テーブル35は、時間の経過と共にその温度が上昇することがある。すると、加熱テーブル35が熱膨張して第1マーク31と第2マーク32とは距離L1よりも長い距離L2となる(図5下段)。制御装置40では、このような温度と伸縮距離との関係を熱変位対応関係としてHDD43などの記憶媒体へ記憶しておき、第1マーク31と第2マーク32とを撮像した画像からこれらの距離を求め、熱変位対応関係を用いて加熱テーブル35の温度を求めるのである。こうすれば、温度センサを用いることなく、基板Sの識別子を読み取るマークカメラ25を用いて、加熱テーブル35の温度を検出することができる。
加熱テーブル35の温度を検出すると、CPU41は、検出した温度が過熱温度域であるか否かを判定する(ステップS130)。ここで、過熱温度領域は、その下限値が、例えば、基板Sを加熱すべき温度よりも高く、且つ基板Sへ悪影響が出る温度よりも低い温度に設定されるものとしてもよい。検出した温度が過熱温度域でない場合は、CPU41は、そのままこのルーチンを終了する。一方、検出した温度が過熱温度域である場合は、CPU41は、加熱処理を中断し、その旨のメッセージを図示しない操作パネルの表示部に表示させ(ステップS140)、このルーチンを終了する。このように、実装装置11では、マーク33を撮像した画像に基づいて、加熱テーブル35の温度を求め、生産に影響するような基板Sの過熱を防止しながら実装処理を行うのである。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の基板支持台30が本発明の基板支持台に相当し、マークカメラ25が撮像部に相当し、制御装置40が制御部に相当し、マーク33が所定のマークに相当する。なお、本実施形態では、実装装置11の動作を説明することにより本発明の基板処理装置の制御方法の一例も明らかにしている。
以上説明した実施形態の実装装置11によれば、マーク33(所定のマーク)が設けられた基板支持台30をマークカメラ25が撮像し、撮像された画像に含まれるマーク33の熱変位量に基づいて基板支持台30(加熱テーブル35)の温度を検出する。この実装装置11では、撮像した画像により温度を検出するため、例えば、温度センサなどを用いずに、加熱状態を検出することができる。また、実装装置11は、基板支持台30には第1マーク31と第2マーク32とが設けられており、撮像された画像の第1マーク31と第2マーク32との伸縮距離に基づいて基板支持台30の温度を検出する。この装置では、第1マーク31と第2マーク32との相対的な伸縮距離を用いて加熱状態を検出することができる。更に、基板支持台30は、マーク33が縁部30aに設けられているため、基板支持台30上で基板Sに対する処理を行いやすい。更にまた、制御装置40は、熱変位量と温度との対応関係を用いるため、比較的容易に温度を検出することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、制御装置40は、第1マーク31と第2マーク32との伸縮距離に基づき基板支持台30の温度を検出するものとしたが、特にこれに限定されず、例えば、第1マーク31と第2マーク32との位置ずれ量に基づいて基板支持台30の温度を検出するものとしてもよい。図6は、温度により第1マーク31と第2マーク32との位置ずれが起きる説明図である。加熱テーブル35は、加熱当初は、第1マーク31と第2マーク32とは図6の実線で示した位置関係にある。加熱テーブル35がより加熱されると、加熱テーブル35が熱膨張して第1マーク31と第2マーク32との位置関係がずれる(図6点線参照)。制御装置40では、このような温度と位置ずれ量との関係を用い、加熱テーブル35の温度を求めることができる。こうすれば、温度センサを用いることなく、基板Sの識別子を読み取るマークカメラ25を用いて、加熱テーブル35の温度を検出することができる。この装置において、第1マーク31は第1部材31aを介して基板支持台30に設けられており、第2マーク32は第1部材31aとは熱膨張性の異なる第2部材32aを介して基板支持台30に設けられているものとしてもよい。第1部材31aや第2部材32aは、それぞれ異なる材質とすればよく、例えば、金属、セラミックス、樹脂などが挙げられる。あるいは、第1部材31aや第2部材32aと、加熱テーブル35との間に入れられるスペーサ31b,32bを異なる材質としてもよい。このような装置では、第1マーク31と第2マーク32との熱変位量をより大きくすることができるため、検出する温度の精度をより高めることができる。
あるいは、制御装置40は、第1マーク31と第2マーク32との膨張収縮サイズに基づき基板支持台30の温度を検出するものとしてもよい。第1マーク31と第2マーク32とが異なる材質である場合、マーク自体の大きさが温度によって変わる。このように、制御装置40は、熱変位量をマークの熱膨張収縮サイズとして基板支持台30の温度を検出することができる。なお、第1部材31aや第2部材32aの構成は、上記位置ずれの場合と同様の内容とすることができ、その説明を省略する。
