JP2016088267A - 車両用カーテンエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員の頭部が車両斜め前方へ慣性移動した際の乗員の頭部拘束性能を向上させることができる車両用カーテンエアバッグ装置を得る。
【解決手段】車両用カーテンエアバッグ装置10は、サイドウインドウガラス24に沿ってカーテン状に膨張するメインチャンバ20Mと、メインチャンバ20Mの前方側に形成されてメインチャンバ20Mから供給されるガスの圧力で膨張すると共に、非膨張部32によってメインチャンバ20Mと部分的に仕切られたサブチャンバ20Sと、長尺状に形成されて長手方向一端部がメインチャンバ20Mの上端部又はその車両上方に位置するルーフサイド部に取付けられると共に、長手方向中間部30Eが非膨張部32に形成されたスリット32Aに通され、長手方向他端側30Cがサブチャンバ20Sの車両幅方向内側の表面に沿って延在されてサブチャンバ20Sの下部に取付けられたテザー(引張部材)30と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用カーテンエアバッグ装置に関する。
車両の側面衝突時にサイドウインドウガラスに沿ってカーテン状に膨張展開される車両用カーテンエアバッグ装置が知られている。このような車両用カーテンエアバッグ装置において、特許文献1には、主チャンバ(メインチャンバ)の車両前方側に追加チャンバ(サブチャンバ)が設けられたカーテンエアバッグが開示されている。そして、主チャンバの上縁と追加チャンバの下縁とが引張ストラップによって連結されており、この引張ストラップが主チャンバ及び追加チャンバの膨張展開時に追加チャンバを車両幅方向内側へ引っ張るように構成されている。これにより、車両の斜め衝突時や微小ラップ衝突時に、車両斜め前方へ慣性移動した乗員の頭部を拘束しようとするものである。
特開2014−501205号公報
しかしながら、単に引張ストラップで主チャンバの上縁と追加チャンバの下縁とを連結しただけの構成では、乗員の頭部が追加チャンバに接触した際に追加チャンバが移動する可能性がある。このため、乗員の頭部拘束性能を向上させる観点から改善の余地がある。
本発明は、乗員の頭部が車両斜め前方へ慣性移動した際の乗員の頭部拘束性能を向上させることができる車両用カーテンエアバッグ装置を得ることを目的とする。
請求項1に記載の本発明に係る車両用カーテンエアバッグ装置は、インフレータから発生されるガスの圧力でサイドウインドウガラスに沿ってカーテン状に膨張するメインチャンバと、前記メインチャンバの車両前方側に形成されて前記メインチャンバから供給されるガスの圧力で膨張すると共に、車両前方且つ車両上方へ斜めに延在された非膨張部によって前記メインチャンバと部分的に仕切られたサブチャンバと、長尺状に形成されて長手方向一端部が前記メインチャンバの上端部又はその車両上方に位置するルーフサイド部に取付けられると共に、長手方向中間部が前記非膨張部に形成されたスリットに通され、長手方向他端側が前記サブチャンバの車両幅方向内側の表面に沿って延在されて前記サブチャンバの下部に取付けられた引張部材と、を有する。
請求項1に記載の本発明に係る車両用カーテンエアバッグ装置では、インフレータから発生されるガスの圧力でサイドウインドウに沿ってカーテン状に膨張するメインチャンバが設けられている。また、メインチャンバの車両前方側には、サブチャンバが設けられており、このサブチャンバは、車両前方且つ車両上方へ斜めに延在された非膨張部によってメインチャンバと部分的に仕切られている。ここで、非膨張部にはスリットが形成されており、このスリットに長尺状の引張部材の長手方向中間部が通されている。そして、引張部材の長手方向一端部は、メインチャンバの上端部又はその車両上方に位置するルーフサイド部に取付けられており、引張部材の長手方向他端側は、サブチャンバの車両幅方向内側の表面に沿って延在されてサブチャンバの下部に取付けられている。これにより、車両の斜め衝突時や微小ラップ衝突時に、乗員の頭部が車両斜め前方へ慣性移動すると、頭部がメインチャンバを車両幅方向外側へ押しながら車両前方へ滑ってくるため、引張部材が引っ張られてサブチャンバが乗員の頭部に巻き付くように車両幅方向内側へ移動して頭部を包み込む。このようにして、乗員の頭部を効果的に拘束することができる。
