JP2016090736A - 画像形成装置、トナー収容体 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置やトナー収容体の製造コストを抑えつつ、正確にトナー残量を検知できるようにするとともに、純正品の使用を促す。
【解決手段】画像形成装置は、トナーを用いる印刷部と、基板部を含みトナーを印刷部に補給するトナー収容体と、端子部と、トナー収容体が純正品か否かを判定するとともに、トナー収容体の残量を検知する判定部を含む。基板部は端子部と接する通信端子部、残量検知部、及び、メモリーを含む1枚の基板である。残量検知部はトナー残量に応じた電圧を出力する検知回路を含む。メモリーはトナー収容体がエンプティ状態のときの検知回路の出力値を示すエンプティ出力値を記憶する。通信端子部は検知回路の出力値を判定部に入力する。判定部は検知回路の出力値の大きさを認識し、エンプティ出力値と、検知回路の出力値を比較してトナー収容体がエンプティ状態であるか否かを判定する。
【選択図】図7

Description

本発明は、トナーを収容するトナー収容体、及び、トナー収容体を備えた画像形成装置に関する。
複合機やプリンターのような画像形成装置には、トナーを用いて画像形成を行い、印刷を行うものがある。画像形成装置には、トナーを収容するトナー収容体(「トナーコンテナ」、「トナーカートリッジ」と称されることもある)が取り付けられる。このトナー収容体は、メーカー以外の第三者に模造されることがある。非純正品に粗悪なトナーが用いられている場合もあり、画像形成装置の故障を防ぐためにも、純正品のトナー収容体の使用が推奨される。しかし、非純正品のトナー収容体が市場に流れ、使用されることがある。そこで、容易な複製を防ぎつつ、トナー収容体が純正品であるか否かを判定する画像形成装置が記載されている。
具体的に、特許文献1には、トナーを収容するトナー収容部と、前記トナー収容部から供給されたトナーを利用して画像を形成するエンジン部と、少なくとも一部が磁性体によって形成された攪拌部材であって、前記トナー収容部内を回転して移動することによりトナーを攪拌する複数の前記攪拌部材と、前記トナー収容部の外部に配置され、少なくとも一部が磁性体によって形成された前記攪拌部材それぞれの透磁率を検知する検知部と、前記検知部によって検知された透磁率に基づいて、前記トナー収容部が純正品であるか否かを判定する判定部と、を備える画像形成装置が記載されている(特許文献1:請求項1、図3参照)。
特開2013−003375号公報
画像形成装置には、トナー収容体が純正品か否かを判定するための情報(セキュリティ情報)を記憶したチップ(例えば、ICタグ)が設けられることがある。画像形成装置はチップに記憶された情報を読み出し、情報が取得できたか否かの確認や、取得できた情報に異常が無く適切であるか否かを確認し、トナー収容体が純正品か否かを判定する。
また、画像形成装置には、トナー収容体に残るトナーの量を検知するためのセンサーが設けられることがある。そして、画像形成装置は、センサーの出力値に基づき、トナー収容体のトナーの残量や、トナー収容体のエンプティ(残量ゼロ)を検知する。
従来、これらのチップやセンサーは、別々の基板として設けられている。更に、センサーが設けられた基板との通信用と、チップが設けられた基板との通信用の回路や配線が必要となる。このように、チップやセンサーを別々の基板に設けているので、画像形成装置やトナー収容体の製造コストを減らし難いという問題がある。
また、トナー収容体に収容される磁性体トナー(一成分方式のトナー)の残量を検知するとき、残量による透磁率変化に着目し(磁性体トナーが少なくなるほどトナー収容体周辺の透磁率が小さくなる)、透磁率に応じて出力が変化する素子(例えば、差動トランス)を含み、透磁率に応じて出力が変化する回路をセンサーとして用いることがある。しかし、透磁率により出力が変化する素子や回路の位置がずれると、トナー収容体内のトナー残量が同じでも、回路からの出力値に差が生ずるという問題がある。例えば、エンプティ状態での回路の出力値は、回路の位置に応じてばらつきが出る。このように、透磁率により出力が変化する素子、回路は、取り付け位置の影響を受ける。従って、トナーの残量やエンプティを正確に検知することが難しい場合があるという問題がある。
更に、このような回路の特性を利用し、取り付けられたトナー収容体が純正品か否かをより正確に判定する試みは従来なされていない。
尚、特許文献1に記載の技術は、トナーを攪拌する複数の前記攪拌部材によって、トナー収容体が純正品か否かを判定することができる。しかし、センサーとチップを別々に設けることによる製造コストの問題や、取り付け位置により、透磁率に応じて出力が変化する素子、回路の出力が変化し、正確にトナー残量を検知することが難しい点については、記載が無い。従って、特許文献1記載の技術では、上記の問題に対応できない。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、画像形成装置やトナー収容体の製造コストを抑えつつ、正確にトナー残量やエンプティ状態を検知できるようにするとともに、純正品の使用を促す。
上記課題を解決するため、請求項1に係る画像形成装置は、トナーを用いて印刷を行う印刷部と、画像形成装置に対し着脱可能であり、基板部が取り付けられ、トナーを前記印刷部に補給するトナー収容体と、前記基板部と通信を行うための端子部と、前記端子部により前記トナー収容体から受信した情報に基づき、前記トナー収容体が純正品か否かを判定するとともに、前記トナー収容体のトナー残量を検知する判定部と、装置の状態を報知する報知部と、を含み、前記基板部は、前記端子部と接する通信端子部、残量検知部、及び、メモリーと、を含む1枚の基板であり、前記残量検知部は、差動トランスと前記差動トランスの出力を処理して残量に応じた電圧を出力する検知回路を含み、前記メモリーは、前記トナー収容体が純正品か否かを判定するためのセキュリティ情報ともに前記トナー収容体がエンプティ状態のときの前記検知回路の出力値を示すエンプティ出力値を記憶し、前記通信端子部は、前記メモリーの記憶内容を前記判定部に送信するとともに前記検知回路の出力値を前記判定部に入力し、前記判定部は、前記検知回路の出力値の大きさを認識し、前記メモリーに記憶された前記エンプティ出力値と、前記検知回路の出力値を比較して前記トナー収容体がエンプティ状態であるか否かを判定し、前記報知部は、前記判定部が前記エンプティ状態であると判定すると、前記トナー収容体が空となった旨を報知することとした。
