JP2016085015A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2016085015A
JP2016085015A JP2014219868A JP2014219868A JP2016085015A JP 2016085015 A JP2016085015 A JP 2016085015A JP 2014219868 A JP2014219868 A JP 2014219868A JP 2014219868 A JP2014219868 A JP 2014219868A JP 2016085015 A JP2016085015 A JP 2016085015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
storage
air guide
cold air
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014219868A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6325418B2 (ja
Inventor
渡部 守
Mamoru Watabe
守 渡部
岡田 勝城
Katsushiro Okada
勝城 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP2014219868A priority Critical patent/JP6325418B2/ja
Publication of JP2016085015A publication Critical patent/JP2016085015A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6325418B2 publication Critical patent/JP6325418B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】低コストで対応できる冷却箱内の着霜防止構造を提供する。【解決手段】前面開口部に扉を備えた断熱箱体からなる貯蔵庫本体と、冷却器22と冷却ファン27とを内部に収容し貯蔵庫本体の側部に設けられた冷却器室21と、冷却器室21に設けられた吸込口56と吹出口51と、内部が貯蔵室とされ貯蔵庫本体の内側に間隔を開けて配された熱良導材からなる冷却箱30と、吸込口56と吹出口51とに連通した形態で貯蔵庫本体と冷却箱30との間に形成された冷気通路と、が具備され、冷却器室21で生成された冷気が冷気通路に循環流通されることで貯蔵室内が間接冷却される冷却貯蔵庫において、吹出口51と冷却箱30との間を埋めるように配され、かつ吹出口51と対向して同吹出口51からの冷気を受けて冷気通路に向けて案内する案内路70が切り欠き形成された発泡樹脂成形品からなるエアガイド60Lが設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、恒温高湿庫等の間接冷却式の冷却貯蔵庫に関する。
従来、テーブル型(横型)の恒温高湿庫の一例として、下記特許文献1に記載されたものが知られている。このものは、断熱箱体からなる貯蔵庫本体の一側面の上部位置に、冷却器と冷却ファンとが収容された冷却器室が設けられて、同冷却器室に吸込口と吹出口とが設けられるとともに、貯蔵庫本体の内側に、内部を貯蔵室とした熱良導材からなる冷却箱が間隔を開けて配されて、両者の間に吸気口と吹出口とに連通した形態で冷気通路が形成された構造になり、冷却ファンの駆動に伴い、冷却器室で生成された冷気が吹出口から吹き出されて冷気通路に循環流通されることにより、貯蔵室内が間接冷却されるようになっている。
ここで、貯蔵室の内容積をできるだけ大きくしようとすると、冷却箱が冷却器室の吹出口に接近することになるが、そうすると、冷却箱における吹出口と対向した面の裏側(室内面)が極端に冷やされて、霜が成長する等の弊害が出るおそれがある。そのため従来では、吹出口との対向面(冷却箱の側面上部)に、吹出口からの冷気を受けたのち改めて冷気通路(上部通路)に向けて案内するエアガイドを設けて対応していた。
特開平5−248749号公報
従来のエアガイドは、鋼板をプレス加工して形成されているが、例えば、冷却箱の天板は、その室内面に形成された結露水が貯蔵室に滴下することを防ぐべく、背面に向けて流下するように斜め姿勢で形成されていること等を考慮すると、エアガイドの形状も複雑化して曲げ加工等に手間が掛かり、また材料取りも悪い部品となり、ひいては製造コストが高くつくという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、低コストで対応できる冷却箱内の着霜防止構造を提供するところにある。
