JP2016084195A - エレベータシステム及び行先階登録制御方法 - Google Patents

エレベータシステム及び行先階登録制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016084195A
JP2016084195A JP2014216349A JP2014216349A JP2016084195A JP 2016084195 A JP2016084195 A JP 2016084195A JP 2014216349 A JP2014216349 A JP 2014216349A JP 2014216349 A JP2014216349 A JP 2014216349A JP 2016084195 A JP2016084195 A JP 2016084195A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
user
information
allocation
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014216349A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6295916B2 (ja
Inventor
須藤 豪
Takeshi Sudo
豪 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitec Co Ltd
Original Assignee
Fujitec Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitec Co Ltd filed Critical Fujitec Co Ltd
Priority to JP2014216349A priority Critical patent/JP6295916B2/ja
Publication of JP2016084195A publication Critical patent/JP2016084195A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6295916B2 publication Critical patent/JP6295916B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】セキュリティゲートにおける無駄な行先階登録を防止できるエレベータシステム及びその制御方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るエレベータシステム10は、複数のかご41と、行先階への割当要求に基づいて、前記複数のかごの中から1のかごを割り当てる群管理制御部30と、前記かごの乗場50の入口に設置され、認証された利用者の通過を許容し、前記認証と共に前記群管理制御部に前記行先階への割当要求を行なうセキュリティゲート20と、を具えるエレベータシステムであって、前記セキュリティゲートにて利用者の認証を行なう際に、前記群管理制御部にて割当可能な前記かごが割り当てられる前に前記利用者が前記セキュリティゲートから退出した場合は、前記群管理制御部は、前記割当要求の送信を中止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、セキュリティゲートを通過してかごの乗場に入場するエレベータシステム及びその行先階登録制御方法に関するものである。
エレベータシステムとして、複数のエレベータ(かご)を1つの群とし、これらのかごの運行を一括して管理する群管理制御システムが提案されている。このようなシステムでは、乗場において利用者が目的とする行先階を登録する、所謂乗場行先階登録システムも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の乗場行先階登録システムでは、乗場が混雑していると判断された場合、乗場への利用者の入場を制限している。具体的には、乗場の混雑が予測されると、乗場の入口に設けられた行先階登録装置に「お待ちください」等の待機メッセージを表示することで入場を制限し、さらに行先階登録装置による行先階の新規登録も禁止している。
また、ビル等の建物への入場を制限するシステムとして、セキュリティゲートシステムが提案されている。このセキュリティゲートシステムでは、利用者の通過するゲートにおいてIDカード等からその識別情報を読み出してマスタデータと照合し、照合結果に基づいて入場の可否を判定している。そして、入場が許可された場合にはゲートが開放され、利用者はゲートを通過することができる(例えば、特許文献2参照)。
特許第5081875号公報 特開2008−234023号公報
上述した乗場行先階登録システムでは、待機メッセージの表示により乗場への利用者の入場を制限している。従って、待機メッセージが表示されているにも関わらず乗場に入場してしまう利用者も存在する。このため、乗場の混雑を意図したとおりに緩和できない可能性がある。
そこで、特許文献1と特許文献2を組み合わせることで、セキュリティゲートで乗客での認証と共に、行先階登録を行なうことが考えられる。しかしながら、乗場が混雑している状況で認証と同時に行先階登録を行なっても、入場制限を理由にセキュリティゲートを開くことはできず、行先階登録が保留状態となる。
このような状況下で利用者は、セキュリティゲートの不具合が原因と考え、セキュリティゲート内で留まらず、退出してしまう場合や、複数のセキュリティゲートがある場合には隣のセキュリティゲートで認証動作を行なうことが考えられる。
しかしながら、退出した場合には、保留状態となった行先階登録は残ってしまう。また、複数のセキュリティゲートで認証動作を行なった場合には、複数の行先階登録が保留状態となって発生し、乗場自体は実際には空いてきているとしても、保留された複数の行先階登録により、乗場が混雑していると判断されることがある。何れの場合も、これらの無駄な行先階登録により、運行効率が低下してしまう。
本発明の目的は、セキュリティゲートにおける無駄な行先階登録を防止できるエレベータシステム及びその制御方法を提供することである。
本発明に係るエレベータシステムは、
複数のかごと、
