JP6117330B1 - パネル装置ならびにその組み立て方法 - Google Patents

パネル装置ならびにその組み立て方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6117330B1
JP6117330B1 JP2015257772A JP2015257772A JP6117330B1 JP 6117330 B1 JP6117330 B1 JP 6117330B1 JP 2015257772 A JP2015257772 A JP 2015257772A JP 2015257772 A JP2015257772 A JP 2015257772A JP 6117330 B1 JP6117330 B1 JP 6117330B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support member
panel
small panel
small
intermediate support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015257772A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017110482A (ja
Inventor
佳雄 横山
佳雄 横山
Original Assignee
佳雄 横山
佳雄 横山
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 佳雄 横山, 佳雄 横山 filed Critical 佳雄 横山
Priority to JP2015257772A priority Critical patent/JP6117330B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6117330B1 publication Critical patent/JP6117330B1/ja
Publication of JP2017110482A publication Critical patent/JP2017110482A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Display Racks (AREA)

Abstract

【課題】パネル表示効果の高いパネル装置を提供する。【解決手段】複数本支柱5を立て、支柱5の下部に支持部材7fをセットし、支持部材7fの上に下段小パネル1を載せ、下段小パネル1の上に支持部材7dをセットし、支持部材7dの上に中段小パネル1を載せ、支柱5の上に支持部材7aをセットし、支持部材7aを通して中段小パネル1の上に上段小パネル1を載せ、上段小パネル1の上端角部どうしを連結部材6aで連結して平面状パネル部を構成したことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、展示場などに設置するパネル装置ならびにその組み立て方法に係り、特にパネル表示効果が高く、構造が簡単で、しかも組み立て易いパネル装置ならびにその組み立て方法に関するものである。
展示場などで新製品の展示・発表などを行う際、会社名や新製品の説明・用途などを記載した印刷物などを掲示するのにパネル装置がよく使用されている。
図42は、従来のパネル装置の一例を示す概略斜視図である。
図中の100は従来のパネル装置で、長方形をした1枚板のパネル板101を複数枚例えば平面形状がL字形になるように並設・連結して構成されている。102は、パネル板101どうしを連結する棒状の連結バーである。展示場では、このパネル装置100により隣の展示スペースとの境界が区画化されている。
また、103は会社名や新製品の説明などを記載した複数枚の掲示板で、パネル板101の所定位置に取りつけられている。104はパネル装置100により区画化された内側のスペース内に敷設されたカーペットで、カーペット104上には複数の台105が置かれて、台105の上には新製品106などが並べられている。
特開平7−15506号公報
従来のパネル装置100は図42に示すように、パネル装置100を構成するパネル板101は大きな長方形をした1枚板からなり、そのパネル板101を複数枚横に並べ、それらを連結してパネル装置100を構成していた。
このパネル装置100の高さは規格では3,400mmとなっているが、市販のもののパネル板101ならびに連結バー102の高さは2,640mmであり、市販のものは規格の高さよりも760mm低いことになる。
そのため図42に示すように、パネル板101の上端と展示場の天井107の間に比較的大きな間隔108ができる場合がある。
そのようなときに、隣の展示スペースに展示されている掲示板103や新製品106の上端部が、こちらの展示スペースから間隔108を通して見えることがある。そうなるとこちらの展示スペースでパネル板101に掛かっている掲示板103などを見ているときに、パネル板101の上端から突出している隣の展示スペースの掲示板103や新製品106などの上端部が自然に目に入り、そのためにパネル表示効果が低減するという弊害がある。
本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、パネル表示効果が高く、構造が簡単で、しかも組み立て易いパネル装置ならびにその組み立て方法を提供することにある。
前記目的を達成するため本発明の第1の手段は、
少なくとも上下方向に下段、中段、上段の複数段、ならびに左右方向に複数列配置される小パネルと、
配置される前記下段と中段の小パネルの合計の高さよりも高く、個々の前記小パネルの横幅と略同寸の等間隔で立設されて、外周部に上下方向に延びた溝状係止部を有する複数本の支柱と、
前記下段の小パネルの前方への倒れを防止する倒れ防止部と、前記倒れ防止部の裏面の中間位置から後方に延びた連結部と、前記連結部の後端に取り付けられて上下方向に延びた係止部と、前記連結部の下部から左右水平方向に延びた小パネル角受け部から構成されて、前記倒れ防止部と前記係止部の間に小パネル端部挿通部が形成された下部中間支持部材と、
隣接して配置される前記下段と中段の合計4枚の小パネルの前方への倒れを防止する倒れ防止部と、前記倒れ防止部の裏面上下方向ならびに左右方向の中間位置から後方に延びた連結部と、前記連結部の後端に取り付けられて上下方向に延びた係止部と、前記連結部を間にして左右水平方向に延びた上下左右仕切り部から構成されて、前記上下左右仕切り部を間にして前記倒れ防止部と前記係止部の間に小パネル端部挿通部が形成された中間部中間支持部材と、
前記上段の小パネルの前方への倒れを防止する倒れ防止部と、前記倒れ防止部の裏面中間位置から後方に延びた連結部と、前記連結部の後端に取り付けられて上下方向に延びた係止部と、前記係止部の上端に水平方向に取り付けられた載置部から構成されて、前記倒れ防止部と前記載置部の間に小パネル端部挿通部が形成された上部中間支持部材と、
上面部と、前記上面部の両端から垂下した2枚の垂下部から構成されている側面形状が略コ字形の中間連結部材を備えている。
そして、前記複数本の支柱を前記小パネルの横幅と略同寸の間隔で配置立設し、
各支柱の下部に前記下部中間支持部材をセットして、前記下部中間支持部材の係止部を前記支柱の溝状係止部と係合し、
配置された2個の前記下部中間支持部材の間に前記下段の小パネルの下部を挿入し、前記下段の小パネルの下側両角部を前記下部中間支持部材の小パネル端部挿通部を通して前記小パネル角受け部上にそれぞれ載せて前記倒れ防止部と対向させ、
前記支柱の溝状係止部の上部から前記中間部中間支持部材の係止部を挿入して支柱に沿って下側に降ろし、前記中間部中間支持部材の下半分の小パネル端部挿通部を通して、前記上下左右仕切り部をセットしてある前記下段の小パネルの上側両角部上に載せて、前記下段の小パネルの上側両角部を前記中間部中間支持部材の倒れ防止部の下半分と対向させ、
前記中段の小パネルの下側両角部を、前記2個の中間部中間支持部材の上半分の小パネル端部挿通部を通して、前記上下左右仕切り部の上にそれぞれ載せて、前記中段の小パネルの下側両角部を前記中間部中間支持部材の倒れ防止部の上半分と対向させ、
前記支柱の溝状係止部の上部から前記上部中間支持部材の係止部を挿入し支柱に沿って下側に降ろし、前記上部中間支持部材の小パネル端部挿通部を通して、前記上部中間支持部材の載置部を前記支柱の溝状係止部の上端部に載せて、