本発明は、前面開口部に扉を備えた断熱箱体からなる貯蔵庫本体と、冷却器と冷却ファンとを内部に収容し前記貯蔵庫本体の側部に設けられた冷却器室と、前記冷却器室に設けられた吸込口と吹出口と、内部が貯蔵室とされ前記貯蔵庫本体の内側に間隔を開けて配された熱良導材からなる冷却箱と、前記吸込口と前記吹出口とに連通した形態で前記貯蔵庫本体と前記冷却箱との間に形成された冷気通路と、が具備され、前記冷却器室で生成された冷気が前記冷気通路に循環流通されることで前記貯蔵室内が間接冷却される冷却貯蔵庫において、前記吹出口と前記冷却箱との間を埋めるように配され、かつ前記吹出口と対向して同吹出口からの冷気を受けて前記冷気通路に向けて案内する案内路が切り欠き形成された発泡樹脂成形品からなるエアガイドが設けられているところに特徴を有する。
吹出口から吹き出された冷気は、エアガイドに切り欠き形成された案内路を通って冷気通路に流通される。エアガイドを断熱性に優れた発泡樹脂成形品で形成したから、冷却箱の部分的な過剰冷却を防止できる。同じく発泡樹脂成形品製としたことにより、配設箇所の構造等の条件により複雑な形状となっても、安価に製造することができる。
また、以下のような構成としてもよい。
(1)前記冷却ファンが収容されかつ同冷却ファンの前面に前記吹出口が形成された吹出ダクトが具備され、同吹出ダクトが前記冷却器の前面において前記冷却器室の開口部を塞ぐようにして装着されているとともに、 前記エアガイドが、前記吹出ダクトの前面を覆うようにして配されている。
吹出ダクトに設けられた吹出口から吹き出された冷気は、エアガイドにおける吹出口と対向して切り欠き形成された案内路を通って冷気通路に流通される。吹出ダクトとしてユニット化されているから、冷却ファンと吹出口の配設作業を容易に行うことができる。
(2)前記冷却箱における前記冷却器室と対向する側の側面パネルが、前記貯蔵室側からの着脱可能に設けられ、前記エアガイドが前記側面パネルと前記吹出ダクトとの間で挟持された形態で装着されている。
側面パネルが着脱可能となっていることで、冷却器室側の各種部品のメンテナンスがしやすくなる。それに加え、エアガイドが同側面パネルと吹出ダクトとの間で挟んで装着されるから、エアガイドの装着作業も簡単にできる。
(3)前記冷却箱における天面パネルが奥下がりの傾斜姿勢を採っており、
前記エアガイドは、前記冷気通路における前記冷却器室と対向した側の側部通路の上部位置を塞いで配され、かつ前記エアガイドの上面が前記天面パネルと整合した傾斜面として形成されているものにおいて、前記エアガイドの成形時の形状が、裏面側に前記案内路を構成する凹部が形成されたブロック状をなし、かつ表面の上部位置には、前記天面パネルの傾斜角度に倣って傾斜した2本の切断線が互いに交差して形成され、いずれか一方の前記切断線に沿って切断することにより、上面を傾斜面とした前記エアガイドが形成されるようになっている。
成形時のエアガイドについていずれか一方の切断線から不要部分を切り離すことにより、吹出ダクトが貯蔵庫本体の左側にあるものに適用するエアガイドと、右側にあるものに適用するエアガイドとを、作り分けることができる。元々のエアガイドの成形型は単一で済むから、製造コストの低減に寄与し得る。切断線は表面側に設けられてあるから、案内路の面に凹凸ができず、冷気の流れに悪影響を及ぼすおそれがない。
本発明によれば、低コストで以て冷却箱内の着霜防止を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る恒温高湿庫の正面図 同正断面図 図2の部分拡大図 図1のIV−IV線で切断した斜視図 冷却箱の側面パネルを外した状態の側断面図 エアガイドの配設構造を室内側から視た分解斜視図 同室外側から視た分解斜視図 成形時のエアガイドの裏面側から視た斜視図 同表面側から視た斜視図 左用のエアガイドの斜視図 右用のエアガイドの斜視図
<実施形態>
本発明の一実施形態を図1ないし図11に基づいて説明する。本実施形態では、テーブル型(横型)の恒温高湿庫を例示している。
初めに全体構造を図1及び図2によって説明する。符号10は、前面に開口した横長の断熱箱体からなる高湿庫本体10(以下、本体10)であって、本体10の内部には、同じく前面開口の熱良導材からなる冷却箱30が間隔を開けて収納され、同間隔によって冷気通路40が形成されているとともに、冷却箱30の内部が貯蔵室31となっている。
本体10の前面開口部の中央幅位置には縦向きに仕切枠12が装着され、仕切枠12を挟んだ左右に出入口が形成されており、両出入口に対して一対の断熱扉14が観音開き式の揺動開閉可能に装着されている。
本体10の正面視で左側部には、機械室20が設けられている。機械室20内の上部には、本体10の左側壁から張り出すようにして断熱性の冷却器室21が形成され、冷却器室21内には冷却器22が収容されている。冷却器室21の下方には、圧縮機25、空冷式の凝縮器等からなる冷凍装置24が設置され、同冷凍装置24と冷却器22とが冷媒配管で循環接続されて冷凍サイクルが構成されている。
冷却器22の前面(本体10の内部側を向いた面)の上部位置には、図3に示すように、吹出口51を有する吹出ダクト50が装着され、同吹出ダクト50内には、図7に示すように冷却ファン27が装着されている。
