JP2016089567A - 収容ラック - Google Patents

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【課題】長さの異なる建築パネルを同時に収容可能とし、建築パネルを組み付ける作業の効率を高めることが可能な収容ラックを提供する。【解決手段】収容ラック1は、外壁パネルP1及び腰壁パネルP2の数に応じた個数だけ鉛直方向に重ねられて段を成して延出し、所定方向に並んで複数配置された支柱と、支柱に接続されて水平方向に延在し、外壁パネルP1又は腰壁パネルP2が載置されるパネル受け材31,33と、を有する。複数の支柱は、所定方向において、第一支柱21と、第二支柱21と、第一支柱21と第二支柱21との間に位置する第三支柱23と、を有する。長さの長い外壁パネルP1が載置されるパネル受け材31は、第一支柱,第二支柱21,21に接続されており、長さの短い腰壁パネルP2が載置されるパネル受け材31,33は、第一支柱21及び第三支柱23に接続されている。【選択図】図1

Description

本発明は、建築パネルを収容する収容ラックに係り、特に、長さの異なる建築パネルを混載するのに好適に用いられる収容ラックに関する。
一般に、建築材料である外壁パネル、屋根パネル及び腰壁パネル等の建築パネルは、専用のラックに収容されて、ラックごと収納され、そして、同ラックに収容された状態でパネル工場から建築現場まで車両によって運搬される。
このラックの例として、特許文献1には、太陽電池付き屋根パネル(以下、単に屋根パネルという。)を収容する積載ラックが記載されている。
この積載ラックは、複数段の枠体を有し、一段につき屋根パネルを一枚支持するものである。具体的には、屋根パネルは、上記枠体を構成する一対のパネル受け材(同文献においては、横架部材と記載。)上に載置されている。
特開2000−079961号公報
このようなラックに、屋根パネルや、外壁パネル等の高さの高い建築パネルとともに、腰壁パネル等の高さの低い建築パネルを収容する場合には、腰壁パネルが一対のパネル受け材の間隔よりも短くなることがある。つまり、パネル受け材が、外壁パネル等の載置を想定して配設されたものであり、腰壁パネルを載置を想定して配設されたものではないため、腰壁パネルをパネル受け材に架け渡して収容することができないことがあった。
このため、腰壁パネルについては、パネル受け材に載置せずに、他に載置された外壁パネル等の上にスペーサを載せ、そのスペーサ上に腰壁パネルを載せることがあった。この場合には、腰壁パネルの重量がスペーサを介して外壁パネルにかかってしまうこと、車両の運転時の振動が加わることによって、外壁パネルが汚損してしまうことがあった。このため、建築現場において汚損部分のタッチアップが必要となり、作業効率の低下を招いていた。
また、腰壁パネルのみを、一対のパネル受け材の間隔が小さい、外壁パネル等のラックとは別のラックで運搬することも考えられる。
しかしながら、別のラックを用意する必要があるために、現場においてラックから取り出された建築パネルの組付工程を考慮した収容が困難であった。つまり、異なる長さの建築パネルをまとめて一のラックに収容することができず、特に、上方から順に取り出される建築パネルが組付工程と整合しなくなる場合があった。更には、このラックの製造コストがかかり、このラック分、車両への積載量が増えることとなっていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、長さの異なる建築パネルを同時に収容可能とし、建築パネルを組み付ける作業の効率を高めることが可能な収容ラックを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、収容ラックにかかるコストを低減することにある。
前記課題は、本発明に係る収容ラックによれば、厚み方向が鉛直方向に沿った状態の建築パネルを収容する収容ラックであって、前記建築パネルの数に応じた個数だけ鉛直方向に重ねられて段を成して延出し、所定方向に並んで複数配置された支柱と、該支柱に接続されて水平方向に延在し、前記状態の前記建築パネルが載置されるパネル受け材と、を有し、複数の前記支柱は、前記所定方向において、第一支柱と、第二支柱と、前記第一支柱と前記第二支柱との間に位置する第三支柱と、を有し、外縁中の長辺の長さが互いに異なる2つの前記建築パネルを同時に前記収容ラックに収容する場合において、2つの前記建築パネルのうち、前記長さの長い建築パネルが載置される前記パネル受け材は、前記第一支柱及び前記第二支柱に接続されており、前記長さの短い建築パネルが載置される前記パネル受け材は、前記第一支柱及び前記第三支柱に接続されていることにより解決される。