また、引張部材の長さを短く設定している場合は、メインチャンバの膨張に伴って引張部材に張力が作用する。これにより、サブチャンバの下部が引張部材によって車両幅方向内側へ引っ張られ、膨張展開状態でサブチャンバをメインチャンバよりも車両幅方向内側に配置させることができる。この結果、乗員の頭部がフロントピラーやインストルメントパネルと接触するのを防止又は抑制することができる。さらに、非膨張部が車両前方且つ車両上方へ斜めに延在されているため、サブチャンバを衝突時の乗員の頭部の移動軌跡に対して正面から拘束するように配置させることができる。
請求項2に記載の本発明に係る車両用カーテンエアバッグ装置は、請求項1に記載の発明において、前記引張部材の前記スリットよりも長手方向一端側は、前記メインチャンバの車両幅方向外側に配置されている。
請求項2に記載の本発明に係る車両用カーテンエアバッグ装置では、車両の衝突時に乗員の頭部がメインチャンバと接触して滑る際に、この頭部が引張部材と干渉するのを防止又は抑制することができる。
請求項3に記載の本発明に係る車両用カーテンエアバッグ装置は、請求項1に記載の発明において、前記非膨張部には2本のスリットが設けられており、前記引張部材の前記長手方向中間部は、2本の前記スリットに通されている。
請求項3に記載の本発明に係る車両用カーテンエアバッグ装置では、車両斜め前方へ慣性移動した乗員の頭部によって非膨張部が車両幅方向外側へ押された際に、スリット間の基布が車両幅方向外側へ移動して引張部材を引っ張る。これにより、このスリット間の基布を起点にメインチャンバ及びサブチャンバが折り曲がるように移動して乗員の頭部を保護することができる。
請求項4に記載の本発明に係る車両用カーテンエアバッグ装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の発明において、前記メインチャンバは、前記ルーフサイド部に収容された状態で、少なくとも前記引張部材が配置された部分において蛇腹折りされている。
請求項4に記載の本発明に係る車両用カーテンエアバッグ装置では、例えば、メインチャンバの膨張展開時に効果的に張力を作用させるために引張部材の長さを短く形成した場合、メインチャンバにおける引張部材が配置された部分が相対的に長くなってしまう。このような場合であっても、少なくとも引張部材が配置された部分のメインチャンバを蛇腹折りすることで、ルーフサイド部に良好に収容することができる。
請求項5に記載の本発明に係る車両用カーテンエアバッグ装置は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の発明において、前記非膨張部の車両上方側には、前記メインチャンバと前記サブチャンバとを連通するガス流路が設けられており、前記ガス流路の一部にシーム部が設けられている。
請求項5に記載の本発明に係る車両用カーテンエアバッグ装置では、ガス流路の一部にシーム部を設けることにより、膨張展開時におけるガス流路の断面積が小さくなるものの、サブチャンバを車両幅方向内側へ折り曲げる(移動させる)際の抵抗を低減することができる。
請求項6に記載の本発明に係る車両用カーテンエアバッグ装置は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の発明において、前記サブチャンバは、膨張展開状態で前記メインチャンバよりも車両幅方向内側に配置されており、且つインストルメントパネルに接触している。
請求項6に記載の本発明に係る車両用カーテンエアバッグ装置では、インストルメントパネルに向かって乗員の頭部が慣性移動した際に、この頭部とインストルメントパネルとの間にサブチャンバが挟まれる。そして、サブチャンバは、インストルメントパネルに反力をとって乗員の頭部を拘束することができる。
以上、説明したように、請求項1に係る発明によれば、乗員の頭部が車両斜め前方へ慣性移動した際の乗員の頭部拘束性能を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項2に係る発明によれば、乗員の頭部がメインチャンバと接触した際に、引張部材に確実に張力を作用させることができるという優れた効果を有する。
請求項3に係る発明によれば、乗員の頭部がメインチャンバと接触せず、非膨張部に接触した場合であっても、引張部材に効果的に張力を作用させることができるという優れた効果を有する。
請求項4に係る発明によれば、引張部材の長さを短くした場合でも収容状態を良好に維持することができるという優れた効果を有する。