吹出ダクト50の下方における冷却器室21の開口面にはパネル55が張られており、同パネル55の下部位置には吸込口56が形成されている。
そして、冷凍装置24並びに冷却ファン27が駆動されると、図2の矢線に示すように、吸込口56から冷却器室21内に空気が引かれて冷却器22を通過する間に冷気が生成され、その冷気が吹出口51から吹き出されて冷気通路40に循環流通し、この冷気によって冷却箱30の壁面が冷却され、その内部の貯蔵室31が壁面から間接的に冷却される。そのため貯蔵室31内は、高湿度を保ったままで所定の温度に冷却されるようになっている。
さて、上記した吹出ダクト50の前面には、エアガイド60が設けられている。
吹出ダクト50は合成樹脂製であって、図6及び図7に示すように、庫内側からの正面視で横長の長方形に形成されており、その中央幅位置に、背の低い載頭角錐台形をなす収容筒部52が突出形成されている。収容筒部52の突出端の開口部には、格子枠が嵌められることで上記した吹出口51が形成されているとともに、収容筒部52内には、上記した冷却ファン27が装着されている。収容筒部52の裏面側の開口縁からは、上面が開口した接続筒部53が突出形成されている。
吹出ダクト50は、図3に示すように、接続筒部53の上面開口を冷却器室21の天井面で塞ぎ、かつ接続筒部53の3面の後縁を冷却器22の前面に当てつつ、冷却器室21の開口部の上部領域を全幅に亘って塞ぐようにして装着されている。
上記した冷却箱30は、図2及び図5に示すように、熱良導性の複数枚の金属パネル33を組み付けることで、本体10よりも一回り小さい前面開口の箱形に形成されている。一部既述したように、冷却箱30と本体10の内面との間には冷気通路40が形成され、冷却箱30の内部が間接冷却される貯蔵室31となっている。貯蔵室31の左右の側面、背面、仕切枠の裏面には、棚網を複数段に亘って配設する棚柱38が取り付けられている。
冷却箱30を構成する天面パネル33Aは、奥下がりに緩やかに傾斜している。この種の間接冷却用の冷却箱30では、貯蔵室31の内面に結露する可能性があるが、特に天井面の結露水が貯蔵室31内に滴下することを防ぐために、天面パネル33Aを傾斜姿勢とすることにより、結露水が天井面を伝って背面側に流下するようにしている。
逆に、底面パネル33Bは手前下がりの傾斜姿勢を採っており、底面に溜まった排水等を手前側に流下させて、排水口(図示せず)に導くようになっている。
冷却箱30の左側面パネル33Cは、貯蔵室31内から着脱できるようになっている。冷却器室21内に配した各種部品のメンテナンスを庫内側から行う際の便宜を図るためである。
エアガイド60は、発泡ポリスチレンや発泡ポリエチレン等の発泡樹脂の成形品により形成されており、成形時には、図8及び図9に示す形状に形成されている(成形エアガイド61)。
成形エアガイド61は、上記した吹出ダクト50に匹敵する横幅と高さとを有する横長のブロック状に形成されている。成形エアガイド61の裏面には、図8に示すように、吹出ダクト50の収容筒部52が整合して嵌る上面開口の凹部62が形成されている。この凹部62の奥面63(吹出口51が対向する面)は、上方に向かうに従って次第に奥側に傾斜した傾斜面となっている。
成形エアガイド61の表面には、図9に示すように、一方の側縁(同図の手前側の側縁)の上端位置から、他方の側縁の上端から所定寸法下がった位置に向けて、奥下がりに傾斜した第1切断線65Aが、また他方の側縁の上端位置から、一方の側縁の上端から同寸法下がった位置に向けて、手前下がりに傾斜した第2切断線65Bが、互いにクロスした形態で切り込み形成されている。両切断線65A,65Bの傾斜角度は、上記した冷却箱30における天面パネル33Aの傾斜角度に匹敵するものである。
また、成形エアガイド61の表面の下縁角部には、載置用凹部67が全幅に亘って切り欠き形成されている。
本実施形態のように、機械室20が本体10の左側に設けられたタイプの恒温高湿庫に適用する場合は、成形エアガイド61の上部を第1切断線65Aに沿って斜めに切断することにより、図10に示す左用のエアガイド60を得る(以下、エアガイド60Lという)。このエアガイド60Lは、裏面の凹部62を吹出ダクト50に対応させるべく左側に向けて配した場合に、その上面68Lが、奥下がりの傾斜面となる。
なお、機械室20が本体10の右側に設けられたタイプの恒温高湿庫に適用する場合は、成形エアガイド61の上部を第2切断線65Bに沿って斜めに切断することにより、図11に示す右用のエアガイド60Rが得られる。このエアガイド60Rは、裏面の凹部62を吹出ダクト50に対応させるべく右側に向けて配した場合に、その上面68Rが、奥下がりの傾斜面となる。
エアガイド60Lの装着手順の一例を説明する。図5に示すように、冷却箱30の左側面には、ほぼ全面に亘って開口部34が形成され、その開口部34を室内側から覆うようにして上記した左側面パネル33Cが着脱可能に張設されるようになっている。その開口部34の上端寄りの所定高さ位置には、エアガイド60の表面の下縁角部に形成された載置用凹部67を嵌めて受ける支持フレーム35が、開口部34の手前と奥側の側縁に亘って水平姿勢で装着されている。