行先階への割当要求に基づいて、前記複数のかごの中から1のかごを割り当てる群管理制御部と、
前記かごの乗場の入口に設置され、認証された利用者の通過を許容し、前記認証と共に前記群管理制御部に前記行先階への割当要求を行なうセキュリティゲートと、
を具えるエレベータシステムであって、
前記セキュリティゲートにて利用者の認証を行なう際に、前記群管理制御部にて割当可能な前記かごが割り当てられる前に前記利用者が前記セキュリティゲートから退出した場合は、前記群管理制御部は、前記割当要求の送信を中止する。
前記セキュリティゲートは、
利用者に関する照合情報を記憶する記憶部、
前記乗場への入場を規制するゲート手前の照合エリアに進入した利用者の識別情報の入力を受け付ける識別情報入力受付部、
前記識別情報と前記照合情報とを照合して前記進入した利用者の入場可否を判断する照合部、
利用者の行先階情報の入力を受け付ける行先階入力受付部、
前記照合部によって入場が許可された場合、前記進入した利用者の行先階情報に基づいて前記行先階へのかごの割当要求を前記群管理制御部に行なう割当要求部、
前記かごの割当結果に基づいて前記ゲートの開閉を行なうゲート開閉制御部、
利用者が乗場に入場せずに前記セキュリティゲートから退出したことを判定する退出判定部と、を含んでおり、
前記群管理制御部は、前記割当要求部からの割当要求に対する前記かごの割り当てを保留する場合に前記割当要求部に保留情報を送信し、
前記割当要求部は、前記保留情報を受信した場合、前記退出判定部による判定結果に基づいて、前記進入した利用者が前記セキュリティゲートから退出するまで、又は、前記かごが割り当てられるまで前記割当要求を継続して行ない、前記退出判定部が、前記かごが割り当てられる前に前記利用者が退出したと判定した場合は前記割当要求の送信を中止する構成とすることができる。
前記退出判定部は、前記照合エリアの利用者の進入及び退出を検知するセンサを含み、前記検知によって前記セキュリティゲートからの退出と判定する構成とすることができる。
前記退出判定部は、前記進入した利用者が前記照合エリアを退出して他のセキュリティゲートの照合エリアに進入したことを検知する割当保留管理部を含み、前記検知によって前記セキュリティゲートからの退出と判定し、
前記割当要求部は、前記保留情報を受信した場合、前記進入した利用者の識別情報を含む割当保留者情報を前記割当保留管理部に送信し、前記退出の判定情報である解除情報を前記割当保留管理部から受信するまで、又は、前記かごが割り当てられるまで前記割当要求を継続して行ない、
前記割当保留管理部は、前記割当要求部から受信した割当保留者情報を記憶する保留者情報記憶部を有し、前記複数のセキュリティゲートそれぞれの目的情報入力受付部で受け付けられた利用者の識別情報を取得して前記割当保留者情報の識別情報と照合し、前記割当保留者情報の識別情報と一致する場合には前記他のセキュリティゲートの照合エリアへの進入であるとして前記割当要求部に解除情報を送信し、且つ、前記割当保留者情報を前記保留者情報記憶部から削除する構成とすることができる。
前記セキュリティゲートは、
前記群管理制御部によって割り当てられたかごの案内情報を表示する表示部を具える構成とすることができる。
前記表示部は、前記割当要求部が前記保留情報を受信した場合、待機の案内情報を表示する構成とすることができる。
前記識別情報入力受付部は、カードから利用者の識別情報を読み取り可能なカード読取部を含む構成とすることができる。
また、本発明のエレベータシステムの制御方法は、
複数のかごと、
行先階への割当要求に基づいて、前記複数のかごの中から1のかごを割り当てる群管理制御部と、
前記かごの乗場の入口に設置され、認証された利用者の通過を許容し、前記認証と共に前記群管理制御部に前記行先階への割当要求を行なうセキュリティゲートと、
を具えるエレベータシステムの制御方法であって、
前記セキュリティゲートにて利用者の認証を行なうステップ、
前記群管理制御部にて割当可能な前記かごが割り当てられる前に前記利用者が前記セキュリティゲートから退出した場合は、前記群管理制御部は、前記割当要求の送信を中止するステップと、
を有している。
本発明によれば、利用者がセキュリティゲートから退出した場合に、行先階の割当要求の送信を中止することで、無駄な行先階登録や同じ利用者による複数の行先階登録が行なわれることを防止できる。これにより、エレベータシステムの運行効率の低下を防ぐことができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る乗場の外観図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係るエレベータシステムの構成を説明する図である。 図3は、本発明の第1実施形態に係るエレベータシステムの機能ブロック図である。 図4は、本発明の第1実施形態に係るセキュリティゲートの平面図である。 図5は、本発明の第1実施形態に係るセキュリティゲートの表示部の表示画像の一例を示す図である。 図6は、本発明の第1実施形態に係るセキュリティゲートの照合処理及び行先階登録処理のフローチャートである。 図7は、本発明の第1実施形態に係るセキュリティゲートの保留処理のフローチャートである。 図8は、本発明の第2実施形態に係るエレベータシステムの機能ブロック図である。 図9は、本発明の第2実施形態に係るセキュリティゲートの平面図である。 図10は、本発明の第2実施形態に係る記憶部に記憶されている割当保留者リストの一例を示すテーブルである。 図11は、本発明の第2実施形態に係るセキュリティゲートの保留処理のフローチャートである。 図12は、本発明の第2実施形態に係る割当管理部の割当保留者の記憶管理処理のフローチャートである。
図面を参照して本発明の実施形態のエレベータシステム及び本エレベータシステムの行先階登録制御方法について説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態の乗場の外観図である。本実施形態では、乗場50(エレベータホール)の出入口に3台のセキュリティゲート20(20a〜20c)が設置され、乗場50に6台のエレベータ(例えば、A〜F号機)を設置した例について説明する。
利用者は、建物に進入して最初に認証を受けてセキュリティゲート20を通過し、乗場50から割り当てられたエレベータA〜Fを利用して目的とする行先階に移動する。セキュリティゲート20は、例えばフラッパ式のゲート23aの開閉によって、乗場50への人の進入を許可又は遮断する。