配置された2個の前記上部中間支持部材の間を通して前記上段の小パネルの下部を挿入し、前記中段の小パネルの上端部に載せて、前記上段の小パネルの下部を前記上部中間支持部材の倒れ防止部と対向させ、
隣接する前記上段の小パネルの上端部どうしの接合部に前記中間連結部材を上から嵌め込み、前記上段の小パネルの上端部どうしを前記中間連結部材で連結して平面状のパネル部を構成したことを特徴とするものである。
本発明の第2の手段は前記第1の手段において、
複数本の支柱は、前記小パネルの横幅と略同寸の横幅を有する裏板を前記支柱の間に介在することによって配置立設されていることを特徴とするものである。
本発明の第3の手段は前記第1または第2の手段において、
前記支柱の外形は略多角柱状をしており、外周には径方向外側に向けて放射状に延びた複数本の断面矢印部が等間隔に設けられて、前記隣の断面矢印部と断面矢印部の間には前記支柱の上下方向に延びた溝状部が前記支柱の周方向に沿って複数個所形成されていることを特徴とするものである。
本発明の第4の手段は前記第1ないし第3のいずれかの手段において、
前記パネル中間連結部材ならびに下部中間支持部材、中間部中間支持部材、上部中間支持部材は、透明な合成樹脂で成形されていることを特徴とするものである。
本発明の第5の手段は、
少なくとも上下方向に下段、中段、上段の複数段、ならびに左右方向に複数列配置される小パネルと、
配置される前記下段と中段の小パネルの合計の高さよりも高く、個々の前記小パネルの横幅と略同寸の等間隔で立設されて、外周部に上下方向に延びた溝状係止部を有する複数本の支柱と、
前記下段の小パネルの前方への倒れを防止する倒れ防止部と、前記倒れ防止部の裏面の中間位置から後方に延びた連結部と、前記連結部の後端に取り付けられて上下方向に延びた係止部と、前記連結部の下部から左右水平方向に延びた小パネル角受け部から構成されて、前記倒れ防止部と前記係止部の間に小パネル端部挿通部が形成された下部中間支持部材と、
隣接して配置される前記下段と中段の合計4枚の小パネルの前方への倒れを防止する倒れ防止部と、前記倒れ防止部の裏面上下方向ならびに左右方向の中間位置から後方に延びた連結部と、前記連結部の後端に取り付けられて上下方向に延びた係止部と、前記連結部を間にして左右水平方向に延びた上下左右仕切り部から構成されて、前記上下左右仕切り部を間にして前記倒れ防止部と前記係止部の間に小パネル端部挿通部が形成された中間部中間支持部材と、
前記上段の小パネルの前方への倒れを防止する倒れ防止部と、前記倒れ防止部の裏面中間位置から後方に延びた連結部と、前記連結部の後端に取り付けられて上下方向に延びた係止部と、前記係止部の上端に水平方向に取り付けられた載置部から構成されて、前記倒れ防止部と前記載置部の間に小パネル端部挿通部が形成された上部中間支持部材と、
上面部と、前記上面部の両端から垂下した2枚の垂下部から構成されている側面形状が略コ字形の中間連結部材を備えている。
そして、前記複数本の支柱を前記小パネルの横幅と略同寸の間隔で配置立設する工程と、
各支柱の下部に前記下部中間支持部材をセットして、前記下部中間支持部材の係止部を前記支柱の溝状係止部と係合する工程と、
配置された2個の前記下部中間支持部材の間に前記下段の小パネルの下部を挿入し、前記下段の小パネルの下側両角部を前記下部中間支持部材の小パネル端部挿通部を通して前記小パネル角受け部上にそれぞれ載せて前記倒れ防止部と対向させる工程と、
前記支柱の溝状係止部の上部から前記中間部中間支持部材の係止部を挿入して支柱に沿って下側に降ろし、前記中間部中間支持部材の下半分の小パネル端部挿通部を通して、前記上下左右仕切り部をセットしてある前記下段の小パネルの上側両角部上に載せて、前記下段の小パネルの上側両角部を前記中間部中間支持部材の倒れ防止部の下半分と対向させる工程と、
前記中段の小パネルの下側両角部を、前記2個の中間部中間支持部材の上半分の小パネル端部挿通部を通して、前記上下左右仕切り部の上にそれぞれ載せて、前記中段の小パネルの下側両角部を前記中間部中間支持部材の倒れ防止部の上半分と対向させる工程と、
前記支柱の溝状係止部の上部から前記上部中間支持部材の係止部を挿入し支柱に沿って下側に降ろし、前記上部中間支持部材の小パネル端部挿通部を通して、前記上部中間支持部材の載置部を前記支柱の溝状係止部の上端部に載せる工程と、
配置された2個の前記上部中間支持部材の間を通して前記上段の小パネルの下部を挿入し、前記中段の小パネルの上端部に載せて、前記上段の小パネルの下部を前記上部中間支持部材の倒れ防止部と対向させる工程と、
隣接する前記上段の小パネルの上端部どうしの接合部に前記中間連結部材を上から嵌め込み、前記上段の小パネルの上端部どうしを前記中間連結部材で連結して平面状のパネル部を構成する工程とを含んでいることを特徴とするものである。
本発明は前述のような構成になっており、隣の展示スペースの掲示板や新製品の上端部などが自然に目に入ることなく、そのためにパネル表示効果が高く、構造が簡単で、しかも組み立て易いパネル装置ならびにその組み立て方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係るパネル装置における小パネルの配置例を示す概略正面図である。 そのパネル装置の概略左側面図である。 そのパネル装置の概略右側面図である。 そのパネル装置の概略上面図である。 図4におけるX部の拡大平面図である。 本実施形態で使用される支柱の拡大断面図である。 本実施形態で使用される中間連結部材の側面図である。 本実施形態で使用されるコーナ連結部材の上面図である。 そのコーナ連結部材の正面図である。 本実施形態で使用される上部中間支持部材の正面図である。 その上部中間支持部材の側面図である。 本実施形態で使用される上部左端支持部材の正面図である。 その上部左端支持部材の側面図である。 その上部左端支持部材の上面図である。 本実施形態で使用される上部右端支持部材の正面図である。 その上部右端支持部材の側面図である。 その上部右端支持部材の上面図である。 本実施形態で使用される中間部中間支持部材の正面図である。 その中間部中間支持部材の側面図である。 本実施形態で使用される中間部左端(右端)支持部材の正面図である。 その中間部左端(右端)支持部材の側面図である。 その中間部左端(右端)支持部材の上面図である。 本実施形態で使用される下部中間支持部材の正面図である。 その下部中間支持部材の側面図である。 本実施形態で使用される下部左端支持部材の正面図である。 その下部左端支持部材の側面図である。 その下部左端支持部材の上面図である。 本実施形態で使用される下部右端支持部材の正面図である。 その下部右端支持部材の側面図である。 その下部右端支持部材の上面図である。 前記上部中間支持部材を支柱の上部にセットして、3段目(最上段)中間の小パネル(中上1)を倒れないように支持した状態を示した斜視図である。 前記上部左端支持部材を支柱の上部にセットして、3段目(最上段)左端の小パネル(左上1)を倒れないように支持した状態を示した斜視図である。 前記上部右端支持部材を支柱の上部にセットして、3段目(最上段)右端の小パネル(右上3)を倒れないように支持した状態を示した斜視図である。 1段目の小パネル(中下2)と2段目の小パネル(中中2)の角部の間に介在した前記中間部中間支持部材により、1段目の小パネル(中下2)と2段目の小パネル(中中2)を倒れないように支持した状態を示した斜視図である。 前記中間部左端(右端)支持部材により、1段目の小パネル(左下1)と2段目の小パネル(左中1)を倒れないように支持した状態を示した斜視図である。 前記中間部左端(右端)支持部材により、1段目の小パネル(右下3)と2段目の小パネル(右中3)を倒れないように支持した状態を示した斜視図である。 所定の間隔をおいて設置された2本の支柱の下部に前記下部中間支持部材をそれぞれセットして、その2本の下部中間支持部材の間に小パネル(右下1)を装着した状態を示した斜視図である。 支柱の下部に前記下部左端支持部材をセットして、その下部左端支持部材の上に小パネル1(左下1)の左端角部を載せた状態を示した斜視図である。 支柱の下部に前記下部右端支持部材をセットして、その下部右端支持部材の上に小パネル(右下3)の右端角部を載せた状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係るパネル装置の組み立て方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係るパネル装置の組み立て方法を説明するための続きのフローチャートである。 従来のパネル装置の一例を示す概略構成図である。