エアガイド60Lは、冷却箱30を収納する前において、裏面の凹部62に収容筒部52を嵌めつつ吹出ダクト50の前面に当てられて仮保持される。続いて、左側面パネル33Cが外された状態の冷却箱30が本体10内に入れられて定位置に固定され、それに伴い左側面に配された支持フレーム35がエアガイド60Lの載置用凹部67に嵌り、エアガイド60Lの表面側の下部を受けた状態となる。
このとき、図2及び図5に示すように、エアガイド60Lが冷気通路40における左側通路41Aの上端部を塞いだ状態となる一方、エアガイド60Lの傾斜した上面68Lが、冷却箱30の傾斜した天面パネル33Aと整合して配される。その結果、吹出ダクト50におけるエアガイド60Lの上面68Lよりも上の領域が露出状態となって、天井通路41Bの左端部に対向することになる。
この状態から左側面パネル33Cが張られると、エアガイド60Lが左側面パネル33Cと吹出ダクト50との間で挟持された形態で装着される。このようにエアガイド60Lが装着されると、エアガイド60Lの裏面に設けられた上面開口の凹部62の奥部により、吹出口51からの冷気を受けて天井通路41Bに向けて案内する案内路70が構成される。
本実施形態の作用は以下のとおりである。冷却運転は、冷凍装置24並びに冷却ファン27が駆動されることで行われ、冷却器22を通過することにより生成された冷気が吹出口51から吹き出されると、図3に詳細に示すように、エアガイド60の裏面に形成された案内路70を通って天井通路41Bに向けて吹き出され、そののち、右側通路41C、底部通路41Dを巡って左側通路41Aの下端部に導入され、さらに吸込口56から冷却器室21内に吸い込まれるといった冷気の循環流が生じる。この冷気によって冷却箱30の壁面が冷却され、その内部の貯蔵室31が壁面から間接的に冷却されることによって、貯蔵室31内が、高湿度を保ったままで所定の冷却温度に冷却される。
ここで、吹出口51からは特に低温の冷気が吹き出されるといえるが、吹出口51の前方には案内路70が設けられたエアガイド60Lが配されていて、同冷気は案内路70を通って天井通路41Bに導かれる。すなわち、吹出口51から吹き出された低温の冷気が、断熱性に優れた発泡樹脂成形品からなるエアガイド60で受けられたのち、天井通路41Bに導かれる構造であるから、吹出口51と対向した冷却箱30の壁面(左側面の上部位置)が過剰冷却されることが規制され、結果、同壁面の裏面側で着霜が生じることが防がれる。
特に、上記のようにエアガイド60Lを発泡樹脂成形品製としたから、冷却箱30の天面パネル33Aが傾斜している等の周囲構造の条件により、複雑な形状とせざるを得ない場合でも、安価に製造することが可能である。
冷却ファン27と吹出口51とが吹出ダクト50としてユニット化されているから、冷却ファン27と吹出口51の所定位置への配設作業を容易に行うことができる。
左側面パネル33Cが着脱可能となっているから、冷却器室21内等の各種部品のメンテナンスがしやすくなる。それに加え、エアガイド60Lが同左側面パネル33Cと吹出ダクト50との間で挟まれた形態で装着されるようになっているから、エアガイド60Lの装着作業も簡単にできる。
成形エアガイド61に対し、第1切断線65Aまたは第2切断線65Bから不要部分を切り離すことにより、機械室20が本体10の左側に設けられたタイプの恒温高湿庫に適用するエアガイド60Lと、右側に設けられたタイプの恒温高湿庫に適用するエアガイド60Rとに、作り分けることができる。エアガイド60の成形金型としては、成形エアガイド61用の単一で済むから、製造コストの低減に寄与し得る。切断線65A,65Bは、成形エアガイド61の表面側に設けられているから、切り取り後に案内路70の面に凹凸ができるおそれがなく、従って吹き出された冷気の流れに悪影響を及ぼすおそれがない。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、エアガイドについて成形時の形状は左右共通として、切断線から切断することで左用または右用のものに作り分けるようにしたが、左右それぞれ専用のものを成形時から形成するようにしてもよい。
(2)エアガイドの取り付けは、冷却箱の収納後であってもよい。また、メンテナンス時において、側面パネルを外せば支持フレーム及びエアガイドは簡単に取り外すことができる。
(3)冷却箱の天面パネルが傾斜姿勢を採っていない形態のものにも、本発明は同様に適用できる。
(4)冷却箱における冷却器室と対向する側の側面パネルが固定的に張設された形態のものにも、本発明は適用可能である。
(5)エアガイドは、必ずしも吹出ダクトと側面パネルとの間で挟持されて装着される必要はなく、定位置に固定される限り他の装着態様であってもよい。
(6)上記実施形態では、吹出口が冷気通路のうち側部通路の上端部に面して配されている場合を例示したが、吹出口が、側部通路の途中の高さ位置等、他の位置に配されたものについても適用可能である。
(7)上記実施形態では、冷却ファンと吹出口とが吹出ダクトとしてユニット化された場合を例示したが、ユニット化されることなく個別に配設されるようになっていてもよい。