本発明によれば、基板部は1枚であるので、画像形成装置やトナー収容体の製造コストを抑えることができる。また、エンプティ出力値を記憶するので、基板部や差動トランスの位置にずれがあっても、正確にトナー残量やエンプティ状態を検知することができる。
実施形態に係るプリンターの構造を示す図である。 実施形態に係るプリンターのハードウェア構成を示す図である。 実施形態に係るプリンターでのトナー補給に関係する部分のハードウェア構成を示す図である。 トナーコンテナに設けられる基板部の一例を示す模式図である。 本体側と基板部との通信のための構成の一例を示す図である。 実施形態に係る通信用端子の一例を示す図である。 トナー残量の検知の流れの一例を示すフローチャートである。 トナーコンテナが非純正品と判定した旨を報知する報知画面の一例を示す図である。 トナーコンテナに記憶されたセキュリティ情報に基づく判定の一例を示すフローチャートである。 新たなトナーコンテナが取り付けられたときの判定の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図1〜図10を用いて説明する。以下の説明では、磁性体トナーを収容するトナーコンテナ1(トナー収容体に相当)を含み、トナーコンテナ1から補給された磁性体トナーを用いて印刷するプリンター100(画像形成装置に相当)を例に挙げて説明する。但し、各実施の形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定するものではなく単なる説明例にすぎない。
(プリンター100の概要)
まず、図1を用いて、実施形態に係るプリンター100の概要を説明する。図1は、プリンター100の構造を示す図である。
図1に示すように、本実施形態のプリンター100は、上部右側に取り付けられた操作パネル2を有する。そして、プリンター100は、内部に、印刷部3を有する。印刷部3は、給紙部3a、第1搬送部3b、画像形成部3c、定着部3d、第2搬送部3eなどを含む。
まず、操作パネル2は、プリンター100の状態を報知する表示部20(報知部に相当)を含む。例えば、表示部20は、トナーコンテナ1のトナー残量や、トナーコンテナ1のエンプティや、トナーコンテナ1が非純正品である旨を表示(報知)する。また、操作パネル2は、プリンター100に関する各種設定操作を受け付ける。
印刷部3の給紙部3aは、複数枚の用紙を収容し、印刷のとき、用紙を送り出す。第1搬送部3bは、給紙部3aから供給された用紙を画像形成部3cまで搬送する。画像形成部3cは、印刷する画像データに基づき、露光装置31により感光体ドラム32の周面に形成された静電潜像をトナーにより現像する現像装置4を含む。そして、画像形成部3cは、用紙にトナー像を転写する。現像装置4は、印刷を行うと、トナーコンテナ1からトナーの補給を受ける。定着部3dは、トナー像が転写された用紙を加熱・加圧し、用紙にトナー像を定着させる。第2搬送部3eは定着部3dを通過した用紙を機外に排出する。
(プリンター100のハードウェア構成)
次に、図2に基づき、実施形態に係るプリンター100のハードウェア構成を説明する。図2は、プリンター100のハードウェア構成を示す図である。
図2に示すように、本実施形態に係るプリンター100は、制御部5(判定部に相当)を含む。制御部5は、プリンター100の各部を制御し、また、プリンター100内の各種基板と通信し、センサーの出力を受けて各種検知を行う。制御部5は、CPU51や、印刷に用いる画像データに対して画像処理を行う画像処理部52や、その他の電子回路や素子を含む。CPU51は、記憶部53に記憶される制御プログラムや制御用データに基づきプリンター100の各部の制御や演算を行う。記憶部53は、ROM、フラッシュROM、HDDのような不揮発性と記憶装置と、RAMのような揮発性の記憶装置の組み合わせである。
そして、制御部5は、印刷部3(給紙部3a、第1搬送部3b、画像形成部3c、定着部3d、第2搬送部3eなど)の動作を制御する。そして、制御部5は、コンピューター200から受信した印刷用データに基づき印刷部3に印刷を行わせる。
又、制御部5には、通信部54が接続される。制御部5は、通信部54の動作、通信処理を制御する。通信部54は、パーソナルコンピューターやサーバーのようなコンピューター200と通信を行うためのインターフェイスである。制御部5は、コンピューター200から送信され、通信部54で受信した印刷用データ(画像データや印刷設定に関するデータ)に基づき、印刷部に印刷を行わせる。又、制御部5は、操作パネル2の表示等の動作を制御する。制御部5は、操作パネル2でなされた操作、設定内容を認識し、設定内容や印刷の実行指示を認識する。
(現像装置4へのトナー補給の概要)
次に、図1、図3を用いて、本実施形態に係る現像装置4へのトナー補給の概要を説明する。図3は、プリンター100でのトナー補給に関係する部分のハードウェア構成を示す図である。
印刷により、トナーが消費される。そこで、図1、図3に示すように、プリンター100には、現像装置4にトナーを補給するために、トナーコンテナ1が設けられる。トナーコンテナ1は磁性体トナー(一成分方式のトナー)を収容する。プリンター100の正面に、前カバー101が設けられる(図1に前カバー101を破線で図示)。尚、前カバー101の開閉を検知するための開閉検知センサーS1が設けられる。開閉検知センサーS1の出力は、制御部5に入力される。制御部5は、開閉検知センサーS1の出力に基づき、前カバー101が開状態であるか、閉状態であるかを認識する。
そして、前カバー101を開けて前方に向かって開放することにより現れる開口を通して、使用者は、トナーコンテナ1の着脱を行うことができる。使用者は、トナーコンテナ1が空になれば(エンプティ状態となれば)、新たなトナーコンテナ1への交換を行う。尚、本実施形態のプリンター100では、トナーコンテナ1の着脱を検知するための着脱検知センサーS2が設けられる。着脱検知センサーS2の出力は制御部5に入力される。制御部5は、着脱検知センサーS2の出力に基づき、トナーコンテナ1が取り外されている状態であるか、トナーコンテナ1が取り付けられている状態であるかを認識する。