このように、支柱が、第一支柱と、第二支柱と、第一支柱と第二支柱との間に位置する第三支柱と、を有し、長さの長い建築パネルが載置されるパネル受け材は、第一支柱及び第二支柱に接続されたものであり、長さの短い建築パネルが載置されるパネル受け材は、第一支柱及び第三支柱に接続されたものであることで、長さの異なる建築パネルを同時に収納することができる。そして、上下に分離できる段によって収容ラックが構成されていることで、建築パネルの組付工程を考慮して、長さの異なる建築パネルの段を着脱してその段の位置を自在に変えることができ、建築パネルの組付作業の効率を向上させることができる。
また、前記第一支柱、前記第二支柱及び前記第三支柱を連結するツナギ材を備え、前記第三支柱は、前記第一支柱及び前記第二支柱よりも少ない段数から成り、前記第三支柱が一段から構成される場合には、その一段における前記第三支柱が前記ツナギ材に接続されており、前記第三支柱が前記複数段から構成される場合には、最上段及び最下段にある前記第三支柱が前記ツナギ材に接続されていてもよい。
このように、第三支柱が第一支柱及び第二支柱よりも少ない段数から成り、第三支柱が一段から構成される場合には、その一段における第三支柱にツナギ材に接続され、第三支柱が複数段から構成される場合には、最上段及び最下段の第三支柱がツナギ材に接続されていることで、収容ラックの最下段まで第三支柱を設けずとも水平方向における安定性を確保することができ、部品点数を減らすことができることで収容ラックにかかるコストを低減することができる。
また、前記支柱は、段付き筒状に形成されて鉛直方向に重ねられており、前記第一支柱及び前記第二支柱から成る段と、前記第一支柱、前記第二支柱及び前記第三支柱から成る段との前記支柱同士の接続部分の一方は、他方との接続側に向かって末広がりのカップ状に形成されていてもよい。
このように、第一支柱及び第二支柱から成る段と、第一支柱、第二支柱及び第三支柱から成る段との支柱同士の接続部分の一方は、他方との接続側に向かって末広がりのカップ状に形成されていることで、支柱同士を鉛直方向に重ねることが容易となり、長さの異なるパネルの製造場所が異なる場合であっても、これらのパネルを載置した段同士を鉛直方向に容易に重ねることができ、ラックの組立効率を高め、コストを低減することができる。
本発明の収容ラックによれば、長さの異なる建築パネルを同時に収納することができ、建築パネルの組付効率を向上させることができる。
また、本発明の収容ラックによれば、収容ラックにかかるコストを低減することができる。
本実施形態に係る収容ラックを示す斜視図である。 収容ラックを示す模式的な正面図である。 第1変形例に係る収容ラックを示す模式的な正面図である。 第2変形例に係る収容ラックを示す模式的な正面図である。 一部にカップ状端部を有する第一支柱及び第二支柱を備える収容ラックを示す模式的な正面図である。
以下、本発明の実施形態に係る収容ラックについて説明する。本実施形態に係る収容ラックは、建築パネルを収容して、建築パネルの保管に用いられ、又は、車両に搭載されて建築パネルの建築現場への搬送に用いられるものである。
なお、以下において、収容ラックに平置きされた状態の外壁パネル又は腰壁パネルの長尺方向を長さ方向、短尺方向を幅方向、厚み方向を鉛直方向又は上下方向とも表現して説明する。
本発明の実施形態に係る収容ラック1について、図1及び図2を参照して説明する。
ここで、図1は、収容ラック1を示す斜視図、図2は、収容ラック1を示す模式的な正面図である。
収容ラック1は、外縁中の長辺の長さが長い建築パネルの例としての外壁パネルP1と、外縁中の長辺の長さが短い建築パネルの例としての腰壁パネルP2とを同時に収容可能なラックである。
収容ラック1は、本実施形態において、長さ方向に延在する一対の架台10と、架台10から鉛直方向に7段積み上げられ、長さ方向に3列配設された受け材セットS1,S2,S3と、所定段の受け材セットS1,S2,S3の幅方向側面を連結する一対のツナギ材12と、から主に構成される。
受け材セットS1,S2,S3は、それぞれH形に形成されており、長さ方向に所定間隔を空けて配設されており、同様の構成からなる。
具体的には、第一受け材セットS1は、幅方向両側に配設されて上下に延在する一対の第一支柱21と、一対の第一支柱21の中央部分に長手方向両端が接合されて水平方向(収容ラック1の幅方向)に延在するパネル受け材31と、から構成されている。