(8)上記実施形態では、単一の冷却箱が収納された形態の恒温高湿庫を例示したが、冷却箱が複数個に分けて収納されたものであってもよく、また用途も任意であって、要は本発明は、断熱箱体からなる本体内に冷却箱が間隔を開けて収容された二重箱構造の冷却貯蔵庫全般に広く適用することが可能である。
10…高湿庫本体(貯蔵庫本体) 14…断熱扉(扉) 21…冷却器室 22…冷却器 27…冷却ファン 30…冷却箱 31…貯蔵室 33A…天面パネル 33C…左側面パネル(側面パネル) 40…冷気通路 41A…左側通路(側部通路) 50…吹出ダクト 51…吹出口 56…吸込口 60,60L,60R…エアガイド 61…成形エアガイド 62…凹部 65A,65B…切断線 68L,68R…(エアガイド60L,60Rの)上面 70…案内路

Claims (4)

  1. 前面開口部に扉を備えた断熱箱体からなる貯蔵庫本体と、
    冷却器と冷却ファンとを内部に収容し前記貯蔵庫本体の側部に設けられた冷却器室と、
    前記冷却器室に設けられた吸込口と吹出口と、
    内部が貯蔵室とされ前記貯蔵庫本体の内側に間隔を開けて配された熱良導材からなる冷却箱と、
    前記吸込口と前記吹出口とに連通した形態で前記貯蔵庫本体と前記冷却箱との間に形成された冷気通路と、が具備され、
    前記冷却器室で生成された冷気が前記冷気通路に循環流通されることで前記貯蔵室内が間接冷却される冷却貯蔵庫において、
    前記吹出口と前記冷却箱との間を埋めるように配され、かつ前記吹出口と対向して同吹出口からの冷気を受けて前記冷気通路に向けて案内する案内路が切り欠き形成された発泡樹脂成形品からなるエアガイドが設けられていることを特徴とする冷却貯蔵庫。
  2. 前記冷却ファンが収容されかつ同冷却ファンの前面に前記吹出口が形成された吹出ダクトが具備され、同吹出ダクトが前記冷却器の前面において前記冷却器室の開口部を塞ぐようにして装着されているとともに、
    前記エアガイドが、前記吹出ダクトの前面を覆うようにして配されていることを特徴とする請求項1記載の冷却貯蔵庫。
  3. 前記冷却箱における前記冷却器室と対向する側の側面パネルが、前記貯蔵室側からの着脱可能に設けられ、前記エアガイドが前記側面パネルと前記吹出ダクトとの間で挟持された形態で装着されていることを特徴とする請求項2記載の冷却貯蔵庫。
  4. 前記冷却箱における天面パネルが奥下がりの傾斜姿勢を採っており、
    前記エアガイドは、前記冷気通路における前記冷却器室と対向した側の側部通路の上部位置を塞いで配され、かつ前記エアガイドの上面が前記天面パネルと整合した傾斜面として形成されているものにおいて、
    前記エアガイドの成形時の形状が、裏面側に前記案内路を構成する凹部が形成されたブロック状をなし、かつ表面の上部位置には、前記天面パネルの傾斜角度に倣って傾斜した2本の切断線が互いに交差して形成され、
    いずれか一方の前記切断線に沿って切断することにより、上面を傾斜面とした前記エアガイドが形成されるようになっていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の冷却貯蔵庫。
JP2014219868A 2014-10-29 2014-10-29 冷却貯蔵庫 Active JP6325418B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014219868A JP6325418B2 (ja) 2014-10-29 2014-10-29 冷却貯蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014219868A JP6325418B2 (ja) 2014-10-29 2014-10-29 冷却貯蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016085015A true JP2016085015A (ja) 2016-05-19
JP6325418B2 JP6325418B2 (ja) 2018-05-16

Family

ID=55972789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014219868A Active JP6325418B2 (ja) 2014-10-29 2014-10-29 冷却貯蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6325418B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0450376U (ja) * 1990-08-31 1992-04-28
JPH0566490U (ja) * 1992-02-05 1993-09-03 ホシザキ電機株式会社 冷却貯蔵庫