(トナー補給の流れ)
次に、図1、図3を用いて、本実施形態でのトナー補給に関係する部材と、トナー補給の基本的な流れを説明する。
まず、トナーコンテナ1から現像装置4にトナーを投入するため、図3に示すように投入部41が設けられる。投入部41は、トナーコンテナ1からのトナーを、現像装置4方向に送り出す(投入する)コンテナスクリュー42や、コンテナスクリュー42を回転させるコンテナモーター43や、コンテナスクリュー42と現像装置4のトナー投入口を接続し、トナーが通る投入管44を含む(図1参照)。
コンテナスクリュー42は、トナーコンテナ1の下方に設けられる。コンテナスクリュー42は、トナーコンテナ1内のトナーが送り出される送出開口部に面して設けられる。コンテナスクリュー42の回転により、投入管44を介して現像装置4にトナーが投入される。
制御部5は、現像装置4にトナーを補給するとき、コンテナモーター43を回転させてトナーコンテナ1からトナーを送り出す。尚、トナーコンテナ1内には、コンテナスクリュー42とは別に、回転し、トナーコンテナ1内のトナーを攪拌してほぐす攪拌部材(不図示)を設けてもよい。攪拌部材を設ける場合、コンテナモーター43は、この攪拌部材も回転させる。
そして、現像装置4内には、現像装置4に規定量のトナーが存在しているか(充填されているか)否かを検知するための現像センサー41が設けられる。現像センサー41は、現像装置4内のトナーが、規定量を超えているか、以下であるかにより出力が変化する。
制御部5は、現像センサー41の出力を受け、現像装置4内のトナーが規定量以下であるか否かを認識する。制御部5は、現像装置4内のトナーが規定量よりも少なくなったと認識すると、投入部41(コンテナモーター43)を動作させ、現像装置4にトナーを投入させる。そして、制御部5は、現像センサー41の出力に基づき、現像装置4内のトナーが規定量まで満たされたと認識すると、投入部41(コンテナモーター43)を停止させる。
(本体側とトナーコンテナ1との通信)
次に、図4〜図6を用いて、実施形態に係るプリンター100の本体(制御部5)と、トナーコンテナ1に設けられた基板との通信について説明する。図4は、トナーコンテナ1に設けられる基板部7の一例を示す模式図である。図5は、本体側と基板部7との通信のための構成の一例を示す図である。図6は、実施形態に係る通信用端子の一例を示す図である。
図4に示すように、トナーコンテナ1の外側(筐体の外面)には、基板部7が取り付けられる。図4に示す例では、トナーコンテナ1の一側面に基板部7が取り付けられる。取り付けられる基板部7は、一枚である。
図5に示すように、基板部7は、メモリー71、通信端子部72、残量検知部8を含む。通信端子部72は、本体側に設けられた端子部9と接続される。このトナーコンテナ1の通信端子部72と本体側の端子部9との接続により、プリンター100の制御部5と基板部7のメモリー71や残量検知部8との通信が可能となる(信号やデータの取得が可能となる)。プリンター100の本体側の端子部9は、プリンター100の内部に取り付けられたトナーコンテナ1の通信端子部72に対応する位置に設けられる。
プリンター100側の端子部9と基板部7の通信端子部72には、それぞれ、メモリー71や残量検知部8(発振回路81、差動トランス82、検知回路83)に電力を供給するための電源端子及びグランド端子と、制御部5が生成しメモリー71や発振回路81に供給するクロック信号を基板部7に入力するためのシリアルクロック端子と、メモリー71から読み出した情報(データ)の制御部5への伝達やメモリー71への命令や、記憶させる情報(データ)をメモリー71に伝達するためのシリアルデータ端子が設けられる。制御部5と基板部7間のデータ通信には、例えば、I2Cの通信規格が採用される。また、プリンター100側の端子部9と基板部7の通信端子部72には、それぞれ、残量検知部8に含まれる検知回路83の出力値を制御部5に入力するための検知回路出力端子が設けられる。
ここで、本体側の端子部9の各端子は、導電性の金属板若しくは導電性の金属で表面が覆われた板を折り曲げた板ばね90である。板ばね90の弾性により、トナーコンテナ1が取り付けられると、本体側の端子部9の各端子とトナーコンテナ1の通信端子部72の各端子が確実に接する。そのため、各端子の接触不良が生じない。尚、板バネとなっているのは、通信端子部72側の各端子であってもよい。
残量検知部8は、トナーコンテナ1に残るトナーの量を検知するための回路である。図5に示すように、残量検知部8は、発振回路81、差動トランス82、検知回路83を含む。発振回路81は、通信端子部72から供給される直流電圧から交流電圧を生成し、差動トランス82に入力する回路である。差動トランス82は、基板部7に回路パターンとして形成されている。差動トランス82は、1次コイルと2つの2次コイル(検知コイルと基準コイル)を含み、各二次コイル間の電圧差を出力する。磁性体のトナーの残量が多いほど、差動トランス82の周囲の透磁率が大きくなり、磁性体のトナーの残量が少ないほど、差動トランス82の周囲の透磁率が小さくなる。トナーの残量に応じて、透磁率が変化することに基づき、差動トランス82の出力は変化する。
検知回路83は、差動トランス82の出力(信号)を処理して出力する回路である。そして、本実施形態の検知回路83は、トナーの残量が多いほど大きな直流電圧を出力し、トナーの残量が少ないほど小さな直流電圧を出力する(例えば、満杯時、2.5V、エンプティ時1.0V)。検知回路83が差動トランス82の出力をどのように処理し、どのような出力を為すかは適宜定めることができる。例えば、検知回路83は、トナーの残量変化(透磁率の変化)に応じた差動トランス82の出力値の変化に対応して差動トランス82の出力電圧の振幅と位相が変化する点に着目し、差動トランス82の出力電圧の位相と、一次コイル側の交流電圧の位相を比較し、位相差に応じた信号を生成し、生成した信号を平滑化してトナーの残量に応じた直流電圧を出力する。