図2は、本発明の第1実施形態のエレベータシステム10の構成を説明する図である。エレベータシステム10は、エレベータA〜Fの各シャフトに配置されたかご5の運行を管理及び制御する。エレベータシステム10は、有線又は無線により接続されたセキュリティゲート20、群管理制御部30、かご制御部40及びかご41等を具えている。
セキュリティゲート20は、すべての階床又は出入りの多いエントランス階床などに設置され、利用者の進入する照合エリア29において、利用者が予め登録されている登録者であるか否かを照合する。照合結果が正常である場合には、登録者の行先階へのかご41の割当要求を群管理制御部30に行なう。そして、この利用者の行先階に停止するかご41が割り当てられると、ゲート23aを開放する。すなわち、照合結果が正常であって、目的とする行先階のかご5が割り当てられるまでゲート23aは閉鎖された状態となる。
群管理制御部30は、エレベータのシャフト上部の機械室などに設けられ、かご41の運行を統括的に管理する。具体的には、セキュリティゲート20から行先階の情報を割当要求として受信すると、エレベータのかご41の中から行先階へ移動させるべき1つのかご41を割り当てる。かご制御部40は、かご41に夫々設置され、かご41のドアの開閉等の制御を行なう。
図3は、本発明の第1実施形態のエレベータシステム10を構成するセキュリティゲート20と群管理制御部30の機能ブロック図である。これらは、CPU、メモリやバッファ、これらに記録された各種プログラム等によって実現されるが、図3では、これらの連繋によって実現される代表的な機能に関する機能ブロックのうち、本発明に関連する機能ブロックのみを描いている。これら機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウエアのみ又はこれらの組合せによって実現可能であることは当然理解されるべきである。
まず、群管理制御部30の機能ブロックについて説明する。群管理制御部30は、運行制御部31、割当部32、通信部33等を具えている。運行制御部31は、すべてのかご5の運行を管理・制御する。また、運行制御部31は、通信部33を介してかご制御部4にデータ通信可能に接続されている。
割当部32は、ゲート制御部21から受信した行先階の割当要求に対するかご41の割り当てを行ない、割り当てたかご41の号機の情報(号機情報)をゲート制御部21に返信する。また、割当要求に対するかご41の割り当てでは、例えば、割り当てたかご41の停止階として記憶部(図示せず)に登録される。運行制御部31は、登録された各かご41の停止階に基づいて各かご41を運行する。
また、割当部32は、かご41の割り当てを行なえない場合、保留情報をゲート制御部21に返信する。かご41の割り当てを行なえない場合とは、セキュリティゲート20の設定された乗場50が混雑している場合や、すべてのかご41が満員状態である場合などである。なお、かご41の割り当て処理については、一般的な構成であるので詳細な説明は省略する。
通信部33は、セキュリティゲート20及びかご制御部40とのデータ通信を制御する。
セキュリティゲート20は、ゲート制御部21及びゲート制御部21に接続された通信部22、ゲート部23、表示部24、カードリーダ部25、ID照合部(照合部)26、記憶部27、人感センサ部28等を具えている。ゲート制御部21は、通信部22を介して割当部32とデータ通信を行ない、セキュリティゲート20の動作を制御する。ゲート制御部21は、割当要求部及びゲート開閉制御部に相当する。
具体的には、セキュリティゲート20は、ID照合部26での照合結果に基づいて割当部32にかご41の割当要求を送信する。また、割り当てられたかご41の号機(A〜F号機)情報を表示部24に表示させ、ゲート部23によりゲート23aを開放する。さらに、割当要求が送信されたが、かご41の割り当てが保留された場合には、利用者にセキュリティゲート20内で待機するようメッセージを表示部40に表示させる。
人感センサ部28は、セキュリティゲート20の照合エリア29から利用者が退出したことを検知する退出判定部に相当する。人感センサ部28は、例えば図4に示すように受光部28a及び発光部28bを有し、赤外線等により照合エリア29に進入した利用者を検知する。
通信部22は、セキュリティゲート20と群管理制御部30とのデータ通信を制御する。
ゲート部23は、上述したフラッパゲート23aの開閉を制御する。フラッパゲート23aは、図4に示すように、照合エリア29と乗場50との境界に設置し、図1に示す閉鎖状態において利用者の乗場50への進入を遮断する。
表示部24は、液晶ディスプレイ等から構成され、エレベータの号機情報及び待機メッセージ等の表示を行なう。
カードリーダ部25は、例えばRFID(Radio Frequency IDentification)であり、利用者が保有するIDカード(例えばRFタグ)に含まれる識別情報及び行先階情報を読み取る。行先階情報は、利用者が所望する行先階、例えば利用者の職場の階床番号である。カードリーダ部25は、識別情報入力受付部及び行先階入力受付部に相当する。ID照合部26は、カードリーダ部25で読み取られたIDカードの識別情報と記憶部27に記憶されている識別情報(マスタデータ)とを照合する。記憶部27は、データベース等であり、利用者(登録者)の個人情報となるマスタデータ(照合情報)を記憶する。記憶部27は、ID照合部26に接続されている。
図4は、本発明の第1実施形態に係るセキュリティゲート20の平面図である。図4注、セキュリティゲート20の照合エリア29を斜線で示している。人感センサ部28である受光部28aと発光部28bは、セキュリティゲート20の入口部からゲート23aまでの照合エリア29の全体を検知可能に配置している。本実施形態では、照合エリア29への人の進入、退出を検知することができる。
次に、セキュリティゲート20での利用者の照合が行なわれた際の表示部24の表示画像について図5を参照しつつ説明する。図5(a)は、かご41の割り当てが行なわれた場合の表示画像の一例、図5(b)は、かご41の割り当てが保留された場合の表示画像の一例を示す。