請求項5に係る発明によれば、サブチャンバを車両幅方向内側にスムーズに折り曲げる(移動させる)ことができるという優れた効果を有する。
請求項6に係る発明によれば、インストルメントパネルに向かって慣性移動した乗員の頭部を効果的に拘束することができるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係る車両用カーテンエアバッグ装置が適用された車両の前部を模式的に示す平断面図であり、カーテンエアバッグの作動状態を示す図である。 第1実施形態に係る車両用カーテンエアバッグ装置が適用された車両の前部を模式的に示す側面図であり、車両幅方向外側から見た図である。 第1実施形態に係る車両用カーテンエアバッグ装置を構成するカーテンエアバッグの前部を車両幅方向外側から見た側面図であり、平らに広げた展開状態を示す図である。 第1実施形態に係る車両用カーテンエアバッグ装置を構成するカーテンエアバッグで乗員の頭部を巻き付けて包み込んだ状態を示す平断面図である。 第1実施形態に係る車両用カーテンエアバッグ装置を構成するカーテンエアバッグが折り畳まれた状態を模式的に示す平断面図である。 第2実施形態に係るカーテンエアバッグの前部を示す、図3に対応する側面図である。 図6の7−7線で切断した切断面を拡大して示す拡大断面図である。 第3実施形態に係るカーテンエアバッグの前部を示す、図3に対応する側面図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る車両用カーテンエアバッグ装置について、図1〜図5に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印OUTは、それぞれ車両用カーテンエアバッグ装置が適用された車両の前方向、上方向、車幅方向外側を示している。以下、単に前後、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下を示すものとする。
図1には、車両用カーテンエアバッグ装置10(以下、単に「カーテンエアバッグ装置10」と称する。)が適用された車両12の車室内の一部が平面図にて示されており、図2には、車両12の一部が車両外側から見た側面図にて示されている。これらの図に示されるように、車両12には、運転席エアバッグ装置14と、カーテンエアバッグ装置10とが設けられている。
(運転席エアバッグ装置の構成)
運転席エアバッグ装置14は、ステアリングホイール16の後方で展開される前突用エアバッグ18を備えている。前突用エアバッグ18は、折り畳まれた状態でインフレータ19と共にステアリングホイール16のホイールパッド内に収容されている。前突用エアバッグ18は、インフレータ19が作動されることでインフレータ19からガスの供給を受けて、ステアリングホイール16と運転席乗員P(以下、単に「乗員P」と称する。)との間で膨張展開されるようになっている。この運転席エアバッグ装置14のインフレータ19は、車両12の前面衝突の際、微小ラップ衝突の際、及び斜め衝突の際に作動されるようになっている。なお、微小ラップ衝突、及び斜め衝突の衝突形態については後述する。
(カーテンエアバッグ装置の構成)
図2に示されるように、カーテンエアバッグ装置10は、カーテンエアバッグ20と、ガス供給装置であるインフレータ22とを備えている。カーテンエアバッグ20は、サイドウインドウガラス24(図1参照)に沿ってカーテン状に展開するように形成されている。また、本実施形態のカーテンエアバッグ20は、前席及び後席の側方に位置する前後のサイドウインドウガラス24及びピラー(フロントピラー28、センタピラー26、図示しないリヤピラー)の一部を覆うように構成されている。なお、図1及び図2ではカーテンエアバッグ20の前部を主に図示している。
カーテンエアバッグ20は、非作動状態では、例えばロール折り又は蛇腹折りされて長尺状にされた上で、フロントピラー(Aピラー)28からルーフサイド部29に亘ってリヤピラーの近傍まで収容されている。この実施形態におけるルーフサイド部29は、ルーフサイド部29とフロントピラー28とセンタピラー26と共に図示しないリヤピラーとロッカとで囲まれた乗降用の開口部としての前後のドアオープニングの上縁を成している。