第一支柱21は、筒状に形成されており、角パイプ状の部位と、角パイプ状の部位よりも中央側に段を成して形成されて、角パイプ状の部位の上部から突出するように接合された挿入部21aとから構成される。第一受け材セットS1は、下段にある第一支柱21の挿入部21aに、直上にある第一支柱21の角パイプ状の部位が挿入されて、架台10から上方に複数積み上げられている。
パネル受け材31は、幅方向において隣接する第一支柱21に両端を接合されている。
最上段以外のパネル受け材31は、その上に載置された外壁パネルP1又は腰壁パネルP2を下方から支持する。
そして、最上段にあるパネル受け材31を含め、外壁パネルP1又は腰壁パネルP2の直上に位置するパネル受け材31は、その外壁パネルP1又は腰壁パネルP2を図示せぬ緩衝材を介して上方から支持する。
第二受け材セットS2及び第三受け材セットS3は、収容ラック1における長さ方向における配置が第一受け材セットS1と異なるのみで、第一受け材セットS1と同様に構成されている。
詳細には、第二受け材セットS2は、挿入部21aを有する第二支柱21とパネル受け材31とから構成され、第三受け材セットS3は、挿入部23aを有する第三支柱23とパネル受け材33とから構成されている。
なお、図1及び図2に示す形態においては、下から1〜3段目の2個のパネル受け材31と1個のパネル受け材33に外壁パネルP1が載置されており、下から4〜7段目の1個のパネル受け材31と1個のパネル受け材33に腰壁パネルP2が載置されている。
ツナギ材12は、収容ラック1の長さ方向において隣接する第一支柱,第二支柱21,21及び第三支柱23に接続されて、これらの間隔を所定間隔に保ち、剛性を付与するものである。また、ツナギ材12は、クレーンのワイヤーが架けられることにより、建築現場における収容ラック1の一部又は全部の段を吊り上げる際の支持部材となる。
ツナギ材12は、長さ方向に延出して幅方向に対を成して配設されている。ツナギ材12は、これが設けられた所定段のおいて、第一支柱,第二支柱21,21及び第三支柱23のそれぞれから突出する両切ボルト25に挿通されて、これに螺合する図示せぬナットによって固定されている。
上記実施形態に係る収容ラック1は、パネル受け材31を含む第一受け材セットS1、及び第二受け材セットS2に加えて、パネル受け材33を含む第三受け材セットS3を備えることで、外壁パネルP1と腰壁パネルP2とを同時に収容可能である。
特に、上記のように、第一受け材セットS1、第二受け材セットS2及び第三受け材セットS3は、各段ごとに上下に着脱可能に取り付けられているため、外壁パネルP1又は腰壁パネルP2とともに任意の段ごとに分解することが可能である。
そして、収容ラック1から外壁パネルP1又は腰壁パネルP2を一枚ずつ取り外す場合には、上方から順に取り外すこととなる。このため、建物への組み付ける順番に合うように、外壁パネルP1又は腰壁パネルP2を上方から順に収容ラック1に載置されたものとすると作業効率が高まることとなる。
本実施形態に係る収容ラック1においては、腰壁パネルP2が外壁パネルP1の上方に収容された構成であるため、建築現場において腰壁パネルP2を外壁パネルP1よりも先に取り外して組み付けるのに適した構成となっている。
<第1変形例>
次に、第1変形例に係る収容ラック1aについて図3を参照して説明する。ここで、図3は、第1変形例に係る収容ラック1aを示す模式的な正面図である。
なお、以下の説明において、上記実施形態の構成と同様の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略して違いを明確にする。
収容ラック1aは、建築現場において、先に外壁パネルP1から取り出し、後から腰壁パネルP2を取り出して組み付けるのに適した積み方で、外壁パネルP1及び腰壁パネルP2を収容可能な構成からなる。また、収容ラック1aは、上記実施形態に係る収容ラック1と異なり、下から1〜3段目にのみ第三受け材セットS3を備えている。
なお、下から1〜3段目に設けられた第三受け材セットS3は、水平方向の安定性を確保するために、最下段である下から1段目と最上段である下から3段目において、第一受け材セットS1と第二受け材セットS2とに掛け渡されたツナギ材12に接続されて支持されている。
このように、第三支柱23が複数段に積み上げられて、第三受け材セットS3の複数段から成る場合には、第三支柱23が設けられた段のうち最上段と最下段においてツナギ材12を架け渡すようにして、これに第三支柱23を固定するようにすればよい。なお、第三支柱23が一段のみ設けられている場合には、その段において、ツナギ材12を架け渡すようにして、これに第三支柱23を固定するようにすればよい。