次に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
図1ないし図4は本発明の実施形態に係るパネル装置における小パネルの配置例を示す図であり、図1はそのパネル装置の概略正面図、図2はそのパネル装置の概略左側面図、図3はそのパネル装置の概略右側面図である。また、図4はそのパネル装置の概略平面図、図5は図4におけるX部の拡大平面図である。
本実施形態の場合、図1に示すように正面には縦に長い長方形の小パネル1(例えば縦幅1,130mm、横幅985mm)が、縦方向(上下方向)に3段、横方向(左右方向)に6列配置されて、合計で18枚の小パネル1によりパネル装置の正面パネル部2を構成している。
また、図2ならびに図3に示すように左側面ならびに右側面には、縦に長い長方形の小パネル1(例えば縦幅1,130mm、横幅940mm)が、同じように縦方向(上下方向)に3段、横方向(左右方向)には3列配置されて、合計で9枚の小パネル1によりそれぞれパネル装置の左側面パネル部3ならびに右側面パネル部4を構成している。
本発明においては、正面パネル部2と左側面パネル部3と右側面パネル部4の高さを揃えるために図1から図3に示すように、正面パネル部2における小パネル1の縦幅と、左側面パネル部3ならびに右側面パネル部4における小パネル1の縦幅は等しくする必要がある。
しかし、正面パネル部2における小パネル1の横幅と、左側面パネル部3ならびに右側面パネル部4における小パネル1の横幅は本実施形態のように異なっても良いし、また各小パネル1の横幅を等しくすることもできる。
なお、正面パネル部2、左側面パネル部3ならびに右側面パネル部4の横幅は、展示スペースの大きさなどによって、任意に設定することができる。
これら正面パネル部2、左側面パネル部3ならびに右側面パネル部4によって、図4に示すように平面形状がコ字形のパネル装置10が構成されている。なお、図4は紙面の関係上、小パネル1、正面パネル部2、左側面パネル部3ならびに右側面パネル部4などが、図1ないし図3のそれよりも縮小して描かれている。
この正面パネル部2、左側面パネル部3ならびに右側面パネル部4によって囲まれる内側のスペース内にカーペットY(例えば図37参照)が敷設されて、そのカーペットY上に置かれた複数の台の上に新製品などが並べられる(いずれも図示せず)展示スペースS(図4参照)となる。
各小パネル1は、多数本の支柱5と、多数個のパネル上端連結部材6と、多数個のパネル支持部材7などによって連結・支持されている。後述する各パネル上端連結部材6ならびにパネル支持部材7は、パネル装置10上において、展示効果の関係上。それらの存在が目立たないようにするために例えば透明塩化ビニール樹脂などの透明な合成樹脂で成形されている。
前記支柱5は図6や図31に示すように、支柱5の外形は略八角柱状をしており、内側中央部に円筒部8が設けられ、その円筒部8の外周には径方向外側に向けて放射状に延びた8本の断面矢印部9(係止部)が等間隔に設けられている。
隣の断面矢印部9と断面矢印部9の間には支柱5の縦方向に貫通して延びた溝状部11が、支柱5の周方向に沿って8個所形成されている。支柱5は、例えばアルミニウムやアルミニウム合金などの軽合金で構成されている。
なお特許請求の範囲では、前記断面矢印部9(係止部)と溝状部11を含めて溝状係止部と記載している。
前記パネル上端連結部材6は図5に示すよう、平面上で隣の小パネル1と小パネル1の上端部どうしに跨って互いに連結するための中間連結部材6aと、正面パネル部2と左側面パネル部3のコーナ部ならびに正面パネル部2と右側面パネル部4のコーナ部を連結するためのコーナ連結部材6bから構成されている。
図7は中間連結部材6aの側面図で、中間連結部材6aは上面部6a1と、その上面部6a1の両端から垂下した2枚の垂下部6a2から構成されており、同図に示すように側面形状が略コ字形をしている。
図5ならびに図7に示されているように、小パネル1の上端部と隣の小パネル1の上端部どうしの接合部にこの中間連結部材6aを上から嵌め込むことにより、両小パネル1の上端部どうしが中間連結部材6a内に収まり、前記2枚の垂下部6a2により位置ずれすることなく連結される。
図8ならびに図9は、コーナ連結部材6bの上面図ならびに正面図である。コーナ連結部材6bは図8に示すように、上面形状が略L字形をしている上面部6b1と、その上面部6b1の略L字形に突出した側の両端部からそれぞれ垂下した合計4枚の垂下部6b2から構成されている。
図5ならびに図8に示されているように、正面パネル部2側の小パネル1の上端部と、左側面パネル部3(あるいは右側面パネル部4)側の小パネル1の上端部どうしの接合コーナ部にこのコーナ連結部材6bを上から嵌め込むことにより、両小パネル1の上端部どうしがコーナ連結部材6b内に収まり、前記4枚の垂下部6b2により位置ずれすることなく連結される。
図1に示されているように、正面パネル部2における3段目(最上段)の小パネル1群(中上1〜中上6)の左右上端部には、それぞれコーナ連結部材6bが設置される。
一方、図2に示されているように、左側面パネル部3の3段目(最上段)の小パネル1群(左上1〜左上3)のうち右端の小パネル1(左上3)にはコーナ連結部材6bが設置されるが、同じ小パネル1群(左上1〜左上3)のうち左端の小パネル1(左上1)にはコーナ連結部材6bは設置されない。これは左端の小パネル1(左上1)は図4に示すように、展示スペースSの入り口側に配置されるためコーナ連結部材6bは必要がないためである。
同じ理由から図3に示されているように、右側面パネル部4の3段目(最上段)の小パネル1群(右上1〜右上3)のうち左端の小パネル1(右上1)にはコーナ連結部材6bが設置されるが、右端の小パネル1(右上3)にはコーナ連結部材6bは設置されない。
なお、図1ないし図3に示されている符号13はパネル装置10に設置する照明用ライトの挿入口(取付部)であり、最上段の小パネル1の全てに設けられている。
また図5に示されている符号14は各小パネル1群(正面パネル部2、左側面パネル部3ならびに右側面パネル部4)の裏側面に配置された裏板で、各小パネル1と同じ大きさを有し、左右両端部がそれと対応する支柱5の空間部11に挿入されて係合することにより、その両側の支柱5の立設状態を支持している。
裏板14の両端部を断面T字形にして、その断面T字部を図6に示されている支柱5の溝状部11に挿入して断面矢印部9と係合することで、支柱5と裏板14の連結をより確実にすることもできる。
前述したパネル支持部材7は、パネル装置10の上部の小パネル1どうしを支持する上部中間支持部材7a、上部左端支持部材7b、上部右端支持部材7cと、パネル装置10の中間部の小パネル1どうしを支持する中間部中間支持部材7d、中間部左端(右端)支持部材7eと、パネル装置10の下部の小パネル1どうしを支持する下部中間支持部材7f、下部左端支持部材7g、下部右端支持部材7hとを有している。
次に各種パネル支持部材7の形状ならびに構造について図を用いて説明する。
図10ならびに図11は、上部中間支持部材7aの正面図ならびに側面図である。上部中間支持部材7aは、パネル装置10の上部の小パネル1の倒れを防止する所定の大きさを有し、前方への倒れを防止する倒れ防止部7a1と、その倒れ防止部7a1の裏面横幅中央位置から後方に延びた連結部7a2と、その連結部7a2の後端に取り付けられて上下方向に延びた係止部7a3と、その係止部7a3の上端に水平方向に取り付けられた載置部7a4とから構成されている。
図10に示す符号Wは係止部7a3の横幅を示しており、この係止部7a3の横幅Wは、図6に示す支柱5の隣の断面矢印部9と断面矢印部9の間隔Gよりも長く設計されている(W>G)。また、前述の連結部7a2の板厚Tは、支柱5の断面矢印部9と断面矢印部9の間隔Gよりも薄く設計されている(T<G)。さらに、図10に示すように、載置部7a4の長さLは、係止部7aの横幅Wよりも長く設計されて(L>W)、係止部7a3の両端部から突出している。
そのため図6に一点鎖線で示すように、支持部材7aの係止部7a3が溝状部11に上方向から挿入されて、両側の断面矢印部9に係止する構造になっている。また、支持部材7aの係止部7a3を支柱5の溝状部11に挿入し終わると、支持部材7a(載置部7a4)が支柱5の上端部に載置される構造になっている。
このような係止部7a3の横幅Wと断面矢印部9の間隔G、連結部7a2の板厚Tと断面矢印部9の間隔G、ならびに載置部7a4の長さLと係止部7a3の横幅Wの寸法関係は、後述する他のパネル支持部材7においても同様である。