ID照合部26において利用者のIDカードの識別情報がマスタデータと一致すると照合された場合、ゲート制御部21は、行先階の情報とともに割当要求を割当部32に送信する。そして、ゲート制御部21は、割当部32から割り当てられたかご5の号機情報を受信すると、図5(a)に示すように表示部24に利用者が乗車すべきかご41の号機情報を含む案内情報(例えば「B号機のエレベータをご利用下さい。」)を表示させ、利用者に乗場50への移動を促す。なお、号機情報には、乗車すべきかご41の位置を合わせて表示してもよい。
一方、ゲート制御部21は、割当部21から割当要求に対する保留情報を受信した場合、図5(b)に示すように表示部24に待機メッセージ(例えば「ただいま、大変混み合っております。しばらくお待ち下さい。」)を表示させる。この場合、ゲート23aは閉鎖された状態を維持し、利用者の入場を阻止する。そして、ゲート制御部21は、群管理制御部30からかご41の号機情報を受信、すなわち、かご41が割り当てられるまで、上記割当要求の送信を継続して行なう。そして、最終的に号機情報を受信した場合には、上述した図5(a)に示すような案内情報を表示し、ゲート23aを開放する。
また、ゲート制御部21は、保留情報を受信して上記割当要求の送信を継続して行なっている間に、利用者が照合エリア29から退出したことを検知した場合、上記割当要求の送信を中止する。たとえば、利用者が乗場50への入場をあきらめる等によりセキュリティゲート20の照合エリア29から退出した場合である。そして、ゲート制御部21からの割当要求の送信が中止されると、割当部32は、この割当要求に対するかご41の割当を中止する。
次に、セキュリティゲート20の照合処理及び行先階登録処理について図6を参照しつつ説明する。図6は、本発明の第1実施形態に係るセキュリティゲート20の照合処理及び行先階登録処理のフローチャートである。この処理は、カードリーダ部25がIDカードの情報を読み取ったことを契機として、主としてゲート制御部21によって実行される。
最初に、ゲート制御部21は、照合結果が正常であるか否かを判断する(ステップS10)。照合部26から受信した照合結果に基づいて判断する。照合結果が異常であると判断した場合(ステップS10のNO)、ゲート制御部21は、この処理を終了する。この場合、利用者は乗場50に入場できない。なお、このとき、入場を許可しない旨のメッセージを表示部24に表示することができる。
一方、照合結果が正常であると判断した場合(ステップS10のYES)、ゲート制御部21は、IDカードから読み取った行先階情報を含めて割当要求を割当部32に送信し(ステップS11)、割当部32から号機情報又は保留情報を受信する(ステップS12,13)まで待機する。号機情報を受信した場合(ステップS12のYES)、ゲート制御部21は、表示部24に号機情報を含む案内情報を表示し(ステップS14及び図5(a))、ゲート23aを開放する(ステップS15)。その後、利用者がゲート23aを通過するまで(ステップS16)、ゲート23aを開放状態とする。利用者の通過の検知は、人感センサ部28の検知結果に基づいて判断される。利用者がゲート23aを通過した場合(ステップS16のYES)、ゲート制御部21は、ゲート23aを閉鎖し(ステップS17)、また表示部24の案内表示を終了する(ステップS18)。
一方、ステップS13の処理に戻って、保留情報を受信した場合、ゲート制御部21は、保留処理を行なう(ステップS19)。保留処理については、図7を参照しつつ詳細に説明する。図7は、上記ステップS19の保留処理のフローチャートである。
ゲート制御部21は、表示部24に図5(b)に示すような待機メッセージを表示させる(ステップS30)。次に、ゲート制御部21は、カードリーダ部25でのIDカードの読取処理を不可に設定する(ステップS31)。そして、ゲート制御部21は、利用者が照合エリア29にいるか否かを判断する(ステップS32)。すなわち、利用者が、照合エリア29から退出せず、待機メッセージにしたがって待機しているか否かを判断する。ゲート制御部21は、人感センサ部28の検知結果に基づいて判断する。
利用者が照合エリア29にいない、即ち退出したと判断した場合(ステップS32のNO)、ゲート制御部21は、ステップS37の処理に移行する。一方、利用者が照合エリア29にいると判断した場合(ステップS32のYES)、ゲート制御部21は、上記割当要求を割当部32に再送し(ステップS33)、割当部32から号機情報を受信したか否かを判断する(ステップS34)。受信していないと判断した場合(ステップS34のNO)、ステップS32の処理に戻る。すなわち、利用者が照合エリア29で待機している間、号機情報を受信するまで割当要求が継続して送信される。
一方、号機情報を受信したと判断した場合(ステップS34のYES)、ゲート制御部21は、表示部24の表示を案内情報に切り替え(ステップS35及び図5(a))、ゲート23aを開放する(ステップS36)。
ステップ32のNO及びステップ36の後、何れの場合も、ゲート制御部21は、表示部24の表示を終了し、カードリーダ部25の読取処理を可の設定に戻す(ステップS37)。その後、ゲート制御部21は、ゲート23aが開放されているか否かを判断する(ステップS38)。ゲート23aが閉鎖されている場合(ステップS38のNO)、この処理を終了する。一方、ゲート23aが開放されている場合(ステップS38のYES)、ゲート制御部23は、上述したステップS16、S17の処理と同様に、利用者がゲート23aを通過した(ステップS39のYES)後、ゲート23aを閉鎖する(ステップS40)。
以上のように、行先階のかご41の割り当てが実行されることなく保留されている状態では、ゲート23aが閉鎖された状態となって利用者は乗場50に進入できない。この状態では、セキュリティゲート20から割当要求が継続して行なわれ、利用者はかご41の割り当てが行なわれるまで、照合エリア29で待機する。また、割り当てが保留されている状態において、待機している利用者が乗場への進入をあきらめる等して照合エリア29から退出(後退)した場合、人感センサ部28によりこの退出が検知され、セキュリティゲート20から行なっていたかご41の割当要求が中止される。したがって、利用者がいない状態でかご41の割当要求が継続して行なわることを防止できる。