通信端子部72、端子部9を介して、検知回路83の出力電圧が制御部5に入力される。制御部5は、入力された検知回路83の出力値(アナログ電圧値)の大きさと、検知回路83の各出力値に対するトナーの残量を示すデータに基づき、トナーコンテナ1に残るトナーの残量を求める。例えば、記憶部53(図2参照)は、検知回路83の出力値に対し、現在のトナー量/満杯時のトナー量の比率を示す値を記憶する。
メモリー71は、セキュリティ情報D1を記憶する。セキュリティ情報D1は、トナーコンテナ1が純正品か否かを判定するための情報である。セキュリティ情報D1をどのような情報とするかは適宜定めることができる。例えば、トナーコンテナ1の製造番号、製造場所、製造年月日、トナーコンテナ1の形式、トナー充填日、適合機種、満杯トナー量、トナーのタイプのようなトナーコンテナ1の出所や性能を示す情報を暗号化した情報をセキュリティ情報D1とすることができる。制御部5は、セキュリティ情報D1に基づき、トナーコンテナ1が純正品か否かを判定する(詳細は後述)。
また、メモリー71には、トナーコンテナ1のトナーの残量を示す値(データ)である残量値D2が記憶される。制御部5は、メモリー71の残量値D2の読み出しを行い、残量値D2を認識する。また、制御部5は、トナーの消費に伴い、現在の残量値D2をメモリー71に送信し、メモリー71に残量値D2を更新させる(詳細は後述)。残量値D2は、入力を受けた現在の検知回路83の出力値とすることができる。あるいは、検知回路83の出力値に基づき演算により求めたトナーの残量を示す値でもよい。具体的に、満杯状態(未使用状態)では、出荷前に、満杯状態での検知回路83の出力値が残量値D2としてメモリー71に書き込まれる。そして、実際にプリンター100に取り付けられ、トナーの消費に伴い、制御部5は、メモリー71の残量値D2を更新させる。尚、メモリーは、トナーを充填した時点(満杯時)の検知回路83の出力値を残量値D2の初期値として記憶する。
(トナーコンテナ1のトナー残量検知)
次に、図4、図5、図7、図8を用いて、トナーコンテナ1のトナー残量の検知の流れの一例を説明する。図7はトナー残量の検知の流れの一例を示すフローチャートである。図8は、トナーコンテナ1が非純正品と判定した旨を報知する報知画面の一例を示す図である。
まず、図7のスタートは、トナーコンテナ1のトナー残量検知を行う時点である。トナー残量の検知を行う時点は、予め定められる。例えば、印刷部3による印刷実行中(一定周期でトナー残量検知を実行)や、プリンター100の主電源が投入されたときや、省電力モードから復帰したときや、新たなトナーコンテナ1が取り付けられたときなどか、トナー残量の検知を行う時点として予め定められる。
尚、図7のスタートは、基板部7が取り付けられたトナーコンテナ1がプリンター100に装着され、制御部5と基板部7とが通信可能な状態のときに行われる。トナーコンテナ1に基板部7が取り付けられていなければ(残量検知部8やメモリー71が無ければ)、制御部5は、エンプティ状態の検知や残量検知を行えないので、トナーコンテナ1無し、又は、エンプティ状態と判定する。即ち、また、基板部7と通信できず、基板部7の存在が認められないとき、制御部5は、トナーコンテナ1無し、又は、エンプティ状態と判定する。
制御部5(例えば、CPU51。以下、同様)は、基板部7に電力やクロック信号を入力し、メモリー71に記憶されたエンプティ出力値D3の読み出しを行い、エンプティ出力値D3を取得できたか否かを確認する(ステップ♯11)。
ここで、「エンプティ出力値D3」は、トナーコンテナ1のメモリー71に記憶され(図5参照)、トナーコンテナ1がエンプティ状態(トナーが無い、残量がゼロ)のときの検知回路83の出力値である。例えば、トナーコンテナ1の出荷前や製造時に、トナー充填前のトナーコンテナ1をプリンター100にセットし、制御部5は、そのときの検知回路83の出力値(アナログ電圧値)をAD変換などにより認識し、認識した検知回路83の出力値をメモリー71にエンプティ出力値D3として記憶させる。
本実施形態のトナーコンテナ1には残量検知部8の一部として、差動トランス82が設けられる。しかし、基板上の差動トランス82の位置や、基板部7の設置位置がずれると、そのずれが検知回路83の出力に影響を与える。そして、本実施形態のトナーコンテナ1では、トナーコンテナ1ごとに基板部7の取り付け位置や、基板部7内の差動トランス82の位置を意図的にばらつかせる。言い換えると、基板部7の取り付け位置、又は、基板部7内での差動トランス82の形成位置は、複数パターン用意される(図4参照。基板部7の取り付け位置パターンを破線で例示)。
尚、基板部7の取り付け位置によらず、本体側の端子部9と基板部7の通信端子部72が適切に接するように、端子部9が可動式としたり、適切に通信端子部72に接する様に端子部9のガイドを設けたりしてもよい。
これにより、本実施形態のトナーコンテナ1では、差動トランス82の位置のばらつきや、基板部7の取付位置の誤差などに起因し、全てのトナーコンテナ1のエンプティ出力値D3は同じにならないようにする。そして、純正品のトナーコンテナ1であれば、各メモリー71に、そのトナーコンテナ1に対応する適切なエンプティ出力値D3が記憶される。そのため、トナーエンプティを正確に検知することができる。
一方、非純正品のトナーコンテナ1であれば、エンプティ出力値D3が無い、又は、差動トランス82の位置に対応した適切なエンプティ出力値D3ではない場合がある。適切なエンプティ出力値D3で無い場合、トナーが残っているのにエンプティ状態が検知される場合がでてくるので、非純正品に、純正品のトナーコンテナ1と同等の性能を発揮させないようにすることができる。
もし、制御部5がエンプティ出力値D3を取得できなければ(ステップ♯11のNo)、純正品であればメモリー71に記憶されている情報が記憶されていないことになる。そこで、エンプティ出力値D3を取得できなければ(ステップ♯11のNo)、制御部5は、トナーコンテナ1が純正品ではないと判定する(ステップ♯12)。具体的に、表示部20の画面内に設けられたメッセージ表示欄21に、トナーコンテナ1が純正品で無い旨が表示される(図8参照)。例えば、メッセージ表示欄21には、「指定外のトナーが装着されています。」といった警告メッセージが表示される。