図31は、上部中間支持部材7aを支柱5の上部に載置(セット)して、上部中間支持部材7aにより最上段である3段目の小パネル1(図1に示す中上1〜中上6、図2に示す左上1〜左上3、図3に示す右上1〜左上3)を前方に倒れないように支持した状態を示した斜視図である。
同図に示すように、後述する支柱5と中間部中間支持部材7d(図示せず)により2段目の小パネル1(本例では中中1)がすでに支持されており、支柱5の上端部はその2段目の小パネル1(中中1)よりも所定高さ上方に突出している(図3参照)。
すなわち、支柱5の高さは、1段目の小パネル1(中下1)と2段目の小パネル1(中中1)の合計高さよりも高く設計されている。
この状態で、上部中間支持部材7aの係止部7a3(図10、図11参照)を支柱5の上部から断面矢印部9の間の溝状部11内に挿入して、支柱5に沿って下方に降ろし、上部中間支持部材7aの載置部7a4を支柱5の上端部に載置する。
これにより上部中間支持部材7aのセットが終わり、図11ならび図31に示すように、上部中間支持部材7aの倒れ防止部7a1と載置部7a4の間に小パネル端部挿通部15が形成される。
このようにしてセットされた上部中間支持部材7aの上から最上段(3段目)の小パネル1(本例では中上1)が挿入され、小パネル1の両端部が小パネル端部挿通部15を通して、2段目の小パネル1(中中1)の上に置かれる。
図31に示すように、上部中間支持部材7aに対する小パネル1の挿入をスムーズにするため、小パネル端部挿通部15の矢印方向の幅は小パネル1の板厚よりも若干大きく設計されている。このことは後述する他のパネル支持部材7b〜7hにおいても同様である。
図2の左端に示しているように、支柱5の高さは従来のパネル装置と同じ2,640mmであるが、最上段(3段目)の小パネル1の上端部までの高さは3,400mmであり、支柱5より760mm上方に突出している。
後述するように小パネル1を複数段(本実施形態では3段)に積み上げて、最上段(3段目)の小パネル1の上端部までの高さを3,400mmにすることにより(図2参照)、最上段の小パネル1の上端部を展示場の天井部(図示せず)に近づけて、隣の展示スペースのパネルや展示物などが見えないように目隠しできる。
なお図31では、支柱5と上部中間支持部材7aの係合関係、小パネル1と上部中間支持部材7aの係合関係、ならびに上部中間支持部材7aと裏板14の係合関係などを表すために、小パネル1(中上1)の手前側に配置される小パネル1(中上2 図1参照)の図示を省略している。
図12は上部左端支持部材7bの正面図、図13は上部左端支持部材7bの側面図、図14は上部左端支持部材7bの上面図である。
上部左端支持部材7bは、図2に示す左側面パネル部3のうちの左端に配置される展示スペースS(図4参照)の入り口側最上段の小パネル1(左上1)を支持するための部材である。
この上部左端支持部材7bは、図10に示す上部中間支持部材7aの倒れ防止部7a1の約半分の大きさを有する倒れ防止部7b1と、図14に示すようにその倒れ防止部7b1の裏面の右側端部から後方に延びた連結部7b2と、その連結部7b2の後端に取り付けられた上下方向に延びた係止部7b3と、その係止部7b3の上端に取り付けられた水平方向に延びた載置部7b4とから構成されている。
図32は、その上部左端支持部材7bを支柱5の上部に載置(セット)して、上部左端支持部材7bにより最上段左端の小パネル1(図2に示す左上1)を前方に倒れないように支持した状態を示した斜視図である。
図32には図示されていないが、支柱5と後述する中間部左端(右端)支持部材7e(図2参照)により2段目の小パネル1(本例では左中1)がすでに支持されており、支柱5の上端部はその2段目の小パネル1(左中1)よりも所定高さ上方に突出している。
この状態で、上部左端支持部材7bの係止部7b3(図12〜図14参照)を支柱5の上部から断面矢印部9の間の溝状部11内に挿入して、支柱5に沿って下側に降ろし、上部左端支持部材7bの載置部7b4を支柱5の上部に載置する。
これにより上部左端支持部材7bのセットが終わり、図13、図14ならびに図32に示すように、上部左端支持部材7bの倒れ防止部7b1と載置部7b4の間に小パネル端部挿通部15が形成される。
このようにしてセットされた上部左端支持部材7bの上から最上段(3段目)の小パネル1(左上1)が挿入され、小パネル1の左側端部が小パネル端部挿通部15を通り、予めセットされている2段目の小パネル1(左中1)の上端部に置かれる。
そして図2ならびに図32に示されているように、最上段(3段目)の小パネル1(左上1)の下部左側端部近くが小パネル端部挿通部15内において、倒れ防止部7b1と連結部7b2と載置部7b4の間で倒れないように支えられる。
図15は上部右端支持部材7cの正面図、図16は上部右端支持部材7cの側面図、図17は上部右端支持部材7cの上面図である。
上部右端支持部材7cは、図3に示す右側面パネル部4のうちの右端に配置される図4に示す展示スペースSの入り口側最上段の小パネル1(右上3)を支持するための部材である。
この上部右端支持部材7cは、図10に示す上部中間支持部材7aの倒れ防止部7a1の約半分の大きさを有する倒れ防止部7c1と、図17に示すようにその倒れ防止部7c1の裏面の左側端部から後方に延びた連結部7c2と、その連結部7c2の後端に取り付けられた上下方向に延びた係止部7c3と、その係止部7c3の上端に取り付けられた水平方向に延びた載置部7c4とから構成されている。
図33は、上部右端支持部材7cを支柱5の上部に載置(セット)して、上部右端支持部材7cにより最上段右端の小パネル1(図3に示す右上3)を倒れないように支持した状態を示した斜視図である。
図33には図示されていないが、支柱5と後述する中間部左端(右端)支持部材7e(図3参照)により2段目の小パネル1(右中3の小パネル1)がすでに支持されており、支柱5の上端部はその2段目の小パネル1(右中3)よりも所定高さ上方に突出している。
この状態で、上部右端支持部材7cの係止部7c3(図15〜図17参照)を支柱5の上部から断面矢印部9の間の溝状部11内に挿入して、支柱5に沿って降ろし、上部右端支持部材7cの載置部7c4を支柱5の上部に載置する。
これにより上部右端支持部材7cのセットが終わり、図16、図17ならび図33に示すように、上部右端支持部材7cの倒れ防止部7c1と載置部7c4の間に小パネル端部挿通部15が形成される。
このようにしてセットされた上部右端支持部材7cの上から最上段(3段目)の小パネル1(右上3)が挿入され、小パネル1の右側端部が小パネル端部挿通部15を通り、予めセットされている2段目の小パネル1(左中3)の上端部に置かれる。
そして図3ならびに図33に示されているように、最上段(3段目)の小パネル1(右上3)の下部右側端部近くが小パネル端部挿通部15内において、倒れ防止部7c1と連結部7c2と載置部7c4の間で倒れないように支えられる。
図18は中間部中間支持部材7dの正面図、図19はその中間部中間支持部材7dの側面図である。
中間部中間支持部材7dは、図18に示すようにパネル装置10の互いに隣接する中間部(2段目)と下部(1段目)の合計4枚の小パネル1の倒れを共に防止する所定の大きさを有する倒れ防止部7d1と、その倒れ防止部7d1の裏面上下方向ならびに左右方向の中間位置(すなわち、倒れ防止部7d1の中央位置)から後方に延びた1枚の連結部7d2と、その連結部7d2の後端に取り付けられて上下方向に延びた係止部7d3と、前記連結部7d2を間にして左右水平方向に延びた上下左右仕切り部7d5(図18参照)とから構成されている。
そして図18に示すように、上下左右仕切り部7d5の下部には連結部7d2を間にして、その両側に下側収納角部7d6が形成されている。また、上下左右仕切り部7d5の上部には連結部7d2を間にして、その両側に上側収納角部7d7がそれぞれ形成されている。
図34は、1段目の小パネル1(中下2)と2段目の小パネル1(中中2)の角部の間に介在した中間部中間支持部材7dにより、1段目の小パネル1(中下2)と2段目の小パネル1(中中2)を倒れないように支持した状態を示した斜視図である。
図1に示すように1段目の小パネル1(例えば中下2と中下3)がセットされている状態で(但し、図34では中下3の小パネル1は図示を省略している)、中間部中間支持部材7dの係止部7d3(図18、図19参照)を支柱5の上部から断面矢印部9の間の溝状部11内に挿入しながら、支柱5の軸方向に沿って下側へ降ろしていく。