利用者がセキュリティゲート20から退出した場合にはかご41の割当要求の継続を中止するので、無駄な割当要求を低減することができ、この無駄な割当要求による無駄な行先階登録が防止され、かご41の運行効率の低減を防ぐことができる。そして、行先階の登録可否を基準としたセキュリティゲート20による入場制限によって、乗場の混雑もより緩和される。
<第2実施形態>
本実施形態では、セキュリティゲートにおいて利用者の退出を判定する構成及び保留処理の構成において上記第1実施形態と異なる。主として、この異なる構成について説明する。その他の構成については実施形態1と同様であるため説明は省略する。
図8は、本発明の第2実施形態のエレベータシステム10を構成するセキュリティゲート20、群管理制御部30及び割当保留管理部60の機能ブロック図である。また、図9は、本発明の第2実施形態のセキュリティゲート20の平面図である。エレベータシステム10は、上述した第1実施形態のようにセキュリティゲート20及び群管理制御部30等の構成に加え、割当保留管理部60を具えている。なお、図示はしないが、かご制御部40も勿論構成に含まれる。
セキュリティゲート20は、第1実施形態とほぼ同様の構成であるが、ゲート制御部21及び人感センサ部28の構成が異なる。人感センサ部28は、第1実施形態と同様のビームセンサ等で構成されるが、受光部28a及び発光部28bの検知エリア29a(斜線部)が直線状となっており、図9に示すように照合エリア29においての人を検知できる範囲が第1実施形態よりも狭く構成されている。その結果、本実施形態では、人感センサ部28によって人の通過は検知可能であるが、照合エリア29から利用者が退出や後退したことは検知することができない。また、検知エリア29aよりも後側で利用者が待機している場合も利用者が検知できない。
このため、第2実施形態では、1のセキュリティゲート20で待機メッセージが表示された状態であるにも関わらずセキュリティゲート20から一旦退出し、他のセキュリティゲート20で再度認証を受けようとした場合に、重複した複数の行先階登録が行なわれることを防止するようにしている。
より詳細には、一旦セキュリティゲート20で認証を行なってゲート制御部21から割当要求が送信されている間に、別のセキュリティゲート20の照合エリア29に移動して乗場50への進入を試みようとする利用者による重複した行先階登録を阻止するものである。
上記処理を行なうために、1の利用者識別情報に対する行先階の割当要求が送信され、保留状態となっている間に、他のセキュリティゲート20で同じ利用者識別情報が読み取られると、先の行先階の割当要求を解除する信号(解除情報)を割当保留管理部60にて作成し、セキュリティゲート20に送信する。そして、解除情報を受信したセキュリティゲート20は、先に行われた割当要求の送信を中止する。即ち、ゲート制御部21では第1実施形態とは異なる保留処理が実行される。本実施形態の保留処理では、割当部32から保留情報を受信している間に、解除信号を受信した場合、又は、号機情報を受信した場合に割当要求の送信を中止(終了)する。
例えば、図9に示すようにセキュリティゲート20aで照合を行なっている利用者Pが、割り当てが保留されて表示手段24に待機メッセージが表示されている状態において、別のセキュリティゲート20bに進入して照合を行なった場合にセキュリティゲート20aに解除信号が送信される。そして、セキュリティゲート20aは、利用者Pの割当要求の送信を中止する。
解除信号は、割当保留管理部60から該当するセキュリティゲート20(上記では20a)に送信される。割当保留管理部60は、各セキュリティゲート20からIDカードの読取時の識別情報を受信し、記憶管理している割当保留者情報と比較する。そして、割当保留者情報に含まれる利用者を検知した場合、上述したように解除信号を送信する。割当保留者情報は、行先階の割当要求に対するかご5の割り当てが保留されている利用者の情報であり、上記利用者の識別情報及びセキュリティゲート20の装置識別IDが含まれる。セキュリティゲート20(ゲート制御部21)は、行先階の割当要求に対して割当部32から保留情報を受信した場合、割当保留者情報を割当保留管理部60(割当保留登録部61)に送信する。
割当保留管理部60は、群管理制御部30と同様又は群管理制御部30の機能の一部として設けることができる。割当保留管理部60は、割当保留登録部61、記憶部62、割当保留解除部63、通信部64等を具えている。割当保留登録部61は、ゲート制御部21から受信した割当保留者情報を記憶部62に記憶する。記憶部(保留者情報記憶部)62は、図10に示す如き割当保留者情報(割当保留者リスト)を記憶する。図10は、記憶部62に記憶されている割当保留者リストの一例を示すテーブルである。割当保留者リストには、利用者の識別情報及びセキュリティゲート20の装置識別IDが対応付けられた割当保留者情報が登録される。装置識別IDは、送信元のゲート制御部21のセキュリティゲート20の識別情報である。利用者の識別情報は、送信元のゲート制御部21が保留情報を受信した際の利用者の識別情報(例えば、利用者のIDカードに登録されている識別情報)である。
図10の割当保留者リストには、図9を用いて例示した利用者Pの割当保留者情報が登録される。上述したように利用者Pがセキュリティゲート20bに移動して照合を行なった場合、セキュリティゲート20bのゲート制御部21から利用者PのIDカードの識別情報が割当保留解除部63に送信される。そして、割当保留解除部63が、受信したIDカードの識別情報と、割当保留者リストに含まれる利用者の識別情報とを対比する。そして、両社識別情報が重複すると、割当保留解除部63は、利用者Pの割当保留者情報の装置識別IDのセキュリティゲート20aのゲート制御部21に解除信号を送信する。
割当保留解除部63は、上述したように割当保留者リストに基づいて、別のセキュリティゲート20に移動して乗場50への進入を試みようとした利用者を検知し、解除信号を送信する。また、割当保留解除部63は、上記信号を送信するとともに割当保留者リストから該当利用者の割当保留者情報を削除する。
図11は、本発明の第2実施形態のセキュリティゲート20の登録処理のフローチャートである。この処理は、図6に示すステップS19の登録処理であり、図6に示すステップS13の処理で保留情報を受信したと判断(ステップS13のNO)された場合に実行される。