ここで、エンプティ出力値D3を取得できなければ、制御部5は、非純正品の判定とともに、トナーコンテナ1がエンプティ状態であると判定してもよい。制御部5は、エンプティ状態では、トナーコンテナ1が交換されるまで、印刷部3の印刷や、投入部41によるトナー補給動作を停止させるためである。そのため、非純正品のトナー使用による故障を防止することができる。これにより、メモリー71のセキュリティ情報D1ではなく、別の情報に着目して純正品か否かを判定することができる。従って、純正品か否かを従来よりも正確に判定することができる。
そして、制御部5は、トナーコンテナ1が非純正品である旨を表示部20に表示(報知)させる(ステップ♯13)。そして、本フローは終了する(エンド)。
一方、エンプティ出力値D3を取得できたとき(ステップ♯11のYes)、制御部5は、検知回路83の出力値がエンプティ出力値D3となったか否かを確認する(ステップ♯14)。
もし、検知回路83の出力値がエンプティ出力値D3となったとき(ステップ♯14のYes)、制御部5は、検知回路83の出力値がエンプティ出力値D3となってから許容枚数分の印刷が印刷部3によりなされた時点で、トナーコンテナ1がエンプティ状態(トナーコンテナ1のトナー残量ゼロ)と判定する(ステップ♯15)。
ここで、純正品では、許容枚数は、差動トランス82の位置(エンプティ出力値D3の大きさ)に応じて変更してもよい。差動トランス82の位置によっては、トナーが少々残っている状態で検知回路83の出力値が下限値に到る場合もある。このような場合、トナーコンテナ1のトナーは使い切られていない。そこで、差動トランス82の位置により、どの純正品のトナーコンテナ1でも、トナーが使い尽くされるように、許容枚数を変更する。
そして、制御部5は、エンプティ状態の検知により、新たにトナーコンテナ1の交換がなされるまで、印刷部3を動作させず印刷不可状態を保ち、投入部41を動作させずトナー補給動作停止状態を保つ(ステップ♯16)。尚、制御部5は、着脱検知センサーS2の出力や、トナーコンテナ1と通信したときに得られるセキュリティ情報D1が、以前装着されていたトナーコンテナ1のものと異なっていることなどに基づき、新しいトナーコンテナ1への交換を検知することもできる。そして、フローは終了する。
もし、検知回路83の出力値がエンプティ出力値D3に至っていないとき(越えているとき、ステップ♯14のNo)、制御部5は、検知回路83の出力値に基づき、トナーコンテナ1内のトナー残量を認識する(ステップ♯17)。例えば、ここで、本実施形態のプリンター100では、検知回路83の出力値は、トナー残量が多いほど大きい。そのため、制御部5は、現在の検知回路83の出力値とエンプティ出力値D3の差の絶対値と、トナーコンテナ1が満杯時の検知回路83の出力値として予め定められた値(エンプティ出力値D3よりも大きい)と検知回路83の出力値の差の絶対値の比率を求め、何%トナーが残っているかを求める。そして、制御部5は、トナー残量を示す値としての比率を表示部20に表示(報知)させる(ステップ♯18)。尚、比率は、表示部20の特定の領域に固定的表示してもよいし、操作パネル2にトナー残量(比率)を表示させるための操作がなされたとき、比率を表示するようにしてもよい。
そして、制御部5は、トナーコンテナ1のメモリー71に残量値D2を送信し、メモリー71の残量値D2を更新させる(ステップ♯19)。そして、フローは終了する(エンド)。尚、制御部5は、取り付けられているトナーコンテナ1が純正品のときのみ、残量値D2の更新をメモリー71に行わせる。
(セキュリティ情報D1に基づく純正品か否かの判定)
次に、図9を用いて、実施形態に係るトナーコンテナ1に記憶されたセキュリティ情報D1に基づく判定を説明する。図9は、トナーコンテナ1に記憶されたセキュリティ情報D1に基づく判定の一例を示すフローチャートである。
まず、図9のスタートは、セキュリティ情報D1に基づいて、純正品か否かを判定する時点として予め定められた時点である。例えば、主電源投入時や、省電力モードからの復帰時や、新たなトナーコンテナ1が取り付けられたときのような予め定められた時点で、セキュリティ情報D1に基づく判定が行われる。
まず、制御部5は、トナーコンテナ1に設けられた基板部7と通信を行い、セキュリティ情報D1を取得できたか否かを確認する(ステップ♯21)。尚、上述したように、制御部5は、基板部7自体が無いなどの理由で、基板部7のメモリー71と通信できない状態(応答がない状態)では、トナーコンテナ1が取り付けられていない、若しくは、エンプティ状態と判定する。そして、基板部7のメモリー71と通信できない状態では、制御部5は、プリンター100の印刷不可状態及び現像装置4へのトナー補給動作停止状態を維持させる。その結果、基板部7が無く、故障を招くようなトナーが収容されている可能性が高い模造品は使用されることが無い。
もし、メモリー71の存在は認識したものの、セキュリティ情報D1を取得できないとき(ステップ♯21のNo)、トナーコンテナ1がプリンター100に適したものか否かを判定できない。そのため、制御部5は、トナーコンテナ1が非純正品と判定する(ステップ♯22)。そして、制御部5は、表示部20に、トナーコンテナ1が純正品で無い旨を表示(報知)させる(ステップ♯23)。そして、本フローを終了する(エンド)。尚、ステップ♯22で非純正品と判定したとき、制御部5は、エンプティ状態であると認識するようにしてもよい。
一方、セキュリティ情報D1を取得できたとき(ステップ♯21のYes)、制御部5は、取得したセキュリティ情報D1が適正であるか否かを確認する(ステップ♯24)。セキュリティ情報D1に含まれる各情報には、種類や取り得る値の範囲が予め規定される。従って、制御部5は、規定に従っているか否かにより、セキュリティ情報D1が適正であるか、異常であるかを判定する。
異常値を含むとき、セキュリティ情報D1が適正でないとき(ステップ♯24のNo)、制御部5はトナーコンテナ1が非純正品と判定する(ステップ♯22へ)。一方、セキュリティ情報D1が適正であるとき、制御部5は、トナーコンテナ1が純正品であると判定する(ステップ♯25)。そして、使用者に警告を発する必要も無いので、フローは終了する(エンド)。