そして図18ならびに図19に示すように、中間部中間支持部材7dの下半分に形成されている両側の2つの下側収納角部7d6に、1段目の小パネル1(中下2)の上側右角部と、隣の小パネル1(中下3 図示せず)の上側左角部をそれぞれ挿入して、各角部を上下左右仕切り部7d5の下面に当接する。
この当接で中間部中間支持部材7dが、1段目の小パネル1(中下2)と小パネル1(中下3)によって安定に支持される。一方、支柱5に係止されている中間部中間支持部材7dの下側収納角部7d6に1段目の小パネル1(中下2)と小パネル1(中下3)の上側角部がそれぞれ挿入されて、中間部中間支持部材7dの倒れ防止部7d1とそれぞれ対向することにより、1段目の小パネル1(中下2)と小パネル1(中下3)の倒れ防止が同時になされる。
次に1段目の小パネル1(中下2)と小パネル1(中下3)の上に2段目の小パネル1(中中2)と小パネル1(中中3)を積み上げて、図18に示すように、2段目の小パネル1(中中2)の下側右角部を中間部中間支持部材7dの左側の上側収納角部7d7に、2段目の小パネル1(中中3)の下側左角部を中間部中間支持部材7dの右側の上側収納角部7d7に、それぞれ挿入する。
それにより2段目の小パネル1(中中2)の下側右角部ならびに2段目の小パネル1(中中3)の下側左角部が、中間部中間支持部材7dの倒れ防止部7d1とそれぞれ対向することにより、2段目の小パネル1(中中2)と小パネル1(中中3)の倒れ防止が同時になされる。
図20は中間部左端(右端)支持部材7eの正面図、図21はその中間部左端(右端)支持部材7eの側面図、図22はその中間部左端(右端)支持部材7eの上面図である。
中間部左端(右端)支持部材7eは、図2に示す左側面パネル部3のうちの左端に配置される展示スペースSの入り口側の下段の小パネル1(左下1)と中段の小パネル1(左中1)、あるいは図3に示す右側面パネル部4のうちの右端に配置される展示スペースSの入り口側の下段の小パネル1(右下3)と中段の小パネル1(右中3)を支持するための部材である。
なお、前述した左端の小パネル1(左下1、左中1)を支持する部材も右端の小パネル1(右下3、右中3)を支持する部材も外形的(構成的)には同じであるから、中間部左端(右端)支持部材7eの構成を図20ないし図22を用いて説明する。
この中間部左端(右端)支持部材7eは、前記小パネル1(左中1)あるいは小パネル1(右中3)の倒れを防止するための倒れ防止部7e1と、図22に示すようにその倒れ防止部7e1の裏面の左側端部から後方に延びた連結部7e2と、その連結部7e2の後端に取り付けられた上下方向に延びた係止部7e3と、図21に示すように前記連結部7e2の上下方向中間位置から係止部7e3側に向けて水平方向に延びた1枚の上下仕切り部7e5とから構成されている。
そして図21に示すように、上下仕切り部7e5の下部には下側収納角部7e6が形成され、また上下仕切り部7e5の上部には上側収納角部7e7が形成されている。
図35は、1段目の小パネル1(左下1)と2段目の小パネル1(左中1)の角部の間に介在した中間部左端(右端)支持部材7eにより、1段目の小パネル1(左下1)と2段目の小パネル1(左中1)を倒れないように支持した状態を示した斜視図である。
図2に示すように1段目の小パネル1(左下1)がセットされている状態で、中間部左端(右端)支持部材7eの係止部7e3(図20〜図22参照)を支柱5の上部から断面矢印部9の間の空間部11内に挿入しながら、下側へ降ろしていく。
そして図21に示すように、中間部左端(右端)支持部材7eの下半分に形成されている下側収納角部7e6に、1段目の小パネル1(左下1)の上側左角部を挿入して、上下仕切り部7e5の下面に当接する。この当接で中間部左端(右端)支持部材7eが、1段目の小パネル1(左下1)によって支持される。
また、支柱5に係止されている中間部左端(右端)支持部材7eの下側収納角部7e6に1段目の小パネル1(左下1)の上側角部が挿入されて、中間部左端(右端)支持部材7eの倒れ防止部7e1と対向することにより、1段目の小パネル1(左下1)の倒れ防止がなされる。
図35は、1段目の小パネル1(左下1)と2段目の小パネル1(左中1)の角部の間に介在した中間部左端(右端)支持部材7eにより、1段目の小パネル1(左下1)と2段目の小パネル1(左中1)を倒れないように共に支持した状態を示した斜視図である。
1段目の小パネル1(左下1)の上に2段目の小パネル1(左中1)を積み上げて、図21に示すように、2段目の小パネル1(左中1)の下側左角部を中間部左端(右端)支持部材7eの上側収納角部7e7に挿入する。
それにより2段目の小パネル1(左中1)の下側左角が、中間部左端(右端)支持部材7eの倒れ防止部7e1と対向して、2段目の小パネル1(左中1)の倒れ防止がなされる。
図3に示すように、中間部左端(右端)支持部材7eにより、1段目の小パネル(右下3)と2段目の小パネル(右中3)を倒れないように支持する場合は、図20に示す中間部左端(右端)支持部材7eを上下逆さにして用いればよい。
図36は、その中間部左端(右端)支持部材7eにより、1段目の小パネル1(右下3)と2段目の小パネル1(右中3)を倒れないように支持した状態を示した斜視図である。
中間部左端(右端)支持部材7eと1段目の小パネル1(右下3)ならびに2段目の小パネル1(右中3)との係合関係は、図35に示した中間部左端(右端)支持部材7eと1段目の小パネル1(左下1)ならびに2段目の小パネル1(左中1)との係合関係と同じなので、重複する説明は省略する。
図36に示すように、1段目の小パネル1(右下3)の上側右角部ならびに2段目の小パネル1(右中3)の下側右角部が、中間部左端(右端)支持部材7eの倒れ防止部7e1と対向することにより、1段目の小パネル1(右下3)と小パネル1(右中3)の倒れ防止が共にできる。
図23は下部中間支持部材7fの正面図、図24はその下部中間支持部材7fの側面図である。
この下部中間支持部材7fは、図1に示す小パネル1(中下1〜中下6)、図2に示す小パネル1(左下1〜左下3)あるいは図3に示す小パネル1(右下1〜右下3)の倒れを防止するための倒れ防止部7f1と、その倒れ防止部7f1の裏面の中央部から後方に延びた連結部7f2と、その連結部7f2の後端に取り付けられた上下方向に延びた係止部7f3と、前記連結部7f2の下部から水平方向に延びた小パネル角受け部7f4と、前記倒れ防止部7f1に連設されて下方向に延びた脚部7f5とから構成されている。
図37は、裏板14により所定の間隔をおいて設置された2本の支柱5の下部に下部中間支持部材7fをそれぞれセットして(図37では一方の支柱5と1個の下部中間支持部材7fのみ表示)、その2個の下部中間支持部材7fの間に小パネル1(中下1)を装着した状態を示した斜視図である。
下部中間支持部材7fの係止部7f3を支柱5の上部から断面矢印部9の間の溝状部11内に挿入しながら、支柱5の軸方向に沿って下側へ降ろしていき、下部中間支持部材7fの脚部7f5をカーペットYの上に載せて、下部中間支持部材7fのセットを終わる。
セットされた2個の下部中間支持部材7fの間に小パネル1(中下1)の下部を挿入して、小パネル1(中下1)の下側両角部を下部中間支持部材7fの小パネル角受け部7f4の上にそれぞれ載せることにより(図24参照)、小パネル1(中下1)の装着が終了する。
下部中間支持部材7fは他の支持部材7a〜7eとは形状が異なり、倒れ防止部7f1の下部に脚部7f5が連設されている。そのため小パネル1は脚部7f5の高さ分カーペットYから持ち上がった位置にセットされ、小パネル1とカーペットYの間には脚部7f5の高さ分の隙間が形成される。
図37に示すように、小パネル1の裏側には裏板14が予め設置されているが、その裏板14の下端部には帯状のアルミニウム薄板などからなる縁とり部材16が水平方向に固定されており、前述した小パネル1とカーペットYの間に形成される隙間から縁とり部材16が見えるようになっている。
この縁とり部材16は小パネル1とカーペットYとの境界部を視覚的に区別にして、小パネル1の存在を明確にする機能を有している。本実施形態では縁とり部材16として光沢のあるアルミニウム薄板を使用したが、ステンレス鋼薄板や着色したプラスチック薄板など他の材料を使用することも可能である。
図25は下部左端支持部材7gの正面図、図26はその下部左端支持部材7gの側面図、図27はその下部左端支持部材7gの上面図である。