ゲート制御部21は、表示部24に図5(b)に示すような待機メッセージを表示させる(ステップS50)。次に、ゲート制御部21は、割当保留者情報を割当保留登録部61に送信する(ステップS51)。割当保留登録部61は、受信した割当保留者情報を割当保留者リストに追加登録する。次に、ゲート制御部21は、カードリーダ部25でのIDカードの読取処理を不可に設定する(ステップS52)。
そして、ゲート制御部21は、割当保留解除部63から割当保留解除信号を受信したか否かを判断する(ステップS53)。
割当保留解除信号は、図12は、上述したステップ53における割当保留解除信号の生成及び送信のために、割当管理部60で行なわれる割当保留者の記憶管理処理のフローチャートである。この処理は、各ゲート制御部21から利用者のIDカードの識別情報を受信したことを契機として、主として割当保留解除部63によって実行される。
割当保留解除部63は、ゲート制御部21から受信した利用者の識別情報が、割当保留者リストに含まれるか否かを判断する(ステップS70)。割当保留者リストに含まれていないと判断した場合、この処理を終了する。一方、割当保留者リストに含まれていると判断した場合(ステップS70のYES)、割当保留解除部63は、この利用者に対応する装置識別IDを割当保留者リストから取得し、この装置識別IDに対応するセキュリティゲート20(ゲート制御部21)に割当保留解除信号を送信する(ステップS71)。そして、割当保留解除部63は、割当保留者リストから、この利用者の割当保留者情報を削除し(ステップS72)、この処理を終了する。この処理により、同一の識別情報で複数の割当要求が生成されることを防止できる。
そして、図11に戻り、ゲート制御部21が、上記した割当保留解除信号を受信すると(ステップS53のYES)、ゲート制御部21は、ステップS58の処理に移行する。一方、解除信号を受信していないと判断した場合(ステップS53のNO)、ゲート制御部21は、割当要求を割当部32に再送し(ステップS54)、割当部32から号機情報を受信したか否かを判断する(ステップS55)。受信していないと判断した場合(ステップS55のNO)、ステップS53の処理に戻る。
一方、号機情報を受信したと判断した場合(ステップS55のYES)、ゲート制御部21は、表示部24に号機情報を含む案内情報を表示し(ステップS56)、ゲート23aを開放する(ステップS57)。そして、ゲート制御部21は、表示部24の表示を終了し、カードリーダ部25の読取処理を可の設定に戻す(ステップS58)。その後、ゲート制御部21は、ゲート23aが開放されているか否かを判断する(ステップS59)。ゲート23aが閉鎖されている場合(ステップS59のNO)、この処理を終了する。一方、ゲート23aが開放されている場合(ステップS59のYES)、ゲート制御部23は、図6のステップS16,S17の処理と同様に、利用者がゲート23aを通過した(ステップS60のYES)後、ゲート23aを閉鎖する(ステップS61)。
以上のように、利用者のセキュリティゲート20aの退出を検知しなくても、退出した利用者が別のセキュリティゲート20bに進入した場合、退出したセキュリティゲート20で継続して行なわれた利用者のかご41の割当要求を中止することができる。従って、図9に示すように、1のセキュリティゲート20aから乗場50で待機メッセージを受けたために、別のセキュリティゲート20bに移動した利用者のかご41の割当要求が無駄に継続して行なわれることを防止できる。また、これにより、利用者が退出したセキュリティゲート20aは、他の利用者の認証を受け付けることができる利点もある。
従って、上述の第1実施形態と同様に、無駄な割当要求や無駄な行先階登録を低減することができ、かご41の運行効率の低下を防ぐことができる。そして、セキュリティゲート20による入場制限によって、乗場の混雑もより緩和される。
上記説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或いは範囲を限縮するように解すべきではない。また、本発明の各部構成は、上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
例えば、第1実施形態における人の退出の検知による割当要求を中止する構成を、第2実施形態において追加的に適用するようにしてもよい。
さらに、上述の実施形態では、IDカードに登録されている行先階は1つであるが、複数を登録できるようにしても構わない。この場合、タッチパネル操作式の表示部を採用し、複数の行先階を表示して、その中から所望する行先階を選択できるようにすればよい。
また、上述の実施形態では、カードリーダ部25を用いて利用者の識別情報の入力が受け付けられているが、特にこれに限定されず、指紋認証や顔認証等により識別情報を受け付けるようにしてもよい。
さらに、上述の実施形態では、カードリーダ部25によるIDカードの読取時に行先階情報も読み取られるが、特にこれに限定されるものではない。例えば、群管理制御部30やセキュリティゲート20において、識別情報に対応する行先階を記憶してもよい。
10 エレベータシステム
2 セキュリティゲート
21 ゲート制御部
23 ゲート部
24 表示部
25 カードリーダ部
26 ID照合部
27 記憶部
28 人感センサ部
30 群管理制御部
32 割当部
40 かご制御部
41 かご
50 乗場
60 割当管理部
61 割当保留登録部
62 記憶部
63 割当保留解除部

Claims (8)

  1. 複数のかごと、
    行先階への割当要求に基づいて、前記複数のかごの中から1のかごを割り当てる群管理制御部と、
    前記かごの乗場の入口に設置され、認証された利用者の通過を許容し、前記認証と共に前記群管理制御部に前記行先階への割当要求を行なうセキュリティゲートと、
    を具えるエレベータシステムであって、
    前記セキュリティゲートにて利用者の認証を行なう際に、前記群管理制御部にて割当可能な前記かごが割り当てられる前に前記利用者が前記セキュリティゲートから退出した場合は、前記群管理制御部は、前記割当要求の送信を中止する、
    ことを特徴とするエレベータシステム。
  2. 前記セキュリティゲートは、
    利用者に関する照合情報を記憶する記憶部、