このようにすれば、ツナギ材12によって、架台10上に第三支柱23を固定せずとも、第三受け材セットS3を好適に支持できることとなる。
また、下から3段目の第一受け材セットS1、第二受け材セットS2及び第三受け材セットS3には、外壁パネルP1及び腰壁パネルP2は載置されていない。このように、これらが載置されていないことで、収容ラック1aの下から4段目に取り付けられた後述する補強ツナギ材12Fの下方に図示せぬフォークリフトの爪を差し込むようにして、下から1〜3段目のユニットに対して、下から4〜7段目のユニットのみを着脱することが可能となる。
上記のように、収容ラック1aの下から4段目には、補強ツナギ材12Fが取り付けられている。この補強ツナギ材12Fは、十分な剛性を備えるために、他のツナギ材12よりも厚く形成されている。
このように補強ツナギ材12Fが取り付けられていることにより、補強ツナギ材12Fの下方からフォークリフトの爪を差し込んで、種類の異なるパネルが載置された一塊の収容ラック1aの一部を持ち上げて移動する際に、安定して支持することが可能となる。
上記構成からなる収容ラック1aによれば、外壁パネルP1を支持する下から4〜7段目には、第三受け材セットS3を設けていない分、第1実施形態に係る収容ラック1よりも部品点数を削減でき、軽量化が可能となる。
なお、このような構成の収容ラック1aにおいては、腰壁パネルP2を載置できるのは第三受け材セットS3が設けられた段のうち、下から1,2段目にのみに制限される。
<第2変形例>
次に、第2変形例に係る収容ラック1bについて図4を参照して説明する。ここで、図4は、第2変形例に係る収容ラック1bを示す模式的な正面図である。
収容ラック1bは、建築現場において、先に腰壁パネルP2から取り出し、後から外壁パネルP1を取り出して組み付けるのに適した積み方で、外壁パネルP1及び腰壁パネルP2を収容可能な構成からなる。この点では、収容ラック1aは、第1実施形態に係る収容ラック1と同じであるが、下から4〜7段目にのみ第三受け材セットS3を備えており、下から1〜3段目に備えていない点で収容ラック1と異なる。
特に、第三受け材セットS3は、他の実施形態と異なり、架台10に固定されておらず、下から4段目に設けられた補強ツナギ材12Fに、第三支柱23の側面を固定されていることで、下から4段目以上にのみ設けられている。
この場合に、腰壁パネルP2からの荷重は、第一受け材セットS1及び第三受け材セットS3のみによって支持されることになるので、収容ラック1bの剛性バランスが崩れやすい。このため、特にツナギ材12よりも剛性の高い補強ツナギ材12Fによって、下から4段目の第一受け材セットS1、第二受け材セットS2及び第三受け材セットS3を連結するようにすると好ましい。
上記構成からなる収容ラック1bによれば、外壁パネルP1を支持する下から1〜3段目に第三受け材セットS3を設けていない分、第1実施形態に係る収容ラック1よりも部品点数が削減でき、軽量化が可能となる。
なお、このような構成の収容ラック1bにおいては、腰壁パネルP2を載置できるのは、第三受け材セットS3が設けられた下から4〜7段目にのみに制限される。
<段組に好適な形態について>
次に、外壁パネルP1を積載したユニットと腰壁パネルP2を積載したユニットとを、上下に組み合わせるのに好適な形態に係る収容ラック1cについて図5を参照して説明する。ここで、図5は、一部にカップ状端部21bを有する第一支柱,第二支柱21,21を備える収容ラック1を示す模式的な正面図である。
図5に示すように、腰壁パネルP2を積載したユニットにおける最下段(収容ラック1cにおいては下から4段目)における第一支柱,第二支柱21,21における直下の第一支柱,第二支柱21,21との接続側に、カップ状端部21bが接合されている。
カップ状端部21bは、下方に向けて末広がりとなるように、テーパ状に広がって形成されている。
このように、腰壁パネルP2を積載したユニットの最下段にある第一支柱,第二支柱21,21にカップ状端部21bが形成されていることで、外壁パネルP1を積載したユニット上に取り付ける作業が容易となる。
具体的には、カップ状端部21bが無い場合には、腰壁パネルP2を積載したユニットの最下段の第一支柱,第二支柱21,21における4つの中空部内に、外壁パネルP1を積載したユニットの上端にある4つの挿入部21aに収まるようにしなければ挿入できない。
特に、フォークリフトで腰壁パネルP2を積載したユニットを持ち上げることになるため、これらの水平面上の位置を調整することは困難を極める。
一方、カップ状端部21bが形成されていることで、上方に突出する挿入部21aにカップ状端部21bが当接することによって、挿入部21aが第一支柱,第二支柱21,21の中空部にガイドされることになるため容易に挿入できることとなる。