カーテンエアバッグ20は、より具体的にはルーフサイド部29を構成するルーフサイドレールとルーフヘッドライニングとの間、フロントピラー28とピラーガーニッシュとの間に収容されている。なお、カーテンエアバッグ20の前端側の一部は、車幅方向内側に折り曲げられ又は折り返されて、ルーフ前端部内又はルーフサイド部29に収容されてもよい。また、カーテンエアバッグ20の一部を構成するサブチャンバ20Sの収容状態については後述する。
カーテンエアバッグ20は、インフレータ22が作動されることでインフレータ22からガスの供給を受けて、前後のサイドウインドウガラス24、センタピラー26に沿って展開して前席、後席の乗員Pの頭部Hを保護するように構成されている。具体的には、インフレータ22は、燃焼式又はコールドガス式のものが採用され、作動されることで発生したガスをカーテンエアバッグ20内へ供給するようになっている。インフレータ22のガス噴出口は、カーテンエアバッグ20の内部と連通されている。この実施形態では、インフレータ22は、ルーフサイド部29におけるセンタピラー26の上方に配設されている。なお、カーテンエアバッグ20の形状については、後述する。
以上説明したカーテンエアバッグ装置10は、車両12の車幅方向両側のルーフサイド部29等にそれぞれ設けられている。すなわち、図示及び詳細説明は省略するが、助手席側にも同様のカーテンエアバッグ装置が設けられている。
また、車両12には、制御装置としてのエアバッグECU34が設けられている。エアバッグECU34は、図示しない複数の衝突センサ及びロールオーバーセンサと電気的に接続されている。このエアバッグECU34は、各衝突センサ及びロールオーバーセンサからの情報に基づいて、適用された車両12に対する前面衝突、側面衝突、ロールオーバ、微小ラップ衝突、斜め衝突(の発生又は不可避であること)を検知可能とされている。
ここで、微小ラップ衝突とは、車両12の前面衝突のうち、例えばIIHSにて規定される衝突相手方との車幅方向のラップ量が25%以下の衝突とされる。例えば車体骨格であるフロントサイドメンバに対する車幅方向外側への衝突が微小ラップ衝突に該当する。この実施形態では、一例として相対速度64km/hrでの微小ラップ衝突が想定されている。また、斜め衝突とは、例えばNHTSAにて規定される斜め前方(一例として、衝突相手方との相対角15°、車幅方向のラップ量35%程度の衝突)とされる。この実施形態では、一例として相対速度90km/hrでの斜め衝突が想定されている。
エアバッグECU34は、前面衝突を検知した場合には、運転席エアバッグ装置14のインフレータ19を作動させるようになっている。また、エアバッグECU34は、側面衝突やロールオーバを検知した場合には、カーテンエアバッグ装置10のインフレータ22を作動させるようになっている。さらに、エアバッグECU34は、微小ラップ衝突や斜め衝突を検知した場合には、それぞれ運転席エアバッグ装置14のインフレータ19、及びカーテンエアバッグ装置10のインフレータ22を作動させるようになっている。
(カーテンエアバッグ前部の構成)
次に、本実施形態に係るカーテンエアバッグ20の前部の詳細について説明する。カーテンエアバッグ20における前部は、主に乗員Pの頭部Hを側面衝突及びロールオーバに対し保護するメインチャンバ20Mと、メインチャンバ20Mの車両前方側に形成されて膨張展開されるサブチャンバ20Sと、引張部材としてのテザー30とを含んで構成されている。
図3には、カーテンエアバッグ20の前部が側面図にて示されている。この図に示されるように、カーテンエアバッグ20を構成するサブチャンバ20Sは、上端側でメインチャンバ20Mに連通するようにメインチャンバ20Mと一体的に形成されている。そして、メインチャンバ20Mとサブチャンバ20Sとの間にはガス流路20Fが設けられている。ここで、サブチャンバ20Sは、ガス流路20Fによってメインチャンバ20Mと連通されているため、ガス流路20Fを介してメインチャンバ20Mから供給されるガスの圧力で膨張するように構成されている。
また、メインチャンバ20Mとサブチャンバ20Sとの間には、ガスが流入されない非膨張部32が配置されており、この非膨張部32によってメインチャンバ20Mとサブチャンバ20Sとが部分的に仕切られている。非膨張部32は、メインチャンバ20Mの前下端部から車両前方且つ車両上方へ斜めに延在されており、この非膨張部32の延長上にガス流路20Fが設けられている。