この下部左端支持部材7gは、図2に示す小パネル1(左下1)の倒れを防止するための倒れ防止部7g1と、その倒れ防止部7g1の裏面の右端部から後方に延びた連結部7g2と(図27参照)、その連結部7g2の後端に取り付けられた上下方向に延びた係止部7g3と、前記連結部7g2の下部から水平方向に延びた小パネル角受け部7g4と、前記倒れ防止部7g1の下部に連設された脚部7g5とから構成されている。
図38は、支柱5の下部に下部左端支持部材7gをセットして、その下部左端支持部材7gの上に、小パネル1(左下1)の左端角部を載せた状態を示した斜視図である。
下部左端支持部材7gの係止部7g3を支柱5の上部から断面矢印部9の間の溝状部11内に挿入しながら、支柱5の軸方向に沿って下側へ降ろしていき、下部左端支持部材7gの脚部7g5をカーペットYの上に載せて、下部左端支持部材7gのセットを終わる。
この下部左端支持部材7gをセットした支柱5の隣の支柱5の下部に下部中間支持部材7fがセットされているとすると、下部左端支持部材7gと下部中間支持部材7fの間に小パネル1(左下1)の下部を挿入して、小パネル1(左下1)の両角部を下部左端支持部材7gの小パネル角受け部7g4と下部中間支持部材7fの小パネル角受け部7f4の上に載せることにより、小パネル1(左下1)の装着が終了する。
図28は下部右端支持部材7hの正面図、図29はその下部右端支持部材7hの側面図、図30はその下部右端支持部材7hの上面図である。
この下部右端支持部材7hは、図3に示す小パネル1(右下3)の倒れを防止するための倒れ防止部7h1と、その倒れ防止部7h1の裏面の右端部から後方に延びた連結部7h2と(図30参照)、その連結部7h2の後端に取り付けられた上下方向に延びた係止部7h3と、前記連結部7h2の下部から水平方向に延びた小パネル角受け部7h4と、前記倒れ防止部7h1から下方向に連設された脚部7h5とから構成されている。
図39は、支柱5の下部に下部右端支持部材7hをセットして、その下部右端支持部材7hの上に、小パネル1(右下3)の右端角部を載せた状態を示した斜視図である。
下部右端支持部材7hの係止部7h3を支柱5の上部から断面矢印部9の間の溝状部11内に挿入しながら、支柱5の軸方向に沿って下側へ降ろしていき、下部右端支持部材7hの脚部7h5をカーペットYの上に載せて、下部右端支持部材7hのセットを終わる。
この下部右端支持部材7hをセットした支柱5の隣の支柱5の下部に下部中間支持部材7fがセットされているとすると、下部右端支持部材7hと下部中間支持部材7fの間に小パネル1(右下3)の下部を挿入して、小パネル1(右下3)の両角部を下部右端支持部材7hの小パネル角受け部7h4と下部中間支持部材7fの小パネル角受け部7f4の上に載せることにより、小パネル1(右下3)の装着が終了する。
前述のように本実施形態に係るパネル装置10は例えば図2に示すように、1段目の小パネル1(左下1)は下部中間支持部材7fと下部左端支持部材7gによって支持されて、下部中間支持部材7fと下部左端支持部材7gと中間部中間支持部材7dと中間部左端(右端)支持部材7eの各倒れ防止部7f1、7g1、7d1、7e1によって倒れ防止がなされる。
また、2段目の小パネル1(左中1)は1段目の小パネル1(左下1)と中間部中間支持部材7dと中間部左端(右端)支持部材7eによって支持されて、中間部中間支持部材7dと中間部左端(右端)支持部材7eの各倒れ防止部7d1、7e1によって倒れ防止がなされる。
さらに3段目の小パネル1(左上1)は2段目の小パネル1(左中1)によって支持されて、上部中間支持部材7aと上部左端支持部材7bの各倒れ防止部7a1、7b1によって倒れ防止がなされることになる。
他の各段における小パネル1の支持構造ならびに倒れ防止構造も、前述した各小パネル1(左下1、左中1、左上1)と同様である。
今までのパネル装置10の構造(構成)の説明はパネル装置10の上部から下部にかけて行ったが、パネル装置10の組み立てはそれの下部から上部にかけて順次積み上げるようにして行われる。図40ならびに図41は、本発明の実施形態に係るパネル装置10の組み立て方法を説明するためのフローチャートである。
ステップ(以下、Sと略記する)1:正面パネル部2、左側面パネル部3ならびに右側面パネル部4用の多数本の支柱5を所定の間隔(小パネル1の横幅と略等しい間隔)をおいて配置、立設する。
S2:正面パネル部2の各支柱5の下部、左側面パネル部3の左端の支柱5を除く他の支柱5ならびに右側面パネル部4の右端の支柱5を除く他の支柱5の下部に、下部中間支持部材7fをセットする。
S3:左側面パネル部3の左端の支柱5の下部に下部左端支持部材7gをセットし、右側面パネル部4の右端の支柱5の下部に下部右端支持部材7hをセットする。
S4:セットされた各支持部材7f,7g,7hの間に、1段目の小パネル1(中下1〜中下6,左下1〜左下3,右下1〜右下3)の下部を挿入して、各小パネル1の下側両角部を各支持部材7f,7g,7hの小パネル角受け部7f4,7g4,7h4の上に載せることにより、1段目の小パネル1の装着を終了し、1段目の小パネル1の下側両角部を各支持部材7f,7g,7hの倒れ防止部7f1,7g1,7h1と対向させる。
S5:次に正面パネル部2の各支柱5の上部、左側面パネル部3の左端の支柱5を除く他の支柱5、右側面パネル部4の右端の支柱5を除く他の支柱5の上部から中間部中間支持部材7dの係止部7d3を挿入し、支柱5に沿って下側に降ろして、中間部中間支持部材7dの上下左右仕切部7d5を1段目の小パネル1(中下1〜中下6,左下1〜左下3,右下1〜右下3)の上側角部の上に載せて、中間部中間支持部材7dの装着を終了し、1段目の小パネル1の上側角部を中間部中間支持部材7dの倒れ防止部7d1と対向させる。
S6:左側面パネル部3の左端の支柱5ならびに右側面パネル部4の右端の支柱5の上部から中間部左端(右端)支持部材7eの係止部7e3を挿入し、支柱5に沿って下側に降ろして、中間部左端(右端)支持部材7eの上下仕切部7e5を1段目の小パネル1(左下1,右下3)の上側角部の上に載せて、中間部左端(右端)支持部材7eの装着を終了して、1段目の小パネル1(左下1,右下3)の上側角部を中間部左端(右端)支持部材7eの倒れ防止部7e1の下側半分と対向させる。
S7:セットされた各支持部材7d,7eの間に、2段目の小パネル1(中中1〜中中6,左中1〜左中3,右中1〜右中3)の下部を挿入して、小パネル1の下側両角部を各支持部材7d,7eの上下左右仕切部7d5、上下仕切部7e5の上に載せることにより、2段目の小パネル1の装着を終了し、2段目の小パネル1の下側両角部を各支持部材7d,7eの倒れ防止部7d1,7e1の上側半分と対向させる。
S8:正面パネル部2、左側面パネル部3ならびに右側面パネル部4の左右両端の支柱5を除く他の支柱5の上部から上部中間支持部材7aの係止部7a3を挿入し、支柱5に沿って下側に降ろして、上部中間支持部材7aの載置部7a4を各支柱5の上端部の上に載せて、上部中間支持部材7aの装着を終了する。
S9:左側面パネル部3の左端支柱5の上部から上部左端支持部材7bの係止部7b3を挿入し、支柱5に沿って下側に降ろして、上部左端支持部材7bの載置部7b4を支柱5の上端部の上に載せて、上部左端支持部材7bの装着を終了する。
また、右側面パネル部4の右端支柱5の上部から上部右端支持部材7cの係止部7c3を挿入し、支柱5に沿って下側に降ろして、上部右端支持部材7cの載置部7c4を支柱5の上端部の上に載せて、上部右端支持部材7cの装着を終了する。
S10:セットされた各支持部材7a,7b,7cの間に、3段目の小パネル1(中上1〜中上6,左上1〜左上3,右上1〜右上3)の下部を挿入して、3段目の小パネル1の下側端部を2段目の小パネル1の上側端部の上に載せることにより、3段目の小パネル1の装着を終了し、3段目の小パネル1の下側端部を各支持部材7a,7b,7cの倒れ防止部7a1,7b1,7c1と対向させる。
S11:正面パネル部2、左側面パネル部3ならびに右側面パネル部4において、3段目の小パネル1の平面上で隣り合うパネル接合部上端に上側から中間連結部材6aを嵌めて、小パネル1どうしを連結する。
S12:正面パネル部2と左側面パネル部3のコーナ部ならびに正面パネル部2と右側面パネル部4のコーナ部でのパネル接合部上端に上側からコーナ連結部材6bを嵌めて、コーナ部において小パネル1どうしを連結する。
S13:新製品の写真やそれの説明などを印刷した展示シート(図示せず)を、正面パネル部2、左側面パネル部3ならびに右側面パネル部4などの内側面に貼り付け、さらに3段目の小パネル1に形成されている各挿入口13に照明用のライト(図示せず)を取り付けて、パネル装置10の組み立てを終了する。