特に、腰壁パネルP2を積載したユニットの最下段にカップ状端部21bを形成するようにするか、外壁パネルP1を積載したユニットの最下段にカップ状端部21bを形成するようにすると好ましい。
理由としては、腰壁パネルP2と外壁パネルP1を製造する場所が異なることが多く、これが異なる場合に、フォークリフトによっていずれか一方のユニットをまとめて搬送して、他方のユニットに容易に取り付けることができるためである。
カップ状端部21b内に異物が侵入しづらい点で、第一支柱,第二支柱21,21の下端に下方側に末広がりのカップ状端部21bを形成して、直下の段にある第一支柱,第二支柱21,21のそれぞれの上部に形成された挿入部21aに挿し込むことが望ましい。
一方、双方の組み付けを容易にすることにのみ着目すれば、第一支柱,第二支柱21,21の上端に上方側に末広がりのカップ状端部21bを形成して、直上の段にある第一支柱,第二支柱21,21のそれぞれの下部に挿入部21aを形成するようにして、これに挿し込むようにしてもよい。
上記実施形態では、主として本発明に係る収容ラックに関して説明した。ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、その実施に最適となるように各種形態を組み合わせるようにしてもよく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
例えば、第三支柱を設ける段数及び位置は任意である。建築現場における組み付け数及び順序に適合するように定めることが可能である。
また、受け材セットを収容ラックの長さ方向に何列設けるかは、部品点数が問題とならなければ任意である。受け材セットを設ける列数が多いことで、長さが異なるパネルであっても、組み付け順の近いものを一度に積載しやすくなる。
また、上記実施形態においては、外壁パネルP1及び腰壁パネルP2を例に説明したが、パネルの種類は任意であり、玄関パネル、袖壁パネル、屋根パネル等を収容ラックの収容対象としてもよい。
1,1a,1b,1c 収容ラック
10 架台
12 ツナギ材
12F 補強ツナギ材
21 第一支柱,第二支柱
21a 挿入部
21b カップ状端部
23 第三支柱
23a 挿入部
25 両切ボルト
31,33 パネル受け材
P1 外壁パネル(長さの長いパネル)
P2 腰壁パネル(長さの短いパネル)
S1 第一受け材セット
S2 第二受け材セット
S3 第三受け材セット

Claims (3)

  1. 厚み方向が鉛直方向に沿った状態の建築パネルを収容する収容ラックであって、
    前記建築パネルの数に応じた個数だけ鉛直方向に重ねられて段を成して延出し、所定方向に並んで複数配置された支柱と、
    該支柱に接続されて水平方向に延在し、前記状態の前記建築パネルが載置されるパネル受け材と、を有し、
    複数の前記支柱は、前記所定方向において、第一支柱と、第二支柱と、前記第一支柱と前記第二支柱との間に位置する第三支柱と、を有し、
    外縁中の長辺の長さが互いに異なる2つの前記建築パネルを同時に前記収容ラックに収容する場合において、2つの前記建築パネルのうち、前記長さの長い建築パネルが載置される前記パネル受け材は、前記第一支柱及び前記第二支柱に接続されており、前記長さの短い建築パネルが載置される前記パネル受け材は、前記第一支柱及び前記第三支柱に接続されていることを特徴とする収容ラック。
  2. 前記第一支柱、前記第二支柱及び前記第三支柱を連結するツナギ材を備え、
    前記第三支柱は、前記第一支柱及び前記第二支柱よりも少ない段数から成り、
    前記第三支柱が一段から構成される場合には、その一段における前記第三支柱が前記ツナギ材に接続されており、前記第三支柱が前記複数段から構成される場合には、最上段及び最下段にある前記第三支柱が前記ツナギ材に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の収容ラック。
  3. 前記支柱は、段付き筒状に形成されて鉛直方向に重ねられており、
    前記第一支柱及び前記第二支柱から成る段と、前記第一支柱、前記第二支柱及び前記第三支柱から成る段との前記支柱同士の接続部分の一方は、他方との接続側に向かって末広がりのカップ状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の収容ラック。
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