ここで、非膨張部32には、スリット32Aが形成されており、このスリット32Aには長尺状のテザー30が挿通されている。テザー30は、車両上下方向に対して車両前後方向に斜めに延在されており、テザー30の長手方向の略中間部に位置するテザー中間部30Eがスリット32Aに挿通されている。また、スリット32Aよりも上方側(長手方向一端側)のテザー上部30Aがメインチャンバ20Mの車両幅方向外側に沿って延在されている。そして、テザー30の上端部(長手方向一端部)に位置するテザー上端部30Bは、メインチャンバ20Mの上縁(上端部)に縫製されている(取り付けられている)。なお、テザー上端部30Bを車両12のルーフサイド部29に取付けてもよく、例えば、ルーフサイドレールとカーテンエアバッグ20との締結点31に共締めしてもよい。
一方、スリット32Aよりも下方側(長手方向他端側)に位置するテザー下部30Cは、サブチャンバ20Sの車両幅方向内側の表面に沿って延在されている。また、テザー30の下端部(長手方向他端部)に位置するテザー下端部30Dは、サブチャンバ20Sの下縁(下端部)に縫製されている(取り付けられている)。
ここで、本実施形態では、テザー30の長さをカーテンエアバッグ20の膨張に伴って張力が作用する長さに設定している。このため、カーテンエアバッグ20が展開された直後の状態では、図1の二点鎖線で示されるように、メインチャンバ20Mとサブチャンバ20Sとが車両前後方向に配置されている。そして、メインチャンバ20Mの膨張に伴ってテザー30に張力が作用し、サブチャンバ20Sの下部が引っ張られることで、図1に示されるように、サブチャンバ20Sが非膨張部32を起点として車両幅方向内側へ折り曲げられる(移動する)。ここで、サブチャンバ20Sは、乗員Pから見て、フロントピラー28及びインストルメントパネル36の車幅方向外端部を覆うように膨張展開されるようになっている。また、サブチャンバ20Sは、前突用エアバッグ18(ステアリングホイール16)に対する車両前方側で膨張展開されるように構成されている。
また、ルーフサイド部29に収納された状態のメインチャンバ20Mは、図5に示されるように、少なくともテザー30が配置された部分において蛇腹折り(Z折り)されている。このため、上記のようにメインチャンバ20Mの膨張展開時に効果的に張力を作用させるためにテザー30の長さを短く形成した場合であっても、メインチャンバ20Mにおけるテザー30が配置された部分をルーフサイド部29に良好に収容することができる。
(作用並びに効果)
以下、エアバッグECU34によって車両12が微小ラップ衝突したと判定された場合における本実施形態のカーテンエアバッグ装置10の作用並びに効果について説明する。
図2に示されるように、エアバッグECU34は、各衝突センサからの信号に基づいて自車両が微小ラップ衝突したと判定すると、運転席エアバッグ装置14のインフレータ19、及びカーテンエアバッグ装置10のインフレータ22を作動させる。すると、前突用エアバッグ18は、インフレータ19からのガスの供給を受けて、乗員Pの前方でかつステアリングホイール16の上後方で膨張展開される。
また、カーテンエアバッグ20は、インフレータ22からガスの供給を受けて、メインチャンバ20Mがサイドウインドウガラス24に沿ってカーテン状に展開される。さらに、このメインチャンバ20Mを通じてインフレータ22からのガスの供給を受けたサブチャンバ20Sが膨張展開する。ここで、サブチャンバ20Sは、図1に示されるように、展開直後の状態(図中二点鎖線の状態)ではメインチャンバ20Mと共にサイドウインドウガラス24に沿って配置されており、メインチャンバ20Mの膨張に伴ってテザー30に張力が作用することで車両幅方向内側へ引っ張られる。これにより、サブチャンバ20Sが車両幅方向内側に引っ張られた状態で展開されるような構成と比較して、サブチャンバ20Sが周辺部品と干渉するのを抑制することができる。
ところで、微小ラップ衝突の際に乗員Pは、車体に対して前方に移動し、さらに車両幅方向外側にも移動することとなる。すなわち、乗員Pの頭部Hがメインチャンバ20Mを車両幅方向外側へ押しながら車両前方へ滑るように移動する。このため、乗員Pの頭部Hが前突用エアバッグ18とカーテンエアバッグ20のメインチャンバ20Mとの間に進入する場合がある。
ここで、本実施形態では、サブチャンバ20Sがテザー30に引っ張られて車両幅方向内側に配置されることにより、仮に乗員Pの頭部Hが前突用エアバッグ18とメインチャンバ20Mとの間をすり抜けた場合でも、頭部Hがフロントピラー28やインストルメントパネル36等に接触することを防止又は抑制することができる。また、頭部Hと接触したサブチャンバ20Sがインストルメントパネル36(フロントピラー28)に押し付けられた場合、このサブチャンバ20Sは、インストルメントパネル36に反力をとって頭部Hを拘束し、衝突エネルギを吸収することができる。