    前記乗場への入場を規制するゲート手前の照合エリアに進入した利用者の識別情報の入力を受け付ける識別情報入力受付部、
    前記識別情報と前記照合情報とを照合して前記進入した利用者の入場可否を判断する照合部、
    利用者の行先階情報の入力を受け付ける行先階入力受付部、
    前記照合部によって入場が許可された場合、前記進入した利用者の行先階情報に基づいて前記行先階へのかごの割当要求を前記群管理制御部に行なう割当要求部、
    前記かごの割当結果に基づいて前記ゲートの開閉を行なうゲート開閉制御部、
    利用者が乗場に入場せずに前記セキュリティゲートから退出したことを判定する退出判定部と、を含んでおり、
    前記群管理制御部は、前記割当要求部からの割当要求に対する前記かごの割り当てを保留する場合に前記割当要求部に保留情報を送信し、
    前記割当要求部は、前記保留情報を受信した場合、前記退出判定部による判定結果に基づいて、前記進入した利用者が前記セキュリティゲートから退出するまで、又は、前記かごが割り当てられるまで前記割当要求を継続して行ない、前記退出判定部が、前記かごが割り当てられる前に前記利用者が退出したと判定した場合は前記割当要求の送信を中止する、
    請求項1にエレベータシステム。
  3. 前記退出判定部は、前記照合エリアの利用者の進入及び退出を検知するセンサを含み、前記検知によって前記セキュリティゲートからの退出と判定する、
    請求項2に記載のエレベータシステム。
  4. 前記退出判定部は、前記進入した利用者が前記照合エリアを退出して他のセキュリティゲートの照合エリアに進入したことを検知する割当保留管理部を含み、前記検知によって前記セキュリティゲートからの退出と判定し、
    前記割当要求部は、前記保留情報を受信した場合、前記進入した利用者の識別情報を含む割当保留者情報を前記割当保留管理部に送信し、前記退出の判定情報である解除情報を前記割当保留管理部から受信するまで、又は、前記かごが割り当てられるまで前記割当要求を継続して行ない、
    前記割当保留管理部は、前記割当要求部から受信した割当保留者情報を記憶する保留者情報記憶部を有し、前記複数のセキュリティゲートそれぞれの目的情報入力受付部で受け付けられた利用者の識別情報を取得して前記割当保留者情報の識別情報と照合し、前記割当保留者情報の識別情報と一致する場合には前記他のセキュリティゲートの照合エリアへの進入であるとして前記割当要求部に解除情報を送信し、且つ、前記割当保留者情報を前記保留者情報記憶部から削除する、
    請求項2又は請求項3に記載のエレベータシステム。
  5. 前記セキュリティゲートは、
    前記群管理制御部によって割り当てられたかごの案内情報を表示する表示部を具える、
    請求項2乃至請求項4の何れかに記載のエレベータシステム。
  6. 前記表示部は、前記割当要求部が前記保留情報を受信した場合、待機の案内情報を表示する、
    請求項5に記載のエレベータシステム。
  7. 前記識別情報入力受付部は、カードから利用者の識別情報を読み取り可能なカード読取部を含む、
    請求項2乃至請求項6の何れかに記載のエレベータシステム。
  8. 複数のかごと、
    行先階への割当要求に基づいて、前記複数のかごの中から1のかごを割り当てる群管理制御部と、
    前記かごの乗場の入口に設置され、認証された利用者の通過を許容し、前記認証と共に前記群管理制御部に前記行先階への割当要求を行なうセキュリティゲートと、
    を具えるエレベータシステムの制御方法であって、
    前記セキュリティゲートにて利用者の認証を行なうステップ、
    前記群管理制御部にて割当可能な前記かごが割り当てられる前に前記利用者が前記セキュリティゲートから退出した場合は、前記群管理制御部は、前記割当要求の送信を中止するステップと、
    を有している、エレベータシステムの制御方法。
JP2014216349A 2014-10-23 2014-10-23 エレベータシステム及び行先階登録制御方法 Active JP6295916B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014216349A JP6295916B2 (ja) 2014-10-23 2014-10-23 エレベータシステム及び行先階登録制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014216349A JP6295916B2 (ja) 2014-10-23 2014-10-23 エレベータシステム及び行先階登録制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016084195A true JP2016084195A (ja) 2016-05-19
JP6295916B2 JP6295916B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=55973163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014216349A Active JP6295916B2 (ja) 2014-10-23 2014-10-23 エレベータシステム及び行先階登録制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6295916B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107539849A (zh) * 2016-06-29 2018-01-05 株式会社日立制作所 电梯系统及群管理控制装置
CN113247719A (zh) * 2021-05-10 2021-08-13 杭州海康威视数字技术股份有限公司 一种电梯群管控系统、方法及电梯业务网关设备
WO2021209671A1 (en) * 2020-04-15 2021-10-21 Kone Corporation An access control system, an elevator system, and a method for controlling an access control system
JP7004409B1 (ja) 2020-09-09 2022-01-21 東芝エレベータ株式会社 エレベータ統括制御装置及び割当てかご決定方法