本実施形態では支柱5と支柱5の間に裏板14を介在することにより支柱5を所定の間隔に配置したが、他の手段により支柱5を所定の間隔に設置することも可能である。
本実施形態では図4に示すように、正面パネル部2と左側面パネル部3と右側面パネル部4を組み合わせて、平面形状がコ字形をしたパネル装置10について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば正面パネル部と左側面パネル部あるいは正面パネル部と右側面パネル部を組み合わせて平面形状がL字形をしたパネル装置、または正面パネル部あるいは左側面パネル部あるいは右側面パネル部の単独からなる平面形状がI字形をしたパネル装置などにも適用可能である。
本実施形態では支柱5の外周部に断面矢印部9からなる係止部を設けたが、断面C字形や鉤形の係止部など他の形状の係止部を設けることも可能である。
本発明では、支柱の間で下段小パネル、中段小パネル、上段小パネルと複数段の小パネルを積み上げて1つの平面状パネル部を構成しているから、必要に応じて平面状パネル部を展示場の天井近くまで積み上げることができる。
そのために、隣の展示スペースの展示物の上端がこちらの展示スペースから見えるようなことが解消されて、パネル表示効果の向上が図れる。
また本発明では、複数本支柱を立て、支柱の下部に下部支持部材をセットし、下部支持部材の上に下段小パネルを載せ、下段小パネルの上に中間部支持部材をセットし、中間部支持部材の上に中段小パネルを載せ、支柱の上に上部支持部材をセットし、上部支持部材を通して中段小パネルの上に上段小パネルを載せ、上段小パネルの上端角部どうしを連結部材で連結して平面状パネル部を構成している。
このように支柱を支えとして、下から下部支持部材、下段小パネル、中間部支持部材、中段小パネル、上部支持部材、上段小パネル、連結部材を順次単に積み上げるだけで平面状パネル部を構成しているから、特別なボルトやナットなどの連結部材は必要なく、構造が簡単で、安価で、しかも組み立て易いなどの特長を有している。
1 小パネル
2 正面パネル部
3 左側面パネル部
4 右側面パネル部
5 支柱
6 パネル上端連結部材
6a 中間連結部材
6a1、6b1 上面部
6a2、6b2 垂下部
6b コーナ連結部材
7 パネル支持部材
7a 上部中間支持部材
7b 上部左端支持部材
7c 上部右端支持部材
7d 中間部中間支持部材
7e 中間部左端(右端)支持部材
7f 下部中間支持部材
7g 下部左端支持部材
7h 下部左端支持部材
7a1、7b1、7c1、7d1、7e1、7f1、7g1、7h1 倒れ防止部
7a2、7b2、7c2、7d2、7e2、7f2、7g2、7h2 連結部
7a3、7b3、7c3、7d3、7e3、7f3、7g3、7h3 係止部
7a4、7b4、7c4 載置部
7d5 上下左右仕切り部
7d6、7e6 下側収納角部
7d7、7e7 上側収納角部
7e5 上下仕切り部
7e6 下側収納角部
7e7 上側収納角部
7f4、7g4、7h4 小パネル角受け部
7f5、7g5、7h5 脚部
9 断面矢印部
10 パネル装置
11 溝状部
14 裏板
15 小パネル端部挿通部
16 縁とり部材
W 係止部の横幅
G 支柱の断面矢印部間の間隔
T 連結部の板厚
L 載置部の長さ

Claims (5)

  1. 少なくとも上下方向に下段、中段、上段の複数段、ならびに左右方向に複数列配置される小パネルと、
    配置される前記下段と中段の小パネルの合計の高さよりも高く、個々の前記小パネルの横幅と略同寸の等間隔で立設されて、外周部に上下方向に延びた溝状係止部を有する複数本の支柱と、
    前記下段の小パネルの前方への倒れを防止する倒れ防止部と、前記倒れ防止部の裏面の中間位置から後方に延びた連結部と、前記連結部の後端に取り付けられて上下方向に延びた係止部と、前記連結部の下部から左右水平方向に延びた小パネル角受け部から構成されて、前記倒れ防止部と前記係止部の間に小パネル端部挿通部が形成された下部中間支持部材と、
    隣接して配置される前記下段と中段の合計4枚の小パネルの前方への倒れを防止する倒れ防止部と、前記倒れ防止部の裏面上下方向ならびに左右方向の中間位置から後方に延びた連結部と、前記連結部の後端に取り付けられて上下方向に延びた係止部と、前記連結部を間にして左右水平方向に延びた上下左右仕切り部から構成されて、前記上下左右仕切り部を間にして前記倒れ防止部と前記係止部の間に小パネル端部挿通部が形成された中間部中間支持部材と、
    前記上段の小パネルの前方への倒れを防止する倒れ防止部と、前記倒れ防止部の裏面中間位置から後方に延びた連結部と、前記連結部の後端に取り付けられて上下方向に延びた係止部と、前記係止部の上端に水平方向に取り付けられた載置部から構成されて、前記倒れ防止部と前記載置部の間に小パネル端部挿通部が形成された上部中間支持部材と、
    上面部と、前記上面部の両端から垂下した2枚の垂下部から構成されている側面形状が略コ字形の中間連結部材を備えて、
    前記複数本の支柱を前記小パネルの横幅と略同寸の間隔で配置立設し、
    各支柱の下部に前記下部中間支持部材をセットして、前記下部中間支持部材の係止部を前記支柱の溝状係止部と係合し、
    配置された2個の前記下部中間支持部材の間に前記下段の小パネルの下部を挿入し、前記下段の小パネルの下側両角部を前記下部中間支持部材の小パネル端部挿通部を通して前記小パネル角受け部上にそれぞれ載せて前記倒れ防止部と対向させ、
    前記支柱の溝状係止部の上部から前記中間部中間支持部材の係止部を挿入して支柱に沿って下側に降ろし、前記中間部中間支持部材の下半分の小パネル端部挿通部を通して、前記上下左右仕切り部をセットしてある前記下段の小パネルの上側両角部上に載せて、前記下段の小パネルの上側両角部を前記中間部中間支持部材の倒れ防止部の下半分と対向させ、
    前記中段の小パネルの下側両角部を、前記2個の中間部中間支持部材の上半分の小パネル端部挿通部を通して、前記上下左右仕切り部の上にそれぞれ載せて、前記中段の小パネルの下側両角部を前記中間部中間支持部材の倒れ防止部の上半分と対向させ、
    前記支柱の溝状係止部の上部から前記上部中間支持部材の係止部を挿入し支柱に沿って下側に降ろし、前記上部中間支持部材の小パネル端部挿通部を通して、前記上部中間支持部材の載置部を前記支柱の溝状係止部の上端部に載せて、
    配置された2個の前記上部中間支持部材の間を通して前記上段の小パネルの下部を挿入し、前記中段の小パネルの上端部に載せて、前記上段の小パネルの下部を前記上部中間支持部材の倒れ防止部と対向させ、
    隣接する前記上段の小パネルの上端部どうしの接合部に前記中間連結部材を上から嵌め込み、前記上段の小パネルの上端部どうしを前記中間連結部材で連結して平面状のパネル部を構成したことを特徴とするパネル装置。
  2. 請求項1に記載のパネル装置において、
    前記複数本の支柱は、前記小パネルの横幅と略同寸の横幅を有する裏板を前記支柱の間に介在することによって配置立設されていることを特徴とするパネル装置。
  3. 請求項1または2に記載のパネル装置において、
    前記支柱の外形は略多角柱状をしており、外周には径方向外側に向けて放射状に延びた複数本の断面矢印部が等間隔に設けられて、前記隣の断面矢印部と断面矢印部の間には前記支柱の上下方向に延びた溝状部が前記支柱の周方向に沿って複数個所形成されていることを特徴とするパネル装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のパネル装置において、
    前記パネル中間連結部材ならびに下部中間支持部材、中間部中間支持部材、上部中間支持部材は、透明な合成樹脂で成形されていることを特徴とするパネル装置。
  5. 少なくとも上下方向に下段、中段、上段の複数段、ならびに左右方向に複数列配置される小パネルと、
    配置される前記下段と中段の小パネルの合計の高さよりも高く、個々の前記小パネルの横幅と略同寸の等間隔で立設されて、外周部に上下方向に延びた溝状係止部を有する複数本の支柱と、
    前記下段の小パネルの前方への倒れを防止する倒れ防止部と、前記倒れ防止部の裏面の中間位置から後方に延びた連結部と、前記連結部の後端に取り付けられて上下方向に延びた係止部と、前記連結部の下部から左右水平方向に延びた小パネル角受け部から構成されて、前記倒れ防止部と前記係止部の間に小パネル端部挿通部が形成された下部中間支持部材と、