さらに、乗員Pの頭部Hがメインチャンバ20Mを車両幅方向外側へ押しながら車両前方へ滑ることで、引張部材が引っ張られるため、図4に示されるように、サブチャンバ20Sが乗員Pの頭部Hに巻き付いて頭部Hを包み込む。このようにして、頭部Hを効果的に拘束することができる。また、テザー上部30Aがメインチャンバ20Mの車両幅方向外側に沿って延在されているので、乗員Pの頭部Hがメインチャンバ20Mと接触した場合であっても、頭部Hがテザー30と干渉するのを防止又は抑制することができる。
さらに、図2に示されるように、非膨張部32が車両前方且つ車両上方へ斜めに延在されている。このため、非膨張部32を起点として車両幅方向内側へ折り曲げられたサブチャンバ20Sは、衝突時における3点式シートベルトを装着した乗員Pの頭部Hの移動軌跡Lに対して正面から拘束するように配置される。これにより、乗員Pの頭部Hを確実に保護することができる。
また、エアバッグECU34は、各衝突センサからの信号に基づいて自車両が斜め衝突したと判定すると、運転席エアバッグ装置14のインフレータ19、及びカーテンエアバッグ装置10のインフレータ22を作動させる。斜め衝突において乗員Pは、前方及び車幅方向外側に向けて直線的に移動する。この場合であっても、微小ラップ衝突時と同様にサブチャンバ20Sが車両幅方向内側に移動するため、乗員Pの頭部Hがフロントピラー28やインストルメントパネル36等に接触することを防止又は抑制することができる。
なお、本実施形態では、サブチャンバ20Sとインストルメントパネル36との間に隙間が設けられているが、これに限らず、膨張展開状態でサブチャンバ20Sをインストルメントパネル36と接触させた構成としてもよい。この際、インストルメントパネル36に向かって乗員Pの頭部Hが慣性移動した際に、この頭部Hとインストルメントパネル36との間にサブチャンバ20Sが挟まれる。これにより、サブチャンバ20Sは、インストルメントパネル36に反力をとって乗員Pの頭部Hを拘束することができる。
また、本実施形態では、メインチャンバ20Mの膨張に伴ってテザー30に張力が作用し、サブチャンバ20Sが非膨張部32を起点として車両幅方向内側へ折り曲げられるように構成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、テザー30の長さをカーテンエアバッグ20の膨張展開状態でテザー30の弛みが無くなる長さに設定してもよい。この場合、カーテンエアバッグ20の膨張展開状態では、図1の二点鎖線で示す位置にサブチャンバ20Sが配置される。そして、乗員Pの頭部Hによってメインチャンバ20Mが車両幅方向外側へ押されることで、テザー30に張力が作用してサブチャンバ20Sの下部を引っ張る構成としてもよい。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る車両用カーテンエアバッグ装置について、図6及び図7に基づいて説明する。本実施形態では、カーテンエアバッグ52を除いて第1実施形態と同様の構成であるため、カーテンエアバッグ52の構成のみを説明する。
図6に示されるように、本実施形態の車両用カーテンエアバッグ装置50の一部を構成するカーテンエアバッグ52は、主に乗員Pの頭部Hを側面衝突及びロールオーバに対し保護するメインチャンバ52Mと、メインチャンバ52Mの車両前方側に形成されて膨張展開されるサブチャンバ52Sと、引張部材としてのテザー56とを含んで構成されている。
ここで、サブチャンバ52Sは、上端側でメインチャンバ52Mに連通するようにメインチャンバ52Mと一体的に形成されており、メインチャンバ52Mとサブチャンバ52Sとの間にはガス流路52Fが設けられている。また、メインチャンバ52Mとサブチャンバ52Sとは、ガスが流入されない非膨張部54によって部分的に仕切られている。
非膨張部54は、メインチャンバ52Mの前下端部から車両前方且つ車両上方へ斜めに延在されており、この非膨張部54の延長上にガス流路52Fが設けられている。ここで、本実施形態では、非膨張部54に2本のスリット54A及びスリット54Bが形成されており、このスリット54A及びスリット54Bに長尺状のテザー56が順に挿通されている。
