JP2016085015A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
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Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、低コストで対応できる冷却箱内の着霜防止構造を提供するところにある。
(1)前記冷却ファンが収容されかつ同冷却ファンの前面に前記吹出口が形成された吹出ダクトが具備され、同吹出ダクトが前記冷却器の前面において前記冷却器室の開口部を塞ぐようにして装着されているとともに、 前記エアガイドが、前記吹出ダクトの前面を覆うようにして配されている。
吹出ダクトに設けられた吹出口から吹き出された冷気は、エアガイドにおける吹出口と対向して切り欠き形成された案内路を通って冷気通路に流通される。吹出ダクトとしてユニット化されているから、冷却ファンと吹出口の配設作業を容易に行うことができる。
側面パネルが着脱可能となっていることで、冷却器室側の各種部品のメンテナンスがしやすくなる。それに加え、エアガイドが同側面パネルと吹出ダクトとの間で挟んで装着されるから、エアガイドの装着作業も簡単にできる。
前記エアガイドは、前記冷気通路における前記冷却器室と対向した側の側部通路の上部位置を塞いで配され、かつ前記エアガイドの上面が前記天面パネルと整合した傾斜面として形成されているものにおいて、前記エアガイドの成形時の形状が、裏面側に前記案内路を構成する凹部が形成されたブロック状をなし、かつ表面の上部位置には、前記天面パネルの傾斜角度に倣って傾斜した2本の切断線が互いに交差して形成され、いずれか一方の前記切断線に沿って切断することにより、上面を傾斜面とした前記エアガイドが形成されるようになっている。
本発明の一実施形態を図1ないし図11に基づいて説明する。本実施形態では、テーブル型(横型)の恒温高湿庫を例示している。
初めに全体構造を図1及び図2によって説明する。符号10は、前面に開口した横長の断熱箱体からなる高湿庫本体10(以下、本体10)であって、本体10の内部には、同じく前面開口の熱良導材からなる冷却箱30が間隔を開けて収納され、同間隔によって冷気通路40が形成されているとともに、冷却箱30の内部が貯蔵室31となっている。
本体10の前面開口部の中央幅位置には縦向きに仕切枠12が装着され、仕切枠12を挟んだ左右に出入口が形成されており、両出入口に対して一対の断熱扉14が観音開き式の揺動開閉可能に装着されている。
吹出ダクト50の下方における冷却器室21の開口面にはパネル55が張られており、同パネル55の下部位置には吸込口56が形成されている。
吹出ダクト50は合成樹脂製であって、図6及び図7に示すように、庫内側からの正面視で横長の長方形に形成されており、その中央幅位置に、背の低い載頭角錐台形をなす収容筒部52が突出形成されている。収容筒部52の突出端の開口部には、格子枠が嵌められることで上記した吹出口51が形成されているとともに、収容筒部52内には、上記した冷却ファン27が装着されている。収容筒部52の裏面側の開口縁からは、上面が開口した接続筒部53が突出形成されている。
吹出ダクト50は、図3に示すように、接続筒部53の上面開口を冷却器室21の天井面で塞ぎ、かつ接続筒部53の3面の後縁を冷却器22の前面に当てつつ、冷却器室21の開口部の上部領域を全幅に亘って塞ぐようにして装着されている。
逆に、底面パネル33Bは手前下がりの傾斜姿勢を採っており、底面に溜まった排水等を手前側に流下させて、排水口(図示せず)に導くようになっている。
冷却箱30の左側面パネル33Cは、貯蔵室31内から着脱できるようになっている。冷却器室21内に配した各種部品のメンテナンスを庫内側から行う際の便宜を図るためである。
成形エアガイド61は、上記した吹出ダクト50に匹敵する横幅と高さとを有する横長のブロック状に形成されている。成形エアガイド61の裏面には、図8に示すように、吹出ダクト50の収容筒部52が整合して嵌る上面開口の凹部62が形成されている。この凹部62の奥面63(吹出口51が対向する面)は、上方に向かうに従って次第に奥側に傾斜した傾斜面となっている。
また、成形エアガイド61の表面の下縁角部には、載置用凹部67が全幅に亘って切り欠き形成されている。
なお、機械室20が本体10の右側に設けられたタイプの恒温高湿庫に適用する場合は、成形エアガイド61の上部を第2切断線65Bに沿って斜めに切断することにより、図11に示す右用のエアガイド60Rが得られる。このエアガイド60Rは、裏面の凹部62を吹出ダクト50に対応させるべく右側に向けて配した場合に、その上面68Rが、奥下がりの傾斜面となる。