上述した実施形態では、第1マーク31と、第2マーク32との熱変位量に基づいて基板支持台30の温度を検出するものとしたが、特にこれに限定されず、マークを1つ用いて基板支持台30の温度を検出するものとしてもよい。この場合、マークカメラ25は、第1温度(例えば室温)でのマークを撮像し、第1温度より高い第2温度(例えば加熱温度)で、マークカメラ25を固定し同じ位置でこのマークを撮像する。制御装置40は、第1温度でのマークと第2温度でのマークとの間の熱変位量に基づいて基板支持台の温度を検出することができる。熱変位量としては、上述した実施形態と同様に、伸縮距離、位置ずれ量、熱膨張サイズなどが挙げられる。この装置では、1つのマークを用いて温度センサなどを用いずに、加熱状態を検出することができる。
上述した実施形態では、マーク33は、加熱テーブル35の縁部30aに配設されているものとしたが、特にこれに限定されず、加熱テーブル35の中央などに配設されていてもよい。
上述した実施形態では、基板Sの識別子を撮像するマークカメラ25をマーク33の撮像に用いるものとしたが、特にこれに限定されず、例えば、マーク33を撮像する専用のカメラを備えるものとしてもよい。この装置でも、温度センサなどを用いずに、加熱状態を検出することができる。
上述した実施形態では、図3に示す熱変位対応関係を用いて熱変位量に対応する加熱テーブル35の温度を求めるものとしたが、特にこれに限定されず、対応関係以外の方法で温度を求めるものとしてもよい。
上述した実施形態では、実装ユニット13を備えた実装装置11として本発明を説明したが、実装システム10に用いられるものとすれば、特に限定されず、実装ユニット13を備えず基板処理ユニット12のみ備える基板処理装置としてもよい。また、実装ユニット13の代わりに他のユニット、例えば、はんだペーストを印刷する印刷ユニット、基板Sを検査する検査ユニットなどのうち1以上を備えるものとしてもよい。また、上述した実施形態では、本発明を実装装置11として説明したが、例えば、基板処理装置の制御方法や、上述した処理をコンピュータが実行するプログラムとしてもよい。
本発明は、部品を基板上に配置する実装処理を行う実装システムに利用可能である。
10 実装システム、11 実装装置、12 基板処理ユニット、13 実装ユニット、14 部品供給ユニット、15 パーツカメラ、20 ヘッド移動部、22 実装ヘッド、23 Z軸モータ、24 吸着ノズル、25 マークカメラ、30 基板支持台、30a 縁部、31 第1マーク、31a 第1部材、31b スペーサ、32 第2マーク、32a 第2部材、32b スペーサ、33 マーク、35 加熱テーブル、40 制御装置、41 CPU、42 ROM、43 HDD、44 RAM、45 入出力インタフェース、46 バス、50 管理コンピュータ、P 部品、S 基板。

Claims (7)

  1. 部品を基板に実装する処理を行う実装システムに用いられる基板処理装置であって、
    所定のマークが設けられ基板を支持すると共に該基板を加熱する基板支持台と、
    前記基板支持台の前記所定のマークを撮像可能である撮像部と、
    前記撮像部により撮像された画像に含まれる前記所定のマークの熱変位量に基づいて前記基板支持台に関する部材の温度を検出する制御部と、
    を備えた基板処理装置。
  2. 前記基板支持台は、前記所定のマークとして第1マークと第2マークとが設けられており、
    前記制御部は、前記撮像部により撮像された画像の前記第1マークと前記第2マークとの伸縮距離、膨張収縮サイズ及び位置ずれ量のうち1以上に基づいて前記基板支持台に関する部材の温度を検出する、請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記第1マークは第1部材を介して前記基板支持台に設けられており、
    前記第2マークは第1部材とは熱膨張性の異なる第2部材を介して前記基板支持台に設けられている、請求項2に記載の基板処理装置。
  4. 前記撮像部は、第1温度での前記マークを撮像し、前記第1温度より高い第2温度での前記マークを撮像し、
    前記制御部は、前記第1温度での前記マークと、前記第2温度での前記マークとの間の熱変位量に基づいて前記基板支持台に関する部材の温度を検出する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の基板処理装置。
  5. 前記基板支持台は、前記マークが縁部に設けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の基板処理装置。
  6. 前記制御部は、前記所定のマークの熱変位量と温度との対応関係を用いて前記基板支持台に関する部材の温度を検出する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の基板処理装置。
  7. 所定のマークが設けられ基板を支持すると共に該基板を加熱する基板支持台と、前記基板支持台の前記所定のマークを撮像可能である撮像部とを備え、部品を基板に実装する処理を行う実装システムに用いられる基板処理装置の制御方法であって、
    前記撮像部により撮像された画像に含まれる前記所定のマークの熱変位量に基づいて前記基板支持台に関する部材の温度を検出するステップ、
    を含む基板処理装置の制御方法。
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