(新たなトナーコンテナ1が取付けられたときの判定)
次に、図10を用いて、新たにトナーコンテナ1が取り付けられたときの判定について説明する。図10は、新たなトナーコンテナ1が取り付けられたときの判定の流れの一例を示すフローチャートである。
メモリー71に格納されたセキュリティ情報D1の解析がなされることがある。そのため、セキュリティ情報D1の確認処理では非純正品と判定されないような模造品が製造される可能性は、ゼロではない。
そこで、本実施形態のプリンター100では、トナーコンテナ1が取り付けられたときの検知回路83の出力値に基づき、制御部5は新たに取り付けられたトナーコンテナ1が模造品であることを見破る。
まず、図10のスタートは、制御部5が新たなトナーコンテナ1の取り付けを認識した時点である。尚、図9に示すセキュリティ情報D1に基づく判定は、新たなトナーコンテナ1が取り付けられたときにも実行される。そのため、図10に示すフローは、図8に示すフローと並行して実行させる。尚、各フローチャートの全で非純正品ではないと判定されたときのみ、制御部5は、取り付けられているトナーコンテナ1が純正品と扱い、何れか一つのフローチャートで非純正品と判定されたときには、取り付けられているトナーコンテナ1は非純正品と扱う。
尚、上述したように、制御部5は、トナーコンテナ1が着脱を検知するためのセンサー(着脱検知センサーS2)や、今まで取り付けられていたトナーコンテナ1のセキュリティ情報D1とは異なるセキュリティ情報D1を読み出したとき、新たなトナーコンテナ1が取り付けられたことを認識できる。
そして、制御部5は、トナーコンテナ1(基板部7)の検知回路83の出力値を認識する(ステップ♯31)。また、制御部5は、正しい残量値D2をメモリー71から読み出しできたか否かを確認する(ステップ♯32)。
純正品のトナーコンテナ1のメモリー71には、残量値D2の初期値(満杯時の初期値)が記憶されている。そのため、残量値D2を読み出すことができない、あるいは、残量値D2が異常(例えば、残量値D2のデータの各桁の値が全てゼロなど)のように、正しい残量値D2をメモリー71から読み出しできなければ(ステップ♯32のNo)、制御部5は、新たに取り付けられたトナーコンテナ1を非純正品と判定する(ステップ♯33)。そして、制御部5は、非純正品である旨を表示部20に表示(報知)させる(ステップ♯34)。そして、本フローは終了する。
一方、正しい残量値D2をメモリー71から読み出すことができたとき(ステップ♯32のYes)、制御部5は、メモリー71に記憶された残量値D2と、認識した現状の検知回路83の出力値の差が許容範囲内であるか否かを確認する(ステップ♯35)。
上述のように、検知回路83の出力値は、差動トランス82の位置の影響を受ける。このことを利用してトナーコンテナ1が純正品であるか否かを判定できるように、本実施形態のプリンター100に用いられるトナーコンテナ1では、基板部7の取り付け位置や、基板部7内での差動トランス82の形成位置や、製造時のトナー充填量に、複数パターンが設けられる。言い換えると、差動トランス82の位置や満杯時のトナー量を意図的にトナーコンテナ1ごとに異ならせる。これにより、トナー満杯時から、意図的に検知回路83の出力値をばらつかせるようにする。
そのため、模造品の満杯時のトナー量と差動トランス82の位置の何れか一方でも、純正品とのずれがあれば、満杯時から(トナーコンテナ1へのトナー充填後の最初の使用時から、残量値D2の初期値から)メモリー71に記憶された残量値D2と検知回路83の出力値とのずれが許容範囲から外れる場合が出てくる。
そして、許容範囲内であるとき(ステップ♯35のYes)、制御部5は、新たに取り付けられたトナーコンテナ1が純正品であると判定する(ステップ♯36)。そして、本フローは終了する。一方、許容範囲外であるとき(ステップ♯35のNo)、フローは、ステップ♯33に移行する。
このようにして、本実施形態に係る画像形成装置(プリンター100)は、印刷部3(給紙部3a、第1搬送部3b、画像形成部3c、定着部3d、第2搬送部3e)、トナー収容体(トナーコンテナ1)、端子部9、判定部(制御部5)、報知部を含む。印刷部3は、トナーを用いて印刷を行う。トナー収容体は、画像形成装置に対し着脱可能であり、基板部7が取り付けられ、トナーを印刷部3に補給する。端子部9は、トナー収容体に取り付けられた基板部7と通信を行うためのものである。判定部は、端子部9によりトナー収容体から受信した情報に基づき、トナー収容体が純正品か否かを判定するとともに、トナー収容体のトナー残量を検知する。報知部(表示部20)は、装置の状態を報知する報知部(表示部20)。基板部7は、端子部9と接する通信端子部72、残量検知部8、及び、メモリー71とを含む1枚の基板である。残量検知部8は、差動トランス82と差動トランス82の出力を処理して残量に応じた電圧を出力する検知回路83を含む。メモリー71は、トナー収容体が純正品か否かを判定するためのセキュリティ情報D1ともにトナー収容体がエンプティ状態のときの検知回路83の出力値を示すエンプティ出力値D3を記憶する。通信端子部72は、メモリー71の記憶内容を判定部に送信するとともに検知回路83の出力値を判定部に入力する。判定部は、検知回路83の出力値の大きさを認識し、メモリー71に記憶されたエンプティ出力値D3と、検知回路83の出力値を比較してトナー収容体がエンプティ状態であるか否かを判定する。報知部は、判定部がエンプティ状態であると判定すると、トナー収容体が空となった旨を報知する。