テザー56は、車両上下方向に対して斜めに延在されており、テザー56の長手方向中間部のテザー中間部56Eは、図7に示されるように、非膨張部54の車両幅方向外側でスリット54Aとスリット54Bとの間の基布54Cの車両幅方向外側に配置されている。
また、上側のスリット54Aよりも上方側(長手方向一端側)のテザー上部56Aがメインチャンバ52Mの車両幅方向内側に沿って延在されている。そして、テザー56の上端部(長手方向一端部)に位置するテザー上端部56Bは、図6に示されるように、メインチャンバ52Mの上縁(上端部)に縫製されている(取り付けられている)。なお、テザー上端部56Bを車両のルーフサイド部に取付けてもよく、例えば、ルーフサイドレールとカーテンエアバッグ52との締結点58に共締めしてもよい。
一方、下側のスリット54Bよりも下方側(長手方向他端側)のテザー下部56Cは、サブチャンバ52Sの車両幅方向内側の表面に沿って延在されており、テザー56の下端部(長手方向他端部)に位置するテザー下端部56Dは、サブチャンバ52Sの下縁(下端部)に縫製されている(取り付けられている)。
(作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
本実施形態では、車両の斜め衝突時や微小ラップ衝突時に、車両斜め前方へ慣性移動した乗員の頭部によって非膨張部54が車両幅方向外側へ押された際に、スリット54Aとスリット54Bとの間の基布54Cが図7の矢印Aの方向(車両幅方向外側)へ移動してテザー56を引っ張る。これにより、このスリット54Aとスリット54Bとの間の基布54Cを起点にメインチャンバ52M及びサブチャンバ52Sが折り曲がるように移動して乗員の頭部を保護することができる。
詳細には、メインチャンバ52Mが図7の矢印Bの方向に移動し、サブチャンバ52Sが図7の矢印Cに移動して、乗員の頭部を挟み込んで保護することができる。このようにして、車両斜め前方へ慣性移動した乗員の頭部がメインチャンバ52Mと接触せずに、非膨張部54に接触した場合であっても、テザー56に効果的に張力を作用させることができる。その他の作用並びに効果については第1実施形態と同様である。
なお、第1実施形態と同様に、テザー56の長さを短く設定した場合は、メインチャンバ52Mの膨張展開に伴ってテザー56に張力が作用するため、サブチャンバ52Sが車両幅方向内側へ折り曲げられる。すなわち、サブチャンバ52Sがメインチャンバ52Mよりも車両幅方向内側に配置される。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る車両用カーテンエアバッグ装置について、図8に基づいて説明する。なお、本実施形態では、カーテンエアバッグ20を除いて第1実施形態と同様の構成であるため、カーテンエアバッグ20の構成のみを説明する。また、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態の車両用カーテンエアバッグ装置60を構成するカーテンエアバッグ20には、非膨張部32とは別にガスが流入されないシーム部62が設けられている。シーム部62は、メインチャンバ20Mとサブチャンバ20Sとの間のガス流路20Fに設けられており、本実施形態では、車両側面視で略長円状に形成されている。
(作用並びに効果)
本実施形態では、ガス流路20Fの一部にシーム部62を設けることにより、メインチャンバ20M及びサブチャンバ20Sの膨張展開時におけるガス流路20Fの断面積が小さくなるものの、サブチャンバ20Sを車両幅方向内側へ折り曲げる(移動させる)際の抵抗を低減することができる。すなわち、テザー30に作用する張力で非膨張部32を起点にサブチャンバ20Sを車両幅方向内側へスムーズに折り曲げることができる。その他の作用については、第1実施形態と同様である。
なお、本実施形態では、シーム部62を車両側面視で略長円状に形成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、シーム部62を他の形状で形成してもよく、略楕円状に形成してもよい。また、メインチャンバ20Mからサブチャンバ20Sへのガスの供給が遅れない範囲であれば、ガス流路20Fに複数のシーム部62を形成してもよい。