JP7461277B2 (ja) 2020-10-30 2024-04-03 株式会社日立製作所 エレベーター群管理制御装置及び乗り場混雑回避制御方法。

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003012243A (ja) * 2001-07-04 2003-01-15 Mitsubishi Electric Corp エレベーター制御システム
JP2010111444A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Mitsubishi Electric Corp エレベータかごの乗場呼び登録管理装置
JP2013049555A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータシステム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003012243A (ja) * 2001-07-04 2003-01-15 Mitsubishi Electric Corp エレベーター制御システム
JP2010111444A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Mitsubishi Electric Corp エレベータかごの乗場呼び登録管理装置
JP2013049555A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータシステム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107539849A (zh) * 2016-06-29 2018-01-05 株式会社日立制作所 电梯系统及群管理控制装置
JP2018002351A (ja) * 2016-06-29 2018-01-11 株式会社日立製作所 エレベーターシステム及び群管理制御装置
WO2021209671A1 (en) * 2020-04-15 2021-10-21 Kone Corporation An access control system, an elevator system, and a method for controlling an access control system
CN115397757A (zh) * 2020-04-15 2022-11-25 通力股份公司 通行控制系统、电梯系统和用于控制通行控制系统的方法
JP7004409B1 (ja) 2020-09-09 2022-01-21 東芝エレベータ株式会社 エレベータ統括制御装置及び割当てかご決定方法
JP2022045509A (ja) * 2020-09-09 2022-03-22 東芝エレベータ株式会社 エレベータ統括制御装置及び割当てかご決定方法
JP7461277B2 (ja) 2020-10-30 2024-04-03 株式会社日立製作所 エレベーター群管理制御装置及び乗り場混雑回避制御方法。
CN113247719A (zh) * 2021-05-10 2021-08-13 杭州海康威视数字技术股份有限公司 一种电梯群管控系统、方法及电梯业务网关设备
CN113247719B (zh) * 2021-05-10 2024-01-26 杭州海康威视数字技术股份有限公司 一种电梯群管控系统、方法及电梯业务网关设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP6295916B2 (ja) 2018-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6295916B2 (ja) エレベータシステム及び行先階登録制御方法
AU2006297003B2 (en) Lift installation for transporting lift users inside a building
JP5381990B2 (ja) エレベータの制御装置
CN107010500B (zh) 电梯群管理控制装置、群管理系统以及电梯系统
JP5354014B2 (ja) エレベーターシステム
JP6540503B2 (ja) エレベータの群管理制御装置及び群管理システム、並びにエレベータシステム
JP5408266B2 (ja) エレベーターシステム
US20210039919A1 (en) Call registration system
JPWO2006043324A1 (ja) エレベータの制御装置
JPWO2014016924A1 (ja) エレベータの乗場装置
JP5923802B2 (ja) エレベータの群管理システム
JP5684307B2 (ja) エレベータのオートロック連動運転システム
JP6567074B2 (ja) エレベータの群管理制御装置および群管理制御方法
JP6542418B1 (ja) エレベータの群管理システム
JP2015171923A (ja) エレベータシステム
JP6269219B2 (ja) 乗り場行先階登録システムを具えるエレベータ
JP6068690B1 (ja) エレベータシステム
US20210179385A1 (en) Method of prioritizing passenger travel in an elevator
JP2019116388A (ja) エレベータの群管理制御装置及び群管理システム、並びにエレベータシステム
JP2008230811A (ja) エレベータの指紋認証システム
JP2017071489A (ja) エレベータ制御システム及びエレベータ制御装置
JP7280846B2 (ja) エレベーターシステム及びエレベーター制御方法
JP6512251B2 (ja) 乗り場行先階登録システムを具えるエレベータ
JP6683188B2 (ja) エレベータの制御システム
JP2022013361A (ja) エレベータの群管理制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6295916

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250