まず、従来、メモリー71と残量検知部8(残量検知センサー)は別々の基板とされ、トナー収容体(トナーコンテナ1)に取り付けられていたが、1つの基板にまとめられたので製造コストを抑えることができる。また、従来、磁性体トナーを収容するトナー収容体では、差動トランス82のような素子を含む残量検知センサーを用い、トナー収容体の透磁率の変化を検知し、トナーの残量を検知する場合があった。しかし、検知用の素子の位置のずれが、大きな出力値の変化となる場合があり、トナー残量の検知の正確性を高める必要があるという課題がある。そこで、トナー収容体のトナーのエンプティ状態(トナーが無い状態)のときの検知回路83の出力値であるエンプティ出力値D3を記憶しておき、エンプティ出力値D3に基づき、トナー収容体がエンプティ状態(トナーが空の状態)となったか否かを判断する。そのため、正確に、トナー収容体がエンプティ状態になったことを検知することができる。反対に、トナー収容体が空のときの検知回路83の出力値が予め定められたエンプティ出力値D3となるように、位置を調整しつつ、基板部7を取り付けることも可能である。従って、差動トランス82や基板部7の取り付け位置がトナー残量検知を正確に行ううえで、問題が無く、適切な位置となっているか否かを検知するためのセンサーとして検知回路83を用いることもでき、設置位置の正確性を高めることもできる。さらに、本発明によれば、非純正品の基板部7の位置が純正品に対してずれていれば、非純正品のメモリー71にエンプティ出力値D3が記憶されていても、エンプティ出力値D3は適切ではない場合があるので、トナー収容体(トナーコンテナ1)にトナーが残っているのに、エンプティ状態の検知や報知がなされる場合がある。言い換えると、偽造や模倣を行っても、純正品と同等の性能が発揮できないようにすることができる。従って、使用者に純正品の使用を促すこともできる。
又、メモリー71は、トナー収容体(トナーコンテナ1)のトナーの残量に関する残量値D2を記憶する。そして、新たなトナー収容体が取り付けられたとき、判定部(制御部5)は、検知回路83の出力値と残量値D2との差が許容範囲に収まるか否かを確認し、許容範囲内であるときトナー収容体が純正品であると判定し、許容範囲に収まらないときトナー収容体が純正品でないと判定する。
これにより、非純正品の差動トランス82の位置が純正品に対してずれているとき、検知回路83の出力値と残量値D2との差が大きくなる場合がある。そこで、トナー収容体(トナーコンテナ1)の検知回路83の出力値と残量値D2との差が適正な範囲(許容範囲)であるか否かにより、取り付けられたトナー収容体(トナーコンテナ1)が純正品か否かの判断がなされる。従って、非純正品に収容された粗悪なトナーが印刷部3(給紙部3a、第1搬送部3b、画像形成部3c、定着部3d、第2搬送部3e)に混入することを防ぐことができる。
又、残量値D2の初期値は、トナー収容体(トナーコンテナ1)のトナーが満杯であるときの検知回路83の出力値である。判定部(制御部5)は、トナーの消費にあわせ、純正品と判定したトナー収容体のメモリー71に記憶された残量値D2を更新させる。これにより、非純正品のトナー収容体内のトナーの量を問わず、トナー収容体が純正品か否かを判断することができる。
基板部7の設置位置によっては、トナー収容体(トナーコンテナ1)内にトナーが僅かに残っていても、検知回路83の出力値が下限値に到る場合がある。そこで、メモリー71は、検知回路83の出力値がエンプティ出力値D3となってから許容する印刷の枚数である許容枚数を記憶する。判定部(制御部5)は、検知回路83の出力値がエンプティ出力値D3となってから許容枚数分の印刷が印刷部3(給紙部3a、第1搬送部3b、画像形成部3c、定着部3d、第2搬送部3e)によりなされた時点で、トナー収容体(トナーコンテナ1)がエンプティ状態になったと判定する。
これにより、トナー収容体(トナーコンテナ1)のトナーをほぼ使い切ってからエンプティ状態になったと判定することができ、トナーエンプティになったことを正確に判定することができる。また、エンプティ状態と検知したからといって、直ちに印刷不可状態とせず、一定量の印刷は許容して、画像形成装置(プリンター100)の使い勝手をよくすることができる。
又、メモリー71がエンプティ出力値D3を記憶していないとき、判定部(制御部5)は、トナー収容体(トナーコンテナ1)が純正品ではないと判定する。これにより、セキュリティ情報D1上では、トナー収容体が純正品と判定されたとしても、エンプティ出力値D3という別の情報に基づいて純正品か否かの判定を行うことができる。従って、トナー収容体が純正品か否かを正確な判定することができる。
又、判定部(制御部5)は、トナー収容体(トナーコンテナ1)が純正品ではないと判定したとき、報知部(表示部20)に取り付けられているトナー収容体が純正品ではない旨を報知部に報知させる。これにより、トナー収容体が純正品ではないことを使用者に報知することができる。また、純正品の使用を促すことができる。
又、端子部9に設けられた端子と、通信端子部72の端子の何れか一方が板ばね90である。これにより、今までに無い基板と判断部を簡易かつ確実に通信可能に接続することができる。
又、基板部7には、回路パターンとして差動トランス82が設けられる。そして、基板部7の取り付け位置、又は、基板部7内での差動トランス82の形成位置は、複数パターン用意されている。このように、意図的に差動トランス82の位置を複数パターン用意することで、各トナー収容体(トナーコンテナ1)のエンプティ出力値D3にばらつきを持たせることができる。従って、模造品では、トナーが残っているのにエンプティ状態と判定されるものも出てくることになり、正規品と同等の性能を有する模造品を製造し難くすることができる。
又、本発明は、上述の画像形成装置(プリンター100)に用いられ、メモリー71と残っているトナーの残量を検知するための残量検知部8と通信端子部72を含み、1枚の基板である基板部7を含み、メモリー71は、純正品か否かを判定するためのセキュリティ情報D1を記憶し、残量検知部8は、差動トランス82と差動トランス82の出力を処理する検知回路83を含み、通信端子部72は、メモリー71の記憶内容を判定部(制御部5)に送信するとともに検知回路83の出力値を伝達するためのものであり、メモリー71は、セキュリティ情報D1とともにトナー収容体(トナーコンテナ1)がエンプティ状態のときの検知回路83の出力値を示すエンプティ出力値D3を記憶するトナー収容体と捉えることもできる。これにより、上述した効果と同様の効果を得ることができる。
また、基板部7と通信できず、基板部7の存在が認められないとき、制御部5は、トナー収容体(トナーコンテナ1)無し、又は、エンプティ状態と判定する。これにより、基板部7が取り付けられていないような粗悪な模造品からトナーがプリンター内に流れ込むことを防ぐことができる。