    隣接して配置される前記下段と中段の合計4枚の小パネルの前方への倒れを防止する倒れ防止部と、前記倒れ防止部の裏面上下方向ならびに左右方向の中間位置から後方に延びた連結部と、前記連結部の後端に取り付けられて上下方向に延びた係止部と、前記連結部を間にして左右水平方向に延びた上下左右仕切り部から構成されて、前記上下左右仕切り部を間にして前記倒れ防止部と前記係止部の間に小パネル端部挿通部が形成された中間部中間支持部材と、
    前記上段の小パネルの前方への倒れを防止する倒れ防止部と、前記倒れ防止部の裏面中間位置から後方に延びた連結部と、前記連結部の後端に取り付けられて上下方向に延びた係止部と、前記係止部の上端に水平方向に取り付けられた載置部から構成されて、前記倒れ防止部と前記載置部の間に小パネル端部挿通部が形成された上部中間支持部材と、
    上面部と、前記上面部の両端から垂下した2枚の垂下部から構成されている側面形状が略コ字形の中間連結部材を備えて、
    前記複数本の支柱を前記小パネルの横幅と略同寸の間隔で配置立設する工程と、
    各支柱の下部に前記下部中間支持部材をセットして、前記下部中間支持部材の係止部を前記支柱の溝状係止部と係合する工程と、
    配置された2個の前記下部中間支持部材の間に前記下段の小パネルの下部を挿入し、前記下段の小パネルの下側両角部を前記下部中間支持部材の小パネル端部挿通部を通して前記小パネル角受け部上にそれぞれ載せて前記倒れ防止部と対向させる工程と、
    前記支柱の溝状係止部の上部から前記中間部中間支持部材の係止部を挿入して支柱に沿って下側に降ろし、前記中間部中間支持部材の下半分の小パネル端部挿通部を通して、前記上下左右仕切り部をセットしてある前記下段の小パネルの上側両角部上に載せて、前記下段の小パネルの上側両角部を前記中間部中間支持部材の倒れ防止部の下半分と対向させる工程と、
    前記中段の小パネルの下側両角部を、前記2個の中間部中間支持部材の上半分の小パネル端部挿通部を通して、前記上下左右仕切り部の上にそれぞれ載せて、前記中段の小パネルの下側両角部を前記中間部中間支持部材の倒れ防止部の上半分と対向させる工程と、
    前記支柱の溝状係止部の上部から前記上部中間支持部材の係止部を挿入し支柱に沿って下側に降ろし、前記上部中間支持部材の小パネル端部挿通部を通して、前記上部中間支持部材の載置部を前記支柱の溝状係止部の上端部に載せる工程と、
    配置された2個の前記上部中間支持部材の間を通して前記上段の小パネルの下部を挿入し、前記中段の小パネルの上端部に載せて、前記上段の小パネルの下部を前記上部中間支持部材の倒れ防止部と対向させる工程と、
    隣接する前記上段の小パネルの上端部どうしの接合部に前記中間連結部材を上から嵌め込み、前記上段の小パネルの上端部どうしを前記中間連結部材で連結して平面状のパネル部を構成する工程とを
    含んでいることを特徴とするパネル装置の組み立て方法。
JP2015257772A 2015-12-15 2015-12-15 パネル装置ならびにその組み立て方法 Active JP6117330B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015257772A JP6117330B1 (ja) 2015-12-15 2015-12-15 パネル装置ならびにその組み立て方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015257772A JP6117330B1 (ja) 2015-12-15 2015-12-15 パネル装置ならびにその組み立て方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6117330B1 true JP6117330B1 (ja) 2017-04-19
JP2017110482A JP2017110482A (ja) 2017-06-22

Family

ID=58666940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015257772A Active JP6117330B1 (ja) 2015-12-15 2015-12-15 パネル装置ならびにその組み立て方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6117330B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021188464A (ja) * 2020-06-04 2021-12-13 株式会社オンリースタイル パーティション、パーティションユニット及びパーティションの選択方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3001028U (ja) * 1994-02-14 1994-08-16 株式会社田窪工業所 間仕切り衝立

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3001028U (ja) * 1994-02-14 1994-08-16 株式会社田窪工業所 間仕切り衝立

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017110482A (ja) 2017-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7900784B1 (en) Configurable retail displays
KR101602807B1 (ko) 모듈형 플로어링 시스템
US9232865B2 (en) Multi-configurable end display
CN108510893A (zh) 一种拼接式框架装置及其拼接方法
US11219308B2 (en) Method for making shelves
JP6117330B1 (ja) パネル装置ならびにその組み立て方法
JP2016089567A (ja) 収容ラック
US20120267332A1 (en) Modular Pallet Rack System
JP4076552B2 (ja) パネルフェンス
JP2006254917A (ja) 箱苗収納棚
ES2224486T3 (es) Elemento estructural para el soporte de cargas, particularmente viga para estanterias modulares.
KR20130077864A (ko) 크레이트
KR102167031B1 (ko) 농산업용 조립식 테이블
CN214110367U (zh) 货架
US20070062128A1 (en) Modular system for constructing platform and shelving structrues
JP2005102737A (ja) 自在な展開を可能にしたデスク
CN208510481U (zh) 一种可快速拆卸的多用途拼接板
WO2019033287A1 (zh) 一种置物架
JP2008127097A (ja) 被装着体に立設する支柱の位置替えで、支柱間の内幅寸法と座屈強度の変更が可能なパレット枠。
KR102023102B1 (ko) 전시 모듈 및 전시 모듈 조립체
US20240336445A1 (en) Stacking element for exhibition stand frames
CN210783720U (zh) 快速拆装展架及展架系统
CN210762256U (zh) 一种液晶面板移栽用卡匣
JP2782983B2 (ja) フレーム形コンテナにおける中間台の取付装置
JP2002097796A (ja) 仮囲いパネル

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170110

R155 Notification before disposition of declining of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R155

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170322

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6117330

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250