また、第1本実施形態〜第3実施形態では、カーテンエアバッグ装置と運転席エアバッグ装置14とを備えていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、運転席エアバッグ装置14とは異なる形態の安全装置とカーテンエアバッグ装置とを備えた構成としても良い。また例えばカーテンエアバッグ装置のみで微小ラップ衝突や斜め衝突に対し乗員を保護する構成としてもよい。さらに例えば、後席用のメインチャンバの前端に、車両幅方向に重なって膨張、展開される一対のサブチャンバを備え、後席乗員の頭部がセンタピラーと接触することを防止又は抑制するようにしてもよい。また、助手席側も同様に、カーテンエアバッグ装置と助手席エアバッグ装置とを備えた構成としてもよい。
さらに、第1本実施形態〜第3実施形態では、引張部材として長尺状のテザーを用いたが、本発明はこれに限定されない。例えば、略紐状のストラップを用いてもよい。この場合、例えば、図3において、ストラップの上端部をメインチャンバ20Mの車両幅方向外側に沿って延在させてメインチャンバ20Mの上縁に縫製し、ストラップの車両上下方向中央部をスリット32Aに挿通して、ストラップの下端部をサブチャンバ20Sの下縁に縫製すればよい。これにより、メインチャンバ20Mの膨張に伴ってストラップに張力が作用し、サブチャンバ20Sを車両幅方向内側へ引っ張ることができる。
以上、本発明の第1実施形態〜第3実施形態に係る被衝突者保護エアバッグ装置について説明したが、これらの実施形態を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 車両用カーテンエアバッグ装置
12 車両
20M メインチャンバ
20S サブチャンバ
20F ガス流路
22 インフレータ
24 サイドウインドウガラス
29 ルーフサイド部
30 テザー(引張部材)
30B テザー上端部(長手方向一端部)
30C テザー下部(長手方向他端側)
30E テザー中間部(長手方向中間部)
32 非膨張部
32A スリット
50 車両用カーテンエアバッグ装置
52M メインチャンバ
52S サブチャンバ
54 非膨張部
54A スリット
54B スリット
56 テザー(引張部材)
56B テザー上端部(長手方向一端部)
56C テザー下部(長手方向他端側)
56E テザー中間部(長手方向中間部)
60 車両用カーテンエアバッグ装置
62 シーム部

Claims (6)

  1. インフレータから発生されるガスの圧力でサイドウインドウガラスに沿ってカーテン状に膨張するメインチャンバと、
    前記メインチャンバの車両前方側に形成されて前記メインチャンバから供給されるガスの圧力で膨張すると共に、車両前方且つ車両上方へ斜めに延在された非膨張部によって前記メインチャンバと部分的に仕切られたサブチャンバと、
    長尺状に形成されて長手方向一端部が前記メインチャンバの上端部又はその車両上方に位置するルーフサイド部に取付けられると共に、長手方向中間部が前記非膨張部に形成されたスリットに通され、長手方向他端側が前記サブチャンバの車両幅方向内側の表面に沿って延在されて前記サブチャンバの下部に取付けられた引張部材と、
    を有する車両用カーテンエアバッグ装置。
  2. 前記引張部材の前記スリットよりも長手方向一端側は、前記メインチャンバの車両幅方向外側に配置されている請求項1に記載の車両用カーテンエアバッグ装置。
  3. 前記非膨張部には2本のスリットが設けられており、
    前記引張部材の前記長手方向中間部は、2本の前記スリットに通されている請求項1に記載の車両用カーテンエアバッグ装置。
  4. 前記メインチャンバは、前記ルーフサイド部に収容された状態で、少なくとも前記引張部材が配置された部分において蛇腹折りされている請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用カーテンエアバッグ装置。
  5. 前記非膨張部の車両上方側には、前記メインチャンバと前記サブチャンバとを連通するガス流路が設けられており、
    前記ガス流路の一部にシーム部が設けられている請求項1〜4の何れか1項に記載の車両用カーテンエアバッグ装置。
  6. 前記サブチャンバは、膨張展開状態で前記メインチャンバよりも車両幅方向内側に配置されており、且つインストルメントパネルに接触している請求項1〜5の何れか1項に記載の車両用カーテンエアバッグ装置。
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