次に、他の実施形態について説明する。上記の実施形態では、画像形成装置として、プリンター100を例示した。しかし、画像形成装置は、複合機、コピー機、FAX装置などでもよい。
又、上記の実施形態では、静電潜像の現像に用いる現像剤が一成分現像剤である例を説明した。しかし、本発明は、二成分現像剤が用いられる画像形成装置、トナーコンテナ1にも適用できる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は1つの基板部を含むトナーコンテナや、このトナーコンテナを備えた画像形成装置に利用可能である。
100 プリンター(画像形成装置) 1 トナーコンテナ(トナー収容体)
20 表示部(報知部) 3 印刷部
3a 給紙部(印刷部) 3b 第1搬送部(印刷部)
3c 画像形成部(印刷部) 3d 定着部(印刷部)
3e 第2搬送部(印刷部) 5 制御部(判定部)
7 基板部 71 メモリー
72 通信端子部 8 残量検知部
82 差動トランス 83 検知回路
9 端子部 90 板ばね

Claims (10)

  1. トナーを用いて印刷を行う印刷部と、
    画像形成装置に対し着脱可能であり、基板部が取り付けられ、トナーを前記印刷部に補給するトナー収容体と、
    前記基板部と通信を行うための端子部と、
    前記端子部により前記トナー収容体から受信した情報に基づき、前記トナー収容体が純正品か否かを判定するとともに、前記トナー収容体のトナー残量を検知する判定部と、
    装置の状態を報知する報知部と、を含み、
    前記基板部は、前記端子部と接する通信端子部、残量検知部、及び、メモリーとを含む1枚の基板であり、
    前記残量検知部は、差動トランスと前記差動トランスの出力を処理して残量に応じた電圧を出力する検知回路を含み、
    前記メモリーは、前記トナー収容体が純正品か否かを判定するためのセキュリティ情報ともに前記トナー収容体がエンプティ状態のときの前記検知回路の出力値を示すエンプティ出力値を記憶し、
    前記通信端子部は、前記メモリーの記憶内容を前記判定部に送信するとともに前記検知回路の出力値を前記判定部に入力し、
    前記判定部は、前記検知回路の出力値の大きさを認識し、前記メモリーに記憶された前記エンプティ出力値と、前記検知回路の出力値を比較して前記トナー収容体がエンプティ状態であるか否かを判定し、
    前記報知部は、前記判定部が前記エンプティ状態であると判定すると、前記トナー収容体が空となった旨を報知することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記メモリーは、前記トナー収容体のトナーの残量に関する残量値を記憶し、
    新たな前記トナー収容体が取り付けられたとき、
    前記判定部は、前記検知回路の出力値と前記残量値との差が許容範囲に収まるか否かを確認し、前記許容範囲内であるとき前記トナー収容体が純正品であると判定し、前記許容範囲に収まらないとき前記トナー収容体が純正品でないと判定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記残量値の初期値は、前記トナー収容体のトナーが満杯であるときの前記検知回路の出力値であり、
    前記判定部は、トナーの消費にあわせ、純正品と判定した前記トナー収容体のメモリーに記憶された前記残量値を更新させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記メモリーは、前記検知回路の出力値が前記エンプティ出力値となってから許容する印刷の枚数である許容枚数を記憶し、
    前記判定部は、前記検知回路の出力値が前記エンプティ出力値となってから前記許容枚数分の印刷が前記印刷部によりなされた時点で、前記トナー収容体がエンプティ状態になったと判定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記メモリーが前記エンプティ出力値を記憶していないとき、
    前記判定部は、前記トナー収容体が純正品ではないと判定することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記判定部は、前記トナー収容体が純正品ではないと判定したとき、前記報知部に取り付けられている前記トナー収容体が純正品ではない旨を前記報知部に報知させることを特徴とする請求項1乃至5記載の画像形成装置。
  7. 前記端子部に設けられた端子と、前記通信端子部の端子の何れか一方が板ばねであることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記基板部には、回路パターンとして前記差動トランスが設けられており、
    前記基板部の取り付け位置、又は、前記基板部内での前記差動トランスの形成位置は、複数パターン用意されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記基板部と通信できず、前記基板部の存在が認められないとき、
    前記制御部は、前記トナー収容体無し、又は、エンプティ状態と判定することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 請求項1乃至9の何れか1項の画像形成装置に用いられ、
    メモリーと残っているトナーの残量を検知するための残量検知部と通信端子部を含み、1枚の基板である基板部を含み、
    前記メモリーは、純正品か否かを判定するためのセキュリティ情報を記憶し、
    前記残量検知部は、差動トランスと前記差動トランスの出力を処理する検知回路を含み、
    前記通信端子部は、前記メモリーの記憶内容を送信するとともに前記検知回路の出力値を伝達するためのものであり、
    前記メモリーは、前記セキュリティ情報とともに前記トナー収容体がエンプティ状態のときの前記検知回路の出力値を示すエンプティ出力値を記憶することを特徴とするトナー収容体。
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