JPH05248749A (ja) * 1992-03-09 1993-09-24 Sanyo Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫
JPH10281611A (ja) * 1997-04-01 1998-10-23 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫
JP2008298354A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Sharp Corp 冷蔵庫
US20090173097A1 (en) * 2006-04-03 2009-07-09 Kurt Eder Cooling Device
JP2009236474A (ja) * 2008-03-03 2009-10-15 Panasonic Corp 冷蔵庫
JP2012107807A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Fuji Electric Co Ltd 冷蔵貯蔵庫

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0450376U (ja) * 1990-08-31 1992-04-28
JPH0566490U (ja) * 1992-02-05 1993-09-03 ホシザキ電機株式会社 冷却貯蔵庫
JPH05248749A (ja) * 1992-03-09 1993-09-24 Sanyo Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫
JPH10281611A (ja) * 1997-04-01 1998-10-23 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫
US20090173097A1 (en) * 2006-04-03 2009-07-09 Kurt Eder Cooling Device
JP2008298354A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Sharp Corp 冷蔵庫
JP2009236474A (ja) * 2008-03-03 2009-10-15 Panasonic Corp 冷蔵庫
JP2012107807A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Fuji Electric Co Ltd 冷蔵貯蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
JP6325418B2 (ja) 2018-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6007239B2 (ja) 薬用保冷庫
KR102418144B1 (ko) 냉장고
JP2017141975A (ja) 冷蔵庫
JP2007024348A (ja) 冷却貯蔵庫
JP4954629B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP2014020685A (ja) 冷蔵庫
JP2007071521A (ja) 冷蔵庫
JP6325418B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP5687050B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP6937843B2 (ja) 製氷装置
JP6035179B2 (ja) 空気調和機
JP2014035141A (ja) 冷凍冷蔵庫
JP3863697B2 (ja) 冷却庫
KR20160086141A (ko) 공기 조화기의 실외기
JP5689641B2 (ja) 冷蔵庫
KR20180058676A (ko) 이중 에어 커튼을 통해 온도 유지 기능이 향상된 냉장 장치
CN112413965B (zh) 风冷卧式冷柜
JP2012002483A (ja) 冷凍冷蔵庫
JP4156952B2 (ja) 冷却貯蔵庫
CN210832679U (zh) 一种嵌入式冷藏柜
JP2008215744A (ja) 低温貯蔵庫
JP3942454B2 (ja) 冷却庫
JP6726488B2 (ja) 冷蔵庫
JPH09126628A (ja) 高湿度低温庫
JP4031883B2 (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171019

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180410

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6325418

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150