この状態から左側面パネル33Cが張られると、エアガイド60Lが左側面パネル33Cと吹出ダクト50との間で挟持された形態で装着される。このようにエアガイド60Lが装着されると、エアガイド60Lの裏面に設けられた上面開口の凹部62の奥部により、吹出口51からの冷気を受けて天井通路41Bに向けて案内する案内路70が構成される。
特に、上記のようにエアガイド60Lを発泡樹脂成形品製としたから、冷却箱30の天面パネル33Aが傾斜している等の周囲構造の条件により、複雑な形状とせざるを得ない場合でも、安価に製造することが可能である。
左側面パネル33Cが着脱可能となっているから、冷却器室21内等の各種部品のメンテナンスがしやすくなる。それに加え、エアガイド60Lが同左側面パネル33Cと吹出ダクト50との間で挟まれた形態で装着されるようになっているから、エアガイド60Lの装着作業も簡単にできる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、エアガイドについて成形時の形状は左右共通として、切断線から切断することで左用または右用のものに作り分けるようにしたが、左右それぞれ専用のものを成形時から形成するようにしてもよい。
(2)エアガイドの取り付けは、冷却箱の収納後であってもよい。また、メンテナンス時において、側面パネルを外せば支持フレーム及びエアガイドは簡単に取り外すことができる。
(4)冷却箱における冷却器室と対向する側の側面パネルが固定的に張設された形態のものにも、本発明は適用可能である。
(5)エアガイドは、必ずしも吹出ダクトと側面パネルとの間で挟持されて装着される必要はなく、定位置に固定される限り他の装着態様であってもよい。
(7)上記実施形態では、冷却ファンと吹出口とが吹出ダクトとしてユニット化された場合を例示したが、ユニット化されることなく個別に配設されるようになっていてもよい。
(8)上記実施形態では、単一の冷却箱が収納された形態の恒温高湿庫を例示したが、冷却箱が複数個に分けて収納されたものであってもよく、また用途も任意であって、要は本発明は、断熱箱体からなる本体内に冷却箱が間隔を開けて収容された二重箱構造の冷却貯蔵庫全般に広く適用することが可能である。
Claims (4)
- 前面開口部に扉を備えた断熱箱体からなる貯蔵庫本体と、
冷却器と冷却ファンとを内部に収容し前記貯蔵庫本体の側部に設けられた冷却器室と、
前記冷却器室に設けられた吸込口と吹出口と、
内部が貯蔵室とされ前記貯蔵庫本体の内側に間隔を開けて配された熱良導材からなる冷却箱と、
前記吸込口と前記吹出口とに連通した形態で前記貯蔵庫本体と前記冷却箱との間に形成された冷気通路と、が具備され、
前記冷却器室で生成された冷気が前記冷気通路に循環流通されることで前記貯蔵室内が間接冷却される冷却貯蔵庫において、
前記吹出口と前記冷却箱との間を埋めるように配され、かつ前記吹出口と対向して同吹出口からの冷気を受けて前記冷気通路に向けて案内する案内路が切り欠き形成された発泡樹脂成形品からなるエアガイドが設けられていることを特徴とする冷却貯蔵庫。 - 前記冷却ファンが収容されかつ同冷却ファンの前面に前記吹出口が形成された吹出ダクトが具備され、同吹出ダクトが前記冷却器の前面において前記冷却器室の開口部を塞ぐようにして装着されているとともに、
前記エアガイドが、前記吹出ダクトの前面を覆うようにして配されていることを特徴とする請求項1記載の冷却貯蔵庫。 - 前記冷却箱における前記冷却器室と対向する側の側面パネルが、前記貯蔵室側からの着脱可能に設けられ、前記エアガイドが前記側面パネルと前記吹出ダクトとの間で挟持された形態で装着されていることを特徴とする請求項2記載の冷却貯蔵庫。
- 前記冷却箱における天面パネルが奥下がりの傾斜姿勢を採っており、
前記エアガイドは、前記冷気通路における前記冷却器室と対向した側の側部通路の上部位置を塞いで配され、かつ前記エアガイドの上面が前記天面パネルと整合した傾斜面として形成されているものにおいて、
前記エアガイドの成形時の形状が、裏面側に前記案内路を構成する凹部が形成されたブロック状をなし、かつ表面の上部位置には、前記天面パネルの傾斜角度に倣って傾斜した2本の切断線が互いに交差して形成され、
いずれか一方の前記切断線に沿って切断することにより、上面を傾斜面とした前記エアガイドが形成されるようになっていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の冷却貯蔵庫。
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